贅沢秋キャン楽しもう! 島根・三瓶山にグランピング施設が 期間限定で誕生!

トヨタの新モビリティもお試しできる!

出雲神話で大地をつなぎとめる
重要な役割を担った、島根県大田市にある活火山・三瓶山。
現在は自然豊かな観光地として県内外の人が集っています。

そんな三瓶山に、9月1日(木)〜10月31日(月)の期間限定で
グランピング施設〈GLANSCAPE(グランスケープ)〉がオープンしました。

GLANSCAPEは、国立公園などのロケーションで宿泊体験を提供するグランピング施設。
今年1月に香川県さぬき市大串半島で実施し、
この度、島根県太田市の三瓶地区にオープンする運びとなったそう。

GLANSCAPEは、国立公園などのロケーションで宿泊体験を提供するグランピング施設。

GLANSCAPEは、国立公園などのロケーションで宿泊体験を提供するグランピング施設。

今回GLANSCAPEがオープンする三瓶山西の原は、
約5万年前の噴火でできたカルデラの中に広がる草原。

三瓶山西の原は、
約5万年前の噴火でできたカルデラの中に広がる草原。

おしゃれな家具や家電、アメニティが用意された
快適な宿泊スペースを設営されました。

そのような大自然の中に、
おしゃれな家具や家電、アメニティが用意された
快適な宿泊スペースを設営されました。

食事は、地元の生産者から直接仕入れた、
新鮮な海や山の幸の多国籍料理を味わうことができます。

北海道白老町 土地の記憶や
人々の営みのルーツに迫る芸術祭
「ROOTS & ARTS SHIRAOI 2022」

白老でルーツに目を向け、作品を生み出したアーティストたち

北海道の南西部に位置する白老町は、
アートプロジェクトが活発に行われているエリア。
2009年から竹浦地区で廃校舎とその裏に広がる森を舞台に
〈飛生アートコミュニティー〉による「飛生芸術祭」が開催されている。
また2018年にスタートしたウイマ文化芸術プロジェクトが、
アーティスト・イン・レジデンスやライブ、写真展などさまざまなプログラムを実施。

そして、昨年からは白老文化観光推進実行委員会により
「ROOTS & ARTS SHIRAOI -白老文化芸術共創-」(以下、ROOTS & ARTS)が
白老各所で開催されるようになった。
この芸術祭は今年で2回目。
昨年に比べ参加アーティストは2倍以上となり規模が拡大。
まちの22か所で開催されることとなった。

8 月27日の開幕には、参加した15組のアーティストのうち多数が現地に滞在。
プレスツアーとともに9組のアーティストによるトークセッションも行われた。
このレポートの筆者は、トークセッションの司会を担当することとなり、
芸術祭のタイトルにもなった「ROOTS & ARTS」を
アーティストたちがどのように捉えていたのかについて話を聞いた。
そこで語られた言葉を紐解きなら、この芸術祭について迫ってみたい。

トークセッションの様子。(撮影:藤倉翼)

トークセッションの様子。(撮影:藤倉翼)

トークの最初に芸術祭の企画ディレクターである木野哲也さんから、
「ROOTS & ARTS」に込めた想いが語られた。

「ルーツとは、まず白老町のすべての基層を意味しています。
4、5万年前に山々が噴火してできた地層といった地理軸があり、
また縄文文化から、続縄文、オホーツク、擦文(さつもん)を経てアイヌ文化へ。
そういった歴史軸があると同時に、
この土地に息づく生活文化そのものもホットなルーツであると思います。
例えば、子どもたちが学校に残した落書きやおばあちゃんの味噌汁など。
そういったものとアーツが出合うことによって、
かけ算が起きるのではないかと考えました」

企画概要について語る木野さん(左)。(撮影:藤倉翼)

企画概要について語る木野さん(左)。(撮影:藤倉翼)

では、アーティストたちは、
「ROOTS & ARTS」というテーマにどのように応えていったのだろうか?
共同制作を行う青木陵子さんと伊藤存さんは、この土地でリサーチをするなかで、
大町商店街にある〈喫茶 休養林〉を営む相吉正亮さん(82歳)と出会った。
喫茶店でさまざまな人を迎えつつ、木彫り作家でもある相吉さんがつくっていたのは
「古生代のとんぼ」、「カジキマグロ漁のモリ」、「台所の神様のスプーン」。
そのどれもが「自分たちが日常で感じていたスケール感を
グラッとさせるものだった」というふたりは、
相吉さんの作品とともに、自分たちのドローイングや刺繍作品を展示した。

青木陵子+伊藤存「となりの入口」。中央にあるのが相吉さんが制作した「古生代のとんぼ」。その奥が「カジキマグロ漁のモリ」。(撮影:藤倉翼)

青木陵子+伊藤存「となりの入口」。中央にあるのが相吉さんが制作した「古生代のとんぼ」。その奥が「カジキマグロ漁のモリ」。(撮影:藤倉翼)

また、別会場として旧堀岡鉄工所でも作品を制作。
ここは日頃、廃品回収とその分別作業を行っている場所。
ちょうどリサーチのなかで、
登別にあるアイヌの伝承が残る洞窟「アフンルパル(あの世の入口)」の
存在を知ったふたり。
「役目を終えたものが他界とつながる」ことについて興味を抱き、
それが分別作業の様子と重なりあった。
そこから書き損じのドローイングや虫喰いになった刺繍作品など、
作品でもなく、かといって捨てるわけでもない「宙ぶらりん」な存在だったものを
この場に設置したという。

青木陵子+伊藤存「あの世の入口」。分別作業中の廃品が置かれた倉庫内に刺繍作品やドローイングなどを展示した。(撮影:藤倉翼)

青木陵子+伊藤存「あの世の入口」。分別作業中の廃品が置かれた倉庫内に刺繍作品やドローイングなどを展示した。(撮影:藤倉翼)

「私は北海道は札幌しか行ったことがなくて、白老には今回初めてきました。
20代のときに『アイヌ神謡集』と『アイヌ民譚集』(*1)がすごく好きで、
それを読んでいたこともあって、白老は行きたい場所でした。
今回のリサーチでは、いろいろなことがおもしろすぎて情報がまとまりませんでした。
最終的に『神謡集』をもう一度読み直して、
それをベースにつくっていくようなことをしていったと思います」(青木陵子さん)

(*1)『アイヌ神謡集』は知里幸惠が、口伝えに謡い継がれてきたユーカラのなかから神謡を選び、ローマ字で音を起こし、日本語で訳をつけたもの。『アイヌ民譚集』は幸恵の弟、知里真志保が「パナンペ説話」を訳したもの。

「僕も青木さんと同じように、この2冊に以前から興味がありました。
この本は、アイヌの古くからの伝承をまとめたものではあるのですが、
自分にとっては新鮮で、中学生のときにパンクロックを聞いて、
これはすごいと思った感覚に近い。
以前からものをつくるときに、
何かを取捨選択したり優劣をつけるのがあまり好きではありませんでした。
『神謡集』では神様や人間、動物が等価値に描かれていて、
上も下もなく立場も入れ替わっていく。
そういう自在なものの見方を、
作品をつくる姿勢として影響を受けようとしていた時期がありました」(伊藤存さん)

〈喫茶 休養林〉にて。店主の相吉さん(右)から話を聞く伊藤さん。

〈喫茶 休養林〉にて。店主の相吉さん(右)から話を聞く伊藤さん。

シエンタに乗って家族で行きたい!
週末 横浜・横須賀ドライブの
お薦めスポット3選

Destination 1. UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店
屋上に公園があるユニクロで、遊びと買い物の両方を家族で楽しもう!

トヨタから発売された新型シエンタは、家族ドライブの強い味方だ。
燃費性能がぐんとアップしたから、もう躊躇しないで遠出ができるように。
最小回転半径5.0メートルという“小回り上手”だから、
パパも、ママも、
市街地や混み合った駐車場でも安心して運転することができるというものだ。

そんなわけで、ある晴れた休日の朝、ちょっと早起きして向かったのは横浜・横須賀エリア。
東京から湾岸線を流し、胸のすくような景色が目の前に広がる
横浜ベイブリッジを渡った先には――
家族みんなが楽しめるデスティネーションがいっぱいだ。
さあ、ワクワク&ドキドキがいっぱいの横浜・横須賀ドライブに出かけよう!

最初に向かったのは〈UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店〉。
潮風香る日本最大級のマリーナ〈三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド〉に、
地上3階建ての独立棟として
2020年4月にオープンした「遊べるユニクロ(ジーユーもあり)」だ。

「頑張れー」「待ってよー!」と声をかけ合っては、次々と現れる屋上の遊具ではしゃぎ回る子どもたち。

「頑張れー」「待ってよー!」と声をかけ合っては、次々と現れる屋上の遊具ではしゃぎ回る子どもたち。

どう「遊べる」のかというと――、佐藤可士和のトータルプロデュースのもと、
建築家の藤本壮介が基本構想とデザイン監修を手がけたこの店舗は、
なんとゲレンデのように傾斜した屋上が、すべり台、ジャングルジム、ボルダリング、
クライミングができる公園になっているのだ。

これが想像以上に広く、しかも本格的なつくりで、
大人も子どもも斜面を登っているうちになんだかワクワクしてくる。
遊具の設計を一緒に考えたのは、教育玩具で有名なボーネルンド社。
遊んでいるだけで健康な体づくりにつながるだけでなく、
子どもたちの感性や創造性にもいい刺激となりそうだ。

屋上斜面のてっぺんに鎮座する、宇宙基地めいたデザインのジャングルジム。上までのぼれば海を見渡せる。真ん中にはトランポリンもあって、子どもたちが大興奮すること間違いなしだ。

屋上斜面のてっぺんに鎮座する、宇宙基地めいたデザインのジャングルジム。上までのぼれば海を見渡せる。真ん中にはトランポリンもあって、子どもたちが大興奮すること間違いなしだ。

しかも、屋上からは目の前に広がるマリーナ越しの海の景色が気持ちいい!
「子どもたちを遊ばせている間に、親は店内でショッピングを――」という
イメージを抱いていたが、実際は親子一緒に遊んだり、
あるいは一番見晴らしのいい頂上のジャングルジムの周りで、
子どもたちが遊ぶのを見守りながら談笑したり、
ティーブレイクと洒落込む親たちの姿も多く見かける。
つまりここは、子どもたちだけに独占させてはもったいないくらいの
楽しさいっぱいのスポットとなっているのだ。

3階のベビーキッズフロア。見晴らしのいいキッズスペースで子どもを遊ばせながら、ユニクロとジーユー、2ブランドの子ども服を広々とした空間で買い物することができる。

3階のベビーキッズフロア。見晴らしのいいキッズスペースで子どもを遊ばせながら、ユニクロとジーユー、2ブランドの子ども服を広々とした空間で買い物することができる。

吹き抜けのある開放的で明るい店内にもキッズスペースがあるので、
子ども連れでも「お母さん、まだ〜?」とならずに、
心ゆくまでゆっくりと買い物が楽しめる。
ユニクロとジーユーそれぞれのメンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー、
さらにはフラワーショップまで揃うから、
家族みんながそれぞれの「欲しい!」を見つけられるはずだ。

「気がついたら、ついつい買いすぎちゃった!?」――そんなときも、シエンタなら大丈夫。
2列目スペースがさらにワイドになったから、
我が家の双子たちが乗っても、さらに両手一杯に買ってきた荷物を置いても、
シート上も足元もゆったり&余裕のまま。
ということで、いっぱい遊べていっぱい買い物もできる
〈UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店〉は、
これからも我が家のお気に入りのドライブデスティネーションになりそうだ。

前後カップルディスタンス(前席と2列目シート間の距離)は、従来モデル比+80ミリの1000ミリ。いっぱい買い物をしたショッピングバッグはもちろん、買い物かごだってそのまま足元に置くことができる広さだ。

前後カップルディスタンス(前席と2列目シート間の距離)は、従来モデル比+80ミリの1000ミリ。いっぱい買い物をしたショッピングバッグはもちろん、買い物かごだってそのまま足元に置くことができる広さだ。

information

map

UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店

住所:神奈川県横浜市金沢区白帆6-5

Tel:045-350-5057

*トップ画像は特別に許可を得て、店舗前スペースに駐車しています。ご利用の際は、施設駐車場をご利用ください。

 

【POINT PICK UP】

ハンズフリーデュアルパワースライドドア

「夢中で買い物したら、いつの間にか両手一杯の荷物になってしまった!」
といった際に便利なのが、シエンタのハンズフリーデュアルパワースライドドア。
スマートキーをもっていれば、
フロントドアハンドル下側の床下奥のセンサー部にサッと足をかざすだけで、
ハンズフリーでドアを開けられる。

information

111Sienta! 111通りのシエンタライフ

特設WEBページ「111Sienta! 111通りのシエンタライフ」では、

『colocal』はじめ『popeye』、『BRUTUS』など6つのメディアがシエンタを使ったさまざまなライフスタイルを提案中!

 

〈南紀白浜ドリームランタン “音と灯りのコラボレーション”〉 が初開催。白良浜の秋の風物詩に

白浜の夜空を数多のランタンが幻想的に舞う

和歌山県白浜町の白良浜で2022年10月1日に
〈南紀白浜ドリームランタン“音と灯りのコラボレーション”〉が開催されます。

関西屈指の美しいビーチとして知られる白良浜。
白い砂にエメラルドグリーンの海、そしてヤシの木が並ぶ風景から、
ハワイのワイキキビーチと姉妹浜提携を結んでいるほど。
夏には毎年60万人が訪れるリゾート地でもあります。

白良浜から1000個のLEDランタンを夜空に放ち、秋の浜辺をロマンティックに灯します

このイベントでは、そんな白良浜から
1000個のLEDランタンを夜空に放ち、秋の浜辺をロマンティックに灯します。
さらに、音楽に合わせて色が変わるバルーン500個も夜空を彩ります。

食べて遊んで完璧ガイド
「利根町で1日過ごすなら?」

都心から電車で約1時間。茨城県最南部の利根町は、北西に龍ケ崎市や取手市、
南に千葉県印西市や我孫子市など、周囲を中規模都市に囲まれた小さなまちだ。
南には一級河川・利根川が流れる。「日本一広い川」と教科書で習った方も多いだろう。
まちと川、同じ名を持つことで単なる県境というだけでなく、背骨であり、
象徴であり、生活に潤いをもたらす場でもある。

千葉と茨城の県境の利根川。春は桜並木、夏は花火、秋冬は紅葉と四季折々の姿を見せる。

千葉と茨城の県境の利根川。春は桜並木、夏は花火、秋冬は紅葉と四季折々の姿を見せる。

6月下旬から8月にかけて古代蓮が見頃となる〈利根親水公園〉。7月には〈TONE LOTUS FES.〉も開催され、さまざまな映えるスポットが家族連れで賑わった。

6月下旬から8月にかけて古代蓮が見頃となる〈利根親水公園〉。7月には〈TONE LOTUS FES.〉も開催され、さまざまな映えるスポットが家族連れで賑わった。

コンパクトなだけに巡りやすいのも特徴で、半日あれば車でぐるりと観光できる。
それならば、と利根町のとっておきのスポットで、
食べて、飲んで、馬と触れ合ってみた。

テーマは「秘境と絶景」。 三大秘境・宮崎県椎葉村で サウナのデザインを大募集!

求めるのは地域材の活用を広げるデザイン

日本三大秘境のひとつである宮崎県椎葉村。
1000メートル級の九州山脈に囲まれ、村の96%が森林、
杉の埋蔵量は日本一ともいわれています。
その分地域材も豊富ですが、ほとんどが村内で活用されていないのだそうです。

CNC加工機「ShopBot」

CNC加工機〈ShopBot〉。

活用を促そうと、2020年には村の交流拠点〈Katerie〉に
CNC(Computer Numerical Control/コンピューター数値制御)加工機
〈ShopBot〉が導入されました。

そして今秋、地域材の可能性を広げる
サウナのデザインアイデアのコンテストが行われます。
テーマは「秘境と絶景〜ととのう空間〜」。

応募に必要なのは、
以下の条件をクリアしたアイデアをA3用紙にまとめたものだけ。

・地域の木材を使用した木造サウナ
・木部の製作加工で使うShopBotを活かした提案とすること
・制作物は、幅×奥行き×高さの合計が16立方メートル以内に収まり、自立する構造体であること
・2〜4人が入ることが可能なサウナであること
・組み立ては人力で行うことができるものであること
・移動可能なサウナであること

最上位の優秀賞に選ばれるのは2点。
賞金15万円とデザインしたアイデアがサウナとしてかたちになります。

下田〈soul bar 土佐屋〉
ソウルレジェンドが足しげく通う、
こってり濃くて、イカすソウルバー

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
静岡県下田市。

吉田松陰ゆかりの1854年建造の蔵がアジト

コロンボ(以下コロ)名前: 夏の終わりはやっぱり伊豆・下田だよ。
ビーチもきれいで、おセンチな気分になっちゃいます。

カルロス(以下カル): 下田といえば、
なんたってサザンの「唐人物語(ラシャメンのうた)」。春の歌だけど。

コロ: 原坊の泡沫感たっぷりのヴォーカルがたまらんね。

カル: 今回はソウルバーだって?

コロ: そう、〈soul bar 土佐屋〉。
「唐人物語」の歌詞にある、了仙寺すぐそば、ペリー通り沿い。
1854年建造で江戸時代からあるなまこ壁の蔵を使ったイカしたソウルバーなんだ。
ソウル関係はどうなの?

カル: ブラックミュージックって流れで、普通に聴いてたって感じかな。
スティービー・ワンダーをソウルというなら、
「Don’t You Worry ‘bout a Thing」はテープが伸びるほど聴いたなー。

コロ: テープが伸びるほどか、世代だね。レコードの溝が擦り減るじゃないんだ。

カル: MUROさんのミックステープシリーズ『Diggin’ Ice』世代なもんで。
シェリル・リンとかダンスクラシックも好きでした。

コロ: ダンクラね。〈土佐屋〉のマスターの斉藤さんももちろん好きだけど。
人の店でかけてもらうのが、一番いいってさ(笑)。

カル: マーヴィン・ゲイの『What’s Going on』のレコードなんて、本当に擦り減って、
「What’s Going on」のところだけ落ちちゃったらしいじゃない。

コロ: 今のレコードで5枚目だって。斉藤さんは東京の出身。
新宿で〈綺麗〉という店を始めて、
六本木、両国で〈フィラデルフィア・モーター・タウン〉とやって、
ここ下田に来て15年。
ソウルシーンではかれこれ40年、こってりと濃い人脈の持ち主だよ。

カル: 赤坂ムゲンのマイク鈴木さんやテリー大野さんとかのレジェンドが
回しに来たりするんでしょう? ゴージャスだなー。

コロ: 錚々たるDJが集まるみたいよ。斉藤さん自身は自称「踊らせないDJ」らしいけどね。

カル: 「踊らせないDJ」、いまや世界のトレンドらしいよ。
リスニングバーが世界中で流行っているけど、
今年ニューヨークで〈イーブスドロップ〉をオープンさせたダン・ウィッシンジャーさんは
日本のジャズ喫茶の存在を知って、
「客を踊らせるんじゃなくて、聴かせようとするのが新鮮で、
音楽とレコードへの敬意を感じた」と。
読売新聞にそんな記事が出ていた。
リスニングバーはマインドフルネスだとも。

古くて新しい「古津軽」を探す旅へ 〈古津軽ウィーク〉開催!

「古津軽」の物語を探しに

青森県西部に位置する津軽地方。
中でも、「津軽富士」と呼ばれる岩木山周辺には、
鬼にまつわる伝説や、豊かでもあり厳しくもある自然とともに生きてきたからこその
手仕事や食文化が受け継がれています。

津軽地方のシンボル「岩木山」。

津軽地方のシンボル「岩木山」。

「岩木山」に守られるように暮らす、
南西部の弘前市・黒石市・平川市・西目屋村・藤崎町・大鰐町・
田舎館村、北西部の板柳町・鶴田町で伝えられてきた物語の世界は
「古津軽」と名づけられ、これまでもウェブサイトなどで紹介されてきました。

たとえば鬼伝説。津軽平野には、
鳥居に「鬼コ」が鎮座している神社が40以上あると言われています。

〈弘前市石川八幡宮〉の鬼コ。後ろ姿のお尻もかわいらしいのでお見逃しなく。

〈弘前市石川八幡宮〉の鬼コ。後ろ姿のお尻もかわいらしいのでお見逃しなく。

津軽では鬼は災いを払う神様のような存在。
天災や疫病が集落に入り込まないように守ってくれていたのでしょうか。
水害の多かった岩木川流域にこうした神社が見られます。

名刺入れやポーチなど、
近年は小物などにもその技術が取り入れられる「こぎん刺し」も「古津軽」の物語のひとつ。

〈弘前こぎん研究所〉とコラボしたオリジナルのこぎんアイテムが揃う弘前市のセレクトショップ〈green〉。

〈弘前こぎん研究所〉とコラボしたオリジナルのこぎんアイテムが揃う弘前市のセレクトショップ〈green〉。

江戸時代、綿の着用を禁じられた津軽の農民が、
厳しい冬を少しでも温かく過ごせるよう、
麻の布目を埋めるために施したとされる刺し子から生まれた手仕事の賜物で、
貴重な古作こぎん(当時の野良着)を実際に手にとり
羽織ることができる施設もあります。

弘前市の〈佐藤陽子こぎん展示館〉で、美しい古作こぎんを羽織ることができます。佐藤陽子さんはこぎん作家の第一人者。2010年に施設の展示館を開設しました。

弘前市の〈佐藤陽子こぎん展示館〉で、美しい古作こぎんを羽織ることができます。佐藤陽子さんはこぎん作家の第一人者。2010年に施設の展示館を開設しました。

いま、新潟ではぬる湯がアツい!? 温泉のプロに聞いた、 新潟のおすすめ温泉地

ゆったりぬる湯で心身ともに整う

暑さも和らいできました。新潟にも短い秋が到来です。
まだ本格的な寒さが到来する前に、
温泉、しかもぬる湯にゆったり浸かる新潟旅はいかがでしょうか。

ぬる湯とは、39度以下の温度の温泉や風呂のことで、
源泉自体の温度が低くかけ流しにしているところもあれば、
加水して温度を下げているところも。
夏でも長く浸かりやすく、冬は熱い湯と交互浴をすることで、
体の芯までしっかりと温まることができます。

温泉エッセイストの山崎まゆみさんと温泉ジャーナリストの植竹深雪さんがおすすめする、
ぬる湯が気持ちいい新潟の温泉地を3か所ご紹介します。

35度の温泉で「湯と体が一体化」する感覚!?

まずは、山崎まゆみさんがおすすめする、魚沼市・栃尾又温泉の〈自在館〉。
全国でも有数のラジウム泉で、古来より療養目的で訪れる人が後を絶ちません。
35度くらいのぬる湯に1~2時間ほど浸かる栃尾又温泉の伝統的な入浴法は、
肉体的な疲労やストレスを感じやすい方にもぜひ試していただきたい入浴法です。

栃尾又温泉〈自在館〉の〈霊泉の湯 したの湯〉。

栃尾又温泉〈自在館〉の〈霊泉の湯 したの湯〉。

山崎さんは、「(温泉と身体の温度が近いので)お湯と身体が一体となって溶け出す感じ」と
その心地よさを表現します。
さらに、魚沼市内の老舗納豆店〈大力納豆〉に温泉水を持ち込んで
約2日間“湯治”させてつくる〈ラジウム納豆〉は
〈自在館〉に泊まる楽しみでもあるのだとか。

約2日間“湯治”させてつくる〈ラジウム納豆〉

約2日間“湯治”させてつくる〈ラジウム納豆〉は朝食で。

いよいよ新米の季節を迎える魚沼。
ピカピカの新米と大粒の納豆の相性の良さは想像するだけで垂涎モノ。
この秋、泊まりたい宿の大本命かもしれません。

小豆島へのアクセス方法は?
それぞれの港の特徴や
運行時刻でルートを選ぼう

小豆島への航路は8つ。瀬戸内海を眺めながらの船旅

私たちが暮らす小豆島は離島です。
字の通り、離れた島。
本州とも四国とも橋でつながっていないので、
小豆島に行くには船に乗って海を渡る必要があります。

ちなみに石垣島や奄美大島みたいに空港があるわけでもないので、
ヘリコプターをチャーターするとかでない限り、
空を飛んで行くなんて人もほとんどいません。

この「船に乗って瀬戸内海を渡る」という時間が、
小豆島へ旅する魅力のひとつだと思うんです! 
穏やかな瀬戸内海を眺めながら、海の上を移動する時間。
いい時間なんですよねぇ。

キラキラ光る瀬戸内海と行き交う船を眺めながらの船旅。

キラキラ光る瀬戸内海と行き交う船を眺めながらの船旅。

夕景の中、瀬戸内海をすすむフェリー。美しい。

夕景の中、瀬戸内海をすすむフェリー。美しい。

小豆島に渡る船のルートはいくつかあって、運航時間が違うのはもちろん、
船の雰囲気も、到着する港の様子もだいぶ違います。
どの船に乗って小豆島に行くのがいいか、
今回は小豆島への船旅ルートについて紹介したいと思います。

小豆島へのアクセス案内マップ。

小豆島へのアクセス案内マップ。

本州や四国から小豆島に向かう航路は、全部で8航路。

本州から行くなら、

1.神戸三宮港から小豆島坂手港へ

2.姫路港から小豆島福田港へ

3.岡山日生(ひなせ)港から小豆島大部(おおべ)港へ

4.新岡山港から小豆島土庄(とのしょう)港へ

5.岡山宇野港から豊島を経由して小豆島土庄港へ

四国から行くなら、

6.高松港から小豆島土庄港へ

7.高松港から小豆島池田港へ

8.高松東港から小豆島坂手港へ

どこから来るのか、車なのか電車なのかなどの条件を考慮すると
自然と選択肢が絞られてくると思いますが、
それでもいくつか行き方があるので迷いますよね。

岡山日生港から小豆島大部港へ向かうフェリーのデッキから夕陽を眺める。

岡山日生港から小豆島大部港へ向かうフェリーのデッキから夕陽を眺める。

航路によって船会社が違うので、船も違います。新しい船もあれば昭和感漂うレトロな船も。

航路によって船会社が違うので、船も違います。新しい船もあれば昭和感漂うレトロな船も。

蔵を活用した宿 〈RITA 出雲平田 酒持田蔵〉で 日本酒づくしの特別体験

国登録有形文化財の土蔵を生かして

日本酒発祥の地とも呼ばれる、島根県出雲市平田町。
この地で、老舗造り酒屋〈酒持田本店〉の土蔵を生かした宿、
〈RITA 出雲平田 酒持田蔵〉が2022年9月17日にオープンします。

〈酒持田本店〉は140年以上もの歴史を持つ酒屋で、
その店舗や酒蔵は国登録有形文化財に指定されています。
地域資源を活用し、
その土地ならではの生業を生み出すビジネスを展開している〈株式会社つぎと出雲〉が
長らく物置として使われていた土蔵をリノベーション。
日本酒の歴史を感じられる空間で、優雅なひとときを過ごせる宿として再生しました。

そんなRITA 出雲平田 酒持田蔵の魅力は、
「酒を嗜み、美肌を醸す」というコンセプトに合わせた特別な体験サービスにあります。

夕食には近くの人気イタリアン〈trattoria814〉で
酒持田本店の日本酒とのペアリングディナーに舌鼓。
地域のオーガニック農家より仕入れた野菜を使った、こだわりのひと皿は絶品ですよ。

提供される日本酒も約6種類と豪華。
酒持田本店を代表する〈ヤマサン正宗〉のほか、
酒蔵で熟成させた古酒など、多様な味わいが味わえる特別なディナーになっています。
さらに秋のひやおろしや、冬のできたて新酒など
季節ごとに旬の日本酒が用意されているので、どの時期に訪れても楽しめるはずです。

そして、客室では贅沢な「日本酒風呂」を満喫!
島根県産業技術センターの協力のもと、酒持田本店の日本酒数十種類の美容成分を分析し、
オリジナルの入浴酒〈日本酒風呂専用ヤマサン正宗 美肌県しまね〉を開発しました。
日本酒の成分による保湿効果でスベスベ肌が目指せそうです。

同施設は、1日1組限定の貸し切りの宿になるので、
プライベートな空間でゆっくり入浴を楽しめるのもポイント。
石造りの浴槽は落ち着いた雰囲気で、身も心も癒されるでしょう。

この地域では古くから日本酒を使ってお米を炊いたり、蕎麦つゆに入れたりなど
生活の一部に日本酒を取り入れてきたといいます。
日本酒発祥の地ならではの体験で、
体の内側と外側から日本酒を余すことなく堪能しましょう。
その奥深さやつくり手のこだわりまで感じることができるはずです。

〈松本十帖〉長野県松本市浅間温泉の 復興プロジェクト。 ただ再生するのではなく 「地域の核として蘇らせる」

松本十帖の外観。

老舗旅館をフルリノベーション

「松本の奥座敷」と呼ばれ、日本書紀にも登場する
開湯1300年以上の歴史ある長野県の浅間温泉。
古くは一般市民をはじめ、殿様から文化人まで
さまざまな人々の心身を癒してきました。

小柳の敷地から見える5世紀の古墳では、
王冠や勾玉が出土し、信濃の大小名が集まる国府的なものがあったりと、
神秘的な地力を宿す温泉地でもあります。

そんな浅間温泉を代表する老舗旅館〈小柳〉は、
人々の寄り合いの場として機能した過去があり、まちの核となる旅館。
しかし近年は後継者不在、2棟のホテルも過大債務で廃業が危ぶまれていました。

それを新潟県南魚沼市で〈里山十帖〉を営む〈自遊人〉が継承。
ただ再生するのではなく、「地域の核として蘇らせる」ことを目的に、
地域全体の経済を盛り上げる「エリアリノベーション」を実践。
観光と経済、双方から注目を集める施設を目指し、
2022年7月23日に〈松本十帖〉として新たなスタートを切りました。

小柳之湯

小柳之湯

新たな価値と命を吹き込み、
地域の未来を担うプロジェクトにするため、
中央棟を解体撤去し、ふたつの客室棟と浴室棟を
スケルトン状態に戻して一からフルリノベーション。
過去の配置にならい、ホテルは中央棟を解体し跡地に「小柳之湯」を復活させ、
東西に棟があるかたちでリノベーションされました。

パピエラボ・江藤公昭の旅コラム
「必ず“収穫”がある。
3度目の〈板室温泉 大黒屋〉」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第28回は、パピエラボ代表の江藤公昭さんによる
那須の山奥にある旅館〈板室温泉 大黒屋〉を訪れた話。
当初の目的は現代美術家・菅木志雄の作品の鑑賞でしたが、
通ううちに、違う魅力や「収穫」もあったようです。

かつて旅とは仕事であった

国内で旅した履歴を思い返せる限り思い返してみると、
自ら国内旅行のプランを立てたことがほとんどない。
ひとりでの地方出張は可能なら日帰りにするし、
出かけたところで目的以外にまちをぶらぶらすることもほぼない。

写真を見返してみても、旅先の記録はほとんどなく、
かろうじて撮っているものといえば仕事の素材になりそうなものばかりで、
食べ物もまちの様子もきれいな景色も写っていない。

仕事を始めてから特に20代の頃は、
「出かける=店のための仕入れをする」というのが常だったこともあり、
何も収穫なく帰ることに対して罪悪感を感じていたのを引きずっているのか、
見たいものや欲しいものがそこにあって、それを見聞きしたり手に入れたり、
何かしらの収穫を得られるという確信がない限り、重い腰はなかなか上がらない。

とはいえ、気心知れた人と会ったり、車窓の景色の変化を眺めたり、
おいしいお酒や食を味わったり、
日常ではない環境で過ごしたりするのは楽しいという感覚はある。
それが遠方であれば「旅」なんだとしたら、
旅が嫌いなわけではなく、むしろ旅をしたいのだと思う。
収穫を得なければという強迫観念みたいなものが足かせになってきた。

ところが、期待しなかった収穫を得てばかりの旅先がある。
那須の山の中にある温泉旅館、〈板室温泉 大黒屋〉だ。
これまでに3度泊まった。
最初は数年前、現代美術家の菅 木志雄さんの作品が館内に飾られているというのを聞いて、
そんなに尖がった旅館が那須にあるのかという物珍しさで行ってみることにした。

館内の菅 木志雄作品。

館内の菅 木志雄作品。

富山の土徳を五感で堪能。 アートホテル〈楽土庵〉 開業に向け予約受付中!

楽土庵のラウンジ。

世界各地の土徳が生んだ家具や工芸も

田園地帯に家々が点在する、
富山県砺波(となみ)市の美しき農村景観「散居村」。
この地域で家の周りを囲む屋敷林は「カイニョ」と呼ばれ、
国の重点里地里山にも選定されています。

そんな自然豊かな地に、2022年10月5日(水)、
築120年の古民家を再生した宿と
レストラン〈楽土庵(らくどあん)〉が開業。
現在予約を受けつけています。

楽土庵は、三方を水田に囲まれた「アズマダチ」と呼ばれる
富山の伝統的な民家を活かした1日3組限定の宿。

コンセプトは、村の景観・空間・アート・料理・アクティビティなどを通じて
「富山の土徳(どとく)」を体感してもらうこと。

「土徳」とは、人と自然がつくりあげてきた、
その土地が醸し出す品格のようなものです。
富山の地を訪れた民藝運動の創始者・柳宗悦が、
厳しくも豊かな環境の中で、恵みに感謝しながら生きる人々に出会い、
「ここには土徳がある」と表現したとか。
楽土庵は、そんな富山の土徳に触れることで、
訪れる人が癒される宿を目指していくといいます。

館内は、土・木・和紙・絹など古来からの自然素材を用いた、
周囲の自然環境や歴史と切れ目なくつながる空間に、
民藝・工芸や現代アートが調和しながら設えられます。

例えば、ピエール・ジャンヌレの家具、
李朝のバンダチなどのインテリアに、
芹沢銈介・濱田庄司といった民藝作家から
富山の工芸作家、内藤礼といった現代美術家の作品まで。
世界各地の土徳から見出せる「他力美」が顕現した家具や
工芸・美術品を蒐集し、設えに使われています。
これらの作品やアメニティ、レストランで使用される
オリジナルの器の多くが購入可能。

民俗・芸能・食・音楽を通じ 遠野に広がる「異界」を巡る3日間 『遠野巡灯篭木’22』開催決定!

遠野の「異界」をめぐるツアー

2022年9月23日(祝・金)~25日(日)の3日間、
岩手県遠野市で、ツアー型イベント『遠野巡灯篭木(トオノメグリトロゲ) ’22』が
開催されます。

柳田国男が『遠野物語』を記し、
今なお、動物、妖怪、死者の魂まで、「異界のものたち」の気配が色濃く残る土地、遠野。
本ツアーでは、「遠野の祈り」をテーマに、
「天明の大飢饉」による餓死者を供養するために刻まれたという〈五百羅漢〉、
河童が住んでいると伝わる〈カッパ淵〉のある〈土淵山口集落〉などを
ガイドと一緒に巡ります。

『遠野巡灯篭木』は今回が2回目の開催。写真は昨年ガイドと遠野を巡ったスタディツアーの様子。

『遠野巡灯篭木』は今回が2回目の開催。写真は昨年ガイドと遠野を巡ったスタディツアーの様子。

ツアー1日目の夜は、〈遠野ふるさと村〉の「南部曲がり屋」を会場に、
土づくりから取り組み世界から注目されるオーベルジュ〈とおの屋 要〉のどぶろくと、
自家農場で牛を育て地産地消を貫くイタリアン〈おのひづめ〉の料理という、
遠野を味わうスペシャルディナー、
2日目の夜には、400年の歴史をもち、
『遠野物語』にも登場する伝統芸能「しし踊り」と
7名の現代音楽家によるライブセッションが披露される予定です。

ディナーの会場となる「南部曲がり屋」は、母屋と馬屋が一体となった家。遠野は古く馬の産地で、馬と暮らしてきたためにこうした住宅が残ります。

ディナーの会場となる「南部曲がり屋」は、母屋と馬屋が一体となった家。遠野は古く馬の産地で、馬と暮らしてきたためにこうした住宅が残ります。

狩猟で仕留めた鹿の供養が由来とされる「しし踊り」。ライブセッションの会場は、柳田国男が初めて「しし踊り」を見たとされる〈菅原神社〉。ライブはツアー参加者以外も観覧が可能です(要申込)。

狩猟で仕留めた鹿の供養が由来とされる「しし踊り」。ライブセッションの会場は、柳田国男が初めて「しし踊り」を見たとされる〈菅原神社〉。ライブはツアー参加者以外も観覧が可能です(要申込)。

お舟で見る中秋の名月。 柳川〈御花〉で風情ある一夜を

水面でゆらり、月見酒を1杯

空が澄み渡り、月が最も美しく見えるといわれる中秋。

福岡県柳川市の老舗料亭旅館〈御花(おはな)〉から、
お月見にぴったりの宿泊プランが販売開始となりました。

日本で唯一泊まれる国指定名勝である御花で、
秋の料理や舟でのお月見を楽しめるプランです。

今年の中秋の名月は9月10日。
プランは9〜11月の期間の満月前後、約1週間を予定しています。

月を愛でながら月見酒をどうぞ。

月を愛でながら月見酒をどうぞ。

川下り観光が有名な柳川。

柳川市には、掘割(ほりわり)と呼ばれる全長930キロメートル、
中心部は60キロメートルにも及ぶ水路が張り巡らされており、
すいすいと行き交う舟が風物詩となっています。

かつて柳川の町民は掘割の水で着物を洗い、
顔を洗い、喉を潤していたそう。

今でも農業用水として利用されるだけでなく、
掘割は水害からまちを守る大きな役割を担っています。

そんな歴史ある柳川の掘割で、ゆらりと月夜を楽しみましょう。

月見酒や月見団子付きのおつまみ。※写真は昨年の内容です。

月見酒や月見団子付きのおつまみ。※写真は昨年の内容です。

舟でいただく月見酒は、厳選した3種の筑後地域の
地酒を飲み比べできるお酒好きにはうれしいセット。
お酒が苦手な方にはノンアルコールの
ドリンクのご用意もあるのでご安心を。

お月見には欠かせない月見団子はもちろん、
季節のおつまみも味わえますよ。

柳川牛をメインに魚や季節野菜などを使った秋の料理。

柳川牛をメインに魚や季節野菜などを使った秋の料理。

当日は、舟に乗り込む前に旅館でお食事をいただきます。

御花の料亭が守り続けているやさしいまろやかな出汁を基調に、
豊かな有明海と肥沃な筑後平野が育てた旬の食材を使った
和食のコース料理は、彩りも美しい秋の味わいです。

その料理の内容は毎月、季節の移ろいに合わせて変わるのだそう。

季節の料理に舌鼓を打ちつつ、
夜の舟出では船頭の歌う舟唄に耳を傾けながら、
昼間の川下りとはまた違った夜の宴を体験できそうですね。

満月前後以外の日にちでも「夜の貸し切り舟プラン」で
夜の川下りやお食事を楽しめるとのことで、
詳しくは御花のHPをご覧ください。

早朝の朝日が差し込む100畳の大広間。宿泊者は気持ちのよい朝のはじまりを大広間で過ごせる。

早朝の朝日が差し込む100畳の大広間。宿泊者は気持ちのよい朝のはじまりを大広間で過ごせる。

五島列島にラグジュアリーホテル 〈五島リトリート ray〉が 8月30日オープン

“祈りの島”五島の歴史や魅力を宿泊しながら体感

長崎県五島市に〈五島リトリート ray〉が2022年8月30日にオープンします。

五島のシンボル、鬼岳(おんだけ)が300万年前に噴火した際に形成したと言われる
溶岩海岸を見下ろす高台に位置するこのホテルは、全室オーシャンビュー露天風呂付き。

五島のシンボル、溶岩海岸を見下ろす高台に位置するこのホテルは、全室オーシャンビュー露天風呂付き。

デザインを手がけたのは、〈ザ・ペニンシュラ東京〉などを代表作に持つ橋本夕紀夫氏。

デザインを手がけたのは、
〈ザ・ペニンシュラ東京〉などを代表作に持つ橋本夕紀夫氏。
“眼前に広がる海と空の景観を建物内に取り込むこと”
をコンセプトにデザインされた館内からは、海と空のシアターのような景色が広がります。
そんな心まで開放されるような空間には、
長崎ビードロを創作する〈瑠璃庵〉のガラスなど地域作家によるクラフトが彩ります。

“眼前に広がる海と空の景観を建物内に取り込むこと”をコンセプトにデザインされた館内からは、海と空のシアターのような景色が広がります。

心まで開放されるような空間には、長崎ビードロを創作する〈瑠璃庵〉のガラスなど地域作家によるクラフトが彩ります。

「みんなでつくる公園」 福井県おおい町の新たな交流拠点 〈SEE SEA PARK〉

透明なブロックが積み重なった建物が目印

リアス式海岸から美しい絶景が広がる自然豊かなまち、福井県おおい町。
ここに2022年7月16日(土)、人々の交流拠点となる複合商業施設
〈SEE SEA PARK(シーシーパーク)〉がオープンしました。

コンセプトは「みんなでつくる公園」。
誰もが自由に自分らしく楽しめる場所、
いつも新しいことに出会える場所を目指しているそうです。

SEE SEA PARKが建つのは、道の駅やホテル、
子ども向け施設などが集積するうみんぴあエリア。
横目にオーシャンビューが広がる、潮風が気持ちのよい開けた立地です。

人々の交流拠点となる複合商業施設
〈SEE SEA PARK(シーシーパーク)〉がオープンしました。

まるで南国の踊り!
今でも鹿児島に多く残る
奇抜な装束の奇祭とは?

外から流れてきた文化は、取り入れられ、定着する

今年から僕ら〈BAGN Inc.〉では鹿児島の文化やアートの情報を収集〜発信する施設、
かごしま市文化情報センター(Kagoshima Culture Information Center=KCIC)の
運営を引き受けることになり、新しい活動を始めています。

かごしま文化情報センターは市役所の中にあります。

かごしま文化情報センターは市役所の中にあります。

この施設では「アートマネジメント実践人材育成講座」や、
市民に開かれた文化を学ぶワークショップなども随時開いていきます。
実は県立美術館がひとつもない鹿児島県ですが、
この講座では実際に鹿児島のあちこちで
さまざまなインディペンデントな企画を実践しているプロデューサーを毎回招いて、
半年かけてみんなで新しい企画を立ち上げていこうというもの。

ワークショップでは地域の生活文化にもフォーカスして、
いわゆるアートだけではなく、地域の食文化を子どもたちと一緒に学んだり、
現代の文学の一形態として、
子どもたちが地元で活動しているラッパーからラップを学び、
自己表現するなかで現代の文化に親しむ機会をつくるというような企画も。

センター内ではさまざまな地域内外の文化芸術関連の情報の案内や書籍の閲覧もできます。

センター内ではさまざまな地域内外の文化芸術関連の情報の案内や書籍の閲覧もできます。

この連載では文化の地産地消ということをタイトルに掲げて書き連ねていますが、
そもそも「文化ってなんだろう?」と改めて思うことがあります。

文化とは、ひと言でいうと
「地域社会のなかで共有される固有の考え方や価値基準」のことです。
ですが、今僕らが地域固有のものだと思っているものも、
ルーツを辿ると外から来たものだったということは多々あります。
そういうことに意識的じゃないと、
外来種と知らずに地元固有だと思いこんで地産地消と叫んでいる
というようなことになりかねない。

ただ、同じように外から流れてきても、
地域に根づくものとそうでないものがあって、地域によって大きく違いが生まれる。
なので、地域固有の文化というのは、土地固有のものや風土に加えて、
外からもたらされたものを地域の人がどう受け止め、
自分たちのものとして取り込んだかという受容の仕方のことだとも言えそうです。

人が介在しなければ文化とは呼ばないので、結局のところ地域の文化というのは
「その地域の人々のあり方=人柄」と言えるかもしれません。

県内を巡回する「六月灯」という移動祝祭日も地域に根づいた生活文化のひとつ。

県内を巡回する「六月灯」という移動祝祭日も地域に根づいた生活文化のひとつ。

外から取り入れたのちにガラパゴス化して、
いつの間にか独自の文化になっているものも往々にしてあります。
そんな目でもう一度鹿児島という地域を眺めてみると
ここに残る文化のなかにいろんなものが見えてきます。

〈かたくりの宿〉 秘境「秋山郷」の小学校に泊まる!? 芸術祭とともに歩む宿

集落を見守ってきた小学校が宿に

新潟県津南町と長野県栄村にまたがる秘境、秋山郷。
昔ながらの農村風景や美しい自然が残るこのエリアの
結東(けっとう)という小さな集落に、その宿はあります。
ここは廃校になった校舎を改築した〈かたくりの宿〉。
地域の人たちの思いがつまった建物です。

どこか懐かしい雰囲気に包まれています。

どこか懐かしい雰囲気に包まれています。

中に入ってみると、学校だった頃の面影がそこかしこに感じられ、
ノスタルジックな気分に。
つくりもユニークで、教室はくつろげるシンプルな和室の客室に、
そしてなんと校長室はお風呂になっているんです。

元校長室に温泉が。結東温泉は「芒硝泉(ぼうしょうせん)」(硫酸塩泉の一種)という希少な泉質のお湯。日帰り入浴もできます(不定休のため電話にて要問い合わせ)。

元校長室に温泉が。結東温泉は「芒硝泉(ぼうしょうせん)」(硫酸塩泉の一種)という希少な泉質のお湯。日帰り入浴もできます(不定休のため電話にて要問い合わせ)。

この学校の歴史は古く、開校は明治17(1884)年。
僻地のため、義務教育免除地に指定されたこともありましたが、
昭和61(1986)年に休校になるまで、多くの子どもたちがここで学び、
巣立っていきました。

地域の人たちにとって大切な場所であり、
ずっと地域の子どもたちを見守ってきたこの学校を、
なんとか生かせないかと考えた集落の人たちは、町とも協議し、宿泊施設にすることに。
1992年に閉校となり、翌1993年にふるさと資源活用事業として、
かたくりの宿へと生まれ変わります。

部屋にはベランダも。

部屋にはベランダも。

ところが、秘境の山里の宿は経営が難しく、事業者は何度か交代。
4度目に経営に身を乗り出したのが、〈NPO法人越後妻有里山協働機構〉でした。
越後妻有里山協働機構は〈大地の芸術祭〉を運営するNPOで、
2009年の芸術祭開催を機にかたくりの宿を再スタートさせ、
現在も運営を担っています。

〈OYAKI FARM〉 おやきの発信拠点が長野に誕生

楕円形の美しい建物も印象的

信州を代表する郷土料理、おやき。
もともとは米の代わりとして、小麦粉と蕎麦粉を練った皮に
なす、きのこなどを入れてひもじい冬の食料とされていました。
今では長野名物として親しまれていますよね。

そんなおやきにまつわるビッグニュースが2022年7月に到来。
なんと〈OYAKI FARM〉なる施設が、長野インターチェンジ至近に誕生しました。

手がけたのは、大正14年から鬼無里村(現在の長野市鬼無里)で
おやきをつくり続けてきた老舗・〈いろは堂〉

長野インターチェンジ至近に誕生した〈OYAKI FARM〉。

おやきの製造・販売をはじめ、カフェやショップ、製造工程の見学、
おやき作り体験などさまざまにおやきを楽しめる施設となっています。

いろは堂のおやきは、まず油で揚げて、
そのあと高温の窯で焼き上げるというオリジナルの製法で作られます。
そうすることでこんがりかつふっくらとした生地の食感になるのだそう。
カフェではそんな生地に包まれた7種類の定番具材の入ったおやきのほか、
季節限定メニューもご用意。

五感が冴え渡る! 富山・城端別院善徳寺の コワーキングスペース

柳宗悦も所縁のある寺院でお仕事

越中の小京都と呼ばれ、今も風情あるまち並みが残る富山県南砺市城端(じょうはな)は、
城端別院善徳寺の寺内町として栄えてきたまちです。
創建から550年、「真宗王国」北陸の中心を担ってきた城端別院善徳寺には、
民藝運動の創始者・柳宗悦が62日間滞在し、民藝思想の集大成となる
『美の法門』を執筆したという、「民藝の聖地」でもあります。

そんな由緒ある城端別院善徳寺に、2022年夏、
なんとコワーキングスペースが新設されました。

2022年夏、柳宗悦も所縁のある寺院「城端別院善徳寺」に新設されたコワーキングスペース。

コワーキングスペースとして用意された部屋は、
善徳寺の日本庭園に面した、開放感のある畳の間。
長テーブルに16席の椅子が用意され、
静謐な空間でいつも以上に仕事が捗りそうな雰囲気です。

コワーキングスペースとして用意された部屋は、開放感のある畳の間のほかに、会議やテレカンに使用できる個室3室もある。

また、会議やテレカンに使用できる和室の個室3室もあり。

高野山の歴史・文化を 五感で伝える文化複合施設 〈高野山デジタルミュージアム〉 がオープン

高野山の魅力を発信する拠点に

高野山の中心部に、文化複合施設〈高野山デジタルミュージアム〉が
8月3日にオープンしました。

“心の解放の旅への入り口”をコンセプトに、
この地で1200年以上受け継がれてきた弘法大師空海の想いや
歴史的建造物を解説するVRシアター、
〈猿田彦珈琲〉がプロデュースするスペシャルティコーヒーなどを提供するカフェ、
ミュージアムショップで構成されています。

〈高野山デジタルミュージアム〉のVRシアターでは、弘法大師空海の想いや歴史的建造物を解説。

250インチの大スクリーンと高輝度プロジェクタ―、
7.1chサラウンドのシアター環境を誇るVRシアターで上演されるのは、
高野山二大聖地のひとつである壇上伽藍(だんじょうがらん)を舞台にした
『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』。

専属ナビゲーターによるコントローラー操作に合わせて
空間を自由に移動できるほか、
デジタルならではの視点や演出により、
知られざる文化財の魅力を圧倒的な没入感と臨場感で体感できます。

また、シアター内の椅子や壁紙などには高野霊木を使用し、
天井造作には伝統の格子天井を用いるなど、
空間づくりにも高野山を体感できるような仕かけが。

〈高野山 café雫〉では〈猿田彦珈琲〉プロデュースによるオリジナルブレンドコーヒーや精進だし茶漬けなどが楽しめる。

カフェ〈高野山 café雫〉では、〈猿田彦珈琲〉プロデュースによる
オリジナルブレンドコーヒーの「高野山ブレンド」をはじめ、
精進カレーや精進だし茶漬けなど
地域生産者や事業者の食を取り入れたフード・スイーツメニューが楽しめます。

高野山 精進カレー

「高野山 精進カレー」。

自分で作るこうやくん最中

自分でつくる「こうやくん最中」。

富山〈ハナミズキノヘヤ〉
名機「エベレスト」で聴く、
デザイン好き店主のミュージックバー

〈JBL〉のエベレストで聴く雄大な音

音楽好きコロンボとカルロスがリスニングバーを探す巡礼の旅、
次なるディストネーションは富山県富山市。

コロンボ(以下、コロ): 前回の目的地、金沢から新幹線で2駅、
富山の〈ハナミズキノヘヤ〉に。新幹線ができてずいぶんと近くなったよね。

カルロス(以下、カル): 在来線だと金沢から1時間はかかったから、
かなり身近になった気がするよね。ここ富山は素朴でとっても風情があるんだ。

コロ: そう。なんだかのんびりする。好きだなー、富山。

カル: こと音楽となると、富山の人はオタク気質の人が多いみたいだよ。
古くからあるジャズバーはもちろんだけど、
ブラジルやアルゼンチンのレコードばかりを集めたレコ屋、
〈ボン・ディスコス〉があったりと。

コロ: 〈ハナミズキノヘヤ〉は一青窈と関係あるの?

カル: お店のビルが空を押し上げているけど、関係はまったくない。
店の前の道がハナミズキ通りというので、そこから命名したんだって。

コロ: 築50年というビルがほどよくやれてて、いい感じだよね。

カル: 壁面のグラフィティとアイビーのコントラストはあまく危険な香りがするよね。
お店は1階なんだけど、3階にはたばこの煙に燻されたイベントスペースがあったりと、
怪しいナイトライフの匂いが満々なんだ。

コロ: とはいえ、入ったときにかかっていたレコードは夏っぽくて、最高だったな。
ジョン・ルシアンの「クエンダ」。

カル: 波の音からスキャットへとつながる、イカしたラテンサウンド。
センスのいいセレクトだよね。店主の水原憲人さんのヘビーローテーションなんだって。

コロ: レコードで聴くのは初めてだな。
まさか〈JBL〉の「エベレスト」でこの曲が鳴っているとはね。

カル: JBLのフラッグシップモデルと言ってもいい、このスピーカーは、
幅1メートル、高さ1.4メートルと超大型。
JBLといえば、「パラゴン」もすごいけど、こいつはまさに威風堂々な存在感を発している感じ。

コロ: 巨大スピーカーならではの雄大さがあって、
音を鳴らすというより空気を鳴らす、エベレストの名に恥じない振る舞いなんだ。
一度は聴いてみる価値のある音だと思う。

圧倒的存在感で店内奥にどかりと君臨する〈JBL〉のフラッグシップ・スピーカー〈エベレスト〉。

圧倒的存在感で店内奥にどかりと君臨する〈JBL〉のフラッグシップ・スピーカー〈エベレスト〉。

カル: 2011年に〈ハナミズキノヘヤ〉を開いた店主のお父さんが、大病した際に、
生きているうちにもっといい音で聴きたいと買ったものなんだって。
幸い回復して、今はとっても元気でちょくちょくお店に顔を出しているそう。

コロ: お父さんの嗜好はジャズ?

カル: そうみたい。お父さんいわく、
〈エベレスト〉はジャズをかけると音のグルーブが違うそう。
お気に入りのレコードは『DUKE ELLINTON & JOHN COLTRANE』だってさ。

創業者である父、水原健造さんの永遠の1枚、『DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE』。

創業者である父、水原健造さんの永遠の1枚、『DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE』。

コロ: エベレストの前の「いつもの席」に座って聞いているんだってね。

カル: ボクが行ったときは、好きな曲がかかると、
お父さんががっつりボリュームを上げて、
それに気づいた息子の憲人さんがこっそり下げるという小競り合いを
10回以上は繰り返していたかな(笑)。
77歳だけど、キャラが強くて、いわゆる昭和の豪傑オヤジって感じ。

コロ: ローリングストーンズをリクエストした常連と、
本気でケンカしていたらしいじゃない。ストーンズが嫌いなの?

カル: いや、音楽を愛し過ぎるが故のバトルのようだったね。
そんなやりとりも、ある意味お店の名物らしい(笑)。

コロ: お父さんは昭和だけど、お店は渋いバーというより、
もっと洗練されたカフェバーって感じ。

カル: ナチュラルワインをはじめ、いろいろなお酒を楽しめるから、
カップルも多いみたい。なんたって空間演出が行き届いている。

床のテラゾー仕上げ、そして堅牢な柱とワーグナーの建築デザインをイメージしたインテリア。

床のテラゾー仕上げ、そして堅牢な柱とワーグナーの建築デザインをイメージしたインテリア。