夜の動物は何してる? 和歌山・白浜 〈アドベンチャーワールド〉が 夜間特別営業を実施

普段見られない夜の動物たちに近付ける20日間

和歌山県白浜町にあるテーマパーク〈アドベンチャーワールド〉が
2022年7月16日~8月21日の期間中、
20時までの夜間特別営業〈NIGHT ADVENTURE 2022〉を20日間限定で開催します。
“#夜の動物なにしてる?”をテーマに、
ナイトならではの体験と学びができるプログラムが充実。

〈アドベンチャーワールド〉で開催される〈NIGHT ADVENTURE 2022〉のひとつ、ナイトマリンライブ〈LOVES〉と題した水のショー。

そのひとつがナイトマリンライブ〈LOVES〉と題した水のショー。
光と音楽に包まれた水のステージ〈ビッグオーシャン〉で、
心が結ばれたイルカとクジラ12頭とトレーナーが繰り広げる
「愛」のパフォーマンスを鑑賞できます。

列車タイプの専用車(ケニア号)に乗車して、日中とは違う草食動物や肉食動物たちの魅力を発見するツアー〈ケニア号〉。

間近でライオンたちを見たりと大迫力のツアー〈Lion Night(ライオンナイト)〉。

続いては、夕暮れのサファリワールドをめぐるナイトサファリ。
列車タイプの専用車(ケニア号)に乗車して、
日中とは違う草食動物や肉食動物たちの魅力を発見するツアー〈ケニア号〉と、
ライオンたちが一番活発になる夕暮れ時に特別車両で接近したり、
普段は歩いて入ることができない肉食ゾーンに降り立って、
間近でライオンたちを見たりと大迫力のツアー〈Lion Night(ライオンナイト)〉の
2種類から選べます。

千葉鋸南町のプライベートサウナ 〈ゆうみ Sauna Café〉で 夏の思い出をつくろう

地元の立地を存分に活かしたリゾート施設

梅雨がすっかり明け、本格的な夏が到来!
夏ならではの思い出をつくりたいけど、
暑さに負けないよう体をリフレッシュさせたいという欲張りな人には、
千葉鋸南町にある高級プライベートサウナ〈ゆうみ Sauna Café〉がおすすめです。

大人4名まで利用できるサウナ室。

大人4名まで利用できるサウナ室。

〈ゆうみ Sauna cafe〉は今年4月にオープンした、
個室サウナとオープンカフェが一体となったリゾート施設です。

日本交通公社の「美しき日本 全国観光資源台帳に選ばれた「鋸山・日本寺」に近く、
海と山の自然を存分に堪能できる場所にあります。

千葉鋸南町のプライベートサウナ〈ゆうみ Sauna Café〉のシーサイドカフェからは千葉・鋸南町の美しい海が見渡せる。

シーサイドカフェからは千葉・鋸南町の美しい海が見渡せます。
心地いい波の音を聞きながら夏らしい景色を眺める時間は格別。
夕方には水平線に溶け落ちるような美しいサンセットも楽しめます。

各部屋にある専用外気浴コーナーからも海が眺められ、天気のいい日には東京湾越しに富士山を見ることができる。

さらに全室オーシャンビューで、
各部屋に備えつけられた専用外気浴コーナーからも海が眺められます。
天気のいい日には東京湾越しに富士山を見ることができますよ。

自然をいっぱいに感じたいなら、窓を全開にして外気浴を楽しむのがベスト。
潮風を浴びながら、火照った体を癒しましょう。

〈ゆうみ Sauna Café〉、最大の特徴でもある水風呂には、鋸山の伏流水が使われている。

そして同施設、最大の特徴でもある水風呂には、鋸山の伏流水が使われています。
鋸山の地下水は水温がちょうど15~20度の軟水。
水風呂に最適なうえ、メタケイ酸やメタホウ酸などの成分を豊富に含んでいます。
お肌をすべすべにする効果も期待できそうです。

菓子研究家・長田佳子の旅コラム
「奄美大島で、
人間味あふれるユタ神様に会う」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第26回は、菓子研究家の長田佳子さんによる奄美大島の旅。
自然豊かなイメージのある奄美ですが、
長田さんが一番印象に残っているのは
ちょっと違う文化のようです。

奄美大島での旅で得た、生きる感覚

旅には、自らの目的で選んで行くときと、
ご縁で訪問するときと、ふたつのパターンがある。

奄美大島への旅は、
奄美在住の友人が声をかけてくれたことがきっかけ。
彼女は奄美の良さを、手つかずの自然がいいと表現するので、
それを感じてみたいと思った。

島の方に教わりながら泥染め、草木染めを研究したときの手ぬぐい。

島の方に教わりながら泥染め、草木染めを研究したときの手ぬぐい。

事前に大まかなスケジュールを考えるなかで、
友人がごく自然に「ユタ神様には会いにいきますか?」と聞くので
「え! なになに!!?? スピリチュアルな感じ!?」
と気後れし「まだ大丈夫かも……」と返事をしてしまった。

まだって一体……、いつならいいんだろうー。
それから数日、
「まだ」と答えたわたしの現在地と
ユタ神様のことが気になりだしたので、
「やっぱり、ユタ神様にお会いしたいので予約をお願いします」と連絡をした。

島のハレの日にいただく郷土料理。ハンダマという野草の茹で汁で炊いたご飯。

島のハレの日にいただく郷土料理。ハンダマという野草の茹で汁で炊いたご飯。

〈神戸布引ハーブ園〉のアジサイが見頃 ブルーやピンクなど約1500株が 園内を彩る

色とりどりのアジサイが咲き誇る

JR・神⼾市営地下鉄 新神⼾駅から徒歩約5分、
さらにロープウェイで約10分間の空中散歩を楽しんだ先にたどり着く
〈神⼾布引ハーブ園/ロープウェイ〉。
神⼾のまち並みが⼀望できる、
標⾼400メートルの⼭上に位置したリゾート施設です。

神戸の街並みが⼀望できる〈神戸布引ハーブ園/ロープウェイ〉は、標高400メートルの山上に位置したリゾート施設。

山道を彩るように広がる約4ヘクタールものガーデンは日本最大級。
異なるテーマごとに分かれた12のガーデンには、約200種7万5000株の
花やハーブが咲き集います。

〈神戸布引ハーブ園〉のガクアジサイ、ヤマアジサイ、セイヨウアジサイ、アナベルなど約1500株が見頃を迎えている。

山道を彩るように広がる約4ヘクタールものガーデンは日本最大級。

そんな同園に植えられた約1500株のアジサイが見頃を迎えています。
その種類はガクアジサイ、ヤマアジサイ、セイヨウアジサイ、
カシワバアジサイ、アナベルなど。
〈四季の庭(おもてなしの庭・いやしの庭)〉などガーデンはもちろんのこと、
各ガーデンまでの道のり〈林の小径〉にも、
可憐に咲き誇るアジサイを目にすることができます。

〈神戸布引ハーブ園/ロープウェイ〉では、ハーブマルシェや宝さがしゲームなどが楽しめる「GARDEN FEST 2022 -Spring-」も開催中。

7月16日から「GARDEN FEST 2022 -Summer-」がスタート。ヒマワリやユリなど夏を代表する花々とともに、ライトアップやガーデンテラスバーが楽しめる。

関西初の国立公園内にあるグランピング施設〈In the Outdoor白浜志原海岸〉がオープン

和歌山の自然とアウトドアの醍醐味を満喫

和歌山県白浜町の志原海岸に
グランピング施設〈In the Outdoor白浜志原海岸〉が
2022年5月21日(土)にオープンしました。
志原海岸は〈吉野熊野国立公園〉に登録されており、
国立公園内のグランピング施設開業は関西初となります。

和歌山県白浜町の志原海岸にオープンしたグランピング施設〈In the Outdoor白浜志原海岸〉。

干潮時にのみ現れる巨大な海蝕洞〈鳥毛洞窟〉にもアクセスしやすい立地にある。

“アウトドアの醍醐味”にスポットを当て、
自然の素晴らしさを伝えることを目的につくられた同施設は、
周囲を海と森に囲まれた自然豊かな場所に位置しています。
宿泊客は展望台から太平洋をパノラマで堪能できるほか、
志原海岸を徒歩で散策することもできます。
干潮時にのみ現れる巨大な海蝕洞〈鳥毛洞窟〉にもアクセスしやすい立地で、
およそ十万年かけて生み出された自然の造形美は圧巻。

デザイナーが内装を手がけたグランピングテントタイプの部屋は、自然のなかで快適かつ優雅な宿泊体験を提供。

全12棟ある客室は、キャンプ気分をそのまま味わえるグランピングテントタイプ、
犬と一緒に泊まれるドッグラン付きプライベートキャビン、
建築家の隈研吾とスノーピークが共同で開発した
木箱型トレーラーハウスの3タイプから選べます。

建築家の隈研吾とスノーピークが共同で開発した木箱型トレーラーハウスタイプの部屋。

デザイナーが内装を手がけたグランピングテントタイプの部屋は、
自然のなかで快適かつ優雅な宿泊体験を提供。
キャビンタイプの部屋は車椅子の人も泊まれる設計になっており、
シャワーとトイレも安心して使用することができます。
トレーラーハウスタイプの部屋は〈住箱‐JYUBAKO〉と名付けられ、
人間らしさを取り戻すというスノーピークのビジョンを体現しています。

〈瀬戸内国際芸術祭2022〉
小豆島・三都半島の
アートプロジェクトを楽しむ

〈三都半島アートプロジェクト〉の作品めぐり

3年に一度開催されるアートイベント〈瀬戸内国際芸術祭2022〉。
春・夏・秋の3会期に分けて開催されますが、あっという間に春会期が終わり、
今は8月5日から始まる夏会期に向けて、
新しい作品の制作や、イベントの準備が進んでいます。

〈瀬戸内国際芸術祭2022〉会期

春会期:2022年4月14日(木)~5月18日(水)

夏会期:2022年8月5日(金)~9月4日(日)

秋会期:2022年9月29日(木)~11月6日(日)

芸術祭の会期中は、すべての作品の公開、イベントの開催、
高松港と直島にある公式ショップのオープン、臨時航路の運航など、
芸術祭全体がアクティブな状態になりますが、
実は会期と会期の間でも楽しめる作品がたくさんあるんです。

三都半島の海沿いの道に掲げられた芸術祭のフラッグ。海を眺めながらのドライブは最高!

三都半島の海沿いの道に掲げられた芸術祭のフラッグ。海を眺めながらのドライブは最高!

芸術祭の作品には、開館時間が決まっている屋内作品と、
いつでも開放している屋外作品があります。
この、屋外で公開されている作品については、会期中じゃなくても見に行けるんです。
作品の公開スケジュールは、芸術祭公式サイトで確認できます。

ちなみに島で暮らす私たちは、会期中より、
人が少ない会期期間外を狙って見に行くこともあります。

夏会期が始まるまでの今の時期におすすめなのが、
小豆島の三都(みと)半島で展開されている
〈三都半島アートプロジェクト〉の作品めぐりです!

作品を観ながら歩いていると、猫ちゃんたちに遭遇。島の穏やかな光景。

作品を観ながら歩いていると、猫ちゃんたちに遭遇。島の穏やかな光景。

三都半島は、小豆島のちょうど真ん中あたりから南に突き出している半島。
半島内には吉野地区、蒲野(かまの)地区、神浦(こうのうら)地区など
小さな集落がいくつかあり、移住する人も多い、人気のエリアです。

この三都半島では、2009年から〈小豆島アーティスト・イン・レジデンス〉や
ワークショップなど、行政と地域住民とアーティストの協働による
さまざまな取り組みが行われています。

2014年からは、広島市立大学芸術学部のみなさんが中心となって
アート活動を展開しており、今回の芸術祭では半島南西端の神浦地区をメインに、
屋外や古民家、バス停などで多くの作品が制作・展示されています。

そんな〈三都半島アートプロジェクト〉のなかで、
私が好きな作品をいくつか紹介します。

福井のモノ・コト・自然を発信。 〈ESHIKOTO〉福井・永平寺に誕生

さまざまな福井の“いいこと”を発掘、提案する場所に

福井県永平寺で長くつくられている日本酒ブランド〈黒龍〉。
酒蔵の創業は1804年に遡るという歴史ある日本酒です。

その〈黒龍〉の親会社にあたる〈石田屋二左衞門〉が
6月17日に酒蔵観光施設〈ESHIKOTO〉をオープン。
創業から220年となる2024年は、
北陸新幹線が福井県敦賀まで延長されることを見据えてのことです。

施設の名前である〈ESHIKOTO〉はとこしえ(永久)の逆さ読み。
さらにさらに“えし”とは、古い言葉で良いという意味があり、良いことを指しています。

ESHIKOTOは、お酒の魅力はもちろん、
さまざまな福井の“いいこと”を発掘、提案する場所と位置づけられています。

〈石田屋二左衞門〉の代表で、8代目蔵人でもある水野直人さん。

〈石田屋二左衞門〉の代表で、8代目蔵人でもある水野直人さん。

〈石田屋二左衞門〉の代表で、8代目蔵人でもある水野直人さんは、
日本酒と同じ醸造酒として世界中で愛されるワインにも興味を持ち、
フランスやアメリカのワイン銘醸地を訪れてきました。
その中には世界中から人々が訪れる田舎町もあり、
水野さんは「永平寺よりももっと田舎なのに!」と思ったとのこと。

そんなワインの銘醸地を訪れて、
黒龍の地元、福井・永平寺への貢献を考え始めた水野さん。
福井には、越前漆器や和紙のような伝統工芸、
繊維やメガネといった上質なものづくりがありながら
地元の人にさえ十分知られていないものも多いのでは?と
生まれたのが、ESHIKOTOプロジェクトです。

プロジェクトの構想から約10年。
目の前に九頭竜川が流れる場所に3万坪の敷地を確保。
ESHIKOTOプロジェクトのうち、2022年6月の開業第1弾として
臥龍棟(がりゅうとう)と酒楽棟(しゅらくとう)、
そしてアーチ型の地下蔵がオープンします。
残りの敷地には、蒸留所、醸造ラボ、オーベルジュなどが計画されています。

2022年6月にオープンする臥龍棟(がりゅうとう)は、イギリスの建築家サイモン・コンドル氏に設計を依頼。

臥龍棟はイギリスの建築家サイモン・コンドル氏に設計を依頼。
天井の高さが約11メートルもあり、まるで大聖堂のよう。
広々とした臥龍棟はイベントなどで利用される計画です。

臥龍棟(がりゅうとう)内に2か所にある大きな杉の木でつくったカウンター。

臥龍棟内には、大きな杉の木でつくったカウンターが2か所にあります。
樹齢200年といわれる地元の杉を切り出したもので、
水野さんが自ら山に足を運んで、杉の木を選んだのだとか。

臥龍棟内部には、瓶内2次発酵のスパークリング日本酒約8,000本を眠らせられる貯蔵セラー臥龍房もある。

臥龍棟内部には、瓶内2次発酵のスパークリング日本酒約8000本を眠らせられる
貯蔵セラー臥龍房もあります。
古民家の古材や福井で採石される希少な笏谷石(シャクダニイシ)も使用され、
雰囲気満点。一般には公開されませんが、
会員としてセラー内のお酒のオーナーになると内部に入る機会も設けられる予定です。

巨大な地下貯蔵施設は、棚田の地形と地元建設会社が持つトンネル建設の技術が生かされた。

巨大な地下貯蔵施設は、棚田の地形と地元建設会社が持つトンネル建設の技術が生かされた。

さらに、臥龍棟の裏手には地下貯蔵施設がつくられました。
10万本の酒が貯蔵可能という大きな貯蔵施設です。
入り口のドアにはかつて酒蔵で使われていた木材が使われています。

石川県小松市観音下の廃校を コンバージョン 〈Auberge “eaufeu” (オーベルジュ オーフ)〉 2022年7月14日オープン

水と緑と石が美しい里山で、かつての学び舎をオーベルジュに。

石川県小松市観音下町(かながそまち)。
小松空港から車で30分というアクセスのいい場所に
オーベルジュ〈Auberge “eaufeu”(オーベルジュ オーフ)〉が
2022年7月14日に誕生します。
かつて小学校だった建物をコンバージョンした施設です。

石川県の南部に位置する小松市は、日本三霊山のひとつ、白山と日本海に囲まれた水と緑が豊かなエリア。

石川県の南部に位置する小松市は
日本三霊山のひとつ、白山と、日本海に囲まれています。
水と緑が豊かで、その約7割が里山です。
その名の通り観音像のお堂が現存し、伝説も残る観音下町は、
農作物、希少生物、木材、石材など里山資源が豊富な場所です。

白山の噴火により形成された凝灰岩の観音下石切り場。高さ50メートル以上という圧巻の石壁が見られる。

さらに観音下は、日本遺産に認定されるほど石の文化がある場所。
観音下石切り場は、白山の噴火により形成された凝灰岩の切り出し場です。

大正時代以降、さかんに切り出しが行われ、
美しい色と耐火性から「日華石」の名で
国会議事堂など全国の有名建築に利用されてきました。
今も、高さ50メートル以上という圧巻の石壁が見られます。

豊かな自然と環境に恵まれた観音下は名水にも恵まれている。

豊かな自然と環境に恵まれた観音下は名水にも恵まれています。
きれいな水は地域の農作物や動物を潤わせ、
さらに日本海に注ぎ海と混じりあって、魚介類の命を育みます。
まさに水があらゆるおいしさを招く、知られざる食の秘宝のような土地です。

〈オーベルジュ オーフ〉では農産物、ジビエ、魚介類、山菜など、おいしい水と豊穣な大地が育んだ四季折々の素材が味わえる。

〈オーベルジュ オーフ〉では農産物、ジビエ、魚介類、山菜など、
おいしい水と豊穣な大地が育んだ四季折々の素材がレストランのテーブルを飾ります。
観音下にある貴重な地域資源を活用し、
地域の活性化を図ることが〈オーベルジュ オーフ〉の目的です。

"eaufeu”は、すべての素材における原点ともいえる水(eau)と、
エネルギーを生み出す火(feu)をつなぎ合わせて名付けられました。
地域のシンボルでもある美しい水に、
外からの火を灯すことで、新たな価値とイノベーションを巻き起こしていく。
そんな物語と想いが込められています。

観音下にある貴重な地域資源を活用し、地域の活性化を図ることが〈オーベルジュ オーフ〉の目的。

隈研吾建築とアート、 湯布院の自然が重なる一棟貸しの宿 〈COMICO ART HOUSE YUFUIN〉

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

湯布院のまち並みと調和した宿

大分県は湯布院に建つ、隈研吾建築の現代美術館〈COMICO ART MUSEUM YUFUIN〉。
昨年4周年を迎えた同館に、2021年10月、一棟貸しの宿
〈COMICO ART HOUSE YUFUIN〉が誕生しました。

美術館と同様、隈さんが建築を担当した同館。
村の建築の素朴さと隈さんが追求する先端的表現が融合した、静謐でモダンな宿です。
現代アートと共鳴するようなミニマルな空間ながら、
来訪者の意識が自然に素材の本質へと向かうように設計されました。

全2棟で、4名まで泊まれる2階建ての建物「土棟」と、
2名まで泊まれる平家「竹土棟」。
名前に用いられているそれぞれの素材を活かした、
異なる魅力を放つ空間となっています。

墨色のシックな外壁は、伝統的な焼杉を使用。
この素材のおかげで周りの里山とのコントラストが美しく、
近づくと木の模様や質感、温もりが感じられます。

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

屋根は、軒を深くすることで建物の高さが低く感じられるように設計。
里山の風景を崩すことなく周辺の集落に溶け込むことを目指しました。

ちょうなによる名栗(なぐり)仕上げの味わい深い玄関、
湯布院の温泉熱を利用した床暖房と
こまやかなこだわりが随所に光る造りとなっています。

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

各棟にひかれた温泉は、隣接する「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」
の頭文字“CAMY”から「カミ(神・上)」の湯と命名。
自律神経不安定症、不眠症などに効果がある、
弱アルカリ性で低刺激のやさしいお湯です。
露天風呂からの景色は由布岳をフレーミングするようにデザインされました。

「土棟」は、藁(わら)スサを塗り込んだ粗さと繊細さが混同する土壁に
靭皮(じんぴ)繊維が透ける阿波紙でおおわれた天井と建具のある、侘びた庵のような空間。

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

COMICO ART HOUSE YUFUIN © NHN JAPAN Corp.

2階の寝室には、由布岳から連なる山々をパノラマのようにフレーミングした大きな窓が。
温泉は、御影石張りの床に無垢のヒノキ天井が特徴です。

待月(たいげつ)の庭では、東側の空に月が昇り、
庭石やススキなどの植栽が月明かりに照らされ、繊細な輝きを放ちます。

宿の入り口ということで、玄関にもこだわりが。
土壁下地の竹小舞(たけこまい)とシュロ縄を連想させるように、
玄関の取っ手には藁縄を巻き付けた鉄筋棒を採用。
最初に藁縄の質感に触れることで、
土と大地の触感を来訪者に染み込ませたいといいます。

イラストレーター・
STOMACHACHE.の旅コラム
「大阪の本屋に絵本の展示をしに行く」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第25回は、姉妹によるイラストレーターユニット、
STOMACHACHE.のお姉さん、宮崎信恵さん。
自身の絵本の展示があり、大阪の本屋さんに行く旅です。
娘の成長を感じ、多くの人に会い、自分のネクストステップを踏み出すなど、
思い出深い旅になったようです。

名古屋から大阪へ、3人旅

2019年の夏、娘とふたりで4年半暮らした徳島から引っ越すことになった。
名古屋に住む恋人と一緒に住むことになったのだ。
同じ年の冬、大阪の本屋さんで私が描いた絵本の展示があり、
搬入と在廊も兼ねて初めて3人で旅をした。

展示の搬入日は金曜で、私は一足先に昼前に大阪に到着して搬入作業をし、
恋人が学校から帰った娘(当時小学3年生)を連れて来てくれて、
合流することになった。

ひとりでの電車での移動は滅多にないので、何となく手持ち無沙汰に感じる。
動きがぎこちなくなってないかな、とか大阪の電車のアナウンスは早口だな、
とかどうでもいいようなことを考えてしまう。
でも、電車に揺られて静かなひとりの時間を過ごせるということは、
娘が小さい頃には考えられない時間だった。
こうして自由に身軽に出かけられるくらい、娘は大きくなったのだなぁと思う。

名古屋駅から新大阪駅まではあっという間で、
徳島に住んでいた頃のことを思うと、交通の便がいいということは
本当に素晴らしいことだな、としみじみ感じる。
徳島には新幹線が通っておらず、
本州から鉄道で行こうと思えば、岡山から高松を経由しなくてはならなかった。
それなので、名古屋くらいまでなら車で移動することが多かった。
恋人に会いに何度も往復したおかげで、運転技術が向上した。
今思い返すと健気によく頑張って運転していたな、と思う。

本屋さんは豊中市の服部緑地の近くにある〈blackbird books〉だ。
マンションに囲まれたこぢんまりとしたお店だった。
店主の吉川さんとはSNSをフォローし合っていて、
メールのやり取りを数回していたが、搬入日にやっと対面することができた。
初対面の吉川さんに少し緊張しつつ、作業は15時半頃まで続いた。
途中、近くの小学校の下校中の子どもたちが賑やかな声とともに通り過ぎ、
このお店の日常を垣間見られたようでうれしくなった。
作業後に店内の本を見ているとあれこれ欲しいものがあって困ったが、
あと二日間あるのでおいおい吟味することにして途中で店を後にした。

和歌山県白浜にオープン! 海沿いのグランピング施設 〈An Eland〉で贅沢な時間

全室オーシャンビューで絶景に感動!

和歌山県西牟婁郡にある関西屈指のリゾート地のひとつ、白浜町。
白い砂浜のビーチや、海で楽しめるマリンアクティビティなど、
自然もレジャーも思う存分満喫できる観光地です。

そんな白浜町に2022年7月16日、
グランピング施設〈An Eland(エランド)〉がオープンします。

「非日常・異世界」をコンセプトにした、ハイクラスなグランピング施設。大自然のなかに、洗練されたデザインが見事に融合している。

「非日常・異世界」をコンセプトにした、ハイクラスなグランピング施設。大自然のなかに、洗練されたデザインが見事に融合している。

〈An Eland〉の魅力のひとつは、全室オーシャンビューというロケーションのよさ。
波音をBGMにして過ごせるほど海が近く、美しいビーチへすぐにアクセスできます。

部屋のタイプは全部で4種類あり、
すべてにバーベキュースペース・浴室・トイレなどを完備。
アウトドアが初めての人でも安心して利用できます。

特に島の先端に位置している限定の「ペニンシュラ」と「ペニンシュラトップ」は、
海との一体感がさらにアップした、ハイグレードな部屋です。

部屋タイプ「ペニンシュラ」と「ペニンシュラトップ」の寝室からは、海が見渡せる。

部屋タイプ「ペニンシュラ」と「ペニンシュラトップ」の寝室からは、海が見渡せる。

寝室となるドーム型のテントからは、田辺湾が一望できます。
インフィニティジャグジーを備えているので、
海に浮かんでいるかのような非日常なバスタイムも楽しめるんです。

また、島内に設置されたバレルサウナもおすすめ!
大自然のなかで日頃の疲れを癒してみませんか?

シーカヤックにのって、海を満喫。国の天然記念物に指定されている「神島」も眺められる。

シーカヤックにのって、海を満喫。国の天然記念物に指定されている「神島」も眺められる。

さらに地元企業と連携したマリンアクティビティも充実。

クルージングやダイビング、サンセットシーカヤック、船釣りなど
大人から子供まで楽しめるアクティビティを豊富に揃えています。

おすすめは白浜の海をたっぷり堪能できるダイビングやスノーケル。
暖流の影響で熱帯の生き物が多く、カラフルな魚やサンゴに出会えます。
その美しさにきっと心奪われるでしょう。

師から弟子へ。
次世代が継承する「まちの踊り」


今月のテーマ 「次世代の活動」

まちの文化や伝統を守る活動は全国で行われていますが、
今回は伝統の担い手である次の世代に注目。

「踊り」をキーワードに小学生や高校生の活動を
岩手に住むみなさんに紹介してもらいました。

まちのお祭りはもちろん、
海外遠征まで行う彼らの活動の様子をぜひご覧あれ。

【岩手県花巻市】
ユネスコ無形文化遺産を守る高校生たちの活動

岩手県花巻市大迫町(おおはさままち)には、
約500年以上前から伝承されてきた
〈早池峰神楽(はやちねかぐら)〉という神楽があります。

昭和51年には、国の重要無形民俗文化財に指定され、
平成21年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

その人気は世界中にファンがいるほどで、
毎年7月31日※に早池峰神社で行われる「早池峰神社例大祭宵宮」では
全国から数百名が神楽を観に集まり、熱狂に包まれるアツい夜となります。
※コロナの影響で2年間開催中止。

その神楽の伝承や学びの意味も込め、
県立大迫高等学校には平成28年1月より神楽の班(部活)が設立され、
今年5月の時点で1年生から3年生までの10名が所属。
月曜日から金曜日まで、週5日で練習に励んでいます。

周囲のまちの中学生のなかには、神楽班に入りたいからと
大迫高等学校を選んで入学するほどの人気ぶりだそうです。
伝統芸能の可能性を感じるとともに、
魅了される若者たちの熱い気持ちが伝わってきます。

大迫高等学校神楽班の学生

神楽を舞う様子

近年では、令和3年度の〈岩手県高等学校総合文化祭郷土芸能発表会〉で
「優良賞」を受賞するなど、精力的に活動しています。
地域のなかで声がかかれば、イベントごとに出て舞うことも。
今後の活動も楽しみな高校生たちです。

information

一般社団法人花巻観光協会

Web:一般社団法人花巻観光協会

岩手県立大迫高等学校

Web:岩手県立大迫高等学校

photo & text

鈴木寛太 すずき・かんた

1991年東京都出身。2011年に発生した東日本大震災以降、大学のボランティアプログラムで、繰り返し岩手県を訪れるようになる。一度は就職するも、2015年8月、地域おこし協力隊として花巻市に移住。大迫(おおはさま)地区で、減少が続くぶどう農家の支援やイベントの企画・調整を行っており、2018年5月にぶどう農家となる。2021年4月から独立して、本格的にぶどうを生業として活動している。

青島海岸に新たな観光スポット 〈AOSHIMA BEACH VILLAGE〉が オープン

青島海岸に待望の新名所誕生

宮崎を代表する海水浴場のひとつである青島海岸に
〈AOSHIMA BEACH VILLAGE(青島ビーチヴィレッジ)〉が
2022年4月29日にオープンしました。

舞台となるのは、かつての新婚旅行ブームを支えた
〈橘ホテル〉跡地の5500坪に渡る広大な敷地。
1990年の閉業から長らく閑散としていたこの場所に
新たに誕生した観光スポットということもあり、注目が集まっています。

〈AOSHIMA BEACH VILLAGE(青島ビーチヴィレッジ)〉

その顔となるのがレストランとBBQエリアで構成された〈LDK〉です。
建物は青島のビーチを目前に、太陽と風を感じられるような
開放感あるつくりとなっている一方で、
店内はウォールナットを基調に、落ち着きあるソファ席や上質なチェア・テーブルを配置。
カジュアルな雰囲気と高級感のある素材が絶妙にマッチしたデザインになっています。

ジューシーなパティを挟んだハンバーガー

そんなこちらのレストランでは、
オールデイダイニングとして時間帯ごとに異なる料理とドリンクを提供。
ランチタイム(11:00~14:30L.O.)には、
ジューシーなパティを挟んだハンバーガーや日替わりパスタをメインに、
サラダやフライドポテトなどがセットになったメニューのほか、
ランチコース(6000円)も選べます。

レモネード

アフターヌーンの時間帯(15:00~16:30L.O.)には、
ティラミスや季節の果物を使ったクレープなど、コーヒーや紅茶にも合うスイーツを提供。
コーヒーは、地球環境負荷の軽減を追求する
アメリカ・ポートランド発のロースター〈Overview Coffee〉の豆を使用し、
ソイミルクやアーモンドミルクを使ったラテも揃います。
ドリンクはそのほか、〈宮崎茶房〉の烏龍茶、レモネードや日向夏ジュースなどもラインナップ。

宮崎特産の牛肉のステーキ

乾杯

ディナータイム(17:30~21:00L.O.)には、
アラカルトスタイルとシグネチャーコース(食事のみ9000円)を用意。
シグネチャーとなる宮崎特産の牛肉のステーキを中心に、県内産の地鶏、
海鮮物、野菜や果物など旬の食材を贅沢に使用した料理は、
味はもちろんのこと、目でも楽しめるようこだわっています。

料理や気分に合わせて、一流のソムリエが世界各国からセレクトしたワイン、
日向夏を使ったジントニック、〈AOSHIMA BEACH VILLAGE〉内で育てられた
新鮮なハーブを使ったカクテルなど、
豊富なドリンクメニューから好みの一杯をオーダーできます。

ヤシの木

また、併設されたBBQエリアでは、特産の〈日南鶏〉や〈あじ豚〉、
厳選された牛肉をグリルできるほか、
サラダやピザなどのフードと飲み放題がセットになったプランを提供。
ビーチフロントのスタイリッシュなテントで、
降り注ぐ青島の太陽と潮風を感じながら、ワンランク上のBBQを楽しむことができます。
ひとつのテントで最大6人まで利用が可能となっているため、
大人数でのパーティーにも最適です。

外観

複数の建築とエリア、そして機能が詰まった敷地を彩るのは、
青島の代名詞であるヤシの木やオーストラリアが原産の貴重な植物たち。
地形や植物の特徴を生かしたというこだわりのランドスケープ設計は、
この場所でしか感じられないトロピカルな世界観をつくり出しています。

2022年秋頃までにはホテルとプール・サウナエリアがオープン予定となっており、
青島の新たな人気スポットになること間違いなしの
複合リゾート施設完成に期待が高まります。

information

map

LDK 

住所:宮崎県宮崎市⻘島2-241-1 AOSHIMA BEACH VILLAGE内

営業時間:11:00〜22:00

定休日:火曜

Web:AOSHIMA BEACH VILLAGE

備考:会計はキャッシュレス決済のみ(現金は利用不可)

日南市〈PAAK HOTEL 犀〉後編
設計事務所が営む古民家宿で、
地域ならではの体験を

PAAK DESIGN vol.9

宮崎県日南市で建築デザイン、宿泊や物販など、幅広い手法で地域に関わる、
〈PAAK DESIGN株式会社〉鬼束準三さんの連載です。
 
築100年の日本中どこにでもあるような、しかし徐々になくなりつつある古民家を
リノベーションし、宿として自社で運営を行うまでのお話です。
前編のハード部分の設計・改修に続き、後編では、
オペレーションの構築から、地域の宿としての満足度向上を狙った
ソフトコンテンツのデザインについてご紹介します。

まちに開いた場所にしたい

2017年4月、パークデザインを立ち上げ、飫肥城下町に事務所を構えて
間もない頃にこの物件と出合いました。
当時はまだ古民家の活用方法や改修方法など何も習得できていなかったのですが、
せっかく歴史ある飫肥城下町に事務所を構えたのだから、
自分でも何かまちの風景を残すプロジェクトにしてみたいなと思い、
勢いあまって6月には購入してしまいました。
 
敷地面積が181.81平米(55坪)、床面積が109.74平米(33坪)と
飫肥エリアにある古民家のなかでも現代の住宅規模に近い小ぶりな建物で、
自分でもなにかできそうだと感じたのも取得した理由のひとつです。
最初は住宅とするアイデアが浮かんだのですが、
あくまで住宅はプライベートなものなので、いろいろな人に使ってもらえる
「まちに開いた」拠点の方がいいのではないかと考えました。

既存の床の間の様子。表面上の痛みは少なかったが、床については大規模に補強し直した。

既存の床の間の様子。表面上の痛みは少なかったが、床については大規模に補強し直した。

どんな事業をやるか妄想する

私は建築デザインという職業柄、空間もさることながら、
そのなかで起きることに想像をめぐらせるのが得意であり、
いろんなパターンをシュミレーションしました。
 
例えば、住宅として改装して賃貸にする場合。
外装の自己負担分(一部は文化庁の補助金を活用)と内装費を合わせると
概算で1500万円かかることを踏まえ、賃料を算出すると7~8万円になりそうでした。
33坪から27坪に減築する予定もあり、住宅として貸す場合は
地域の相場からすると少し小さい割に高くなります。
 
オフィスとするなら賃料は適正ですが、古民家ということもあって
使えるスペースが少なく使い勝手もあまり良くなさそう。
カフェやバーなどの飲食店も考えましたが、駐車場を多く確保できない敷地で、
エリア的にも閑静な住宅街だったためあまりイメージができませんでした。
 
そこで浮かんだのが、1棟貸しの宿です。
駐車場がたくさん確保できなくても、繁華街から離れてポツンとあっても、
賃料同等以上の収益が確保できる可能性があり、僕らの強みである
「空間デザイン」で勝負できる。こうして「宿泊事業」にたどり着きました。

鎌倉・由比ヶ浜にガーデンオーベルジュ 〈BIRD HOTEL -GARDEN HOUSE-〉 5月20日オープン

都心から電車に乗っておよそ1時間で
海風と自然を感じられる鎌倉・由比ヶ浜。
明治時代から温暖な気候から保養地として親しまれ、
自然が訪れる人を癒してきた場所です。
その場所にガーデンオーベルジュ
〈BIRD HOTEL -GARDEN HOUSE-(バードホテル ガーデンハウス)〉が
2022年5月20日に誕生します。

〈BIRD HOTEL -GARDEN HOUSE-〉があるのは
江ノ島電鉄・由比ヶ浜駅から徒歩3分、
由比ヶ浜海水浴場からは徒歩4分という場所。
自然に囲まれながら食事を楽しめるレストランに加えて、1日5組限定の客室があり、
さらにウェディングなどの全体を貸し切ったイベントにも対応するオーベルジュです。

建物建築時のステンドガラスが残るエントランス。

建物建築時のステンドガラスが残るエントランス。

建物は、1977年に保養所として建てられました。
その後、鎌倉に本社がある企業〈面白法人カヤック〉が取得。
社員寮として利用していました。

さまざまな事業を手がける〈面白法人カヤック〉が、
この建物を社員寮よりも、もっとまちに開いたものにできないかと共に考えたのが、
今回運営を手がけることになった〈GREENING〉です。

まちのコミュニティをつくりだす場所にという思いを受け、
また宿泊が可能な元社員寮という建物のメリットを生かしリノベーション・コンバージョン。
施設の建築・内装インテリアデザインはさまざまな店舗設計を手掛ける
〈TRIPSTER〉に依頼し、
“WITH NATURE”と“YOU ARE WHAT YOU MEET”というコンセプトとともに
緑豊かなガーデンオーベルジュに生まれ変わりました。

〈BIRD HOTEL - GARDEN HOUSE - 〉の敷地は300坪と広々。鎌倉で最大規模となるテラ席は最大100席。

敷地は300坪と広々。鎌倉で最大規模となるテラス席は、最大100席。
レストランとしてモーニングからディナーまで日常的な食事にはもちろん、
家族のお祝い事にも対応。
ウェディングでは1日1組限定、最大80人で利用できます。

レストランは、ウェディング会場としての営業がなければ、
ランチとディナーのほか、モーニング営業も順次開始。

「由比ヶ浜で社員寮として使われているこの建物を見たとき、
違ったアプローチでまちに開かれた場所にしたいと思いました」
と話すのは〈GREENING〉のCEO関口正人さん。

周囲から鳥の鳴き声も聞こえる敷地に立つ〈BIRD HOTEL〉という名前には
世界中からさまざまな鳥、動物、人々が集まるような場所にしたいという願いや、
宿泊施設と朝食を食べられるレストランとして
英語の早起き“early bird”の意味も込めたのだとか。

〈BIRD HOTEL -GARDEN HOUSE-〉のレストランはウェディング会場としての営業がなければ、ランチとディナーのほか、モーニング営業も順次開始。

日本最古の綿布商の作品が集結した 手ぬぐい美術館〈細辻伊兵衛美術館〉が誕生

江戸から令和まで、時代を反映する手ぬぐいがずらり

日本最古の綿布商として400年余り続く〈永楽屋〉。
その十四代目当主の名「細辻伊兵衛」を冠した美術館〈細辻伊兵衛美術館〉が
2022年4月17日(日)に京都市中京区に誕生しました。

 2022年4月17日(日)に京都市中京区に誕生した〈細辻伊兵衛美術館〉。

『やれやれ』(昭和7年)「交替が来てヘルメット 風を入れ」。市中に車が増え、交通整理を行う警官を描いた一枚。外の公務の苦労を軽やかに表現しています。

『やれやれ』(昭和7年)「交替が来てヘルメット 風を入れ」。市中に車が増え、交通整理を行う警官を描いた1枚。外の公務の苦労を軽やかに表現しています。

『ドライブ』(昭和9年)海岸線か湖か。最新の自動車(オープンカー)に乗りドライブする若い男女。運転席の男性、助手席の女性の衣装に時代を感じさせる一枚です。

『ドライブ』(昭和9年)海岸線か湖か。最新の自動車(オープンカー)に乗りドライブする若い男女。運転席の男性、助手席の女性の衣装に時代を感じさせる一枚です。

『夜櫻太夫(よざくらたゆう)』(昭和8年)提灯もちが照らし案内する夜桜。シルエットからうかがえる前結帯は島原の太夫。墨と薄墨で太夫と春景色を染め、桜のみをほんのり色づかせる絵師の創意が感じられます。

『夜櫻太夫(よざくらたゆう)』(昭和8年)提灯もちが照らし案内する夜桜。シルエットからうかがえる前結帯は島原の太夫。墨と薄墨で太夫と春景色を染め、桜のみをほんのり色づかせる絵師の創意が感じられます。

1階には、同館のメインの展示品となる「手ぬぐい」が。
江戸、明治、大正、昭和、平成、令和と6つの年号にわたり、
永楽屋が各時代の最高技術を結集し製作したものが展示されています。

日本独自の発展を遂げた手ぬぐいは、
江戸時代から明治初期にかけ、多くの日本人に親しまれてきました。
それゆえ、時代の文化・風俗を映してきたデザインも多く、
当時の染織技術や歴史的な資料としてもずいぶんおもしろく感じられるはずです。

〈細辻伊兵衛美術館〉の1階には永楽屋が各時代の最高技術を結集し製作した「手ぬぐい」が展示されている。

細辻家所蔵 袱紗『雪汀⽔禽図』66cm×77cm+房(1本12cm)且つて細辻家が長く所蔵していた狩野派の画家、狩野山雪(さんせつ/1590年-1651年)による最⾼傑作『雪汀水禽図屏風(せっていすいきんずびょう/重文)。江戸時代初期に制作されたもので、この屏⾵をもとに作った大小の袱紗が細辻家に代々受け継がれています。

細辻家所蔵 袱紗『雪汀⽔禽図』66cm×77cm+房(1本12cm)且つて細辻家が長く所蔵していた狩野派の画家、狩野山雪(さんせつ/1590年-1651年)による最⾼傑作『雪汀水禽図屏風(せっていすいきんずびょう/重文)。江戸時代初期に制作されたもので、この屏⾵をもとに作った大小の袱紗が細辻家に代々受け継がれています。

手ぬぐい『床の間飾り』(江戸時代)昔、床の間を飾る「三具足」の約束事があったのだそう。こちらは「応挙」の掛軸を中心に花と水石を描いた柄。

手ぬぐい『床の間飾り』(江戸時代)昔、床の間を飾る「三具足」の約束事があったのだそう。こちらは「応挙」の掛軸を中心に花と水石を描いた柄。

勝手に作る商店街サンド:
海まですぐ! さわやかすぎる
湘南ゴールドサンド完成!
神奈川県・鵠沼海岸商店街編

商店街サンドとは

ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチをつくってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

江ノ島のお隣、鵠沼海岸でつくる!

今回やってきたのは神奈川県の鵠沼海岸(くげぬまかいがん)。
一大観光地である江ノ島のお隣にある。

私は年に数回、鎌倉とセットで江ノ島に遊びに行くのだけれど、鵠沼海岸は初めてだ。

鵠沼海岸は、サーフィンやビーチバレーの発祥の地として知られ、
多くのビーチスポーツがとても盛んな地域だそうだ。
また、芥川龍之介など日本を代表する多くの文人たちにも愛された場所らしい。

あいにくの天気ながら、サーファーがたくさん! 奥に見えるのが江ノ島です。

あいにくの天気ながら、サーファーがたくさん! 奥に見えるのが江ノ島です。

今回の案内人は地図のプロ!

今回の案内人は、「手書き地図推進委員会」を運営する川村行治さん。
手書き地図推進委員会とは、いろんなまちを地元の人たちと歩き、
あらためて再発見したものを一緒に手書きで地図におこすという活動だ。
そして、そんな川村さんのお友だちの牧村正治(マッキー)さんも来てくれた。

真ん中が川村さん、右がマッキーさん。

真ん中が川村さん、右がマッキーさん。

実は私は手書き地図推進委員会のメンバー。
そこで、以前このあたりに会社があった川村さんに声をかけたのだが、
前日くらいに「自信がない」と言い出して、超地元のマッキーさんを呼んでくれたのだ。

いい笑顔のアニキたち。同世代に孫ができ始めたらしい。そうはまったく見えない。

いい笑顔のアニキたち。同世代に孫ができ始めたらしい。そうはまったく見えない。

鵠沼海岸の「くげ」の漢字がいろいろ

さて、さっそくマッキーさんが地元の人ならではの情報を教えてくれた。
鵠沼の「鵠」の漢字の左側の「告」っぽいところの表記がいろいろあるというのだ。

駅の看板はよくみると「牛」に口。

駅の看板はよくみると「牛」に口。

目の前にあるアパートは「告」。

目の前にあるアパートは「告」。

牛と口がくっついているパターン。

牛と口がくっついているパターン。

大きい字の方は「牛」と「口」だけど、赤文字は「告」だ!

大きい字の方は「牛」と「口」だけど、赤文字は「告」だ!

この統一されていない感、すでにまちの大らかさを感じてたのしいぞ。
さてさて、そんなおふたりについていって、食材探しをスタート!

駅前からさわやかです!

駅前からさわやかです!

駅前から早くも湘南っぽさを感じるお店が並んでいる。
雑貨屋さんやカフェなど、つい入りたくなるようなお店だ。
マッキーさんは店員さんたちと顔見知りで、さわやかに挨拶していた。
そう、さわやかだ!
そんなこと感じる駅前ってあまりない気がするぞ。

まずはじめに見つけたのは、お肉屋&果物屋さんのお店。

まずはじめに見つけたのは、お肉屋&果物屋さんのお店。

さっそく、サザエさんに出てきそうな、昭和を感じさせるいいお店をみつけた。
昔は奥で魚も売っていたそうだ。
なにかサンドイッチに入れられそうなものはないか物色する。
すると、ひときわキラキラと輝く子を発掘!

湘南ゴールド!  みかんのように簡単にむけて、レモンほどすっぱくはないそうだ。

湘南ゴールド!  みかんのように簡単にむけて、レモンほどすっぱくはないそうだ。

柑橘好きなので迷わず購入! しぼって食材にかけたらいけるかもしれない。

柑橘好きなので迷わず購入! しぼって食材にかけたらいけるかもしれない。

湘南ゴールドは、お酒になっていたり、
最近ではコンビニでグミになっているのも見かけるほど有名ブランドみたいだ。
でも実際に見るのは初めて。
サンドにする、と店主さんに話すと
「湘南ゴールドを(食材に)かけるだけに使うのはすごく贅沢!」と笑っていた。

写真家・石田真澄の旅コラム
「河口湖&忍野八海へ。
旅は自分の選択を客観視できる」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第24回は、写真家の石田真澄さんです。
友人と河口湖と忍野八海を訪れた旅を綴ります。
石田さんが人と旅をするときに行う選択と共有、
それはどんなものでしょうか?

予定を立てない河口湖の旅

旅はたくさんの選択が積み重なった時間だと思う。
どこへいく? いついく? から始まり、
どこに泊まる? 朝食つける? 何食べる? 何見る? とか。
相手の選択を聞き、自分の選択を伝え、どちらかを選ぶということの連続。
旅は好きでもこの流れが苦手だったりする。
自分の思い通りにならないからということではなく、どちらかを選べないから。

このどちらでもいいは、全く意思がないというより、
今あなたとならどちらでも楽しめるから、どちらでもいい、となってしまう。
結果的にうまくいかない選択をしたとしても大して気にしない。
これとは反対に、ひとりで選択するときはこだわりがあったり、
失敗しないようにと優柔不断になってしまう。

成人したあとくらいから旅に行くことが増え、
だれかと選択の共有をするようになり自分のことがわかってきた。

部屋に露天風呂がついている旅館に行こう、と決め河口湖に行ったことがある。
電車内で予定を決めようと思い、
何も予定は立てず新宿駅で発車前の車内で集合し河口湖へ向かった。
だいたいこういうときは車内で何も予定を立てず喋っていたら目的地に着いてしまう。
散歩やドライブもそうだが、誰かと横並びで喋る時間が本当に好きだ。

河口湖に到着すると、食べたいものをひとしきりコンビニで買って
湖のそばで座って食べた。唐揚げとサラダ巻きとサンドイッチとか。

天気がいい日は建物の中に入るのが勿体無い。
キラキラしている水面をカモが泳いでいるのを見て、
河口湖に住むカモになりたいなあと話をした。
あの光の粒のなかで泳いで暮らしていたいと思った。

満足するまで湖の光を見てから、ロープウェイに乗って
富士山がきれいに見える高台まで行く。
フォトスポットで観光客の方から写真を頼まれスマホで撮影した。
スマホを返すと、撮りましょうか? と言ってくれた。
こういうときに断れなくて撮ってもらう写真くらいしか
旅先で友人と写真を撮ったりしないので、あとから見返すと良かったりする。

早めに旅館に入り、陽が落ちるまで窓の外の富士山を眺め、
夕飯を食べ、また夜になって外へ出た。
切れた梅酒を買いに遠くのコンビニまで散歩をしていると、
昼間は車で一杯だった広い駐車場が空き地になっていたので、
寝転がりたい衝動にかられコンクリートに寝転がった。
だだっ広い場所に行くとどうしても寝転がりたくなる。
大きな会議室とか、芝生とか。

真っ黒な空を見ながら喋っていたら車のライトに照らされ、慌てて逃げて帰った。
夜の帰り道や夜の公園のような暗闇で喋る時間も好きなので、
人と対面で顔を見て喋ることが苦手なんだなとつくづく思う。

世界遺産・熊野古道に ヴィラ型コンテナホテル 〈SEN.RETREAT CHIKATSUYU〉 がオープン

大自然の中で日常を忘れてリラックスできる宿

世界遺産で知られる熊野古道。
古くから熊野詣でにぎわった宿場町、田辺市中辺路町近露に
コンテナハウスヴィラ〈SEN.RETREAT CHIKATSUYU〉(以下、CHIKATSUYU)が
2022年4月28日(木)にオープンしました。

コンテナ1棟がひとつの客室という、
密を避けて利用できるニューノーマルにも対応したつくりが特徴。
プライベートガーデンやたき火を囲めるテラス、自由に使えるピザ窯などを備え、
非日常のワクワク感やゆったりとリラックスした時間を堪能できる施設になっています。

世界遺産・熊野古道にオープンしたヴィラ型コンテナホテル〈SEN.RETREAT CHIKATSUYU〉

“歩いて、遊んで、夢中で休んで”をコンセプトとする〈SEN.RETREAT〉は、
大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができる無人運営宿のブランド。
2021年10月には標高300メートルの山間にある集落、田辺市中辺路町高原で
空き家をリノベーションした一棟貸し宿〈SEN.RETREAT TAKAHARA〉
(以下、TAKAHARA)をオープンしています。

同ブランド2軒目となる〈CHIKATSUYU〉は、
大自然に囲まれた〈TAKAHARA〉とは対照的に、
「遊び心満載の、ちょっとルーズで心ゆるまる宿」になっているといいます。

遊び心満載の、ちょっとルーズで心ゆるまる宿〈SEN.RETREAT CHIKATSUYU〉。

客室タイプは大きく3種類。
ウッドデッキと芝のテラスから成るプライベートガーデンつきのコンテナは、
4人用と6人用が各2棟。
6人用には、ペットとの宿泊が可能になっています。
そして、コンテナハウスの屋上部分にテラスを設置した
「4人用ルーフトップテラスつきコンテナ」が1棟と、
「2人用トレッキングコンテナ」が2棟。計7棟から構成されています。

プライベートガーデンでは、
備え付けのプロジェクターとスクリーンを利用して映画鑑賞をしたり、
芝生のうえでヨガをしたりと、アイデア次第でさまざまな使い方が楽しめます。

プライベートガーデンでは芝生のうえでヨガをしたり、アイデア次第でさまざまな使い方が楽しめる。

奈良県最古の醤油蔵に泊まってみる!? 〈NIPPONIA 田原本 マルト醤油〉

70年前の醤油蔵が復活し宿に

重要文化財や遺跡、神社仏閣が多く存在する奈良県・田原本町。
そんな田原本町で唯一の宿泊施設〈NIPPONIA 田原本 マルト醤油〉は、一風変わった宿。
なんと醤油蔵が宿になっているんです。

奈良県・田原本町で唯一の宿泊施設〈NIPPONIA 田原本 マルト醤油〉は一風変わった宿。なんと醤油蔵が宿になっている。

1689年(元禄2年)創業、奈良県最古の醤油蔵であるマルト醤油。
70年前に原材料調達難になり閉業していましたが、2020年に復活。
その際、築130〜140年の蔵の一部が宿泊棟に改修されました。

木藤

木藤。

初瀬

初瀬。

府庫

府庫。

室内は、奈良固有の「大和棟造り」の名残りあるつくりです。
客室には、かつての醤油蔵元の使われ方に着想を得た家具や装飾が。
古文書が保管されていた部屋を「府庫」、原材料を貯蔵していた蔵を「糀」「碓」と、
部屋の名前も醤油づくりや蔵の歴史にちなんだものとなっています。

元お茶室の空間。

元お茶室の空間。

七福神の飾り瓦

七福神の飾り瓦。


〈NIPPONIA 田原本 マルト醤油〉では、七福神の飾り瓦や春日灯篭、社などのある庭を眺めながら食事が楽しめる。

食事は、最上のお客さんを迎えてきた空間にて。
七福神の飾り瓦や春日灯篭、330年間祈りを捧げてきた社などのある庭を眺めながら、
澄んだ空気と静謐な空間で食事を楽しむことができます。

瀬戸内・百島にできた 巨大な五右衛門風呂や現代アートのある 「安らげない宿」!?

迫力のアートやお風呂で刺激的な旅に

瀬戸内海中部に浮かぶ芸予諸島のひとつである百島に、
現代アートを楽しめる宿〈乙 1731-GOEMON HOUSE〉が5月7日にオープンします。

同館は、百島で長年空き家となっていた日本家屋を3年かけて改修し、
安土桃山時代の盗賊・石川五右衛門が釜茹の刑に処された説話のある
「五右衛門風呂」を中心に、現代アートと家屋が一体化した宿です。

気になるアートですが、母屋1階の柿渋で染められた暖簾の先には、
現代美術家の榎忠、原口典之、柳幸典という
3名の強烈な作品が展示されています。

現代アートが楽しめる宿〈乙 1731--GOEMON HOUSE〉の大広間にある榎忠の作品群『LSDF020』。

大広間にある榎忠の作品群『LSDF020』。
実際に戦地で使用された約3トンの薬莢、
鉄のスクラップを再利用して制作された大砲のオブジェ『Liberty C2H2』、
旧ソ連製のAK-47と米国製のAR-15を模した鋳物のマシンガン群です。
目に迫るような迫力で、記憶にしっかりと残りそうです。

柳幸典の2018年に誕生した『籠の鳥』で使用された日本刀は、百島の空き家から発見されたもの。

柳幸典の2018年に誕生した『籠の鳥』。
本作で使用された日本刀は、百島の空き家から発見されたもの。
太平洋戦争に出兵した島民が沈没する軍艦から
この刀一本のみを身につけて生還したというエピソードが語られています。

原口典之の2017年の新作『布袋とロープの関係』。

その近くにあるのは、原口典之の2017年の新作『布袋とロープの関係』。
大型船の2トンあまりの係留ロープが大きな布袋に詰め込まれ、
その重量のみで自立している、これまたインパクト大の作品です。

石川五右衛門の釜茹での刑を描いた、三代目 歌川豊国(歌川国貞)の浮世絵『木下曽我恵砂路』。

それから、五右衛門風呂の説話である石川五右衛門の釜茹での刑を描いた、
三代目 歌川豊国(歌川国貞)の浮世絵『木下曽我恵砂路』も飾られています。
五右衛門風呂に入る前に、ぜひともチェックを。

宿泊客しか見れない夜の展示もあるそうで、
特別な空間で観るアートはまたひと味違うことでしょう。

能登〈湯宿 さか本〉を 撮影した写真集、 新しい出版レーベル〈すなば〉から発売

宿に惚れ込んだ3人が、私的な目線で向き合う

能登の〈湯宿さか本〉を1冊に収めた写真集。
“宿の写真集”と聞いて、想像するものとは少し違うものかもしれません。
そこに写っているのは、使い古されたスポンジ、使い込まれたカゴ、
よく磨かれた黒漆の廊下、そして湯の水面に映るさまざまな情景。

宿の部屋や施設をわかりやすく紹介するような写真は載っていません。
『その時間の差し出し方』という作品名の通り、ページをめくっていくと、
作家たちが宿で感じた時間の流れを追体験できるかのよう。

写真集内のカット。

写真集内のカット。

この写真集は宿とその主人に惚れ込んだ3人が、
私的な目線で向き合ったルポルタージュともいえます。
3人とは写真家の中島光行さん、グラフィックデザイナーの鈴木孝尚さん、
ブックディレクター・編集者の幅允孝さん。
それぞれの頭文字をとって〈すなば〉という出版レーベルを立ち上げ、
その第1弾として自費出版で発売されます。

写真集内のカット。

写真集内のカット。

〈湯宿さか本〉は、1日3組限定の小さな宿。
部屋にはテレビも電話もトイレもなく、冷房もありません。
洗面所は吹きさらしで、冬は薪ストーブと囲炉裏のみ。携帯電話もほとんど通じない。
「好き嫌いを問う宿」といいます。
主人である坂本新一郎さんの美意識が隅々まで行き届いているのです。

幅さんは「独自に流れる時間をたゆたう」と書いています。
さらに、さか本で過ごすと「普段の回転数を脳と体が忘れる」とも。
3人が過ごしたゆったりと、そして力強い時間の流れを写真集から感じられます。

写真集内のカット。

写真集内のカット。

鰤大根でも1冊

驚くことに、この写真集は2冊組みです。
もう1冊は圧巻の『鰤大根的宇宙』。
〈湯宿さか本〉で11月中旬から大晦日の間のみ提供される、鰤大根。

当初は2冊に分ける予定ではなかったようですが、
撮影を進めるうちに、鰤大根だけで1冊をつくることに。
それだけのパワーを持ったさか本の鰤大根は、大根が主役といいます。
大根の上に鰤が乗せられた表紙の写真には、
確かに宇宙空間に鰤が浮いているかのようです。

『鰤大根的宇宙』の表紙。

『鰤大根的宇宙』の表紙。

限定の離島ビールとともに! 壱岐島や六島を巡る 贅沢なオンラインツアー

現地のブルワーが語ってくれる離島の魅力

クラフトビールのサブスクリプションサービス〈Otomoni(オトモニ)〉を運営する
〈meuron株式会社〉が、オンラインツアーつきの
離島限定ビールセットを販売します。

〈ブルワーといく!離島オンラインツアーセットvol.3〉6479円(税込)送料無料 ※離島・沖縄県を除く

〈ブルワーといく!離島オンラインツアーセットvol.3〉6479円(税込)送料無料 ※離島・沖縄県を除く

このオンラインツアーは今回で3回目の開催。
これまで広島県・厳島(宮島)や香川県・小豆島など、
さまざまな離島を美しい映像で紹介してきました。
離島の空気を感じながら
現地のブルワリーでつくられた限定のクラフトビールで乾杯するひとときは、
心が穏やかに整うと参加者にとても好評だったそうです。

九州の玄界灘に浮かぶ壱岐島。透き通ったきれいな海にきっと心を奪われるはず。

九州の玄界灘に浮かぶ壱岐島。透き通ったきれいな海にきっと心を奪われるはず。

〈ブルワーといく!離島オンラインツアーセットvol.3〉で選ばれた離島は
長崎県・壱岐島、岡山県・六島、沖縄県・久米島の3か所です。

琉球列島でもっとも美しい島と名高い久米島をはじめ、
どの離島も自然をいっぱいに感じられる、ダイナミックな風景が魅力的!
本当に現地を散歩しているかのような、ライブ感が味わえます。

沖縄県内で5番目の広さの久米島。自然が豊かで、「球美の島」とも呼ばれている。

沖縄県内で5番目の広さの久米島。自然が豊かで、「球美の島」とも呼ばれている。

ツアーの進行役は離島のクラフトビール情報を発信する
Webサイト『離島びーる倶楽部』代表のしま彦さん。
そして、各島の醸造所〈ISLAND BREWERY〉、〈六島浜醸造所〉、
〈株式会社ロート・F・沖縄〉の代表者が
ツアーガイドとして島の魅力を語ってくれます。

移住エピソードやビールづくりのこだわりなど
ここでしか聞けない話も盛りだくさんですよ。

コンセプトは「泊まれる鮨屋」 千葉県木更津に誕生した 〈鳥居崎倶楽部 HOTEL&SEAFOODS〉

木更津再開発エリアの新リゾート施設

2022年3月、木更津再開発地区である鳥居崎海浜公園エリアに、
〈鳥居崎倶楽部 HOTEL&SEAFOODS〉が開業しました。
コンセプトは「泊まれる鮨屋」。
温泉や寿司屋をはじめ、レストラン、甘味所、レジャー施設(シミュレーションゴルフ)
を備えた、宿泊できる総合エンターテイメント施設です。

同施設は、木更津のシンボル・みなとを活かし、賑わいや活力に満ちた、
みなとまち木更津の再生をめざす〈パークベイプロジェクト〉の
メイン施設として誕生したもの。

非日常感満載のプライベート空間

非日常感満載のプライベート空間

80㎡の大きさのTORIIZAKIスイートルームは、最大4名まで宿泊可能。
客室毎で異なるこだわりのインテリアを揃えた広々とした部屋で、
それぞれのスタイルや好みに合わせた時間を過ごせるでしょう。

各部屋からはこのような美しい夕日が。

各部屋からはこのような美しい夕日が。

すべての客室から東京湾を一望することができ、
空気が澄んだ日には目の前に富士山を眺めることができます。

〈鳥居崎倶楽部 HOTEL&SEAFOODS〉全ての客室には引湯した東京湾を臨む本格的な温泉「チョコレート湯」が。

また、すべての客室には引湯した東京湾を臨む
本格的な温泉〈チョコレート湯〉があります。
硫黄成分を多く含むお湯は、入るだけで肌がサラサラすべすべに。
食事を楽しんだ後には、客室であったかい温泉にゆっくりと浸かり、
日々の疲れをゆっくりと癒すことができるはず。