MAYA MAXXの新作。撮影=佐々木育弥
年3回の展覧会開催! ハードルを上げることで力を発揮
「がんばるなんて、当たり前なんだよ。がんばるから、生きていて楽しいんだよ」
ゴールデンウィークに旧美流渡(みると)中学校で開催した、
地域のつくり手の作品を集めた『みる・とーぶ展』と、
一昨年、この地に移住した画家・MAYA MAXXさんによる『みんなとMAYA MAXX展』。
その反省会の席でMAYAさんは、みんなに語りかけた。
この日集まっていたのは、会場で木工や陶芸、ハーブティーブレンド、
キッチン雑貨などを販売したり、飲食ブースを出したり、
イベントを行ったりしたメンバーたち。
今年は、7月と9月にも同様の展覧会を計画中のため、反省会の場でも、
今後どうするのかについて熱のこもった話し合いが行われた。
年3回の展覧会となると、作品をどんどんつくり出さなければ間に合わない。
しかも、来場者を飽きさせないように、つねに何かしら
新しい視点を盛り込んでいかなければならない。

5月に開催した『みんなとMAYA MAXX展』。(写真提供:佐々木育弥)

5月に開催した『みる・とーぶ展』。地域のつくり手の作品を集めた。
「来場者数とか全体の売り上げとか、そんな数字は一切関係なくて、
大切なのは自分が成長をすることだよ」
MAYAさんは、そう続けた。
年3回にしようと発案したのはMAYAさん。
ハードな状況をあえてつくり出すことによって、ここに関わるメンバーが、
いつも以上の力を発揮できたらと考えての決断だった。

5月に開催したMAYAさんのワークショップ「キミのコトバを描いてみようか」。参加者に描いてほしいものを聞き、それを描きながら対話を重ねた。
5月の展覧会では2週間でおよそ2000人が訪れた。
みんなゆったりと会場を楽しんでくれたようで、
「山あいの地域で、自分なりのものづくりをやっている人たちが
いることを知って元気が出た」や
「この学校の卒業生です。校舎をこうして利用してくれていることがうれしい」
という温かなメッセージが寄せられた。
連日、飲食ブースもにぎわって、毎日ほぼ完売状態。
出店メンバーは大きな手応えを感じていたようだ。
そして期間中、「次の開催まで、あと65日!」と私たちは心のなかで唱え、
7月の展覧会に思いを馳せていた。

〈アトリエ遊木童(ゆうもくどう)〉の五十嵐茂さんは、5月の会期中、展示をしつつ、次回に向けて木工室で家具をつくり続けた。


















































































