ソーラーシェアリング農業で
ぶどう&ブルーベリーづくりに挑む。
「自分でつくること」を楽しむ暮らし

ソーラーシェアリングの農業

特にフルーツの産地というわけではない神奈川県秦野市というエリアで、
ぶどう(シャインマスカット)とブルーベリーを育てている佐藤岳さん・美紗子さん夫妻。
しかも、ふたりとも農業経験がないところからのスタートだった。

農業のなかでもハードルが高いフルーツを選んだ理由を岳さんに尋ねると
「好きだから」と単純明快な答えが返ってくる。
好きなものには、一直線。

佐藤岳さんと美紗子さん、シャインマスカットの下で。

佐藤岳さんと美紗子さん、シャインマスカットの下で。

約1年前からBESSの「G-LOG イスカ」モデルに住んでいる佐藤さん一家。
以前の借家アパートに住んでいたときから、
なんとプランターでブルーベリーを育てていたという。

「ブルーベリーは4年前からつくっています。
当時住んでいた家にちょっとした敷地があって、
そこにたくさんプランターを置いて育てていました。
ご近所さんに売りものと勘違いされるくらい(笑)。
でも、当時は自分で食べたり、ジャムをつくったり、
自分で消費するだけでした」(岳さん)

ブルーベリーは20種類以上の品種を育てている。

ブルーベリーは20種類以上の品種を育てている。

その後、現在の農地を借りる縁を得て、
本格的に生業としてブルーベリーとシャインマスカットの農家を始めることとなる。
農地は約2反(約600坪)。
その半分には屋根を設置して、その下の「棚」でシャインマスカットを育て、
地面でブルーベリーを育てている。
もう半分はなんと、太陽光パネルの下でシャインマスカットを育てている。

ソーラーパネルの下にぶどう棚がある。ほどよく日と雨を遮ってくれる。

ソーラーパネルの下にぶどう棚がある。ほどよく日と雨を遮ってくれる。

最近では、太陽光パネルの下で農作物を育てる
ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)と呼ばれる農業スタイルも増えてきている。

当時、農地を探していた佐藤さん。
その頃からソーラーシェアリングでシャインマスカットを育てることも念頭にあった。
そこに現在の地主さんがソーラーパネルをつけることになり、
その土地を借りることになった。
だから佐藤さんは発電には関与していないが、
実は日光をほどよく遮ることは、シャインマスカットの生育にとって意味がある。

「シャインマスカットのように緑のぶどうは、
あまり陽に当てすぎると日焼けして黄色っぽくなってしまうんです。
巨峰のような赤系ぶどうはどんどん陽に当てても構わないのですが」

背の高い岳さんの身長に合わせた高さになっているが、それでも実がなってくると前屈みに。

背の高い岳さんの身長に合わせた高さになっているが、それでも実がなってくると前屈みに。

シャインマスカットは現在4年目。
木が大人になりきるのに6年くらいかかるようで、
それまでは実をつけ過ぎないないほうがいいという。
人間でいうなれば、まだ完全に体ができていない高校生のようなもの。
“木の体力”と相談しながら育てていかないと、来年以降に実が採れなくなってしまう。
いまの収穫量は約3000房だが、6年目になると2倍近く増えるという。

現在は、まだ規模も小さく、夫婦ふたりのみで作業を行っている。
去年までは収穫量も多くなかったので、家に持ち帰って梱包などをしていた。
それらの資材も家に置いていたという。

しかしそれでは間に合わなくなり、今年になって畑の前に作業・物置小屋を建てた。
BESSの家を建てたときに出た端材を一部利用しているという。
畑自体の柵も前面が木で囲われており、
家も畑も、木を身近に感じる暮らしを楽しんでいるようだ。

BESSの家を建てたときに出た端材を利用した壁面。

BESSの家を建てたときに出た端材を利用した壁面。

まばゆいばかりの純白の「はんぺん」を
〈阿佐谷パールセンター〉で
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、
タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う最高のアテを探すべく、
全国の商店街を巡ります。今回は、東京・杉並区の〈阿佐谷パールセンター商店街〉です。

“阿佐ヶ谷らしさ”ってなんだろう?

今回訪れるのは阿佐谷パールセンター商店街。
JR中央線阿佐ヶ谷駅南口を降りて、
左手を見ればすぐにアーケードの入口。
この地のメイン通り、中杉通りと並行するように、
東京メトロ丸の内線・南阿佐ヶ谷駅方面へと続く。

なんとなく阿佐ヶ谷界隈らしさを思わせるのは、
新旧、洋の東西のカルチャーが個性を放ちつつ共存しているから。

確かに最近チェーン展開している店も目に入るけれど、
昔ながらの甘味処や、アパレル、カフェの小さな個性的な店、
エスニックな飲食店に輸入雑貨、地元系の安売りスーパー、
クラフトやこだわりのポップを掲げる酒屋さんなど、
多彩な店が入り混じるあたりに、阿佐ヶ谷らしさを感じるのだ。

阿佐ヶ谷駅から青梅街道、南阿佐ヶ谷駅方面へ、南北700メートルほどのアーケード街に200店以上の店が並ぶ。アーケードができたのは昭和37年。昔は参道でもあったようで、和菓子屋、甘味処も多い。風物詩は毎年8月7日前後に行われる恒例の七夕祭り。

阿佐ヶ谷駅から青梅街道、南阿佐ヶ谷駅方面へ、南北700メートルほどのアーケード街に200店以上の店が並ぶ。アーケードができたのは昭和37年。昔は参道でもあったようで、和菓子屋、甘味処も多い。風物詩は毎年8月7日前後に行われる恒例の七夕祭り。

その阿佐谷パールセンター商店街での〈焼酎ハイボール〉と楽しむアテ探し。
目をつけてきたのは、いずれもこの地で代を重ねてきた老舗の2軒。
真夏の午後、熱気はあるけど期待も膨らむスタート。

〈OYAKI FARM〉 おやきの発信拠点が長野に誕生

楕円形の美しい建物も印象的

信州を代表する郷土料理、おやき。
もともとは米の代わりとして、小麦粉と蕎麦粉を練った皮に
なす、きのこなどを入れてひもじい冬の食料とされていました。
今では長野名物として親しまれていますよね。

そんなおやきにまつわるビッグニュースが2022年7月に到来。
なんと〈OYAKI FARM〉なる施設が、長野インターチェンジ至近に誕生しました。

手がけたのは、大正14年から鬼無里村(現在の長野市鬼無里)で
おやきをつくり続けてきた老舗・〈いろは堂〉

長野インターチェンジ至近に誕生した〈OYAKI FARM〉。

おやきの製造・販売をはじめ、カフェやショップ、製造工程の見学、
おやき作り体験などさまざまにおやきを楽しめる施設となっています。

いろは堂のおやきは、まず油で揚げて、
そのあと高温の窯で焼き上げるというオリジナルの製法で作られます。
そうすることでこんがりかつふっくらとした生地の食感になるのだそう。
カフェではそんな生地に包まれた7種類の定番具材の入ったおやきのほか、
季節限定メニューもご用意。

水の甘み際立つ。 長野県・安曇野の天然水から 生まれた日本酒〈mine〉

ナチュラルミネラルウォーターを仕込み水に

〈安曇野ミネラルウォーター〉が7月16日に発売した、
長野県安曇野の資源を活用した新しい日本酒〈mine(ミネ)〉が、
日本酒業界に新しい風を吹かせています。

日本酒は、米・水・麹とシンプルな原材料でできています。
多くの酒蔵は、その土地の水で仕込みますが、
今回は長野・北アルプスの水を用いて京都の老舗酒蔵が仕込むという、
日本酒の“あたりまえ”を覆すコラボレーションとなったのです。

左 mine 12度(720ml)15400円、右 mine 原酒(720ml)19800円 ※数量限定

左 mine 12度(720ml)15400円、右 mine 原酒(720ml)19800円 ※数量限定

原料となる水は、名水百選にも選ばれている北アルプスの湧水を
こまかなフィルターで丁寧にろ過した、同社独自のナチュラルミネラルウォーターです。
そのまま飲んでも十分おいしい水を、酒米を水に漬ける段階から贅沢に使用。
安曇野の自然の恵みを存分に味わえる日本酒になっています。

水の甘み際立つ。長野県・安曇野の天然水から 生まれた日本酒「mine」。

この日本酒の特長は、
硬度30mg/Lの軟水がもたらす、なめらかな口当たりとほんのりとしたやさしい甘みです。
すっきりとした爽やかさもあり、さらりと飲みやすい味わいになっています。

商品ラインナップは原酒のほか、度数を低めにした〈mine 12度〉の2種類。
日本酒が好きな人でも、普段なじみのない人でも幅広く楽しめそうです。

暑い!アツい! 素材にこだわった福岡のかき氷9選!

猛暑が続く今年の夏。

福岡では3年ぶりに博多祇園山笠も開催され、
熱気あふれる本格的な夏が到来!

その暑さにも負けない、アツいかき氷前線。
こだわりのかき氷、食べてみらんね?

〈& LOCALS〉のこだわり絶品“なつ氷”

〈八女抹茶〉1200円(税込)

〈八女抹茶〉1200円(税込)

自家製きび練乳と3種の天然蜜の
“なつ氷”が〈&LOCALS〉でスタート!

〈八女抹茶〉は、福岡県のお茶どころである
八女の〈星野製茶〉の抹茶を使用し、
濃厚でほのかな苦味が味わえる本格派です。

すべてのかき氷にかけられている自家製きび練乳には、
生乳と奄美大島のきび砂糖を煮詰めたものに
隠し味として“麹”が加えられているそう。

きなこのような風合いとふわふわとした舌触りで、
きび練乳だけでもじゅうぶんおいしくいただけます。

佐賀県・川上峡名物の〈元祖吉野屋〉から取り寄せる
ヘルシーな特注玄米白玉は、やさしい味わいとほどよい硬さが◎。
〈北川製餡〉の北海道産小豆を使用した、
オリジナルの蜜小豆も甘すぎずすっきりとしています。

〈八女和紅茶〉1200円(税込)、他〈博多あまおう〉1200円(税込)

〈八女和紅茶〉1200円(税込)、他〈博多あまおう〉1200円(税込)

今年、新登場の〈八女和紅茶〉。
香り高い紅茶品種の〈紅ふうき〉から作られた紅茶蜜は、
きび練乳とも相性よくミルクティーのように
やさしく上品な味わいに仕上がっています。

蜜は後がけのスタイルなので、
かける前と後で異なる味わいが楽しめるのもいいところ。

ちょうどいいサイズ感で食後は穏やかな余韻が続きます。

福岡市のオアシス、大濠公園内にある&LOCALS(左)

福岡市のオアシス、大濠公園内にある&LOCALS(左)

九州を中心に地域のいいものを集め、
「尊い生産者と食卓をつなぐ」&LOCALS。

大濠公園の開放的なロケーションも最高です。

ゆったりと景観を眺めながら、
火照った体をクールダウンしてみては?

information

map

&LOCALS 大濠公園

住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-9

TEL:092-401-0275

営業時間:9:00〜18:30(18:00L.O.)※かき氷の提供は11:30〜

定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)

Instagram:@andlocals

Web:&LOCALS

 

 

〈くらすこと〉のフルーツたっぷり贅沢しろくま

〈くらすことのしろくま〉三年番茶付 1350円(税込)

〈くらすことのしろくま〉三年番茶付 1350円(税込)

福岡市中央区平尾にある、こころとからだ、
食べるものや子育てといった日常の暮らしの提案をベースに
カフェと雑貨の店を営む〈くらすこと〉。

夏の期間限定で提供される〈くらすことのしろくま〉は、
フレッシュなフルーツに自家製のあんずのシロップや練乳、
あんこ、白玉がトッピングされた贅沢な一品です。

佐賀県唐津市の〈村山牛乳〉の牛乳を
自店で煮詰めてつくる練乳や、
福岡県うきは市や福津市などから
旬の時期に仕入れてつくった
あんずシロップがたっぷり使われています。

さらに小豆の状態によって炊き方や
甘さを調整しているという
自家製のあんこが底に敷き詰められ、
「最後まで飽きずに食べれるように」というひと工夫も。

丁寧な手仕事から生まれた、贅沢なしろくまです。

〈自家製シロップ3種かけ〉三年番茶付 いちご・キウイ・パインとパッションフルーツ 1250円(税込)

〈自家製シロップ3種かけ〉三年番茶付 いちご・キウイ・パインとパッションフルーツ 1250円(税込)

3種類の自家製シロップのかき氷もまた、魅力的。

「旬の時期に採れたさがほのかとあまおう、
きび砂糖を合わせた苺シロップに、キウイ、
パイナップルとパッションフルーツを加え
トロピカルな風味をプラスしました。
フルーツのおいしさをより楽しんでいただけると思います」
(スタッフ芦田さん)

手間暇かけてつくられた、くらすことのかき氷。
ひとつひとつの素材をじっくりと味わいたいですね。

ほっとする、小さな三年番茶がセットになっています。

information

map

くらすこと

住所:福岡県福岡市中央区平尾1丁目11-21-2F

TEL:092-791-9696

営業時間:11:30〜17:00(16:15L.O.)

定休日:日曜、月曜

Instagram:@kurasukoto

Web:ごはんとおやつ、雑貨の店 くらすこと

 

〈SAKE TEA〉 日本酒×お茶! アルコールの新ジャンル

新潟上越の老舗酒蔵から誕生

新潟県上越市の高田地区にある酒蔵〈武蔵野酒造〉。
「本物の旨い酒を出し続ける」という信念から職人が徹底した管理を行うため、
一度に四合瓶でわずか200〜300本程度しか造らない同社。
そうしてできた日本酒は、華やかで透明感のある味わいです。

そんな武蔵野酒造の酒蔵で、この夏、日本酒とお茶を混ぜ合わせた、
新ジャンルのアルコール〈SAKE TEA〉が誕生。
現在クラウドファンディング で支援者を募っています。

SAKE TEAのプロデュースを行った、ベンチャー企業LUDENS(ルーデンス)共同創業者の永安祐大さんと大愛景子さん。

SAKE TEAのプロデュースを行ったのは、ベンチャー企業
〈LUDENS(ルーデンス)〉共同創業者の永安祐大さんと大愛景子さん。

ふたりとも日本酒とお茶が自身のアイデンティティというほど大好き。
それゆえ、それぞれの魅力を融合したお酒を創りたいと思案していた矢先、
武蔵野酒造の荻原亮輔さんと意気投合し、SAKE TEAが生み出されました。

今回発表されたのは、「寛ぎの時」「祝いの時」の2銘柄。

寛ぎの時 5900円(送料込 500ml アルコール分5%)原材料は清酒、紅茶(インド)、ほうじ茶(日本)、ローズマリー、クローブ。ラベルの写真には、夜空に舞い上がる焚き火の上空が収められています。

寛ぎの時 5900円(送料込 500ml アルコール分5%)原材料は清酒、紅茶(インド)、ほうじ茶(日本)、ローズマリー、クローブ。ラベルの写真には、夜空に舞い上がる焚き火の上空が収められています。

焚き火の香りがテーマの、心安らぐひとときにぴったりな「寛ぎの時」。
アルコール度数は穏やかな酔いを楽しめる5%。
お酒を注いだグラスからは甘いロースト香が漂います。

心地よい渋味と蜜のような柔らかい甘さの後に、
米由来のしっとりとした優しい旨みの余韻が。
紅茶・ほうじ茶由来のまろやかな甘さに、
フルーティーで上質な日本酒が大人なアクセントとなって、
お酒が弱い人でも飲みやすいんだとか。

ペアリングには、ポテトチップス、鶏の唐揚げ、ローストチキン、
モンブラン、チーズケーキなどの芳ばしい風味の料理やスイーツが合うのだそう。

祝いの時 5900円(送料込 500ml アルコール分7% )原材料は清酒、紅茶(日本)、ローズペタル、カモミール、レモングラス、白胡椒、スターアニス。ラベル写真には、白いバラを拡大した一部が。

祝いの時 5900円(送料込 500ml アルコール分7%)原材料は清酒、紅茶(日本)、ローズペタル、カモミール、レモングラス、白胡椒、スターアニス。ラベル写真には、白いバラを拡大した一部が。

花束の香りがテーマの、大切な人への祝福の気持ちに寄り添う「祝いの時」。
アルコール度数は、お酒が強くない人も心地よく酔える7%。
飲む前はバラやカモミールの香りが、
口に含むと紅茶やハーブ由来の華やかさの中に、
果実のような日本酒の甘さが溶け込んだ味わいが楽しめます。

サラダ、カルパッチョ、グラタン、ショートケーキ、シュークリームなど
野菜やハーブを使った料理や、クリーミーなスイーツとの相性が良いとのこと。

暑い夏、この本と一緒に 山陰を旅しませんか? 『山陰クラフトビール2』

3年で、醸造所が倍に。今、山陰の地ビールが熱い!

表紙を目にした瞬間、喉が鳴ったら手にしてほしい1冊。
2022年7月22日、鳥取の〈今井出版〉より発売された、
『山陰クラフトビール2』です。
著者は、東京から鳥取県大山町へ移住したビアエッセイストの矢野竜広さん。
同じく東京から鳥取へ移住した〈今井印刷〉の上野智美さんが編集を担当し、
「山陰地ビール」の“今”を余すことなく紹介しています。

矢野さんによると、1990年代後半に全国で起きた地ビールブームで、
山陰には8社の醸造所が誕生。その後、2軒にまで減ってしまうものの、
2015年頃からクラフトビールが盛り上がりを見せるようになると、
2019年までに7社(この年、『山陰クラフトビール1』を発売)、
さらに3年後の2022年には、倍の14社に。
日本初の低アルコール専門ブルワリーや、
辺境ならではの実験的なブルワリーなども登場し、
山陰は今、さまざまな個性派ビールが楽しめるエリアとのこと。

ビアエッセイストの矢野竜広さん。自宅のビール部屋(!)にて。

ビアエッセイストの矢野竜広さん。自宅のビール部屋(!)にて。

田舎暮らし満喫中の編集者・上野智美さんは、結婚を機に鳥取へ。

田舎暮らし満喫中の編集者・上野智美さんは、結婚を機に鳥取へ。

〈しじみヴァイツェン〉、〈そばいつぇん〉?

〈山陰クラフトビール2〉を開いてみると、
14の醸造所と、64本ものビールの解説がズラリ。
中でも、「山陰らしさ」が際立っているビールと言えば?

例えば、島根の醸造所〈松江ビアへるん〉の限定ビール〈しじみヴァイツェン〉。
宍道湖の名物・しじみの料理と合わせて飲むために開発されたビールで、
製造には宍道湖のしじみをなんと80キロも使用(4000缶あたり)!
「一瞬、戸惑われる方が多いのですが、しじみ料理と合わせると、
急に旨みと甘味が増す不思議なビールです」と矢野さん。

ちなみに〈松江ビアへるん〉は、
蕎麦に合わせた〈そばいつぇん〉(※限定)など、
地元の料理とのペアリングが楽しめるビールづくりが得意な醸造所だそう。

ほかにも山陰には、トマトや岩牡蠣、
クロモジ、生姜、梅、スイカなど、食の豊かさを生かしたクラフトビールが満載。

宍道湖を眺めながら飲みたい!〈しじみヴァイツェン〉。

宍道湖を眺めながら飲みたい! 〈しじみヴァイツェン〉。

廃校を再生し〈SAKIA〉へ。
淡路島に
「住みたくなるまち」をつくる

地方創再生プロジェクト「Frogs FARM ATMOSPHERE」とは?

淡路島の西海岸に、人の流れが生まれている。
〈GARB COSTA ORANGE〉というレストランがオープンし、
「ガーブコスタオレンジ前」というバス停もできた。
周辺には〈KAMOME SLOW HOTEL〉〈LONG〉〈中華そば いのうえ〉
〈しまのねこ〉〈酒場ニューライト〉など、飲食店やホテルが続々とオープン。
関西や徳島などからも客が訪れるエリアになっている。

これらを仕かけているのが、全国に飲食店などを展開する〈バルニバービ〉だ。

そしてバルニバービのあらたな事業として、
廃校をリノベーションした複合スペース〈SAKIA〉が生まれた。
飲食店のほか、こども図書館、コワーキングスペースを備え、
施設内の至るところに現代アートが飾られている。

SAKIAの入り口からは、元小学校だったことがわかる。

SAKIAの入り口からは、元小学校だったことがわかる。

これらはすべて徒歩圏内にあり、さながら新しいまちができあがったようだ。

バルニバービが、「Frogs FARM ATMOSPHERE」という
地方創再生プロジェクトをはじめ、
淡路島の西浦エリアで活動している理由を、佐藤裕久会長に聞いた。

バルニバービの佐藤裕久会長。教室の面影が残る会議室から。

バルニバービの佐藤裕久会長。教室の面影が残る会議室から。

お茶の葉を再利用した器が、 京都の老舗茶舗〈福寿園〉 プロデュースのブランドから登場!

マグカップで気軽に抹茶を点てられる

1790年創業の京都の老舗茶舗〈福寿園〉がプロデュースする、
エッジの効いた商品で新しいお茶の世界を探求するブランド
〈Needle to Leaf(ニードル・トゥ・リーフ)〉。
同ブランドは、2022年6月17日から
〈抹茶を楽しむ お茶の葉マグカップ〉を
クラウドファンディングサービス〈Makuake(マクアケ)〉で販売しています。

陶芸作家・竹村繁男さん(大日窯)の協力のもと、〈Needle to Leaf〉オリジナルのマグカップが完成。

お茶をつくる際に茶葉から出る大きすぎる部分や塊になっている部分、
細かすぎる部分は、おいしいお茶をつくるために除去されてしまうといいます。
これまでは農家の肥料などに活用されてきましたが、
何か美しいものに変えたいと、
陶芸作家・竹村繁男さん(大日窯)の協力のもと、
〈Needle to Leaf〉オリジナルのマグカップが完成しました。

陶芸作家・竹村繁男さん(大日窯)が茶葉の灰を一から研究し、伝統的な技術を取り入れ、つくり上げられた釉薬。

竹村さんは、これまで自身で育てた
ヒマワリやブドウ、イチジク、ビワなどさまざまな草木で釉薬(ゆうやく)をつくり出し、
作品を製作してきた灰釉(かいゆう)のスペシャリスト。
今回の開発にあたり、茶葉の灰を一から研究し、
伝統的な技術を取り入れながら釉薬をつくり上げたのだとか。

〈wood〉カラー 4000円(税・送料込)

〈wood〉カラー 4000円(税・送料込)

〈sunlight〉カラー 4000円(税・送料込)

〈sunlight〉カラー 4000円(税・送料込)

〈aqua〉カラー 4000円(税・送料込)

〈aqua〉カラー 4000円(税・送料込)

気になるカラーは、
高級木材である紫檀(したん)のような赤褐色をした〈wood〉と、
自然と生活の中に溶け込むような明るいブラウンの〈sunlight〉、
透明感の少ない乳白の青味がさわやかな〈aqua〉の3色。
それぞれに手触りや表情が異なるのもポイントです。

秋田で学ぶ、料理と暮らし 〈うましき台所帖〉 来年3月まで毎月開催

「うましき」生き方を学ぶ

2022年7月から、〈秋田市文化創造館〉で
月1回の料理教室〈うましき台所帖〉が始まります。

教室で学ぶことができるのは、料理の手順やコツだけではなく、
秋田での暮らしの魅力。
講師が土地の風土や気候に向き合いながら身につけてきた
知恵や技術を、料理をつくりながら感じとっていきます。

月ごとに講師が変わり、テーマもさまざま。
第1回は、秋田に伝わる「寒天」の文化を学びます。

〈秋田市文化創造館〉で月1回開催される料理教室〈うましき台所帖〉。第1回のテーマは秋田に伝わる「寒天」の文化。

秋田県の一部の地域には、
一般的にイメージできるフルーツや牛乳のみならず、
サラダやシイタケ、卵など、
「なんでも寒天で固めてしまう」といわれるほどの寒天文化が根付いています。
講師は、寒天づくりを始めて60年以上という美郷町在住の照井律さん。
寒天料理のレパートリーは400種類にのぼるのだとか。
照井さんと寒天をつくりながら、秋田での暮らしや生きるヒントを学んでいきます。

第1回の講師の照井律さん。今まで寒天料理を教えた生徒は2万人を超えるそう。

第1回の講師の照井律さん。今まで寒天料理を教えた生徒は2万人を超えるそう。

〈種と旅と2022〉 “その土地の在来種や伝統食を味わう” 15日間の祝祭が7月21日よりスタート

〈種と旅と〉が今年も始まります!

〈種と旅と〉とは、日本中の農家、八百屋、レストラン、料理人と暮らすひとがつながり、
その土地の在来種や伝統食を味わう15日間の祝祭です。

従来型の1か所に集まるマーケットとは異なり、
“全国同時多発”スタイルが〈種と旅と〉の特徴。

種と農について考え、味わい、学び、どこまでもローカルに、
同時に全国でつながるイベントです。

その〈種と旅と2022〉が、7月21日(木)〜8月4日(木)までの期間で、
全国津々浦々で催されます。

写真:繁延あづさ 料理:原川慎一郎

写真:繁延あづさ 料理:原川慎一郎

2020年の冬、2021年の秋から3回目の開催となるこの夏は、
前回よりも50組以上参加が増え145組にパワーアップ!

まずは〈種と旅と〉のはじまりからご紹介します。 

発起人は、長崎県雲仙市の〈タネト〉と横浜市の〈青果ミコト屋〉

タネトは奥津爾さん典子さん夫妻が2019年から営むオーガニック直売所で、
プラスチックフリーを実践、地域の在来種野菜を軸に、
農薬・化学肥料不使用の野菜を扱っています。

タネトに並ぶのは9割以上が車で20分圏内の野菜。野菜の他に古本屋や食堂を併設し、焼き菓子や器も販売している。写真:栗田萌瑛

タネトに並ぶのは9割以上が車で20分圏内の野菜。野菜の他に古本屋や食堂を併設し、焼き菓子や器も販売している。写真:栗田萌瑛

2010年に開業した青果ミコト屋
現在、横浜市青葉区に、廃棄される野菜をつかった
アイス屋〈KIKI NATURAL ICECREAM〉を併設した実店舗を構えます。

日本中の田畑を巡る旅を通じて出合った、「本当においしい野菜」と
「背景にある農家の人柄やストーリー」が詰まった、
野菜セットを全国宅配している八百屋です。

昨年春にオープンした〈MICOTOYA HOUSE〉の前で、ミコト屋、KIKIスタッフ一同。

昨年春にオープンした〈MICOTOYA HOUSE〉の前で、ミコト屋、KIKIスタッフ一同。

九州と関東という距離はあるものの、
「その土地の食文化やルーツを守りたい」
「在来種を残していきたい」という互いの共通した思いの原点には、
あるひとりの農家さんの存在がありました。

「在来種には個性があり、
ひとつひとつ違うおいしさがあるということ。
そしてそれはぼくたち人間と一緒だということ。
岩崎さんが言った言葉、
『食べてくれる人をつくることが、種を守ることにつながるんです』と。
あぁ、やっぱりこれは僕たち八百屋の役目なんだとなぁと、
あの時身が引き締まったのです」(青果ミコト屋)

岩崎さんとは、雲仙市で在来種の野菜を育て種を採取している農家さん。

岩崎さんは約40年ほど前から有機農業に切り替え、
現在は約80種類の野菜を生産するなかで、
毎年50種類以上の野菜の種子を採っているといいます。

岩崎政利さんは1950年長崎県生まれ。諫早農業高校卒業後、農業に従事する。 写真:繁延あづさ

岩崎政利さんは1950年長崎県生まれ。諫早農業高校卒業後、農業に従事する。 写真:繁延あづさ

岩崎さんの畑で採取された種。写真:繁延あづさ

岩崎さんの畑で採取された種。 写真:繁延あづさ

九条太ねぎの種とり風景。写真:繁延あづさ

九条太ねぎの種とり風景。 写真:繁延あづさ

奥津さん一家が移住を決断したのも、
岩崎さんのつくる野菜が雲仙にあったから。

その土地の風土を理解し、
大切に育て上げられた希少な在来種の野菜に魅了されるひとは少なくなく、
雲仙市で〈BEARD〉を営んでいる
料理人の原川慎一郎さんも東京からこの地へ移り住んだひとりなのです。

BEARDの原川慎一郎さん。写真:繁延あづさ

BEARDの原川慎一郎さん。写真:繁延あづさ

「世界を見渡しても、岩崎さんのような農家さんはいないんじゃないか」

そう思わせるほど、岩崎さん自身が稀有な存在であり、
育てられた野菜は別格なのだそう。

種と旅との期間中、岩崎さんの野菜は一部の店舗のみの取り扱いにはなりますが、
北海道から沖縄まで105店のレストランで、
それぞれの地域で育った在来種や地元野菜を使った
創作料理や伝統料理が特別に提供されます。

また各地の料理人たちも腕をふるい、レシピも公開される予定。

「在来種ってどんな味わいだろう?」
「地域の郷土料理を食べてみたいな!」
そんなワクワクや期待が高まる、15日間となりそうです。

埼玉県産の乳製品をふんだんに使用。 日帰り温泉〈おふろcafe 白寿の湯〉 夏のオリジナルメニュー

〈~甘酒香る~「こけだま。」ふろまあじゅ〉748円

金魚鉢型の器の中にあらわれた小さな庭園

〈株式会社温泉道場〉が運営する、
埼玉県・神川町の日帰り温泉施設〈おふろcafe 白寿の湯〉で
夏限定のオリジナルデザート〈~甘酒香る~「こけだま。」ふろまあじゅ〉が誕生しました。

〈~甘酒香る~「こけだま。」ふろまあじゅ〉は、同社が製造販売している
〈湯あがりミルクチーズケーキ工房 ふろまあじゅ〉を使ったアレンジメニューです。
枯山水の白砂を思わせる玄米フレークの上に
甘酒と抹茶をまぶした、ミルク味の「ふろまあじゅ」をのせました。
まるで金魚鉢型の器の中に、
小さな日本庭園ができたかのような涼しげな見た目が魅力的!

苔玉をイメージした「ふろまあじゅ」がかわいらしく、
思わず写真におさめたくなるデザートになっています。

食べるときは、黒蜜をたっぷりかけて贅沢に。
玄米フレークのカリカリ食感や、甘酒と抹茶の風味、
口どけのよい「ふろまあじゅ」の味わいが見事に調和した、
上品な味わいが楽しめます。

〈~甘酒香る~「こけだま。」ふろまあじゅ〉が味わえるのは、
同施設内にある食事処〈寝かせ玄米®と糀料理 俵や〉。
こちらの食事処ではほかにも健康をテーマに、
地元の食材をふんだんに使ったオリジナルの食事メニューが用意されています。

寝かせ玄米®の糀御膳 1408円。地元神川産の玄米を3日間保温した「寝かせ玄米®」は、もちもちとした食感がやみつきになるおいしさ。

寝かせ玄米®の糀御膳 1408円。地元神川産の玄米を3日間保温した「寝かせ玄米®」は、もちもちとした食感がやみつきになるおいしさ。

同施設自慢の天然温泉を楽しんだあとは、
ここだけのメニューを味わって身も心も癒されてみてはいかがでしょうか。

写真家・瀧本幹也さんが 老舗京菓子店とコラボ。 風流なおせんべいが発売!

麩焼きせんべい〈景〉3枚 各1620円

パッケージに瀧本さんの写真が

三十三間堂の名で親しまれる蓮華王院の近くで、
慶応元年から和菓子づくりを行う京菓匠〈七條甘春堂〉より、
写真家の瀧本幹也とのコラボレーション菓子が発売されています。

今回発売されたのは、パッケージに瀧本さんの
美しい写真がプリントされた「麩焼きせんべい」。

麩焼きせんべいは、古くからお茶人に愛される京菓子。
米と和三盆、水のみを使い、ほのかな甘さのある、
さくっとしたおせんべいです。

また京菓子の包装紙や掛紙のデザインは、昔から当時のアーティストが手がけ、
時代の文化を反映するものでもありました。
その伝統を受け継ぎ、今回瀧本さんの写真をパッケージにプリント。
春夏秋冬、各季節の風情漂う、4パターンが展開されました。
この中には、昨今撮影された京都の風景もあるそうです。

山笑う

〈山笑う〉

夏来る

〈夏来る〉

山粧ふ

〈山粧ふ〉

山眠る

〈山眠る〉

お煎餅のデザインは、瀧本さんの作品のイメージに合わせ、
〈山笑う〉は、春の花と花に集まる蝶を、
〈夏来る〉は、俵屋宗達や尾形光琳が描く波の幻想的で洗練された造形をイメージ。
〈山粧ふ〉は、秋の色とりどりに紅葉し、木から舞い落ちる木の葉を、
〈山眠る〉は、冬の静かで銀白の雪山や霜ばしらがデザインされました。

アートディレクションを担当した関本明子さんは、
おせんべいが軽やかなので、視覚と食感にコントラストが出るようにと、
全体的にシャープなデザインにしたといいます。

オンラインにて販売されているので、
気になる方はぜひ覗いてみては?

information

七條甘春堂

*価格はすべて税込です。

数量限定で今年も発売! 青森県生まれのハート型さくらんぼ 〈ジュノハート〉

20年以上かけて生まれた、念願の新品種

先日初競りが行われ、
1粒4万円と過去最高値の評価を得たさくらんぼ〈ジュノハート〉は、
20年以上の歳月をかけて開発された、青森県生まれのオリジナル品種。
2020年に全国で販売をスタートし、徐々にその人気が高まっています。

その名の通り、ハートの形をしたかわいらしい外観と、
500円玉より大きな大玉であること、歯応えのあるしっかりとした果肉が特徴で、
山形生まれの甘味が強い〈紅秀峰〉と、
果皮の色が濃く光沢のあるカナダ生まれの〈サミット〉を掛け合わせて生まれました。

市場出荷前の〈ジュノハート〉。〈佐藤錦〉が、直径22mm~25mm以上で大玉と言われている中、〈ジュノハート〉は、3L(直径28mm以上)が主体。ここからさらに選別され、4L(直径31mm)以上で、色など一定の基準を満たしたものは、ジュノハートの最高峰〈青森ハートビート〉として出荷されます。

市場出荷前の〈ジュノハート〉。〈佐藤錦〉が、直径22ミリ~25ミリ以上で大玉と言われているなか、〈ジュノハート〉は、3L(直径28ミリ以上)が主体。ここからさらに選別され、4L(直径31ミリ)以上で、色など一定の基準を満たしたものは、ジュノハートの最高峰〈青森ハートビート〉として出荷されます。

りんごの生産量日本一で知られる青森県ですが、
県南東部に位置する南部町は、りんごをはじめ、桃、洋梨、あんずなど、
古くから果樹栽培が盛んな地域で、「フルーツ王国」と呼ばれています。

なかでもさくらんぼは、りんごの防風林として栽培されてきた歴史をもち、
のちに観光農園化され名産となった、南部町を代表する農作物。
摘果や葉摘み、剪定など、栽培には手間がかかりますが、
りんご栽培で培われた技術と、
昼夜の寒暖差が大きい気候などから質の高い果樹が育まれてきました。

果物狩りができる観光農園も多い南部町。新鮮な野菜や果物の直売所〈名川チェリーセンター〉はさくらんぼが看板の目印になっています。

果物狩りができる観光農園も多い南部町。新鮮な野菜や果物の直売所〈名川チェリーセンター〉はさくらんぼが看板の目印になっています。

シーズンには、〈名川チェリーセンター〉に採りたてのさくらんぼが詰まった箱が、所狭しに並びます。

シーズンには、〈名川チェリーセンター〉に採りたてのさくらんぼが詰まった箱が、所狭しに並びます。

しかしながら、これまでは県独自の品種がなく、
さくらんぼのイメージがあまりなかった青森県。
「ブランド力のある、世界で戦える日本一の品種を開発しよう」と、
青森県の〈りんご研究所 県南果樹部〉が1996年に品種開発を開始。
以来約150通りの交配に挑戦し、〈ジュノハート〉は誕生しました。

〈りんご研究所 県南果樹部〉に残る〈ジュノハート〉の原木は24歳。品種の交配は花で行われ、〈紅秀峰〉のめしべに、〈サミット〉の花粉を付け受粉、育った果実の中にある種を植えるところからスタートしました。同じ品種を交配しても、生まれる種の性質はひとつひとつ違うため、どんな品種も原木は1本だけ。〈ジュノハート〉の原木は、2005年に発生した大規模な山火事を免れ生き残ったことから、「幸運のさくらんぼ」と呼ばれるようになり、家庭の幸福を司るローマ神話の女神「Juno」が品種名につけられました。

〈りんご研究所 県南果樹部〉に残る〈ジュノハート〉の原木は24歳。品種の交配は花で行われ、〈紅秀峰〉のめしべに、〈サミット〉の花粉を付け受粉、育った果実の中にある種を植えるところからスタートしました。同じ品種を交配しても、生まれる種の性質はひとつひとつ違うため、どんな品種も原木は1本だけ。〈ジュノハート〉の原木は、2005年に発生した大規模な山火事を免れ生き残ったことから、「幸運のさくらんぼ」と呼ばれるようになり、家庭の幸福を司るローマ神話の女神「Juno」が品種名につけられました。

〈ジュノハート〉の誕生は、さくらんぼ農家にとっても念願。
生産者のひとりである山本又一さんも、
「ずっと青森県独自の品種がほしかった」と、話します。

〈南部錦〉〈絢のひとみ〉〈佐藤錦〉など、さまざまなさくらんぼを育成している山本又一さん。

〈南部錦〉〈絢のひとみ〉〈佐藤錦〉など、さまざまなさくらんぼを育成している山本又一さん。

又一さんは、もともとはりんご農家でしたが、
約30年前、りんごの価格が低迷した時期に思案し、栽培の主をさくらんぼに転換します。

「37年前に、同じ地域の農家さんたちが、
りんごの防風林だったさくらんぼの木をはじめて観光農園化しました。
そうしたら国道が混み合うくらいお客さんが集まったんです。
あの時、観光で畑が盛り上がるということを
農家さんたちも生まれてはじめて体感したのではないでしょうか。
りんごを買いに南部町には来ないけれど、
さくらんぼのためにはお客さんが足を運んでくれる。
その光景を思い出して、さくらんぼ栽培に踏み切りました」

以来30年、山形にも研修に赴き、
南部町=さくらんぼ産地としての価値向上に貢献してきました。

100年前に防風林として植えられた〈南部錦〉の木が、以前はりんご畑だったという園地の脇に残っています。現在はさくらんぼが6割、他に桃、プラム、「八助梅」と呼ばれるあんず、りんごも手掛けています。

100年前に防風林として植えられた〈南部錦〉の木が、以前はりんご畑だったという園地の脇に残っています。現在はさくらんぼが6割、他に桃、プラム、「八助梅」と呼ばれるあんず、りんごも手がけています。

初夏の「紅しょうが天」と
〈ジョイフル三の輪商店街〉で感じる
ノスタルジー
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う
最高のアテを探すべく、全国の商店街を巡ります。
今回は、東京都荒川区の〈ジョイフル三の輪商店街〉です。

「紅しょうが天」

昭和レトロな商店街で、最高のアテを見つける

今回訪れるのは三の輪銀座商店街、通称「ジョイフル三の輪」。
都電荒川線の終点、三ノ輪橋停留場付近から
都電の線路と平行して伸びる商店街で、
都電荒川線の前身である王子電気軌道の開通によって形成されたというから
1913(大正2)年にまで歴史は遡れるか。
王子電気軌道の発足には渋沢栄一が株主に名を連ねるのというのも
なかなか時代を感じさせる。

最寄り駅は都電荒川線・三ノ輪橋停留場。最寄りと言うより直結。間近で都電を堪能できることもあって鉄道ファンも集う。商店街のアクセスとしては東京メトロ日比谷線・三ノ輪駅からも至近。

最寄り駅は都電荒川線・三ノ輪橋停留場。最寄りと言うより直結。間近で都電を堪能できることもあって鉄道ファンも集う。商店街のアクセスとしては東京メトロ日比谷線・三ノ輪駅からも至近。

エリア的には南千住から上野・浅草へと連なる場所。
江戸から東京になり、大正から昭和、そして戦後と、
発展の労働力となる人々が集まり、懸命に汗を流し、
その労働後に飯をかきこみ、酒を飲み干し、遊びにも興じてきた。
公式HPによれば“昭和レトロな商店街です”と書かれているが、
昭和レトロというよりも昭和そのもの。

入口からもう昭和感が漂う……いや昭和そのもの。少し寂し気な風情もありながら、屋根が透明ということもあってアーケードには明るい陽射しが差し込む。

入口からもう昭和感が漂う……いや昭和そのもの。少し寂し気な風情もありながら、屋根が透明ということもあってアーケードには明るい陽射しが差し込む。

毎月11日は「弁天様の日」

毎月11日は「弁天様の日」として縁日的に特売や催しがある。その弁天様は商店街の荒川一中前停留場側を出て右に1分ほど歩いた場所にこぢんまりと。よきアテと物語に出合えるようお参り。

毎月11日は「弁天様の日」として縁日的に特売や催しがある。その弁天様は商店街の荒川一中前停留場側を出て右に1分ほど歩いた場所にこぢんまりと。よきアテと物語に出合えるようお参り。

匂い、息遣い、五感……
昭和へ戻っているような錯覚。アテ探し旅のタイムスリップ感。
何とも不思議な感覚のなかで
「焼酎ハイボール」と楽しむアテ探しスタート。

〈おはようのスープ〉 五島列島育ちの日本一の さつまいもをたっぷり使用

おはようのスープ

五島ごと芋の規格外品をスープに

日本全国のすぐれたさつまいもを品評する「日本さつまいもサミット」。

その日本さつまいもサミット2022年度で、
特にすぐれた味わいのさつまいもに贈られる「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」、
あらゆる観点からユニークな生産者を表彰する「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」を
ダブル受賞した五島列島育ちの絶品さつまいも〈五島ごと芋〉。

「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」、「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」をダブル受賞した五島列島育ちの絶品さつまいも〈五島ごと芋〉。

通をも唸らせる、ねっとりと濃厚な甘みが持ち味のお芋です。
日本一に輝いた理由は、五島の自然豊かな環境の中で、
疲れている畑はきちんと休ませ、
人の手や目でしっかりと畑やおいもを確かめているから。

DJ松永と駒形宏伸(DJ CO-MA) 世界一のDJ同士が、ふるさとの 新潟を語るトークライブ第2弾が開催!

DJも農業も追求する駒形さんに、DJ松永さんが聞く

Creepy NutsのDJ松永さんと、
その師匠である駒形宏伸さん(DJ CO-MA)による師弟トークライブが、
2022年7月4日(月)20時から、『新潟県公式YouTubeチャンネル』にて生配信されます。

このイベントは、新潟県へのUIターン促進につなげる
魅力発信企画「新潟のつかいかたキャンペーン」の一環として
今年3月に開催されたトークイベント(※前回の様子はこちら)の第2弾。
前回開催の好評を受けて、第2弾がすぐに決まりました。

農業をやりながらDJとして世界一になり、
その後、お米の日本一を決める大会でも最高金賞を受賞した駒形さんと、
そんな駒形さんに弟子入りしてDJスキルを学び、
同じDJ大会で世界一になったDJ松永さん。

前回は、ふたりの出会いとDJスクール時代の思い出、
松永さんが上京してからの下積み時代、その頃にふたりで語り合った内容、
こまがた農園での米づくりやお米のコンテストの話など、
ふるさとの話に花が咲きました。
地元の仲間同士の絶妙なかけ合いは、久々に会ったことを感じさせません。

第1回トークライブの様子。

第1回トークライブの様子。

今回は「新潟の農業・農産物」が主なテーマ。
駒形さんの地元である南魚沼市は自然豊かで、
四季の移ろいがあざやかな豪雪地帯。
激しい寒暖差ときれいな水が農業に向いていて、
お米のほかにも高品質な農作物が育ちます。

特に、駒形さんも育てている「八色スイカ」は知る人ぞ知るブランドスイカ。
シャリっとした食感と高い糖度が人気の高級品です。

NFTアート付き!? 新時代の純米大吟醸 〈飛騰&燈火〉

通常版セット(〈飛騰〉生酒・〈燈火〉火入れペア)330000円(送料込)。特別版各1セットのみ(〈飛騰〉生酒・〈燈火〉火入れペア)。ナンバー1 1230000円(送料込)。ナンバー7・8・77・88 550000円(送料込)※ナンバー8・77は売約済み

NFTアートで日本酒の価値を伝える

今春、日本酒とNFTアートが融合した、貴重でユニークな純米大吟醸
〈飛騰(ひとう) ASCENDING〉〈燈火(とうか) ILLUMINATING〉
のペアセットが100セット限定発売されました。

生酒は特定の時期のみ、主に日本でしか味わえない貴重なお酒ですが、
おいしく消費できる期間が限られるため、価値を上げづらいと言われています。

この取り組みでは原料、造りに徹底的にこだわり抜き、
NFTアートを取り入れることによって、
そんな日本酒の魅力を新たな方向から世界に発信し、
その価値や評価の向上に挑戦するというもの。

気になるNFTアートはというと、
〈飛騰&燈火〉の製造年シリアルナンバーと紐づけられた、
パッケージの龍と鳳凰の浮世絵が対となったもの。
本製品購入者にアート購入権利が付帯されるのだそう。

貴重でユニークな純米大吟醸〈飛騰&燈火〉の原料になっているのは、新潟県十日町の超希少なコシヒカリ・戸邊米。

〈飛騰&燈火〉の原料は新潟県十日町で無農薬無肥料人力栽培によって育てられた、超希少なコシヒカリ・戸邊米。

〈飛騰&燈火〉の原料になっているのは、新潟県十日町で
20余年にわたり無農薬無肥料人力栽培によって育てられた、
超希少なコシヒカリ・戸邊米。
過去に日本一の評価を得たこの戸邊米の、
総生産量の約3分の1が、麹の段階からすべて使用されています。

戸邊米を手がける戸邊秀治氏のストーリー

〈飛騰&燈火〉の原料として米とともに重要な水は、長野県伊那市分杭峠ゼロ磁場地下水を100%使用。

同じく重要な水は、別名“龍脈”とも呼ばれる巨大断層・中央構造線にあり、
日本有数のパワースポットとしても有名な、
長野県伊那市分杭峠ゼロ磁場地下水を100%使用。

〈飛騰&燈火〉の酒造りを担ったのは長野県辰野町小野の老舗酒蔵〈小野酒造店〉。

〈飛騰&燈火〉は自然温度下の特別室にて徹底的な管理のもと、超少量・手作業で醸される。

〈飛騰〉はできあがってすぐのおいしさを味わえる生酒。一方〈燈火〉は火入れされ、また異なる味わいが楽しめる。

それらを原料に、酒造りを担ったのは長野県辰野町小野の老舗酒蔵〈小野酒造店〉。
戸邊米の“環境を生かす”という発想に基づいて、冷暖房設備にたよらない
自然温度下の特別室にて徹底的な管理のもと、超少量・手作業で醸されました。

そうしてできた日本酒は、戸邊米が持つ雑味のなさと、
ゼロ磁場の水の力でふくよかでクリアな味わいに。

〈飛騰〉は、旬を愛でる日本の美学を体現し、
できあがってすぐのおいしさを味わえる生酒。
一方〈燈火〉は火入れされ、また異なる味わいです。

南アルプスの天然氷を使用。 〈マルヒロ〉運営の〈かき氷屋 えん〉 波佐見に期間限定オープン!

〈中町氷菓店〉監修の本格かき氷!

長崎県の波佐見焼メーカー〈マルヒロ〉。
以前コロカルでもご紹介した
マルヒロの私設公園〈HIROPPA〉のオープンから半年が過ぎ、
地域の交流の場としてさまざまな催しが繰り広げられています。

地域を巻き込みワクワクを発信しているマルヒロが、
この夏、期間限定で南アルプス天然氷のかき氷屋をオープン!

6月11日〜10月31日まで、HIROPPAに隣接する〈OUCHI〉にて、
天然氷のかき氷専門店〈中町氷菓店〉の監修による
〈かき氷屋 えん〉の営業を始めました。

南アルプス八ヶ岳〈蔵元八義〉の天然氷を使用。天然氷は、薄く何層にも水を張り、時間をかけてゆっくりと凍らせる。雨が降れば一からやり直し、雪が降れば昼夜を問わず雪かきという。

南アルプス八ヶ岳〈蔵元八義〉の天然氷を使用。天然氷は、薄く何層にも水を張り、時間をかけてゆっくりと凍らせる。雨が降れば一からやり直し、雪が降れば昼夜を問わず雪かきという。

天然氷とは、厳冬に自然の寒さだけで
じっくりと時間をかけてできた氷のこと。

えんのかき氷に使用するのは、
大自然が育んだ八ヶ岳南麓高原湧水群の天然水と
山梨県北杜市の少雨寒冷な気候を利用してつくられる、
蔵元八義の天然氷です。

蔵元八義で製造される氷は、気泡もなく、
不純物を含まない高純度のもの。
現代では数少ない天然氷づくりの伝統技術が受け継がれています。

天然氷は非常に溶けにくく、とても硬いのでかき氷機で薄くふわふわに削ることができる。

天然氷は非常に溶けにくく、とても硬いのでかき氷機で薄くふわふわに削ることができる。

中町氷菓店の監修による、
削り方にもこだわり抜いたふわふわ食感のかき氷。

冷凍庫で凍らせた氷とは別格の、
口の中でふわりと溶ける食感は一度食べたら忘れられないといいます。

そんなスペシャルな氷に合わせるのは、
新鮮なフルーツや嬉野茶を使った自家製シロップです。

3種類のフルーツ氷はこちら!

〈いちご〉 かき氷は全て1200円(税込)

〈いちご〉 かき氷はすべて1200円(税込)。

〈みかん〉 豆乳と豆腐、砂糖で作った自家製豆乳ミルクをかけて。

〈みかん〉 豆乳と豆腐、砂糖で作った自家製豆乳ミルクをかけて。

〈パイナップル〉 パイナップルのみ、豆乳ミルクではなくココナッツ練乳のソースを使用。

〈パイナップル〉 パイナップルのみ、豆乳ミルクではなくココナッツ練乳のソースを使用。

生のフルーツと少量の砂糖でつくった
果実感たっぷりのシロップで、
南アルプスから届いた天然氷を華やかに彩ります。

担当するのは、マルヒロで働く「えん」さん。

HIROPPAでもお弁当の販売をしている
料理上手なえんさんが、その日の朝、旬のフルーツで
シロップを仕込んで提供してくれるのだそう。

毎朝、旬のおいしいフルーツを厳選して仕上げる。

毎朝、旬のおいしいフルーツを厳選して仕上げる。

もう想像するだけでお口の中が“きゅん”としてしまいそう。

自家製の豆乳ミルクやココナッツ練乳の甘みも、
さらにおいしさを後押ししてくれますね。

シロップに使用するフルーツは旬のものを厳選するため、
日によってかき氷のラインナップが変わるとのことで、
インスタグラムの案内で事前に確認しておきましょう!

海辺の風土が育む料理とものがたり 大分の里山里海を味わう 〈HAKKO RESTAURANT vol.1〉 開催!

山と海はつながっている

2022年5月、〈HAKKO RESTAURANT vol.1〉が、
東京・日本橋口前に昨年オープンした〈TOKYO TORCH 常盤橋タワー〉3階の
〈MY Shokudo Hall & Kitchen〉で開催されました。

料理人と発酵のプロフェッショナルをゲストに、
各回のテーマに合わせたオリジナルの料理を味わいながら、
食の課題を知り、学ぶ、一夜限りのイベント〈HAKKO RESTAURANT〉は、
三菱地所株式会社が主催する「HAKKO MARUNOUCHI 2022」のプログラムのひとつ。

第1回のテーマは「海辺の風土が育む料理とものがたり」です。

HAKKO RESTAURANT vol.1開催!第1回のテーマは「海辺の風土が育む料理とものがたり」。

昨年の9月より日本財団 海と日本プロジェクトの一環としてスタートした、
「食」と「ものがたり」を通して海を伝えるウェブメディア『海のレシピプロジェクト』
(以前コロカルで紹介した記事はこちら
とコラボレーションし、大分県の「海」と「発酵」を軸にした学びの場が設けられました。

山と海がすぐそばにある大分。会場では、その恵みを生かした、
〈八雲茶寮〉(東京・目黒区)総料理長・梅原陣之輔さんによる、
「里山里海」をテーマにしたショートコースが提供されました。

ひと皿目は、〈佐伯ブリのりゅうきゅう(沖縄から伝わったとされる漬料理)〉と〈糀屋本店〉の〈こうじ納豆〉、〈原木しいたけとメブトの南蛮漬け〉、〈鶏めしとひじきの小むすび〉。メブトとはテンジクダイの別名で、流通にはほぼのることがない小さな魚。

ひと皿目は、〈佐伯ブリのりゅうきゅう(沖縄から伝わったとされる漬料理)〉と〈糀屋本店〉の〈こうじ納豆〉、〈原木しいたけとメブトの南蛮漬け〉、〈鶏めしとひじきの小むすび〉。メブトとはテンジクダイの別名で、流通にはほぼのることがない小さな魚。

海に想いを馳せるコースをいただきながら、
会場では、創業333年を迎えた大分県佐伯市のこうじ専門店〈糀屋本店〉の
浅利妙峰さんをオンラインでつなぎ、
梅原さん、『海のレシピプロジェクト』編集長・青木佑子さんによるトークイベントを開催。
「里山里海」がテーマであることもあり、
登壇者からは、「山と海のつながり」を教えてくれるエピソードがいくつも聞こえてきました。

(スクリーンの手前左から)青木さん、梅原さん、スクリーン右に映るのが妙峰さん。

(スクリーンの手前左から)青木さん、梅原さん、スクリーン右に映るのが妙峰さん。

「今日は里山里海がテーマということで、
海のものに加え、コースには山と海のつながりを感じてもらえる
原木しいたけを取り入れました」と梅原さん。

瀬戸内海に面し、海の幸に恵まれる大分県は、
源泉数・湧出量ともに日本一の「おんせん県」でも知られ、
トンネルの数が日本一と山の資源にも恵まれた地域。
乾しいたけの生産量は日本一で、原木しいたけの栽培に欠かせないのが、
原木となるクヌギの木です。

クヌギ林の栄養分を含んだ土壌が里の田畑を潤し、
海へと流れ、海を豊かにしている——。

「クヌギの森を守ることが海を守ることにもつながっているんですね」
と梅原さんは話します。

梅原さんは、大分県日田市出身。日田市は、福岡県と熊本県と県境を接する山間のまちで、海は憧れの場所だったと言います。

梅原さんは、大分県日田市出身。日田市は、福岡県と熊本県と県境を接する山間のまちで、海は憧れの場所だったと言います。

佐伯市の海辺に店を構える妙峰さんは、
かつてこの地を治めていた毛利の殿様が、
「山が豊であるから海が豊である。だから山を守らなければいけない」と、
「治山治水」を掲げていたことを教えてくれました。

「海辺に住む私たちも、海だけではなく、山も大切にしています。
山から流れてくるプランクトンが豊富に含まれた土から
海が豊かになっていくと考えているんですよ」

リモートで出演した妙峰さん。海から情報が運ばれてきた佐伯では、外から来る人は情報を運んでくれる人。だから今でもはじめて訪れた人も「おかえり」「ただいま」と溶け込んでいけるような空気が流れている土地なのだと話します。

リモートで出演した妙峰さん。海から情報が運ばれてきた佐伯では、外から来る人は情報を運んでくれる人。だから今でもはじめて訪れた人も「おかえり」「ただいま」と溶け込んでいけるような空気が流れている土地なのだと話します。

ローカルフードをテーマに
廃校利用したサテライトオフィス
〈タノカミステーション〉

リバーバンクの森から川辺の中心市街地へ

2018年に発足した〈リバーバンク〉は、
地域の人と地域外の人が関わるコミュニティづくりを活動の軸としてきました。

〈リバーバンク森の学校〉では、
コロナ禍でも夏には子どもたちのサマーキャンプを開催したり、
〈グッドネイバーズ・ジャンボリー〉も規模を縮小し参加者を絞って開催。
こうしたイベントを中心に、
森の学校を大事に感じてくれる人たちの会員制度を募ってキャンプ利用をしたりと、
静かな環境を守りながら活動しています。

制限した人数で静かに盛り上がるグッドネイバーズ・ジャンボリー。

制限した人数で静かに盛り上がるグッドネイバーズ・ジャンボリー。

同時にリバーバンクのメンバーであるジェフリー・アイリッシュさんを中心に
周辺の空き古民家を洗い出し、大家さんとの交渉を経て6軒の家を改修。
それ以外にも空き家の紹介などを通じて
27名の人たちが地域外から移住して来てくれました。

ジェフリーさんがこだわって改修した空き家。

ジェフリーさんがこだわって改修した空き家。

移住してきた人たちは、シェフやデザイナー、陶芸家やモデルなど職業はさまざまですが
主にクリエイティブ・クラスと呼ばれるようなタイプの若い世代の人たち。
人口はだいたい周辺地域で1200名強(600世帯)なので、2%強の増加です。
年間平均で20軒近くの空き家が出る地域に6世帯が増え、
こうした人たちが森の学校周辺の地域に暮らすようになったというのは
大きなインパクトがあります。

このような活動を続けているうちに、
僕らリバーバンクに新しいプロジェクトの話が出てきました。
それは、小さな川辺町(かわなべちょう)のなかでも
さらに小さな高田地区というエリアでの活動だったところから、
川辺の中心街でのプロジェクトでした。

空き店舗も目立つようになってきた中心商店街。

空き店舗も目立つようになってきた中心商店街。

川辺町が属している南九州市の地方創生のための総合戦略のなかに
「サテライトオフィス」をつくって企業誘致をするという項目があり、
なんとかこれを実現しなければいけない。しかし、具体的にどうしたものか……。
市のほうでも悩んでいるという相談がありました。

ただサテライトオフィスをつくるといっても漠然とし過ぎています。
鹿児島市から車で約1時間かかる山あいのまちに、どういうものが必要なのか。
そもそもサテライトオフィスってなんなのか。
役所の人たちと話をするなかで、
サテライトオフィスとコワーキングオフィスという言葉も入れ混じったりしていたので、
まずはいろいろとリサーチをして、言葉の定義を確認するところから始めました。

ラテ感覚で味わう〈Kii STYLE〉の 「麹の甘酒×ほうじ茶」が新発売

紀伊の「いいもの」で、毎日に「いいこと」を。

紀伊半島の農業と林業がコラボして、
2022年1月に誕生したライフスタイルブランド〈Kii STYLE〉。

“紀伊の「いいもの」で、毎日に「いいこと」”をコンセプトに、
紀伊の地の知恵と技が生きた商品を届けています。

そのKii STYLEから、奈良でつくられる甘酒とほうじ茶、
桜の塩漬け、吉野桧(よしのひのき)のコースターのセット
〈甘酒×ほうじ茶の和み〉が発売されました。

〈Kii STYLE store〉で購入できます。

セット内容:麹と米でつくった甘酒 780g、五條ブレンドのほうじ茶 8g×3包、桜の花の塩漬け 30g、吉野桧のコースター2個。

セット内容:麹と米でつくった甘酒 780g、五條ブレンドのほうじ茶 8g×3包、桜の花の塩漬け 30g、吉野桧のコースター2個。

“飲む点滴”とも言われ、注目される「甘酒」。

奈良・吉野の老舗酒蔵、美吉野醸造が
長年培った技を生かした甘酒は、保存料や添加物を一切使わず、
地元の米と麹、大峰山系のやわらかい湧き水でつくられているため、
自然の味わいが生きた飲みやすい甘さです。

甘酒はノンアルコール。美容と健康に◎!

甘酒はノンアルコール。美容と健康に◎!

青島海岸に新たな観光スポット 〈AOSHIMA BEACH VILLAGE〉が オープン

青島海岸に待望の新名所誕生

宮崎を代表する海水浴場のひとつである青島海岸に
〈AOSHIMA BEACH VILLAGE(青島ビーチヴィレッジ)〉が
2022年4月29日にオープンしました。

舞台となるのは、かつての新婚旅行ブームを支えた
〈橘ホテル〉跡地の5500坪に渡る広大な敷地。
1990年の閉業から長らく閑散としていたこの場所に
新たに誕生した観光スポットということもあり、注目が集まっています。

〈AOSHIMA BEACH VILLAGE(青島ビーチヴィレッジ)〉

その顔となるのがレストランとBBQエリアで構成された〈LDK〉です。
建物は青島のビーチを目前に、太陽と風を感じられるような
開放感あるつくりとなっている一方で、
店内はウォールナットを基調に、落ち着きあるソファ席や上質なチェア・テーブルを配置。
カジュアルな雰囲気と高級感のある素材が絶妙にマッチしたデザインになっています。

ジューシーなパティを挟んだハンバーガー

そんなこちらのレストランでは、
オールデイダイニングとして時間帯ごとに異なる料理とドリンクを提供。
ランチタイム(11:00~14:30L.O.)には、
ジューシーなパティを挟んだハンバーガーや日替わりパスタをメインに、
サラダやフライドポテトなどがセットになったメニューのほか、
ランチコース(6000円)も選べます。

レモネード

アフターヌーンの時間帯(15:00~16:30L.O.)には、
ティラミスや季節の果物を使ったクレープなど、コーヒーや紅茶にも合うスイーツを提供。
コーヒーは、地球環境負荷の軽減を追求する
アメリカ・ポートランド発のロースター〈Overview Coffee〉の豆を使用し、
ソイミルクやアーモンドミルクを使ったラテも揃います。
ドリンクはそのほか、〈宮崎茶房〉の烏龍茶、レモネードや日向夏ジュースなどもラインナップ。

宮崎特産の牛肉のステーキ

乾杯

ディナータイム(17:30~21:00L.O.)には、
アラカルトスタイルとシグネチャーコース(食事のみ9000円)を用意。
シグネチャーとなる宮崎特産の牛肉のステーキを中心に、県内産の地鶏、
海鮮物、野菜や果物など旬の食材を贅沢に使用した料理は、
味はもちろんのこと、目でも楽しめるようこだわっています。

料理や気分に合わせて、一流のソムリエが世界各国からセレクトしたワイン、
日向夏を使ったジントニック、〈AOSHIMA BEACH VILLAGE〉内で育てられた
新鮮なハーブを使ったカクテルなど、
豊富なドリンクメニューから好みの一杯をオーダーできます。

ヤシの木

また、併設されたBBQエリアでは、特産の〈日南鶏〉や〈あじ豚〉、
厳選された牛肉をグリルできるほか、
サラダやピザなどのフードと飲み放題がセットになったプランを提供。
ビーチフロントのスタイリッシュなテントで、
降り注ぐ青島の太陽と潮風を感じながら、ワンランク上のBBQを楽しむことができます。
ひとつのテントで最大6人まで利用が可能となっているため、
大人数でのパーティーにも最適です。

外観

複数の建築とエリア、そして機能が詰まった敷地を彩るのは、
青島の代名詞であるヤシの木やオーストラリアが原産の貴重な植物たち。
地形や植物の特徴を生かしたというこだわりのランドスケープ設計は、
この場所でしか感じられないトロピカルな世界観をつくり出しています。

2022年秋頃までにはホテルとプール・サウナエリアがオープン予定となっており、
青島の新たな人気スポットになること間違いなしの
複合リゾート施設完成に期待が高まります。

information

map

LDK 

住所:宮崎県宮崎市⻘島2-241-1 AOSHIMA BEACH VILLAGE内

営業時間:11:00〜22:00

定休日:火曜

Web:AOSHIMA BEACH VILLAGE

備考:会計はキャッシュレス決済のみ(現金は利用不可)

稀代の美食家・魯山人が愛した醤油を再現〈魯山人醬油〉 2022年度版が発売中

グルテンが少ない古代穀物「スペルト小麦」を100%使用

日本の醤油発祥の地として知られる和歌山県湯浅町。
このまちで1881(明治14)年に創業した醤油蔵〈丸新本家〉の
醤油部門である〈湯浅醤油〉が、
2022年3月に〈2022年度 魯山人醬油〉を発売しました。

食と美の融合を追求した総合芸術家、北大路魯山人が最期まで愛用した醤油さしにふさわしい
“本物の醤油”を製造したいという依頼を受けて生まれた商品。
2012年から毎年、魯山人の誕生日(3月23日)に合わせて、
その年の醤油を販売しています。

稀代の美食家が愛した醤油を再現した〈魯山人醬油〉は昔ながらの木桶を使ってつくられている。

生前、彼が口にしていたであろう当時の味わいにこだわり、添加物は不使用。
自然栽培で育った北海道産の大豆、小麦、米と、長崎県五島灘の塩のみを原料とし、
昔ながらの木桶を使ってつくられています。

また、彼が好んでいたという薄口醤油を目指して醸造するも、木桶で8か月寝かせるため色味は濃く、旨みもたまり醤油以上の数値に仕上がってしまうといいます。

〈魯山人醬油〉は自然栽培で育った北海道産の大豆、小麦、米と長崎県五島灘の塩のみを原料としている。