仙台駅直結!ちょい飲みに最適な テラススペースがオープン。 東北6県のオリジナルカクテルも

地域の特産品を使ったここだけのカクテル

ホテルメトロポリタン仙台イースト内にある
〈FOREST KITCHEN with Outdoor Living〉に、
2021年10月15日(金)、新たにテラススペースがオープンしました。

4名掛けのソファー席が3席と、テーブル席を3席完備した新しいテラススペース。落ち着いた空間で、誰でも気軽に利用できる。

4名掛けのソファー席が3席と、テーブル席を3席完備した新しいテラススペース。落ち着いた空間で、誰でも気軽に利用できる。

〈FOREST KITCHEN with Outdoor Living〉は、
東北6県の素材を使ったイタリアンや
地域の郷土料理などが楽しめるホテルダイニング。

新設されたテラススペースでも
東北6県のご当地フルーツをふんだんに使ったカクテルや
地元食材をもちいたアペタイザーが味わえます。

注目メニューは「日替わり東北6県フルーツカクテル」。
青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県、
それぞれの特産品を使ったオリジナルのカクテルが用意されています。

特にこれからの時期は岩手県のぶどうや、
ちょうど旬を迎えた青森県のりんごを使用したカクテルがおすすめです。

岩手県産のブドウをふんだんに使ったカクテル。日替わり東北6県フルーツカクテル Iwate Grape1000円

岩手県産のぶどうをふんだんに使ったカクテル。日替わり東北6県フルーツカクテル「Iwate Grape」1000円。

〈Iwate Grape〉は甘みの強い岩手県産のぶどうをたっぷり使い、
赤ワインやブルーベリーシロップでブレンドさせたカクテル。

程よい酸味と甘みが感じられ、
男女問わず楽しめるスッキリとした飲み口が特徴です。
名産地として名高い岩手県のブドウを存分に堪能できる1杯になっています。

青森県産のリンゴと、ココナッツ風味のリキュールを加えた1杯。日替わり東北6県フルーツカクテル Aomori Apple1000円

青森県産のりんごと、ココナッツ風味のリキュールを加えた1杯。日替わり東北6県フルーツカクテル〈Aomori Apple〉1000円。

〈Aomori Apple〉は全国トップクラスの収穫量を誇る、青森県産の旬のりんごを使用。

りんごの旨みが詰まった青森県産のジュースに、
アップル・ブランデーと呼ばれる蒸留酒「カルヴァドス」、
ココナッツ風味のリキュールをブレンドさせました。

カルヴァドスは度数の強いお酒ですが、
りんごジュースやリキュールによって女性でも飲みやすい味わいになってます。

そのほか桃・サクランボ・和梨・洋梨など
魅力的なフルーツカクテルを日替わりでラインナップ。
毎日でも通いたくなりそうなバーですね。

自宅で宇治抹茶をもっと気軽に 抹茶のサブスク〈MATCHA HOME〉

高品質な抹茶が届く! 新しいサブスクサービス

抹茶の味や香りは好きだけど、
器具を揃えて作法を覚えてと少し敷居の高さを感じるのも事実。
健康にもいいと聞くし、もっと家でも気軽に楽しめたら……!
そんな願いを叶えるべく、2021年10月16日より、抹茶専門ブランド〈千休〉が
抹茶の定期便〈MATCHA HOME〉をスタートさせました。

このサブスクリプションサービスでは
自宅で抹茶を気軽に楽しめる、お得なセットが毎月届きます。

抹茶専門ブランド〈千休〉が抹茶の定期便〈MATCHA HOME〉をスタート。

MATCHA HOMEのコースは全部で2種類。
ひとつは、抹茶ビギナーもチャレンジしやすい〈抹茶インスタントコース〉です。

抹茶インスタントコース月額3980円(送料無料)。ほんのり甘い抹茶ラテ・カプチーノ「はなえみ」のセットが届く。

抹茶インスタントコース月額3980円(送料無料)。ほんのり甘い抹茶ラテ・カプチーノ「はなえみ」のセットが届く。

〈抹茶インスタントコース〉では、
お湯や牛乳に溶かして飲める抹茶ラテ・カプチーノが14本セットで毎月届きます。
道具がなくても簡単に飲めるので
自宅やオフィスでも気軽に抹茶を楽しめるコースです。

抹茶スターターコース月額3980円(送料無料)。初回は京都府産宇治抹茶が20g入った抹茶缶とオリジナルの茶筅がセットに。

抹茶スターターコース月額3980円(送料無料)。初回は京都産宇治抹茶が20グラム入った抹茶缶とオリジナルの茶筅がセットに。

もっと本格的に抹茶を楽しみたい人にぴったりなのが〈抹茶スターターコース〉。
高品質の京都・宇治抹茶とオリジナルの茶道具がセットになって届きます。

初回特典の茶道具はオリジナルの国産茶筅です。
抹茶の点て方や保存方法、道具のお手入れ方法までわかるマニュアル動画もついてくるので
初めての人でもご自宅で抹茶をおいしく堪能できます。

ほかほかごはんやサラダと一緒に。 高知産の絶品しらすを使った 〈しらすのオイル漬け〉

高知の絶品しらすの魅力を多くの人に

栄養たっぷりで昔から日本の食卓で親しまれてきたしらす。

〈土佐しらす食堂二万匹〉。

そんなしらす、それも高知産のしらすの名店が、東京の六本木にあります。
その名も〈土佐しらす食堂二万匹〉。

東京・六本木にある高知産のしらすの名店〈土佐しらす食堂二万匹〉。

このインパクトのある名前は、もともと、
高知の観光特使も務める店主の岩本梨沙さんが大のしらす好きで、
「しらすが大好きすぎてしらすに埋もれたい!
埋もれるならどのくらいだろう、二万匹くらいかな?」
と想定してこの名前になったのだそう。

岩本さんのしらす愛溢れるお店なだけあって、
とある食通の方に「日本の飲食のサービスマンでも5本の指に入る!」と言われたりと、
評判のお店です。

ふわふわのしらすは全国随一の漁場である高知県安芸市の安芸漁港で水揚げされたもの。

お店で取り扱うしらすは、
全国随一のしらすの漁場・高知県安芸市の安芸漁港で水揚げされたもの。
ここは、2、3センチほどの「小すじ」といわれる
高級しらすが獲れる貴重な産地です。

高知県安芸市の安芸漁港は「小すじ」といわれる高級しらすが獲れる貴重な産地として知られている。

朝日が昇る前に出港し、港から30分ほどの場所で漁をするしらす漁船。
鮮度が命で、水揚げ後はすぐに氷水で冷やされ漁港近くの〈カワクボファクトリー〉で加工されます。
お子さんから年配の方まで安心して食べて欲しいという想いから、
添加物などは一切使用しない、こだわりたっぷりの製法でつくる釜揚げしらすは、
ふわふわで旨みが格段に強いのだそうです。

現在お店の営業は再開されていますが、コロナ禍で営業をストップしていた時、
そんなしらすの魅力をより多くの人に伝えようと、
オリジナルの〈しらすのオイル漬け〉を開発・販売。
今も毎週数量限定で手づくりし、ECで販売しています。

もっと知りたい! ローカルなおいしい焼き芋& さつまいもスイーツは? オープン1年未満の新店をご紹介

晩秋、さつまいものおいしい季節がやってきました。

10月頃から本格的な収穫期を迎えるさつまいもは、
これからの季節がまさに食べ頃。
さらに1か月以上熟成させることで糖度を増していきます。

そんなさつまいもを使ったスイーツブームはまだまだ加熱中!

全国各地のオープンして1年未満の新しくておいしい、
焼き芋&さつまいもスイーツのお店をご紹介します。

イエローカラーが目印! 岐阜市の壺焼き芋専門店〈moi,〉

岐阜市神田町の街角に2021年3月にオープンしたのは、
壺焼き芋専門店〈moi,(モーイ)〉。

イエローカラーが印象的な内装やかわいらしい商品パッケージで、
おいしい壺焼き芋やさつまいもスイーツがいただけるとあって
岐阜市街では注目の的となっているのだそう。

学生に人気の〈moi, ソフト〉480円(税込)

学生に人気の「moi, ソフト」480円(税込)

看板メニューの〈つぼやきいも〉380円(税込)

看板メニューの「つぼやきいも」380円(税込)

〈moi,〉の扱うさつまいもは、
千葉県産の紅はるかとシルクスイートの2種類。

かめ壺の中でじっくりと丁寧に蒸し焼きにする
〈つぼやきいも〉は、七輪による遠赤外線によって
“とろみのある”おいしい焼き芋に仕上がるといいます。

イエローが映える、明るい内装。

イエローが映える、明るい内装。

フィンランド語で「やあ!元気!」という挨拶の「Moi!」から、
「人々が行き交う交差点を見守るお店にふさわしい」と
名付けられた〈moi,〉。

地域の人が気軽に挨拶を交わすことができる、
そんな明るい雰囲気やスタッフさんの
和気藹々とした空気感が伝わってきます。

オープンから約半年、
「老若男女問わず、地域の人たちから愛されるお店になれるように」
とマネージャーの大坪聖志さん。

こんなお店が近くにあったら、立ち寄らずにはいられませんね。

さらに、11月下旬から1月頃までの約2か月間は
糖度が50度を超える〈熟成蜜芋べにはるか〉を販売予定とのこと。

今年収穫したさつまいもの熟成された甘みを存分に味わえるチャンス!

ぜひ一度、足を運んでご賞味を。

information

map

moi, 

住所:岐阜県岐阜市神田町5丁目7-2

TEL:058-265-0101

営業時間:10:00〜19:00

店休日:月曜日

Web:moi, (モーイ)つぼやきいも専門店

インスタグラム:@moi_yakiimo/

お米農家ならではの
“秘密のおやつ”
稲穂でつくる「ポップライス」

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

我が家では毎年、自分たちが食べる1年分のお米を自給しています。
6月に田植えをしてから、草刈り・棚田の石垣の修理・猪の侵入防止柵の補修と、
定期的にお手入れをしながら、先日やっと収穫までたどり着きました。

我が家が実践している昔ながらのお米づくりは、
収穫したお米を数週間かけて天日干しして乾燥させます。
詳しい内容は前回の記事で。

雨が降ると、追加で2〜3日は干さないと乾燥しないので、
稲刈りをしてからは毎日天気を気にする日々。

女の子が稲穂を眺めている様子

小さな現場監督による、お米チェック。

振り返れば、台風や雨が続いた年は、1か月以上干していたときもありました。
ほかの田んぼがお米を収穫してしまうと、天日干ししているのは我が家だけになり、
餌をずらりと並べたような田んぼは、猪やスズメたちの格好の的になります。

今年もちょこちょこと猪に侵入され、そのたびに猪対策の柵を修復したりと
ハラハラしっぱなしの期間ではありましたが、
やっとこさ天日干しを終え、無事収穫できました。

女の子と農作業の年配女性が収穫した稲穂の中で笑い合う様子

脱穀作業の合間に、ご近所さんとおやつタイム。

苦労して育てた新米の味は、もうたまらなくおいしい! 
とっておきの土鍋で炊けば、ツヤツヤ、もちもち、そしてフワフワ。
フレッシュなお米が口の中でプリプリはじけて、噛み締めるたびに風味が増していきます。
「お米づくり、がんばってよかった!」としみじみ感じる瞬間です。

天日干ししている稲と女性の写真

収穫を待つお米たちとシェアメイト。

話題の〈白井屋ホテル〉が さらにおもしろい! パン屋新店オープンに、 〈土田酒造〉の食事会も開催

©Shinya Kigure

〈BEAVER BREAD〉割田健一氏プロデュースの〈白井屋 ザ・ベーカリー〉がオープン

「いいまちには、おいしいパン屋がある」そんなシンプルな想いをかたちにすべく、
先日ご紹介した群馬県前橋市〈白井屋ホテル〉の敷地内に、
2021年11月3日(祝・水)〈白井屋ザ・ベーカリー〉がオープンしました。

割田健一 BEAVER BREAD 代表 / 埼玉県出身、群馬県育ち。高校卒業後「ビゴ の店(プランタン銀座)」にて修行後、2006年より同店シェフを務める。2007年、パンの世界大会第1回「モンディアル・デュ・パン」の日本代表に選抜。 2011年「銀座レカン」グループのブーランジェリーシェフに就任し、2014年12月「ブーランジェリーレカン」開店。2017年11月に「BEAVER BREAD」をオープン。 著書『「ビーバーブレッド」割田健一のベーカリー・レッスン』(世界文化 社)

割田健一〈BEAVER BREAD〉代表/埼玉県出身、群馬県育ち。高校卒業後〈ビゴの店〉(プランタン銀座)にて修業後、2006年より同店シェフを務める。2007年、パンの世界大会第1回「モンディアル・デュ・パン」の日本代表に選抜。 2011年〈銀座レカン〉グループのブーランジェリーシェフに就任し、2014年12月〈ブーランジェリーレカン〉開店。2017年11月に〈BEAVER BREAD〉をオープン。 著書『「ビーバーブレッド」割田健一のベーカリー・レッスン』(世界文化 社)

プロデュースは群馬県出身、東京・東日本橋で、
まちのパン屋として大人気の〈BEAVER BREAD〉を手がける割田健一氏。
群馬で育った割田氏が、前橋の地域創生を掲げる白井屋ホテルの想いに
共感したことから、プロジェクトはスタート。
白井屋ザ・ベーカリーは割田氏初の全面プロデュースとなりました。

貴重な北海道産の小麦粉〈ザ・キタノカオリ〉を使用した
小麦粉の香りや風味が豊かでやわらかくもちっとした「食パン」、
ハルユタカを使ったふわっと丸い「白井屋の白パン」、
映画『かもめ食堂』の舞台となったお店のレシピをアレンジした「シナモンロール」など、
味と思いにあふれた約50種類のパンがラインナップ。
これらの焼き立てパンは、白井屋ホテルのメインダイニング〈ザ・レストラン〉、
オールデイダイニング〈ザ・ラウンジ〉でも提供されます。

柳原照弘 TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO.CO LTD. / 1976年生まれ。デザイナー。2002年に自身のスタジオを設立。大阪の他、2020年にフランス・アルルにスタジオとショールームを構える。現在はフランス、日本、オランダ、デンマーク、台湾を拠点に、ブランドのクリエイティブディレクション、アートディレクション、プロダクトデザイン、インテリアデザインなど国やジャンルの境界を越えたプロジェクトを手がける。2022年、神戸に新たな創出の場として「Vague」というショールームを運営予定。

柳原照弘〈TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO.CO LTD.〉/1976年生まれ。デザイナー。2002年に自身のスタジオを設立。大阪のほか、2020年にフランス・アルルにスタジオとショールームを構える。現在はフランス、日本、オランダ、デンマーク、台湾を拠点に、ブランドのクリエイティブディレクション、アートディレクション、プロダクトデザイン、インテリアデザインなど国やジャンルの境界を越えたプロジェクトを手がける。2022年、神戸に新たな創出の場として〈Vague〉というショールームを運営予定。

お店のアートディレクションと空間デザインは、
大阪やフランスを拠点に多岐にわたって活動する柳原照弘氏が担当。
職人たちが厨房でパンを焼いている姿が見える空間設計で、
キッチンには、パン職人が絶大な信頼を寄せる〈ツジ・キカイ〉の
オリジナル石窯〈クラシカ・ポンペイCDP-4T〉を導入。
この石窯が、輻射熱で素材の旨み、香りを逃さず、
外はカリッと、中はしっとりという理想のパンを焼き上げます。

これで、前橋市の中心街に面した馬場川通り沿いには、
〈白井屋ザ・パティスリー〉、〈ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ〉、
〈白井屋 ザ・ベーカリー〉の3店舗が軒を連ねることに。

白井屋ザ・パティスリー、ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ、白井屋 ザ・ベーカリーの3店舗が軒を連ねる白井屋ホテル。

白井屋ホテルは、この3店舗が人々の日常のさまざまなシーンを彩り、
集い、憩う場となり、前橋のまちなかの活性化に貢献していきたいとのこと。

アップルパイコンシェルジュに聞いた、 青森県弘前市の おすすめアップルパイ4店

りんご王国・弘前はアップルパイのまち

青森県弘前市は、りんごの生産量が日本一。
夏が短く冬が長い気候条件が、りんごづくりに適しているのです。

りんごの生産量が日本一の青森県弘前市。夏が短く冬が長い気候条件が、りんごづくりに適している。

りんごジュースやシードル、ジャムなど、弘前では加工品づくりも盛んですが、
りんごを使うスイーツの代表格といえば、アップルパイ。
市内でアップルパイを提供するお店は50店舗以上にも及びます。

市内で配布されている『弘前アップルパイガイドマップ』は「甘味」「酸味」「シナモン」の3項目を5段階で表している。

弘前観光コンベンション協会は『弘前アップルパイガイドマップ』を発行し、市内で配布。
「甘味」「酸味」「シナモン」の3項目を5段階で表しており、
好みのアップルパイを探せますよ。

アップルパイコンシェルジュのおすすめ4店!

弘前市を拠点とするタクシー会社の〈北星交通〉には、
アップルパイのまちならではのサービスが。

お店ごとのアップルパイの特徴を把握したアップルパイコンシェルジュが
ガイドしてくれるというもので、
希望や好みに応じて弘前のアップルパイ巡りができるのです。

タクシー会社「北星交通」ではアップルパイコンシェルジュによるガイドツアーがある。

今回は、アップルパイコンシェルジュ歴3年の高谷 文(たかや・あや)さんが、
おすすめのお店を紹介してくれました。

紅はるか、シルクスイート、安納芋。
どの「さつまいも」がおいしい?

ほくほく系、しっとり系、ねっとり系、どれが好き?

11月になり、だいぶ秋らしくなってきました。
食卓に並ぶ野菜も、大根、にんじん、かぶなどの
根菜類やその葉っぱなど、秋冬モードに。

そんな時期に食べたくなるのが、焼きいも! 
最近はコンビニでも、おでんや肉まんなどと一緒に焼きいもが並んでるそう。
「熟成 紅はるかの焼きいも」なんて書かれるとついつい食べたくなってしまいますよね。

この時期、アウトドアイベントやキャンプなどで食べる「焼きいも」最高です!

この時期、アウトドアイベントやキャンプなどで食べる「焼きいも」最高です!

砂糖を使わず、さつまいもの甘みだけでおやつになるからうれしい。

砂糖を使わず、さつまいもの甘みだけでおやつになるからうれしい。

ところで、〈紅はるか〉って何でしょ?
ブランドの名前? 商品名? 

さつまいもにはたくさんの種類があって、
紅はるかというのはさつまいもの品種名です。
最近では、国内で約60品種の栽培が報告されているそうです
農林水産省のページ参照)。
それ以外にも、報告されていないもの、地域の在来種など、
細かく分ければもっとたくさんの種類のさつまいもがあるとされています。

さつまいもは、品種によって形や色、甘さや食感などが違います。
自分でさつまいもを栽培し販売するようになるまでは、
「さつまいも」というひとくくりでしか考えてませんでしたが、
同じさつまいもでも随分と違うもんだなぁと最近では思います。
その違いを知っておけば、さつまいもを選ぶときにちょっと役に立つかもしれません。

今年の〈HOMEMAKERS〉さつまいも収穫風景。霜が降り始める11月中旬までに収穫完了。

今年の〈HOMEMAKERS〉さつまいも収穫風景。霜が降り始める11月中旬までに収穫完了。

これは〈紅はるか〉。さつまいも掘りは重労働だけど、収穫の喜びも大きい。

これは〈紅はるか〉。さつまいも掘りは重労働だけど、収穫の喜びも大きい。

さつまいもは、食べたときの食感で分けると、よく言われるのが
「ほくほく系」「しっとり系」「ねっとり系」の3種類。
これ、誰が最初にそういう表現をしたのかわかりませんが、
うまいこと分けたなぁといつも思います。本当にそんな感じです。

【ほくほく系さつまいも】

水分が少なめで、口の中でほろりとほどける粉質、やさしい甘さのさつまいもです。
水分少なめなので、少しずつ口に入れてしっかり噛んでから飲み込まないと、
のどに詰まりそうになります(汗)。

昔ながらの焼きいもは、このほくほく系ですね。
最近は水分多めのねっとりとした食感の焼きいもが人気ですが、
でもやっぱりこのほくほく感が好きという人も多いかと。

有名な品種でいうと〈紅あずま〉〈鳴門金時〉などがあります。
香川県では〈坂出金時〉という品種が有名で、私たちも栽培したことがあります。

ほくほく食べたい「さつまいものかき揚げ」。

ほくほく食べたい「さつまいものかき揚げ」。

160度くらいに温めたオーブンでじっくり50分程度焼くだけで、甘い一品「さつまいものロースト」のできあがり。

160度くらいに温めたオーブンでじっくり50分程度焼くだけで、甘い一品「さつまいものロースト」のできあがり。

麹のもと、「もやし」って?
ハッピー太郎さんと
日本の発酵食のルーツを訪問

滋賀県彦根市で〈ハッピー太郎醸造所〉を営む、ハッピー太郎こと池島幸太郎さん。
前回は、主宰するワークショップで滋賀県の伝統発酵食・鮒ずしのつくり方をレポート、
その文化的背景などを語る様子をお伝えした。
本編ではいよいよ、池島さんが生業とする麹そのものについて探っていく。

麹づくりの現場へ

最初に訪ねたのは、池島さんがアドバイザーを務める〈梅小路醗酵所〉。
ここは、大阪の酒屋〈酒高蔵〉が運営する麹をテーマとした施設で、
ガラス張りの麹室(こうじむろ)を備え、本格的な麹づくりに取り組んでいる。

その麹づくりを主に担当するのはスタッフの竹内美和さんだ。
つくった麹をどう商品に落とし込んでいくのか、レシピを考え、
実際にランチをつくるのも竹内さんの仕事。
つまり、麹まわりのあれこれが竹内さんの守備範囲というわけだ。

「麹づくりで教えることはもうほとんどありませんね」と目を細める池島さん。
ふたりで話している様子は、まるで師匠と弟子のようだ。

竹内美和さんは大阪の酒屋〈酒高蔵〉に就職し、梅小路醗酵所の担当となって初めて麹づくりをすることに。「麹をよく食べるようになって、肌がきれいになったと言われます」

竹内美和さんは大阪の酒屋〈酒高蔵〉に就職し、梅小路醗酵所の担当となって初めて麹づくりをすることに。「麹をよく食べるようになって、肌がきれいになったと言われます」

竹内さんが前日に仕込んでおいた麹を見せてもらうと、
米の一粒一粒がふっくらとし、発光しているかのように白い。

そのつくり方は、まず米を蒸し上げ、
少し冷ましたあとに種麹(たねこうじ。種菌、もやしともいう)をまいて付着させ、
48時間ほど保温をして菌糸を増やすというもの。

〈ニセコ蒸溜所〉 新たなジャパニーズウイスキーが誕生

現地の植物から醸造されたジンの販売も

北海道の道央西部にある自然豊かなニセコ町。
世界的なスノーリゾート地として、冬場は多くの観光客でにぎわいます。

雪深い場所にある〈ニセコ蒸溜所〉。

雪深い場所にある〈ニセコ蒸溜所〉。

そんなニセコに今秋、新たな注目スポット〈ニセコ蒸溜所〉が誕生しました。
豪雪地帯ならではの上質な軟水に恵まれたこの地で、
新たなジャパニーズウイスキー、そしてジンをつくる蒸溜所です。

自然との共生を念頭に置くニセコのフィロソフィーを反映し、
豊かな景観を生かした保護林に溶け込む美しい設計の建物。

左がジン蒸溜所、右がウイスキー蒸溜所。ぜひ現地でその大きさを体感してみて。

左がジン蒸溜所、右がウイスキー蒸溜所。ぜひ現地でその大きさを体感してみて。

ここで、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある火山、ニセコアンヌプリの
良質な伏流水を使用し、モルトウイスキーが製造されています。

しかし、ウイスキーは製造開始してから、最短で3年の熟成期間を要するため、
商品としての発売は早くとも2024年以降なのだとか!

今これにハマってます!
わたしのまちで「流行っている
モノ・コト」


今月のテーマ 「まちで流行っているモノ・コト」

あなたの周囲で今、流行っているものはどんなものですか?
地元の人に愛されるお店だったり、
大人も夢中になる遊びだったり、そのかたちはさまざまです。

今回は北海道と岩手にお住まいのみなさんから
地域で流行っているモノやコトについて紹介してもらいました。

好奇心をくすぐるまちのトレンドを覗いてみましょう。

【岩手県花巻市】
まちの人が「乾杯」を楽しみに集まる酒場〈ちゃんぷ〉

夕日が沈むと喉を潤したいのか、お腹を満たしたいのか、
〈ちゃんぷ〉というのれんを見ると、お店に吸い込まれていきます。
まちの人たちが集い、ここで「乾杯」を楽しみます。

筆者がお店に入り、席につくとさっそく生ビールを頼み、
あとはマスターにお任せで、適当に焼き鳥を焼いてもらいます。
味つけは決まって塩で頼むのが定番。

外観

生ビールの次には、絶妙な濃さのハイボールがクセになる。

生ビールの次には、絶妙な濃さのハイボールがクセになる。

マスターがつくる料理は絶品。

マスターがつくる料理は絶品。

しょうが焼きを頼み、
しめには特製冷麺を食べてお店を後にします。

しょうが焼き

ラーメン

ひとりで来ても、誰かしら常連さんがいて
楽しくお酒をついつい飲んでしまう、
そんな地元の人たちに愛されるオアシス的なお店なのです!

information

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ちゃんぶ

住所:岩手県花巻市大迫町大迫第3地割114

TEL:0198-48-4178

定休日:月~木曜

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業日・営業時間に変更がある場合があります。

photo & text

鈴木寛太 すずき・かんた

1991年東京都出身。2011年に発生した東日本大震災以降、大学のボランティアプログラムで、繰り返し岩手県を訪れるようになる。一度は就職するも、2015年8月、地域おこし協力隊として花巻市に移住。大迫(おおはさま)地区で、減少が続くぶどう農家の支援やイベントの企画・調整を行っており、2018年5月にぶどう農家となる。2021年4月から独立して、本格的にぶどうを生業として活動している。

お米を“天日干し”する理由とは?
稲刈りと、お米にまつわる小話

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

青々とした稲が黄色くなり、稲穂が垂れる頃。
ここ福岡県糸島は、稲刈りの季節になりました!

いとしまシェアハウスでは4年前から、
まちの人や企業さんたちと一緒にお米を育てる「棚田オーナー制度」を行っています。

黄金色に実った稲穂の前で、大勢の棚田オーナーと記念撮影の写真

オーナーさんたちと稲刈り。

オーナーさんは

・田舎に移住しなくても棚田に自分の田んぼが持てて

・お米が育つまでのプロセスを体験でき

・さらに自分が育てた棚田米を食べられる!

という里山体験プロジェクト。

日々の草刈りや水の管理などはシェアハウス住人や集落の人たちが行うので、
忙しい人でも気軽に参加できる仕組みです。

棚田オーナー制度の詳細は、コロカルの過去記事でどうぞ! 

高齢化が進む私たちの集落で、
棚田を耕作放棄地にしないよう生み出されたプロジェクトですが、
参加者からは「知らなかったお米の豆知識が体験しながら学べる」と好評です。

今回は、オーナーさんから質問の多かった“お米”にまつわる小話を紹介します。

稲穂の寄り写真

収穫を待つ稲。

お米を干す理由って?

「なんでお米を干すんですか?」
今年初めてオーナーになってくださった方から、素朴な質問をいただきました。
諸説ありますが、我が家で天日干しをする理由は大きく3つ。

(1)お米の水分が多いとカビや虫がつき、梅雨を越せない

主食のお米を1年間保存するとなると、水分をしっかりと抜く必要があります。
収穫したてのお米は水分量20%程度ですが、乾燥させて15%程度まで減らします。

熟練のご近所さんたちは「お米をかじって、カリッとしたらいいけん!」
と教えてくれたのですが
夫はその感覚を習得するまでに5年くらいかかったそうです。

女の子がはざに束ねた稲穂を掛ける様子

子どもたちも積極的に稲刈りをします。

(2)お米を干している間に、稲藁の栄養が実に移る

稲刈りをしたら、稲を束ねて縛り、竹で組んだ「はざ」にかけて
数週間日光や風に当てて乾燥させます。

じつは、刈られてもまだ稲にはエネルギーが残っています。
稲は最後の力を振り絞り、エネルギーを次の世代に託そうと
藁の栄養を実に移していくのだそうです。
こうして天日干しの間にお米が熟成され、おいしいお米になるのです。

これについての科学的な論文は見つけられませんでしたが、
地域ではずっと昔からいい伝えられてきた手法です。

(3)ゆっくりと乾燥させることで、お米の旨みや栄養素を壊さずに収穫できる

高温で一度に乾燥させる機械乾燥方式は効率がよく、
お米を均一に乾燥させるメリットがあります。
ですが、急速乾燥の影響でお米の風味が落ちてしまうともいわれています。

一方、天日干しはお米にストレスを与えずゆっくりと乾燥させるので、
旨みがギュッと詰まったお米になります。

長野県や福島県の研究者の論文によると、
おいしさを数値化できる味度メーターなどを使用して両者を比較したところ、
光沢・口当り・粘りなどにおいて、天日干しのほうがすぐれている
という結果も出ています。

機会があれば、機械乾燥と天日干しのお米を
食べ比べてみるとおもしろいかもしれません。

稲狩りが終わった田んぼで、天日干しされる稲の写真

天日干しされる稲。

九州の最新さつまいもスイーツは? ニューオープン&新メニューをご紹介!

福岡を中心に、九州のさつまいもスイーツをご紹介!

近ごろ人気急上昇中の、焼き芋をアレンジしたデザートや
さつまいもを使ったお菓子を集めました。

博多銘菓とコラボの〈焼き芋ボート〉

福岡市で「尊い生産と食卓をつなぐ」をコンセプトに
八女茶、そして九州のローカル食材を編集し伝える、
カフェ&グローサリーストアの〈&LOCALS〉。

2020年に福岡市の大濠公園内に出店した、
&LOCALSならではの新作さつまいもスイーツをご紹介します。

〈焼き芋ボート 八女焙じ茶セット〉1000円(税込)

〈焼き芋ボート 八女焙じ茶セット〉1000円(税込)

&LOCALSの一押しは、今年の10月から登場した〈焼き芋ボート〉。
大濠公園のボートをモチーフにした見た目もかわいい一品です。

今年獲れたばかりのシルクスイートをほっこり焼き上げ、
クリーミーなミルクアイスと黒蜜シロップでいただきます。
さらに博多銘菓の〈二◯加煎餅(にわかせんぺい)〉とコラボ!

博多っ子なら誰もが知る〈東雲堂〉の二◯加煎餅は、
サクサクとした歯ざわりでしっとりとした焼き芋やアイスと相性抜群です。
地元銘菓をカフェで食べられるこの機会にじっくり味わってみるのも◎。

また長崎の雲仙で穫れたシルクスイートは、
舌触りが滑らかでまるでスイートポテトのよう。

温かい八女の焙じ茶がセットになっているので
甘みがほどよく口の中で中和され、
食べた後はほっとひと息、落ち着きますよ。

&LOCALSには、定番人気の〈旅するおいなり〉や、
九州各地の農家さんやつくり手から届く
九州の食材でつくった定食やカフェメニューが盛り沢山。

大濠公園の景色を眺めながら、
九州の魅力たっぷりの新しい秋のスイーツを
味わってみてはいかがでしょうか?

information

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& LOCALS 大濠公園

住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-9

TEL:092-401-0275

営業時間:9:00〜18:30(L.O.18:00)

定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)

Instagram:@andlocals

Web:&LOCALS

 

 

皮がサクサク!スイートポテトたい焼き

2021年7月に福岡市にオープンしたばかりの路地裏タイヤキカフェ〈MEDETAIYA 六本松〉。

2021年7月に福岡市にオープンしたばかりの
路地裏タイヤキカフェ〈MEDETAIYA 六本松〉。

秋の期間限定でスイートポテトのたい焼きが登場しています。
羽付きのサクサクの生地の中にスイートポテト餡がたっぷり。
甘くてホクホク、食べると思わず笑みがこぼれてしまいます……。

MEDETAIYAのたい焼きの特徴は“羽つきの皮”。
特製の配合で、焼き立てはサクサク、
時間が経つとしっとりもちもちになるように作られているそう。

店主の富田さんは
「ほかのお店とはひと味違う生地のおいしさを味わってもらいたい」とひと言。

トッピングであんこや生クリーム、
アイスなどをプラスすることもできるので、
オリジナルたい焼きパフェもできちゃいます!

スイートポテトは期間限定なのでお早めに。
最新情報はインスタグラムをチェック!

information

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MEDETAIYA 六本松

住所:福岡県福岡市中央区六本松1-3-17

TEL:070-8466-0676

営業時間:10:30〜19:00

定休日:木曜

Instagram:@medetaiyaropponmatsu

 

〈醤3プロジェクト〉 100社以上の醤油メーカーが参画! 醤油の使い分けを楽しめる、三口醤油皿を開発

〈醤3〉が考案した、スマートな見た目の三口醤油皿。

醤油の多様性を復活させるプロジェクト

日本人の食卓に欠かすことのできない調味料、醤油。

かつて日本各地には6000以上も醤油蔵があり、
その数以上にさまざまな醤油が出回っていたのはご存知でしょうか。

醤油は大きく分けて6種類。JAS規格(日本農林規格)は5種類。白醤油、淡口醤油、甘口醤油、濃口醬油、再仕込醤油、溜醤油に分類でき、それらはワインと料理の関係のように、それぞれ料理との相性があるそう。それも同じ種類でも、蔵によって個性は大きく異なります。気候や歴史、蔵に住み着く菌の性質、そして諸味(もろみ)の育み方などが醤油の個性に強く影響するそう。

醤油は大きく分けて6種類。JAS規格(日本農林規格)は5種類。白醤油、淡口醤油、甘口醤油、濃口醬油、再仕込醤油、溜醤油に分類でき、それらはワインと料理の関係のように、それぞれ料理との相性があるそう。それも同じ種類でも、蔵によって個性は大きく異なります。気候や歴史、蔵に住み着く菌の性質、そして諸味(もろみ)の育み方などが醤油の個性に強く影響するそう。

醤油は、各地域の気候や歴史、その蔵に住み着く菌の性質、
そして諸味(もろみ)の育み方によって、がらっと味が変わります。
それは「職人の性格が、醤油の性格に出る」と言われたほど。

しかし、近年の「醤油=万能調味料」「どんな料理にもこれ一本」という擦り込みによって、
現在は1000近くにまで醤油蔵が減少し、その多様性は失われつつあるようです。

そんな、縮小しつつある醤油文化に一石を投じようと
〈醤3(ショウスリー)〉という、「醤油を使い分ける文化」を広める
ユニークなプロジェクトが発足しました。

〈醤3〉プロジェクトメンバー

〈醤3〉プロジェクトメンバー

醤油を使い分けると料理はおいしくなることを、
多くの人に知って欲しいという想いから、
広告会社に勤務する小泉和信さんを中心とした醤油好きメンバーが、
職人醤油の代表・高橋万太郎さんに提案したことで発足した同プロジェクト。

全国の醤油メーカーをはじめ、さまざまな協力のもと、
「醤油の使い分け」の浸透をめざし、活動しています。

老舗メーカーがズラリ。各社にもそれぞれたくさんの銘柄があるんだから、その多様性はあなどれません。

老舗メーカーがズラリ。各社にもそれぞれたくさんの銘柄があるんだから、その多様性は侮れません。

現在は、〈キッコーマン〉や〈ヤマサ醤油〉をはじめ、
106社(2021年9月30日時点)の醤油メーカーが参画。

〈Life is beautiful : 衣・食植・住〉 〈eatrip〉野村友里さんと〈the little shop of flowers〉 壱岐ゆかりさんが企画展を開催

「衣・食植・住 食物と植物すべて、土から生まれた」

2021年11月3日(水)〜30日(火)、東京・表参道にて、
レストラン〈eatrip〉の野村友里さんと
花屋〈the little shop of flowers〉の壱岐ゆかりさんによる
企画展〈Life is beautiful:衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”〉が開催されます。

原宿で隣合わせに店を構え、20年という月日をともに歩んできたおふたり。
2019年には、共著『tastyoflife』(青幻舎)も発表しています。

野村友里さんが宮崎県西都市を訪れたときの記事はこちら。

eatrip主宰/料理⼈、野村友里さん。⻑年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演などに留まらず、レシピ開発、イベント企画、映画やテレビ番組の料理監修など、食の可能性を多岐に渡って表現している。2012年にrestaurant eatrip(原宿)を、2019年11月にeatrip soil(表参道)をオープン。生産者、野生、旬を尊重し、料理を通じて食のもつ力、豊かさ、美味しさを伝えられたら、と活動を続ける。壱岐ゆかりとの共同著書に「TASTY OF LIFE」(⻘幻舎)など。

eatrip主宰/料理⼈、野村友里さん。⻑年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演などに留まらず、レシピ開発、イベント企画、映画やテレビ番組の料理監修など、食の可能性を多岐に渡って表現している。2012年にrestaurant eatrip(原宿)を、2019年11月にeatrip soil(表参道)をオープン。生産者、野生、旬を尊重し、料理を通じて食のもつ力、豊かさ、おいしさを伝えられたら、と活動を続ける。壱岐ゆかりとの共同著書に『TASTY OF LIFE』(⻘幻舎)など。

THE LITTLE SHOP OF FLOWERS主宰、壱岐ゆかりさん。インテリア業とPR業を経て、花の持つ色の豊かさに魅せられ、2010年The Little Shop of Flowers/リトルをスタート(現原宿)。2019年にThe Little Bar of Flowers(渋谷)をオープン。装花、WS、スタイリングなど、人の気持ちを花に”翻訳”する花屋、として活動しながら、廃棄花を染料にし、花の持つ色素と効能を、暮らしのギフトに落とし込む提案も始動。植物や花の活力を信じ、人生の様々な場面でそっと寄り添える存在になれたらと、日々奮闘中。

THE LITTLE SHOP OF FLOWERS主宰、壱岐ゆかりさん。インテリア業とPR業を経て、花の持つ色の豊かさに魅せられ、2010年The Little Shop of Flowers/リトルをスタート(現原宿)。2019年にThe Little Bar of Flowers(渋谷)をオープン。装花、WS、スタイリングなど、人の気持ちを花に”翻訳”する花屋、として活動しながら、廃棄花を染料にし、花の持つ色素と効能を、暮らしのギフトに落とし込む提案も始動。植物や花の活力を信じ、人生の様々な場面でそっと寄り添える存在になれたらと、日々奮闘中。

会場となるのは、両店のほど近くにある〈GYRE〉3階、〈GYRE GALLERY〉。
野村さんのファンの方なら、2019年末、同ビルにオープンした〈eatrip soil〉はご存じでしょうか。
こちらは、野村さんお薦めの食材や雑貨が並ぶ、グローサリーショップ。
敷地内にはファームもあり、まさに「soil(土)」を体現するお店です。

本展のインスピレーション源になっているのも「土」。
これまで、それぞれの分野で探求を続けてきた野村さんと壱岐さんの関心は、
いつしか生物の循環をもたらす土へと向かうようになり、
その循環の一部となれるような技法を編みだそうと歩みを進めてきました。

〈eatrip〉野村友里さんと〈the little shop of flowers〉壱岐ゆかりさんによる企画展「Life is beautiful : 衣・食植・住」。

Life is beautifulは、かつての衣食住から何を受けとり、
どう生かし、未来へつないでいけばよいのかを
アーティストとともに創造し、考えを深めていく場としての展覧会です。

日本酒×ポテトチップス!? 越銘醸と湖池屋が繰り出す 至高のペアリングセット

あわせて旨みがふくらむセット〈山城屋Special Class〉300ml + ペアリング専用ポテトチップス〈未完成〉50g × 3袋 2178円(送料別)限定パッケージつき。

驚きのコラボが誕生!?

新潟県長岡市栃尾にある酒蔵〈越銘醸〉の県外専用ブランド〈山城屋〉。
自然豊かな栃尾の良質な伏流水を使用し、
全国で1%しか採用されていない伝統製法「生酛造り」から、
希少な“食中酒”を中心に製造しています。
ミシュランガイド掲載店でも取り扱わるなど、その味は折り紙つき。

そんな山城屋の銘柄の中でも最上級の〈山城屋 Special class〉と、
〈湖池屋〉のポテトチップスのセットがこのたび発売されることに。

〈湖池屋〉は、1953年創業の日本ではじめてポテトチップスを量産化した老舗メーカー。
国産原料や日本独自の技術にこだわったスナックを開発・販売しています。

そんな湖池屋とのコラボレーションのきっかけは、
山城屋の「食事と共に豊かになる人生」というコンセプトに湖池屋が共感したことから。

〈山城屋〉の最上級銘柄『山城屋 Special class』と〈湖池屋〉のポテトチップスのセットが数量限定で予約販売開始。

岩手県・八幡平〈暁ブルワリー〉から オーガニックセゾン〈未来豊穣〉が 限定販売中

〈暁ブルワリー〉が醸造するオーガニックビール〈ドラゴンアイ〉シリーズと限定商品の〈未来豊穣〉。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

鹿踊に願いを込めた〈未来豊穣〉

岩手県八幡平で、オーガニックビール〈ドラゴンアイ〉シリーズを醸造する
〈暁ブルワリー〉から、岩手県遠野産ホップを使用した
オーガニックセゾン〈未来豊穣〉が限定販売中です。

柑橘の香りとしっかりとしたコクのある苦味を感じる〈未来豊穣〉は、JR東日本盛岡支社が、岩手県内11社のクラフトビール事業者と連携し、岩手県産ホップを使用してクラフトビールを発売する企画〈IWATE BEER〉事業の一環。各社から限定クラフトビールが発売されています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

柑橘の香りとしっかりとしたコクのある苦味を感じる〈未来豊穣〉は、JR東日本盛岡支社が、岩手県内11社のクラフトビール事業者と連携し、岩手県産ホップを使用してクラフトビールを発売する企画〈IWATE BEER〉事業の一環。各社から限定クラフトビールが発売されています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

ラベルにデザインされているのは、「鹿踊(ししおどり)」の面。
「鹿踊」とは、鎮魂供養や五穀豊穣を願い、力強く踊る岩手県の郷土芸能で、
東日本大震災から10年となった2021年、
「コロナ禍にありながらも、共に前に進み、豊かな実りある明るい未来を築きたい」
という願いを込めて〈未来豊穣〉は完成しました。

花巻市の神社の境内で披露された鹿踊の様子。太鼓を打ちながら、大地を力強く踏み鳴らします。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

花巻市の神社の境内で披露された鹿踊の様子。太鼓を打ちながら、大地を力強く踏み鳴らします。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

100%八幡平の天然水醸造

〈暁ブルワリー 八幡平ファクトリー〉があるのは、
「南部片富士」として親しまれる岩手県最高峰・岩手山の麓、松尾寄木。
7つの湧水があり、「金沢清水」として日本名水百選にも選ばれています。

醸造所のすぐそばに湧き出る天然水。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

醸造所のすぐそばに湧き出る天然水。写真:Akatsuki Brewery Japan

岩手山と森が育てる湧水でつくられるためか、一貫してまろやかさを感じられるビールが生まれます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

岩手山と森が育てる湧水でつくられるためか、一貫してまろやかさを感じられるビールが生まれます。写真:Akatsuki Brewery Japan

「人にも自然にも自分の体にも優しいビールでありたい」と、
「循環型ブルワリー」を目指し、醸造には、100%金沢清水と、
八幡平で活発な地熱発電を99%利用します。
醸造後の麦芽も近隣の畜産農家へ提供し、飼料や肥料として活用。
八幡平特産のマッシュルームや卵をおいしく育んでくれています。

醸造所がオープンしたのは、2020年9月。現在は商品販売のみで、醸造の様子は一般公開されていませんが、今後は見学もできるようにしたいと考えています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

醸造所がオープンしたのは、2020年9月。現在は商品販売のみで、醸造の様子は一般公開されていませんが、今後は見学もできるようにしたいと考えています。写真:Akatsuki Brewery Japan

基幹商品の〈ドラゴンアイ〉は、八幡平山頂付近にある鏡沼の雪解けの様子が、
竜の目のように見えることから名づけられた景色の呼び名と同じ名前で、
近年岩手県では話題のスポット。
「この土地にしかない風景が見えるビールを届け続けたい」という思いから命名されました。
パッケージにもドラゴンアイが表現されています。

(手前から)現在販売しているドラゴンアイ 〈スカイ〉(オーガニックピルスナー)、〈マグマ〉(オーガニックIPL)、〈サン〉(オーガニックゴールデンエール)、〈スノー〉(オーガニックペールエール)の4種。有機JAS認証を得たドイツ産の有機無農薬麦芽を使用しています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

(手前から)現在販売しているドラゴンアイ 〈スカイ〉(オーガニックピルスナー)、〈マグマ〉(オーガニックIPL)、〈サン〉(オーガニックゴールデンエール)、〈スノー〉(オーガニックペールエール)の4種。有機JAS認証を得たドイツ産の有機無農薬麦芽を使用しています。〈ギフト ドラゴンアイ アソート〉(350ml×8本/各種2本)3608円(税込)写真:Akatsuki Brewery Japan

ドラゴンアイが見られるのはわずか2週間。沼の縁に雪解け水が流れ込む自然現象が竜の目のように見えます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

ドラゴンアイが見られるのはわずか2週間。沼の縁に雪解け水が流れ込む自然現象が竜の目のように見えます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

料理家・細川亜衣
外から来たからこそ気づく
熊本の“特別なもの”を大切にしたい

人も植物も動物も、同じ立場で生きている

結婚を機に、生まれ育った東京から熊本へと移住し、
住まいのある泰勝寺を拠点に
料理教室や料理会などを行っている料理家の細川亜衣さん。

泰勝寺は、肥後国熊本藩主・細川家の菩提寺として
江戸時代初期に創建された寺院で、今はお寺としての機能はなく、
「泰勝寺跡」として知られる。
細川さんが暮らしている家は、その泰勝寺の元僧坊。
料理教室などを行っているアトリエ〈taishoji〉は、寺の待ち合い所だった建物で
住まいは2013年に、〈taishoji〉の厨房と食堂は16年に、
古い建物を生かしながら改装した。

〈taishoji〉の食堂から見た庭

〈taishoji〉の食堂からも庭の緑が見通せる。

熊本に暮らして12年。料理を通してこの地の魅力を
県内外に発信する活動も行ってきた細川さんだが、
「移住するまで、熊本のことは何も知らず、
暮らしながらこの場所のことを知り、惹かれていった」のだという。
細川さんが最初に好きになったのは、ここ泰勝寺の自然だ。

「引っ越してきて一番感動したのは、
庭でとれるものの豊かさでした」

庭のスダチは移住してすぐ植えたもの。

夏の終わりに収穫の時期を迎えるスダチ。移住してすぐ庭の一角に植えた果樹のひとつ。

庭の緑は、深く、濃い。
瑞々しい苔の新芽から桜の老木まで、いくつもの命と時間が折り重なり、
その深く濃い緑のグラデーションをつくっている。
自宅の周りには、昔からある梅の木や栗の木、
住み始めてから植えたスモモやスダチなど、たくさんの果樹があり、
季節ごとに実をつける。

雨上がりの泰勝寺の敷地内

泰勝寺の敷地内。雨のあとには、緑が一層濃く感じる。

「梅雨入り前は梅、梅雨が明けたらスモモやブルーベリー……
庭なので、人工的なものではあるのですが、
若葉が芽吹き、花が咲き実をつけ、枯れてまた芽吹くという
自然のサイクルに励まされることもあります」

豊かな実りを享受し、庭で長い時間を過ごすうち、細川さんのなかに
人も植物も、そして動物も、この場所を借りて生きている
同じ立場の存在なんだ、という意識が強く芽生えたという。

「庭の木々は、私よりもずっと長生きで、
その長さに比べれば、私はほんのいっとき、
ここにいさせてもらっているだけなんですよね。
庭には、猪や猿や野ウサギもいたりして、
そのへんを歩いている動物に会うと、
お互い、この土地を借りて暮らしていることに
変わりはないんだよな、と思うんです。
みんなが同じ立場で共存している。
そういう気持ちを抱かせてくれることが、
ここを心地よいと思う一番の理由かもしれません」

鮒ずしは漬け物!?
〈ハッピー太郎醸造所〉が教える
発酵食品のおいしさの秘密とは?

土地に根ざした発酵、そして出会い

日本の発酵について調べていたら、そこかしこに楽しげな人物の足跡があった。
その名も、ハッピー太郎こと池島幸太郎さん。
滋賀県の彦根市で〈ハッピー太郎醸造所〉を営む発酵のプロフェッショナルだ。
今日は池島さんがアドバイザーを務める京都の〈梅小路醗酵所〉で
鮒ずしづくりのワークショップがあると聞き、同行させてもらった。

池島さんは京都大学在学時に日本酒と出合い、
名杜氏・農口尚彦さんを特集したテレビ番組に心動かされ、杜氏の道を志した。

「個性があってつくり手の思いが感じられる日本酒がもともと好きで。
農口さんは〈菊姫〉や〈鹿野酒造〉で杜氏を務め
(現在は自身の酒蔵、〈農口尚彦研究所〉主宰)、
銘酒を世に送り出してきた人ですが、
自分がつくりたいものの根拠があって、それが土地に根ざしている。
信念を感じて、自分もこんな人間になりたいと感動を覚えたのが、
酒造りの現場に入ったきっかけです」

文系であったのにもかかわらず、いつかは酒米からつくりたいと、
まずは農業を学ぶために島根の有機農業法人に就職。
以降、〈冨田酒造〉、〈岡村本家〉(いずれも滋賀)などの酒蔵で
蔵人として12年の修業を積み、17年に独立してハッピー太郎醸造所を立ち上げた。

アドバイザーを務める梅小路醗酵所は、
2020年に誕生したばかりのホテル〈梅小路ポテル〉に併設された施設だ。
日本酒の販売はもとより、道路に面したガラス張りの麹室を備え、
自家製の麹づくりにも取り組む、日本の発酵文化を伝える場でもある。
池島さんは、この麹室の設置やオリジナルの麹の設計、
実際の麹づくりの指導を行っているが、今日はワークショップの講師として登場。

鮒ずしづくりの体験をしようと集ったのは京都、神戸などから来た女性4人で、
黒いコンテナに入った大量の玄米とニゴロブナに興味津々の様子だ。

「鮒ずしは熟鮓(なれずし)の一種です。
太古の昔からつくられてきた発酵食品で保存食。
源流をたどると、東南アジアのラオスのほうから伝わってきたといわれています。
材料は、淡水魚と塩とお米。日本酒の発酵のように製法も管理も緻密なものではなく、
むしろみなさんがご自分の家庭でつくる漬け物に近いものだと思ってください。
琵琶湖の鮒ずしは、淡水魚のニゴロブナを塩と米飯で乳酸発酵させたもので、
とくに卵を持ったメスのニゴロブナの鮒ずしは酒の肴として珍重される高級品です」

ここで、実際に鮒ずしをつくったことがあるか参加者に尋ねると、
ここ数年、毎年漬けているというつわものが1名、
ウグイで試してみたことがある人1名、まだ食べたことがない人2名。
土地柄か、発酵食に対するレベルの高さがうかがえる。

廃棄される“アスパラガスの茎” を原料にしたエコロジカルな〈翠茎茶〉

アスパラガスの茎を鮮度が高いままお茶に

一般的に茶葉を煮立ててつくられるほうじ茶。
しかしどうやら、アスパラガスからもほうじ茶がつくれるようなんです。

このたび、廃棄される“アスパラガスの茎”を原料にしたほうじ茶
〈翠茎茶(すいけいちゃ)〉が発売されました。

企画・販売をデザインファーム〈REDD〉が、
アスパラガスの生産を東京・練馬区大泉で350年行う〈白石農園〉
加工作業を〈かたくり福祉作業所〉〈社会福祉法人あかねの会〉が担当したこちら。

廃棄される“アスパラガスの茎”を原料にしたほうじ茶〈翠茎茶(すいけいちゃ)〉。

通常、茎の部分を取って出荷されるアスパラガス。
しかし、茎は栄養がたっぷり含まれ、甘みのある上質な素材。
廃棄してしまうのは非常にもったいないんです。

〈翠茎茶〉の原料である“アスパラガスの茎”は栄養がたっぷり含まれ、甘みのある上質な素材。

〈翠茎茶〉は、そんなアスパラガスの茎を鮮度の高いまま回収し、
ムラにならないよう丁寧に乾燥、低温で焙煎して誕生しました。

〈翠茎茶〉はアスパラガスの茎を鮮度の高いまま回収、丁寧に乾燥、低温で焙煎されている。

〈翠茎茶〉はホットや水出し、料理などさまざまなシーンで活用できる。

そうして、人の手で丁寧につくられた〈翠茎茶〉は、
青臭さはなく、香ばしさが引き立つ味わいです。
ノンカフェインなので、こどもや妊婦さんも安心。
飲み方はホットやアイスはもちろん、
お酒の割りものや料理のベースとして使うのもおすすめだそう。

〈市場街 2021〉 富山県高岡のクラフト文化に出合う。 リアルとオンラインで同時開催!

職人の手仕事を定点カメラで生配信するオンライン企画も

400年以上もの間、加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として
鋳物や漆器の技術を受け継いできたまち、富山県高岡市。

そんな高岡市を中心に毎年行われる、
歴史ある総合クラフトイベントが〈市場街(いちばまち)〉です。

10年目となる今年は、10月22日(金)から10月24日(日)に開催。
オンライン配信をメインに、一部現地での展示・販売も交え、
より全国的に楽しめるイベントとなっています。

それではここで、一部内容をダイジェストにご紹介。

配信が行われるバーチャルスタジオ。

配信が行われるバーチャルスタジオ。

10月23日(土)18:00よりオンラインにて開催されるのが、
昨年大好評だった、職人の手仕事を定点カメラで生配信する『定点観職』第2弾。
今年は〈シマタニ昇龍工房〉島谷好徳氏がおりんを鍛金する様子を生配信。
後半にはサウンドクリエイター、若狭真司氏による
おりんの音を使った音楽作品のインスタレーションライブも行われます。
奥深い職人技に、若狭氏によるおりんの音の新たな解釈など、
新旧が交わった配信はきっと刺激的に違いないはず。

懐かしい味わいを秋のギフトに。 長崎のご当地スイーツ、 〈前田冷菓〉の〈ちりんちりんアイス〉

60年続く、昔ながらの伝統の味

シャーベットのようなシャリシャリとした口当たりと
なめらかな舌触りが魅力的な〈ちりんちりんアイス〉。
実は古くからある長崎の名物スイーツのひとつです。

名前の由来はその昔、移動式の屋台で
“ちりんちりん”という鐘を鳴らしながら売っていたことから。

長崎の名物スイーツ「ちりんちりんアイス」はシャリシャリとした口当たりとなめらかな舌触りが魅力。

専用のヘラを使って
まるでバラの花びらのように盛りつける“バラ盛り”が有名です。
長崎の観光地で食べたことがあるという人も多いのではないでしょうか?

そんな昔懐かしい味わいのちりんちりんアイスを
今もなお販売し続けているのが1960年創業の〈前田冷菓〉です。

こちらのお店では創業当時のレシピや製法を大切にしながら
伝統の味を守り続けています。

現在も観光地やイベント会場で屋台販売を続けているので、
まちなかで見かけたら、ぜひ定番のバラ盛りで
ちりんちりんアイスを味わいたいものですね。

長崎市田中町にある「ちりんちりんアイス」の直売所。直売所限定のメニューやアイテムが揃っている。

長崎市田中町にある〈ちりんちりんアイス〉の直売所。直売所限定のメニューやアイテムが揃っている。

長崎市田中町には同店のシンボルカラーである
青と白を基調にした直売所もあります。

ちりんちりんソーダ400円(税別)。後ろには手づくりのミニ屋台。ミニ屋台と一緒に記念撮影をする人も多いそう。

〈ちりんちりんソーダ〉400円(税別)。後ろには手づくりのミニ屋台。ミニ屋台と一緒に記念撮影をする人も多いそう。

直売所ではここだけの限定アイスや新メニューが楽しめるのが魅力。
ソーダにちりんちりんアイスをトッピングした
フォトジェニックな「ちりんちりんソーダ」は人気メニューのひとつです。

「海アイス」は長崎市平戸市度島産のあおさと五島灘の塩を使用、地元のおいしさがぎゅっと詰まった限定アイス。

そして、直売所に訪れたらぜひ試してもらいたいのが〈海アイス〉。

原材料はなんと海藻のあおさです。
代表の前田さんがあおさ好きで、
「小さなお子さんにもあおさを食べてもらいたい!」
という想いから誕生したとのこと。

食材にもこだわり、
長崎市平戸市度島産のあおさと五島灘の塩を使用しています。
まさに地元のおいしさがぎゅっと詰まった限定アイスです。

酎ハイの歴史はここから始まった!
〈三祐酒場 八広店〉で
絶品つまみと
元祖焼酎ハイボールに出合う

酎ハイ街道。
その名がつけられているのは、
東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅と京成線八広駅を結ぶ、鐘ヶ淵通りを中心に広がる一帯。
そこにはなぜか酎ハイの名店が揃い、酎ハイを愛する人々が集まり、
歴史を重ね、酒場文化を育んできました。
今回はなぜここが聖地になり、愛され続けているのかを探ります。
もちろん、焼酎ハイボール片手に、ほろ酔いで。

●東京下町でいただく今宵の酎ハイは……
戦後日本のがんばる親父にエールを送った琥珀色の焼酎ハイボール

案内人は居酒屋ライターの藤原法仁(のりひと)さん。
大衆酒場の聖地のひとつ葛飾は立石生まれ。
大衆酒場にまつわる著作や文化を広げる担い手であり、
なんといっても「酎ハイ街道」の名づけ親。

東京の大衆酒場の文化を愛情と探求心をもって伝える藤原さん。店内を見ながら「私が考えるいい酒場の条件は、居心地、食べ物、お酒の三位一体。ここは揃っているんです」とセレクトの理由を語ります。

東京の大衆酒場の文化を愛情と探求心をもって伝える藤原さん。店内を見ながら「私が考えるいい酒場の条件は、居心地、食べ物、お酒の三位一体。ここは揃っているんです」とセレクトの理由を語ります。

それでは酒場へ。
藤原さんがこの話にふさわしいと選んだ場所は、〈三祐酒場 八広店〉。
「焼酎ハイボールを生み出したと言われる店なんです」と藤原さん。
マスターの奥野木晋助さんによれば、
焼酎ハイボールの誕生は1951(昭和26)年。
まだ第二次世界大戦の痛みを心にも風景にも深く残しながら、
それでも、明るい明日へと踏み出そうとしていた頃。

「当時、本店を営んでいた元店主の叔父、奥野木祐治が進駐軍の駐屯地内で、
ウィスキーハイボールに出合って感銘を受け、
焼酎を使って店で出せないかと試行錯誤したのが始まりです」

当時の焼酎は、材料は粗悪、技術も設備も足りないという状況で、
それゆえのきついニオイもありました。
でも、このウィスキーハイボールのように炭酸で割れば、
飲みやすく、みなさんに喜んでもらえるのではないか。
「ウィスキーハイボールを意識したから、うちのは琥珀色なんです」
というマスターの言葉と、注がれた酎ハイの色を見ると、
単純な酒の足し算によって生まれたわけではなく、
戦後の東京という背景のなかで、
もっといいもの、もっと幸せなものを求めてきた人々の姿が浮かぶようです。

藤原さん

藤原さんが「早く飲みたいでしょう?」と誘ってくれます。
では遠慮なく、乾杯。
「うまいなぁ……」
藤原さんが幸せそうに目を細めます。
「バランスがいい。とにかく飽きないんですよ。
無理にフレーバーをつけて、焼酎が本来持つ魅力を封じ込めてしまうものがあるなかで、
こちらはバランスよく、焼酎の魅力も広げてくれます」

藤原さん酎ハイ飲む

酎ハイと言えば炭酸も大切な要素。
“炭酸ソムリエ”として人気テレビ番組の出演歴もある藤原さん。
「こちらの炭酸はお店のサーバーで注入されますが、
これは導入当時の昭和30年代では画期的でした」
ほかの店ではコストなどの観点から導入が進まず、
それゆえ、“瓶入り”、“どぶづけ”といった方法が始まったとのこと。
氷も同様に、大きい、高いという理由から冷凍庫の導入が進まず、
そのため酎ハイ=氷なしのスタイルが生まれたというエピソードも。
三祐酒場は、冷凍庫を導入し氷入りを提供。
「氷が入っていても最後までバランスが崩れず、最後までおいしく飲める。
これも三祐酒場さんの酎ハイの魅力です」

昭和30年代に導入した炭酸サーバーは、いかに良質に提供できるのかを考えたうえでの結論。ここからも酎ハイのルーツが「単なる安価な代用品ではない」ということが見えます。

昭和30年代に導入した炭酸サーバーは、いかに良質に提供できるのかを考えたうえでの結論。ここからも酎ハイのルーツが「単なる安価な代用品ではない」ということが見えます。

「元祖焼酎ハイボール」(330円 金額は税別、以下同)。氷、炭酸、なぜ焼酎だったのか? このタンブラーの中にも戦後の東京の歴史と文化があります。

「元祖焼酎ハイボール」(330円 金額は税別、以下同)。氷、炭酸、なぜ焼酎だったのか? このタンブラーの中にも戦後の東京の歴史と文化があります。

自前の炭酸サーバー、冷凍庫、琥珀色、最後まで続くうまさ。
進駐軍の駐屯地で出合った感動を伝えたい。代用品、安価なだけの酒ではないのです。

古墳だけではありません。
料理人・野村友里が
宮崎県西都市の魅力を体感!

イベント参加のため、西都市へ

「食」を通じ、都市とローカルをつなぐ活動を続ける
料理人・野村友里さんが、宮崎県西都市(さいとし)を訪問。
同市では、今年8月から、
〈西都はじめるPROJECT〉という試みが始動していて、
その移住オンラインイベントに
スペシャルゲストとして参加するためだ。

野村さんにとって、初めての西都市。
いったいどんな土地で、プロジェクトはどんなものなのか。
期待を胸に、駆け足の旅がスタートした。

台風が過ぎた後の宮崎県の青空

台風一過の晴天とツバメが、野村さんを出迎えてくれた。

9月某日の宮崎は、台風一過の晴天で、暑さも真夏へと逆戻り。
ヤシ科の植物が連なる景色に、一気に南国ムードへと誘われるなか、
一路、西都市を目指す。

宮崎空港から車で約50分、宮崎市の市街地からも約40分と、
交通の利便性が高い一方で、手つかずの自然、
いにしえの文化の跡が残る土地。
大小300基以上の古墳が点在する西都原(さいとばる)古墳群は、
国の特別史跡に指定されている。

西都市には大小多くの古墳が点在

東西2.6キロ、南北4.2キロの広範囲に、300基以上の古墳が。市内を車で移動すると、おのずとあちこちで目にすることに。

〈西都はじめるPROJECT〉は、
市が進める移住・定住支援プロジェクト。
豊かな自然を生かしたユニークなワーク&ライフスタイルを発信し、
新しい暮らしや仕事などを”はじめる人”たちを支援。
移住はもちろん、起業や就農、子育てやコミュニティづくりのための、
多くのサポートプログラムが用意されている。
地方への移住者や2拠点生活者の友人を多く持つ野村さんも、
この取り組みに興味津々だ。