浜松〈トゥルネラパージュ〉
オーディオ・アートともいえる
官能的で甘美なスピーカー

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
静岡県浜松市。

「Listen & Love」スピーカーの圧倒的な存在感

カルロス(以下カル): うわー、なんとも甘美なスピーカー!

コロンボ(以下コロ): ドイツのアヴァンギャルド・アコースティック社の
〈avangarde trio〉+〈6 basshorn〉というスピーカーシステムなんだ。
オーナーの矢野裕理さんが一目惚れしたんだって。

カル: モダンでメンフィス・デザインのようでいて、エレガント。
楽器みたいな官能的なカーブだね。
圧倒的な存在感で、まさにスピーカーのためにつくられたようなお店。

コロ: その通りなんだよ。ブルックリンスタイルのレンガの壁から、吹き抜けの天井、
すべてスピーカーありきの設計で、スピーカーの色の塗装までオーダーしたらしい。

カル: クルマにある色ならなんでも可能なんでしょう? 
ジャガー・グリーンでもランボルギーニ・オレンジだろうと。

コロ: そうなんだ。さすが「Listen & Love」をブランドイメージとして
標榜するだけある。

カル: 実際、鳴りはどうなの?

コロ: ピュアでしなやか。まるで魔法をかけたようにスリリングで繊細な音なんだ。
サイズは大きいけど、細かい音がとてもクリアで、爆音でなくとも引き込まれちゃう。
小さい音でも細胞が揺さぶられるから、へんなマッサージより、セラピーになるってさ。

カル: リラックスし過ぎて、寝ちゃう人もいるだろうね。
寝られちゃう音楽はいい音楽ってことでもあるけど。

コロ: 喫茶店っていっても、リスニングスペースはホールみたいな造りだし、
カリモクのチェアは座りやすいし、余計にかも。

岩手の芸能を生で体感 〈ヘンバイバライ2022〉開催

先人たちが芸能を通して伝えてきた、命への感謝と供養を体験する

鹿踊り(ししおどり)や神楽の演舞などの芸能、鹿の解体などを通して
郷土芸能の本質を未来へと継承する催し〈ヘンバイバライ2022〉が
10月16日(日)に、岩手県一関市厳美町の〈祭畤(まつるべ)スノーランド〉で開かれます。

ヘンバイとは「反閇」と書き、
鎮魂や邪気を払い除くために大地を踏みしめる、芸能特有の足さばきのこと。

岩手に伝わる郷土芸能の多くの踊りの中に、
腰を低く大地を踏みしめる反閇の動きがあることから、無病息災や五穀豊穣を願い、
日々の暮らしへの感謝を願い舞います。

岩手の先人たちが芸能を通して伝えてきた、命への感謝と供養という本質を見つめ、
いつの時代も変わることのない大切な価値観を未来へと伝えていく祭り、
それがヘンバイバライです。

岩手の芸能を生で体感する郷土芸能演舞

見どころのひとつは、岩手県内に広く多数伝わる郷土芸能です。

今回のイベントでは、
1700年代に三陸沿岸の水戸辺(みとべ)村(現宮城県南三陸町)から伝授され
現代に伝わる〈行山流舞川鹿子躍〉の、一関市舞川中学校の生徒による演舞や、
遠野市小友町山谷地区に伝わる幕踊り系の獅子踊りである〈山谷獅子踊り〉、
花巻市の無形⺠俗文化財である〈上根子神楽(かみねこかぐら)〉など、
県内6団体の伝統芸能、演舞を見ることができます。

土地に伝わる祈り、伝統、歴史を体感できるまたとない機会です。

〈行山流舞川鹿子躍〉。

〈行山流舞川鹿子躍〉。

北上市の念仏剣舞〈相去鬼剣舞(あいさりおにけんばい)〉。

北上市の念仏剣舞〈相去鬼剣舞(あいさりおにけんばい)〉。

また、一関市で染め物や祭り衣装などのプロダクトを手がける〈京屋染物店〉による、
鹿踊りのお面をもとにデザイン・制作した手ぬぐいが発売中です。
この〈ヘンバイバライ手拭〉の売上金は運営資金に当てるそう。
イベント開催を応援したい方はぜひ、ヘンバイバライ手拭のご購入を。
受付にてヘンバイバライ手拭を提示の方には、
イベントオリジナルステッカーをもらえるという特典もあるそうです。

〈ヘンバイバライ手拭〉2200円(税込)

〈ヘンバイバライ手拭〉2200円(税込)。

贅沢秋キャン楽しもう! 島根・三瓶山にグランピング施設が 期間限定で誕生!

トヨタの新モビリティもお試しできる!

出雲神話で大地をつなぎとめる
重要な役割を担った、島根県大田市にある活火山・三瓶山。
現在は自然豊かな観光地として県内外の人が集っています。

そんな三瓶山に、9月1日(木)〜10月31日(月)の期間限定で
グランピング施設〈GLANSCAPE(グランスケープ)〉がオープンしました。

GLANSCAPEは、国立公園などのロケーションで宿泊体験を提供するグランピング施設。
今年1月に香川県さぬき市大串半島で実施し、
この度、島根県太田市の三瓶地区にオープンする運びとなったそう。

GLANSCAPEは、国立公園などのロケーションで宿泊体験を提供するグランピング施設。

GLANSCAPEは、国立公園などのロケーションで宿泊体験を提供するグランピング施設。

今回GLANSCAPEがオープンする三瓶山西の原は、
約5万年前の噴火でできたカルデラの中に広がる草原。

三瓶山西の原は、
約5万年前の噴火でできたカルデラの中に広がる草原。

おしゃれな家具や家電、アメニティが用意された
快適な宿泊スペースを設営されました。

そのような大自然の中に、
おしゃれな家具や家電、アメニティが用意された
快適な宿泊スペースを設営されました。

食事は、地元の生産者から直接仕入れた、
新鮮な海や山の幸の多国籍料理を味わうことができます。

シエンタに乗って家族で行きたい!
週末 横浜・横須賀ドライブの
お薦めスポット3選

Destination 1. UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店
屋上に公園があるユニクロで、遊びと買い物の両方を家族で楽しもう!

トヨタから発売された新型シエンタは、家族ドライブの強い味方だ。
燃費性能がぐんとアップしたから、もう躊躇しないで遠出ができるように。
最小回転半径5.0メートルという“小回り上手”だから、
パパも、ママも、
市街地や混み合った駐車場でも安心して運転することができるというものだ。

そんなわけで、ある晴れた休日の朝、ちょっと早起きして向かったのは横浜・横須賀エリア。
東京から湾岸線を流し、胸のすくような景色が目の前に広がる
横浜ベイブリッジを渡った先には――
家族みんなが楽しめるデスティネーションがいっぱいだ。
さあ、ワクワク&ドキドキがいっぱいの横浜・横須賀ドライブに出かけよう!

最初に向かったのは〈UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店〉。
潮風香る日本最大級のマリーナ〈三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド〉に、
地上3階建ての独立棟として
2020年4月にオープンした「遊べるユニクロ(ジーユーもあり)」だ。

「頑張れー」「待ってよー!」と声をかけ合っては、次々と現れる屋上の遊具ではしゃぎ回る子どもたち。

「頑張れー」「待ってよー!」と声をかけ合っては、次々と現れる屋上の遊具ではしゃぎ回る子どもたち。

どう「遊べる」のかというと――、佐藤可士和のトータルプロデュースのもと、
建築家の藤本壮介が基本構想とデザイン監修を手がけたこの店舗は、
なんとゲレンデのように傾斜した屋上が、すべり台、ジャングルジム、ボルダリング、
クライミングができる公園になっているのだ。

これが想像以上に広く、しかも本格的なつくりで、
大人も子どもも斜面を登っているうちになんだかワクワクしてくる。
遊具の設計を一緒に考えたのは、教育玩具で有名なボーネルンド社。
遊んでいるだけで健康な体づくりにつながるだけでなく、
子どもたちの感性や創造性にもいい刺激となりそうだ。

屋上斜面のてっぺんに鎮座する、宇宙基地めいたデザインのジャングルジム。上までのぼれば海を見渡せる。真ん中にはトランポリンもあって、子どもたちが大興奮すること間違いなしだ。

屋上斜面のてっぺんに鎮座する、宇宙基地めいたデザインのジャングルジム。上までのぼれば海を見渡せる。真ん中にはトランポリンもあって、子どもたちが大興奮すること間違いなしだ。

しかも、屋上からは目の前に広がるマリーナ越しの海の景色が気持ちいい!
「子どもたちを遊ばせている間に、親は店内でショッピングを――」という
イメージを抱いていたが、実際は親子一緒に遊んだり、
あるいは一番見晴らしのいい頂上のジャングルジムの周りで、
子どもたちが遊ぶのを見守りながら談笑したり、
ティーブレイクと洒落込む親たちの姿も多く見かける。
つまりここは、子どもたちだけに独占させてはもったいないくらいの
楽しさいっぱいのスポットとなっているのだ。

3階のベビーキッズフロア。見晴らしのいいキッズスペースで子どもを遊ばせながら、ユニクロとジーユー、2ブランドの子ども服を広々とした空間で買い物することができる。

3階のベビーキッズフロア。見晴らしのいいキッズスペースで子どもを遊ばせながら、ユニクロとジーユー、2ブランドの子ども服を広々とした空間で買い物することができる。

吹き抜けのある開放的で明るい店内にもキッズスペースがあるので、
子ども連れでも「お母さん、まだ〜?」とならずに、
心ゆくまでゆっくりと買い物が楽しめる。
ユニクロとジーユーそれぞれのメンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー、
さらにはフラワーショップまで揃うから、
家族みんながそれぞれの「欲しい!」を見つけられるはずだ。

「気がついたら、ついつい買いすぎちゃった!?」――そんなときも、シエンタなら大丈夫。
2列目スペースがさらにワイドになったから、
我が家の双子たちが乗っても、さらに両手一杯に買ってきた荷物を置いても、
シート上も足元もゆったり&余裕のまま。
ということで、いっぱい遊べていっぱい買い物もできる
〈UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店〉は、
これからも我が家のお気に入りのドライブデスティネーションになりそうだ。

前後カップルディスタンス(前席と2列目シート間の距離)は、従来モデル比+80ミリの1000ミリ。いっぱい買い物をしたショッピングバッグはもちろん、買い物かごだってそのまま足元に置くことができる広さだ。

前後カップルディスタンス(前席と2列目シート間の距離)は、従来モデル比+80ミリの1000ミリ。いっぱい買い物をしたショッピングバッグはもちろん、買い物かごだってそのまま足元に置くことができる広さだ。

information

map

UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店

住所:神奈川県横浜市金沢区白帆6-5

Tel:045-350-5057

*トップ画像は特別に許可を得て、店舗前スペースに駐車しています。ご利用の際は、施設駐車場をご利用ください。

 

【POINT PICK UP】

ハンズフリーデュアルパワースライドドア

「夢中で買い物したら、いつの間にか両手一杯の荷物になってしまった!」
といった際に便利なのが、シエンタのハンズフリーデュアルパワースライドドア。
スマートキーをもっていれば、
フロントドアハンドル下側の床下奥のセンサー部にサッと足をかざすだけで、
ハンズフリーでドアを開けられる。

information

111Sienta! 111通りのシエンタライフ

特設WEBページ「111Sienta! 111通りのシエンタライフ」では、

『colocal』はじめ『popeye』、『BRUTUS』など6つのメディアがシエンタを使ったさまざまなライフスタイルを提案中!

 

下田〈soul bar 土佐屋〉
ソウルレジェンドが足しげく通う、
こってり濃くて、イカすソウルバー

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
静岡県下田市。

吉田松陰ゆかりの1854年建造の蔵がアジト

コロンボ(以下コロ)名前: 夏の終わりはやっぱり伊豆・下田だよ。
ビーチもきれいで、おセンチな気分になっちゃいます。

カルロス(以下カル): 下田といえば、
なんたってサザンの「唐人物語(ラシャメンのうた)」。春の歌だけど。

コロ: 原坊の泡沫感たっぷりのヴォーカルがたまらんね。

カル: 今回はソウルバーだって?

コロ: そう、〈soul bar 土佐屋〉。
「唐人物語」の歌詞にある、了仙寺すぐそば、ペリー通り沿い。
1854年建造で江戸時代からあるなまこ壁の蔵を使ったイカしたソウルバーなんだ。
ソウル関係はどうなの?

カル: ブラックミュージックって流れで、普通に聴いてたって感じかな。
スティービー・ワンダーをソウルというなら、
「Don’t You Worry ‘bout a Thing」はテープが伸びるほど聴いたなー。

コロ: テープが伸びるほどか、世代だね。レコードの溝が擦り減るじゃないんだ。

カル: MUROさんのミックステープシリーズ『Diggin’ Ice』世代なもんで。
シェリル・リンとかダンスクラシックも好きでした。

コロ: ダンクラね。〈土佐屋〉のマスターの斉藤さんももちろん好きだけど。
人の店でかけてもらうのが、一番いいってさ(笑)。

カル: マーヴィン・ゲイの『What’s Going on』のレコードなんて、本当に擦り減って、
「What’s Going on」のところだけ落ちちゃったらしいじゃない。

コロ: 今のレコードで5枚目だって。斉藤さんは東京の出身。
新宿で〈綺麗〉という店を始めて、
六本木、両国で〈フィラデルフィア・モーター・タウン〉とやって、
ここ下田に来て15年。
ソウルシーンではかれこれ40年、こってりと濃い人脈の持ち主だよ。

カル: 赤坂ムゲンのマイク鈴木さんやテリー大野さんとかのレジェンドが
回しに来たりするんでしょう? ゴージャスだなー。

コロ: 錚々たるDJが集まるみたいよ。斉藤さん自身は自称「踊らせないDJ」らしいけどね。

カル: 「踊らせないDJ」、いまや世界のトレンドらしいよ。
リスニングバーが世界中で流行っているけど、
今年ニューヨークで〈イーブスドロップ〉をオープンさせたダン・ウィッシンジャーさんは
日本のジャズ喫茶の存在を知って、
「客を踊らせるんじゃなくて、聴かせようとするのが新鮮で、
音楽とレコードへの敬意を感じた」と。
読売新聞にそんな記事が出ていた。
リスニングバーはマインドフルネスだとも。

富山〈ハナミズキノヘヤ〉
名機「エベレスト」で聴く、
デザイン好き店主のミュージックバー

〈JBL〉のエベレストで聴く雄大な音

音楽好きコロンボとカルロスがリスニングバーを探す巡礼の旅、
次なるディストネーションは富山県富山市。

コロンボ(以下、コロ): 前回の目的地、金沢から新幹線で2駅、
富山の〈ハナミズキノヘヤ〉に。新幹線ができてずいぶんと近くなったよね。

カルロス(以下、カル): 在来線だと金沢から1時間はかかったから、
かなり身近になった気がするよね。ここ富山は素朴でとっても風情があるんだ。

コロ: そう。なんだかのんびりする。好きだなー、富山。

カル: こと音楽となると、富山の人はオタク気質の人が多いみたいだよ。
古くからあるジャズバーはもちろんだけど、
ブラジルやアルゼンチンのレコードばかりを集めたレコ屋、
〈ボン・ディスコス〉があったりと。

コロ: 〈ハナミズキノヘヤ〉は一青窈と関係あるの?

カル: お店のビルが空を押し上げているけど、関係はまったくない。
店の前の道がハナミズキ通りというので、そこから命名したんだって。

コロ: 築50年というビルがほどよくやれてて、いい感じだよね。

カル: 壁面のグラフィティとアイビーのコントラストはあまく危険な香りがするよね。
お店は1階なんだけど、3階にはたばこの煙に燻されたイベントスペースがあったりと、
怪しいナイトライフの匂いが満々なんだ。

コロ: とはいえ、入ったときにかかっていたレコードは夏っぽくて、最高だったな。
ジョン・ルシアンの「クエンダ」。

カル: 波の音からスキャットへとつながる、イカしたラテンサウンド。
センスのいいセレクトだよね。店主の水原憲人さんのヘビーローテーションなんだって。

コロ: レコードで聴くのは初めてだな。
まさか〈JBL〉の「エベレスト」でこの曲が鳴っているとはね。

カル: JBLのフラッグシップモデルと言ってもいい、このスピーカーは、
幅1メートル、高さ1.4メートルと超大型。
JBLといえば、「パラゴン」もすごいけど、こいつはまさに威風堂々な存在感を発している感じ。

コロ: 巨大スピーカーならではの雄大さがあって、
音を鳴らすというより空気を鳴らす、エベレストの名に恥じない振る舞いなんだ。
一度は聴いてみる価値のある音だと思う。

圧倒的存在感で店内奥にどかりと君臨する〈JBL〉のフラッグシップ・スピーカー〈エベレスト〉。

圧倒的存在感で店内奥にどかりと君臨する〈JBL〉のフラッグシップ・スピーカー〈エベレスト〉。

カル: 2011年に〈ハナミズキノヘヤ〉を開いた店主のお父さんが、大病した際に、
生きているうちにもっといい音で聴きたいと買ったものなんだって。
幸い回復して、今はとっても元気でちょくちょくお店に顔を出しているそう。

コロ: お父さんの嗜好はジャズ?

カル: そうみたい。お父さんいわく、
〈エベレスト〉はジャズをかけると音のグルーブが違うそう。
お気に入りのレコードは『DUKE ELLINTON & JOHN COLTRANE』だってさ。

創業者である父、水原健造さんの永遠の1枚、『DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE』。

創業者である父、水原健造さんの永遠の1枚、『DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE』。

コロ: エベレストの前の「いつもの席」に座って聞いているんだってね。

カル: ボクが行ったときは、好きな曲がかかると、
お父さんががっつりボリュームを上げて、
それに気づいた息子の憲人さんがこっそり下げるという小競り合いを
10回以上は繰り返していたかな(笑)。
77歳だけど、キャラが強くて、いわゆる昭和の豪傑オヤジって感じ。

コロ: ローリングストーンズをリクエストした常連と、
本気でケンカしていたらしいじゃない。ストーンズが嫌いなの?

カル: いや、音楽を愛し過ぎるが故のバトルのようだったね。
そんなやりとりも、ある意味お店の名物らしい(笑)。

コロ: お父さんは昭和だけど、お店は渋いバーというより、
もっと洗練されたカフェバーって感じ。

カル: ナチュラルワインをはじめ、いろいろなお酒を楽しめるから、
カップルも多いみたい。なんたって空間演出が行き届いている。

床のテラゾー仕上げ、そして堅牢な柱とワーグナーの建築デザインをイメージしたインテリア。

床のテラゾー仕上げ、そして堅牢な柱とワーグナーの建築デザインをイメージしたインテリア。

インフィニティ温泉もある 勝浦の新スポット。 レストラン&サーマルスプリングスパの複合施設〈edén〉

東京から2時間の場所にある勝浦市。
太平洋に面する千葉県南東部に位置し、
房総半島の海と山を感じられるその地は、
1年を通して、温暖な気候に恵まれています。

日本三大朝市のひとつ「勝浦朝市」が有名で
世界大会も行われるサーフスポットとしても知られます。
しかし近年、観光客は減少。地元での後継者不足も課題となってきました。

その勝浦市に、人口流入の増加を目指して誕生したのが、
レストラン&サーマルスプリングスパ(天然温泉)の複合施設〈edén(エデン)〉です。
正式名称は〈かつうら海中公園滞在型観光施設〉といいます。
勝浦市と広尾の複合施設〈EAT PLAY WORKS〉や
東京・麹町にあるオフィスビル〈麹町大通りビル〉などを手掛ける
〈Salt Group(ソルト・グループ)〉による官民共同プロジェクトです。

勝浦市に誕生したレストラン&サーマルスプリングスパ(天然温泉)の複合施設〈edén〉。

オールオーシャンビューの複合施設〈edén〉は
「どこにもないはずの楽園」というコンセプトを掲げています。

リアス式海岸の海が目の前に広がる施設は
天候に左右されず、年間を通して楽しめます。
総面積730.1平方メートルの中には、
サウナを伴うサーマルスプリングスパと
レストラン、ショップが併設されています。

勝浦のシーフードをメインにした地中海料理を海を眺めながら

〈edén〉のレストランでは、勝浦のシーフードをメインにした地中海料理が味わえる。

施設の1階にはレストランとショップがあり、
レストランは勝浦の大自然に溶け込む、ナチュラルな色合いで統一。

パエリア 2名分 3,200円から

パエリア 2名分 3,200円から

提供されるのは地元で採れた食材を可能な限り使用した地中海料理。
アヒージョやオープンキッチンで豪快に炊き上げるパエリア、
伊勢海老のボイルなどのシーフードのほか、
千葉県内で生産される野菜や果物も取り入れた料理が
コースでもアラカルトでも楽しめます。
もちろんカクテルやワインも充実。

〈edén〉の施設内には足湯を楽しみながら食事やコーヒーが楽しめるスペースも用意されている。

天気がよければテラスで料理をいただくこともできます。
足湯を楽しみながら食事やコーヒーが楽しめるスペースも用意されていて
レストランの利用だけでも、複合施設としての〈edén〉の特徴を
楽しむことができます。

〈edén〉内のショップでは、近隣で栽培された新鮮な野菜や海の幸の加工品、自家製フォカッチャなども販売されている。

ショップには近隣で栽培された新鮮な野菜や海の幸の加工品のほか、
レストランでも楽しめる自家製フォカッチャなども販売されているので、
ちょっとしたお土産を買って帰りたくなりそう。

金沢・ジャズバー〈穆然〉
マスターはカレー、
お酒とレコードはママ担当

加賀藩前田家御典医屋敷跡に、老舗ジャズバーあり

音楽好きのコロンボとカルロスが
リスニングバーを探すツアーのスタート地に選んだのは、石川県金沢市。

コロンボ(以下、コロ): 音楽はどんな系列が好きなの?

カルロス(以下、カル): ひと通り聴いてきたけど、クラブシーンがベースかな。
でも「GOLDに間に合わなかった世代」の典型で、ちと忸怩たるものがあるんだ。

コロ: ボクもカウンタカルチャーが炸裂した
「レイト60’sムーブメントに間に合わなかった世代」。
洋楽を聴き始めたときはすでに『ラバーソウル』はリリースされていたし、
ウッドストックだって終わっていた。涙。
でも、音楽は最高の酒のつまみだから、レコードバーにはよく行く。
間に合わなかったことへの復讐かもね。

カル: いま金沢がベースなんだけど、東京や湘南に住んでいた時代から
ボクもミュージックバーみたいなところを探してたね。
たしかに「音楽は最高の酒のつまみ」だけど、
お酒が強くないボクには、コーヒーのお茶請けでもあるよ。
ソフトドリンクでも大丈夫なお店があるとうれしい。

大テーブル席とカウンターに分かれる店内、カウンターまわりはジャズを感じさせる。

大テーブル席とカウンターに分かれる店内、カウンターまわりはジャズを感じさせる。

コロ: 金沢って町はジャズが浸透しているみたいだけど、実際のところどうなの?

カル: 〈金沢ジャズストリート〉ってイベントがあって、
このときは金沢駅から片町まで、まちかどライブがあったり、
ホールライブがあったりでジャズ一色。今年も9月17~19日に予定しているんだ。
となりの野々市市にはニューヨークを意識した
〈BIG APPPLE in Nonoichi〉とかもあるし。

コロ: 1973年にマイルス・デイビスが金沢にやってきて、
その30年を記念したイベントとかもあったようですね。
〈穆然〉(ぼくねん)のマスターが言っていた。

カル: 〈穆然〉いいよね。1992年に開店したジャズバーの老舗。
前田家の御典医屋敷だったところにあって、アプローチがいいんだよね。

コロ: こんなとこにジャズバーって感じ。ネオンなんかも怪しいし、
タイムスリップ感がある。入口のところにある松は樹齢400年近いんだって。

カル: ちょっと入りづらいけど、入ってしまえばこっちのもの。
ジャズバーにありがちな排他的な緊張感がないのもいいよね。

提灯の灯りと妖怪。 老舗料亭旅館が織りなす この夏、特別な夜

文化財の中に、伝統工芸のあかりが灯る夜

福岡県柳川市といえば、
市中に堀割が張り巡らされた城下町。
その中心部に位置する〈柳川藩主立花邸 御花〉は、
かつてこの地を収めた柳川藩主・立花家の屋敷を、
その末裔が受けつぐ老舗料亭旅館です。
約7000坪もの敷地内には、伯爵家時代の邸宅や庭園もあり、
その全てが国指定名勝に指定されています。

その〈御花〉でこの夏、開催されるのが、
同じく福岡県の中でも“伝統工芸のまち”として知られる八女市で、
約200年にわたり〈八女提灯〉をつくり続ける
〈伊藤権次郎商店〉とタッグを組んだ〈奇怪夜行〉。
「妖怪」をテーマにした提灯たちが、文化財にあかりを灯す、
夏の夜に、贅沢かつ、涼しさを届けてくれるイベントです。

代々伝わる絵巻物に着想を得た、妖怪の世界

イベントが開催されることになったきっかけは、
元々、妖怪が描かれた提灯を製作していた
〈伊藤権次郎商店〉8代目・伊藤博紀氏からの、
「〈御花〉で展示することはできないか」という問い合わせから。
偶然にも、立花家にも妖怪をテーマにした絵巻物が代々残されており、
両者の想いが一致したのでした。

会場には、初開催となった昨年、絵巻物から妖怪を選び、描かれた提灯に加え、
今年は未発表の作品も展示される予定。
これまでにない、「新しい提灯の世界」が広がります。

敷地内の立花家史料館では、絵巻物の展示も。
合わせて鑑賞すれば、世界観を余すことなく堪能できそう。

盛岡・笠間・益子のつくり手が集合! 〈モリオカサマシコ〉 7月2日、3日に 盛岡で4年ぶりに開催

盛岡・笠間・益子のつくり手が盛岡に集合

2022年7月2日(土)、3日(日)の2日間、
岩手県盛岡市の〈岩手県公会堂〉で、〈モリオカサマシコ〉が開催されます。

〈モリオカサマシコ〉は、そのイベント名に
「モリオカ(盛岡)」・「カサマ(笠間)」・「マシコ(益子)」と3
つの地域名が隠れている通り、
岩手県盛岡市、茨城県笠間市、栃木県益子町に関わりのあるつくり手が集まり、
作品を展示・販売するイベント。
陶器・磁器・彫刻・ガラス・布もの・漆など、さまざまなジャンルのつくり手と、
直接話をしながら、作品を手にとり、購入することができます。

盛岡出身で、現在は神奈川で作陶を行うシモヤユミコさんも〈モリオカサマシコ〉のメンバー。笠間の土を使い作品づくりを行っています。

盛岡出身で、現在は神奈川で作陶を行うシモヤユミコさんも〈モリオカサマシコ〉のメンバー。笠間の土を使い作品づくりを行っています。

益子在住の陶芸家・庄司千晶さんによるオブジェ。

益子在住の陶芸家・庄司千晶さんによるオブジェ。

偶然にも、名前がしりとりのようにつながる
3つの土地のつくり手が集まることになったきっかけは、
参加作家のひとりでもある、盛岡在住の塗師・田代淳さんが益子で行った、
漆継ぎ(金継ぎ)のワークショップ。
そこで出会ったつくり手が、「盛岡にも行ってみたい」と思ったことをきっかけに
企画・交流が始まり、2013年に〈モリオカサマシコ〉ははじめて開催されました。

盛岡の塗師・田代淳さんによる、動物が絵付けされた〈どうぶつ箸〉。田代さんは、会場の〈岩手県公会堂〉でも漆継ぎ教室を開催しています。

盛岡の塗師・田代淳さんによる、動物が絵付けされた〈どうぶつ箸〉。田代さんは、会場の〈岩手県公会堂〉でも漆継ぎ教室を開催しています。

〈SOUNDTRIP〉 智積院×原摩利彦 寺院で特別な音楽体験を

名勝庭園で味わう唯一無二の音楽体験

過去に800人を超える学僧が修行に励んでいたという、
京都にある真言宗智山派総本山の寺院・智積院。

現在、そんな智積院で音楽家の原摩利彦を迎え、
ここでしか聴けない音楽を提供する音楽プロジェクト〈SOUNDTRIP〉が開催中。

通算3回目となる同プロジェクトのアーティストに選ばれた原は、
李相日映画監督の最新作『流浪の月』をはじめ、
『贋作 桜の森の満開の下』や『フェイクスピア』といった
NODA・MAPの音楽などを手がける、
幅広い表現手法を用い、国内外問わず大活躍中のアーティストです。

お経の声や、修行僧が歩いている足音、
境内に集まる鳥たちの鳴き声、そしてお寺の近くを走る交通の音など、
原は智積院のあらゆる音を繋ぎ合わせ、ここでしか聴けない音楽体験を制作しました。

京都の智積院では音楽家の原摩利彦を迎え、ここでしか聴けない音楽を提供するプロジェクト〈SOUNDTRIP〉を開催中。

体験料300円を支払えば、そのような音楽を
智積院のさまざまな場所で聴くことができるのだそう。

音楽家の原摩利彦は〈SOUNDTRIP〉に取り組む中で、智積院境内の中にいくつかの時間が在ったのが印象的だったという。

原は、今回のプロジェクトに取り組み、
境内の中にいくつかの時間が在ったのが印象的だったといいます。

「境内の中でも東大路通の交通の音が聞こえ、江戸時代には
七条大橋まで修行僧たちの箸を置く音が届いたとも言われているそうです。
この楽曲では、フィールドレコーディングとその他の音との境界はときに曖昧にしてあり、
複数の時間が混ざり合い積み重なることで音楽をつくり上げています。
音が小さくなると、目の前の名勝庭園の水音が聞こえてくることでしょう。
音楽が終わった後の少しの間、この世界のすべての音が
以前よりもいきいきと聞こえてきたら幸いです」

〈すみだ水族館〉10周年。 墨田区生まれのペンギンたちに墨田区長が特別住民票授与

10年連続でペンギンの赤ちゃんが誕生。2022年には2世も

〈東京スカイツリー®〉を有する大型商業施設、
〈東京スカイツリータウン®〉にある〈すみだ水族館〉。
2022年5月22日に10周年を迎えました。

すみだ水族館は、完全屋内型、人工海水の使用など、
水族館としては前例のない施設として2012年5月22日に誕生。
地域の人が集う公園のような水族館を目指して運営されてきました。

10周年となった5月22日に開催された記念セレモニーでは、
墨田区長がすみだ水族館生まれのペンギンたちに
特別住民票を授与。

これによってペンギンたちが
正式に墨田区の一員と認められました。

記念セレモニー冒頭では、すみだ水族館館長の
名倉寿一さんが10年を振り返って挨拶。
「初めてペンギンの赤ちゃんが誕生したとき、
生き物たちにとって安心して暮らせる場所だと
証明されたようで非常に嬉しかった」と感慨深げに振り返りました。

ペンギンの赤ちゃんは10年連続で誕生し、
訪れる人と水族館スタッフを喜びで繋ぐ存在となっています。

10年間で20羽ものペンギンの赤ちゃんが誕生するという繁殖実績は
スタッフの努力の賜物。
飼育担当者が挨拶の途中で言葉に詰まる場面もあったほどです。

10周年を迎えた〈すみだ水族館〉。セレモニーでは3羽の赤ちゃんペンギンが飼育員に抱かれてステージに登場。

セレモニーでは2022年4月に生まれたばかりの
3羽の赤ちゃんペンギンが飼育員に抱かれてステージに登場。
3羽ともまだ産毛で、水の中には入れないほど幼いペンギンたちです。

〈すみだ水族館〉生まれ2世の「だいふく」。

すみだ水族館生まれ2世の「だいふく」。

4月14日生まれの「だいふく」はお父さんの「はなび」もすみだ水族館生まれという初の2世ペンギン。
「はなび」がお母さんの「イチゴ」と積極的にだいふくの育児をする姿には
「はなび」が赤ちゃんだった頃を知る水族館スタッフも喜びを感じているとのこと。

目が丸いのがお母さんの「ココア」似の「こまり」。

目が丸いのがお母さんの「ココア」似の「こまり」。

「こまり」は4月20日生まれ。お父さんが「アロエ」、お母さんが「ココア」です。
4月30日に生まれた「しらたま」はお父さんの「スイカ」、お母さんの「さくら」の間に誕生しました。

お母さんの「サクラ」から色白を引き継いだ「しらたま」。

お母さんの「サクラ」から色白を引き継いだ「しらたま」。

「こまり」と「しらたま」はそれぞれのお母さんペンギンが持つ、
丸い目や色白さなどの特徴と
赤ちゃんたちが多くの人との縁をつないでくれる存在になってほしいという思いから、
“丸い輪・円”をイメージさせる名前が付けられました。

現在、3羽の赤ちゃんはバックヤードを中心に生活。
6月下旬以降に大人のペンギンが過ごすプールにデビューする予定です。

富山・宇奈月温泉で 極上の音楽とともに週末リトリートを。 音楽祭〈Sound of Selene〉が開催!

安藤裕子とKan Sanoが登場!

美しい黒部峡谷のそば、山深い場所にある温泉地、富山・宇奈月温泉。
ここで、2022年6月18日(土)に音楽祭
〈Sound of Selene(サウンド・オブ・セレネ)〉が開催されます。

富山・宇奈月温泉で2022年6月18日(土)、音楽祭〈Sound of Selene(サウンド・オブ・セレネ)〉が開催。

2023年で設立30周年を迎える黒部市芸術創造センター セレネ。

1993年に誕生し、2023年で設立30周年を迎える黒部市芸術創造センター セレネ。
レンガや木を多用した卵型の大ホールが特徴の、
黒部峡谷の魅力を芸術を通して発信する文化施設です。

セレネのロゴマーク

セレネのロゴマーク

このイベントは、会場となるセレネの新たな可能性に光を当て、
自然との調和をテーマに厳選した2組のミュージシャンの
ライブが行われるシリーズイベント。
2組と限定しているのは、セレネのロゴマークのように、
卵と卵が重なり合うようなフォルムの建物に合わせて、
2組の音楽が響き合い、その殻を破って産声があがるイメージから。

安藤裕子

安藤裕子

Kan Sano

Kan Sano

栄えある第1回に出演するのは、
独特な歌声と世界観で多くの人の心を揺さぶるシンガーソングライターの安藤裕子さんと
ビートミュージックを牽引しつつ、
ジャズとクラシックが融合した独自のスタイルでピアノの即興演奏も行う、
キーボーディスト、プロデューサーのKan Sanoさん。

(Kan Sanoさんの旅コラムはこちらから

セレネの広々とした芸術的な大ホールで聴くふたりの歌声は、
さぞかし心に染みることでしょう。

またチケットには、セレネに併設する美術館やカフェの割引適用も。
宿泊とセットで楽しめるオプションもあります。詳細は特設サイトにて。

全国のみなさん、
最近「ときめいたもの」って
なんですか?

今月のテーマ 「ときめいたもの」

たまたま店で見かけた作家の器、
おいしいごはんや新作の地元のお菓子、
初めて訪れた場所の風景……などなど、
何気ない暮らしのなかにもちょっとした感動や心踊る瞬間はあります。

最近「ときめいたもの」について
今回は全国にお住まいのみなさんに聞いてみました。

長引くコロナ禍のなかにも
「ときめき」は日常にたくさん溢れています。

【北海道羅臼町】
一夜明けると風景ががらりと変わる。心躍る、白の世界

2月上旬、北海道知床半島に流氷が着岸しました。
昨日まで白波が立って賑やかだった海が、
一夜明けてシーンとしていました。
そこには真っ白の海が。

流氷が近づくと波が打ち消され
とても穏やかで静かな海になるのです。
「対岸の国後島まで歩いて行けるんじゃ……」と思えるほど
びっしり流氷に覆われていました。
(危険なので流氷に乗ってはいけません!)

流氷

耳を澄ましてみると、
シーンとした世界の奥のほうから子どもたちが
雪で遊ぶ声と鳥たちの鳴き声が聴こえてきます。
心躍る瞬間です。

静けさを運んできてくれる流氷。
実は自然界にも大きな影響を与えています。
ロシアのアムール川から潮の流れに乗ってくる流氷は、
その氷の中にたくさんのミネラルを含んでいます。
そのミネラルがプランクトンのエサとなり、
プランクトンが小魚を養い、
小魚を求めてウミワシやアザラシたちがやってくるんです。

知床羅臼町にはこのワシと流氷を同時に観察できる
アクティビティ「流氷・バードウォッチングクルーズ」があります。
数十羽のオジロワシ・オオワシが頭上を舞い、
辺り一面、流氷で埋め尽くされます。

日本とは思えない景色が広がっています。
羅臼に来た際には、ぜひこの異世界を体感してみてください。

photo & text

佐脇 星 さわき・ひかり

兵庫県神戸市の人工島で生まれ育つ。子どものときに読んだ「シートン動物記」をきっかけに野生動物が好きになり、「野生動物の息吹を身近に感じられるところに住んでみたい」という思いから、大学卒業後、世界自然遺産の町である知床羅臼町の地域おこし協力隊に着任。関西人から見た羅臼町の魅力をSNSで発信している。

Creepy Nuts・DJ松永さんが 「新潟のつかいかた キャンペーン」 アンバサダーに就任! ハッピーターン1年分が当たる プレゼントキャンペーンも実施中

「新潟が心の底から大好きです」
Creepy Nuts・DJ松永さんの新潟愛

若い世代を中心に人気の Creepy Nutsのメンバー・DJ松永さんが、
「新潟のつかいかた キャンペーン」アンバサダーに就任!
「colocal」が企画運営する新潟の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」を通して
新潟への関心を高めるとともに、新潟を実感してもらえるよう、
「新潟のつかいかた」ツイッターで、
新潟の食、モノ、旅行をプレゼントするキャンペーンを展開しています。

新潟県長岡市出身のDJ松永さん。今回のアンバサダー就任について、
「新潟が心の底から大好きです。住みながら感じたことはもちろん、
一度離れたからこそ気づけたことがたくさんあります。
新潟の魅力は本当にさまざまです。
皆さんにそれを少しでもお伝え出来るよう、誠心誠意努めて参ります。
しばしの間ですが、皆様どうぞよろしくお願いいたします」
とコメントを寄せました。

今後、「新潟のつかいかた」ではDJ松永さんのインタビューを掲載します。
また、都内でイベントも開催予定です。
こちらの詳細はまた追ってお知らせします。

ペンギンの個性や関係性がひと目で判明 「ペンギン相関図2022」公開! 〈すみだ水族館〉のユニークな取り組み

すみだペンギン相関図2022。特設サイトで、拡大しながらじっくり楽しめる。

話題の「ペンギン相関図2022」。その内容は……?

東京墨田区のスカイツリー内にある水族館〈すみだ水族館〉では、
ペンギンの個性や関係性をまとめた「ペンギン相関図2022」を、
特設サイトと館内パネルにて公開中!

ペンギン相関図は、それぞれ個性を持つペンギンと、
その個性により年々変わるペンギン同士や飼育スタッフたちとの多様な関係性を、
多くの人に知ってもらいたいとの想いから2018年からスタート。
今回で3回目のアップデートを迎える人気コンテンツです。

すみだ水族館で暮らす49羽のマゼランペンギンの行動を飼育スタッフが日々観察し、
それぞれの個性や関係の変化などの最新情報がまとめられています。

「3分くらいでなんとなくわかって、1時間くらい見ていられる!」
というキャッチフレーズの通り、じっくり読み込むほどおもしろい!

相関図では、親子や兄弟のつながりといった家系図だけではなく、
友人関係やカップルの恋愛模様のほか、
飼育スタッフも加わったペンギンたちの関係がわかりやすく表現されているのがユニークです。

飼育スタッフとペンギンたち。

飼育スタッフとペンギンたち。

ペンギンたちは、見た目や鳴き声の違いだけではなく、
人間と同じように性格や好みのご飯まで個性豊か。
その個性までもが細かく記載されていて、
普段からペンギンたちの暮らしを見守る飼育スタッフの深い愛情を感じることができます。

相関図には「あずま」とずっともどかしい関係性が続いているという「あんこ」。

相関図には「あずま」とずっともどかしい関係性が続いているという「あんこ」。

3回目のアップデート! 今年の見どころは?

今年の見どころのひとつは、新人飼育スタッフである佐藤さんが
ペンギンの信頼を勝ち取ろうと奮闘していることだそう。
相関図を見てみると、残念ながら今のところは多くの信頼は得ていない様子。

「ペンギン相関図2022」今年の見どころのひとつは、新人飼育スタッフ佐藤さんがペンギンの信頼を勝ち取ろうしていることだそう。

また、今年生まれたばかりの「ぼんぼり」にも注目。
過保護に育てられた彼は、体も態度も大きく成長しているのだとか。
“0歳にして誰よりも大きい”という彼をぜひこの目で見てみたい!

「ペンギン相関図2022」では今年生まれたばかりの「ぼんぼり」にも注目。

今年もっとも読まれた ローカルストーリーは? 2021年、colocal人気記事TOP10

依然、新型コロナウイルスの勢いが油断できない2021年。
そんななかでもコロカル編集部は、さまざまなローカルの取材を続けてきました。

都心とローカルの夢のような二拠点生活や、
キャンプングカーで日本中を旅する夫婦などなど、
今年もさまざまな人気記事が生まれました。
さて、2021年はどんな記事がもっとも読まれたのでしょうか。
第10位から発表していきます。

【第10位】真鶴で釣り三昧!〈SON OF THE CHEESE〉山本海人の両極端な2拠点生活

〈SON OF THE CHEESE〉や〈BUY ME STAND〉など、
都内でコンセプチュアルなショップを手がけている山本海人さんは、
東京と神奈川県・真鶴で二拠点生活を送っています。

東京で人気店を生み出しながら、真鶴でローカルな暮らしを営む
ライフスタイルが、多くの読者から共感を呼びました。

連載:ローカルの暮らしと移住

【第9位】虫刺されや化粧水にも!ドクダミや枇杷の葉でチンキづくり。庭の植物でおいしいお茶も

自分たちの暮らしを自分たちで丁寧につくりたい。
そんな思いの詰まった、津留崎さん一家の連載からは
ドクダミや枇杷を使ったチンキづくりの記事がランクインしました。

チンキとは、薬草をエタノールに浸けて
成分を抽出させた液体のこと。
移住一家が、ローカル暮らしで手に入れたノウハウを
日々の暮らしで自分たちも実践しようと
試してみた人も多いのではないでしょうか。

連載:暮らしを考える旅 わが家の移住について

【第8位】金継ぎ師&漫画家・堀道広の旅コラム「四国八十八ヶ所のお遍路で、石手寺に招かれた」

さまざまなクリエイターがローカルを旅したときの「ある断片」を
綴っていただくリレー連載「旅からひとつかみ」。

連載も20回を超え、さまざまなクリエイターの方に
登場いただきましたが、なかでも金継ぎ師&漫画家・堀道広さんが
四国八十八ヶ所を旅したエピソードが第8位に。
堀さんのイラストとともに、綴っていただきました。

連載:旅からひとつかみ

“日本でいちばん高い場所”で開催! 真冬の夜空を彩る〈富士山花火2021〉

富士山2合目から鑑賞する花火大会

花火といえば、夏の風物詩に数えられるものですが
冷たく澄んだ冬の空に打ち上げられる花火は、より一層美しく見えるといいます。

いつもとひと味違う花火を楽しむならば、
12月18日(土)に開催される〈富士山花火2021〉がおすすめ。
会場は富士山の南麓2合目にある〈遊園地ぐりんぱ〉。
そう、日本で最も高い場所で開催される花火大会なんです。

日本を代表する自然と伝統文化の共演

〈富士山花火〉の花火を手がけるのは、
静岡県が誇る日本屈指の花火商社〈イケブン〉。
さらに国内有数の花火企業の〈野村花火工業〉と〈片貝煙火工業〉も参加するなど、
ほかに類を見ない大迫力の大会となりそうです。

100年以上の歴史のある花火業界の雄〈イケブン〉は、内閣総理大臣賞や世界的な花火師競技大会で優勝するなど、その技術は折り紙つき。

100年以上の歴史のある花火業界の雄〈イケブン〉は、内閣総理大臣賞や世界的な花火師競技大会で優勝するなど、その技術は折り紙つき。

会場にはソーシャルディスタンスを確保した席が用意されているほか、
〈ドライブイン花火〉チケットという
自家用車から花火を観覧できる用意されています。
人との接触を最小限にできるので、安心して花火を鑑賞することが可能です。

また、花火が打ち上がる場所と観覧エリアが近く、
席によっては目線よりも低い位置からの打ち上げになることも。
花火に包まれているような珍しい体験ができるのも
山の地形を生かした本大会ならではといえます。

子どもも大人もシシになる!
鹿踊(ししおどり)の体験を通して
継承の想いを未来につなぐ

伝統ある岩手の「鹿踊」に訪れた危機とは?

世界遺産で知られる平泉町にほど近い、岩手県一関市厳美町の本寺地区。
美しい田園風景が広がるこの地域は、その昔「骨寺村(ほねでらむら)」と呼ばれ、
中尊寺の所領としてお米を納めた荘園だった。
中世の景観がほぼそのままのかたちで維持されていることから、
地域の貴重な遺産として大切に守られている。
こうした歴史を伝える骨寺村荘園交流館で、2021年10月31日、
鹿踊(ししおどり)団体の踊りの披露と体験ワークショップが開催された。

天に向かってすっくと立ち上がるササラが印象的な鹿踊。鹿頭から垂れ下がる喉紋(のどもん)には、伊達家お墨付きの家紋「九曜(くよう)」を染め抜いている団体が多い。地域ごとに衣装や踊りも微妙に異なるという。

天に向かってすっくと立ち上がるササラが印象的な鹿踊。鹿頭から垂れ下がる喉紋(のどもん)には、伊達家お墨付きの家紋「九曜」を染め抜いている団体が多い。地域ごとに衣装や踊りも微妙に異なるという。

鹿踊とは、岩手県と宮城県に広く伝えられている郷土芸能で
岩手県は日本一多くの鹿踊団体が活動する聖地。
その由来や歴史は地域によってさまざまだが、山への感謝と命の供養、
五穀豊穣を祈る芸能として、お盆や祭りの時期に各地で踊り継がれているものだ。
様式は地域によって「幕踊り系」と「太鼓踊り系」に大別され、
一関地域の鹿踊は「太鼓踊り系」。
腹に太鼓を下げ、踊り手自らが歌を歌い、太鼓を打ち鳴らしながら踊るのが特徴で、
ササラと呼ばれる竹を一対つけ、頭上高く掲げているのが印象的である。
装束も独特で、鹿を模した鹿頭(ししがしら)に本物の角を立て、
馬の黒い毛をザイ(髪)とし、さまざまな文様を鮮やかに染め抜いた衣装をまとう。

鹿踊の由来については、狩猟で犠牲になった鹿の命を供養する説、春日大社に起因する説など、地域によってさまざま。説は違えど、自然に対する感謝と畏敬の念が込められているという。

鹿踊の由来については、狩猟で犠牲になった鹿の命を供養する説、春日大社に起因する説など、地域によってさまざま。説は違えど、自然に対する感謝と畏敬の念が込められているという。

「太鼓踊り系」の鹿踊は、ひとり3役。太鼓を叩き、自ら歌い、舞い踊るため、かなり体力を使うハードな踊りである。ダイナミックな跳躍は行山流鹿踊の特徴だ。

「太鼓踊り系」の鹿踊は、ひとり3役。太鼓を叩き、自ら歌い、舞い踊るため、かなり体力を使うハードな踊りである。ダイナミックな跳躍は行山流鹿踊の特徴だ。

ササラを振り、太鼓を叩きながら大地を踏み鳴らし、時にダイナミックに、
時にユーモラスに踊る様子は、鹿たちが戯れ、遊んでいるかのよう。
戦争で一時中断した団体も多かったが、それぞれの地域の努力によって
後継者を育てながら、連綿と受け継がれてきた。
最近は、参加する若者も少しずつ増えるなど、好転しつつあった現況を
大きく変えたのが新型コロナウイルス感染症の感染拡大だった。
各地の祭りや催事の多くが中止・延期になり、鹿踊を披露する機会が激減。
ほとんどの団体が、約2年にわたって活動の自粛に追い込まれたのだ。

32年間、ありがとう。 福岡天神〈イムズ〉が8月末閉館へ 思いを伝える、最後の夏

情報受発信基地、イムズ

福岡市の進める都心部の再開発計画に伴い、
この夏、ひとつの商業施設が幕を閉じます。

Inter Media Stationの頭文字をとって名づけられた
〈IMS(イムズ)〉は、平成元年の1989年4月12日に開業。
「情報受発信基地」として32年間、
福岡天神の街に存在感を放ち、多くの人々に愛されてきました。

黄金のタイルを使用した豪華な外装や個性的な内装はいまでも廃れることなく、天神のビル街で異彩を放っています。

黄金のタイルを使用した豪華な外装や個性的な内装はいまでも廃れることなく、天神のビル街で異彩を放っています。

福岡市民だけではなく、開業当時は九州各地から
多くの人々がイムズを目指して押し寄せたそう。
JR九州の特急列車で長崎や熊本方面から
福岡にショッピングに来ていた人たちは「かもめ族」や「つばめ族」と呼ばれ、
社会現象にもなったといいます。

最先端のショッピング、演劇やアートを
観賞できる文化的なホールやギャラリー。
足を運べば常に新しいものに出合えるイムズは、
単なる商業施設の枠には納まらない、
“クリエイティブな精神”が息づく場所。
訪れるたびにワクワクを感じられる、福岡天神のアイコン的施設なのです。

イムズは創業から、常に斬新で時代を見据えたコンセプトを発信し続けています。
博多祇園山笠など古くからの伝統も残る福岡で、
モダンで都会的な文化面を象徴していたのがイムズ。

広告のコピーなどを通じて若者たちへ投げかけられた言葉は、
今も色あせることない力強いメッセージを放っています。

「文化に投資すること」を惜しまなかったイムズから、
長い月日を経て大きなプレゼントを受け取ることのできた私たちは、
心からの感謝しかありません。

キャンプ民泊とローカルの旗振り役。
ふたつの顔を持つ〈NONIWA〉と
新しいキャンプのかたち

アウトドアブームで、キャンプ人口は増加の一途というけれど、
そのほとんどは自宅とキャンプ場の往復に終始し、
訪れた地域のいいところを何も見ずに帰ってしまうという。
せっかく多くの人がその土地に足を運んでいても、
地域の魅力を発見するチャンスを逃しているといえる。

確かにキャンプの目的は自然の中で過ごす時間。
でも、その土地のおいしいものやいい感じの温泉なんかを味わわないのはもったいない。

そんなキャンプブームの裏側に着目し、ユニークな取り組みをしているのが
埼玉県ときがわ町にあるキャンプ場〈キャンプ民泊NONIWA〉だ。
キャンプ場と民泊を組み合わせた施設で、
オーナーの青木さん夫婦はときがわ町の魅力を発信しながら
アウトドアの楽しさを伝えている。

埼玉県ときがわ町にあるキャンプ場〈キャンプ民泊NONIWA〉。場所は非公開で利用するには事前の申し込みが必要。

埼玉県ときがわ町にあるキャンプ場〈キャンプ民泊NONIWA〉。場所は非公開で利用するには事前の申し込みが必要。

リサーチに2年かけて見つけた移住先

都心からクルマで90分、埼玉県の中央部に位置するときがわ町。
少し足を延ばせば、秩父・長瀞といったアウトドア・レジャーの名所があり、
手前には多くの観光客でにぎわう川越がある。その中間に位置し、
山と川に囲まれた日本の里山風景が残るエリアが埼玉県比企郡ときがわ町である。

「妻の影響でキャンプにハマって以来、
いつかは仕事と趣味が一緒になったような生活をしてみたいと思っていました。
でも、一気に環境を変えるのは怖くて。当時働いていた会社が川越にあったので、
まずは都内から川越に引っ越しをして、そこを拠点に
近隣エリアで良いところはないかを探し始めました」

と語るのはオーナーの青木達也さん。
つい最近まで、川越に本社がある輸入商社に勤めながら、
二足のわらじで〈NONIWA〉の運営を進めてきた。

青木さん夫婦は、「野あそび夫婦」としてSNSやYouTubeチャンネルを運営するなど、積極的に情報発信も行っている。

青木さん夫婦は、「野あそび夫婦」としてSNSやYouTubeチャンネルを運営するなど、積極的に情報発信も行っている。

一方、奥さんの江梨子さんはテレビ制作会社のディレクターというキャリアを持ち、
移住に向けてのリサーチは彼女が積極的に担ってきたという。

「ローカル線の旅番組のディレクターをやっていて、
いろんな土地の方にも取材でお会いしていたんです。
だから、行きあたりばったりで移住するのはよくないというのは知識としてあって。
かなり念入りにリサーチして、実際に移住するまで2年くらいかかりました」(江梨子さん)

達也さんの仕事の兼ね合いもあり、
川越まで通勤できるという条件で絞り込んだのがときがわ町。
決め手となったのは東京から近いわりに里山の風景があり、
自然環境が厳しすぎないことだった。さすが旅番組のディレクター。
リサーチ力は当然プロレベルだった。

「でも実際は、ときがわ町を調べ出したのはひらがな表記でかわいかったからです(笑)。
個人経営のカフェがいっぱいあるし、気になるお店に足を運んでいくうちに、
若い移住者が多いということもわかっていきました。
農家民宿を運営している方の移住相談にも泊りがけで行きましたし、
地元の企業がやっている起業塾にも参加しました。
そういった人たちとの出会いが財産になっていて、
いまでも大変助かっています」(江梨子さん)

親子で一緒に! 岩手の〈鹿踊(ししおどり)〉。 継承への願いを込めたイベントを開催

自粛で踊る機会が失われた〈鹿踊〉を取り戻す!

岩手県内に広く多数伝わる〈鹿踊(ししおどり)〉。
大地を跳ね、踏みしめて地の悪魔・疫病を祓い、清浄にし、
生きる糧の豊穣を祈り願う郷土芸能です。
岩手県全域で踊られていますが、地域ごとに衣装や踊りも異なり、
郷土の誇りと特色を感じさせます。

独特な衣装の鹿踊。上半身を覆う「前幕」は、上下二枚を縫い目(ステッチ)で結び合わせて一枚の幕に仕立て、紋様を染め抜いているのが特徴。写真は行山流舞川鹿子躍。

独特な衣装の鹿踊。上半身を覆う「前幕」は、上下二枚を縫い目(ステッチ)で結び合わせて一枚の幕に仕立て、紋様を染め抜いているのが特徴。写真は行山流舞川鹿子躍。

ところが、昨今の自粛制限によって、各地の祭りや催事が延期・中止になり、
鹿踊を披露する機会も減少。
団体によっては集まることができないために練習もできない、
継承のモチベーションがあがらないなどの理由によって継承が難しくなったり、
収入減によって活動の維持が困難になるなど、
現状が長期化すればするほど活動継続を断念せざるを得ない状況となっています。

そこで、東北の地域文化の活動支援をする〈縦糸横糸合同会社〉と
一関市で染め物や祭り衣装などのプロダクトを手がける
〈京屋染物店〉が立ち上がり、
鹿踊の衣装に込められた色や形をもとにデザイン・制作した
手拭いを販売開始しました。
手拭いの売上金の半分は、鹿踊団体の活動資金に充てられます。

鹿踊の伝承が込められる縫い目(ステッチ)と、鹿踊の幕のスタンダード柄である九曜紋、不浄を吹き清める意味の扇をつないだデザイン。

鹿踊の伝承が込められる縫い目(ステッチ)と、鹿踊の幕のスタンダード柄である九曜紋、不浄を吹き清める意味の扇をつないだデザイン。

47都道府県の魅力を集結させた エッセイ集 『ビームス ジャパン 銘品のススメ』 発売!

〈ビームス ジャパン〉が描く新しい日本地図

セレクトショップの雄、〈ビームス〉らしい審美眼で、
衣食住問わず日本の魅力をキュレーション、
国内外に発信する拠点として2016年に誕生した〈ビームス ジャパン〉。

伝統工芸からご当地ならではのウィットに富んだアイテムまで、
「さすがビームス!」と唸るラインナップで人気を集めています。

そんなビームス ジャパンから今夏、
ビームス ジャパンの名物バイヤーである鈴木修司氏が、
足かけ5年にわたる旅で出合った47都道府県の魅力を、厳選して紹介したエッセイ集
『ビームス ジャパン 銘品のススメ』が発売されました。


ビームス ジャパンの名物バイヤー鈴木修司氏が47都道府県の魅力を紹介したエッセイ集「ビームス ジャパン 銘品のススメ」。

映画『旧グッゲンハイム邸裏長屋』
公開。
日常に近い「演技」から見える
神戸・塩屋の暮らし

キャストは、実際に長屋に住む住人

神戸駅から電車で15分、潮風薫る静かな海辺のまち・塩屋。
このまちの名物建築、築100年以上の洋館を舞台にした
映画『旧グッゲンハイム邸裏長屋』が公開される。

この映画は、音楽ライブや結婚式などが開催される〈旧グッゲンハイム邸〉の本館、
そしてその裏に佇む長屋の住人たちの物語。
ストーリーには大きなアクションや派手な演出があるわけではなく、
ひとつのテーブルをみんなで囲む朝ごはんのシーンから、その住人たちによる会話劇、
というより、限りなく日常に近い“おしゃべり”で暮らしの風景が描かれていく。

ドキュメンタリーではなく脚本がある、けれどキャストは(撮影時の)実際の住人たち。
ひとつ屋根の下で暮らす間柄だからこそ伝わってくる生活感と親しみ。
むしろプロの役者では演じられないようなアットホームさ、
いうなれば普段着のユルいムードの輪に引き込まれてしまう62分だ。
鑑賞後、この塩屋の長屋で暮らしてみたい、という人がいるのも納得できる。

最大で9名が入居可能の裏長屋。奥に見えるのがその入り口。現在はすべての部屋が埋まっているそう。

最大で9名が入居可能の裏長屋。奥に見えるのがその入り口。現在はすべての部屋が埋まっているそう。

旧グッゲンハイム邸は明治41年に建てられた(と推測されている)
木造2階建てのコロニアルスタイルの洋館で、
阪神大震災後も変わらない塩屋の風景のひとつ。
そのロケーションから、数多くの映画・ドラマ作品の舞台となり、
最近では黒沢清監督の『スパイの妻』にも使用されている。

すでに「第6回賢島映画祭特別賞」、
そして「第21回TAMA NEW WAVE特別賞」を受賞しており、
初の劇場公開が〈シネ・リーブル神戸〉にて決定した。
(※新型コロナウイルスの影響により、公開日調整中)

前田実香監督(一番左)は、平日は映画制作のプロジェクトを神戸に誘致するなどの活動を行う、神戸フィルムオフィスに勤務する。映画のワンシーンのような取材中の風景。

前田実香監督(一番左)は、平日は映画制作のプロジェクトを神戸に誘致するなどの活動を行う、神戸フィルムオフィスに勤務する。映画のワンシーンのような取材中の風景。