暮らしの真ん中に、階段
三重県四日市市に、〈BESS〉の「ワンダーデバイス」モデルを
10年前に建てた矢田さん一家。新一郎さん、美保子さん、
そしてふたりのお子さんと暮らしている。
家の前まで行くと、
駐車場にはカスタムされた古い〈NISSAN〉テラノと〈ルノー〉カングーが並び、
その横には小さなスケートボードのセクションが鎮座。
どうやらモノにこだわりがあり、暮らしを楽しんでいる様子が窺える。

リラックスできるソファでくつろぐ新一郎さんと美保子さん。
家を建てるとき、BESSのワンダーデバイスをすぐに気に入ったという新一郎さん。
その理由は
「1階の部屋の真ん中に階段があり、区切られていないユニークなつくり」だという。
(※現行モデルでは階段の位置は異なります)
「部屋の真ん中にあると頭もぶつけるし、邪魔でもありますが、
なんとなく仕切られているのがいいですね」

部屋の真ん中にある階段が「ゆるい」仕切りとなる。
この「なんとなく」が、実は重要。
矢田家では、ダイニングキッチンとリビングのようにふわっと分かれている。
壁などできっちりと部屋に分けられていると狭く感じ、一方で何もないと落ち着かない。
ゆるりとしたつながりをもたせている。
「2階に子供部屋があるので、自分の部屋に上がるときに必ずここを通ることになります。
そこで顔を合わせます」
生活動線を家の中心に置くと、家族の様子がよくわかる。
お互いの息遣いを感じられる家だ。

2階の子供部屋は、ひと部屋を上部が開いている間仕切りで分けた。
引越し当初、子どもたちに木で囲われたBESSの家は好評だった。
それは自分の子どもたちだけではないようで……。
「息子の友だちが毎日のように遊びにきていたんですよ。
それも階段の周りを走り回る。そして元気にウッドデッキに飛び出していく。
鬼ごっこ系がやばかったですね(笑)」
これもひらけた空間があるからこそ。
自分たちのリラックスする居場所がなくなってしまったが、
「楽しんでもらえている」と受け入れていた。
子どもの居心地はよかったということである。





































































































