〈界 別府〉の館内に広がる温泉街。 夜にはネオンが灯り、夜店が並ぶ
にぎやかな夜市と、静かな部屋と。 そのギャップが〈界 別府〉のおもしろさ
〈界 別府〉のパブリックスペースは、まるで温泉街だった。海を眺める足湯があり、少し光量を落とした石畳の小径があり、庭園を通って向かう大浴場があった。そして「温泉街」らしく、夜になると表情が一変する。かつて別府港が開港した当時の賑やかさをイメージして、夜店が並び、ラボと呼ばれるスペースにはネオンが灯る。和紙の提灯が窓に映って延々と続いているように見える中、スマートボールや型抜きと言った懐かしい遊びに興じていると、「湯治ジャグバンド」が始まる。
星野リゾートの温泉旅館〈界〉ブランドでは、それぞれの湯治場の文化を体験する「ご当地楽」があり、別府ではスタッフが湯桶を叩いてリズムを取りながら演奏している。多くの宿泊客が楽しむその賑やかさと部屋に戻った際の静けさとの対比が、〈界 別府〉が提唱する「ドラマティック温泉街」の本当の意味かもしれない。
視線と同じ高さの水平線から、 別府湾の雄大さを感じる
窓の下部を床面に合わせているその部屋は、まるで海と繋がっているようだった。水平線が立ったまま海を眺める視線と同じ高さにある。その不思議さに引き込まれるように、海をただ見つめてしまう。風が吹いてわずかに波が立ち、雲が動いていることがわかる。雨が降ってきたのだろうか。遠くで雲と海がつながっている。
夕食では、その海の恵みが桶に乗って運ばれてきた。太刀魚、サワラ、鯛など旬の魚のお造りに始まり、伊勢海老や蛤、ふぐの入った海鮮豊後鍋へと続く。最後の締めとして大分の郷土料理である「りゅうきゅう」をご飯に乗せ、魚介の出汁に椎茸まで重なったスープをかけて出汁茶漬けのようにしていただく。「りゅうきゅう」は、アジやサバなどの切り身を醤油やみりん、胡麻などのタレに漬ける漁師料理のこと。その複雑な旨味は、じっくりと体に染みて、海と山に挟まれた別府の豊かさそのままだと思った。
翌朝、日の出と共に起きて、東を向いたピクチャーウィンドウから海を眺める。まだ仄暗い海は深い青をしていて、明るくなると共に少しずつ時間が動き始めるようだった。日常生活にはない感覚。階下のロビーで現代湯治体操に参加し、今度は自分の体を目覚めさせていく。そして、一泊二日の滞在中、何度目かになる湯に足を浸ける。炭酸水素塩泉の湯は、入るほどに肌を柔らかく、滑らかにしてくれる。
海からの風は爽やかで、頭は冴えたまま足元からじんわりと体が温まっていく。朗らかな気持ちで海を眺めながら、この気持ちよさと解放感が「現代湯治」なのかもしれないと思った。
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