防災対策を、日々の暮らしから。
モバイルソーラーチャージャーで
スマホのエネルギー自給を目指そう

食べもの・エネルギー・お金の自給を目指す〈いとしまシェアハウス〉。
先日から新しい試みとして「スマートフォンのエネルギー自給」の実験を始めました。

我が家には、以前ワークショップでつくった太陽光発電機があるのですが、
実はまだすべてのエネルギー自給を達成するまでには至っていません。

それならまずは、暮らしに必要不可欠なものから小さく始めてみたほうが
エネルギー自給の実感が持ちやすいのでは? 

ということで、

・ほかの家電と比べて格段に省エネ

・自給が比較的簡単

・身近な電子機器

であるスマホの電力自給の挑戦が始まりました。

太陽光でスマホが充電できる!

大きさは、パーティーに持って行くクラッチバッグくらい。

大きさは、パーティーに持って行くクラッチバッグくらい。

今回導入したのが、太陽光パネルがついたモバイルソーラーチャージャー。
シェアハウス住人にひとり1枚配布して、
天気のいい日は、お布団を干すようにパネルを庭に出して発電します。
このソーラーチャージャー、はたして日常生活で
十分な役割を果たしてくれるのでしょうか。

パネルは小さく折りたためるので、持ち運びに便利です。

パネルは小さく折りたためるので、持ち運びに便利です。

このパネルの魅力は、iPhone6が約3回充電できるくらいの、
容量8,000mAhのバッテリーが内蔵されているところ。
バッテリーがないと発電している間しか充電できないため、
充電中にスマホが持ち歩けずにちょっと不便なのです。
バッテリーが付属していれば、夜に溜まった電気をスマホに充電できてとっても手軽。

また、ソーラーチャージャーのエネルギーは満タンになったけれど、
まだ日差しは刺すように強い。なんだかもったいない……
そんなときは、別のモバイルバッテリーを接続し、
発電と同時にモバイルバッテリーを充電すればさらに効率アップ。

私のモバイルバッテリーは10,000mAh充電できます。

私のモバイルバッテリーは10,000mAh充電できます。

調子のいいときは、内蔵バッテリーとモバイルバッテリーを合わせて
1日で14,000mAhほど発電したこともありました。
iPhone6は1回のフル充電が約1,800mAhなので、これだけの電気があれば
数日曇りが続いて発電できなくても、溜めておいた電気でやりくりすることができます。

天気がいい日は鶏と一緒に庭で発電。和みます。

天気がいい日は鶏と一緒に庭で発電。和みます。

「コンセントをつながなくても、何もないところからエネルギーがつくれた! 」

初めてこのパネルでスマホを充電したときは、なんだか不思議な自信が湧き出てきて、
達成感でいっぱいになりました。

実験を続けて1か月が経とうとしていますが、
今のところ、晴れの日はスマホのエネルギーをほぼ太陽光で賄えています。
曇りの日の電力自給はさすがに厳しいですが、晴れの日につくった電気を調整して使えば
スマホのエネルギー自給ツールとして十分効果があるのではないでしょうか。

太陽の傾きによって場所を移動したり、バッテリーの量を確認したりと、
ちょっとした手間はかかりますが、自分でつくった電気はなんだか愛おしい。
電気に愛おしさって不思議な気もしますが、
エネルギーの自家菜園、といったら伝わるでしょうか。
この実験を重ねることで、いつかはエネルギー自給率100%を目指していきたいですね。

神々の島から見える景色から、
ドラム缶の定点観測まで……。
つい気になってしまう、
まちの建物とは

今月のテーマ「気になる建物」

毎日見る景色だけれど、そこに住む人の自慢の景色だったり、
ふと目を留めるとおもしろい発見があったりと、
気になる建物も人それぞれ。今回はそんなまちにある
「気になる建物」を紹介してもらいました。

【島根県隠岐の島町】 偶然? 必然? 自然と人工物が織りなす絶景

神々の島とも言われる隠岐では、神社の鳥居が、もはや日常の風景。
中でも私が気になるのは、布施という集落にある春日神社です。

布施という集落にある春日神社

春分の日と秋分の日に、参道から鳥居を見ると、
朝陽が鳥居の真ん中を通って昇る位置に建てられています。
昼夜の長さが同じ日に、鳥居を左右均等に分けるかのように、太陽が昇っていくのです。

「そうなったのは偶然だろう」と言う人と
「意味があってつくられたはずだ」と言う人と。
実際の建立の経緯は定かではありません。
ただ、自然と人工物が織り成す情景は息を呑むほど美しく、境内が神秘に包まれます。
地域の方から「春日さん」と呼ばれ、大切にされてきた春日神社。
ほかにも逸話がありますが、それはまたどこかで。

information

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春日神社

住所:島根県隠岐郡隠岐の島町布施

photo & text

五十嵐杏美 いがらし・あみ

平成2年生まれ。元ギャルの島ガール。2017年3月末、東京から島根県隠岐の島町へ移住し、現在は地域おこし協力隊として活動中。移住のテーマは、【自然との共生】と【丁寧な暮らし】。四季の移ろいの中で豊かに生きる術を学び中。また、自分らしく生きることを探求するためにヨガとアーユルヴェーダを学んでおり、同時に広める活動も行っている。

【岩手県花巻市】 静寂を楽しむリノベーションカフェ

岩手県花巻市大迫町の内川目地域は山に囲まれています。
商店街からは20キロほど離れているので、心地良い静寂が広がります。

そこに今年6月1日にオープンしたばかりの〈お山カフェ アスチルベ〉があります。
民宿を改装してできたカフェで、昔は食堂だった部分を
リノベーションして生まれ変わりました。“アスチルベ”とは、
花の名前で、宮沢賢治の詩にもでてきます。

天井は高く、大きな窓ガラスから差す木漏れ日とともに、食後のコーヒーを飲むのが最高の贅沢です。

information

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お山カフェ アスチルベ

住所:岩手県花巻市内川目1-72

TEL:0198-48-5223

営業時間:11:00~16:00

定休日:火曜、水曜

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鈴木寛太 すずき・かんた

1991年東京都出身。2011年に発生した東日本大震災以降、大学のボランティアプログラムで、繰り返し岩手県を訪れるようになる。一度は就職するも、2015年8月、地域おこし協力隊として花巻市に移住。大迫(おおはさま)地区で、減少が続くぶどう農家の支援やイベントの企画・調整を行っており、2018年5月にぶどう農家となる。

大切な日常、小豆島の「虫送り」

虫よけと豊作を祈願する伝統行事

いやー、本当に暑い日が続きますね。
小豆島も灼熱の日々が続いています。
昼間の畑仕事は体への負担が大きすぎるため、最近は朝夕に外作業、
日中は屋内でできる作業をするようにしています。
というかほんとにこんなに暑い中で働くのはナンセンスなような気さえしてきます。
大人も夏休みをとるべきだなと!

7月中旬から急に暑くなったのですが、その前には小豆島でも雨がたくさん降りました。
幸いこちらでは大きな被害はありませんでしたが、
瀬戸内海周辺の地域ではたくさんの被害がでていて、
本当に本当にこの暑さの中での復旧作業、避難生活は
想像を絶するしんどさだと思います。

これ以上被害がでないように、どうかみなさん無理をなさらず。
そして少しでも早くいつもの生活が戻ってくることを願います。

この大雨と続く暑さのせいもあって、7月は振り返る間もなく
あっというまに日が過ぎてしまい、気づけば子どもたちは夏休みです。
日常がすごい勢いで流れてしまっている……。大切な日常をきちんと記しておかねば。
というわけで、今日書くのは7月上旬のできごとです。

この日は風が強く、稲が風になびく姿が美しかった。

この日は風が強く、稲が風になびく姿が美しかった。

こんなにもきれいな緑のじゅうたんが広がるのは、生産者さんの日頃の手入れのたまもの。

こんなにもきれいな緑のじゅうたんが広がるのは、生産者さんの日頃の手入れのたまもの。

7月は田んぼの力強い緑色がとても美しい季節です。
5月に植えられた稲はたくましく育ち、あっという間に地面が見えなくなり、
緑のじゅうたんが広がります。
毎年この季節に行われるのが、小豆島の伝統行事のひとつ「虫送り」です。

虫送り当日、子どもたちは肥土山離宮八幡神社に集合します。

虫送り当日、子どもたちは肥土山離宮八幡神社に集合します。

集合時間までみんなで遊ぶ風景もまたいい。

集合時間までみんなで遊ぶ風景もまたいい。

私たちが暮らしている小豆島・肥土山(ひとやま)地区では、
夏至から数えて11日目にあたる半夏生(はんげしょう)の日、7月2日頃に行われます。
ちなみに昔は夏至からこの半夏生の頃までに田植えをしていたそうで、
田植えが無事に終わったこの時期に、虫よけと豊作を祈願して
虫送りが行われるようになったそうです。

虫送りについての説明を聞く子どもたち。

虫送りについての説明を聞く子どもたち。

火手(ほて)と呼ばれるたいまつ。火を灯して歩きます。

火手(ほて)と呼ばれるたいまつ。火を灯して歩きます。

札幌市資料館で
“森の出版社”のお披露目。
岩見沢の山里の魅力を見つめ直す

昨年に続き2回目の『みる・とーぶ展』を開催!

札幌市資料館で7月6日から3日間開催した『みる・とーぶ展』がついに終わった。
前回の連載で書いたように、このイベントに合わせて
地域マップの改訂や販売物の制作を行い、
さらに今年は、〈森の出版社ミチクル〉という独自の出版活動を立ち上げ、
そのお披露目もすることにした。

すべての締め切りが一気に押し寄せることとなり、
大慌てで作業をしていったが、チームのみんなで協力しあい、
なんとか展覧会の初日を迎えることができた。

商品の販売とともに、岩見沢の山あいで撮影された写真を集めたフォトコンテストの投票も実施。票数の最も多かった写真が「みる・とーぶ賞」に輝く。

商品の販売とともに、岩見沢の山あいで撮影された写真を集めたフォトコンテストの投票も実施。票数の最も多かった写真が「みる・とーぶ賞」に輝く。

上美流渡にある花屋さん〈Kangaroo Factory〉も昨年に続き参加。写真は新作のミニブローチ。

上美流渡にある花屋さん〈Kangaroo Factory〉も昨年に続き参加。写真は新作のミニブローチ。

展覧会には、地域の陶芸家や木工作家、花屋さんの作品とともに、
〈みる・とーぶ〉チームがつくった手づくりの品を並べ、
その一角に森の出版社のコーナーをつくった。

出品したものはごくわずか。
昨年つくった『山を買う』と新作『ふきのとう』、
りんごの品種と味がわかるポストカード3種のみ。
とても小さな展示であったが、本やポストカードを買ってくれる人に接する機会となり、
わたしにとっては大きな収穫があった。

新作の『ふきのとう』は、ふきのうとうの成長をモノクロームの切り絵で表現した絵本。
立ち読みでも、あっという間に読めてしまうほど言葉は少ない。
ふきのとうの形も抽象化されていて、色もなく、
切り絵という手法であることから、単純な表現に見える。
普段、わりとくどくど説明したくなるタイプであるため、
こうした要素の少ない絵本に、人は果たして興味を持つのか半信半疑だった。

森の出版社を始めるにあたってつくったパネル。

森の出版社を始めるにあたってつくったパネル。

小さな本とカードを並べたささやかな展示。

小さな本とカードを並べたささやかな展示。

1日100人ほどの人が会場を訪れ、
そのなかで本を実際に手に取る人はわずかではあったが、
何人か「こういう世界好き」と言ってくれた人がいた。
わたしの知人やコロカルの連載を読んでくれている人ではなく、
たまたまその場で本を知って買ってくれた人がいたことは、
自分の表現を信じることができる体験となった。

また、展覧会終了後、ミチクル編集工房のFacebook
ささやかに販売の告知を始めており、
購入したいと連絡をくれる人がいることにも勇気づけられた。

十数年、出版社で編集者として本をつくり続けてきたときにも、
売り上げの数字が伸びると喜びを感じたことはあったが、
今回の『ふきのとう』のように、たった1冊売れるだけで、
心がくすぐったいようなドキドキするような感覚を味わうのは初めてだった。

『ふきのとう』は、24ページ、サイズはA6。造本作家でありグラフィックデザイナーの駒形克己さんにアドバイスをもらいながら1年半かけて制作。デザインは娘のあいさんによるもの。

『ふきのとう』は、24ページ、サイズはA6。造本作家でありグラフィックデザイナーの駒形克己さんにアドバイスをもらいながら1年半かけて制作。デザインは娘のあいさんによるもの。

下田で暮らし始めて変化した
子育てと仕事のバランス、
そして新たな気づき

移住の夢はある程度叶ったけれど…

伊豆下田に移住して1年余りが経った津留崎さん一家。
フォトグラファーの妻・徹花さんは
新たなライフワークともいえる趣味に目覚め、
子どもと過ごす時間も増えて、暮らしにも変化が。
一方で相変わらず、これでいいの? と不安に感じることもあるようです。

暮らしを自由にするオフィスとは? キッチンもシャワーも完備の 〈12 SHINJUKU〉

この夏、東京・新宿に、“暮らしを自由にするオフィス”をコンセプトにした
あたらしいかたちのシェアオフィス〈12 SHINJUKU(ジュウニ シンジュク)〉がオープン!
8月中旬から入居開始を予定しています。

入居者専用 LDK完成予定イメージ

入居者専用 LDK完成予定イメージ

“暮らしを自由にするオフィス”ってどういうことでしょう?
それは、リビング、キッチン、ソファ、シャワーなどの
住まいの機能が導入されたオフィス。
「職住近接」の新しいワークスタイルを目指します。
〈12 SHINJUKU〉という名前も、
住居の1st PLACEと、オフィスの2nd PLACEを足して12ということから
名付けられているんです。

12 SHINJUKU BOOK SHELF完成予定イメージ

BOOK SHELF完成予定イメージ

12 SHINJUKU 8F LOUNGE完成予定イメージ

8F LOUNGE完成予定イメージ

オフィスプランは、1人から使えるフリーデスクから、
十数名規模のオフィスまで、多様なプランがあります。
共用部には、リラックスしたり、食事ができる入居者専用の
リビングダイニングキッチン、ルーフトップ、シャワールーム、
ブックシェルフなどを完備しています。

料金は、1ヶ月の料金が、フリーデスクが3.1万円、
スモールオフィスが13万円台から(予定)。

観光地域づくりに挑戦する メンバー募集中! 岩手県の平泉・一関DMO 地域課題を解決するプロジェクト

きらびやかで絢爛たる世界遺産「中尊寺金色堂」や、
ビアフェスの先駆ともいうべき「全国地ビールフェスティバルin一関」、
全国的にも珍しい、多彩な「もち」の食文化、
清々しい緑と渓流の「猊鼻渓(げいびけい)」などで知られる
岩手県南部に広がる一関市。

豊かな自然と文化が根づく一関ですが、
人口は都市部に流れ、駅前や商店街の活気は減速ぎみ。
日本の地域がかかえる問題が、一関でもおこっています。

そんな状況を打破するべく、地元の30~40代の若手社長や、
都市部にいながらも一関にゆかりのあるメンバーが一念発起。
2018年4月に〈一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO〉を立ち上げました。

農林水産省が推進する「食と農の景勝地」に認定された一関市。美しい田園風景が広がります。

農林水産省が推進する「食と農の景勝地」に認定された一関市。美しい田園風景が広がります。

日本版DMO(Destination Management Organization)の候補法人として
行政・企業・団体と連携し、一関平泉エリアを東北有数の観光地として確立させ、
“持続可能な地域経営”にすることを使命とし活動する、平泉・一関DMO。
民間主導で事業が展開するという点も、全国的にみてもユニークではないでしょうか。

この平泉・一関DMOに所属し、一緒に新しいツーリズムを創造する
「ディレクター(地域おこし協力隊)」の募集がスタートしました!

ふるさと納税でも募金可能! 〈平成30年7月豪雨災害〉 ネットで出来る支援

このたびの西日本を中心とした記録的な大雨災害により、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
ネットで出来る支援も数多くあります。

ふるさと納税で募金

ふるさと納税

ふるさと納税を活用して、
平成30年7月豪雨の被害を受けた自治体を支援することができます。
返礼品を希望しない寄付を申込んだ場合、お申し込み金額の全額が自治体に届けられます。
寄付後は、自治体から寄付金受領証明書が発行されます。
1,000円より1円単位で指定した金額を寄付出来るので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、ふるさと納税サイト「さとふる」にて。

また「ふるさとチョイス災害支援」では、
被災された自治体に代わって寄附を受け付ける自治体へ寄附をすることも、
被災された自治体に、直接ふるさと納税による寄附をすることも可能です。
詳細はこちらから。

Tポイントで募金

Yahoo! JAPANのネット募金では、クレジットカードは100円から、
Tポイントは1ポイントから寄付できます。募金はこちらから。

マイレ-ジで募金

ANAマイレ-ジクラブでは、マイルでの募金ができます。
寄せられたマイル寄付相当額は、日本赤十字社
および被災された自治体を通じて、被災者の方々の支援に役立てられます。
募金はこちらから。

LINE PayとLINEポイントで募金

LINEでは、LINE PayとLINEポイントを通じて寄付ができます。
募金はこちらから。

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

広島県呉市に住むコロカルのライター、浦山寧子さんも被災されました。
現在、Twitterで呉市の情報を発信されています。
コロカルでは、被災地の一日も早い復旧を願っています。

田舎×シェアハウスの
メリットとデメリットって?
糸島に5年住んで感じたこと。

福岡県糸島市の小さな集落に「食べもの・お金・エネルギー」をつくる
〈いとしまシェアハウス〉を立ち上げて5年。

移住したばかりの頃は“シェアハウス”という概念はまだメジャーではなく、
なぜ田舎でシェアハウス? と聞かれることも珍しくありませんでした。

暮らしてみてわかったことですが、
実は、田舎とシェアハウスはとっても相性がいい! 
今回は、私がハマった田舎シェアハウスの魅力をご紹介します。

いとしまシェアハウスは、
敷地275坪、納屋、駐車場、鶏小屋、牛舎があり、母屋は85坪ほどの2階建て一軒家。
今はこの家に4人で住んでいます。

土間と2部屋をぶち抜いてつくったオープンスペースに、
キッチン、トイレ、お風呂、個室が5部屋(納屋の部屋を含めると6部屋)、
屋根裏にはゲストルームも。縁側から見える庭の池には、
ご近所さんが放流(?)した鯉や山魚が元気に泳いでいます。

夏は風が通って気持ちがいい、縁側。

夏は風が通って気持ちがいい、縁側。

我が家のシェアスタイルは、以下のような感じ。

・住人それぞれに部屋がある

・リビングやキッチン・お風呂などの水回り部分を共用

・夕食は毎晩一緒に食べる

・掃除は当番制

なんとなく、暮らしが想像できましたか? 

ではさっそく、私がここに住んで感じた
シェアハウスのメリットについて、お話ししていきます!

小豆島の畑で野菜収穫!
から始まる「島サンド」づくり

カメラを通して島の暮らしを体験する旅

いつも「小豆島日記」を読んでくださってありがとうございます。
この連載も200回を迎え、祝連載200回記念! として
コロカル編集部が小豆島を訪れてくれて、私たちのこと、小豆島のことを書いてくれました。
というわけで、私が書くのはなんだか久しぶりです。2か月ぶりくらい。
これからも書き続けていくので、どうぞおつき合いいただければと!

この2か月の間に季節はすっかり春から夏へ。
レタスやえんどう豆などの春野菜から、トマト、なす、ピーマンなどの夏野菜へ
畑の様子も目まぐるしく変わっています。

春から夏にかけて収穫できる野菜が日々変わります。

春から夏にかけて収穫できる野菜が日々変わります。

冬に種をまいたベビーニンジン。

冬に種をまいたベビーニンジン。

そんな移り変わりの時期、本格的な夏野菜の収穫が始まる前の6月の畑で、
私もメンバーのひとりである〈小豆島カメラ〉主催のイベント
〈生産者と暮らしに出会う旅 vol.7〉が開催されました。

生産者と暮らしに出会う旅は、いわゆる観光スポットを巡る旅ではなくて、
生産者さんや島で暮らす人の家を訪れ、どっぷりとその場所で過ごす旅。
移動時間が少ないので、じっくりそこでの時間を楽しめます。
今回は〈HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)〉の畑とカフェを拠点に1日過ごしました。
テーマは「畑で野菜を収穫して、島野菜サンドをつくろう!」です。

小豆島カメラが主催のイベントなので、このテーマにさらに「撮影」が加わります。
オリンパスのミラーレス一眼レフカメラ〈OLYMPUS PEN-F〉が参加者全員に貸し出され、
その使い方や設定方法などの説明から始まりました。

参加者全員に貸し出された〈OLYMPUS PEN-F〉。小豆島カメラメンバーも使っています。

参加者全員に貸し出された〈OLYMPUS PEN-F〉。小豆島カメラメンバーも使っています。

まずはカメラの基本的な使い方を説明。

まずはカメラの基本的な使い方を説明。

初めてカメラを使う方から普段から使ってる方までさまざま。

初めてカメラを使う方から普段から使ってる方までさまざま。

説明が終わるとさっそくカフェから畑へ。
HOMEMAKERSの畑はカフェから歩いて数分のところに点在しているので、
畑の脇の細い道をみんなで歩いて行きました。
田舎のあぜ道を、20人くらいがカメラをぶらさげて歩いていると
ちょっと不思議な感じがします。
近所のお父さんも「なんだなんだ?」と様子を見に来たり。

カメラをぶら下げて畑へ。

カメラをぶら下げて畑へ。

途中できれいな紫陽花に出会い撮影。

途中できれいな紫陽花に出会い撮影。

畑では、にんじんやじゃがいもを収穫しました。
私にとっては日常すぎる畑での時間。

にんじんの収穫。

にんじんの収穫。

掘り上げた春じゃがいも。ナイススマイル。

掘り上げた春じゃがいも。ナイススマイル。

にんじんを収穫するだけでこんなにも楽しそうにしてもらえるなんて、
逆にこっちがうれしくなります。
毎日当たり前のようにある風景や時間が、実は特別なものだったりするんですよね。

一生懸命にんじんを掘る姿がなんともかわいらしかった。

一生懸命にんじんを掘る姿がなんともかわいらしかった。

掘りたてじゃがいも。この2時間後にはポテトフライに。

掘りたてじゃがいも。この2時間後にはポテトフライに。

ペットと暮らせるシェアハウス 〈Pet Share 180°上飯田〉誕生。 グルーミングルームも完備!

愛知県名古屋市の北区に、ペットと触れ合える屋内プレイルームや、
ペット専用のグルーミングルームを完備したシェアハウス
〈Pet Share 180°上飯田〉が誕生しました。
東海エリアでは初の、本格的なペットコンセプトのシェアハウスです。

Pet Share 180°上飯田 メインイメージ

Pet Share 180°上飯田の外観

〈Pet Share 180°上飯田〉は、14人が入居可能な、3階建のシェアハウス。
2018年4月にオープンし、現在、入居数が過半数を超えました。
ただいま、犬や小鳥、ウサギなどを飼われている方が入居中。
家賃は39,000円からとなっています。

グルーミングルーム

グルーミングルーム

ペットコンセプトのシェアハウスのメリットは、
ペットを飼っていない人でも、他の入居者のペットを可愛がることができ、
飼い主が旅行中も入居者同士で預かることが出来ること。

また、人工芝&屋根・エアコン付きのプレイルームが設置されており、
そこにはグルーミングルームが併設されています。
サロンに行かないと叶わないようなお手入れも、
シェアハウス内で出来てしまうのがスゴい!

飛び出し防止ゲート

飛び出し防止ゲート

飛び出し防止ゲートのあるお部屋もあります。

岩見沢の山里で何ができる?
メンバーの個性を発揮する場
〈みる・とーぶ〉

イベント、ワークショップ、フォトコンテスト!
各人がやりたいことをやる

岩見沢の山里を舞台にして、自分たちに何ができるのか。
それを探ろうと始めた〈みる・とーぶ〉という活動も、2年目を迎えた。
メンバーは10名にも満たないが、時が経つにつれ
それぞれの個性が際立ってきており、多様性あふれる展開が起こっている。

そのなかのひとつ。
わたしが言い出しっぺとなって続けている企画が〈みる・とーぶSchool〉だ。
現在、毎週木曜日に、毛陽の森をひとりで開墾したトシくんと一緒に
畑で英会話という企画を開催するほか、
1か月に1本のペースでゲストによるワークショップを開催している。

5月のワークショップは、ドイツ発祥のボール運動プログラム「バルシューレ」。地元に住み〈スポーツ ライフ デザイン いわみざわ〉というスポーツクラブを運営する辻本智也さんをゲストに招いた企画。

5月のワークショップは、ドイツ発祥のボール運動プログラム「バルシューレ」。地元に住み〈スポーツ ライフ デザイン いわみざわ〉というスポーツクラブを運営する辻本智也さんをゲストに招いた企画。

また、メンバーのひとり、地域おこし推進員(協力隊)の上井雄太さんが中心となって
昨年に続き企画しているのが〈みる・とーぶフォトコンテスト〉。
山里のひとコマをおさめた写真を募集し、入選者には賞品として、
地元の商店のしめサバやラーメン券などをプレゼントするという企画だ。

昨年のフォトコンテストは、岩見沢の毛陽地区にある〈ログホテル メープルロッジ〉で展示を行った。今年は札幌市資料館で開催する『みる・とーぶ展』で展示予定。

昨年のフォトコンテストは、岩見沢の毛陽地区にある〈ログホテル メープルロッジ〉で展示を行った。今年は札幌市資料館で開催する『みる・とーぶ展』で展示予定。

フォトコンテストの企画から募集、展示などは、上井さんが中心となって進めている。6月末まで行った今年の募集は、予想以上の反響があった。

フォトコンテストの企画から募集、展示などは、上井さんが中心となって進めている。6月末まで行った今年の募集は、予想以上の反響があった。

そして、7月6日にいよいよ開催となる1年1度の大イベント。
札幌市資料館で行われる展示では、メンバーであるインテリアデザイナーの
吉崎祐季さんが、会場の展示プランを考えたり、
地元の陶芸家や木工作家への声かけを行ったりしている。

展覧会にそなえて、作家の出品作をチェックしたり、展示什器をつくったり。大忙しの吉崎さん。

展覧会にそなえて、作家の出品作をチェックしたり、展示什器をつくったり。大忙しの吉崎さん。

展示の目玉のひとつになるのは、上美流渡地区で窯を開いていた、故・塚本竜玄さんの茶碗。昨年も好評で、今年は種類を増やすことにした。

展示の目玉のひとつになるのは、上美流渡地区で窯を開いていた、故・塚本竜玄さんの茶碗。昨年も好評で、今年は種類を増やすことにした。

塚本さんの器は独特の質感が特徴。世界に3つしかない曜変天目茶碗の輝きを再現しようと試行錯誤を続けた陶芸家だ。

塚本さんの器は独特の質感が特徴。世界に3つしかない曜変天目茶碗の輝きを再現しようと試行錯誤を続けた陶芸家だ。

イベント運営のほか、会場で展示販売をするために、吉崎さんと
〈東井果樹園〉の東井永里さんは、蜜蝋キャンドルの制作にも励んでいる。
ここまで紹介した4人がコアメンバーとなり、
さらにはこの展覧会での配布をしようと「みる・とーぶマップ」という、
地域の人々の活動を似顔絵つきで紹介したマップの改訂も行った。

東井さんは、吉崎さんと一緒にキャンドルの制作に励む。

東井さんは、吉崎さんと一緒にキャンドルの制作に励む。

蜜蝋をくだいて不純物を取り除き、キレイに型に流し込むのはなかなか手間のかかる作業。

蜜蝋をくだいて不純物を取り除き、キレイに型に流し込むのはなかなか手間のかかる作業。

今回、シラカバをの木をくりぬいたポットにキャンドルを入れた新商品が登場。

今回、シラカバをの木をくりぬいたポットにキャンドルを入れた新商品が登場。

自分だけの一足をもっと気軽に 下北沢から新潟へ移転した 〈石丸靴工房〉

その人の履き方が落とし込まれて完成する靴

靴をオーダーメイドするのは、経験したことのない人にとっては
ちょっと敷居が高く感じるものであり、
だからこそ憧れている人も多いのではないでしょうか。
新潟市中央区花町にある〈石丸靴工房〉は、
そんな背筋を伸ばしたくなるスペシャルな体験が、意外と気軽にできてしまう場所。
ここでは靴職人の石丸奈央人さんが、
フルオーダーやセミオーダーでその人にフィットする靴をハンドメイドしています。

石丸さんが三条市出身の奥様とともに東京から移住して、
新潟市内で工房をオープンしたのは、2017年秋のこと。
それまでは、20年住んでいた下北沢に工房をかまえていました。
しかも靴職人になる前は、
ストリートファッション系の雑誌で編集者をしていたという異色の経歴の持ち主。

「雑誌づくりも楽しかったのですが、
自分がつくったものを必要とする方に直接届けられるような仕事がしたいと
ぼんやり考えていました。
旅が好きで、会社を辞めたあとフリーでライターをやりながら、
お金が貯まったら海外へ行くことを繰り返していました。
東南アジアなんかを回ると、
自分でつくったものを露店に並べて売っているようなシンプルさが当たり前にあって、
こういう暮らしをしたいと思い、靴づくりの学校に入ったんです」

石丸さんがつくる靴は、植物タンニンなめしの、いわゆるヌメ革を多く使っています。
靴の素材となるのはご存じの通り、動物の皮膚である「皮」ですが、
そのままだと使うことができないので、
不純物を取り除いて柔らかい「革」にするために、なめすという工程があります。
その方法は、植物タンニンなめしとクロムなめしというふたつに大きく分けられ、
古代からある前者は植物から抽出される“渋”を使い、後者は化学薬品を使います。

「革靴の9割以上は、クロムなめしの革を使っています。
クロムなめしはしなやかで、水や日焼けにも強く、色あせにくい。
大量生産の工業製品では扱いやすい革なのですが、
革アレルギーの人には不向きだったり、
土に埋めても分解できなかったりというデメリットがあります。
一方、植物タンニンなめしの革は、日焼けも水しみもするし、傷がつきやすく、
靴としてはとてもつくりにくいんです」

それでも植物タンニンなめしにこだわるのは、エイジング、
つまり靴を育てていく楽しみを履く人に味わってほしいから。

「僕がつくった状態が完成ではなく、履きジワができたり、ぶつけて傷がついたり、
日焼けして色が変わったりして、
その人の履き方が落とし込まれたときに靴は完成するものだと思っています。
ジーンズのように履く人にだんだん馴染んでいく靴にしたいんです」

セミオーダーの場合は、既製のデザインをベースに革や紐の色などを選ぶことができ、
フルオーダーになると足のサイズを測定して、木型をつくるところから始まります。

セミオーダーのラインナップ。後ろの左から、くるぶし丈の〈ANKLE SHOES〉、クラシックなオックスフォード靴をモチーフに、チャップリンをイメージした〈CHARLIE'S OXFORD〉、しっかりフィットするのに脱ぎ履きしやすいカジュアルな〈STRAP SHOES〉。手前は足首を優しく包む、モカシンタイプの〈ベビーシューズ〉。

セミオーダーのラインナップ。後ろの左から、くるぶし丈の〈ANKLE SHOES〉、クラシックなオックスフォード靴をモチーフに、チャップリンをイメージした〈CHARLIE'S OXFORD〉、しっかりフィットするのに脱ぎ履きしやすいカジュアルな〈STRAP SHOES〉。手前は足首を優しく包む、モカシンタイプの〈ベビーシューズ〉。

「最初に立体の木型をつくって、それをわざわざ平面に起こしたものから、また立体の型紙をつくっていく。靴づくりの工程は、ちょっとややこしいんです」

「最初に立体の木型をつくって、それをわざわざ平面に起こしたものから、また立体の型紙をつくっていく。靴づくりの工程は、ちょっとややこしいんです」

初夏の伊豆下田が
アジサイと金目鯛で賑わう理由。
「観光のまち」で暮らすということ

下田が誇るふたつの日本一

伊豆下田に移住した津留崎さん一家ですが
当初は「観光のまち」に暮らすというイメージはなかったそう。
でも、観光のまちが日常という暮らしも悪くなさそうです。
今回は、〈あじさい祭〉と〈きんめ祭り〉で賑わう
初夏の下田について。

画家・手嶋勇気と
九州限定の本をつくる出版社
〈伽鹿舎〉のひなた文庫での出会い

復刊本の挿画へとつながった、〈ひなた文庫〉のオープン記念展

〈ひなた文庫〉を正式にオプーンしたのは
プレオープンから約3か月後の2015年8月のこと。
その日に合わせて油絵画家・手嶋勇気くんのドローイング展を行いました。
彼は大学時代からの友人で現在は広島に拠点を置き、活動しています。

オープン記念に『portrait of Junko』という、
妊婦さんが本を読む姿や髪をまとめる姿が木炭や油彩によって描かれた
ドローイングを約1か月ほど展示しました。
新しく生まれてくる命を感じる、ひなた文庫のはじまりにとっても
意味のある題材の展示でした。

そして、この展示によってとてもうれしい出来事が起こります。
この展示がきっかけで、彼がある書籍の装丁画を描くことになったのです。

店内でくつろぐ手嶋勇気くん。

店内でくつろぐ手嶋勇気くん。

熊本には、九州限定販売の本をつくる
(現在は一部の書籍は全国の書店でも販売しています)
〈伽鹿舎(かじかしゃ)〉という出版社があります。
谷川俊太郎さんが毎回詩を添える文芸誌や、
フランス作家の小説などを「QUINOAZシリーズ」として出版しています。

当店では基本的には古本を販売していますが、
九州を本の島にしたい! という熱い想いに共感して、
伽鹿舎の書籍も新刊で取り扱うようになりました。

〈伽鹿舎〉が発行する文芸誌『片隅』。

〈伽鹿舎〉が発行する文芸誌『片隅』。

その日は伽鹿舎の方が、次に刊行予定のフランス文学の作品
『世界のすべての朝は』(パスカル・キニャール著)の翻訳を担当される
高橋啓先生を連れて当店に来てくれていました。
高橋先生はパスカル・キニャールの翻訳者として知られ、
近年では2014年の本屋大賞翻訳小説部門を受賞した
ローラン・ビネ著『HHhH プラハ、1942年』の訳者としても有名です。

そんな有名な方が、しかも北海道からわざわざ足を運んでくださるなんて! 
と恐縮していたのですが、お会いすると
「この本はうちにもあるよ」「こんな本も置いてるんだね」と
ひなた文庫のことにとても興味を持って話を聞いてくださって、
こちらもついつい話に夢中になってしまいました。

本屋のことや店を構える駅舎、南阿蘇鉄道のことを説明していくなかで、
手嶋くんの絵も紹介していました。
展示の図録を手に取り、ご覧になっていた先生が
「これは誰が描いたの?」と質問されたのを覚えています。

その後は南阿蘇の風景や線路の写真を撮ったりしてそのまま帰られたのですが、
なんと後日、伽鹿舎の方から、手嶋くんの絵を高橋先生が気に入り、
キニャールにも確認をとり、それでよければ彼に装画を担当してほしいので、
連絡先を教えてくれないかというメールが! 
私も彼も驚きと喜びでいっぱいで急いで手嶋くんに連絡を取りました。

第49話・
やっぱり普段から備えておきたい、
大切な防災のことについて

第49話
いかに普段から災害に備えておくか

今回は、先日関西で起きた地震について。
早朝に発生したため、集団登校中の子どもたちも不安げな様子。
親御さんの中にはそんな子どもたちが心配で、
裸足で外に出てきた方もいたそうです。
グレアムさんも、今回の地震であらためて防災について
考えるきっかけになったそうです。まさに備えあれば憂いなし。

今回もスルスルと横にスライドしながら、ご覧ください。

お米を育てる=哲学を学ぶ
〈いとしまシェアハウス〉の
発見だらけの田植えシーズン

1年で一番忙しい、田植えの季節がやってきました。

田植えは、〈いとしまシェアハウス〉で食べる1年分のお米を自給する、一大イベント。
6月上旬は毎日田んぼへ出るので、体力を使いきり、夜は気絶するように寝てしまいます。
よく働き、よく食べ、よく眠る! そんな日々が始まりました。

我が家の田んぼは機械を使わずに手で苗を植えるので、
時間とマンパワーをどれだけ確保できるかが勝負。

種籾から育った苗をとっているところ。これから田んぼに植えていきます。

種籾から育った苗をとっているところ。これから田んぼに植えていきます。

田舎暮らしはスローライフ、だなんていう声もちらほら聞いたりしますが、
この季節、ほとんど田植えにつきっきりで、ほかの仕事はほぼできません。
自然は1秒たりとも待ってくれませんし、雨が降れば強制的に1日お休み。
この日のためにスケジュールを空けたのに……なんていうこともざらにあります。

目の前に広がるは、広さ合計3反弱の田んぼ4枚。
1反は約992平方メートルですから、3反というと学校の体育館3つくらいの面積を
イメージするとちょうどいいでしょうか。

その面積すべて、かがんだ姿勢で苗を手植えしていきます。
想像するだけで腰、痛くなりませんか。

植え始めは、田んぼが果てしなく広く感じます。

植え始めは、田んぼが果てしなく広く感じます。

くるくる気まぐれに変化する梅雨のお天気を見越し、
余裕を持ってスケジュールを組まないと
この広大な田んぼの田植えを終わらせることはできません。

シェアハウスでは何度もミーティングを重ね、
自分たちはもちろん、近所に住む元シェアメイト、ご近所さん、友だち、お客さん……
代わる代わるたくさんの人が田んぼへ出てくれたおかげで
今年も無事、植え終えることができそうです。

お昼ごはん後の昼寝。

お昼ごはん後の昼寝。

田植えの繁忙期は6月ですが、その準備は4月からスタートしています。
種籾を水につけて発芽させ、田んぼに播いたのが4月の後半。
1か月以上ゆっくりと苗を育て、新芽が伸びて株分れするほどに成長したら、
それを田んぼへ植えていきます。

集落にある小さな田んぼから始まった我が家の稲作でしたが、
翌年からは地域の空いている棚田をさらに貸していただけることになり、
今は初年度の15倍くらいの広さを耕しています。

高齢化で増加する耕作放棄地の対策として、地域の人と共同で、空いた棚田をまちの人へ貸し出す棚田オーナー制度も始めました。

高齢化で増加する耕作放棄地の対策として、地域の人と共同で、空いた棚田をまちの人へ貸し出す棚田オーナー制度も始めました。

さて、田んぼの面積が増えるに従って、進化してきたのが「道具」! 
自作した道具を毎年改良することで、効率よく田植えができるようになりました。

田植えヒモ。

田植えヒモ。

そのなかでも特に活躍してくれるのが、田植えヒモ。
苗をきれいに整列させて植える道具なのですが、これがあると作業が一気にはかどります!

田んぼ4枚を植え終えるには、約2週間ほどかかります。梅雨のお天気に左右されながら、毎日休みなく田植えにいそしみます。

田んぼ4枚を植え終えるには、約2週間ほどかかります。梅雨のお天気に左右されながら、毎日休みなく田植えにいそしみます。

田んぼは1年に1度しかできないので、10年やっても試せるのはたったの10回。
そう考えると、先人たちが生み出した知恵や技術にあやかって
作業できることは、本当にありがたいです。

小豆島のホテルを再生して
〈ゲストハウスKAINAN〉に。
プロデューサー小笠原哲也さんと
〈小豆島ヘルシーランド〉の試み

2012年秋に家族で小豆島に移住し、〈HOMEMAKERS〉として
農業とカフェを営む三村ひかりさん。
2013年4月にスタートしたこの連載「小豆島日記」も、200回を迎えました! 
そこで、100回目に続き、編集部が再び小豆島を訪れて取材。
その模様をお届けする200回記念特集です。

今回は、小豆島の新しいプロジェクトについて。
以前コロカルニュースでも紹介しましたが、
使われなくなったホテルをゲストハウスとして再生させようという試みです。

小豆島と芸術祭をより楽しんでもらうために

小豆島にいくつかある港のなかでも数多くのフェリーが発着する土庄港。
その土庄港にほど近い場所にある、かつて〈海南荘〉として営業していたホテルが、
新しいゲストハウスに生まれ変わろうとしています。

その〈ゲストハウスKAINAN〉のプロデュースを手がけるのが、小笠原哲也さん。
高松市の高校を卒業してから渡米し、古着や雑貨を扱うビジネスをしてきました。
現在はそういった輸入販売業の傍ら、高松市で本屋とギャラリー
〈BOOK MARÜTE〉や、〈ゲストハウスまどか〉を運営しています。

「僕にとっては小豆島は身近で、同級生の友だちもたくさんいますし、
よく遊びに来ていて、もともと好きな島。
いま観光客も増えてますけど、気軽に泊まれる場所がそんなにないんですよね。
もっと宿があったらいいねと、仲間と話していたんです」

高松を拠点とする小笠原哲也さん。気持ちのいい海南荘の屋上で。

高松を拠点とする小笠原哲也さん。気持ちのいい海南荘の屋上で。

〈瀬戸内国際芸術祭〉の期間中は特に訪れる人が増えるものの、
島に泊まらずに帰ってしまう人も。ここが宿泊施設として再生できれば、
高松や豊島へのフェリーもある土庄港を拠点にしてもらい、
芸術祭に訪れた人にもっと利用してもらえるのでは、と小笠原さんは考えているのです。

干潮になると歩いて渡れる小豆島の観光名所「エンジェルロード」。このエンジェルロードや土庄港のある便利な土庄エリアに、海南荘はありました。

干潮になると歩いて渡れる小豆島の観光名所「エンジェルロード」。このエンジェルロードや土庄港のある便利な土庄エリアに、海南荘はありました。

1階の広いロビーを、カフェと本屋さんとギャラリーに、
2階から5階を宿泊スペースにするプラン。
アーティストが長期滞在しながら制作できたり、
アーティストと旅で訪れた人が交流できたり。そんな場所づくりを目指しています。

「小豆島はいままでもこれからも、世界中から集まる旅人たちの
瀬戸内海の拠点だと思っています。この島に僕らが手がける宿があれば、
世界中からもっといろんな人たちが集ってきて、
世界がもっと近くに感じられると思うんです」

台湾にも拠点を持ち、幅広い人脈のある小笠原さんがそう言うと、
本当にそんな気がします。

海南荘の1階部分。レトロな雰囲気を残しつつ、新しいスペースに生まれ変わります。

海南荘の1階部分。レトロな雰囲気を残しつつ、新しいスペースに生まれ変わります。

また、ここが再生すれば、新たな雇用も生まれるはず。
「1階ではピザ職人の方にカフェをやってもらおうと思っています。
移住してくるので、また移住者が増えることになりますね。
三村さんたちの〈HOMEMAKERS〉以前は、
外から来た人が商売を始めることは少なかったですが、
いまはだいぶ増えてやりやすくなったと思います」

またひとつ、小豆島に人が集まる楽しい場所が増えそうです。

80歳を過ぎてまさかの移住! 
親子2世代での移住について

おばあちゃんも移住することに…!?

移住して1年経った津留崎家に大きな変化が。
東京に暮らしていたおばあちゃんまで
下田に引っ越してくることになったのです。
移住者にとって、都市部に残してきた親が高齢になったとき、
どういう選択をすべきかというのは悩みどころ。
移住先に親を呼び寄せる、というのもひとつの選択肢かもしれません。
今回は、そんな2世代の移住について。

フラれても、逃げられても、
ニホンミツバチが好き!
〈いとしまシェアハウス〉の養蜂暮らし

我が家の壁の中には、ニホンミツバチが住んでいます。
〈いとしまシェアハウス〉は築80年の古民家で、
家のあちこちに小さな隙間があるのですが、
そこから入り込んだミツバチたちが家に巣をつくっていたようなのです。

ポカポカ陽気の日には、軒下の壁にできた細長い割れ目から、
たっぷりの花粉を足にくっつけて出入りするミツバチの姿をよく見かけました。
せっせと働くミツバチたちの姿がもうかわいくて!

あの壁の中は、巣の中は、どうなっているのだろう? 
彼らの暮らしをもっと近くで見てみたい、そんな気持ちは強くなるばかり。
せっかくミツバチが身近に住んでいるのなら自分で飼ってみよう! 
そう思い立ち、養蜂を始めたのは今から4年ほど前のことでした。

春は養蜂家がそわそわする、勝負の季節!

茶色い蓋をされているのが、女王蜂が生まれる場所。

茶色い蓋をされているのが、女王蜂が生まれる場所。

春になるとニホンミツバチの群れには新しい女王蜂が誕生し、
古い女王蜂は巣から出て、別の住処を探します。
これを「分蜂(ぶんぽう)」といい、養蜂家たちはこのタイミングを狙って巣箱を設置し、
あの手この手を使ってミツバチたちに入居してもらおうと策を練るのです。

巣箱に蜜蝋を塗ると、ミツバチたちが入居しやすいのだとか。

巣箱に蜜蝋を塗ると、ミツバチたちが入居しやすいのだとか。

古い巣箱を出発した女王蜂と数千の働き蜂たちは、
いったん近くにある梅の木や柿の木の枝にぶら下がって丸くかたまります。
この集合体を「蜂球(ほうきゅう)」といいます。
この蜂球を、引っ越し先を探すための仮の拠点とし、いい場所が見つかると一気に移動します。

柿の木にぶら下がった蜂球。インパクト大!

柿の木にぶら下がった蜂球。インパクト大!

いつだか、まちなかに分蜂したミツバチが蜂球をつくってニュースになったことがありました。
確かに、知識のない状態でいきなり蜂球に出合ったらびっくりしてしまうかもしれません。
でも、心配しなくて大丈夫です。

分蜂中のミツバチは、しばらく食料を得られないことを見越して、
お腹をいっぱいにして巣を出発します。だからとてもおとなしく、穏やか。
もしどこかで蜂球を見かけても、どうかそっと見守ってあげてください。
1週間ほどでどこかへ旅立つはず。

移住スカウトサービス 〈SMOUT〉提供開始。 移住を考えている人、注目!

コロカルでも注目のキーワード「移住」
「自然豊かなところで生活したい!」「子どもの教育を考えて引越したい!」
そう考えている人は多いはず。

でも「仕事があるか心配」「地域の方となじめるか不安」と
行動をおこせない人が多いのが現実。そんな人たちに朗報! 
株式会社カヤックLiving(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:松原佳代、
以下「カヤックLiving」)が、2018年6月4日より、
移住スカウトサービス〈SMOUT〉(スマウト)の提供を開始しました。

移住スカウトサービス〈SMOUT スマウト〉

移住スカウトサービス〈SMOUT スマウト〉

移住スカウトサービスとは地域に移住したい人が、
自分の興味のあることや得意分野といったプロフィールを登録しておくことで、
地域からスカウトが届くサービスのこと。
地域で活動する人とマッチングすることで、
地域に行ったり関わったりする人を増やし、
さらには移住のきっかけの創出を目指します。

利用方法も簡単。自分のスキルセットやプロフィール、
気になるジャンルを掲載しておくと、あなたの力を貸して欲しい、
あなたに来て欲しい地域の人からスカウトメッセージが届きます。

〈SMOUT〉は地域がいま力を入れている活動や、
地域で求められている人を紹介する「地域の注目プロジェクト」から、
自分が活躍できそうなプロジェクトを探すこともできます。
また各地域で活躍しているキーマンや、
いま積極的にスカウトをしている地域を知ることもできます。

“森の出版社”の第1冊目。
北海道の自然「ふきのとう」を
テーマにした絵本

駒形克己さんに出会ったことで広がった、本づくりの可能性

北海道に新緑が鮮やかに輝く季節がやってきた。
ようやく朝晩ストーブをつけることもなくなったこの時期になると、
動植物がいっせいに活動を開始する。
虫たちがせわしなく飛び回り、植物は花を咲かせたかと思うと
あっという間に散っていく。

こうした自然界の営みに呼応するかのように、
わたしのまわりも、だんだんと忙しさが増している。
現在進行中の地域のPR活動〈みる・とーぶ〉で、
7月6日から始まる札幌のイベントへの参加が決まっており、
いよいよ準備も佳境となってきた。

このイベントでは、岩見沢の「東部丘陵地域」と呼ばれる山あいで活動する
陶芸家や木工作家などの作品を紹介するとともに、
みる・とーぶの有志メンバーたちもものづくりに挑んでいる。

参加するイベントは『北にあつまる手しごと展』。7月6日~8日に札幌市資料館で開催される。昨年も、この場所で岩見沢の山里のPRをするために『みる・とーぶ展』を行っている。

参加するイベントは『北にあつまる手しごと展』。7月6日~8日に札幌市資料館で開催される。昨年も、この場所で岩見沢の山里のPRをするために『みる・とーぶ展』を行っている。

昨年〈みる・とーぶ〉のメンバーがつくって好評だったのが、地域の果樹園で採れたハチミツの蜜蝋をつかったキャンドル。今年はシラカバの木をくり貫いて、そこに蜜蝋をつめた新商品を制作中。

昨年〈みる・とーぶ〉のメンバーがつくって好評だったのが、地域の果樹園で採れたハチミツの蜜蝋をつかったキャンドル。今年はシラカバの木をくり貫いて、そこに蜜蝋をつめた新商品を制作中。

そのなかで、わたしは「本」を出すことを計画中だ。
本業の編集者の活動では、これまで数々の本づくりに関わってきたが、
昨年、既存の出版社を通さず、自分でつくって売るという新しい試みをスタートさせた。

まずつくった本は『山を買う』。
一昨年にわたしが岩見沢の山林を購入した経緯をイラストと文章で綴ったものだ。
手のひらサイズ、24ページというささやかなものだったが、
わたしの連絡先を一生懸命調べてくれて、購入したいといってくれる人も現れた。

そうした人に本を送ると、感想を書いたハガキが手元に届くことがたびたびあった。
20年ほど出版社で本をつくってきたが、これまで売るのは本屋さんまかせ。
いつもどんな人が読んでくれているのか実感がわかず、
もどかしい思いをしていたのだが、『山を買う』によって、
初めて読者のみなさんの顔がはっきりと見え、
そこからまた新しいアイデアが生まれていくような、そんな可能性が感じられた。

山の購入の経緯と、買って何をしたのかをまとめた小さな本。1冊500円。地域のイベントなどで、ほそぼそと販売を続けている。1冊売れるごとの喜びはお金には換えがたい。

山の購入の経緯と、買って何をしたのかをまとめた小さな本。1冊500円。地域のイベントなどで、ほそぼそと販売を続けている。1冊売れるごとの喜びはお金には換えがたい。詳しくはミチクル編集工房のFacebookへ

読んでくれる人とのつながりが感じられる本づくりをもっとしてみたい。
ならば独自に出版社をつくってはどうかと考え、
7月の札幌のイベントで、「森の出版社ミチクル」の
お披露目をすることにした(出版社構想についてはこちら)。

いまつくっているのは、『山を買う』とはまったく方向性を変えて、
北海道の身近な植物をテーマにした絵本だ。
発端は、2016年に岩見沢を訪ねてくれた、
造本作家でありデザイナーの駒形克己さんからの提案だった。
このとき駒形さんは、わたしの買った山に立ち寄ってくれ、
森の本をつくろうとしているという話を教えてくれた。

「荒れ地に、日差しに強い種が芽吹き大地をおおう。
次に日陰で芽吹く種が現れ……」

駒形さんの構想は、命の循環を繰り返しながら
森が成長していくというストーリーだった。
そして、駒形さんが東京に帰る日、別れ際に
「森の本を一緒につくりましょう」と声をかけてくれたのだった。

わたしの買った山は、木が伐採されたあとの荒れ地。
森の本の始まりも荒れ地が想定されていたことから、
自分の山を観察するなかで、何か具体的なアイデアを提案できそうな気がして、
リサーチを始めることにした。

わたしが住む地域で、2016年11月、『『北海道アール・ブリュット 2016 in 岩見沢』』という障がい者とアートの関わりについて考えるイベントがあり、そこで駒形さんは基調講演とワークショップを行った。

わたしが住む地域で、2016年11月、『北海道アール・ブリュット 2016 in 岩見沢』という障がい者とアートの関わりについて考えるイベントがあり、そこで駒形さんは基調講演とワークショップを行った。

駒形さん(写真中央)と最初にお会いしたのは10年以上前のこと。以後、さまざまな節目でお仕事をご一緒させてもらっており、このイベントのあとに、わたしたち一家が岩見沢の各地を案内。山にも訪ねてくれた。

駒形さん(写真中央)と最初にお会いしたのは10年以上前のこと。以後、さまざまな節目でお仕事をご一緒させてもらっており、このイベントのあとに、わたしたち一家が岩見沢の各地を案内。山にも訪ねてくれた。

伊豆下田で初めての米づくり。
稲作支援制度を利用して
家族や友人たちと田植えに挑戦!

家族が食べるお米を、家族でつくりたい!

津留崎家が移住してやってみたかったことのひとつが
「自分たちが食べる米を自分たちでつくる」。
でもつくったこともないし、つくり方もわからない……。
そんな津留崎さん一家でしたが、稲作支援制度を利用して、
初めての米づくりをすることに。
友人たちにも手伝ってもらい、重機を使わずに手植えで田植えに挑戦。
果たして無事終えることができたのでしょうか……?

無人駅の本屋を始めて3年。
開店準備、そしてプレオープンまで

本の仕入れは、什器はどうする?

5月、新緑が美しい、いい季節です。この記事を書いているのは5月の中旬、
南阿蘇鉄道のこの駅から見える田には水が張られていますが、苗植えはまだ。
風が吹けばさざ波が立ちキラキラと光を反射し、
静まれば水鏡のように周りの風景を映し出す。
この時期だけに見ることができる景色です。

ここでこの景色を見るのももう3回目。
〈ひなた文庫〉は今年の5月3日でプレオープンから3周年を迎えました。
前回お話ししたように、南阿蘇鉄道のこの無人駅がとても気に入って、
村役場に「古本屋をやりたいです!」と提案したところ、
拍子抜けするくらいすんなりと承諾してもらえたのでした。

その後は開業まで慌てて準備をすることになります。
というのも、ゆっくり本棚や書籍を準備して、
8月くらいにオープンできたらなと思っていたところ、
役場の方から、ゴールデンウィークに合わせてオープンしてほしいと依頼されたのです。

承諾の返事をもらったのが2月末、あと3か月程しかありません。
その間に、古物商の許可に本棚の準備、売り物となる書籍も揃えなければなりません。
古物商の許可証は書類を集めて警察署に届ければ、3週間程でもらうことができます。
問題は販売する書籍とそれを並べる什器をどうするか。

だいたいの古書店で店頭に並べてある書籍は、
お客様からの買取品か古書組合での競りで得たものです。
古書組合に加入すれば、競りでほかの古書店が出品している
多種多様な本を入札して仕入れることができます。
一気に在庫を増やそうと思えば、古書組合に加入して仕入れるのが一番でしょう。
ただ入会するのに数十万円の費用がかかります。

私たちは普段は別の仕事もしつつ営業する予定でしたし、
10坪程の待合として利用される駅舎内を満たすのには、
そんなにたくさんの本は必要ありません。

オープンまでの時間もないので、まずは自分たちが所有している本をメインに、
それ以外は古本屋やインターネットでせどりをして集めることにしました。
それから先は、売れた本の利益で次の本を仕入れて、というサイクルで
現在まで至っています。