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ここで、南インド料理人マサラワーラーのおふたりをご紹介します。
あるイベントがきっかけで出会い、
お互いに南インド料理をつくっていることを知った
武田尋善さんと、鹿島信治さん。
それ以来交友が始まり、一緒に南インド料理をつくるようになりました。
とにかく南インド料理をつくるのが楽しくて、
つくりたいから食べてくれる人を集めよう! ということで、
時折イベントを開催するように。それが、マサラワーラー結成の原点。
今回イベント用につくったチラシには
「南インド料理を食べさせられ放題」とあります。
つまり、つくった料理をマサラワーラーが食べさせたい、
食べさせ放題というわけです。
料理のおいしさと、おふたりの気さくなキャラクターが評判を呼び、
いまでは日本全国から声がかかる人気のユニットなのです。
おふたりはマサラワーラーとしての活動のほか、
別の職業でも活躍されています。
武田さんは人気の絵描きさんで、
今回のイベント用にチラシのイラストを描いてくれました。
そして鹿島さんはシタール奏者で、インドでもライブを開催。
〈CONTI〉というバンドで活動されています。
開催日の前夜、到着したマサラワーラーのおふたりを交えて
スタッフが会する前夜祭となりました。
初めてお会いするとは思えない、なんともリラックスしたムードのおふたり。
大五さんがつくってきてくれた静岡おでんに舌鼓を打ちながら、
お酒を飲みながら打ち合わせ。いよいよ明日が開催日、楽しみです。
開催当日、なんと天気は大荒れ……、まれにみるような横殴りの雨。
せっかくのオープンスペースなのに残念……。
と思っていたのもつかの間、しだいに空が明るくなり雨はやみ、
開催時間になると清々しい風を感じられるまでに回復したのです。
奇跡!
そうしたなか、続々とお客さんが集まり始めました。
今回の参加者は、大人81名に子ども25名の総勢106名。
企画をしていた段階では、「50人を目標にがんばろう!」
と話していたので、それはそれは驚きの展開でした。