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和歌山の酒蔵〈平和酒造〉が東京・日本橋兜町に〈平和どぶろく兜町醸造所〉を6月にオープン

コロカルニュース

posted:2022.4.26   from:東京都  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Mae Kakizaki

柿崎 真英

かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。

日本酒をよりカジュアルに。歴史ある酒蔵が挑む「どぶろく醸造」

和歌山県海南市にある酒蔵〈平和酒造〉が
2022年6月17日、東京・日本橋兜町に〈平和どぶろく兜町醸造所〉をオープンします。
山々に囲まれた自然豊かな土地、海南市溝ノ口に蔵を構える同酒造。
日本酒〈紀土(きっど)〉は、高野山を源流とする
やわらかな清水を用いて仕込む看板商品のひとつです。
そのほか、リキュール〈鶴梅(つるうめ)〉や、
クラフトビール〈平和クラフト〉などを醸造している酒蔵が
新たにどぶろく醸造を開始しました。

 1928(昭和3)年創業の歴史ある酒蔵〈平和酒造〉。

 1928(昭和3)年創業の歴史ある酒蔵〈平和酒造〉。

どぶろくは日本酒と同様、米と米麹、水が原料となる醸造酒。
かつては農家でつくられていた庶民の酒というイメージがありますが、
近年その味わいの進化から人気が高まっています。
そんなどぶろくをより身近に、生活に密着したお酒として
カジュアルに伝えていきたいという思いから、
都内での醸造所オープンを決めたといいます。

どぶろくをより身近に、カジュアルに感じてもらうため、
平和どぶろく兜町醸造所ではブルワリーパブ形式を採用。
その場で醸造したどぶろくを、和歌山の名産品をふんだんに使用したバーフードとともに、
新鮮な状態で楽しむことができます。
さらに、杜氏をはじめとする醸造家たちがお酒の魅力やペアリング、
製造秘話なども教えてくれるとか。

木材を多用しながら現代的な建築に落とし込んだビル「KITOKI(キトキ)」の1階で営業。

木材を多用しながら現代的な建築に落とし込んだビル「KITOKI(キトキ)」の1階で営業。

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クラウドファンディングサービス〈Makuake(マクアケ)〉では、
このオープンを記念して限定どぶろくやお食事チケット、イベント参加権などを販売中。
リターン商品のひとつである〈開設記念1年熟成どぶろく〉は、
2021年に瓶詰めしたあと1年間低温熟成させた貴重などぶろくです。
あえて熟成することで、平和酒造のお酒らしいきれいなやわらかさと、
どぶろくならではのクリーミーさを残しつつ、
より落ち着いたなめらかな喉ごしと味わいを楽しめるといいます。

〈開設記念1年熟成どぶろく〉をMakuakeで販売中。

〈開設記念1年熟成どぶろく〉をMakuakeで販売中。

4月11日にスタートしたこのプロジェクトは、
1週間が過ぎた4月19日現在で、すでに目標金額を500%以上達成。
プロジェクトの期日は6月29日までとなっていますが、
一部の商品は残りわずかに迫っているものもありますので、
気になる方はお早めにチェックしてみてください。

information

map

平和どぶろく兜町醸造所

住所:東京都中央区日本橋兜町8-11

営業時間:13:00〜22:00

定休日:無休

アクセス:東京メトロ東西線茅場町駅から徒歩1分

備考:会計はキャッシュレス決済のみ(現金は利用不可)

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