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writer profile
Ayumi Otaki
大瀧 亜友美
おおたき・あゆみ●山形県出身。広告制作会社や出版会社での勤務経験を活かして、フリーライターへ転身。WEBや紙媒体で編集から取材、執筆まで幅広く行う。旅や料理、植物など心を豊かにしてくれるモノやコトが大好き。
2022年1月18日より、
北海道・札幌市内にある〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉10階のバー〈BAR IGNIS〉で、
ホテルオリジナルのジンを使った2種類のカクテルが誕生しました。
このカクテルに使われているのは、バーと同名のクラフトジン〈GIN IGNIS〉。
かねてからカクテルの考案やクラフトジンの取り扱いを増やすなど、
バー独自の世界観を表現するための取り組みを進めてきたBAR IGNISが、
北海道積丹町にある蒸留所〈積丹スピリット〉とともに生みだした独自のジンです。
積丹スピリットは自然豊かな積丹半島で生まれた素材を使い、
“人々の魂に火を灯し勇気と希望を与える「火の酒」をつくる”という信念のもと、
ジンづくりを行っている蒸留所。
北海道に数ある蒸留所のなかから今回のタッグが生まれた理由を
BAR IGNISの新泉さんは
「バーの店名である『Ignis』はラテン語で『炎』を意味する言葉だったこともあり、
積丹スピリットさんの掲げるコンセプトと非常にご縁を感じました」
と話してくれました。
〈BAR IGNIS〉のルーフトップテラスには焚き火、室内には暖炉が設置され、
「炎」はバーの世界観を表現するには欠かせない要素のひとつです。
北海道の恵まれた自然で育った19種類のボタニカルな原料がたっぷり使うことで、
この焚き火の煙を連想させるスパイシーな味わいや
木のぬくもりが感じられるようなボタニカルの豊かな甘味など
バーの世界観にマッチする個性的な味わいをつくりだすことができました。
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エゾミカンやエゾヤマモモといったスパイス感のあるボタニカル素材をトップに、
厚真産キタコブシのふくよかさや、富良野産ホップの清涼感が続く、
複雑な味わいのクラフトジン。
この味わいを引き出すため、
選ばれたカクテルが「ギムレット」「ジントニック」のふたつです。
特に自家製ライムコーディアルを使用した「ギムレット」は自信作。
ライムをまるごと使ったライムコーディアルがクラフトジンと調和し、
酸味と甘みが際立つ重厚感のある味わいに仕上がっています。
さらにシンプルな材料でつくられるギムレットだからこそ、
クラフトジンに含まれるさまざまなボタニカル素材が感じられる一杯になっているとのこと。
カクテルの温度変化で徐々に姿を現す、その素材の魅力をより堪能できそうです。
エゾミカンやエゾヤマモモのスパイシーさをより感じられる「ジントニック」は、
BAR IGNIS以外に全国の〈LIVELY HOTELS〉でも飲むことができます。
特徴的な味わいのオリジナルカクテル、
ジン好きな人はもちろんのこと、初めてジンにチャレンジする人にとっても
新しい体験になってくれそうです。
ここ最近、ブームになっているクラフトジン。
さまざまな素材を組み合わせて個性的な味わいをつくるだけでなく、
ご当地ならではの素材を使ったジンづくりが一種のムーブメントになっています。
その味わいを思う存分堪能できるオリジナルカクテルにも
この機会にぜひ注目してみてください。
information
UNWIND HOTEL&BAR 札幌
*価格はすべて税込です。
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