下田の海まで徒歩数秒!
世界を飛び回るDJが始めた
ピザ店〈FermenCo.〉

下田のピザ店〈FermenCo.〉
がおいしい!

下田にオープンして話題のピザ店〈FermenCo.〉に行ってみた徹花さん。
一度食べてみて、その味に病みつきになったようです。
店主夫妻に話を聞いてみると、
なかなかおもしろい経歴を辿った移住者でした。
ふたりからは軽やかで、人生を楽しんでいる様を感じたようです。

和歌山の酒蔵〈平和酒造〉が東京・日本橋兜町に〈平和どぶろく兜町醸造所〉を6月にオープン

日本酒をよりカジュアルに。歴史ある酒蔵が挑む「どぶろく醸造」

和歌山県海南市にある酒蔵〈平和酒造〉が
2022年6月17日、東京・日本橋兜町に〈平和どぶろく兜町醸造所〉をオープンします。
山々に囲まれた自然豊かな土地、海南市溝ノ口に蔵を構える同酒造。
日本酒〈紀土(きっど)〉は、高野山を源流とする
やわらかな清水を用いて仕込む看板商品のひとつです。
そのほか、リキュール〈鶴梅(つるうめ)〉や、
クラフトビール〈平和クラフト〉などを醸造している酒蔵が
新たにどぶろく醸造を開始しました。

 1928(昭和3)年創業の歴史ある酒蔵〈平和酒造〉。

 1928(昭和3)年創業の歴史ある酒蔵〈平和酒造〉。

どぶろくは日本酒と同様、米と米麹、水が原料となる醸造酒。
かつては農家でつくられていた庶民の酒というイメージがありますが、
近年その味わいの進化から人気が高まっています。
そんなどぶろくをより身近に、生活に密着したお酒として
カジュアルに伝えていきたいという思いから、
都内での醸造所オープンを決めたといいます。

どぶろくをより身近に、カジュアルに感じてもらうため、
平和どぶろく兜町醸造所ではブルワリーパブ形式を採用。
その場で醸造したどぶろくを、和歌山の名産品をふんだんに使用したバーフードとともに、
新鮮な状態で楽しむことができます。
さらに、杜氏をはじめとする醸造家たちがお酒の魅力やペアリング、
製造秘話なども教えてくれるとか。

木材を多用しながら現代的な建築に落とし込んだビル「KITOKI(キトキ)」の1階で営業。

木材を多用しながら現代的な建築に落とし込んだビル「KITOKI(キトキ)」の1階で営業。

産地との信頼関係から生まれる 〈青果ミコト屋〉の エコでユニークなアイスクリーム

KIKI NATURAL ICECREAM

旅する八百屋が手がけるアイスとは?

キャンピングカーをベースに、日本各地の畑と生産者を回り、
野菜の魅力を伝えてきた、旅する八百屋〈青果ミコト屋〉
昨年10周年を迎え、神奈川県青葉区梅が丘にショップをオープンしました。

ショップは赤いレンガの大きな建物です。

ショップは赤いレンガの大きな建物です。

このショップにはこだわりの農作物や調味料をはじめ、
畑と生産者を巡る旅の体験や気づきを、もっとカジュアルに楽しく、
たくさんの人へ届けたいという想いから、オリジナルのアイスクリームを販売する
〈KIKI NATURAL ICECREAM〉も展開。

そこで販売されているのは、野菜や果物の売り残し、規格外品、B級品など、
フードロスになったかもしれない食材を用いて、
添加物を加えず、手仕事で丁寧につくられたユニークなアイスです。

アイスは、1スクープ480円、2スクープ700円、3スクープ880円、キッズスクープ250円、リトルスリー700円。

アイスは、1スクープ480円、2スクープ700円、3スクープ880円、キッズスクープ250円、リトルスリー700円。

4月中旬に訪れた際のラインナップはこちら。
「だし巻き玉子」といったユニークな名前のものから牛すじが入ったものまで、
他のお店では絶対に見ることのできない、オリジナリティ溢れるフレーバーばかり。

「kikiミルク」

「kikiミルク」

こちらは唯一、年中展開しているフレーバー「kikiミルク」。
那須の〈森林ノ牧場〉でチーズをつくる際に大量に出るスキムミルクを半日炊き、
米油、米粉、乳製品を配合して作られています。
スキムミルクのコクが効いていてまろやかで、でも後味はスッキリ。
癖になる味わいです。

自家製のコーンはヴィーガンでグルテンフリー、
米粉、米ぬか、きなこが入った香ばしい仕上がりです。
プラス100円で追加可能。

右「バーガーマニアイス 〜ラズベリー牛すじ〜(以下、バーガーマニア)」、左「トースト&ジャム」。

右「バーガーマニアイス 〜ラズベリー牛すじ〜(以下、バーガーマニア)」、左「トースト&ジャム」。

「バーガーマニアイス」は、ハンバーガー屋〈バーガーマニア〉
パテを作る際に出る牛すじとラズベリーミルクアイスをブレンドしたもの。
名前からは味の想像がまったくつきませんが、食べてみると
牛すじはプチプチとした小さなグミのようで、アイスのアクセントに。
ラズベリーの甘酸っぱさも相まって、リッチな食べ心地でした。

一方、「トースト&ジャム」は鎌倉〈KOMOPAN〉のパンの端を
こんがりとトーストし、季節のジャムと合わせたもの。
小麦の風味がまろやかなコクを生み出し、何度でも食べたくなる味です。
オーナーの鈴木さん曰く、このアイスにコーヒーを足したら朝食になりますよ、とのこと。

どれもユニークなフレーバーですが、食べると意外に癖は少なく、
ストレートに「おいしい!」とびっくりさせられるものばかり。

〈KIKI NATURAL ICECREAM〉の店内。蓋をしているのはお客さんにキャプションを読んでアイスを選んでほしいからだそう。

ちなみに蓋をしてあえてアイス自体を見せていないのは、
お客さんにはキャプションを読んでアイスを選んでほしいからなんだそう。

特別に2つほど中を見せてもらいました。

〈KIKI NATURAL ICECREAM〉の「パクチー&レモンカスタード」

神奈川県の〈はやし農園〉から仕入れた、鮮度が落ちて生食には向かないパクチーと、
B品や売り残しのレモンを使用した「パクチー&レモンカスタード」。
この写真じゃ分かりにくいですが、他のアイスよりほんのりグリーンがかった印象でした。

〈KIKI NATURAL ICECREAM〉の「ごぼう」

北海道の〈中西農園〉から仕入れた規格外のごぼうや
売り残しのごぼうを使ったフレーバー「ごぼう」。
オーブンでしっかり焼いたものを使っているため香ばしく、
素材の旨味や土の香りを感じられるフレーバーです。

限定の離島ビールとともに! 壱岐島や六島を巡る 贅沢なオンラインツアー

現地のブルワーが語ってくれる離島の魅力

クラフトビールのサブスクリプションサービス〈Otomoni(オトモニ)〉を運営する
〈meuron株式会社〉が、オンラインツアーつきの
離島限定ビールセットを販売します。

〈ブルワーといく!離島オンラインツアーセットvol.3〉6479円(税込)送料無料 ※離島・沖縄県を除く

〈ブルワーといく!離島オンラインツアーセットvol.3〉6479円(税込)送料無料 ※離島・沖縄県を除く

このオンラインツアーは今回で3回目の開催。
これまで広島県・厳島(宮島)や香川県・小豆島など、
さまざまな離島を美しい映像で紹介してきました。
離島の空気を感じながら
現地のブルワリーでつくられた限定のクラフトビールで乾杯するひとときは、
心が穏やかに整うと参加者にとても好評だったそうです。

九州の玄界灘に浮かぶ壱岐島。透き通ったきれいな海にきっと心を奪われるはず。

九州の玄界灘に浮かぶ壱岐島。透き通ったきれいな海にきっと心を奪われるはず。

〈ブルワーといく!離島オンラインツアーセットvol.3〉で選ばれた離島は
長崎県・壱岐島、岡山県・六島、沖縄県・久米島の3か所です。

琉球列島でもっとも美しい島と名高い久米島をはじめ、
どの離島も自然をいっぱいに感じられる、ダイナミックな風景が魅力的!
本当に現地を散歩しているかのような、ライブ感が味わえます。

沖縄県内で5番目の広さの久米島。自然が豊かで、「球美の島」とも呼ばれている。

沖縄県内で5番目の広さの久米島。自然が豊かで、「球美の島」とも呼ばれている。

ツアーの進行役は離島のクラフトビール情報を発信する
Webサイト『離島びーる倶楽部』代表のしま彦さん。
そして、各島の醸造所〈ISLAND BREWERY〉、〈六島浜醸造所〉、
〈株式会社ロート・F・沖縄〉の代表者が
ツアーガイドとして島の魅力を語ってくれます。

移住エピソードやビールづくりのこだわりなど
ここでしか聞けない話も盛りだくさんですよ。

コンセプトは「泊まれる鮨屋」 千葉県木更津に誕生した 〈鳥居崎倶楽部 HOTEL&SEAFOODS〉

木更津再開発エリアの新リゾート施設

2022年3月、木更津再開発地区である鳥居崎海浜公園エリアに、
〈鳥居崎倶楽部 HOTEL&SEAFOODS〉が開業しました。
コンセプトは「泊まれる鮨屋」。
温泉や寿司屋をはじめ、レストラン、甘味所、レジャー施設(シミュレーションゴルフ)
を備えた、宿泊できる総合エンターテイメント施設です。

同施設は、木更津のシンボル・みなとを活かし、賑わいや活力に満ちた、
みなとまち木更津の再生をめざす〈パークベイプロジェクト〉の
メイン施設として誕生したもの。

非日常感満載のプライベート空間

非日常感満載のプライベート空間

80㎡の大きさのTORIIZAKIスイートルームは、最大4名まで宿泊可能。
客室毎で異なるこだわりのインテリアを揃えた広々とした部屋で、
それぞれのスタイルや好みに合わせた時間を過ごせるでしょう。

各部屋からはこのような美しい夕日が。

各部屋からはこのような美しい夕日が。

すべての客室から東京湾を一望することができ、
空気が澄んだ日には目の前に富士山を眺めることができます。

〈鳥居崎倶楽部 HOTEL&SEAFOODS〉全ての客室には引湯した東京湾を臨む本格的な温泉「チョコレート湯」が。

また、すべての客室には引湯した東京湾を臨む
本格的な温泉〈チョコレート湯〉があります。
硫黄成分を多く含むお湯は、入るだけで肌がサラサラすべすべに。
食事を楽しんだ後には、客室であったかい温泉にゆっくりと浸かり、
日々の疲れをゆっくりと癒すことができるはず。

春の新玉ねぎサラダ、辛味を抑えて
おいしく食べられる切り方は?

春だ! 新玉ねぎの季節だ!

今年の3月は、暖かくなったり寒くなったり、気温の変化が激しくて、
もう春? まだ冬? 今日は何を着たらいい?
と困りましたが、4月に入りようやく本格的な春に!
いま、小豆島では島中あちらこちらで桜が満開です。春ですね~。

近所の桃畑。桃の花も満開です。

近所の桃畑。桃の花も満開です。

そんな季節に登場するのが「新玉ねぎ」。
 
〈HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)〉でも毎年育てていて、
ファンが多い野菜です。
毎年春が近くなってくると
「そろそろ新玉ねぎ、出始める~?」
と楽しみにしている方たちからお声がけいただきます。

今年は3月下旬から新玉ねぎの収穫スタート。

今年は3月下旬から新玉ねぎの収穫スタート。

まだ若い新玉ねぎは、玉の部分から茎まで丸ごと食べられます。

まだ若い新玉ねぎは、玉の部分から茎まで丸ごと食べられます。

そもそも、新玉ねぎって何でしょ?
普通の玉ねぎと、どう違うんでしょ?
 
スーパーなどで年中売られている玉ねぎは、
長期間保存できるよう、収穫後に1か月ほど乾燥させてから出荷されたものです。
玉ねぎって冷蔵庫で保管しなくても、
涼しいところに置いておけばすぐには腐らず長持ちしますよね。
水分が少ないからです。
この乾燥させて皮が茶色のものが、いわゆる玉ねぎです。

玉ねぎをしっかり乾燥できれば長期保存できて、一年中使える。

玉ねぎをしっかり乾燥できれば長期保存できて、一年中使える。

一方、新玉ねぎは3月~4月頃に収穫したものを
そのまま乾燥させずにすぐに出荷したものです。
水分が多くとてもみずみずしいです。
一般的な玉ねぎの収穫は6月頃なので、
早く育って収穫できる早生(わせ)品種の玉ねぎを
新玉ねぎとして育てます。

収穫後すぐに出荷する新玉ねぎはとってもみずみずしい。

収穫後すぐに出荷する新玉ねぎはとってもみずみずしい。

ちなみにHOMEMAKERSでは毎年3種類の玉ねぎを育てています。
3月頃に収穫できる早生品種の新玉ねぎ。
続いて5月頃に収穫するのが赤い皮の赤玉ねぎ。
6月に入って最後に収穫できるのが貯蔵用の玉ねぎ。
 
貯蔵用の玉ねぎはしっかり乾燥させないといけないのですが、
ちょうど6月頃は梅雨の季節。
専用の乾燥設備がないと長期保存できる状態まで
乾燥させるのが難しかったりします。

収穫した赤玉ねぎをしばって吊るせるように。

収穫した赤玉ねぎをしばって吊るせるように。

風通しのいいところに赤玉ねぎを吊るして乾燥。

風通しのいいところに赤玉ねぎを吊るして乾燥。

さて、新玉ねぎ、どう食べるのがおいしいか。
まず試してほしいのが、
早採りした新玉ねぎを茎まで丸ごとオーブンでロースト。
 
若い玉ねぎは茎の部分もみずみずしくておいしいので、
新玉ねぎが採れ始めの頃はそうやって茎まで全部楽しみます。
縦に半分か四等分にカットして、天板に並べてオリーブオイルを塗って、
180~190度で20~30分。

根っこまでまるまるロースト。

根っこまでまるまるロースト。

アチアチトロトロ~で最高なんです。

同じ野菜でも、そのときの状態、大きさでいろんな料理を楽しみます。これはシーズン最初に試し採りした、超早採りのネギみたいな新玉ねぎ。

同じ野菜でも、そのときの状態、大きさでいろんな料理を楽しみます。これはシーズン最初に試し採りした、超早採りのネギみたいな新玉ねぎ。

〈徳島コレクション〉 阿波晩茶・すじ青のり・柚香・食用藍 徳島の希少な食材を使ったチョコレート

味の想像がつかない未知なるチョコレート!

温暖な気候でさまざまな農作物が採れる徳島県。
その魅力に引き込まれ、大阪にあるチョコレートの輸出入や企画販売を行う
〈トモエサヴール〉が、2022年1月に徳島で希少価値の高い食材を使った
ユニークなチョコレート〈徳島コレクション〉を発売しました。

食材として使用されたのは、阿波晩茶、すじ青のり、柚香(ゆこう)、食用藍。
なんだかあまり馴染みのない名前ばかりで、中には藍まで入っており、
思わず「食べれるのかな……?」と疑問に思ったり。
これらは、徳島の風土だからこそ生まれた魅力あふれる食材ながら、
認知度が低いため安価で流通され、商売として成⽴しにくく
産業が発展しないといった大きな課題があるといいます。

トモエサヴールでは、徳島で希少価値の高い食材を使ったユニークなチョコレート〈徳島コレクション〉を発売。

トモエサヴールの代表で、日本人で唯一〈International Chocolate Awards〉の
審査員を務めるチョコレートソムリエ・さつたにかなこさんは、
たびたび徳島を訪問していたことをきっかけに、これらの食材の魅力を伝えたいと、
シンガポールのビーントゥーバーブランド〈フォッサチョコレート〉と協業し、
徳島コレクションを開発。

同社では“顔の見えるカカオ”を使用したチョコレートの販売を行い、
海外のカカオ農家の課題解決に尽力していましたが、
今回開発された徳島コレクションも、チョコレートを通して
徳島の食材の魅力を発信し、その価値を高めていきたいといいます。

それではそれぞれの味を詳しくご紹介していきましょう。

販売数79万袋の人気レトルトカレー 〈五島の鯛で出汁をとった なんにでもあうカレー〉 が体にやさしくリニューアル!

化学調味料・合成着色料・香料不使用を実現

販売数累計79万袋を突破、長崎県・五島列島の鯛を使用した人気のレトルトカレー
〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉がこの春リニューアルされました。

2017年7月に〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉を発売。
2019年7月に五島牛や五島SPF美豚など
五島の代表的な高級食材を贅沢に使用した、
ワンランク上の〈五島の鯛で出汁をとったプレミアムな高級カレー〉が、
2021年8月には、五島に古くから伝わる
さつまいもを茹でて干した保存食・かんころを使用し
辛さを控えた〈五島の鯛で出汁をとったあまくちのかんころカレー〉が登場し、
多く人に愛されています。

また、食品の製造過程で、加工しづらいなどの理由で規格外品となってしまう
鯛の頭や骨、粗を買い取り、カレーの出汁として使用することで、
食品ロスの削減に取り組んでいるのも特徴。

今回のリニューアルでは、化学調味料・合成着色料・香料の不使用を実現。
昆布ですっきりとした旨みを、シードスパイスで風味を引き出し、
より体にやさしく、深みのある味わいになりました。

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉プレーン 180g 250円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉プレーン 180g 250円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉チーズ 180g 380円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉チーズ 180g 380円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉チキン 220g 480円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉チキン 220g 480円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉ポーク 220g 540円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉ポーク 220g 540円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉ビーフ 220g 620円

〈五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー〉ビーフ 220g 620円

〈Karimoku〉と〈Blue Bottle Coffee〉 朝食が豊かになるコーヒーグッズ

木の美しい質感にシンプルなフォルム

愛知県刈谷市の木製家具国内トップメーカー〈Karimoku〉。
優れた技術を継承し、生活を豊かにしてくれるモダンな家具を数多く手がけています。

そんなKarimokuですが、近年さまざまなメーカーとコラボレーションを行い、
木製家具の魅力を広めています。
本日ご紹介する〈ブルーボトルコーヒー〉とのコラボで、昨年12月に発売された
〈Karimoku × Blue Bottle Coffee Morning Collection〉も
そのひとつ。

Karimokuは、以前よりブルーボトルコーヒーの一部カフェの家具を手がけていたそうですが、
今回制作されたのはなんとコーヒーグッズです。

〈Karimoku × Blue Bottle Coffee Morning Collection〉で今回制作されたのはなんとコーヒーグッズ。

おいしいコーヒーを自宅でも楽しんでもらうためのツールとして、
インテリアとしても映えるものを届けたいという想いから生み出されたのは、
ドリッパースタンド、フィルターケース、カッティングボードの3点。

いずれも、同カフェから着想を得たシンプルかつ誠実なデザインで、
木の素材を生かした素朴さと柔らかな曲線が、テーブルに温かみを添えてくれます。

原料には、端材や使用しにくい短い木材も活用し、
林業に貢献しているところも魅力です。

ドリッパースタンド 10450円 W18×H12×D20cm

ドリッパースタンド 10450円 W18×H12×D20cm

ブルーボトルオリジナルドリッパーとカラフェがぴったりと収まり、
ドリップ時もコーヒーがきれいに落ちるようにと設計されたドリッパースタンド。
スタンドの下にスケールを置いて使用することも可能です。
何よりなめらかな木の質感が美しい。

フィルターケース 7700円 W12.5×H12.5×D12.5cm

フィルターケース 7700円 W12.5×H12.5×D12.5cm

ブルーボトルオリジナルのコーヒーフィルターに合わせて開発された専用フィルターケース。
30枚入りのフィルターがピッタリと入り、側面のスリットのお陰で、
フィルターの元の形状をキープしたまま取り出しやすい構造です。
蓋をコースターとして使ってもよいのだそう。

カッティングボード 5500円 W36xD20xH1cm

カッティングボード 5500円 W36xD20xH1cm

木の素材を生かしたデザインや、ブルーボトルのロゴをイメージした
やわらかな曲線がお部屋に温かみを添えるカッティングボード。
パンやフルーツなどをのせて朝ごはんプレートに、
チーズをのせてワインとともに楽しむなど、
幅広いシーンで活躍してくれます。

都会で生活しながら地方で農業!? シェア畑の新しいかたち 〈畑あそぼ村 FARMY in 信州〉

農家と二人三脚で農業を楽しむ新サービス

コロナ禍で健康や自然への関心が高まっている現在、
農家と畑をシェアする「シェア畑」をよりアップデートした“シェア農家“サービス
〈畑あそぼ村 FARMY in 信州(以下FARMY)〉が今春始動しました。

サービスの内容は、信州にある農家・田畑のオーナーになり、
農家と一緒に農作業を楽しみながら、
無化学肥料・無農薬の野菜を定期的に購入できるというもの。
月に1回、5〜8種類の野菜の配送があり、
秋口になると1世帯当たり30キロのお米(11月以降予定)の配送があります。

一般的なシェア畑は、畑の一部の区画を個人利用者に解放・シェアし、
利用者自身が栽培・管理するシステムですが、
管理が難しく、効率さを求めて化学肥料を使用したり、
隣の区画からの作物や雑草・散水の侵入、農薬・肥料など害虫対策・農法の違いなど、
他の利用者とのトラブル発生といったさまざまな課題があるといいます。
一方でFARMYは、利用者複数人でひとつの農家を間接的に所有し、
日々の畑の管理をプロの農家に委託することでそういった問題が回避できるのだそう。

畑あそぼ村 FARMY in 信州

このシステムは「地域支援型農業/CSA(Community Supported Agriculture)」
と呼ばれ、消費者が農家に一定額を先に支払うことで、
農家から農作物を直接定期購入でき、
生産者は安定的な収入を得て、収穫量と収入減少の防止をはじめ、
少量多品目の生産、フードロス抑制などのメリットが生まれるというもの。

毎日通いたくなる
「わたしのまちの1000円グルメ」
(新潟編)

今月のテーマ「わたしのまちの1000円グルメ」

どのまちにも、必ずその土地で暮らしている人たちが
日常的に通う飲食店があります。
特別高価ではありませんが、毎日のように食べる、欠かせないもの。

そこで、それぞれの地域で1000円以内で食べられるグルメを紹介します。
どれも地域の人に愛されているもので、
純粋な食以外の“価値”も感じることができます。

通常は全国の地域おこし協力隊に寄稿してもらっている本企画ですが、
今回は新潟県が運営するウェブサイト『新潟のつかいかた』内
新潟でかなえる自分らしい働きかた」と連動した新潟特別編です。
新潟県内の6名の地域おこし協力隊に寄稿してもらいました。

【関川村】 自家製チャーシューが隠れた人気の塩ラーメン

私が紹介したい関川村の1000円グルメは、
国道113号線沿いにある人気のラーメン店〈郷土ら〜麺 雪っ子〉です。

お店で一番人気があるのは、
自家製のニンニク味噌を使ったピリ辛の「スタミナ雪っ子ラーメン」。
ラーメン以外にも、ピリ辛肉とシーフードを卵でとじた「雪っ子丼」や「スタミナ丼」、
「チャーハン」も人気があります。

みそラーメン(830円)。

みそラーメン(830円)。

たくさんメニューがあるなかで、隠れた人気があるのが「塩ラーメン」。
私は雪っ子に行くと必ずといっていいほど塩ラーメンを頼みます。
さっぱりとしたなかにもコクがあり、
飲み干してしまいそうなくらいおいしいスープに細めのちぢれ麵が相性抜群です。

塩ラーメン(720円)。

塩ラーメン(720円)。

トッピングはネギ、メンマ、なると、のり、チャーシューと、シンプルで最高です。
自家製のチャーシューはアツアツのラーメンと一緒に食べると、
口の中で溶けてなくなるほどやわらかく煮込まれています。
この自家製チャーシューはお持ち帰りができます。
とても人気があり売り切れていることが多いので、
電話で予約して購入することをおすすめします。

関川村は温泉郷としても有名です。
道の駅のすぐ近くに〈桂の関温泉 ゆ~む〉という日帰り温泉施設があります。
その隣には〈コラッシェ〉というフィットネススタジオができました。
関川村は、まだまだ寒さが残る季節です。
関川村に来て温泉、フィットネス、雪っ子で汗を流して帰るのはいかがでしょうか。

information

map

郷土ら〜麺 雪っ子

住所:新潟県岩船郡関川村大字土沢674-5

TEL:0254-64-1309

営業時間:11:00~14:30 ※金・土・日曜 11:00~14:30、17:00~21:00(20:30 L.O.)

定休日:月曜

photo & text

𠮷田美香 よしだ・みか

関川村地域おこし協力隊。都内でパティシエとして活動後、2021年、地域おこし協力隊としてご主人とともに関川村に移住。主な任務は、渡邉邸の分家である邸宅〈東桂苑(とうけいえん)〉のお手伝いとして、同館の喫茶スペースで提供するスイーツを開発すること。東桂苑が休業となる冬期は、村の食品加工センター〈雲母里(きらり)〉が活動の場。最近では、子ども向けのお菓子教室を開いたり、村の温泉宿で出すウエルカムスイーツを開発することもある。

※『新潟のつかいかた』𠮷田さんのインタビューはこちら

歩くだけで“好吃!(ハオツー!)”
〈横浜中華街〉で
和酒と中華の真髄をめぐる。
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う
最高のアテを探すべく、全国の商店街を巡ります。
今回は、神奈川県横浜市の〈横浜中華街〉です。

岩瀬さん近影

横浜中華街へショートトリップ

商店街を歩く。
焼酎ハイボールのアテを求めて。
美味だけではない出会いがそこにはある。

横浜中華街。
日本最大級の中華街であるとか、年間約2000万人が訪れるとか、
そういった表向きの説明は不要だろう。
多くの人がここで舌鼓を打ち、思い出をつくってきたのではないか。
僕もそのひとりだ。
東京の南側で生まれ育った者として、若いころ、自分を大人に見せる場所は、
子どものころからの遊び場だった渋谷あたりではなく、
横浜であり、特に中華街は外せない場所だった。

海側からもJR石川町駅側からも、どちらも巨大で華美な門が迎えてくれる。ここをくぐれば美味のワンダーランドの始まり。

海側からもJR石川町駅側からも、どちらも巨大で華美な門が迎えてくれる。ここをくぐれば美味のワンダーランドの始まり。

久々に訪れた日は、3月初旬、ひと足早い春の陽気。
春休みを楽しんでいるのであろう学生たちが、まちの辻々で、
最近の流行である台湾のフライドチキン「雞排(ジーパイ)」や
スイーツを食べている姿に、あのころの自分を思い出す。

横浜中華街の通り

多くの人々を迎え入れる極上の観光地である中華街。
でも、ここも間違いなく、住む人の営みがあり、
ふだんの暮らしと、その延長線上の非日常がある商店街なのだ。
そのあたりの話はまた後程。
〈焼酎ハイボール〉と楽しむアテ探しに、中華街に迷い込もう。

横浜の青空と中華街の金赤の世界。心躍るコントラスト。

横浜の青空と中華街の金赤の世界。心躍るコントラスト。

駅でサクっと購入!
まちの味がぎゅっと詰まった「駅弁」

今月のテーマ 「駅弁」

駅弁の歴史は古く、明治時代に遡ります。
発祥の地については諸説ありますが
そのひとつである宇都宮駅開業時に販売された駅弁は
ゴマ塩おにぎり2個を竹皮で包んだ手軽なものだったそうです。
現在では、地域の特産物を詰め込んだ
多種多様な駅弁が販売されています。

今回は全国にお住まいのみなさんに
まちで販売されている「駅弁」について聞いてみました。

移動中に食べるもよし、お土産として買うのもよし、
おいしい駅弁を目当てに次の旅先を決めるのもアリです。

【北海道川上郡弟子屈町】
駅弁の思い出から誕生した、冷めてもおいしい〈摩周の豚丼〉

北海道の東側を南北に走る、JR釧網本線。
釧路駅から網走駅まで所要時間は約3時間、25駅あります。
そのひとつが、霧で有名な摩周湖の最寄り駅であるJR摩周駅。
駅前では〈ぽっぽ亭〉の〈摩周の豚丼〉が販売されています。

昭和初期に開通した釧網本線。釧路湿原やオホーツク海沿岸などを走る、旅情あふれる単線のローカル列車。摩周駅は交換駅。

昭和初期に開通した釧網本線。釧路湿原やオホーツク海沿岸などを走る、旅情あふれる単線のローカル列車。摩周駅は交換駅。

〈ぽっぽ亭〉が駅前食堂としてスタートしたのは、2003年のこと。
当時の店主・古瀬圭一郎さんは、
子どもの頃に父親と汽車に乗ったとき食べた駅弁の感動が忘れられず、
いつかは販売したいと夢見ていたそうです。

オープンから2年経った頃、
東京の百貨店から「駅弁甲子園」の参加を持ちかけられ、
食堂で提供していた豚丼をアレンジしたところ、
なんと全国第2位に!
以来、弟子屈町を代表するグルメになりました。

2018年には、〈食堂と喫茶 poppotei〉としてリニューアル。
現在は娘婿の菅原慎也さんが店長になり、
もちろん豚丼も、駅弁〈摩周の豚丼〉も相変わらず好評です。

「冷めてもおいしく食べられるように、ロース肉を使っています。
時間が経つことで、味がしみ込むだけでなく、
蓋をするので蒸されるのでしょうか、肉とたれとご飯の感じが絶妙なんです」
と、菅原さんは人気の秘密を教えてくれました。

事前に電話予約をしておけば、駅のホームまで届けてくれるサービスも。列車に乗ったまま〈摩周の豚丼〉が食べられる幸せ!

事前に電話予約をしておけば、駅のホームまで届けてくれるサービスも。列車に乗ったまま〈摩周の豚丼〉が食べられる幸せ!

「駅弁を目当てに訪ねてくださる常連さんも多い。
列車も駅弁も、単なる移動手段や食事ではなく、
旅に深みを与えてくれるものなんですよね」

information

map

食堂と喫茶 poppotei

住所:北海道川上郡弟子屈町朝日1-7-18

TEL:015-482-2412

営業時間:10:00〜19:00

不定休

Web:食堂と喫茶 poppotei

※〈摩周の豚丼〉は店頭のほかに、摩周駅の売店、道の駅摩周温泉の3か所で販売。

photo & text

井出千種 いで・ちぐさ

横浜市出身。大雪山登山で雄大な自然に感動、北海道のファンになる。2018年、帯広市に移住。2021年5月、弟子屈町地域おこし協力隊着任。摩周湖観光協会に籍を置きながら、弟子屈町、道東、北海道の魅力を発信するべく努力中。

〈満月食堂〉 宮崎・島野浦島に 人々が集える食堂が誕生!

島の憩いの場を目指して

宮崎県の県北にある延岡市の中心部から北東へ約12キロ。
周囲15.5キロ、面積2.83平方キロの
小さな有人離島・島野浦島(しまのうらしま)。

宮崎県の県北にある小さな離島・島野浦島(しまのうらしま)は磯釣りファンも足繁く通う、自然豊かな漁業の島。

自然豊かな漁業の島。磯釣りファンも足繁く通う場所だとか。
珍しい海食トンネルや、「オオスリバチサンゴ」
「ソフト・ハードコーラル」を見ることができ、
海に生息する生物の種類も豊富なことから、ダイバーたちからも愛されています。
2009年には国土交通省都市・地域整備局主催による
「島の宝100景」にも選出されたことも。

しかし、以前は2000人超の住民がいましたが、漁業の衰退とともに住民も減少し、
現在は800人ほど。島には人が集えるような飲食店やカフェなどが1軒もありません。

そんな島野浦島に、今春、
宮崎の離島にとって唯一となる食堂〈満月食堂〉が誕生しました。

名前は、島が賑わっていた頃、漁師が漁が休みの「満月の日」に、
島の飲食店等へ集い、賑わっていたことから、
「もう一度活気のある島となるように」という想いを込めて命名。
島の人たちの憩いの場や島外の人が立ち寄る場所を目指すといいます。
オープンも、満月食堂という名前にちなみ、島が満月となる3月18日の翌朝19日11時。

気になるメニューはというと、現段階で、
「島いりこダシの牛すじカレー」、「しまうら真鯛の鯛茶漬け」、「海鮮丼」、
「日替わり定食」、「フィッシュフライバーガー」など。
この並びを見ただけでも期待が高まります。

“お茶”と“蒸湯”で 心身ともに生まれ変わる! 京都の宿〈moksa〉

3月30日、京都は中心部から少し離れた場所にある自然豊かな八瀬に
心身を癒し、生まれ変わりを体験できる宿〈moksa(モクサ)〉がオープンします。

八瀬は、矢傷を負った大海人皇子が 
“八瀬のかまぶろ”で傷を癒したことから、療養の地として有名です。

同館は、そんな八瀬の歴史・文化と土地性を活かし、
“お茶”と“蒸湯”を中心に身体を内外から巡らせる体験を通じて、
“生まれ変わり”を感じられる宿というコンセプトのもと誕生しました。

八瀬をテーマにした現代アート

エントランスには、陶芸家・廣谷ゆかり氏の蔓を用いた円の立体作品と陶芸家・ 清水志郎氏の作品が。

エントランスには、陶芸家・廣谷ゆかり氏の蔓を用いた円の立体作品と陶芸家・ 清水志郎氏の作品が。

陶芸家・稲富淳輔のオブジェ、奥は書家・新城大地郎氏の作品。

陶芸家・稲富淳輔のオブジェ、奥は書家・新城大地郎氏の作品。

館内のプリミティブモダンな空間には、
ギャラリーtonotoと共にディレクションしたさまざまな現代作家の作品が並びます。
それらは、場所性や土地の文化・歴史から紐解いた八瀬の独自性をテーマに表現されたもの。

陶芸家・彫刻家の沓澤佐知子氏による『moksa jin』。

陶芸家・彫刻家の沓澤佐知子氏による『moksa jin』。

また、各所に『moksa jin』と名付けられた愛らしい土像が鎮座しており、思わず笑みが。

〈館内アート〉
ametsuchi(陶芸)、アリサト工房(茶布)、市川孝(陶芸)、
稲富淳輔(陶芸)、井上陽子(コラージュ)、大山求(金工)、
かみ添(唐紙)、 curator’s cube(ギャラリー)、
沓澤佐知子(立体造形)、島田篤(陶芸)、清水志郎(陶芸)、
新城大地郎(書家)、George Peterson(木工)、
高橋涼子(現代美術)、廣谷ゆかり(草)、みたて・西山隼人(花)、
明主航(陶芸)、守矢務・菊地亨(ステンシル&陶芸)
※五十音順/敬称略

京都の新たな食の魅力を発見! 〈KYOTO FOOD & CRAFT MARKET〉 3月12、13日に開催

丹後から山城まで、ユニークな16のつくり手が集結

3月に入り、暖かな日差しを感じられる日が増えた今日この頃。
京都は〈京都市勧業館みやこめっせ〉にて、
地域の魅力的な食材を集めたマルシェが開催されます。

〈KYOTO FOOD & CRAFT MARKET〉と題したこのイベントは
みやこめっせ開館25周年を記念して企画されるもの。
日程は3月12日(土)、13日(日)の2日間です。

古くから豊かな食文化が栄えていた京都には、
魅力的な食材やお店が数多くあります。
しかし、まだまだ現地の人も知らない、こだわりの生産者や若いつくり手などによる
未知なる食材やフードが開発されていることも確か。

このイベントでは、北は丹後から南は山城まで、
府内全域からユニークな16のつくり手が集結。
京都の食材を使ったスイーツや丹後産の食品、調味料、京野菜にクラフトビールや
お家でも楽しめる京都で作られた食材など、バラエティ豊かな商品が並びます。

〈かけはしブルーイング〉のクラフトビール

〈かけはしブルーイング〉のクラフトビール。

〈Marché de Yorimichi〉のカヌレ

〈Marché de Yorimichi〉のカヌレ。

〈京・甘納豆処 斗六屋〉の甘納豆

〈京・甘納豆処 斗六屋〉の甘納豆。

〈南禅寺豆腐屋服部×保存食lab〉の山椒香るおぼろ豆腐

〈南禅寺豆腐屋服部×保存食lab〉の山椒香るおぼろ豆腐。

〈広河原里山野菜加工グループ〉のみょうがの甘酢漬け

〈広河原里山野菜加工グループ〉のみょうがの甘酢漬け。

〈出店者一覧〉
宇治香園(日本茶)、黄桜(クラフトビール)、
南禅寺豆腐屋服部×保存食lab(豆腐・保存食)、
ヤノ株式会社(丹後産食品)、かけはしブルーイング(クラフトビール)、
Marché de Yorimichi(スイーツ・ジャム)、京都宮津オリーブ(調味料)、
無添加食品 木村商店(冷凍食品)、京・甘納豆処 斗六屋(甘納豆)、
京都向島農園(野菜・米)・お豆の里(山国さきがけセンター)(米・発酵食品)、
広河原里山野菜加工グループ(漬物・山菜)、ぱんのちはれ(パン)、
YOSANO ROASTER KYOTO(コーヒー豆・クラフトチョコレート)、
KOHACHI beerworks(クラフトビール) ※順不同

マルシェに並ぶ屋台什器は〈木と暮らすデザインKYOTO〉プロジェクトの京都産木材を活用している。

また、マルシェに並ぶ屋台什器は、
木との新しい関係を探る京都市のプロジェクト〈木と暮らすデザインKYOTO〉
の京都産木材を活用したものだそう。
デザイン性があってかわいらしいですね。

白菜のナバナにチンゲンナバナ。
春のナバナをおいしく楽しむ!

春の楽しみな野菜が登場!

2月後半、小豆島でも寒い日が続いていますが、
立春(2月4日)を過ぎ、春の日差しを感じる日が少しずつ増えてきました。
日もだいぶ長くなり、夕方5時でもまだ明るいねと話しながら畑仕事しています。
外で仕事していると、そんなちょっとした季節の変化に敏感になります。

立春の頃に咲く梅の花。寒い寒いと思っていても、春に向けて植物たちは動き出しています。

立春の頃に咲く梅の花。寒い寒いと思っていても、春に向けて植物たちは動き出しています。

さて、この2月後半~3月後半にかけて楽しみな野菜があります。
それは「ナバナ」!

春のナバナ。チンゲンナバナやキャベツのナバナ、紅菜苔(こうさいたい)、アスパラ菜など。

春のナバナ。チンゲンナバナやキャベツのナバナ、紅菜苔(こうさいたい)、アスパラ菜など。

花を咲かせようとにょきにょき伸びてきた茎葉とつぼみの部分が「ナバナ」。

花を咲かせようとにょきにょき伸びてきた茎葉とつぼみの部分が「ナバナ」。

先日いつものようにみんなで野菜出荷作業をしていて、
「ナバナって都会で暮らしているときはスーパーで見かけても
あんまり魅力を感じなかったし、買わなかったよね~」
「わかるわ~。あの紙でぐるっと巻かれて四角くなってるやつよね」
そんな話をしてました。

その日は「チンゲンナバナ」の初ものを収穫、出荷しました。
チンゲンナバナ? チンゲン菜?
チンゲン菜はみなさんよく知っていると思いますが、
チンゲンナバナはチンゲン菜のナバナなんです。

チンゲン菜のナバナ、チンゲンナバナ。2月中旬頃から収穫が始まります。

チンゲン菜のナバナ、チンゲンナバナ。2月中旬頃から収穫が始まります。

チンゲンナバナの茎の部分はとても柔らかくて甘くておいしい。

チンゲンナバナの茎の部分はとても柔らかくて甘くておいしい。

ナバナというのは、小松菜や白菜、チンゲン菜、かぶなど
アブラナ科の野菜が花を咲かせようと「とう立ち」した葉茎とつぼみの部分。
だから、小松菜のナバナ、白菜のナバナ、チンゲン菜のナバナなど、
いろんな種類のナバナがあるんです。

味も見た目も違っていて、ナバナは春の楽しみな野菜のひとつです。
昔はあまり魅力を感じなかった野菜ですが、
いまや私たちにとってナバナはテンションが上がる春の楽しみな野菜!

高菜のナバナ。ぴりっとわさびのように辛さのあるナバナ。食べると辛さがやみつきになります。

高菜のナバナ。ぴりっとわさびのように辛さのあるナバナ。食べると辛さがやみつきになります。

わが家の冬の恒例行事!
家庭でできる味噌仕込みのレシピ

試行錯誤を繰り返しできた、
わが家の味噌レシピ

津留崎徹花さんが伊豆に移住する前から続けている味噌仕込みも、
今年で10年目。この10年でいろいろな変化がありましたが
味噌仕込みは津留崎家の冬の恒例行事となっています。
少し手間はかかりますが、意外と簡単にできるという味噌づくり。
この冬、試してみてはいかがでしょう?

〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉 クラフトジンを使った オリジナルカクテル誕生

写真左「ジントニック」 1400円(税込)、写真右「ギムレット」1600円(税込)

北海道・積丹町生まれのクラフトジンを使って

2022年1月18日より、
北海道・札幌市内にある〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉10階のバー〈BAR IGNIS〉で、
ホテルオリジナルのジンを使った2種類のカクテルが誕生しました。

このカクテルに使われているのは、バーと同名のクラフトジン〈GIN IGNIS〉。
かねてからカクテルの考案やクラフトジンの取り扱いを増やすなど、
バー独自の世界観を表現するための取り組みを進めてきたBAR IGNISが、
北海道積丹町にある蒸留所〈積丹スピリット〉とともに生みだした独自のジンです。

積丹半島のボタニカルを使ったジンづくりを行う蒸留所「積丹スピリット」。

積丹半島のボタニカルを使ったジンづくりを行う蒸留所〈積丹スピリット〉。

積丹スピリットは自然豊かな積丹半島で生まれた素材を使い、
“人々の魂に火を灯し勇気と希望を与える「火の酒」をつくる”という信念のもと、
ジンづくりを行っている蒸留所。
北海道に数ある蒸留所のなかから今回のタッグが生まれた理由を
BAR IGNISの新泉さんは
「バーの店名である『Ignis』はラテン語で『炎』を意味する言葉だったこともあり、
積丹スピリットさんの掲げるコンセプトと非常にご縁を感じました」
と話してくれました。

〈BAR IGNIS〉のルーフトップテラスには焚き火、室内には暖炉が設置され、
「炎」はバーの世界観を表現するには欠かせない要素のひとつです。

北海道の恵まれた自然で育った19種類のボタニカルな原料がたっぷり使うことで、
この焚き火の煙を連想させるスパイシーな味わいや
木のぬくもりが感じられるようなボタニカルの豊かな甘味など
バーの世界観にマッチする個性的な味わいをつくりだすことができました。

高知・ひろめ市場の
極厚ねっとりな「塩カツオ」
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う
最高のアテを探すべく、全国の商店街を巡ります。
今回は、高知県高知市のひろめ市場です。

岩瀬さん

〈ひろめ市場〉で好きなものを好きなだけ選ぶ楽しみ

商店街を歩く。
焼酎ハイボールのアテを求めて。
美味だけではない出会いがそこにはある。

酒飲みなら一度は体感したい場所が高知には存在する。
「まずはここ」、「もう1回ここ」、「やっぱりここ」となってしまう場所。
それが高知市の〈ひろめ市場〉だ。

高知市の中心街、帯屋町アーケードから高知城のほうに抜けたところにあるひろめ市場。活気ある楽しい場所という雰囲気が伝わってくる。

高知市の中心街、帯屋町アーケードから高知城のほうに抜けたところにあるひろめ市場。活気ある楽しい場所という雰囲気が伝わってくる。

赤ちょうちん感とフードコート感。居心地のよさと開放感の両立。購入したものを飲食できる広々スペースが2か所あり、それを路地裏のような狭いスペースがつなぐ。

赤ちょうちん感とフードコート感。居心地のよさと開放感の両立。購入したものを飲食できる広々スペースが2か所あり、それを路地裏のような狭いスペースがつなぐ。

高知の酒とアテのショーケースでもあり、
ガイドブックにも特集されているぐらい観光的でもあるのだけれど、
ネクタイをゆるめる人、明るい笑い声の女性グループと、地元感も溢れる。

酒とは関係なく、修学旅行の中学生たちがカツオのタタキを頬張り、
高知名物であるビスケットのお土産を買う姿も微笑ましい。
テーマパークとフードコートと赤提灯がぐっと身近に感じられる。
混沌というかあけっぴろげというか、
屋内施設ではあるけれど、誰に対しても飾らないし、放っておいてくれるし、
でも、いつでもいらっしゃいという温かさがある。

観光客、地元、常連、どれも関係ない。
そうだ、商店街の良さってこれじゃないか。
長く続く道ではなく、ひとつ屋根の下にあるけれど、
ここも間違いなく、商店街なのだ。

今回も目的はもちろん焼酎ハイボールとともに楽しむアテ探し。
高知らしさは当然の条件。まずはカツオのタタキ。当然の選択だ。
もちろんひろめ市場の中でもいろいろな店がその味を競っている。
〈やいろ亭〉もそのひとつ。

こだわりの生カツオを贅沢に厚切りで

生まれ育ちが昭和の関東で、親も、その親も関東の僕は、
タタキといえばしょうゆかポン酢、添えるのはショウガというイメージで育ったので、
本場の高知に来ていろいろ驚いた。
高知の王道は、塩。
添えるのはたっぷりのスライスしたニンニク。しかも厚切り。
カツオもボリュームたっぷりの厚切り。
自分が食べていたのはなんだったんだろうと、
驚きとともに答えの出ない疑問を浮かべる。

最近は高知でもいろいろなバリエーションもあるようだし、
全国で高知スタイルのカツオのタタキが食べられるようにもなった。
だからこそ、あらためて高知で王道を味わいたい。
やいろ亭は、生のカツオにこだわる。
「カツオを10キロ仕入れて気に入らないものを5キロ返品することもあります」
というのは女将の島崎恭子さん。

板長がこだわって仕入れた魚を、板長自ら火を入れる。素材の良さとこの技術が揃ってこそ高知のタタキ。

板長がこだわって仕入れた魚を、板長自ら火を入れる。素材の良さとこの技術が揃ってこそ高知のタタキ。

カツオのタタキとニンニクはワンセット。食べてみればこの意味がよくわかる。

カツオのタタキとニンニクはワンセット。食べてみればこの意味がよくわかる。「塩タタキ」1300円。

「もとのカツオがよくなければ、塩では食べられませんから」
ひろめ市場がオープンした時から出店したが、もともとは地元の著名ホテルの和食の店。
「ホテルの店もひろめの店も、こだわりは何も変えません」
女将と板長はその覚悟でひろめ市場にやってきた。
「観光だけのところで働きたかったわよ。それなら料理はそれなりでいいし、
気楽じゃないですか」と笑う島崎さん。すぐにキリっとした表情で続ける。
「でも、ひろめ市場は違うんです」

どういうことか?
「もともと帯屋町、地元の活性化のために生まれた場所なんです。
だから地元の良いモノをもっと“ひろめ”よう。それが目的ですから」

はりまや橋のあたりからひろめ市場までを結ぶ帯屋町のアーケード。
高知の中心街ではあるが、どのまちにもあるように、
昔のような賑わいではなく、次第にどのまちにもある店が増えていく。
便利さはもちろん大切なことだけれど、
そのまちらしさ、その商店街らしさを失わずに両立し、
時代に合った楽しさ、喜びがある商店街であってほしい。

思いは利用者側だけではなく、商店街で生きていく人たちも同じなのだろう。
思いを「ひろめる」。
生のカツオにこだわり、仕事にもこだわる。
訪れる人に味を通して喜んでいただくことと同時に
自分たちがその「ひろめる」という目的を果たすためにも。
ボリュームたっぷりのカツオのタタキに思いが詰まる。
もちろんテイクアウト決定。後ほどゆっくり噛みしめよう。

やいろ亭の名物はタタキだけにあらず。「お客さんに喜んでいただきたい」という気持ちが生んだ豊富なアテもうれしい。

やいろ亭の名物はタタキだけにあらず。「お客さんに喜んでいただきたい」という気持ちが生んだ豊富なアテもうれしい。

やいろ亭の女将、島崎恭子さん。ざっくばらんな雰囲気ときっちりした料理の両方を提供したいと言う。

やいろ亭の女将、島崎恭子さん。ざっくばらんな雰囲気ときっちりした料理の両方を提供したいと言う。

本場の味により近づいた! ユザーンも体験、 福島・郡山の鯉と ベンガル料理の相性

郡山は養殖鯉の生産量日本一!

水も凍る寒さ厳しい1月22日、23日。
鯉の新たな魅力に出会うイベント〈ベンガル料理にコイして。〉が
福島県郡山市で開催されました。

郡山市において、令和2年度の養殖鯉生産量は812トン。
市町村別の生産量では日本一なのです。
海から遠い郡山では、鯉は貴重なタンパク源として
甘露煮やあらいにして慶事や弔事で食べられてきました。
しかし、現在は流通の発達と食生活の変化に伴い消費が落ち込んでいます。

今回のイベントは、シタール奏者でベンガル料理に造詣の深い石濱匡雄さんと、
タブラ奏者ユザーンさんをゲストに招き、
安全で良質な鯉の普及を目指して開催されたものです。

10代の頃からインドと日本を行ったり来たりする石濱さんは料理の腕前も達人級。
その味に惚れ込んだユザーンさんが監修した『ベンガル料理はおいしい』
というレシピ本が2019年に出版されています。

イベント1日目は、『ベンガル料理はおいしい』の著者である石濱さんを講師に
「極上のベンガル鯉カレー教室」と題した料理教室を
郡山市内にある日本調理技術専門学校で開催しました。

石濱さん私物の鍋を使い、15名の参加者とともにベンガル料理をつくった。

石濱さん私物の鍋を使い、15名の参加者とともにベンガル料理をつくリました。

石濱さんが住んでいたインド・西ベンガル州からバングラデシュにかけて広がる
ベンガル地方では、「たとえ毎日鯉を食卓に出したとしても、
誰も文句を言わないぐらい日常的に食べる食材」だそう。

教室では「鯉のジョル」(さらっとしたスパイシーな汁物)、
「鯉のカリア」(カシューナッツペーストを加えた濃厚なカレー)、
「鯉の頭と豆のスープ」の3品を参加者とともにつくりました。

ターメリックと塩を揉み込んだ鯉の頭。この後オイルで揚げ焼きに。

ターメリックと塩を揉み込んだ鯉の頭。この後オイルで揚げ焼きに。

ベンガルの魚料理は油でフライしてから使うのが特徴のひとつ。
「スパイスを揉み込んだ鯉を油で揚げると独特のいい香りが出てきます」と石濱さん。
油で揚げるのは、余分な魚の臭いを取るのと、身を崩れにくくする目的があるのだそう。
クセのない鯉の味がうまく引き出された料理はどれも、
スパイシーでありながら素材の味をしっかり味わえるのが特徴で、
むしろ口の中で味が変化する重層的な味わいです。

郡山ではなかなか食べる機会のないベンガル料理を
初めてつくるという参加者も少なくないようでしたが、
スパイスの香りと、参加者の和気あいあいとした熱気が
郡山の冷たい夜に溶けていくようでした。

朝市にシメパフェ、ローカルフード。
函館から札幌、最北の地・稚内へ、
温泉とグルメを堪能する旅

今回の旅は、函館から札幌、そして稚内へ

さまざまな北海道の魅力を満喫する周遊旅。
今回はまず、函館空港から車で5分というアクセス抜群の湯の川温泉へ。
湯の川温泉から市電に揺られ、函館朝市では、海鮮グルメを堪能。

函館駅から特急で約4時間で札幌へ。
札幌を代表するグルメ、ジンギスカンを味わったら、
ここ数年、新たな定番となっている“シメパフェ”を食べ比べ。
札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉、さらに豊平峡温泉まで足を延ばして、
知る人ぞ知るグルメに出合う。

そして新千歳空港から1時間のフライトで稚内空港へ。
最北端の温泉でゆっくり体を癒したら、日本最北端の地を訪れ、
最後は稚内のソウルフード「チャーメン」の名店へ。

各地の特徴ある温泉とグルメを堪能する旅へ、ご案内します!

日常と非日常が交差する、湯の川温泉で

約10分ごとに1本程度の間隔で行き来する市電。湯の川温泉から、五稜郭や函館朝市方面まで行くことができる。

約10分ごとに1本程度の間隔で行き来する市電。湯の川温泉から、五稜郭や函館朝市方面まで行くことができる。

函館空港から車で5分。
全国でも珍しい、空港に近い温泉街として知られるのが〈函館湯の川温泉〉だ。
飛行機を降りてタクシーに乗り込めば、あっという間に到着する。
短い移動距離で、疲れた体を熱い湯に浸すことができるのはうれしい。

湯の川の語源は、アイヌ語のユ(湯)と、ベツ(川)からきているとされる。
1868年の箱館戦争時には旧幕軍の総裁である榎本武揚が傷病兵を療養させたほか、
自身もたびたび入浴に訪れたという歴史を持つ。
1886年に湯治場が開かれてからは、料理店や宿、土産物屋などが立ち並び、
温泉街として栄え始めた。

いわゆる街場の温泉地で、中心地は市電の路面電車が行き来する。
観光客と地元の人たちの日常が交差する、湯の川温泉らしい風景だ。

足湯の利用可能時間は9時~21時。利用者は足拭き用のタオルを持参。目の前にはバス停があるため、バス待ちの間に入る人も多そう。

足湯の利用可能時間は9時~21時。利用者は足拭き用のタオルを持参。目の前にはバス停があるため、バス待ちの間に入る人も多そう。

市電の「湯の川温泉」停留所からほど近い場所にあるのが、無料開放されている足湯。
こんな中心部に足湯が? と最初は面食らうが、
入れ替わり立ち替わり人が入る姿を見て、
足湯が暮らしの一部になっていることを実感する。
談笑したり読書をしたりと、思い思いに楽しむ人たち。
冬場は少し滞在時間が長くなりそうだ。

そして温泉に入るのは、人間だけではなかった。足湯から歩くこと約10分。
温室の中に約300種類もの南国の珍しい花や木が育つ〈函館市熱帯植物園〉では、
なんと源泉に浸かるニホンザルたちが見られる。

現在は大小合わせて60頭ほどのサルがいる。本来水に入ることを嫌うサルも、温泉ならウェルカム。

現在は大小合わせて60頭ほどのサルがいる。本来水に入ることを嫌うサルも、温泉ならウェルカム。

1970年に開園し、「植物園に訪れる人を楽しませたい」と、翌年にサル山が誕生。
かつてこの周辺にたくさん湧いていた源泉をサル山に引いて以来、
約50年もの間、湯の川温泉はニホンザルの体を温め、それを見る人々を和ませてきた。
毎年12月1日から5月の連休最終日までは、
ニホンザルの入浴シーンにお目にかかることができる。

一方、空港だけでなく、海も近いのが湯の川温泉の特徴。
北海道と本州の玄関口である津軽海峡を、
最上階の露天風呂から遮るものなく眺められるのが、
2021年7月にオープンした〈函館湯の川温泉 海と灯〉だ。

〈函館湯の川温泉 海と灯〉のインフィニティ露天風呂は絶景のオーシャンビュー。

〈函館湯の川温泉 海と灯〉のインフィニティ露天風呂は絶景のオーシャンビュー。

特に7月から秋にかけては、真っ暗な海の上にぽつん、ぽつんと
蛍のように光るイカ釣り漁船の漁火が美しい。
冬は雪見風呂、天気が良ければ満月。四季折々の楽しみ方ができる。

地元〈箱館醸蔵〉の地酒を、風呂に浸かりながら升で味わえるサービスも(有料)。(写真提供:海と灯)

地元〈箱館醸蔵〉の地酒を、風呂に浸かりながら升で味わえるサービスも(有料)。(写真提供:海と灯)

そして、温泉といえばおいしい食事。
館内のブッフェレストラン〈月舟〉には、函館周辺の漁港で
その日の朝にとれた新鮮な魚介を中心に、夜は150種類、朝は140種類もの品目が並ぶ。
ブッフェ形式で好きなものを好きなだけ盛れるほか、
焼きたて、つくりたて、握りたてを心ゆくまで堪能できる。

まち歩きもしたいけど、ずっとここにいたい……。
そんな気持ちにさせてくれる宿だ。

information

map

函館市熱帯植物園

住所:北海道函館市湯川町3-1-15

TEL:0138-57-7833

アクセス:函館空港から車で約5分、バス15分

営業時間:4月~10月 9:30~18:00、11月~3月 9:30~16:30

休園日:12月29日~1月1日

料金:300円(小中学生100円)団体割引有

Web:函館市熱帯植物園

information

map

函館湯の川温泉 海と灯 
ヒューイットリゾート

住所:北海道函館市湯川町3-9-20

TEL:0138-57-5390

アクセス:函館空港から車で約5分、バス15分(熱帯植物園前下車徒歩1分)

宿泊料金:1泊2食付1室26000円~

日帰り入浴料金:大人1100円、4~12歳550円、3歳以下無料

日帰り入浴時間:14:00~18:00

Web:函館湯の川温泉 海と灯

北海道・東川町の天然水で淹れる
〈奥泉〉の中国茶

中国茶に最適の水を求めて

北海道のほぼ中央に位置し、旭川市に隣接する東川町。
子育てや起業などの支援のほか、
写真やクラフトを通じたまちづくりといったさまざまな取り組みが功を奏し、
近年は移住者が増加。それにともない雑貨店やカフェなど個人店が徐々に増え、
まちとしての魅力も高まっている。

その市街地の外れに、斉藤裕樹さんと奥泉富士子さん夫婦が営む
中国茶専門店〈奥泉(おくいずみ)〉がある。
2016年に札幌市・円山で店を構え、2020年1月に東川町へ移住して移店。
札幌での経営は軌道に乗っていたものの、あえて地方への移住を決断した。

斉藤裕樹さんと奥泉富士子さん。ふたりの穏やかな人柄とやさしい笑顔に和まされる。

斉藤裕樹さんと奥泉富士子さん。ふたりの穏やかな人柄とやさしい笑顔に和まされる。

富士子さんはきっかけのひとつに“水”をあげる。

「私たちが店で扱っている〈武夷岩茶(ぶいがんちゃ)〉はとても繊細で、
水が違うだけで味や香りが変わってきます。
同じ茶葉でも淹れる地域によって表情が変わるくらい、水に大きく左右されるんです。
北海道各地を見て回るたび、
持参した武夷岩茶の茶葉を現地の水で淹れて飲み比べていたのですが、
東川町はなんといっても水がおいしいのが決め手でした」(富士子さん)

裕樹さんも「武夷岩茶は白亜紀の時代に地殻変動で隆起してできた岩場で
栽培されるのですが、その岩肌から豊富な栄養分を吸い上げるんです。
東川町の水はミネラルに富んでいて、
うちで扱う岩茶と相性が良かったのが大きかったですね」と言う。

店名の〈奥泉〉は富士子さんの旧姓で、漢字で響きがいいことから名づけたそう。

店名の〈奥泉〉は富士子さんの旧姓で、漢字で響きがいいことから名づけたそう。

「東川町は北海道で唯一上水道施設がなく、
大雪山系から湧き出す天然の地下水を生活用水として利用しています。
ちょっとかためなんですけど甘みがあるんですよね。
季節によっても水の味は変わるので、お茶の出方も微妙に変わります」(富士子さん)

お茶本来の魅力を最大限に引き出すため、より良質な水を求めて移住を決めた。
東川町は自分たちの仕事に対して志を高く持ち、真摯に向き合っているからこそ、
ようやくたどり着いた新天地なのだ。

農業をおもしろい産業に 青森のりんご畑を守る 〈モホドリ蒸溜研究所〉

30年越しの夢

青森県の西北、五所川原市に〈モホドリ蒸溜研究所〉がオープンしました。
蒸溜しているのは、青森県産りんごを原料とするアップルブランデー。
JR五能線「五所川原」駅から徒歩約5分の市街地に、工場と直営店を構えます。

毎年8月4日~8日、街中を運行する立佞武多(たちねぷた)を展示する〈立佞武多の館(たちねぷたのやかた)〉の向かいに建つ〈モホドリ研究所〉。屋上スペースがあり、まつり期間は有料の観覧席になります。高さ約23mの大型立佞武多が館から出陣する様子を真正面に見られる好立地。

毎年8月4日~8日、街中を運行する立佞武多(たちねぷた)を展示する〈立佞武多の館(たちねぷたのやかた)〉の向かいに建つ〈モホドリ研究所〉。屋上スペースがあり、まつり期間は有料の観覧席になります。高さ約23メートルの大型立佞武多が館から出陣する様子を真正面に見られる好立地。

運営する〈有限会社サンアップル醸造ジャパン〉は、
代表の木村愼一さんが、2003年にアップルブランデーの製造販売を目的として設立した会社。
約20年前に一度製造を試みましたが、醸造免許を取得できず、断念した事業でした。

愼一さんは、五所川原農林高校を卒業後、
農業に携わり「大規模で、企業的で、給料をもらう農場」を夢見て、
青森県の白神山地と岩木山の麓に1976年〈黄金崎農場〉を設立したメンバーのひとり。
アップルブランデーには、1989年、農業研修に行ったドイツで出会い、
その味に魅了され「自分でブランデーをつくりたい」という夢をもったのだと言います。

アップルブランデー製品第1号となった〈LOVEVADOS BRANDY〉。樽で熟成させていないため、透明で、癖のない爽やかな仕上がりです。180ml 1518円、500ml 2860円。カラフルなリキュールを入れると色も映えるので、〈カフェドブリック〉(五所川原市)、〈パブリックバーファミリア〉(青森市)、〈ペントハウス〉(青森市)、〈Bar聖〉(ひじり)(板柳町)など、青森県内の飲食店でもオリジナルカクテルが提供されています。

アップルブランデー製品第1号となった〈LOVEVADOS BRANDY〉。樽で熟成させていないため、透明で、癖のない爽やかな仕上がりです。180ml 1518円、500ml 2860円。カラフルなリキュールを入れると色も映えるので、〈カフェドブリック〉(五所川原市)、〈パブリックバーファミリア〉(青森市)、〈ペントハウス〉(青森市)、〈Bar聖〉(ひじり)(板柳町)など、青森県内の飲食店でもオリジナルカクテルが提供されています。

2003年の会社設立当時は、免許取得が叶わなかったため、
その後農業に専念してきた愼一さんでしたが、2016年、偶然にも酒税課長との出会いがあり、
当時より免許取得のハードルが下がっていることを知ります。
「今ならできるのでは」と背中を押された愼一さんは、
「もう一度チャレンジしたい」と地元の協力者と工場建設に向けて動き出します。
2021年には念願の酒造免許を取得、30年越しの夢を実現させました。

りんごも、水も酵母も青森由来

工場には、ドイツのアーノルドホルスタイン社製の蒸溜釜を2基設置し、店舗から作業風景を見ることができます。収穫後の工程は、すべてこの場所で行います。

工場には、ドイツのアーノルドホルスタイン社製の蒸溜釜を2基設置し、
店舗から作業風景を見ることができます。
収穫後の工程は、すべてこの場所で行います。

使用するりんごは、弘前に構える自社農園のほか、近隣の農家からも仕入れ、
品種を限定せずに混ぜ合わせています。
アルコールを抽出すると、風味や香りが残らない品種もあるため、
複数の品種を混ぜ合わせたほうがブランデーには適しているのだそう。

酵母は、複数種実験し、
発酵のスピードや香りなどから白神山地で採取される〈白神酵母No.251〉を採用、
割り水にも岩木山麓の湧水を使用するなど、品質を求めた結果、
青森由来のものを原料に使用することになりました。

店内には、りんごの収穫からアップルブランデーの完成まで、工程をわかりやすく紹介するイラストも展示。このスペースは貸しギャラリーとしても使っていきたいと考えています。

店内には、りんごの収穫からアップルブランデーの完成まで、工程をわかりやすく紹介するイラストも展示。このスペースは貸しギャラリーとしても使っていきたいと考えています。

オープン1年目となる今年、販売している製品は、
りんごを破砕機でマッシュ(すりおろし)の状態にし、発酵・蒸溜を終えた後、
ステンレスタンクで熟成し瓶詰めを行ったもの。
樽の色や風味がついていないため、透明ですが、
今後は樽詰めをして熟成し、ブレンドをした製品も販売していく予定です。

オーク、アカシアなど、樽は全部で7種類を用意。樽の焼き・蒸し具合や、ブランデーの配合(ブレンド)で味や香りは変わるため、製品にする組み合わせは無限です。

オーク、アカシアなど、樽は全部で7種類を用意。樽の焼き・蒸し具合や、ブランデーの配合(ブレンド)で味や香りは変わるため、製品にする組み合わせは無限です。

「カルヴァドスは、フランスのノルマンディー地方で一定の条件に従ってつくられるもので、
最低2年、樽で熟成させなくてはならない決まりがありますが、
ここは日本なので、樽に入れて様子を見ながら、
よければ早く出してもいいと思っています。
まずはやってみよう、試してみようという気持ちで、
おいしいポイントをこれから探っていきます」

お話をうかがった、店舗責任者で取締役の山口真未さん。「代表がブランデーに魅了されたことが事業の出発点なので、シードルもワインもつくる気持ちがありませんでした。他の酒造りの経験がない人がブランデーをつくるのは、珍しいのではないでしょうか」。

お話をうかがった、店舗責任者で取締役の山口真未さん。「代表がブランデーに魅了されたことが事業の出発点なので、シードルもワインもつくる気持ちがありませんでした。他の酒づくりの経験がない人がブランデーをつくるのは、珍しいのではないでしょうか」