ニコライ・バーグマンの フラワーガーデンが箱根に誕生

ニコライの感性と箱根の自然が共鳴

日本独自の伝統、文化、風土をインスピレーション源に、
和と洋を融合した独自のデザインで20年以上日本を拠点に活動する
デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン。

2022年4月15日(金)、箱根・強羅にそんなニコライによる
〈ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ〉がオープンします。

箱根・強羅に「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」がオープン。

ニコライがかねてより望んでいた、
日本でのインスピレーションを形にし永続的に残したいという思いで見つけたのは、
手つかずの自然がそのまま残り、自然と一体になれる強羅の土地。
その土地に惚れ込み、自然保護を核にフラワーデザインを通し、
人と自然が繋がる唯一無二の場所を目指し、ガーデンをつくり上げてきました。

人と自然が繋がる唯一無二の場所を目指して作られた〈ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ〉。

そうしてできあがったのが、ニコライの感性と箱根の自然が共鳴し、
四季折々の自然の美しさを五感で感じられるアートキャンバス。

箱根にある石や枝、落ち葉などで形成されたオブジェや
フラワーアートインスタレーション、フラワープランター、
鉢物は常に姿を変えて各所に散りばめられ、
一面が桜色になる春、紫陽花の美しいグラデーションに包まれる初夏、
ススキの銀色が幻想的に現れる秋、寒さの中で懸命に輝く冬の自然と、
どの季節に足を運んでも素晴らしい景色が広がります。

ニコライの感性と箱根の自然が共鳴し、四季折々の自然の美しさを五感で感じられるアートキャンバス。

鉢物は常に姿を変えて各所に散りばめられ、どの季節に足を運んでも素晴らしい景色が広がる。

〈インザパーク福岡〉 わたしたちの「うみなか」が、 この春、すごいことに

両側を海に囲まれた「うみなか」に浮かび上がる〈巨大球体テント〉

“泊まれる公園”が九州初上陸

博多湾を囲むように形成された巨大砂州は、
海の中道、通称「うみなか」と呼ばれ親しまれている
福岡市屈指のリゾートエリア。

そのエリア内に、約350ヘクタールの敷地を持つ国営公園
〈海の中道海浜公園〉内に、2022年3月15日、
“泊まれる公園”〈インザパーク福岡〉が誕生しました。

2017年に静岡で誕生した〈インザパーク沼津〉に続く2スポット目で、
「泊まる」「食べる」「体験する」の3要素を満喫できる複合施設。
沼津でも話題となった、〈巨大球体テント〉が夕闇に浮かび上がる風景は、
ここ福岡でも、すでに話題となっています。

毎日通いたくなる
「わたしのまちの1000円グルメ」
(新潟編)

今月のテーマ「わたしのまちの1000円グルメ」

どのまちにも、必ずその土地で暮らしている人たちが
日常的に通う飲食店があります。
特別高価ではありませんが、毎日のように食べる、欠かせないもの。

そこで、それぞれの地域で1000円以内で食べられるグルメを紹介します。
どれも地域の人に愛されているもので、
純粋な食以外の“価値”も感じることができます。

通常は全国の地域おこし協力隊に寄稿してもらっている本企画ですが、
今回は新潟県が運営するウェブサイト『新潟のつかいかた』内
新潟でかなえる自分らしい働きかた」と連動した新潟特別編です。
新潟県内の6名の地域おこし協力隊に寄稿してもらいました。

【関川村】 自家製チャーシューが隠れた人気の塩ラーメン

私が紹介したい関川村の1000円グルメは、
国道113号線沿いにある人気のラーメン店〈郷土ら〜麺 雪っ子〉です。

お店で一番人気があるのは、
自家製のニンニク味噌を使ったピリ辛の「スタミナ雪っ子ラーメン」。
ラーメン以外にも、ピリ辛肉とシーフードを卵でとじた「雪っ子丼」や「スタミナ丼」、
「チャーハン」も人気があります。

みそラーメン(830円)。

みそラーメン(830円)。

たくさんメニューがあるなかで、隠れた人気があるのが「塩ラーメン」。
私は雪っ子に行くと必ずといっていいほど塩ラーメンを頼みます。
さっぱりとしたなかにもコクがあり、
飲み干してしまいそうなくらいおいしいスープに細めのちぢれ麵が相性抜群です。

塩ラーメン(720円)。

塩ラーメン(720円)。

トッピングはネギ、メンマ、なると、のり、チャーシューと、シンプルで最高です。
自家製のチャーシューはアツアツのラーメンと一緒に食べると、
口の中で溶けてなくなるほどやわらかく煮込まれています。
この自家製チャーシューはお持ち帰りができます。
とても人気があり売り切れていることが多いので、
電話で予約して購入することをおすすめします。

関川村は温泉郷としても有名です。
道の駅のすぐ近くに〈桂の関温泉 ゆ~む〉という日帰り温泉施設があります。
その隣には〈コラッシェ〉というフィットネススタジオができました。
関川村は、まだまだ寒さが残る季節です。
関川村に来て温泉、フィットネス、雪っ子で汗を流して帰るのはいかがでしょうか。

information

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郷土ら〜麺 雪っ子

住所:新潟県岩船郡関川村大字土沢674-5

TEL:0254-64-1309

営業時間:11:00~14:30 ※金・土・日曜 11:00~14:30、17:00~21:00(20:30 L.O.)

定休日:月曜

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𠮷田美香 よしだ・みか

関川村地域おこし協力隊。都内でパティシエとして活動後、2021年、地域おこし協力隊としてご主人とともに関川村に移住。主な任務は、渡邉邸の分家である邸宅〈東桂苑(とうけいえん)〉のお手伝いとして、同館の喫茶スペースで提供するスイーツを開発すること。東桂苑が休業となる冬期は、村の食品加工センター〈雲母里(きらり)〉が活動の場。最近では、子ども向けのお菓子教室を開いたり、村の温泉宿で出すウエルカムスイーツを開発することもある。

※『新潟のつかいかた』𠮷田さんのインタビューはこちら

温泉郷・湯河原に県初の 温泉付きグランピング施設 〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉が誕生!

源泉掛け流し付きの温泉にBBQで、自然を満喫

神奈川県屈指の温泉スポット・足柄下郡湯河原町。
3月18日、ここに県初の全棟・源泉かけ流し温泉付きグランピング施設
〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉が誕生しました。

温泉郷・湯河原に県初の温泉付グランピング施設〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉が誕生。

場所はまちの中心部となる万葉公園を見下ろす高台。
全10棟あり、各棟110平米以上と非常に贅沢なつくりです。

〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉の一番の魅力はなんといっても100%源泉かけ流しの天然温泉。

一番の魅力はなんといっても100%源泉かけ流しの天然温泉。

全棟設置の湯舟には天然の保湿成分・メタケイ酸などの美肌成分をたっぷりと含む「絹の湯」が湧いている。

全棟に設置された約7平米の広々とした湯舟には、
天然の保湿成分・メタケイ酸、クレンジング作用のある弱アルカリ性の泉質、
コーティング作用のある塩化物泉などの美肌成分をたっぷりと含み、
絹のようになめらかな肌に仕上がる「絹の湯」が湧いています。

浴室の内装は、希少な天然石・十和田石を使用した上質な空間です。
1棟に備え付けということで、関東一の古湯を好きなタイミングで
思う存分楽しむことができるでしょう。

〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉の客室は1棟貸切で収容人数や犬の同伴が可能なタイプなど、希望に応じて選択できる。

〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉の客室は1棟貸切で収容人数や犬の同伴が可能なタイプなど、希望に応じて選択できる。

〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉の客室は1棟貸切で収容人数や犬の同伴が可能なタイプなど、希望に応じて選択できる。

〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉の客室は1棟貸切で収容人数や犬の同伴が可能なタイプなど、希望に応じて選択できる。

1棟貸切110平米以上の客室は、
ロフト付きで最大定員人数6名と収容人数の多い「スイート・ベース」、
基本的な要素が備わった「ベーシック・ベース」、犬が同伴可能な「ドッグ・ベース」
オートキャンプ区画として滞在できる「オート・ベース」、
オートベースの犬が同伴可能な「ドッグオート・ベース」のどれかを選択。
※「オート・ベース」「ドッグオート・ベース」の計3棟は4月上旬オープン予定。

〈THE BASE GLAMPING YUGAWARA〉の客室は1棟貸切で収容人数や犬の同伴が可能なタイプなど、希望に応じて選択できる。

各棟には露天風呂のほか、専用食事スペース、個別トイレを完備。
食事スペースは雨の日でもBBQが楽しめるようにタープが設置されています。
トイレはテントに隣接する形で個別トイレがあるので、音の心配はなし。

〈東京都離島区大島プロジェクト〉
大島の自然を生かした体験と
元町の新しい観光

東京都離島区大島プロジェクト vol.03

大島、ひいては東京諸島全体を盛り上げるために東京都のバックアップのもと、
“あなたらしい大島の物語”をつくっていくことを目指し、
さまざまな活動を行っていく「東京都離島区大島プロジェクト」。
この企画では3回に分けて、プロジェクトの6人のキーパーソンを紹介していく。
3回目となる今回登場してもらうのは、
ダイビングショップ〈オレンジフィッシュ〉の粕谷浩之さんと
〈BookTeaBed〉の村上悠さん。
かたや自然を相手にする粕谷さんと、かたや都会的な感覚を大島に持ち込む村上さん。
古くからあるものを大切に守りつつ、新しいチャレンジを模索する。
そんな動きの両輪となるふたりだ。

熟練ダイバーも感動する大島の海の多様性

元町で〈オレンジフィッシュ〉というダイビングショップを営む粕谷浩之さんは、
もともと伊豆大島には縁もゆかりもなく、知り合いすらいなかった。
だから1年目は、ダイビングショップとは名ばかりの、
スズメの涙程度の収入しかなかったそうだ。

「新規のお客さんはほとんどおらず、
前職の渋谷のダイビングショップ時代のお客さんがご祝儀感覚で来てくれたくらいです」

そういう苦労はおそらく始めからわかっていたはず。それでもなぜ大島を選んだのか。

「2006年に開業する前にも何度か大島の海は潜っていたんですが、
いつ来ても透明度は高いし、魚も多い。
もちろん、都心からジェット船で1時間45分で来ることができるアクセスの良さも、
商売を始めるには大きなメリットです。
渋谷時代のお客さんも来やすいだろうなという考えもありました」

世界の海にも潜っている〈オレンジフィッシュ〉の粕谷浩之さん。

世界の海にも潜っている〈オレンジフィッシュ〉の粕谷浩之さん。

粕谷さんはインストラクターとして、日本各地はもちろん、モルディブ、パラオなど、
ダイビングを知らなくても“聖地”だとわかるような世界中の海に潜っている。
そんな経験を持つ粕谷さんからしても、大島の海は“特別”なのだという。

「最初の頃は、都心からも近くていいね、くらいの感覚だったんですが、
潜れば潜るほど特別であると感じました」

それは、関東エリアにあるダイビングポイントの目玉が、
大島ならすべて見ることができるという凝縮感。
通常だったら、長距離を移動しないと見られない各ポイントのアイドル級の魚たちを、
大島だったら一挙に見ることができるのだ。

「移動時間を考えても、例えば東京から西伊豆に行くよりも早い。
コスパがめちゃくちゃいいんですよ」

オレンジフィッシュの外観は青空に映える白色。

オレンジフィッシュの外観は青空に映える白色。

それ以外にも、ウミガメはほぼ100%見ることができるし、
憧れのハンマーヘッドシャークでさえ、大島なら高確率で狙える。

「ほかの場所でハンマーヘッドのような大物が見たかったら、
沖合のポイントまでボートで行く必要があります。
でも大島なら磯場からエントリーできちゃうんです。
世界的に見てもそんな場所はここだけじゃないでしょうか」

そんな希有な大島のダイビングの魅力が世間に広まってきたのは8年ほど前。
思ったよりも最近の出来事なのだ。
それはハンマーヘッドシャークが現れる時間帯にも関係があった。

「日の出から1時間くらいが高確率なんです。普通はそんな時間に潜る人はいません。
でも磯からエントリーできる大島だったから、たまたまその時間に潜ってみた人がいた。
そうしたらハンマーヘッドシャークがいたんです」

ガスボンベなどの器材。

ガスボンベなどの器材。

その後、地元のダイバーたちがこぞって早朝に潜り始め、その結果、
毎日、決まった場所をハンマーヘッドシャークの群れが通ることがわかった。
しかも、初心者でも潜れるような浅い場所を通る。
それもあって、ハンマーヘッドシャーク目当てのダイビング客も増え、
粕谷さんのオレンジフィッシュも盛況となった。いまではリピーターも数多くいるという。

「大島の海はいくら潜っても飽きないんです。
沖縄でダイビングショップをやっている人が『なに、この海!』と驚くくらい、
多くの種類の魚が一年中いるんですよ。それと、黒潮に乗ってたまにレアな魚も現れる。
毎日潜っていても、そのつど新しい発見があります」

〈スノーピーク〉が手がけるサウナ がすごい! 自然と一体になれる複合型リゾート 〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS〉

アウトドアブランド〈スノーピーク〉が手がける、新しい宿泊施設
〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
(スノーピーク フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)〉が
2022年4月15日(金)に開業。

豊かな自然と天然温泉で、ゆっくり溶け合える温浴エリアを中心に、
大自然と一体感を感じられる複合型リゾートとなっています。
さらに開放感のあるガラス張りのサウナも備え、注目度がますます上がります。

どこからでも美しい景色を堪能できる温浴エリア

まず〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS〉のメインである、
温浴エリアを紹介します。

露天風呂と内風呂で構成された温浴エリアは、
日本三百名山のひとつである粟ヶ岳の絶景を楽しめるようにと、
全面ガラス張りが大きな特徴。

洗い場と内湯。どこにいても目の前に絶景が広がる。

洗い場と内湯。どこにいても目の前に絶景が広がる。

どこにいても開放感あふれる絶景を堪能することができます。
まさに全身に自然を浴びて、至上の癒しを感じることができる空間です。

内湯

内湯

露天風呂からはさらに気持ちの良いパノラマが広がります。

〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS〉の露天風呂。

さらに約45平方メートルの広々としたテラスも!
ここで絶景を眺めながらぼーっと休憩する。至福のひとときになりそうです。

露天風呂とテラス

露天風呂とテラス

気になる温泉は100%自家源泉で、泉質は弱アルカリ性単純温泉。
疲労回復や美肌効果などに期待できるとのことです。

〈Azumi Setoda〉の ヘッドシェフに横田悠一氏が就任。 地元食材100%のメニューでおもてなし

茹で時間と温度を追求しタコの美味しさが凝縮された「タコのタコス」 Photo 天方晴子

瀬戸田の魅力を料理で体現

昨年、世界的なホテリエ・エイドリアン・ゼッカのディレクションにより、
広島県尾道市瀬戸田に誕生した旅館〈Azumi Setoda〉。

横田悠一シェフ(Photo Max Houtzager)

横田悠一シェフ Photo Max Houtzager

今春、そんなAzumi Setodaのレストランに横田悠一氏がヘッドシェフに就任し、
地元食材を100%使用したメニューが並びはじめました。

横田氏は、地産地消を重んじるフランスアルザス地方のレストラン〈ルセール〉、
“Farm to Table”の思想を広めたアメリカのレストラン〈ブルーヒル〉などでシェフを務め、
フランス、アメリカ、東京で各土地の食材、気候、文化と向き合いながら、
その土地ならではの魅力を料理で表現し続けてきた人物。

Azumi Setodaベッドルーム(Photo Tomohiro Sakashita)

Azumi Setodaベッドルーム。Photo Tomohiro Sakashita

客間ごとに設計されている坪庭(Photo Tomohiro Sakashita)

客間ごとに設計されている坪庭。Photo Tomohiro Sakashita

一方Azumi Setodaは、エイドリアン・ゼッカとともに、
瀬戸田の文化や歴史などを尊重しつつ、旅館として現代的な要素を取り入れ、
地域全体に賑わいをもたらす旅館を目指しています。
建築が木や石、土などの天然素材と潮風、日差しなどの気候によって
この土地らしい味わい深い表情になっていくのと同じように、
料理もこの土地ならではの素材と料理人が呼応し、
対話しながらつくり上げていくべきと考え、開業後もふさわしいシェフを探してきました。

探検、ものづくり、お祭りが魅力! 山口県美祢市、防府市、 島根県津和野町をつなぐ[後編]

〈山口ゆめ回廊博覧会〉で感じた7市町の魅力

2021年7〜12月にわたって開催された〈山口ゆめ回廊博覧会〉は、
山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町と、
それぞれの地域の特性を生かした催しとなりました。
この博覧会でそれぞれのまちに魅力があることを知りましたが、
まだまだ訪れてみたいスポットやお店がたくさん存在します。
そこで、山口ゆめ回廊博覧会のテーマとなっていた
「7つの市町でつなぐ、7色の回廊」に合わせて、
芸術、祈り、時、産業、大地、知、食というテーマで注目スポットを紹介します。
前編に続いて、
後編は防府市の時、美祢市の大地、島根県津和野町の祈りの魅力を紹介します!

美祢市〈秋吉台アドベンチャーツアーズ〉
「大地」を体感する冒険の旅へ

山口県中央部に位置する美祢市には、
自然豊かで壮大な秋吉台が広がります。

日本最大級のカルスト台地である秋吉台は、
地表には草原が広がり、その地下には
総延長約11キロメートルの日本最大規模の鍾乳洞〈秋芳洞〉が広がっています。
見るものを圧倒する、地下の世界はとても美しい。

そんな秋吉台の洞窟を、
専門家のガイド付きで探検できるツアーをご紹介します。

秋芳洞の入り口。

秋芳洞の入り口。

〈秋吉台アドベンチャーツアーズ〉は、
2021年春に設立された新しい洞窟探検ツアー専門の事業者です。

洞窟探検の専門家として活動する村瀬健志さんが主宰し、
これまで多くの参加者に洞窟の魅力を伝えてきました。

小学生から高齢の方まで幅広く参加しているというツアーのコースは3つ。

地底湖と洞窟探検がセットになった入門コース、
入門コースに鍾乳石見学が加わった探検コース、
日本最大の地底湖「青の泉」を目指すコースが用意されています。

地底湖にボートを浮かべたり、泥の滑り台を滑り降りたりとアクティブな体験ができるかも。

地底湖にボートを浮かべたり、泥の滑り台を滑り降りたりとアクティブな体験ができるかも。

知識豊富な村瀬さんのガイドは、
鍾乳洞の成り立ちや歴史の説明もさることながら
安全に楽しくガイドしてくれると参加者から好評だそう。
参加者のご要望に合わせたコース設定も可能です。

またつなぎ服、長靴やヘルメットなど必要な道具を
貸し出してくれるので手ぶらで参加OK! 
ただし、泥だらけになる覚悟は必要です。

ケイビングと呼ばれる洞窟探検は、
アウトドアスポーツとしても近年人気のアクティビティ。

秋吉台アドベンチャーツアーズのツアーなら、
本格的なケイビングに挑戦できること間違いなし!
小さなお子さんも安全第一でサポートしてくれるので安心ですよ。

3億5000万年前の大地が生み出す神秘的な光景を、
あなたもアドベンチャーズになって体験してみませんか?

information

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秋吉台アドベンチャーツアーズ

住所:山口県美祢市秋吉台山1237-216

Tel:080-4555-4264

Mail:akiyoshidaicaving@gmail.com

Web:秋吉台アドベンチャーツアーズ

本、アート、郷土玩具に、お菓子も! 山口県の山口市、宇部市、萩市、 山陽小野田市をつなぐ[前編]

写真:平川雄一朗

『山口ゆめ回廊博覧会』で感じた7市町の魅力

2021年7〜12月にわたって開催された『山口ゆめ回廊博覧会』は、
山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町と、
それぞれの地域の特性を生かした催しとなりました。
この博覧会でそれぞれのまちに魅力があることを知りましたが、
まだまだ訪れてみたいスポットやお店がたくさん存在します。
そこで、山口ゆめ回廊博覧会のテーマとなっていた
「7つの市町でつなぐ、7色の回廊」に合わせて、
芸術、祈り、時、産業、大地、知、食というテーマで注目スポットを紹介します。
前編の今回は、
山口市の知、宇部市の芸術、萩市の産業、山陽小野田市の食をピックアップ。
ちなみに後編では、防府市の時、美祢市の大地、島根県津和野町の祈りが登場予定です!

山口市〈阿東文庫〉
廃校の小学校が図書館に! 約13万冊の本が集まる「知の校舎」

山口市阿東徳佐上の亀山集落に佇むのは、赤い屋根が目印の〈阿東文庫〉です。
2008年に開館した私設図書館で、旧亀山小学校の校舎が使用されています。

阿東文庫誕生のきっかけは、この地域に住む吉見正孝さんが、
廃品回収の仕事で大量に廃棄される本を見かねて譲り受けたこと。
その増え続ける蔵書を保管する場所はないかと、町に相談したところ、
2006年に廃校となった亀山小学校の教室を借りられることになったのです。

開館から14年目を迎えた今も、図書館としての機能だけでなく、
人々の交流の場として地域に開かれています。

阿東文庫交流スペース。

阿東文庫交流スペース。

阿東文庫の蔵書は、専門書や小説、雑誌やコミックなど幅広く、
だれでも自由に閲覧できます。
手に入れることの難しい明治、大正時代の書物から、
地元で発行された冊子(児童が書いた読書感想文や文集、亀山小学校の学校便りなど)も
あるそうで、この場所でしか出合うことのできない貴重な資料が並びます。

増え続ける書籍のため年々教室が埋まっていくそう。

増え続ける書籍のため年々教室が埋まっていくそう。

この木造建築の校舎がなんとも雰囲気よく、
当時子どもたちが通っていた教室のままに生かされています。
お気に入りの本をじっくり探したり、交流スペースでくつろいだり、
つい長居してしまいそう。
時間を忘れて、ゆっくり過ごすのがおすすめです。

阿東文庫の日常風景。

阿東文庫の日常風景。

時には展示会やイベントも開催する。

時には展示会やイベントも開催する。

多方面から人々が集い、地域の学びや交流の大切な場所となっている阿東文庫。
かつての子どもたちの学び舎で、新たな「知」を発見してみませんか?

information

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阿東文庫

住所:山口県山口市阿東徳佐上1133番地 旧・亀山小学校内

TEL:080-5047-8881

開館日:土・日曜

開館時間:11:00〜16:00

※開館日であっても、開館していないこともあるので、事前に電話で確認を。

※開館日以外でも電話予約すれば見学可能。

月5.5万円で 自然の中にもうひとつの家を。 話題のサブスクリプションサービス 〈SANU 2nd Home〉に行ってみた

先日こちらでご紹介した、ライフスタイルブランド〈SANU(サヌ)〉が展開する、
都心から片道1時間半〜3時間程度の自然豊かな拠点に自由に滞在できる
セカンドホーム・サブスクリプションサービス
SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)〉。

2021年11月、第一拠点となる白樺湖と八ヶ岳のキャビンがオープンし、サービスが始動。
約1600人が初期入会申し込みを行い、
現在入会待ちの登録者数が約1500人以上なのだとか。
ライフスタイルの多様化が加速し、
より持続可能な社会が求められる現代を象徴するサービスとして、
早くも注目を集めるSANU 2nd Homeの全貌を知るため、八ヶ岳へと足を運びました。

環境負荷を最小限に抑えたサーキュラー建築

〈SANU 2nd Home Yatsugatake 1st〉のキャビンは環境負荷を最小限に抑えたサーキュラー建築。

最寄駅である甲斐大泉駅からタクシーで約2分。
雑木林が生い茂る山間の道を登る途中に見えてくるのが
〈SANU 2nd Home Yatsugatake 1st〉のキャビン。
理想の別荘を想起させるようなモダンな佇まいで、
「今晩はここに泊まるのか」と心が高鳴りました。

このキャビンは、SANUが安齋好太郎氏率いる建築チームADX社と手を組み、
極力環境負荷がかからないよう、原料調達から建設、運用、解体まで
再生・再利用し続ける仕組みづくりを軸に据え、
さまざまな工夫を凝らして建てられた「サーキュラー建築」というもの。

〈SANU 2nd Home Yatsugatake 1st〉のキャビンは岩手県釜石地方の森林組合から調達した樹齢50〜80年程の間伐材を使用。

まず、見ての通りキャビンは木でつくられていますが、
これらはすべて岩手県釜石地方の森林組合から調達した樹齢50〜80年程の間伐材。
つまり、キャビンで使用されている木材は100%国産材です。
そして、ただ木を伐採して活用するだけでなく、食の概念「Farm to Table」のように、
調達から製材、加工、施工までを可視化し、
国産材の価値向上や普及にも努めています。

収益の一部はキャビン50棟分に相当する7500本の木の植林に当てられているそう。
キャビン50棟を建てるとCO2が650t(13t×50棟)排出されるそうですが、
この7500本の木が50年間でCO2を5250t(0.7t×7500本)吸収するので、
キャビンが増えればふえるほど日本の森が豊かになるという計算です。

SANUは環境再生型プログラム「FORESTS FOR FUTURE」をサービスに取り込んでいる。

SANUはこの循環の輪を環境再生型プログラム「FORESTS FOR FUTURE」と名づけ、
プロジェクト全体でCO2排出量より吸収量が多い
カーボンネイティブを実現したと発表しています。
この大きなシステムをサービスに取り込めるなんて、純粋にすごい。

昨年11月の地元向けの内覧会でも、地元の人がたくさん来場し、
とても好意的に受け入れてもらえたと話すのは、SANUのCEOである福島弦さん。

「『(SANU CABINは)俺が人生で見てきた建築物の中で一番かっこいい』
と言ってくださる方もいて、それが強く心に残りました。
地元の方にも愛されるプロダクトをつくることができ、とてもうれしいです。
また、SANUの環境への取り組みや信念に共感し、地域に受け入れていただけたことも、
非常にありがたく、印象に残っています」

キャビンの構造は高床式。風や水の流れを妨げることなく、土壌への負荷が小さいという利点がある。

そして、よく見るとキャビンは高床式。
この構造にすることで、風や水の流れを妨げることなく、
土壌への負荷が小さいという利点が。

そのほか、キャビンを建設する際は、事前に敷地内の木の本数や樹形を全て特定し、
伐採する木の本数を最小限にとどめていたり、
製造過程ではCO2を出すコンクリートや鉄の使用を通常より80%削減。
釘やビスを極力使わず、ほぼすべての部品を分解できるように設計されており、
パーツ交換やメンテナンスを行うことで、なんと50年も運用可能で、
キャビン解体後も別の場所に再建築できたりと、
本当に一から十までサステナブルで学びも多いサービスなんです。

非接触でシームレスな滞在

そんなSANU 2nd Homeですが、到着してからもスムーズ。
クラウド宿泊運営システムsuitebookとWi-Fi型スマートロックRemoteLOCKによって
予約からチェックイン・アウトまでの手続きがアプリからスマホひとつで完結。
ホテルのフロントのようなものは存在せず、
宿泊者ごとに発行されるPINコードを錠口に入力すれば、
到着後すぐにキャビンに入ることができます。

「会員の皆さんには、自分の家の玄関を開けるように、
安心して滞在してもらいたいという思いがありました。
自宅でチェックイン・アウトが存在しないように、
キャビンもチェックインレスであることは、
サービス設計の時点から大前提としてありましたね」(福島さん)

開発当初は、業務の効率化やコロナ対策が目的ではなかったそうですが、
時代の流れが非接触型に向かい、奇しくもそのタイミングと一致。

「今後の展望は、体験の観点でいうと、キャビンには常駐するスタッフはいませんが、
現地に馴染みの店や知り合いができるなど、会員の方と地域の方のつながりを生み出せるような
きっかけづくりを考えていきたいと思っています。
ハード面では、オフグリッド型建築や石油燃料由来の建築素材を更に減らし、
国産木材の利用量を増やすことにも取り組んでいきたい。
運用面では自家発電の導入やごみの削減も視野に入れています」(福島さん)

島の未来を紡ぐためにーー
写真家・在本彌生さんと式根島で
ワーケーションの“その後”を考えた

海に湧く天然温泉、煌めく星々と静かな夜。
海は、いつだって美しい

東京・竹芝桟橋から南へ160キロほど離れた式根島へは、高速ジェット船で約3時間。
調布飛行場から新島行きの飛行機に乗れば、連絡船に乗り継いだ隣島になる。

東京都新島村にある式根島は、徒歩で散策すると
半日ほどで島のスケールを体感できる、面積3.7平方キロメートルの小さな島だ。
周囲を囲む切り立ったリアス式海岸では
黒潮の影響で年中集まってくる多様な魚種を目当てに、釣り人が集う。

そうかと思えば、島の南側の海辺には天然温泉が湧き、
毎夜の如く星を眺めながらの野天湯という楽しみも。
地球の胎動がつくり上げた地形と
それに寄り添う人の暮らしが息づいている。

まずは、〈足付(あしつき)温泉〉に足を浸ける。足に傷を負ったアシカが温泉に入っていたことに由来し、島では外傷にいいと言われているとか。

まずは、〈足付(あしつき)温泉〉に足を浸ける。足に傷を負ったアシカが温泉に入っていたことに由来し、島では外傷にいいと言われているとか。

information

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足付温泉 
あしつきおんせん

住所:東京都新島村式根島1006

Web:新島村観光情報サイト

夏は溢れんばかりの海水浴客で賑わう式根島だが、
シーズンオフは、観光地然とした表情はまったくない。
冬は、海岸線に髙波が打ちつける険しい風景もあれば
島の人たちとのたおやかな交流を持てる時間もあり、
どこか温かなムードがある。

そんな冬の式根島を訪ねたのは、写真家の在本彌生さん。
欧州と日本を往来する国際線の客室乗務員から写真家へ転身、
旅先でインスピレーションを得たものを作品にすることの多い在本さんは
カメラを持って旅することが日常の、いわば旅の達人だ。

夏場は家族連れなど海水浴客で賑わう式根島だが、
シーズンオフともいえる冬場のタイミングはカメラを持って歩くのにいい。
ゆっくりとした速度で在本さんと一緒に歩けば、
写真家がどんな風に一瞬の魅力を切り取っていくのかが見えてくる。

今回は、1泊2日の滞在で在本さんが抱いた式根島の印象に加え、
来訪者の長期滞在を可能にするコワーキングスペース、
〈式根島コワーキングスペース〉を運営する下井勝博さんと
旅先での仕事を可能にする“ワーケーション”について語ってもらった。

湿原カヌーに、阿寒湖アイヌコタンと
伝説の彫刻家。釧路から旭川へ、
大自然とアイヌ文化に触れる旅

今回の旅は、釧路から旭川へ

さまざまな北海道の魅力を満喫する周遊旅。
今回はまず、たんちょう釧路空港から釧路湿原でカヌー体験。
車で1時間半ほど北上し、阿寒湖アイヌコタンを訪れ
アイヌ古式舞踊や、アイヌの木彫り作家、藤戸竹喜の作品に出合う。

阿寒湖温泉から車で約4時間半、旭川へ。
もうひとりのアイヌ民族の伝説的彫刻家、砂澤ビッキの作品に触れ
さらに、100年以上の歴史を持つ〈川村カ子トアイヌ記念館〉を訪ねます。
そこから車で約40分の旭川空港から帰路に。

釧路湿原の自然を体感するアクティビティと、
阿寒湖温泉と旭川のアイヌ文化に触れる旅へ!

真冬のカヌーで出合う絶景と動物たちの物語

写真提供:釧路マーシュ&リバー

写真提供:釧路マーシュ&リバー

たんちょう釧路空港から向かったのは、釧路湿原国立公園内、
釧路川支流の「アレキナイ川」。今回の旅はカヌーツアーからスタート。
「わざわざ厳冬期にカヌー?」「寒そう!」という声が聞こえてきそうだが、
気温が最も下がるこの時期だからこそできる体験がある。

日本最大の湿原である釧路湿原は、国の特別天然記念物「タンチョウ」をはじめ、
約2000種もの動植物を育む大自然の宝庫。
太古の時代に、海から湿原へと変わる過程で多くの湖沼が点在し、
その名残が現在も見られるのが特徴だ。

釧路湿原最大の湖、塘路(とうろ)湖とつながるアレキナイ川は、
本流との高低差や、大きな岩や石がないため流れは穏やかで、
道路からも離れているため人工の音も聞こえない。

だからこそ、往復約3キロのコースを約1時間かけて
じっくりと景色を堪能でき、野生動物との出合いも楽しめる。
聞こえるのは野鳥の羽音、パドルを漕ぐときのチャポン、という水音。
ひと漕ぎするだけで、川の上をスーッと滑るように進んでいくのもおもしろい。
あまりの静けさに、川にいることを忘れてしまいそう。

川の水蒸気が凍り、結晶が花のように育つフロストフラワー、
湯気のようなけあらし、霧氷で真っ白にコーティングされた木々……。
冬ならではの幻想的な光景の連続に、ひととき寒さを忘れ、多幸感に包まれた。

とは言え、厳冬期の釧路湿原は氷点下20度を下回ることもある。
帽子、手袋、ブーツに加え、首回りの防寒は必須。
さらにつま先とお腹付近にカイロを仕込んだ。
北海道の建物内は暖かいことが多いので、重ね着で着脱しやすい服だとなおいい。

今回のガイドは、〈釧路マーシュ&リバー〉の斉藤松雄さん。
釧路出身で、子どもの頃から湿原を遊び場にして育ち、
一度は地元で就職したが「自然体験を通して湿原の魅力を伝えたい」と、
脱サラして同社を設立した。「三度の飯と同じくらいカヌー好き」なのだそう。

「一般的に川下りといったら森の中というイメージですが、視界を遮るものが何もなく、
広々とした空と大地を感じられるのは釧路湿原ならでは。
カーブの先にどんな景色が広がっているのか予想がつかないのもいい。
川は蛇行し、カーブが大きいから曲がるごとにわくわくしますよ」

アレキナイ川と塘路湖を往復する冬のカヌーコース。(写真提供:釧路マーシュ&リバー)

アレキナイ川と塘路湖を往復する冬のカヌーコース。(写真提供:釧路マーシュ&リバー)

アレキナイ川は川幅が狭いので、野鳥や小動物たちを間近に観察できる。
11月末から翌年3月頃までオオワシが見られたり、
タンチョウが川の中で魚をついばむ姿や、エゾシカが見られるのも珍しくない。

「せっかくこの自然環境が良くて暮らしている彼らを大事にしたいので、
見かけたら、なるべく川の端っこを静かに通過します」

さらに斉藤さんの解説は続く。

「タンチョウは冬になると通常、釧路市の隣の鶴居村にある
給餌場に多く集まっていますが、アレキナイ川は凍りにくいため、
そこを縄張りにしているタンチョウたちが餌の魚をとりに来ます。
タンチョウはお互いの強さ、弱さを認識する生き物。
いい縄張りを持っているのは、そのタンチョウの強さの証だと思う」

そんな話を聞いていると、動物たちは自分たちの仲間であり
隣人という思いが自然にわいてくる。

タンチョウの家族とオジロワシのつがいが同時に見られた珍しいシーン。(写真提供:釧路マーシュ&リバー)

タンチョウの家族とオジロワシのつがいが同時に見られた珍しいシーン。(写真提供:釧路マーシュ&リバー)

斉藤さんは「ここは春夏秋冬、いつ来てもベストシーズン」と胸を張る。
アレキナイ川のカヌーツアーはゴールデンウィーク頃まで行い、
夏のグリーンシーズンは、釧路川本流を下る。
途中から木が少なくなって葦原(よしわら)の景色になる変化や、
開放感ある湿原の中を行く体験が楽しめる。

四季折々、まったく異なる景色が楽しめるのも釧路湿原の魅力。(写真提供:釧路マーシュ&リバー)

四季折々、まったく異なる景色が楽しめるのも釧路湿原の魅力。(写真提供:釧路マーシュ&リバー)

釧路湿原でのカヌーは、スポーツ的でアクロバティックな川下りとはまた違う、
いわば「大人のカヌー」という趣だ。そこで感じられるのは、
川や湖が織りなす自然の歴史と、動植物がつむぐ命の物語。

「お客様に、疲れがスッと落ちた、リラックスしにまた来るよ! 
と言ってもらえるときがとてもうれしい」という斉藤さんの言葉に、深く頷いた。

information

map

釧路マーシュ&リバー

住所:北海道釧路郡釧路町トリトウシ88-5

TEL:0154-23-7116

冬の釧路湿原ネイチャーカヌー

実施期間:1月5日~3月31日

所要時間:約1時間30分(準備・移動含む)

料金:大人1名6500円(2名以上で参加の場合。1名で参加の場合、上記料金にプラス 3000円。傷害保険は別途1名500円)

※このほかネイチャーカヌー&塘路湖氷上あそびのコースもあり。

Web:釧路マーシュ&リバー

スイートルームもあります! 〈任天堂〉旧本社社屋が ホテル〈丸福樓〉に

〈任天堂〉旧本社社屋が、ホテルに

1889(明治22)年、花札の製造から始まった〈任天堂〉。
その創業地にあたる京都・鍵屋町に残る旧本社社屋が、
2022年4月、ホテル〈丸福樓(まるふくろう)〉として生まれ変わります。

プロデュースを手掛けたのは、東京の〈THE AOYAMA GRAND HOTEL〉、
京都の〈THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO〉ほか、
数々のホテル、レストランを運営してきた〈Plan・Do・See〉。

「日本のおもてなしを、世界中の人々へ」をスローガンに、
毎回、これまでにないスタイルの空間・サービスを求め、
ゲストを感動させてきた同社。
7つのスイートを含む、全18室を用意した新ホテルでは、
どんな時間を提供してくれるのでしょうか。

建物と同じだけ、歴史を紡いできた看板もそのまま。

建物と同じだけ、歴史を紡いできた看板もそのまま。

〈丸福樓〉の名前は、〈任天堂〉の前身である〈山内任天堂〉が、1947年に設立した〈丸福株式会社〉から。

丸福樓の名前は、任天堂の前身である〈山内任天堂〉が、1947年に設立した〈丸福株式会社〉から。

安藤忠雄氏が設計・監修に参加

丸福樓の魅力を語るに欠かせないのが、
1933(昭和8)年に竣工したアール・デコ調の建物。
任天堂の創業者である山内家の居宅としても利用されたもので、
当時の趣を残しつつ、リノベーションが施されます。

また今回は建築家・安藤忠雄氏がプロジェクトに加わり、
既存棟にスタイリッシュな新棟を融合させながら、全体を設計・監修。
各棟に配されたゲストルームは、それぞれの棟のムードに合わせたものとなり、
調度品も全室で異なるなど、訪れるたびに新鮮な気持ちが芽生えそう。

安藤忠雄氏による〈丸福樓〉の外観スケッチ。

安藤忠雄氏による丸福樓の外観スケッチ。

既存棟は当時の意匠を残しつつ、リノベーションされる。

既存棟は当時の意匠を残しつつ、リノベーションされる。

昭和初期のディテールに包まれて。

昭和初期のディテールに包まれて。

〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉 クラフトジンを使った オリジナルカクテル誕生

写真左「ジントニック」 1400円(税込)、写真右「ギムレット」1600円(税込)

北海道・積丹町生まれのクラフトジンを使って

2022年1月18日より、
北海道・札幌市内にある〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉10階のバー〈BAR IGNIS〉で、
ホテルオリジナルのジンを使った2種類のカクテルが誕生しました。

このカクテルに使われているのは、バーと同名のクラフトジン〈GIN IGNIS〉。
かねてからカクテルの考案やクラフトジンの取り扱いを増やすなど、
バー独自の世界観を表現するための取り組みを進めてきたBAR IGNISが、
北海道積丹町にある蒸留所〈積丹スピリット〉とともに生みだした独自のジンです。

積丹半島のボタニカルを使ったジンづくりを行う蒸留所「積丹スピリット」。

積丹半島のボタニカルを使ったジンづくりを行う蒸留所〈積丹スピリット〉。

積丹スピリットは自然豊かな積丹半島で生まれた素材を使い、
“人々の魂に火を灯し勇気と希望を与える「火の酒」をつくる”という信念のもと、
ジンづくりを行っている蒸留所。
北海道に数ある蒸留所のなかから今回のタッグが生まれた理由を
BAR IGNISの新泉さんは
「バーの店名である『Ignis』はラテン語で『炎』を意味する言葉だったこともあり、
積丹スピリットさんの掲げるコンセプトと非常にご縁を感じました」
と話してくれました。

〈BAR IGNIS〉のルーフトップテラスには焚き火、室内には暖炉が設置され、
「炎」はバーの世界観を表現するには欠かせない要素のひとつです。

北海道の恵まれた自然で育った19種類のボタニカルな原料がたっぷり使うことで、
この焚き火の煙を連想させるスパイシーな味わいや
木のぬくもりが感じられるようなボタニカルの豊かな甘味など
バーの世界観にマッチする個性的な味わいをつくりだすことができました。

高知・ひろめ市場の
極厚ねっとりな「塩カツオ」
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う
最高のアテを探すべく、全国の商店街を巡ります。
今回は、高知県高知市のひろめ市場です。

岩瀬さん

〈ひろめ市場〉で好きなものを好きなだけ選ぶ楽しみ

商店街を歩く。
焼酎ハイボールのアテを求めて。
美味だけではない出会いがそこにはある。

酒飲みなら一度は体感したい場所が高知には存在する。
「まずはここ」、「もう1回ここ」、「やっぱりここ」となってしまう場所。
それが高知市の〈ひろめ市場〉だ。

高知市の中心街、帯屋町アーケードから高知城のほうに抜けたところにあるひろめ市場。活気ある楽しい場所という雰囲気が伝わってくる。

高知市の中心街、帯屋町アーケードから高知城のほうに抜けたところにあるひろめ市場。活気ある楽しい場所という雰囲気が伝わってくる。

赤ちょうちん感とフードコート感。居心地のよさと開放感の両立。購入したものを飲食できる広々スペースが2か所あり、それを路地裏のような狭いスペースがつなぐ。

赤ちょうちん感とフードコート感。居心地のよさと開放感の両立。購入したものを飲食できる広々スペースが2か所あり、それを路地裏のような狭いスペースがつなぐ。

高知の酒とアテのショーケースでもあり、
ガイドブックにも特集されているぐらい観光的でもあるのだけれど、
ネクタイをゆるめる人、明るい笑い声の女性グループと、地元感も溢れる。

酒とは関係なく、修学旅行の中学生たちがカツオのタタキを頬張り、
高知名物であるビスケットのお土産を買う姿も微笑ましい。
テーマパークとフードコートと赤提灯がぐっと身近に感じられる。
混沌というかあけっぴろげというか、
屋内施設ではあるけれど、誰に対しても飾らないし、放っておいてくれるし、
でも、いつでもいらっしゃいという温かさがある。

観光客、地元、常連、どれも関係ない。
そうだ、商店街の良さってこれじゃないか。
長く続く道ではなく、ひとつ屋根の下にあるけれど、
ここも間違いなく、商店街なのだ。

今回も目的はもちろん焼酎ハイボールとともに楽しむアテ探し。
高知らしさは当然の条件。まずはカツオのタタキ。当然の選択だ。
もちろんひろめ市場の中でもいろいろな店がその味を競っている。
〈やいろ亭〉もそのひとつ。

こだわりの生カツオを贅沢に厚切りで

生まれ育ちが昭和の関東で、親も、その親も関東の僕は、
タタキといえばしょうゆかポン酢、添えるのはショウガというイメージで育ったので、
本場の高知に来ていろいろ驚いた。
高知の王道は、塩。
添えるのはたっぷりのスライスしたニンニク。しかも厚切り。
カツオもボリュームたっぷりの厚切り。
自分が食べていたのはなんだったんだろうと、
驚きとともに答えの出ない疑問を浮かべる。

最近は高知でもいろいろなバリエーションもあるようだし、
全国で高知スタイルのカツオのタタキが食べられるようにもなった。
だからこそ、あらためて高知で王道を味わいたい。
やいろ亭は、生のカツオにこだわる。
「カツオを10キロ仕入れて気に入らないものを5キロ返品することもあります」
というのは女将の島崎恭子さん。

板長がこだわって仕入れた魚を、板長自ら火を入れる。素材の良さとこの技術が揃ってこそ高知のタタキ。

板長がこだわって仕入れた魚を、板長自ら火を入れる。素材の良さとこの技術が揃ってこそ高知のタタキ。

カツオのタタキとニンニクはワンセット。食べてみればこの意味がよくわかる。

カツオのタタキとニンニクはワンセット。食べてみればこの意味がよくわかる。「塩タタキ」1300円。

「もとのカツオがよくなければ、塩では食べられませんから」
ひろめ市場がオープンした時から出店したが、もともとは地元の著名ホテルの和食の店。
「ホテルの店もひろめの店も、こだわりは何も変えません」
女将と板長はその覚悟でひろめ市場にやってきた。
「観光だけのところで働きたかったわよ。それなら料理はそれなりでいいし、
気楽じゃないですか」と笑う島崎さん。すぐにキリっとした表情で続ける。
「でも、ひろめ市場は違うんです」

どういうことか?
「もともと帯屋町、地元の活性化のために生まれた場所なんです。
だから地元の良いモノをもっと“ひろめ”よう。それが目的ですから」

はりまや橋のあたりからひろめ市場までを結ぶ帯屋町のアーケード。
高知の中心街ではあるが、どのまちにもあるように、
昔のような賑わいではなく、次第にどのまちにもある店が増えていく。
便利さはもちろん大切なことだけれど、
そのまちらしさ、その商店街らしさを失わずに両立し、
時代に合った楽しさ、喜びがある商店街であってほしい。

思いは利用者側だけではなく、商店街で生きていく人たちも同じなのだろう。
思いを「ひろめる」。
生のカツオにこだわり、仕事にもこだわる。
訪れる人に味を通して喜んでいただくことと同時に
自分たちがその「ひろめる」という目的を果たすためにも。
ボリュームたっぷりのカツオのタタキに思いが詰まる。
もちろんテイクアウト決定。後ほどゆっくり噛みしめよう。

やいろ亭の名物はタタキだけにあらず。「お客さんに喜んでいただきたい」という気持ちが生んだ豊富なアテもうれしい。

やいろ亭の名物はタタキだけにあらず。「お客さんに喜んでいただきたい」という気持ちが生んだ豊富なアテもうれしい。

やいろ亭の女将、島崎恭子さん。ざっくばらんな雰囲気ときっちりした料理の両方を提供したいと言う。

やいろ亭の女将、島崎恭子さん。ざっくばらんな雰囲気ときっちりした料理の両方を提供したいと言う。

〈Nazuna 飫肥 城下町温泉 小鹿倉邸〉
日南市の築140年の屋敷を、
城下町を旅する古民家宿へ

PAAK DESIGN vol.6

宮崎県日南市で建築デザイン、宿泊や物販など、幅広い手法で地域に関わる、
〈PAAK DESIGN株式会社〉鬼束準三さんの連載です。

今回は、日南市の観光地、飫肥(おび)城下町にある
〈Nazuna 飫肥 城下町温泉 小鹿倉邸(こがくらてい)〉の
リノベーションがテーマです。まちを周遊するための施策とともに、
古民家宿がどのようにできあがったのか、振り返っていきます。

プロジェクトの始まり

2017年4月頃。
まだ、〈PAAK DESIGN〉の会社設立の準備をしている頃の話です。
日南市の「まちなみ再生コーディネーター」(当時)を務める
徳永煌季(こうき)さんから、
「旧小鹿倉邸」という大きな武家屋敷を活用するために、
一度建物を見てほしいと相談を受けました。

ちなみに、まちなみ再生コーディネーターとは、
日南市が飫肥城下町の歴史的風景を保存しながら、魅力を向上させ活力を高めるために、
タウンマネージャー(コーディネーター)となる人材を全国公募して、
コーディネーターが移住し、まちの中に住みながらまちづくりを推進する事業です。

空き家の状態だった小鹿倉邸の玄関付近。

空き家の状態だった小鹿倉邸の玄関付近。

2015年に市に寄贈されたときの様子。家財道具がそのまま残り、当時の生活感がうかがえる。雨漏りもなく、保存状態も極めて良好だった。

2015年に市に寄贈されたときの様子。家財道具がそのまま残り、当時の生活感がうかがえる。雨漏りもなく、保存状態も極めて良好だった。

飫肥城下町について

2015年にまちなみ再生コーディネーター事業が始まって以降、
飫肥城下町では新しい取り組みが続いています。
2017年4月に徳永さんらが中心となり、
一棟貸しの古民家宿〈季楽 飫肥 勝目邸(かつめてい)〉
〈季楽 飫肥 合屋邸(おうやてい)〉の2棟をオープンさせました。

続いて、2018年4月には、以前ご紹介したお食事処の〈武家屋敷伊東邸〉が開店し、
2020年3月に今回の物件である〈Nazuna 飫肥 城下町温泉 小鹿倉邸〉が
オープンすることになり、段階的に新しいまちづくりが行われています。

ハレの日もケの日も
願い事をこめて
「わたしのまちの開運祈願」

今月のテーマ 「わたしのまちの開運祈願」

初詣や特別な日、普段の日に訪れて
神仏へ願掛けを行う人も多いはず。
全国にはさまざまなお寺や神社があり、
多種多様な参拝、祈願方法が行われています。

今回は全国にお住まいのみなさんに
近所にあるお寺・神社の祈願方法について教えてもらいました。

そのまちに住む人や参拝者を見守っているわたしたちの身近なスポット。
その数は、全国のコンビニよりも多く、
お寺は約7万、神社は約8万社もあるのだそうです。
地域のお寺や神社へ今年の開運を願いに訪れてみてはいかがでしょうか。

【岩手県奥州市】
海外からも見物人が訪れる日本3大裸祭が行われる〈妙見山黒石寺〉

〈妙見山黒石寺〉は岩手県奥州市の山間に位置し、
静寂で厳かな雰囲気に包まれた天台宗の寺院です。
ご本尊である薬師如来坐像は日本最古の在銘木彫仏として
国の重要文化財に指定され、厄除けパワースポットとも言われています。

初夏の黒石寺本堂。

初夏の黒石寺本堂。

このお寺では毎年旧正月7日夜から翌日早朝にかけて、
五穀豊穣と厄払いを祈願する「黒石寺蘇民祭」というお祭りが開催されています。

当日の行事内容。

当日の行事内容。

この「黒石寺蘇民祭」は1000年以上の歴史を誇っているお祭りで
東北中心に全国各地にある「蘇民祭」のなかでも
日本3大裸祭りのひとつに数えられる有名なもの。

「裸の男と炎の祭り」という異名の通り、雪が降りしきる極寒のなか、
ふんどし姿の男性陣が氷点下の川の水を浴びて体を清め、
交互に組まれた木の上で立ち込める火と煙のなかでお祓いをしてから行われます。
勝ち取った人に福をもたらす「蘇民袋争奪戦」など、
なんともワイルドでエネルギッシュな行事が
夜通し繰り広げられるんです。

見ているだけでも凍えてしまいそう……!

見ているだけでも凍えてしまいそう……!

参加者はそれぞれの願いを書いた角灯を手に。「ジャッソー!ジャッソー!」「ジョヤサ!ジョヤサ!」という呪文のような掛け声が飛び交います。

参加者はそれぞれの願いを書いた角灯を手に。「ジャッソー!ジャッソー!」「ジョヤサ!ジョヤサ!」という呪文のような掛け声が飛び交います。

黒石寺蘇民祭

その奇祭っぷりに地元の人に混じって都心や海外から
わざわざ参加しにくるお祭りマニアも少なくないそうです。

この夜限定の〈蘇民食堂〉という藁づくりの休憩所を兼ねた食堂の雰囲気もたまりません。

この夜限定の〈蘇民食堂〉という藁づくりの休憩所を兼ねた食堂の雰囲気もたまりません。

蘇民食堂の中

蘇民食堂の中。おでんや地元のどぶろく「とらまづ」など体を温めてくれるメニューが楽しめます。

蘇民食堂の中。おでんや地元のどぶろく「とらまづ」など体を温めてくれるメニューが楽しめます。

昨年に引き続き今年も感染防止のため、中止が決定。
来年こそは世界中の災厄消除が叶って
無事開催できることを心より願っています。

information

map

天台宗 妙見山黒石寺

住所:岩手県奥州市水沢黒石町字山内17

Web:妙見山黒石

photo & text

小川ちひろ おがわ・ちひろ

遊軍スタイルフリーコーディネーター。東京出身。オーストラリアや台湾での海外生活も経験する放浪人間。異なる文化や感覚を持つ「人」に興味を抱く。 転職を機に〈地域おこし協力隊〉の制度を活用して岩手へ移住。現在は遊軍スタイルのフリーコーディネーターとして、旅するように東北の暮らしを堪能中。フットワークの軽さとコミュニティの広さをいかして、人をつなげてケミカルな反応が起こる「場」や「間」を創り出すことを楽しんでいる。

朝市にシメパフェ、ローカルフード。
函館から札幌、最北の地・稚内へ、
温泉とグルメを堪能する旅

今回の旅は、函館から札幌、そして稚内へ

さまざまな北海道の魅力を満喫する周遊旅。
今回はまず、函館空港から車で5分というアクセス抜群の湯の川温泉へ。
湯の川温泉から市電に揺られ、函館朝市では、海鮮グルメを堪能。

函館駅から特急で約4時間で札幌へ。
札幌を代表するグルメ、ジンギスカンを味わったら、
ここ数年、新たな定番となっている“シメパフェ”を食べ比べ。
札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉、さらに豊平峡温泉まで足を延ばして、
知る人ぞ知るグルメに出合う。

そして新千歳空港から1時間のフライトで稚内空港へ。
最北端の温泉でゆっくり体を癒したら、日本最北端の地を訪れ、
最後は稚内のソウルフード「チャーメン」の名店へ。

各地の特徴ある温泉とグルメを堪能する旅へ、ご案内します!

日常と非日常が交差する、湯の川温泉で

約10分ごとに1本程度の間隔で行き来する市電。湯の川温泉から、五稜郭や函館朝市方面まで行くことができる。

約10分ごとに1本程度の間隔で行き来する市電。湯の川温泉から、五稜郭や函館朝市方面まで行くことができる。

函館空港から車で5分。
全国でも珍しい、空港に近い温泉街として知られるのが〈函館湯の川温泉〉だ。
飛行機を降りてタクシーに乗り込めば、あっという間に到着する。
短い移動距離で、疲れた体を熱い湯に浸すことができるのはうれしい。

湯の川の語源は、アイヌ語のユ(湯)と、ベツ(川)からきているとされる。
1868年の箱館戦争時には旧幕軍の総裁である榎本武揚が傷病兵を療養させたほか、
自身もたびたび入浴に訪れたという歴史を持つ。
1886年に湯治場が開かれてからは、料理店や宿、土産物屋などが立ち並び、
温泉街として栄え始めた。

いわゆる街場の温泉地で、中心地は市電の路面電車が行き来する。
観光客と地元の人たちの日常が交差する、湯の川温泉らしい風景だ。

足湯の利用可能時間は9時~21時。利用者は足拭き用のタオルを持参。目の前にはバス停があるため、バス待ちの間に入る人も多そう。

足湯の利用可能時間は9時~21時。利用者は足拭き用のタオルを持参。目の前にはバス停があるため、バス待ちの間に入る人も多そう。

市電の「湯の川温泉」停留所からほど近い場所にあるのが、無料開放されている足湯。
こんな中心部に足湯が? と最初は面食らうが、
入れ替わり立ち替わり人が入る姿を見て、
足湯が暮らしの一部になっていることを実感する。
談笑したり読書をしたりと、思い思いに楽しむ人たち。
冬場は少し滞在時間が長くなりそうだ。

そして温泉に入るのは、人間だけではなかった。足湯から歩くこと約10分。
温室の中に約300種類もの南国の珍しい花や木が育つ〈函館市熱帯植物園〉では、
なんと源泉に浸かるニホンザルたちが見られる。

現在は大小合わせて60頭ほどのサルがいる。本来水に入ることを嫌うサルも、温泉ならウェルカム。

現在は大小合わせて60頭ほどのサルがいる。本来水に入ることを嫌うサルも、温泉ならウェルカム。

1970年に開園し、「植物園に訪れる人を楽しませたい」と、翌年にサル山が誕生。
かつてこの周辺にたくさん湧いていた源泉をサル山に引いて以来、
約50年もの間、湯の川温泉はニホンザルの体を温め、それを見る人々を和ませてきた。
毎年12月1日から5月の連休最終日までは、
ニホンザルの入浴シーンにお目にかかることができる。

一方、空港だけでなく、海も近いのが湯の川温泉の特徴。
北海道と本州の玄関口である津軽海峡を、
最上階の露天風呂から遮るものなく眺められるのが、
2021年7月にオープンした〈函館湯の川温泉 海と灯〉だ。

〈函館湯の川温泉 海と灯〉のインフィニティ露天風呂は絶景のオーシャンビュー。

〈函館湯の川温泉 海と灯〉のインフィニティ露天風呂は絶景のオーシャンビュー。

特に7月から秋にかけては、真っ暗な海の上にぽつん、ぽつんと
蛍のように光るイカ釣り漁船の漁火が美しい。
冬は雪見風呂、天気が良ければ満月。四季折々の楽しみ方ができる。

地元〈箱館醸蔵〉の地酒を、風呂に浸かりながら升で味わえるサービスも(有料)。(写真提供:海と灯)

地元〈箱館醸蔵〉の地酒を、風呂に浸かりながら升で味わえるサービスも(有料)。(写真提供:海と灯)

そして、温泉といえばおいしい食事。
館内のブッフェレストラン〈月舟〉には、函館周辺の漁港で
その日の朝にとれた新鮮な魚介を中心に、夜は150種類、朝は140種類もの品目が並ぶ。
ブッフェ形式で好きなものを好きなだけ盛れるほか、
焼きたて、つくりたて、握りたてを心ゆくまで堪能できる。

まち歩きもしたいけど、ずっとここにいたい……。
そんな気持ちにさせてくれる宿だ。

information

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函館市熱帯植物園

住所:北海道函館市湯川町3-1-15

TEL:0138-57-7833

アクセス:函館空港から車で約5分、バス15分

営業時間:4月~10月 9:30~18:00、11月~3月 9:30~16:30

休園日:12月29日~1月1日

料金:300円(小中学生100円)団体割引有

Web:函館市熱帯植物園

information

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函館湯の川温泉 海と灯 
ヒューイットリゾート

住所:北海道函館市湯川町3-9-20

TEL:0138-57-5390

アクセス:函館空港から車で約5分、バス15分(熱帯植物園前下車徒歩1分)

宿泊料金:1泊2食付1室26000円~

日帰り入浴料金:大人1100円、4~12歳550円、3歳以下無料

日帰り入浴時間:14:00~18:00

Web:函館湯の川温泉 海と灯

絶景を眺めながら仕事が捗る! 〈休暇村南伊豆〉で贅沢ワーケーション

海を一望できるテラスには足湯やハンモックも

ここ数年、外出自粛の影響からテレワークが推進され、
場所にとらわれない働き方が定着しつつあります。
なかでも今注目を浴びているのが、ワーケーションです。

ワーケーションとは、「仕事(Work)」と「休暇(Vacation)」を合わせた造語。
オフィスではない場所で働きつつ、休暇も楽しむ新しいライフスタイルのひとつです。

最近、このワーケーションに対応した宿泊施設やリゾート地がどんどん増えてきています。
せっかくワーケーションをするなら、その土地ならではの楽しみ方も満喫したいですよね。

そこで注目したいのが、
富士箱根伊豆国立公園に位置するリゾートホテル〈休暇村南伊豆〉です。

ホテル屋上にある「潮騒テラス」からの景色。真正面に弓ヶ浜が眺められ、右側には南伊豆の町並みが広がります。

ホテル屋上にある〈潮騒テラス〉からの景色。真正面に弓ヶ浜が眺められ、右側には南伊豆のまち並みが広がります。

同ホテルは目の前に日本の渚百選に選ばれた「弓ヶ浜」が広がり、
ビーチにも徒歩約1分でアクセスできる好立地。

2022年1月8日に新たに〈リゾワテラス〉と呼ばれるワークスペースが完備され、
絶景を楽しみながら仕事ができる環境が整いました。

「潮騒テラス」で足湯を満喫しながらの贅沢ワーケーション。

〈潮騒テラス〉で足湯を満喫しながらの贅沢ワーケーション。

屋外のワークスペースは全部でふたつ。
ホテル屋上にある〈潮騒テラス〉には足湯やハンモックが用意され、
思い思いの方法で仕事のスタイルが決められます。
適度にリラックスできる環境で、自然と仕事も捗りそうです。

ロビーから見た「庭園テラス」。

ロビーから見た〈庭園テラス〉。

1階には豊かな自然が感じられる〈庭園テラス〉があります。
小鳥のさえずりや、弓ヶ浜から聞こえる波の音に癒されながら
ワークタイムを過ごすことができます。

もちろんモバイル電源が無料でレンタルできるので
Wi-Fi環境の心配はいりません。

〈東京都離島区大島プロジェクト〉
波浮を舞台に巻き起こる
さまざまなイノベーション

東京都離島区大島プロジェクト vol.02

大島、ひいては東京諸島全体を盛り上げるために東京都のバックアップのもと、
“あなたらしい大島の物語”をつくっていくことを目指し、
さまざまな活動を行っていく「東京都離島区大島プロジェクト」。
この企画では3回に分けて、プロジェクトの6人のキーパーソンを紹介していく。
2回目となる今回登場してもらうのは
〈島京梵天(とうきょうぼんてん)〉の河村智之さんと〈青とサイダー〉の吉本浩二さん。
ふたりが拠点にしているのは、昭和感漂う波浮(はぶ)というエリア。
元町に比べると、観光客が訪れることも少なく、空き家も目立ち始めていたこのエリアが、
数年前から一大イノベーションを起こし、各方面で注目され始めている。

東京の島を生んだ「恵比寿様」が梵天たい焼き誕生のきっかけ

島京梵天の河村智之さんはエネルギー&フレンドリーの塊のような人だ。
この取材でも着くなり「たい焼き食べるでしょ! いっぱい種類あるよ、なにがいい?」と
明るく声をかけてくれた。
彼が都心から大島へやってきたのはいまから16年前。
しかも、移住したのは賑わっている元町ではなく、波浮。

波浮港を高台の展望台から望む。港の上に見えるのが波浮の集落。

波浮港を高台の展望台から望む。港の上に見えるのが波浮の集落。

かつて波浮港は遠洋漁業の中継港として、数多くの船が立ち寄る場所だった。
最盛期には旅館や飲み屋さんが軒を連ね、
映画館と公衆浴場がそれぞれ2軒ずつあったという。
現在では、当時の面影を残す閑静な場所として人気が高まりつつある。
そんななか、ここ数年で新規に事業を起こす人が増え始め、
いま再び波浮に活気が戻ってきている。
河村さんは間違いなくその起爆剤となった人物だ。

最初に大島を訪れたのは2003年。ふらっと行ってみたら「ドハマリした」という。
それから週末になるごとに島に何度も通った。

「ここにもうひとつの東京があると思ったんです。なんというかワープ感がありますよね。
都会感のある竹芝から、一気に離島の風景へ。そのギャップがとても新鮮でした」

2006年に移住してすぐに波浮で、カフェと古民家を改装したゲストハウスを始めた。

「最初に始めたカフェは玄米菜食のランチとかをやっていました。
でも当時は玄米菜食なんて知っている人も少なかったし、ぜんぜんダメ。
まだまだ波浮にくる観光客も少なかったのでゲストハウスもなかなか厳しい。
そんなときに、たまたまイベントに屋台を出店する機会があって、
それがすごく楽しかったんですよね」

屋台のような形態でなにか売れないかなと考えたときに、思いついたのがたい焼きだった。

「実はこれにもちょっとしたエピソードがあって。
この古民家をリノベーションしているときに、
裏手から恵比寿さんの像がくっついた溶岩が出てきた。
それでいろいろ調べてみたら、東京の島々を生んだ神様だということがわかって。
じゃあ、恵比寿さんが背負っている鯛を焼こうじゃないかと」

築130年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿。もともとは波浮港の網元が暮らした場所。

築130年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿。もともとは波浮港の網元が暮らした場所。

最初はオークションサイトで買った焼き板を使って試行錯誤。
そもそもたい焼きなんて焼いたことすらなかった。
そうやって見切り発車でスタートしたこのたい焼きが当たった。

「島には気軽にテイクアウトできるようなものがあまりなかったのも、
大きかったと思います」

物珍しさも手伝って、2010年のオープンから間もなく、
メディアの取材が次々に舞い込んできた。
その影響もあり、島京梵天を目指してわざわざ波浮を訪れる観光客も増えた。
テレビ出演をきっかけに島の人からも広く認知されるようになり、
放送翌日には合計300匹焼き続けたという。

「1日でそれだけ焼いたのはいまだに最多記録かもしれません。
かれこれ11年で30万匹は焼いていますね」

島京梵天の名物であるたい焼きは、羽根つきが特徴。5〜10月はかき氷も提供。

島京梵天の名物であるたい焼きは、羽根つきが特徴。5〜10月はかき氷も提供。

たい焼きのバリエーションも豊富だ。王道のつぶあんはもちろん、
食事にもなる「ハムチーズマヨ」、さらに冷したい焼きもあって、
大島名産の明日葉を使ったものが人気。

「周囲にお店も少なかったので、甘い物だけじゃなく、
いろんなバリエーションをここでカバーできればいいなという気持ちもありました」

こぢんまりとした波浮の集落。遠くに見える竜王埼灯台は、日の出、日の入りを同じ場所から見ることができる場所。

こぢんまりとした波浮の集落。遠くに見える竜王埼灯台は、日の出、日の入りを同じ場所から見ることができる場所。

〈ホテル椿山荘東京〉 庭園に椿咲くインスタレーション・ アート “つばきの日”2月8日から開催

椿の楽園へようこそ

2022年に開業70周年を迎える〈ホテル椿山荘東京〉。

広大な庭園を有し四季折々の美しい景観を堪能できる、
まさに都会のオアシスといえるこちらで、
期間限定で〈椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート〜〉が開催されます。

美しくデザインされた苔庭と椿の演出。

美しくデザインされた苔庭と椿の演出。

自然と現代技術を掛け合わせた演出を行う
ホテル椿山荘東京の「庭園プロジェクト」。
1年を通して「7つの季節7つの絶景」が繰り広げられます。

桜や雲海、新緑などその季節ごとにテーマと演出が異なり、
訪れるひとを癒し、楽しませてくれます。

季節の花々や雲海などさまざまなテーマで庭園が彩られる。

季節の花々や雲海などさまざまなテーマで庭園が彩られる。

1年のスタートを飾るのは、
2月8日から5週間に渡って開催される、
〈椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート〜〉です。

椿をテーマに、庭園の細部まで丁寧につくり込まれた空間演出を
ぜひご覧ください。

凛とした佇まいを感じさせる竹穂垣。

凛とした佇まいを感じさせる竹穂垣。

大島と五島から植樹した樹齢約40年のヤブツバキも生い茂る。

大島と五島から植樹した樹齢約40年のヤブツバキも生い茂る。

特別に製作された萩ガラスの石燈ろう。

特別に製作された萩ガラスの石燈ろう。

竹穂垣、苔、ヤブツバキの大樹、
萩の石が配置された道を進むと群生椿の世界が広がります。

昨年、新たに約500本が植えられたという〈玉有明〉は
1枚の花弁が紅白に染まる八重咲きの品種。

華やかでめでたい椿に迎えられる〈椿花小路〉は必見です。

期間中、庭園には約2300本、100種以上もの椿が咲き誇ります。
訪れる頃に、どんな品種の椿が咲いているのか楽しみですね。

東京椿鑑賞MAP

東京椿鑑賞MAP

またホテル椿山荘東京に宿泊できるチャンスも。
現在、WEB限定で開業70周年を記念した
70組様ご宿泊ご招待キャンペーンを実施中とのこと。

詳しくは、こちらの応募要項をご覧ください。
※応募期間:2022年1月11日(火)12:00~1月27日(木)17:00

ペンギンの個性や関係性がひと目で判明 「ペンギン相関図2022」公開! 〈すみだ水族館〉のユニークな取り組み

すみだペンギン相関図2022。特設サイトで、拡大しながらじっくり楽しめる。

話題の「ペンギン相関図2022」。その内容は……?

東京墨田区のスカイツリー内にある水族館〈すみだ水族館〉では、
ペンギンの個性や関係性をまとめた「ペンギン相関図2022」を、
特設サイトと館内パネルにて公開中!

ペンギン相関図は、それぞれ個性を持つペンギンと、
その個性により年々変わるペンギン同士や飼育スタッフたちとの多様な関係性を、
多くの人に知ってもらいたいとの想いから2018年からスタート。
今回で3回目のアップデートを迎える人気コンテンツです。

すみだ水族館で暮らす49羽のマゼランペンギンの行動を飼育スタッフが日々観察し、
それぞれの個性や関係の変化などの最新情報がまとめられています。

「3分くらいでなんとなくわかって、1時間くらい見ていられる!」
というキャッチフレーズの通り、じっくり読み込むほどおもしろい!

相関図では、親子や兄弟のつながりといった家系図だけではなく、
友人関係やカップルの恋愛模様のほか、
飼育スタッフも加わったペンギンたちの関係がわかりやすく表現されているのがユニークです。

飼育スタッフとペンギンたち。

飼育スタッフとペンギンたち。

ペンギンたちは、見た目や鳴き声の違いだけではなく、
人間と同じように性格や好みのご飯まで個性豊か。
その個性までもが細かく記載されていて、
普段からペンギンたちの暮らしを見守る飼育スタッフの深い愛情を感じることができます。

相関図には「あずま」とずっともどかしい関係性が続いているという「あんこ」。

相関図には「あずま」とずっともどかしい関係性が続いているという「あんこ」。

3回目のアップデート! 今年の見どころは?

今年の見どころのひとつは、新人飼育スタッフである佐藤さんが
ペンギンの信頼を勝ち取ろうと奮闘していることだそう。
相関図を見てみると、残念ながら今のところは多くの信頼は得ていない様子。

「ペンギン相関図2022」今年の見どころのひとつは、新人飼育スタッフ佐藤さんがペンギンの信頼を勝ち取ろうしていることだそう。

また、今年生まれたばかりの「ぼんぼり」にも注目。
過保護に育てられた彼は、体も態度も大きく成長しているのだとか。
“0歳にして誰よりも大きい”という彼をぜひこの目で見てみたい!

「ペンギン相関図2022」では今年生まれたばかりの「ぼんぼり」にも注目。

〈サイプレスリゾート久米島〉が全室リニューアル! 伝統工芸品「久米島紬」に 触れ合える空間へ

重要無形文化財の久米島紬を贅沢に

沖縄・久米島にある〈サイプレスリゾート久米島〉は、
すべてのゲストルームを島の伝統工芸品である
「久米島紬(くめじまつむぎ)」のデザインをあしらった内装に一新しました。

ベッドボードには、久米島紬の代表的な文様をもちいたアクリルパネルを配置。2層を重ねることで、織りの構造がわかるようになっている。さらに見る角度によって表情が変わる、遊び心のあふれるデザインも素敵。

ベッドボードには、久米島紬の代表的な文様をもちいたアクリルパネルを配置。2層を重ねることで、織りの構造がわかるようになっている。さらに見る角度によって表情が変わる、遊び心のあふれるデザインも素敵。

「久米島Tsumugi」ルームと名づけられたこの客室では、
ベッドスローから照明、クッション、タペストリーまで
至るところに「久米島紬」の文様がちりばめられています。

さらに壁には琉球王朝時代に描かれた「御絵図(みえず)」の復刻版が飾られ、
その歴史も存分に感じられる部屋になっています。

本物の「久米島紬」をもちいた照明スイッチ。

本物の久米島紬を用いた照明スイッチ。

照明スイッチやクローゼットの引き手には本物の久米島紬を使用。
実際に手で触れ、繊細な織りの美しさやその手触りを堪能できます。

手作業でつくられる久米島紬はひとつとして同じものがなく、
どんな文様に出会えるかは客室についてからのお楽しみです。

「久米島Tsumugi」オリジナルグッズ、久米島紬柄クッションカバー2色。

「久米島Tsumugi」オリジナルグッズ、久米島紬柄クッションカバー2色。

同館では期間限定のオリジナルグッズも販売開始。
クッションカバーや蒔絵シールなどを旅の思い出に持ち帰ることができますよ。

〈ならやま凮土譚〉 西会津・楢山集落で 2泊3日のアートツーリズム! 異郷の地で唯一無二の体験を

季節ごとに開かれる、桃源郷の旅へ

2022年1月21日〜23日に、
福島県西会津の奥地にてアートツーリズム
〈ならやま凮土譚(ふうどたん)〉が開催されます。

「譚(たん)」とは、物語を語ること。

物語の舞台となるのは、
西会津町奥川郷で360年以上続く、
地元でも秘境といわれている楢山集落です。

雪深く、眼下に雲海を望むこともあるという楢山集落。

雪深く、眼下に雲海を望むこともあるという楢山集落。

楢山集落は1660年の開拓以降、稲作を中心に炭焼きや養蚕、
林業など百姓の暮らしが棲み継がれてきたといいます。

そして2019年より立ち上げられたのが、
〈楢山プラネタリーヴィレッジプロジェクト〉。

〈NIPPONIA 楢山集落〉という
“集落に暮らすように泊まれる”古民家ホテルを運営しながら、
持続可能な集落づくりが進められています。

NIPPONIA楢山集落。

NIPPONIA楢山集落。

今回のならやま凮土譚とは、参加者自身が
民話や伝承に登場するような異郷へ迷い込む「旅人」になり、
ともに物語を共創するという、
2泊3日の新たな宿泊体感型アートツーリズム。

土着の文化(年中行事や民俗文化)が、
さまざまな媒体を使ったアートパフォーマンスとして表現され、
見る者に新たな価値を気づかせてくれることでしょう。