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writer profile
Haruna Sato
佐藤春菜
さとう・はるな●北海道出身。国内外の旅行ガイドブックを編集する都内出版社での勤務を経て、2017年より夫の仕事で拠点を東北に移し、フリーランスに。編集・執筆・アテンドなどを行なう。暮らしを豊かにしてくれる、旅やものづくりについて勉強の日々です。
〈暁ブルワリー〉が醸造するオーガニックビール〈ドラゴンアイ〉シリーズと限定商品の〈未来豊穣〉。(写真:Akatsuki Brewery Japan)
岩手県八幡平で、オーガニックビール〈ドラゴンアイ〉シリーズを醸造する
〈暁ブルワリー〉から、岩手県遠野産ホップを使用した
オーガニックセゾン〈未来豊穣〉が限定販売中です。
柑橘の香りとしっかりとしたコクのある苦味を感じる〈未来豊穣〉は、JR東日本盛岡支社が、岩手県内11社のクラフトビール事業者と連携し、岩手県産ホップを使用してクラフトビールを発売する企画〈IWATE BEER〉事業の一環。各社から限定クラフトビールが発売されています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)
ラベルにデザインされているのは、「鹿踊(ししおどり)」の面。
「鹿踊」とは、鎮魂供養や五穀豊穣を願い、力強く踊る岩手県の郷土芸能で、
東日本大震災から10年となった2021年、
「コロナ禍にありながらも、共に前に進み、豊かな実りある明るい未来を築きたい」
という願いを込めて〈未来豊穣〉は完成しました。
花巻市の神社の境内で披露された鹿踊の様子。太鼓を打ちながら、大地を力強く踏み鳴らします。(写真:Akatsuki Brewery Japan)
〈暁ブルワリー 八幡平ファクトリー〉があるのは、
「南部片富士」として親しまれる岩手県最高峰・岩手山の麓、松尾寄木。
7つの湧水があり、「金沢清水」として日本名水百選にも選ばれています。
醸造所のすぐそばに湧き出る天然水。写真:Akatsuki Brewery Japan
岩手山と森が育てる湧水でつくられるためか、一貫してまろやかさを感じられるビールが生まれます。写真:Akatsuki Brewery Japan
「人にも自然にも自分の体にも優しいビールでありたい」と、
「循環型ブルワリー」を目指し、醸造には、100%金沢清水と、
八幡平で活発な地熱発電を99%利用します。
醸造後の麦芽も近隣の畜産農家へ提供し、飼料や肥料として活用。
八幡平特産のマッシュルームや卵をおいしく育んでくれています。
醸造所がオープンしたのは、2020年9月。現在は商品販売のみで、醸造の様子は一般公開されていませんが、今後は見学もできるようにしたいと考えています。写真:Akatsuki Brewery Japan
基幹商品の〈ドラゴンアイ〉は、八幡平山頂付近にある鏡沼の雪解けの様子が、
竜の目のように見えることから名づけられた景色の呼び名と同じ名前で、
近年岩手県では話題のスポット。
「この土地にしかない風景が見えるビールを届け続けたい」という思いから命名されました。
パッケージにもドラゴンアイが表現されています。
(手前から)現在販売しているドラゴンアイ 〈スカイ〉(オーガニックピルスナー)、〈マグマ〉(オーガニックIPL)、〈サン〉(オーガニックゴールデンエール)、〈スノー〉(オーガニックペールエール)の4種。有機JAS認証を得たドイツ産の有機無農薬麦芽を使用しています。〈ギフト ドラゴンアイ アソート〉(350ml×8本/各種2本)3608円(税込)写真:Akatsuki Brewery Japan
ドラゴンアイが見られるのはわずか2週間。沼の縁に雪解け水が流れ込む自然現象が竜の目のように見えます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)
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暁ブルワリーを運営するのは、東京に拠点を置く〈太極舎〉。
東日本大震災の支援活動をきっかけに八幡平との縁ができ、
代表の岡部泉さんが金沢清水に惚れ込んだことから、醸造所開設に至ったのだそう。
商品は、岩手県内の一部観光施設やスーパーはじめ、
東京都内の系列店舗やオンラインで購入することができます。
太極舎では、東京都内で3店舗レストランを展開しています。写真は〈暁タップス 銀座〉。三陸の魚介や畜産品のローストなど、東北の食材と一緒に樽生を味わえるお店です(感染症対策のため、時期により提供内容が異なります。詳細は各店舗にお問い合わせください)。未来豊穣やドラゴンアイシリーズの缶商品は、店舗でテイクアウトすることができます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)
未来豊穣もドラゴンアイシリーズも、香りが広がるため、
グラスに注いで味わうのがおすすめ。
八幡平の空気や景色を想像しながら楽しめば、ひと味違った休日を過ごせるかもしれません。
お取り寄せ、またはテイクアウトをして、おうち時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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