お米をつくる!
かまどもつくる!?
いとしまシェアハウス流
「ごはんをつくる」体験合宿

こんにちは。「食べもの・お金・エネルギー」をつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

今年の夏は、暑かったですね~! 
家の中はいつも涼しくて猛暑もなんのその、が自慢の我が家だったのですが、
今年ばかりはさすがに参りました。
あんまり暑いので、ゲスト向けに新しい扇風機を2台購入。
大活躍してくれました。ありがとう! 

最近、だいぶ涼しくなりましたが、
「夏が暑い年は、冬寒い」だなんていわれているので、
今から今年の冬に怯えているところです。

サッカー部の少年17人と

さて、我が家ではこの夏、とても賑やかな合宿が行われました。

それは、中学3年生のサッカー部男子17人が、
いとしまシェアハウスの暮らしを体験する大合宿! 
webサイトで我が家のことを知ってくださったコーチのお声がけで実現した合宿ですが、
田んぼや畑、海などの豊かな自然を最大限に楽しみながら、
その恵みをとってきて、自分たちの手で食べものをつくる、というもの。

今までこんなに大人数(しかも中学生!)の受け入れをしたことがなかったので、
初日を迎えるまではドキドキしていたのですが、
彼らの楽しそうな笑顔を見ていたら不安も吹っ飛んでしまいました。

調理中の様子

みんなで一緒にごはんをつくる

この合宿のテーマは「ごはんをつくる」こと。

簡単そうに思われるかもしれませんが、
我が家の場合は、お米を炊くための“かまど”づくりからスタートです。
互い違いにレンガを積み上げて、ふた口のかまどを組み上げました。

かまど組み立て中

このかまどは、接着剤などを使わずにレンガを積み上げているだけなので、
レンガさえあればどこでも再現可能、
また解体して別の形に組み上げることもできます。

まちからやってきた中学生にできるかな? 
途中で飽きてしまわないかな? と思っていたのですが、
サッカーで培われた集中力で見事なかまどを完成させました! 
すごい!

かまどを組み立てる男子たち。

かまどを組み立てる男子たち。

かまどを組み立てる男子たち。

かまどがあっても、薪がなければ火は焚けません。
そこで、庭の木を切り出し、鉈で薪をつくります。

子どもたちに鉈を使わせることに不安もあったのですが、
コーチが見守ってくださっていたこともあり、挑戦させてもらえることに。
1本の木からみるみるうちに薪をつくっていく中学生たちのパワフルさに圧倒されつつ、
スポーツをしているだけあって、体幹がしっかりしているなあと感じました。

庭の奥から木を引っ張り出します。

庭の奥から木を引っ張り出します。

庭の奥から木を引っ張り出します。

これだけの薪がつくれました!

これだけの薪がつくれました!

かまどの準備ができたら、イノシシ肉の餃子づくり。
お肉をミンチするとことから始めて、それぞれ思い思いのオリジナル餃子をつくります。

お米は全部で25合、薪を使って炊きました。
よく食べる子たちと聞いていたので、気合を入れていっぱい米を準備したのですが、
あっという間に羽釜は空っぽ、250個の餃子もすごいスピードで彼らの口に吸い込まれていきました。

かまどの火のあつさ!

出来上がったごはんを皆でいただきます!

夜は真っ暗な棚田の道を歩き、星空散歩。
一番近くの電灯が見えなくなるまで歩き、道路にゴロンと寝転がります。
ペルセウス座流星群が近かったタイミングもあり、流れ星が3個も見えました! 
これには生徒たちも大喜び。
これだけ光が少ないところ、きっとまちにはないのではないでしょうか。

満点の星空

寝るときは、ふた部屋をぶち抜いた広間に布団を17枚敷き詰めて。
ワイワイと楽しむ姿は、まるで修学旅行のような。
見ているこちらまで甘酸っぱい気分になります。いいなあ。

さながら修学旅行のよう

海で初めてのSUPに挑戦!
小豆島おすすめの夏休みの過ごし方

小豆島でこんな夏休みはいかが?

暑い暑い夏の終わりを感じる日が増えてきました。
子どもたちの夏休みももうすぐ(母たちにとっては、ようやく)終わりです。

「小豆島に遊びに行くならいつがいい?」と聞かれることがよくあります。
いまなら「夏!」と言いたいところですが、私の答えは断然「秋!」
とにかく秋は気候がいい。穏やかな日差しと心地いい風。
島の中を歩くのも楽しいし、山の紅葉はきれいだし、
オリーブの収穫シーズンでもあります。
瀬戸内は秋が似合うなぁとよく思います。

ただ、やっぱり家族みんなで遊びに行こう、
学校の休みに友だちと遊びに行こうと考えると、
夏休みに小豆島に遊びに行くっていうのはあるんですよね。
実際にこの夏にも友人たちが島に遊びに来てくれました。

というわけで、暑い夏の小豆島をどう楽しむか。
私たちのこの夏を振り返りつつ、
みなさんの来年の夏休み旅行のきっかけになればうれしいなと。

さて今年は夏休みのスタートとともに友だち家族がやってきました。
7月下旬はとにかく暑さのピーク。
とにかく泳ごう! ということで、海とプールで遊びました。

〈小豆島ふるさと村〉のプールで遊ぶ子どもたち。

〈小豆島ふるさと村〉のプールで遊ぶ子どもたち。

ふるさと村では、カヤックツアーもしています。

ふるさと村では、カヤックツアーもしています。

〈小豆島ふるさと村〉にはファミリープールがあります。
都会の大きなプールに比べたら規模は小さいですが、
いつ行ってもぎゅうぎゅう詰めになるほど混んでなくて、のんびりと遊べます。
小学生くらいまでは充分に楽しめるんじゃないかな。
目の前が海で、海からの風が心地いいプールです。

それから海! 
泳ぐのももちろん楽しいのですが、みんなもいるしと、
今年初めて、スタンド・アップ・パドルボード(SUP)をやってみました。

ボードの上に立ってパドルで漕いで進んでいきます。

ボードの上に立ってパドルで漕いで進んでいきます。

みんなはじめてのSUPでしたが、すいすい進んでいきます。

みんな初めてのSUPでしたが、すいすい進んでいきます。

SUPはサーフボードより少し大きめの板の上に立って、
パドルを漕ぎながら海の上を散歩したり波乗りしたりするアクティビティ。
「オリーブビーチ」という浜で、〈ペンションオリーブ〉さんが
体験ツアーや用具の貸出をしています。
初めてでも何も持ってなくても大丈夫です!

オリーブビーチにある〈ペンションオリーブ〉の海の家。

オリーブビーチにある〈ペンションオリーブ〉の海の家。

SUPのボードやパドルなどすべて貸してもらえます。

SUPのボードやパドルなどすべて貸してもらえます。

美流渡の森の山荘で〈うさと〉展。
さとううさぶろうさんデザインの
手紡ぎ、天然染め、手織りの服

つくり手の顔が見える“衣”を着てみたい

東京から北海道に移住して以来、“衣食住”に関するものは、
できるかぎり自分たちの手でつくったり、
つくり手の顔が見えるものを買ったりしたいと思うようになった。

“食”については、近隣に田畑も多く、知り合いの農家さんから
野菜や米を分けてもらうようにしている。
“住” については、一から家を建てるのは難しいが、
古家を夫が手直ししたり、手づくりの家具を使ったりしている。

手の温もりが感じられるものとの暮らしにもっとシフトしていきたいと思いながら、
難しさを感じていたのは“衣”についてだ。

ときおり手編みをしたり、ミシンを踏んだりするものの十分な時間はとれず、
服の多くはファストファッション。
職人の手によるこだわりの服を着てみたいと憧れつつも、
子どもを抱っこしたりするとすぐに汚れてしまうことから、
大量生産されたものを消極的な気持ちで着ていたのだった。

岩見沢の山あい、美流渡(みると)にある「森の山荘」で〈うさと〉の展示会が行われた。パン工房〈ミルトコッペ〉の女将でリンパドレナージュセラピストでもある中川文江さんのサロンや、花屋の〈Kangaroo Factory〉がある。(写真提供:吉岡敏朗)

岩見沢の山あい、美流渡(みると)にある「森の山荘」で〈うさと〉の展示会が行われた。パン工房〈ミルトコッペ〉の女将でリンパドレナージュセラピストでもある中川文江さんのサロンや、花屋の〈Kangaroo Factory〉がある。(写真提供:吉岡敏朗)

そんななかで新しい視野が開けるような出会いがあった。
8月3~5日、わたしの住む岩見沢の山あいで
『うさと in 美流渡(みると)の森』が開催された。

〈うさと〉とは、タイ在住の服飾デザイナー、
さとううさぶろうさんがデザインした服のこと。

素材となる布のほとんどは手紡ぎ、天然染め、手織り。
コットン、ヘンプ、シルクがメインで、
タイ東北部イサン地方に暮らす女性たちの手で織られている。
村々で織られた布はチェンマイの地域グループや個人によって縫製され、
日本に送られ各地で販売されている。

うさとの服。会場には320点が並べられた。布や服の形などひとつとして同じものはない。

うさとの服。会場には320点が並べられた。布や服の形などひとつとして同じものはない。

会場に入ってみて、まず驚いたのは生地の色の豊かさだ。
森の木々や大地の色を感じさせるようなやさしい色合いのグラデーションが
部屋いっぱいに広がっている。

手に取って見ていくと、スクエアな布の形を生かしたワンピースや
民族衣装をアレンジしたムササビパンツなどがあり、一点一点が個性的。
手織りの布をふんだんに使っているものの、試着してみると
重さを感じさせず、体にフッとなじんでくれるのだった。

細身のタイプから幅のあるものまで、さまざまな体型の人が着られるようにつくられている。

細身のタイプから幅のあるものまで、さまざまな体型の人が着られるようにつくられている。

うさとの服ができるまでを紹介した動画。

“もち食の多彩さ全国一”の 岩手県一関市 せつなくも美しい セミドキュメンタリー映像を公開!

お正月に供える鏡もち、
年明けにいただくお雑煮、季節の行事や祭礼でふるまわれる
あんこ、きなこ、ゴマをたっぷりからめた、おはぎやぼたもち、
醤油のこげるような香ばしい匂いをたどれば、店頭で焼かれる磯辺焼き。

日本の伝統食である “もち”。
地域別、県別、大きくわけて東西別と、
食べられ方、もちをつく日どり、供えられ方など、
多彩な文化がはぐくまれてきた食べ物のひとつです。

なかでも、「もちの食べ方の多彩さは全国一」といわれる、岩手県一関市。
北上川下流域の豊かな稲作地帯であるこのエリアには、
古くからもちにまつわる食文化が根づいています。
驚くことに、「もち暦」なるものが存在し、年に60回以上ももちをつくのだとか!

そんな一関市のもち食文化をテーマにした映像が、
一関youtubeチャンネルと、観光協会HPにて公開されました。

ストーリー

鎌倉~室町時代の景観をほぼ残しているといわれる、
岩手県一関市の骨寺地域(ほねでらちいき)。

ユナ(15歳)は、ここに住む中学3年生。
祖母の葬式に、臼と杵でどうしてももちがつきたいという祖父。
もちつき機でもおいしいもちはつける、と説得する家族ですが、
めったに我をはらない祖父の願いもあって、古来の方法でもちをつくことに。
思春期のユナは、仕方なくもちつきを手伝いますが、
祖父の表情からにじみ出る何かを敏感に感じとります。

ユナの通う本寺中学校は、今年いっぱいで閉校となることが決定。
親友のシホは隣町へ引っ越すことになり、
ひそかに想いを抱くタツ兄は、進学のため東京へ。
亡くなった祖母の声も忘れてしまいそうになったユナは、
すべてが自分のもとを去っていくような悲しみのなかで、
祖父との会話から、ひとつの思いをかため――。

一関のとある一年を、美しい風景のなかで綴った物語。

この映像のテーマは、“もち”。
テーマだけみれば、「?」と首をかしげてしまうかもしれませんが、
一関では、日々の暮らしや、ハレの日、人生の大切な場面には、
必ずもちをつくという文化があります。

この地において、もちをついて一緒に食べるという行為には、
互いに幸せをわかち合い、悲しさ、辛さも共に背負い、
絆を強める意味が込められているのだそう。
伝統や記憶が少しずつ消えようとしているなかで、
それぞれが抱く大切なものをつないでいこうと努力する人々が、この映像には描かれています。

伝統的なもちつきの風景、上棟式、神前への御供え、お祭り、伝統芸能。
どこかに置き忘れてしまっていたかのような、懐かしくもあたたかな暮らしの営みと、
泣きたくなるくらい美しい映像に、目が離せなくなるはずです。

夏の下田へようこそ!
海水浴に温泉、感動モノの海の幸まで。
我が家のおもてなしプラン

移住して2度目の夏、下田流おもてなし

伊豆下田に移住して2度目の夏を迎えた津留崎家には
多くの友人が訪れているようです。
そこで、下田の夏の過ごし方をご紹介。
海に温泉、そしておいしいお店まで、下田流おもてなしを
妻の徹花さんが教えてくれます。

都会の便利さと、郊外のゆとり
いいとこどりの
“デュアルライフ”実践者に聞く、
収入や生活はどう変わった?

デュアルライフ実践者の働き方、暮らし方は超オリジナル!

都市と郊外の2か所に、仕事や生活の拠点を持ち、
双方を行来するライフスタイルのことを、“デュアルライフ”といいます。
兵庫県の神戸市、芦屋市、淡路市、洲本市は、明石海峡大橋を挟んで
“都会の文化”と“島の自然”の両方のいいとこどりができる
デュアルライフの先進エリアとして知られており、
現在「島&都市デュアル」と称して地域の魅力を発信しています。

去る2018年7月6日、島&都市デュアルを体感するイベント
「DUAL LIFE FES by島&都市デュアル」が行われました。
実際に、各地でデュアルライフを実践する人たちの生の声を聞くトークセッションには、
彼らの生の声を聞きたい! と多くの移住検討&希望者が
東京都渋谷区のSHIBUYA CASTに集結。
さて、デュアルライフって実際のところ、どうなんですか?

登壇したのは、左から『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん、秋田の武田昌大さん、淡路島の富田祐介さん、神戸の鶴巻耕介さん。

登壇したのは、左から『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん、秋田の武田昌大さん、淡路島の富田祐介さん、神戸の鶴巻耕介さん。

先陣を切って自己紹介したのは、秋田県からやってきた武田昌大さん。
武田さんは地元秋田、そして香川にある茅葺の古民家を活用した
〈シェアビレッジ〉の村長をしています。

「人口減少率が高く、100年以内には人口ゼロになってしまうといわれている地元を、
なんとかしたいと思ってシェアビレッジというプロジェクトを始めました。
村というと人が住んでいる行政村を思い浮かべると思いますが、
シェアビレッジはどこに住んでいても村人になれるシステムです」

2015年に立ち上がったユニークなプロジェクトには、
現在、2100人ほどの村民(会員)がいます。3000円の年貢(年会費)を納め、
村に来ることができない人のために都市部で寄合(飲み会)を定期的に開いています。

「シェアビレッジをつくって1年目に、なんと20組も移住してきたんですよ」と
うれしそうに話す武田さん。
自身は、秋田に住みながら東京日本橋小伝馬町におむすび屋〈ANDON〉をオープン。
さらにはシェアビレッジの2軒目を香川県三豊市につくり、
デュアルライフ先駆者としてあちこちを飛び回っています。

まずは秋田県に行ったことがある人に挙手を促す武田昌大さん。ちょっぴり自虐的に「行ったことない県ランキング1位と言われているんです」と発言。何人かの挙手に驚き、にっこりと頬が緩みました。

まずは秋田県に行ったことがある人に挙手を促す武田昌大さん。ちょっぴり自虐的に「行ったことない県ランキング1位と言われているんです」と発言。何人かの挙手に驚き、にっこりと頬が緩みました。

次は、兵庫県洲本市から〈シマトワークス〉代表の富田祐介さんがマイクを手にします。

富田さんは7年前に東京から淡路島に移住。企画の仕事をしています。ちなみに東京にいたときは建築の仕事をしていたそう。

富田さんは7年前に東京から淡路島に移住。企画の仕事をしています。ちなみに東京にいたときは建築の仕事をしていたそう。

「淡路島では、食に関するプロジェクトやそれにまつわる研修などの企画をしています。
僕の場合は、地域を良くしようとか活性化だという思いはなく、
もっと自分がワクワクしたいと思って移住しました」

食が豊かな淡路島暮らしが気に入っているという富田さん。
30歳のときに、学生時代の知り合いから淡路島で一緒に事業を立ち上げようと誘われ、
移住を決断しました。見知らぬ土地での不安もあるなか、
結果、最後に決めたのはワクワクしたからだといいます。

「ここでは、仕事はイチからつくっていかなくてはいけません。
でも、自分のワクワクに素直にいこう! と決めました」
しばらくして島内にネットワークができ、
自分でも独立してできるかなというタイミングで結婚もした富田さんは、
今年は海外にも短期滞在をしてみたのだとか。

「夫婦で話し合い、実験的にベトナムに1か月住んでみました。
でも、バケーションしたいわけではないので、
今の仕事を維持しながらひたすら働いていましたよ」
海外でも変わらず多忙なままですが、住環境が異なることで気分も変わります。
「暮らしに刺激が欲しいので、
1年に1か月くらいは日本を出て海外に住んでもいいかなと思っています」

〈つるまき農園〉園長の鶴巻耕介さんは、東京都品川区出身の都会っ子。高校を卒業後、関西の大学へ進学しました。

〈つるまき農園〉園長の鶴巻耕介さんは、東京都品川区出身の都会っ子。高校を卒業後、関西の大学へ進学しました。

兵庫県の神戸市北区淡河町を拠点にして活動する、
〈つるまき農園〉の鶴巻耕介さんの登場です。
「神戸って港町のイメージがありますが、
山のほうへ行くとびっくりするくらいの農村地帯が広がっているんですよ」
2014年に移住をした彼は、100の知恵と技を持つ人=現代版の百姓になることを
目指しています。

「以前はコミュニケーションとかメールのやりとりで成立する仕事が多かったので、
野菜づくりや家の修理など自分の手でできるといいなと思いました。
周囲で移住している人は専門性の高い職人系が多く、
総合職で働いていた自分に移住できるのかという不安はありました。
けれども、小さな仕事であちこちから仕事をもらえるようになれば可能なのでは、
と現在実践しています」

鶴巻さんは、サツマイモの観光農園で働くほか、
茅葺き屋根の葺き替え手伝いや淡河宿本陣跡保存会の理事、
学生のインターンシップのコーディネーターなどを生業にしています。
学生時代に子どもをとりまく環境や教育問題に興味を持ったことから、
暮らしのあり方を変えることを望んでいました。
「里山とか農村の自然に興味があるのかといえばそうでもないんですよね。
地域に残っている相互互助の精神などが、
果たして合理的なのか確認したいと思って移り住んだんです」
結果、地域全体で子どもを見てもらっていることなどから、
仕事がなくなってもどうにかなるかなと安心感を得たと鶴巻さんは言います。

ファシリテーターは『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん。個性豊かなデュアルライフ実践者の暮らしのリアルを引き出します。

ファシリテーターは『Discover Japan』誌編集長の高橋俊宏さん。個性豊かなデュアルライフ実践者の暮らしのリアルを引き出します。

廃材リノベーションって
実際どうなの?
お金もない、スキルもない私たちが
古民家を改修できた理由

こんにちは。〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

キラキラと木漏れ日の射しこむ縁側でゆっくり本を読む。
そんな風景を思い浮かべて
「移住したら古民家に住んでみたいなあ」
と思う方も多いんじゃないでしょうか。

天気のいい日の我が家。

天気のいい日の我が家。

けれど、家は人が住まないとあっという間に傷んでしまうもの。
今、空き家になっているような古民家の多くは、掃除や改修が必要な状態です。

3年人が住んでいなかった我が家も、最初は草木がぼうぼうで、
庭に植えられたバラは野生化し、そのツルは屋根まで達して
部屋が薄暗くなっていました。

その荒れっぷりといったら、庭の木を剪定するまで、庭にある石灯篭の存在に気がつかなかったほど。

その荒れっぷりといったら、庭の木を剪定するまで、庭にある石灯篭の存在に気がつかなかったほど。

空き家だった頃のいとしまシェアハウス。

空き家だった頃のいとしまシェアハウス。

優雅な縁側の時間を手に入れるためには、
まず荒れ果てた古民家を自分たちの手で直していかなければなりません。
さらに、その家に住んでいる間にも家は傷んでいきますから、
この場所で長く暮らしていくために、DIYは田舎暮らしに欠かせない技術です。

そこで今回は、お金もない、スキルもない私たちが、
どうやってこの築80年の古民家をリノベーションしていったのか、その方法を紹介します。

小豆島〈HOMEMAKERSカフェ〉
オープン5年目で変わったこと、
変わらないこと

夫婦ふたりだけで始めたカフェ、少しずつ成長中

8月に入っていよいよ夏本番だな~と思いきや、
思いのほか涼しい日が続いている小豆島。
立秋を過ぎ、朝夕は秋を感じる日もあります。
このまま秋になってほしいですが、まだしばらく夏が続きそうです。

さてさて夏休みに入り、小豆島にはたくさんの方が遊びに来られています。
〈HOMEMAKERSカフェ〉もいつもより賑やか。
今日は、あらためてそのカフェのことを書こうと思います。

2014年2月にカフェをオープンして、4年半経ちました。
オープンした頃と比べるとちょくちょくいろんなところが変わっています。
営業していくなかで感じる「もっとこうしたいよね」をひとつずつ実行していき、
お店を育てていっている感じです。

一番変わったのは、なんといっても「人」!
最初は私たち夫婦ふたりで何から何までしていましたが、
いまは友人に手伝いに来てもらっています。

カフェは金・土曜の営業なのですが、金曜日は野菜の収穫、出荷作業もあるので
3人に来てもらっています。土曜日はひとり来てくれてます。
掃除から始まり、デザート準備、サラダの仕込み、
看板を出したり、オープン前はいつもバタバタ。

いま考えるとなんでふたりでできたんだろうと思うくらいやることがたくさんあります。
みんなでやるようになり、負担がかなり減り、カフェの日が楽しみになりました。

友人に手伝いに来てもらうようになってだいぶ余裕ができました。

友人に手伝いに来てもらうようになってだいぶ余裕ができました。

カフェスタッフ入れ替わりの日。カフェで働ける若手絶賛募集中です!(笑)

カフェスタッフ入れ替わりの日。カフェで働ける若手絶賛募集中です!(笑)

余裕ができたことで、野菜の販売もちゃんとできるようになりました。
いままでも採れた野菜を少し並べたりしていましたが、
販売してたりしてなかったりして、
「今日は野菜販売してないんですか?」と聞かれることもありました。

金・土曜のカフェ営業日はいつも旬の野菜を販売してます。

金・土曜のカフェ営業日はいつも旬の野菜を販売してます。

いつもカフェに来たら、旬の野菜が並んでいて、
カフェのメニューで使っている野菜そのものを見ることができる、
気に入ったら買って帰って家でまた食べることができる、
そういう流れをつくりたいなと思っていました。

野菜を販売していると、その野菜をネタに話が盛り上がることもあるし、
野菜だけ買いに来てくれる人もいたりします。
ちょっとずつ野菜コミュニティが育っているような気がしてとてもうれしいです。

どのマクワウリがおいしいかな~という話をしながら。ただ売り買いするだけじゃない野菜を通したコミュニケーション。

どのマクワウリがおいしいかな~という話をしながら。ただ売り買いするだけじゃない野菜を通したコミュニケーション。

マクワウリを大量に収穫した日。近所の方などが買いに来てくれました。

マクワウリを大量に収穫した日。近所の方などが買いに来てくれました。

それといまさらですが、本日のメニューをつくるようになりました。
メニューを毎回更新するのはけっこう手間のかかることですが、
でもこういうひとつひとつのことがきっと大事なんですよね。
運営している私自身楽しくなります。

都度更新してる本日のメニュー。

都度更新してる本日のメニュー。

季節限定のスモモソーダ。スモモが1個まるごと入ってます。

季節限定のスモモソーダ。スモモが1個まるごと入ってます。

カゴ編みで世界の見え方が変わる?
長谷川美和子さんと体験する
山あいだからこそできる作品づくり

自然素材を自分の手で集めてつくるカゴ

北海道に梅雨はないというが、今年の6月は雨続きだった。
岩見沢の山あいで続けている〈みる・とーぶSchool〉というワークショップは
屋外での活動も多く、天気予報を眺めて気を揉む日々が続いていた。

6月23、24日に企画したのは、秩父に住むカゴ作家の
長谷川美和子さんによるワークショップ。
長谷川さんは東京農工大学科学博物館つるかごサークルを卒業し、
2009年から〈木のヒゲ〉という名前で活動を開始。
東京・国立にある自然素材のインテリアを扱う〈たとぱに〉で
定期的に教室を開いている。

今回、岩見沢には、素材集めとワークショップ開催を兼ねてやってきてくれ、
1日目にカゴ編みの素材となる樹皮採取と下処理、2日目にカゴ編み体験を行った。

長谷川美和子さん。昨年、東京から、クルミをはじめ、コウゾやクワなどの木が豊富にある秩父に移住。さまざまな地域に足を運んで素材を採取している。

長谷川美和子さん。昨年、東京から、クルミをはじめ、コウゾやクワなどの木が豊富にある秩父に移住。さまざまな地域に足を運んで素材を採取している。

ワークショップ開催の告知チラシ。

ワークショップ開催の告知チラシ。

23日は薄曇り。お天気がそのままもってくれることを願いつつ、
まずは樹皮採取を行った。
カゴ編みに使える樹皮はさまざまあるが、
長谷川さんがなかでも大好きというのがクルミ。

北海道には道や田畑の脇にたくさんのクルミが自生しており、
大きくなると通行のジャマになるため切り倒されるものも少なくない。
今回そうした木を所有者さんの了解を得て、
カゴ編みの素材として使わせてもらうことにした。

クルミの花が咲くのは6月。北海道にはオニグルミという殻のかたいクルミがそこかしこに自生している。

クルミの花が咲くのは6月。北海道にはオニグルミという殻のかたいクルミがそこかしこに自生している。

ワークショップに集まったのは10名ほど。切ることになったのは畑の傍に生えていたクルミ。

ワークショップに集まったのは10名ほど。切ることになったのは畑の傍に生えていたクルミ。

まず長谷川さんは、取った素材をムダにしないことを空に誓ってから、
森へと入っていった。

「素材を自然からむさぼりとるようなことはしたくない」

活動名は、イギリスの長編小説『指輪物語』に出てくる木の精の名前からつけたもの。
必要以上に植物を採取して「木のヒゲ」の怒りを買わないようにと
自戒の意味を込めているという。

カゴ編みというと、ついどんな作品をつくっているのかに目がいきがちだが、
実際に編む工程は全体の3割くらいなのだそう。
素材を採取し下処理をするのも重要なプロセスのひとつ。
素材は購入することもできるが、自分で採取することによって、
自然の恵みをいただいていることを肌で感じることができる。

「樹皮を見て、これをどんなふうに編もうかなと考えたりしながら、
素材を集めるのが好きなんです」

木を切り倒したら、葉っぱを取って枝をカット。

木を切り倒したら、葉っぱを取って枝をカット。

こんな人は要注意!?
移住に向いていない人って
どんな人?

あらためてまとめてみた、移住に向く人、向かない人

伊豆下田に移住して1年余り。移住者として取材されたり、
話したりする機会も増えてきた津留崎さんですが、
すべての人が移住に向いているわけではない、と感じているそう。
今回は、こんな人は移住に向いていないかも? というポイントを
まとめてみました。

熊本地震を経て、
南阿蘇鉄道のいまと、駅舎本屋
〈ひなた文庫〉の考えること

熊本地震と南阿蘇鉄道のこと

いまから約2年前の2016年4月に熊本地震が起こり、
南阿蘇鉄道も甚大な被害を受けました。
私は〈ひなた文庫〉を、南阿蘇鉄道の無人駅のひとつを借りて営業しています。
今回は熊本地震と、被害を受けた南阿蘇鉄道のお話をしようと思います。

ひなた文庫のある駅は日本一名前の長い駅名でもあります。

ひなた文庫のある駅は日本一名前の長い駅名でもあります。

南阿蘇鉄道は世界ジオパークに認定された阿蘇山のカルデラ地域を走るローカル線で、
1985年に旧国鉄から第三セクターとして引き継がれました。
始発から10の駅を通り、立野駅でJR豊肥線に乗り換えることができます。
地元の方の交通手段だけでなく、観光列車として、車掌さんの解説つきで
南阿蘇の風景を楽しむことができるトロッコ列車も運行しています。

いまは崩れてしまったトンネル。

いまは崩れてしまったトンネル。

それぞれの駅舎もユニークで、ひなた文庫のほかにも、
シフォンケーキがおいしいカフェや、
料理教室を行う自然食のカフェが営まれている駅舎、
温泉が併設された駅舎など、バラエティに富んだ駅を持つローカル線でした。

温泉の併設されていた「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」。地震後2年経ってもビニールシートがかけられたまま営業はしていません。

温泉の併設されていた「下田上温泉駅」。地震後2年経ってもビニールシートがかけられたまま営業はしていません。

駅舎でひなた文庫の営業を始めてもうすぐ1年という頃には、
この駅から通学する高校生が乗車前に本をパラパラと見て行ったり、
病院に行くために乗りに来たおばあさんが昔の思い出話をして、
ついでに欲しい本を頼まれたりするようになっていました。
始めた当初は地元の方に受け入れられるか不安な部分もあったので、
やさしく受け入れてもらえてほっとした頃でした。

子どもたちと一緒に図鑑を見たり。

子どもたちと一緒に図鑑を見たり。

そんなとき、熊本地震が起きます。
2016年4月14日、前震と呼ばれる震度7の揺れが発生し、
その後16日に再び震度7の本震が熊本地方で発生。

私たちは14日の揺れで駅舎が心配になり、
15日の夜に阿蘇大橋を通って被害がないか確認に向かいました。
幸い駅までの道も建物にも被害はなく、その日は阿蘇の実家に泊まり、
次の日もいつもどおり駅舎で本屋を開けるつもりでいました。

しかし眠って数時間後、ゴォーという地響きのような音と、
いきなり肩を掴んで思い切り揺さぶられているような激しい揺れで
恐怖のなか飛び起きます。急いで玄関に向かうも扉は歪んで開きません。
縁側の扉を開けて家族で外に飛び出すと、真っ暗な裏山からは
カラカラと小石が落ちてくる音がしていました。

貴重品などを持ち出す余裕もなく、
車に乗って近くのコンビニの駐車場で夜が明けるのを待ち、
ようやく周りの状況がわかったのは、次の日のお昼ぐらい。
どうやら大橋が落ちたらしいと周りの人が言っていました。

発電機のある場所でテレビを見てみると、
昨日まであった橋が山ごと地滑りを起こして消えている映像が。
その橋というのは、私たちが駅舎を確認しに行くときに通った阿蘇大橋。
全長200メートルもある立派な橋が跡形もなく谷底に消えている映像は、
もはや見馴れた場所のものではなく、ましていまいる場所から
2〜3キロしか離れていない場所だとは到底思えませんでした。

阿蘇大橋のあった場所。跡形もない。

阿蘇大橋のあった場所。跡形もない。

奄美大島お試し移住、
憧れだけで来ちゃったけど
実際どうなの

憧れはあるけれどなかなか実行に移せない「移住」。
その地の暮らしに馴染めるのか? 子育ての環境としてはどうなのか? 仕事は?

たくさんの疑問と不安を解消すべく、1か月のお試し移住を決めたVR映像作家の渡邊家。
鹿児島・奄美大島から渡邊家がリポートします。

はじめまして。

どうも渡邊家の家長の渡邊徹です。
実写のVRの映像家〈渡邊課〉として活動しています。

テレビ大阪の特番のVRのアドバイザーをした時のロケ時の写真です。熱海城。※クリックで360度カメラ再生

そんな僕が今回奄美大島へ1か月のお試し移住をすることになりました。
移住というのは、なかなか壮大なお話で、漠然とした憧れのようなものはあったものの、
現実味がなくリアリティを持って考えたことはありませんでした

2017年に娘が生まれてから訪れた際の一枚。

2017年に娘が生まれてから訪れた際の一枚。

ワイルドでロハスな人が、島に移住するのはイメージがつくとは思うのですが。
ずーっと東京近郊で生まれ育ちなんなら都会暮らし肯定派の僕が
急に島での暮らしに馴染めるのかとか。子育ての環境としてはどうなのか? とか。
仕事は休まず持ち込む予定なので、
普段使っているIT系のリモートワークのツール類は機能するのか? などなど。

移住している先輩方にもたくさん話を聞いて
いろいろと思うことを率直な意見として書いていこうと思います。

僕の紹介をさせてもらいます。
35歳で恵比寿にあるデザイン会社でエディトリアルデザイナーとVR映像作家の
二足のわらじでやっております。仕事の比率は2:8くらいで、映像つくっています。
仕事は、まぁ、いわゆる不規則で終電で帰ることが常態化しています。

ただ、仕事に対するストレスはなくモノをつくるのが楽しいタイプなので
つい働き過ぎてしまうというのが実状です。

在宅で造本デザイナーをしている34歳の妻の麻由美と、
もうすぐ2歳になる娘のあさ葉の3人家族です。

出発の日。※クリックで360度カメラ再生

娘は保育園には一時保育という制度を使って、週3通っています。
僕の父と母も近くに住んでいることもあり週末やたまに平日預かってもらうことも。

子どもができる前は、土日も仕事に明け暮れていましたが、
休日は娘と過ごすようになりました。成長を日々感じ、
それを目の当たりにするのが最近とても楽しく、おもしろいなーと感じていて、
もっともっと見ていたいなーと最近よく感じています。

現在は川崎市の南武線のとある駅に住んでいます。
東京までは30分くらいで出られる便利なエリアで、
そこはもともと、僕の祖母の家で30年来僕自身も通っていたところです。
僕の出身は東京都町田市というところで、よく神奈川でしょ? と言われますが。
一応東京です。

〈コンセント〉(元アレフゼロ)というデザインの会社に勤めており、12年目になります。
最初はエディトリアルデザイナーとしてキャリアをスタートして、
雑誌や広報誌のデザインを中心にやっていました。会社が合併するタイミングで、
ウェブデザイナーに社内転職をして、最近はラボ的に立ち上げたVRの映像制作も、
事業として軌道に乗り始めてきました。

紙とVR映像の作家として会社に属しながらも、
フリーランスのように自由に働かせてもらっています。
なので、今回のお試し移住は会社員として休み半分、リモート仕事半分という状態で行きます。

奄美大島へは妻の妊娠中に初めて訪れました。
島の自然と、そこで活動している作家さんに出会いました。

2016年に妻も妊娠7か月というタイミングで、奄美大島へ。藍染めが体験できる金井工芸さんで、生まれてくる娘とお揃いの染物ティシャツをつくったり。

2016年に妻も妊娠7か月というタイミングで、奄美大島へ。藍染めが体験できる金井工芸さんで、生まれてくる娘とお揃いの染物Tシャツをつくったり。

そして子どもが生まれて10か月くらいになった時に、2回目。
以前訪れた場所にまた滞在して、より深く島の人と話す機会も生まれて、島の人たちは、
一過性になりがちな観光産業は求めていないことがわかりました。
本当の意味で奄美大島が求めていることってなんだろう? 
っていう考えが、コンテンツを作る人として出て来ました。

娘が10か月くらいになって2回目の奄美大島。

娘が10か月くらいになって2回目の奄美大島。

今回の奄美のお試し移住をすることになったきっかけは、
〈amu〉というイベントスペースで行ったイベントです。

公開家族会議:渡邊家の場合――「奄美大島に移住しようと思う」

イベントでも一緒に登壇をした、寶園(ホウゾノ)さんといろいろ話をすることで
より奄美大島に興味が出てきて、公開家族会議でのみんなの意見も参考にして、
今回のお試し移住が決まりました。

寶園さんは大阪から奄美大島に移住し、木工作家 KOSHIRAERU としてご活躍されています。
出会いは2年前に初めて奄美大島に来た時に、
金井工芸さんのところで染物体験をしていた時に出会いました。
素材にこだわり奄美大島で取れる木材を使ってひとつひとつ手仕事でつくられる作品は、
独特のフォルムと手触りがあり長く使っていたくなるものになっています。
うちも、あさ葉用のスプーンと、時計を使っています。
お店の紹介はまた今度詳しく。

去年あさ葉用のスプーンを選んだ時。

去年あさ葉用のスプーンを選んだ時。

防災対策を、日々の暮らしから。
モバイルソーラーチャージャーで
スマホのエネルギー自給を目指そう

食べもの・エネルギー・お金の自給を目指す〈いとしまシェアハウス〉。
先日から新しい試みとして「スマートフォンのエネルギー自給」の実験を始めました。

我が家には、以前ワークショップでつくった太陽光発電機があるのですが、
実はまだすべてのエネルギー自給を達成するまでには至っていません。

それならまずは、暮らしに必要不可欠なものから小さく始めてみたほうが
エネルギー自給の実感が持ちやすいのでは? 

ということで、

・ほかの家電と比べて格段に省エネ

・自給が比較的簡単

・身近な電子機器

であるスマホの電力自給の挑戦が始まりました。

太陽光でスマホが充電できる!

大きさは、パーティーに持って行くクラッチバッグくらい。

大きさは、パーティーに持って行くクラッチバッグくらい。

今回導入したのが、太陽光パネルがついたモバイルソーラーチャージャー。
シェアハウス住人にひとり1枚配布して、
天気のいい日は、お布団を干すようにパネルを庭に出して発電します。
このソーラーチャージャー、はたして日常生活で
十分な役割を果たしてくれるのでしょうか。

パネルは小さく折りたためるので、持ち運びに便利です。

パネルは小さく折りたためるので、持ち運びに便利です。

このパネルの魅力は、iPhone6が約3回充電できるくらいの、
容量8,000mAhのバッテリーが内蔵されているところ。
バッテリーがないと発電している間しか充電できないため、
充電中にスマホが持ち歩けずにちょっと不便なのです。
バッテリーが付属していれば、夜に溜まった電気をスマホに充電できてとっても手軽。

また、ソーラーチャージャーのエネルギーは満タンになったけれど、
まだ日差しは刺すように強い。なんだかもったいない……
そんなときは、別のモバイルバッテリーを接続し、
発電と同時にモバイルバッテリーを充電すればさらに効率アップ。

私のモバイルバッテリーは10,000mAh充電できます。

私のモバイルバッテリーは10,000mAh充電できます。

調子のいいときは、内蔵バッテリーとモバイルバッテリーを合わせて
1日で14,000mAhほど発電したこともありました。
iPhone6は1回のフル充電が約1,800mAhなので、これだけの電気があれば
数日曇りが続いて発電できなくても、溜めておいた電気でやりくりすることができます。

天気がいい日は鶏と一緒に庭で発電。和みます。

天気がいい日は鶏と一緒に庭で発電。和みます。

「コンセントをつながなくても、何もないところからエネルギーがつくれた! 」

初めてこのパネルでスマホを充電したときは、なんだか不思議な自信が湧き出てきて、
達成感でいっぱいになりました。

実験を続けて1か月が経とうとしていますが、
今のところ、晴れの日はスマホのエネルギーをほぼ太陽光で賄えています。
曇りの日の電力自給はさすがに厳しいですが、晴れの日につくった電気を調整して使えば
スマホのエネルギー自給ツールとして十分効果があるのではないでしょうか。

太陽の傾きによって場所を移動したり、バッテリーの量を確認したりと、
ちょっとした手間はかかりますが、自分でつくった電気はなんだか愛おしい。
電気に愛おしさって不思議な気もしますが、
エネルギーの自家菜園、といったら伝わるでしょうか。
この実験を重ねることで、いつかはエネルギー自給率100%を目指していきたいですね。

神々の島から見える景色から、
ドラム缶の定点観測まで……。
つい気になってしまう、
まちの建物とは

今月のテーマ「気になる建物」

毎日見る景色だけれど、そこに住む人の自慢の景色だったり、
ふと目を留めるとおもしろい発見があったりと、
気になる建物も人それぞれ。今回はそんなまちにある
「気になる建物」を紹介してもらいました。

【島根県隠岐の島町】 偶然? 必然? 自然と人工物が織りなす絶景

神々の島とも言われる隠岐では、神社の鳥居が、もはや日常の風景。
中でも私が気になるのは、布施という集落にある春日神社です。

布施という集落にある春日神社

春分の日と秋分の日に、参道から鳥居を見ると、
朝陽が鳥居の真ん中を通って昇る位置に建てられています。
昼夜の長さが同じ日に、鳥居を左右均等に分けるかのように、太陽が昇っていくのです。

「そうなったのは偶然だろう」と言う人と
「意味があってつくられたはずだ」と言う人と。
実際の建立の経緯は定かではありません。
ただ、自然と人工物が織り成す情景は息を呑むほど美しく、境内が神秘に包まれます。
地域の方から「春日さん」と呼ばれ、大切にされてきた春日神社。
ほかにも逸話がありますが、それはまたどこかで。

information

map

春日神社

住所:島根県隠岐郡隠岐の島町布施

photo & text

五十嵐杏美 いがらし・あみ

平成2年生まれ。元ギャルの島ガール。2017年3月末、東京から島根県隠岐の島町へ移住し、現在は地域おこし協力隊として活動中。移住のテーマは、【自然との共生】と【丁寧な暮らし】。四季の移ろいの中で豊かに生きる術を学び中。また、自分らしく生きることを探求するためにヨガとアーユルヴェーダを学んでおり、同時に広める活動も行っている。

【岩手県花巻市】 静寂を楽しむリノベーションカフェ

岩手県花巻市大迫町の内川目地域は山に囲まれています。
商店街からは20キロほど離れているので、心地良い静寂が広がります。

そこに今年6月1日にオープンしたばかりの〈お山カフェ アスチルベ〉があります。
民宿を改装してできたカフェで、昔は食堂だった部分を
リノベーションして生まれ変わりました。“アスチルベ”とは、
花の名前で、宮沢賢治の詩にもでてきます。

天井は高く、大きな窓ガラスから差す木漏れ日とともに、食後のコーヒーを飲むのが最高の贅沢です。

information

map

お山カフェ アスチルベ

住所:岩手県花巻市内川目1-72

TEL:0198-48-5223

営業時間:11:00~16:00

定休日:火曜、水曜

photo & text

鈴木寛太 すずき・かんた

1991年東京都出身。2011年に発生した東日本大震災以降、大学のボランティアプログラムで、繰り返し岩手県を訪れるようになる。一度は就職するも、2015年8月、地域おこし協力隊として花巻市に移住。大迫(おおはさま)地区で、減少が続くぶどう農家の支援やイベントの企画・調整を行っており、2018年5月にぶどう農家となる。

大切な日常、小豆島の「虫送り」

虫よけと豊作を祈願する伝統行事

いやー、本当に暑い日が続きますね。
小豆島も灼熱の日々が続いています。
昼間の畑仕事は体への負担が大きすぎるため、最近は朝夕に外作業、
日中は屋内でできる作業をするようにしています。
というかほんとにこんなに暑い中で働くのはナンセンスなような気さえしてきます。
大人も夏休みをとるべきだなと!

7月中旬から急に暑くなったのですが、その前には小豆島でも雨がたくさん降りました。
幸いこちらでは大きな被害はありませんでしたが、
瀬戸内海周辺の地域ではたくさんの被害がでていて、
本当に本当にこの暑さの中での復旧作業、避難生活は
想像を絶するしんどさだと思います。

これ以上被害がでないように、どうかみなさん無理をなさらず。
そして少しでも早くいつもの生活が戻ってくることを願います。

この大雨と続く暑さのせいもあって、7月は振り返る間もなく
あっというまに日が過ぎてしまい、気づけば子どもたちは夏休みです。
日常がすごい勢いで流れてしまっている……。大切な日常をきちんと記しておかねば。
というわけで、今日書くのは7月上旬のできごとです。

この日は風が強く、稲が風になびく姿が美しかった。

この日は風が強く、稲が風になびく姿が美しかった。

こんなにもきれいな緑のじゅうたんが広がるのは、生産者さんの日頃の手入れのたまもの。

こんなにもきれいな緑のじゅうたんが広がるのは、生産者さんの日頃の手入れのたまもの。

7月は田んぼの力強い緑色がとても美しい季節です。
5月に植えられた稲はたくましく育ち、あっという間に地面が見えなくなり、
緑のじゅうたんが広がります。
毎年この季節に行われるのが、小豆島の伝統行事のひとつ「虫送り」です。

虫送り当日、子どもたちは肥土山離宮八幡神社に集合します。

虫送り当日、子どもたちは肥土山離宮八幡神社に集合します。

集合時間までみんなで遊ぶ風景もまたいい。

集合時間までみんなで遊ぶ風景もまたいい。

私たちが暮らしている小豆島・肥土山(ひとやま)地区では、
夏至から数えて11日目にあたる半夏生(はんげしょう)の日、7月2日頃に行われます。
ちなみに昔は夏至からこの半夏生の頃までに田植えをしていたそうで、
田植えが無事に終わったこの時期に、虫よけと豊作を祈願して
虫送りが行われるようになったそうです。

虫送りについての説明を聞く子どもたち。

虫送りについての説明を聞く子どもたち。

火手(ほて)と呼ばれるたいまつ。火を灯して歩きます。

火手(ほて)と呼ばれるたいまつ。火を灯して歩きます。

札幌市資料館で
“森の出版社”のお披露目。
岩見沢の山里の魅力を見つめ直す

昨年に続き2回目の『みる・とーぶ展』を開催!

札幌市資料館で7月6日から3日間開催した『みる・とーぶ展』がついに終わった。
前回の連載で書いたように、このイベントに合わせて
地域マップの改訂や販売物の制作を行い、
さらに今年は、〈森の出版社ミチクル〉という独自の出版活動を立ち上げ、
そのお披露目もすることにした。

すべての締め切りが一気に押し寄せることとなり、
大慌てで作業をしていったが、チームのみんなで協力しあい、
なんとか展覧会の初日を迎えることができた。

商品の販売とともに、岩見沢の山あいで撮影された写真を集めたフォトコンテストの投票も実施。票数の最も多かった写真が「みる・とーぶ賞」に輝く。

商品の販売とともに、岩見沢の山あいで撮影された写真を集めたフォトコンテストの投票も実施。票数の最も多かった写真が「みる・とーぶ賞」に輝く。

上美流渡にある花屋さん〈Kangaroo Factory〉も昨年に続き参加。写真は新作のミニブローチ。

上美流渡にある花屋さん〈Kangaroo Factory〉も昨年に続き参加。写真は新作のミニブローチ。

展覧会には、地域の陶芸家や木工作家、花屋さんの作品とともに、
〈みる・とーぶ〉チームがつくった手づくりの品を並べ、
その一角に森の出版社のコーナーをつくった。

出品したものはごくわずか。
昨年つくった『山を買う』と新作『ふきのとう』、
りんごの品種と味がわかるポストカード3種のみ。
とても小さな展示であったが、本やポストカードを買ってくれる人に接する機会となり、
わたしにとっては大きな収穫があった。

新作の『ふきのとう』は、ふきのうとうの成長をモノクロームの切り絵で表現した絵本。
立ち読みでも、あっという間に読めてしまうほど言葉は少ない。
ふきのとうの形も抽象化されていて、色もなく、
切り絵という手法であることから、単純な表現に見える。
普段、わりとくどくど説明したくなるタイプであるため、
こうした要素の少ない絵本に、人は果たして興味を持つのか半信半疑だった。

森の出版社を始めるにあたってつくったパネル。

森の出版社を始めるにあたってつくったパネル。

小さな本とカードを並べたささやかな展示。

小さな本とカードを並べたささやかな展示。

1日100人ほどの人が会場を訪れ、
そのなかで本を実際に手に取る人はわずかではあったが、
何人か「こういう世界好き」と言ってくれた人がいた。
わたしの知人やコロカルの連載を読んでくれている人ではなく、
たまたまその場で本を知って買ってくれた人がいたことは、
自分の表現を信じることができる体験となった。

また、展覧会終了後、ミチクル編集工房のFacebook
ささやかに販売の告知を始めており、
購入したいと連絡をくれる人がいることにも勇気づけられた。

十数年、出版社で編集者として本をつくり続けてきたときにも、
売り上げの数字が伸びると喜びを感じたことはあったが、
今回の『ふきのとう』のように、たった1冊売れるだけで、
心がくすぐったいようなドキドキするような感覚を味わうのは初めてだった。

『ふきのとう』は、24ページ、サイズはA6。造本作家でありグラフィックデザイナーの駒形克己さんにアドバイスをもらいながら1年半かけて制作。デザインは娘のあいさんによるもの。

『ふきのとう』は、24ページ、サイズはA6。造本作家でありグラフィックデザイナーの駒形克己さんにアドバイスをもらいながら1年半かけて制作。デザインは娘のあいさんによるもの。

下田で暮らし始めて変化した
子育てと仕事のバランス、
そして新たな気づき

移住の夢はある程度叶ったけれど…

伊豆下田に移住して1年余りが経った津留崎さん一家。
フォトグラファーの妻・徹花さんは
新たなライフワークともいえる趣味に目覚め、
子どもと過ごす時間も増えて、暮らしにも変化が。
一方で相変わらず、これでいいの? と不安に感じることもあるようです。

暮らしを自由にするオフィスとは? キッチンもシャワーも完備の 〈12 SHINJUKU〉

この夏、東京・新宿に、“暮らしを自由にするオフィス”をコンセプトにした
あたらしいかたちのシェアオフィス〈12 SHINJUKU(ジュウニ シンジュク)〉がオープン!
8月中旬から入居開始を予定しています。

入居者専用 LDK完成予定イメージ

入居者専用 LDK完成予定イメージ

“暮らしを自由にするオフィス”ってどういうことでしょう?
それは、リビング、キッチン、ソファ、シャワーなどの
住まいの機能が導入されたオフィス。
「職住近接」の新しいワークスタイルを目指します。
〈12 SHINJUKU〉という名前も、
住居の1st PLACEと、オフィスの2nd PLACEを足して12ということから
名付けられているんです。

12 SHINJUKU BOOK SHELF完成予定イメージ

BOOK SHELF完成予定イメージ

12 SHINJUKU 8F LOUNGE完成予定イメージ

8F LOUNGE完成予定イメージ

オフィスプランは、1人から使えるフリーデスクから、
十数名規模のオフィスまで、多様なプランがあります。
共用部には、リラックスしたり、食事ができる入居者専用の
リビングダイニングキッチン、ルーフトップ、シャワールーム、
ブックシェルフなどを完備しています。

料金は、1ヶ月の料金が、フリーデスクが3.1万円、
スモールオフィスが13万円台から(予定)。

観光地域づくりに挑戦する メンバー募集中! 岩手県の平泉・一関DMO 地域課題を解決するプロジェクト

きらびやかで絢爛たる世界遺産「中尊寺金色堂」や、
ビアフェスの先駆ともいうべき「全国地ビールフェスティバルin一関」、
全国的にも珍しい、多彩な「もち」の食文化、
清々しい緑と渓流の「猊鼻渓(げいびけい)」などで知られる
岩手県南部に広がる一関市。

豊かな自然と文化が根づく一関ですが、
人口は都市部に流れ、駅前や商店街の活気は減速ぎみ。
日本の地域がかかえる問題が、一関でもおこっています。

そんな状況を打破するべく、地元の30~40代の若手社長や、
都市部にいながらも一関にゆかりのあるメンバーが一念発起。
2018年4月に〈一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO〉を立ち上げました。

農林水産省が推進する「食と農の景勝地」に認定された一関市。美しい田園風景が広がります。

農林水産省が推進する「食と農の景勝地」に認定された一関市。美しい田園風景が広がります。

日本版DMO(Destination Management Organization)の候補法人として
行政・企業・団体と連携し、一関平泉エリアを東北有数の観光地として確立させ、
“持続可能な地域経営”にすることを使命とし活動する、平泉・一関DMO。
民間主導で事業が展開するという点も、全国的にみてもユニークではないでしょうか。

この平泉・一関DMOに所属し、一緒に新しいツーリズムを創造する
「ディレクター(地域おこし協力隊)」の募集がスタートしました!

ふるさと納税でも募金可能! 〈平成30年7月豪雨災害〉 ネットで出来る支援

このたびの西日本を中心とした記録的な大雨災害により、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
ネットで出来る支援も数多くあります。

ふるさと納税で募金

ふるさと納税

ふるさと納税を活用して、
平成30年7月豪雨の被害を受けた自治体を支援することができます。
返礼品を希望しない寄付を申込んだ場合、お申し込み金額の全額が自治体に届けられます。
寄付後は、自治体から寄付金受領証明書が発行されます。
1,000円より1円単位で指定した金額を寄付出来るので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、ふるさと納税サイト「さとふる」にて。

また「ふるさとチョイス災害支援」では、
被災された自治体に代わって寄附を受け付ける自治体へ寄附をすることも、
被災された自治体に、直接ふるさと納税による寄附をすることも可能です。
詳細はこちらから。

Tポイントで募金

Yahoo! JAPANのネット募金では、クレジットカードは100円から、
Tポイントは1ポイントから寄付できます。募金はこちらから。

マイレ-ジで募金

ANAマイレ-ジクラブでは、マイルでの募金ができます。
寄せられたマイル寄付相当額は、日本赤十字社
および被災された自治体を通じて、被災者の方々の支援に役立てられます。
募金はこちらから。

LINE PayとLINEポイントで募金

LINEでは、LINE PayとLINEポイントを通じて寄付ができます。
募金はこちらから。

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

呉市の被害状況

広島県呉市に住むコロカルのライター、浦山寧子さんも被災されました。
現在、Twitterで呉市の情報を発信されています。
コロカルでは、被災地の一日も早い復旧を願っています。

田舎×シェアハウスの
メリットとデメリットって?
糸島に5年住んで感じたこと。

福岡県糸島市の小さな集落に「食べもの・お金・エネルギー」をつくる
〈いとしまシェアハウス〉を立ち上げて5年。

移住したばかりの頃は“シェアハウス”という概念はまだメジャーではなく、
なぜ田舎でシェアハウス? と聞かれることも珍しくありませんでした。

暮らしてみてわかったことですが、
実は、田舎とシェアハウスはとっても相性がいい! 
今回は、私がハマった田舎シェアハウスの魅力をご紹介します。

いとしまシェアハウスは、
敷地275坪、納屋、駐車場、鶏小屋、牛舎があり、母屋は85坪ほどの2階建て一軒家。
今はこの家に4人で住んでいます。

土間と2部屋をぶち抜いてつくったオープンスペースに、
キッチン、トイレ、お風呂、個室が5部屋(納屋の部屋を含めると6部屋)、
屋根裏にはゲストルームも。縁側から見える庭の池には、
ご近所さんが放流(?)した鯉や山魚が元気に泳いでいます。

夏は風が通って気持ちがいい、縁側。

夏は風が通って気持ちがいい、縁側。

我が家のシェアスタイルは、以下のような感じ。

・住人それぞれに部屋がある

・リビングやキッチン・お風呂などの水回り部分を共用

・夕食は毎晩一緒に食べる

・掃除は当番制

なんとなく、暮らしが想像できましたか? 

ではさっそく、私がここに住んで感じた
シェアハウスのメリットについて、お話ししていきます!

小豆島の畑で野菜収穫!
から始まる「島サンド」づくり

カメラを通して島の暮らしを体験する旅

いつも「小豆島日記」を読んでくださってありがとうございます。
この連載も200回を迎え、祝連載200回記念! として
コロカル編集部が小豆島を訪れてくれて、私たちのこと、小豆島のことを書いてくれました。
というわけで、私が書くのはなんだか久しぶりです。2か月ぶりくらい。
これからも書き続けていくので、どうぞおつき合いいただければと!

この2か月の間に季節はすっかり春から夏へ。
レタスやえんどう豆などの春野菜から、トマト、なす、ピーマンなどの夏野菜へ
畑の様子も目まぐるしく変わっています。

春から夏にかけて収穫できる野菜が日々変わります。

春から夏にかけて収穫できる野菜が日々変わります。

冬に種をまいたベビーニンジン。

冬に種をまいたベビーニンジン。

そんな移り変わりの時期、本格的な夏野菜の収穫が始まる前の6月の畑で、
私もメンバーのひとりである〈小豆島カメラ〉主催のイベント
〈生産者と暮らしに出会う旅 vol.7〉が開催されました。

生産者と暮らしに出会う旅は、いわゆる観光スポットを巡る旅ではなくて、
生産者さんや島で暮らす人の家を訪れ、どっぷりとその場所で過ごす旅。
移動時間が少ないので、じっくりそこでの時間を楽しめます。
今回は〈HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)〉の畑とカフェを拠点に1日過ごしました。
テーマは「畑で野菜を収穫して、島野菜サンドをつくろう!」です。

小豆島カメラが主催のイベントなので、このテーマにさらに「撮影」が加わります。
オリンパスのミラーレス一眼レフカメラ〈OLYMPUS PEN-F〉が参加者全員に貸し出され、
その使い方や設定方法などの説明から始まりました。

参加者全員に貸し出された〈OLYMPUS PEN-F〉。小豆島カメラメンバーも使っています。

参加者全員に貸し出された〈OLYMPUS PEN-F〉。小豆島カメラメンバーも使っています。

まずはカメラの基本的な使い方を説明。

まずはカメラの基本的な使い方を説明。

初めてカメラを使う方から普段から使ってる方までさまざま。

初めてカメラを使う方から普段から使ってる方までさまざま。

説明が終わるとさっそくカフェから畑へ。
HOMEMAKERSの畑はカフェから歩いて数分のところに点在しているので、
畑の脇の細い道をみんなで歩いて行きました。
田舎のあぜ道を、20人くらいがカメラをぶらさげて歩いていると
ちょっと不思議な感じがします。
近所のお父さんも「なんだなんだ?」と様子を見に来たり。

カメラをぶら下げて畑へ。

カメラをぶら下げて畑へ。

途中できれいな紫陽花に出会い撮影。

途中できれいな紫陽花に出会い撮影。

畑では、にんじんやじゃがいもを収穫しました。
私にとっては日常すぎる畑での時間。

にんじんの収穫。

にんじんの収穫。

掘り上げた春じゃがいも。ナイススマイル。

掘り上げた春じゃがいも。ナイススマイル。

にんじんを収穫するだけでこんなにも楽しそうにしてもらえるなんて、
逆にこっちがうれしくなります。
毎日当たり前のようにある風景や時間が、実は特別なものだったりするんですよね。

一生懸命にんじんを掘る姿がなんともかわいらしかった。

一生懸命にんじんを掘る姿がなんともかわいらしかった。

掘りたてじゃがいも。この2時間後にはポテトフライに。

掘りたてじゃがいも。この2時間後にはポテトフライに。

ペットと暮らせるシェアハウス 〈Pet Share 180°上飯田〉誕生。 グルーミングルームも完備!

愛知県名古屋市の北区に、ペットと触れ合える屋内プレイルームや、
ペット専用のグルーミングルームを完備したシェアハウス
〈Pet Share 180°上飯田〉が誕生しました。
東海エリアでは初の、本格的なペットコンセプトのシェアハウスです。

Pet Share 180°上飯田 メインイメージ

Pet Share 180°上飯田の外観

〈Pet Share 180°上飯田〉は、14人が入居可能な、3階建のシェアハウス。
2018年4月にオープンし、現在、入居数が過半数を超えました。
ただいま、犬や小鳥、ウサギなどを飼われている方が入居中。
家賃は39,000円からとなっています。

グルーミングルーム

グルーミングルーム

ペットコンセプトのシェアハウスのメリットは、
ペットを飼っていない人でも、他の入居者のペットを可愛がることができ、
飼い主が旅行中も入居者同士で預かることが出来ること。

また、人工芝&屋根・エアコン付きのプレイルームが設置されており、
そこにはグルーミングルームが併設されています。
サロンに行かないと叶わないようなお手入れも、
シェアハウス内で出来てしまうのがスゴい!

飛び出し防止ゲート

飛び出し防止ゲート

飛び出し防止ゲートのあるお部屋もあります。

岩見沢の山里で何ができる?
メンバーの個性を発揮する場
〈みる・とーぶ〉

イベント、ワークショップ、フォトコンテスト!
各人がやりたいことをやる

岩見沢の山里を舞台にして、自分たちに何ができるのか。
それを探ろうと始めた〈みる・とーぶ〉という活動も、2年目を迎えた。
メンバーは10名にも満たないが、時が経つにつれ
それぞれの個性が際立ってきており、多様性あふれる展開が起こっている。

そのなかのひとつ。
わたしが言い出しっぺとなって続けている企画が〈みる・とーぶSchool〉だ。
現在、毎週木曜日に、毛陽の森をひとりで開墾したトシくんと一緒に
畑で英会話という企画を開催するほか、
1か月に1本のペースでゲストによるワークショップを開催している。

5月のワークショップは、ドイツ発祥のボール運動プログラム「バルシューレ」。地元に住み〈スポーツ ライフ デザイン いわみざわ〉というスポーツクラブを運営する辻本智也さんをゲストに招いた企画。

5月のワークショップは、ドイツ発祥のボール運動プログラム「バルシューレ」。地元に住み〈スポーツ ライフ デザイン いわみざわ〉というスポーツクラブを運営する辻本智也さんをゲストに招いた企画。

また、メンバーのひとり、地域おこし推進員(協力隊)の上井雄太さんが中心となって
昨年に続き企画しているのが〈みる・とーぶフォトコンテスト〉。
山里のひとコマをおさめた写真を募集し、入選者には賞品として、
地元の商店のしめサバやラーメン券などをプレゼントするという企画だ。

昨年のフォトコンテストは、岩見沢の毛陽地区にある〈ログホテル メープルロッジ〉で展示を行った。今年は札幌市資料館で開催する『みる・とーぶ展』で展示予定。

昨年のフォトコンテストは、岩見沢の毛陽地区にある〈ログホテル メープルロッジ〉で展示を行った。今年は札幌市資料館で開催する『みる・とーぶ展』で展示予定。

フォトコンテストの企画から募集、展示などは、上井さんが中心となって進めている。6月末まで行った今年の募集は、予想以上の反響があった。

フォトコンテストの企画から募集、展示などは、上井さんが中心となって進めている。6月末まで行った今年の募集は、予想以上の反響があった。

そして、7月6日にいよいよ開催となる1年1度の大イベント。
札幌市資料館で行われる展示では、メンバーであるインテリアデザイナーの
吉崎祐季さんが、会場の展示プランを考えたり、
地元の陶芸家や木工作家への声かけを行ったりしている。

展覧会にそなえて、作家の出品作をチェックしたり、展示什器をつくったり。大忙しの吉崎さん。

展覧会にそなえて、作家の出品作をチェックしたり、展示什器をつくったり。大忙しの吉崎さん。

展示の目玉のひとつになるのは、上美流渡地区で窯を開いていた、故・塚本竜玄さんの茶碗。昨年も好評で、今年は種類を増やすことにした。

展示の目玉のひとつになるのは、上美流渡地区で窯を開いていた、故・塚本竜玄さんの茶碗。昨年も好評で、今年は種類を増やすことにした。

塚本さんの器は独特の質感が特徴。世界に3つしかない曜変天目茶碗の輝きを再現しようと試行錯誤を続けた陶芸家だ。

塚本さんの器は独特の質感が特徴。世界に3つしかない曜変天目茶碗の輝きを再現しようと試行錯誤を続けた陶芸家だ。

イベント運営のほか、会場で展示販売をするために、吉崎さんと
〈東井果樹園〉の東井永里さんは、蜜蝋キャンドルの制作にも励んでいる。
ここまで紹介した4人がコアメンバーとなり、
さらにはこの展覧会での配布をしようと「みる・とーぶマップ」という、
地域の人々の活動を似顔絵つきで紹介したマップの改訂も行った。

東井さんは、吉崎さんと一緒にキャンドルの制作に励む。

東井さんは、吉崎さんと一緒にキャンドルの制作に励む。

蜜蝋をくだいて不純物を取り除き、キレイに型に流し込むのはなかなか手間のかかる作業。

蜜蝋をくだいて不純物を取り除き、キレイに型に流し込むのはなかなか手間のかかる作業。

今回、シラカバをの木をくりぬいたポットにキャンドルを入れた新商品が登場。

今回、シラカバをの木をくりぬいたポットにキャンドルを入れた新商品が登場。