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「下田インド化計画」とは?
料理ユニット〈マサラワーラー〉を
招いた南インド料理イベント|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.036

Page 3

南インド料理人ユニット、マサラワーラーのふたり

ここで、南インド料理人マサラワーラーのおふたりをご紹介します。
あるイベントがきっかけで出会い、
お互いに南インド料理をつくっていることを知った
武田尋善さんと、鹿島信治さん。
それ以来交友が始まり、一緒に南インド料理をつくるようになりました。

〈マサラワーラー〉のおふたり、武田尋善さんと鹿島信治さん

〈マサラワーラー〉のおふたり、武田尋善さん(右)と、鹿島信治さん(左)。

とにかく南インド料理をつくるのが楽しくて、
つくりたいから食べてくれる人を集めよう! ということで、
時折イベントを開催するように。それが、マサラワーラー結成の原点。

今回イベント用につくったチラシには
「南インド料理を食べさせられ放題」とあります。
つまり、つくった料理をマサラワーラーが食べさせたい、
食べさせ放題というわけです。
料理のおいしさと、おふたりの気さくなキャラクターが評判を呼び、
いまでは日本全国から声がかかる人気のユニットなのです。

今回のイベント用のチラシ。絵描きでもある武田さんが描いてくれたイラストをもとに、ガーデンヴィラ白浜さんが作成してくれました

今回のイベント用のチラシ。絵描きでもある武田さんが描いてくれたイラストをもとに、ガーデンヴィラ白浜さんが作成してくれました。

おふたりはマサラワーラーとしての活動のほか、
別の職業でも活躍されています。
武田さんは人気の絵描きさんで、
今回のイベント用にチラシのイラストを描いてくれました。
そして鹿島さんはシタール奏者で、インドでもライブを開催。
〈CONTI〉というバンドで活動されています。

開催日の前夜、到着したマサラワーラーのおふたりを交えてスタッフが会する前夜祭

開催日の前夜、到着したマサラワーラーのおふたりを交えて
スタッフが会する前夜祭となりました。
初めてお会いするとは思えない、なんともリラックスしたムードのおふたり。
大五さんがつくってきてくれた静岡おでんに舌鼓を打ちながら、
お酒を飲みながら打ち合わせ。いよいよ明日が開催日、楽しみです。

大五さんが2日間かけてじっくり煮込んだ静岡おでん

大五さんが2日間かけてじっくり煮込んだ静岡おでんは、みんなが競い合って食べるほど絶品。だし汁を炊きたてのご飯にかけて食べると、それがまた格別でした。

開催当日、なんと天気は大荒れ……、まれにみるような横殴りの雨。
せっかくのオープンスペースなのに残念……。
と思っていたのもつかの間、しだいに空が明るくなり雨はやみ、
開催時間になると清々しい風を感じられるまでに回復したのです。

奇跡! 

そうしたなか、続々とお客さんが集まり始めました。

今回の参加者は、大人81名に子ども25名の総勢106名

今回の参加者は、大人81名に子ども25名の総勢106名。
企画をしていた段階では、「50人を目標にがんばろう!」
と話していたので、それはそれは驚きの展開でした。

手前は手づくりでひとつずつ揚げた「ワダ」というドーナツのようなもの。奥にあるのはパリパリとしたおせんべいのような食感の「パパド」

料理の準備も着々と進んでいきます。手前は手づくりでひとつずつ揚げた「ワダ」というドーナツのようなもの。奥にあるのはパリパリとしたおせんべいのような食感の「パパド」。

並ぶ南インド料理

写真中央、アロハシャツに麦わら帽子姿の男性が作家の岡崎大五さん

写真中央、アロハシャツに麦わら帽子姿の男性が作家の岡崎大五さん。