3年ぶりの開催! 東北“発”の合同展示会 〈entwine〉
蔦のように “en”が絡まる
2022年6月16日(木)~18日(土)、
東北“発”の合同展示会〈entwine(エントワイン)〉が、
3年ぶりに開催されます。
場所は岩手県・盛岡市。東北を拠点に活動するブランド・ショップを中心に、
衣・食・住にまつわる27社が全国から出展します。
会場となるのは、盛岡市内に現存する洋館の中で
最も古いとされる〈旧石井県令邸〉。
市の歴史的建造物にも指定されている煉瓦造りの3階建ての建物で、
明治18年~19年(1885~1886)に、
県令(当時の県の長官)・石井省一郎の私邸として建設されたと伝わります。

盛岡市の〈旧石井県令邸〉。赤い屋根と蔦の葉に覆われた外壁が印象的な建物です。現在は貸しギャラリーとして、展示や撮影などに利用されています。
主催者のひとりで、盛岡市内で
家具や雑貨を販売・開発する〈Holz(ホルツ)〉の平山貴士さんに聞くと、
「絡む/絡まる」という意味ももつ〈entwine〉は、
この建物からもインスピレーションを受けたものだそう。
「建物に絡む蔦の葉ように、展示会を通じて人が絡まり、
新しい縁が生まれてほしい」という思いも込められています。

出展者でもある〈Holz〉は、オリジナルでデザインした〈kasane kop/カサネコップ〉を展示・販売します。喫茶店や食堂で一度は手にとったことがあるカタチをイメージし、岩手県の木地師・〈horimoku〉の堀秀慈郎さんと木で制作したシリーズです。
〈entwine〉の初開催は2015年。福岡など、
首都圏以外の場所でも展示会がスタートした時期で、
企画した意図には、東北のつくり手を紹介することはもちろん、
「entwineをきっかけに盛岡に足を運んでもらい、
まちを楽しんでもらいたい」という思いもあったと言います。
3年ぶりに開催となる今年の出展者は、
半分以上が東北を拠点とし、昨年立ち上がったブランドもあるなど、
はじめて参加するメンバーも複数。

〈EFRICA〉は、2021年に誕生した岩手発のアウトドアブランド。奥州市の南部鉄器工房〈及富〉と鉄玉、大迫町の〈早池峰自然科学興業〉とスパイスを開発するなど、岩手の伝統を取り入れた製品も生み出しています。

山形からは、日本で13番目に古い酒蔵〈小嶋総本店〉が新たに開発した〈米糀のあまさけ〉が登場。2021年に販売をスタートした砂糖、保存料、着色料、香料不使用のスムージーです。(以前コロカルで紹介した記事はこちら)