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自然が身近にある暮らし。
下田に移住して変わったこと|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.035

Page 3

下田の春の生き物たち

日常的に自然の中に身を置くようになると、
いままで気づかなかった「季節の変化」に気づくようになってきました。

東京で暮らしていたときに感じていた季節の変化といえば、
「桜」の次は……なんだったかなあ……、「あじさい」かな……? 
という感じでした。
日々のことに振り回されていて、自然を感じる余裕がなかったのです。

そんな僕でしたが「桜」と「あじさい」の間には
いくつもの変化があるという、当たり前すぎることを
下田に移住したこの歳になって知りました。

例えば、「桜」と「あじさい」、その間を埋めるものとして
知ったもののひとつに「もみじの花」があります。

もみじは春に花が咲く

もみじといえば思いつくのが秋の紅葉ですが、春に花が咲くのですね(東京にももみじは多くあるので自分が無知なだけなのかもしれませんが……)。

もみじの花は桜が散る頃に咲き始めました。
たまたま蜂の羽音が妙に響いていたので、見上げてみると、
この1本のもみじの木にどれくらいの蜂がきているのか? 
というほどの多くの蜂が集まっていました。

この写真では花もミツバチもちょっとわかりにくいですが、この数日後に行ったら、もう花が散っていました。

この写真では花もミツバチもちょっとわかりにくいですが、この数日後に行ったら、もう花が散っていました。日々、季節は移ろうことを実感。

そして、もみじの花が散ると藤の花が咲き始めました。

野生の藤が山のあちらこちらで咲いています

東京でも公園などで藤棚に咲くのはよく見ましたが、こちらでは野生の藤が山のあちらこちらで咲いています。藤の花の蜜はミツバチの大好物。香りのいい、おいしい蜜がとれるとのことでとても楽しみにしています。

また、養蜂場には冬は見なかったさまざまな昆虫、動物の姿を、
春になってから日々、目にします。

迫力満点の蛇

こんな迫力満点の蛇から……

テントウムシのカップル

こんなかわいい仲良しカップルまで。

土に這いつくばって作業をしていると、そこに多くの命があることを実感

土に這いつくばって作業をしていると、そこに多くの命があることを実感します。

また、自宅には暖かくなってきて、招かれざる客がやってきました……。

招かれざる客のムカデ

だいぶ扱いに慣れてきました(アップでお見せするようなものではないかもですが……)。