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posted:2021.10.19 from:東京都渋谷区神宮前 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2021年11月3日(水)〜30日(火)、東京・表参道にて、
レストラン〈eatrip〉の野村友里さんと
花屋〈the little shop of flowers〉の壱岐ゆかりさんによる
企画展〈Life is beautiful:衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”〉が開催されます。
原宿で隣合わせに店を構え、20年という月日をともに歩んできたおふたり。
2019年には、共著『tastyoflife』(青幻舎)も発表しています。
会場となるのは、両店のほど近くにある〈GYRE〉3階、〈GYRE GALLERY〉。
野村さんのファンの方なら、2019年末、同ビルにオープンした〈eatrip soil〉はご存じでしょうか。
こちらは、野村さんお薦めの食材や雑貨が並ぶ、グローサリーショップ。
敷地内にはファームもあり、まさに「soil(土)」を体現するお店です。
本展のインスピレーション源になっているのも「土」。
これまで、それぞれの分野で探求を続けてきた野村さんと壱岐さんの関心は、
いつしか生物の循環をもたらす土へと向かうようになり、
その循環の一部となれるような技法を編みだそうと歩みを進めてきました。
Life is beautifulは、かつての衣食住から何を受けとり、
どう生かし、未来へつないでいけばよいのかを
アーティストとともに創造し、考えを深めていく場としての展覧会です。
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会場では、美術家/近世麻布研究所所長の吉田真一郎さんが、
古来日本において特別な布であった「大麻布」を蘇らせるべく、
現代の紡績・製織技術を使って完成させた〈麻世妙—majotae〉を展示。
大麻草の繊維を採り、積み、紡いだ糸で織り上げられた、
知恵の結晶のような古い大麻布のコレクションに触れながら、
現代の大麻布〈麻世妙—majotae〉の可能性を紐解いていきます。
衣食住と向き合う時間が増え、暮らし方について考える機会が増えた今日この頃。
野村さんと壱岐さん、そしてアーティストたちがコロナ禍に生み出した作品を見ながら、
暮らしについて改めて考えてみたいと思いました。お近くの方は、ぜひ。
information
Life is beautiful:衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”
会期:2021年11月3日(水)〜30日(火)
開場時間:11:00〜20:00
会場:GYRE GALLERY / GYRE 3F
住所:東京都渋谷区神宮前 5-10-1
電話:03-3498-6990
主催:GYRE
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