〈星野リゾート バンタカフェ〉で あたたかな冬の沖縄の夜を楽しむ ライトアップとイルミネーション

海岸線の美しい崖の上に立つ“海カフェ”でナイトイベントを開催

沖縄本島の中部に位置する読谷村は、
高さ30メートルほどの断崖が2キロにも連なる残波岬をはじめ、
世界遺産に登録されている座喜味城や、陶芸工房の集まる〈やちむんの里〉、
体験型テーマパーク〈体験王国むら咲むら〉など、豊かな観光資源を有する村。

村の西側は東シナ海に面し、14キロにも及ぶ海岸線のほとんどは
埋め立てのない自然のままで、遠浅の美しい海を眺めることができます。

そんな読谷村の、おだやかな海に面した崖の上に立つ
〈星野リゾート バンタカフェ〉は、沖縄の⽅⾔で、
「⿂の影を⾒つけるために登る崖」を意味する「イユミーバンタ」に由来します。
グラデーションがかった水面や、白い砂浜、波に削られてできた荒々しい奇岩など、
絶景を一望できる“海カフェ”です。

海に面して設計されたカフェ。

海に面して設計されたカフェ。

県内随一の夕焼けの美しさを誇ることで知られる読谷村にある〈バンタカフェ〉。
普段は日の入り後1時間で営業を終了しますが、現在、冬だけの特別イベントを開催中です。

沖縄は、冬でも気温が15度を下回ることはめずらしく、
昼夜問わず屋外でも快適に過ごせる地域。
夜が長い冬だからこそ、あたたかな冬の沖縄の夜を心地よく過ごしてもらいたいと、
屋内でのナイトイベントを開催しています。

ナイトイベント『イルミーバンタ 海辺の夜あかり』

2024年1月31日まで開催のナイトイベント『イルミーバンタ 海辺の夜あかり』は、
「イユミーバンタ」と「イルミネーション」をかけ合わせた造語です。

眼下に広がる遠浅の海や白砂のビーチ、大きな奇岩がライトアップされ、
崖の上から海へと続く散歩道にはイルミネーションが灯ります。

ビーチをやさしい光で照らすのは、琉球ガラスのオリジナルランタン。

琉球ガラスは、100年以上の歴史を持ち、「廃瓶」を原料にしてつくられる工芸品です。
製造過程で生じる気泡や色ムラ、厚みのあるデザインが特徴。

今回は地元ガラス工房の協力を得て、通常は廃瓶となっていたソーダの瓶を
400本以上使い、大小50個のランタンへとアップサイクルしました。
漁具として使われている「浮き球」をモチーフにしたランタンは、海に似合います。

ミュージックセレクターが お店の表情を夜な夜な変える 仙台〈Bar Gimme Shelter〉

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
宮城県仙台市。

〈Bar Gimme Shelter〉と〈Ribbon in the sky〉、
対を成すふたつのバー

カルロス(以下カル): レコードバーの選曲というと、
主人の嗜好がほぼほぼなんだけど、
ここ〈Bar Gimme Shelter(バー・ギミーシェルター)〉は
ミュージックセレクターが日替わりで、
じっくりお酒が飲めるDJバーって感じなんでしょう。

コロンボ(以下コロ): そうそう、
18人近くいるミュージック・セレクターが回すシステムなんだ。

カル: もちろんスタッフも回すんでしょう。

コロ: お店が温まった20:30〜23:30の時間帯を
ミュージックセレクターが受け持つんだよ。
セレクターには仙台を中心に活動するスカバンド〈ザ・ゴーストシンジケート〉の
セキ・ケンジロウさんがいたり、オーナーの大宮慎司さんがいたりと多士済々。

カル: 週末にやるにはそれなりの鍛錬が必要なのかな?

コロ: 平日にコツコツやって、感じをつかんで、
1~2年経ったら晴れて週末なんだってさ。

システムは〈ALTEC〉に〈McIntosh〉のゴールデンユニット。

システムは〈ALTEC〉に〈McIntosh〉のゴールデンユニット。

カル: オーナーの大宮さんも人気セレクターなんだってね。

コロ: セレクトのツボが老舗レコードバーではあまり聴かない感じで、
それが妙に新鮮なんだよ。

カル: ラウンジ系? それともスカし系?

コロ: 土曜日のプレイリストはこんな感じだったよ。
スタイル・カウンシルの「The Whole Point of No Return」から始まって、「Rollercoaster」Everything But The Girl →
「Rodeo Clowns」G.Love & Special Sauce →
「Echo」Tristan Prettyman →
「It’s Alright, It’s OK」Primal Screamという流れ。

カル: ギターのイントロが心地いい曲しばりかな(笑)。
こんな曲もあったよなー、って感じの趣味のいいセレクトだよね。

コロ: トーンは揃っているものの、年代もまちまち。
キラーチューンでもないけど、まったく耳なじみがない曲でもない。
やれそうでやれない、なかなかの塩梅なんだ。

カル: なるほど、オーナーの選曲が人気なわけだ。
スタカンといえば、ポール・ウェラー、来年、来日公演があって仙台にも行くね。

コロ: 「The Whole Point of No Return」はお店のブログにも、
「大宮さんが生きているうちにライブで聴きたい大好きな曲」って書いてあったけど、
そのオマージュだったのかもよ。

カル: やってくれるといいね。

コロ: 大宮さん、人気なんだけど、お客さんが盛り上がっていても、
時間がくるとやめちゃうのがたまにキズみたいだよ。
「こんなの社長だけですよ」ってスタッフに咎められるんだってさ(笑)。

カル: 淡白? それとも寸止めなのかな。

コロ: 僕らが行ったとき、
大宮さんは〈Ribbon in the sky(リボン・イン・ザ・スカイ)〉という
仙台にあるもう1軒の系列店で回していて、
そのときはシャーデーの「The Sweetest Taboo」とか、
ミスティ・オールドランドの「Got Me a Feeling」をかけていた。
これまた久しぶりに聴いて、かっこよかったなー。

カル: Ribbon in the skyはGimme Shelterとは
対を成すキャラクターのバーなんでしょう。

コロ: Gimme Shelterは仙台の歓楽街の国分町にある
オーセンティックなロックバー。
地下ガレージみたいなので屋号もローリング・ストーンズから拝借。

カル: Ribbon in the skyはスティービー・ワンダーの名バラードからってこと?

コロ: そのとおり。ここはビルの6階にあるので、
夜景も望めるロケーションで、すこぶる艶っぽい。
Gimme Shelterはロック、
Ribbon in the skyはブラックミュージックってことでもないんだけど、
ちょっとは意識しているそうだよ。

カル: 空間構成もそれなりにこだわりがあるんでしょう。

コロ: Gimme Shelterは文字通り、
シェルターに20名は座れる長いカウンターに、
ソファを置いたり、アンディ・ウォーホルのリトグラフがあったりと、
ガレージのアトリエを思わせる妖しい感じ。
一方、Ribbon in the skyはギャラリー風というか、
マイアミのデザインホテルのイメージなんだって。

カル: スピーカーもGimme Shelterは〈ALTEC〉で、
Ribbon in the skyは〈JBL〉というのも、なんともイカしたすみ分けだよね。
どちらもマッキン(マッキントッシュ)のブルーパネルが効いているけど。

コロ: 実はRibbon in the skyのスピーカー、
本当は〈TANNOY〉の「GRF」なんだけど、現在修理中なんだそうだ。

カル: 修理中とはいえ、ちゃんとすみ分けてる、さすが!

コロ: 同じエリアにキャラクターが違った店があるっていうのは、いいもんだよ。
連れや気分によって変えられる。

カル: それにしても、このお店はレコードバーには珍しく、
閉鎖的なところがないみたい。4人くらいで来ても肩身が狭くなさそうだね。

コロ: 静かに飲んでいればノープレッシャーなはずだよ。

カル: 仙台で3軒目っていうのはあるのかな?

コロ: 3軒目は沖縄あたりで考えているんだってさ。

カル: 店名は「Loveland, Island」かな?

コロ: もうちょっと練らない?

ウォーホルのリトグラフなどポップアートとヴィンテージで構成された妖しげな空間。

ウォーホルのリトグラフなどポップアートとヴィンテージで構成された妖しげな空間。

information

map

Bar Gimme Shelter 

住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-4-1 村上ビルB1

tel:022-797-5234

営業時間:18:00〜2:00

定休日:日曜

Web:Bar Gimme Shelter

 

SOUND SYSTEM

Speaker:ALTEC 828C

Turn Table:DENON DP-500M

Power Amplifer:McIntosh MC2105

Pre Amplifer:McIntosh C28

Mixer:ALLEN & HEATH Xone:43

旅人

コロンボ

音楽は最高のつまみだと、レコードバーに足しげく通うロックおやじ。レイト60’sをギリギリのところで逃し、青春のど真ん中がAORと、ちとチャラい音楽嗜好だが継続は力なりと聴き続ける。

旅人

カルロス

現場としての〈GOLD〉には間に合わなかった世代だが、それなりの時間を〈YELLOW〉で過ごした音楽現場主義者。音楽を最高の共感&社交ツールとして、最近ではミュージックバーをディグる日々。

北海道の森で 自然と過ごすマルシェ 『森と本と木の椅子と』

弟子屈の森で開催した、『森と本と木の椅子と』

5年前、北海道に移住して初めての夏、
“マルシェ”が多いことに驚いた。
広場や公園や森の中で、
近隣の、ときには車で半日以上かかる遠くの市町村からも、
飲食店や雑貨店、農家や作家が出店するイベント。

北海道での生活においては、
市街地から離れた自分の店でお客さんを待つよりは
雪のない時期は、店の中身を車いっぱいに詰め込んで
自分から出かけて行ったほうが効率的なのだろう。

だから北海道では夏から秋の間、
いつもどこかで“マルシェ”が開かれる。

青空の下で本を自由に閲覧できる「あおぞら図書館」と、
薪割り体験をさせてくれる〈たき火屋さん〉と一緒に、
昨年秋、『森と本と木の椅子と』というイベントを開催した。
会場は、森の中のキャンプ場〈RECAMP摩周〉。

コンセプトは、
「森の中でのんびり過ごそう。
好きな本や気になる本を携えて。
そこには木の椅子があったらいい。
自分でつくった椅子だったら、もっといい」

“森”という空間を生かした出店が楽しい

2回目となる今年は、出店者を集めてマルシェの要素も加えた。
参加してくれたのは、移動古書店、お菓子屋、カレー屋、珈琲店。
さらに手編み靴下屋、くるみのかごや、お昼寝アートの撮影なんていうのもある。
人気が高かったのは、台湾式足もみやタイ式マッサージ。
“森の中での極楽気分”は、さぞかし心地いいことだろう。

「ビブリオバトル」「森ヨガ」「木のスツールづくり」といった、
プログラムも用意し、
日没の頃からは「Night Program」も企画した。

創業51年目の 仙台のスーパー老舗ロックカフェ 〈Peter Pan〉

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
宮城県仙台市。

51年の歴史。お客さんと敵対した関係から寄り添う関係へ

コロンボ(以下コロ): レコードバーのご主人って、
お客さんの音楽の嗜好を探り出すのがうまいよね。

カルロス(以下カル): 初めて飲みに行った店でも、連れとの会話から推理して、
さり気なく好きな曲をかけたりしてくれると、驚く。

コロ: ここ〈Peter Pan〉の店主の長崎英樹さんに、それについて尋ねたら、
40%はドンピシャで、15%はハズレ、残りは当たらずしも遠からずだってさ。

カル: やっぱ会話からなの?

コロ: もちろんそれもあるけど、身なりと髪の長さもポイントらしい。
ボクがうかがったとき、試しにボクの場合は誰が好きそうですか? と聞いてみたら、
これが気持ち悪いくらいドンピシャなの。

カル: まさに創業51年の所業。どんな推理だったの?

コロ: 靴をチェックするのを忘れちゃったからと、「うーん」と考えていたんで、
「白いアディダスのスーパースターです」と教えたところ……。

カル: まさかニール・ヤングと?

コロ: そうなのよ、そのまさか。熟考の末、タンテに置いたのが『ハーヴェスト』。

カル: まさにドンピシャだ。

コロ: 悔しいから、いちばん好きなアルバムは『ZUMA』だって悪態ついたら、
それもかけてくれた。

富山へ繋がる扉! 新たな魅力に出合うリアルイベント 『写真で見る富山ガイド』を 東京・日本橋で開催

富山県の魅力に繋がる新しい扉。
皆さんの“とっておきの富山”を教えてください!

短い秋の名残を惜しむ富山。ですが、来たる冬も見どころはたくさんあるのです。
そんな富山の食・文化・観光などの新たな魅力を体験できる
「『doors TOYAMA』オープニングイベント〜富山へ繋がる扉!
写真で見る富山ガイド@日本橋〜」が、
東京・日本橋の〈+NARU NIHONBASHI〉で開催されます。

イナガキヤストさん

イナガキヤストさん

11月8日(水)ローンチ予定の
富山県とコロカルがコラボしたポータルサイト『doors TOYAMA』の
オープンを記念して開催される、このイベントの目玉は、
富山の魅力を知り尽くすゲストによるトークセッション。
登壇いただくのは、フォトグラファーのイナガキヤストさんです。
Instagramのフォロワー数はおよそ86,000人。
「#富山の本気」のハッシュタグで
四季折々のすばらしい富山の風景を発信しているイナガキさん。
射水や立山黒部アルペンルート公式アンバサダーを務め、
写真集『ぼくたちの大切な時間』(KADOKAWA刊)、
NHK『イナガキヤストの本気旅』、ジャポニカ学習帳とのコラボレーションなど、
さまざまなメディアで活躍されています。

イナガキさんが撮影した「富山を走るかぼちゃ色の電車」。『doors TOYAMA』では、イナガキヤストさんが、四季折々の富山の絶景を写真で切り取る新連載「イナガキヤストの心に効く景色」もスタート。11月の公開をお楽しみに!

イナガキさんが撮影した「富山を走るかぼちゃ色の電車」。『doors TOYAMA』では、イナガキヤストさんが、四季折々の富山の絶景を写真で切り取る新連載「イナガキヤストの心に効く景色」もスタート。11月の公開をお楽しみに!

イナガキさんが撮影する写真は、富山の日常の一瞬を切り取ったもの。
そびえ立つ立山連邦、桜と残雪、ハンノキ滝と紅葉など、
ダイナミックな構図は一見の価値あり。
今回は、これらのロケーションについてはもちろん、
周辺のグルメや写真には映っていないおすすめスポットも合わせて紹介していただきます。

また、こちらのイベントに応募の際に、
皆さんが撮影した“とっておきの富山”を「#とやまへのとびら」をつけて
Instagramに事前投稿いただくと、
イベントの際にイナガキさんから直接講評&素敵な景品が当たるチャンスも。
皆さんのとっておきの一枚をお待ちしています。

今回は天橋立で。音楽と食の祭典 〈KYOTOPHONIE〉が 10月7、8日に開催!

秋会期は美しい天橋立が舞台

2023年4〜5月に京都市内で〈KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭〉と同時に開催し、
禅寺や能楽堂などを会場に新しい音楽体験を探求したコンテンツで、
3000人を超える来場で大きな反響を呼んだ、
ボーダーレスな音楽が楽しめるミュージックフェスティバル〈KYOTOPHONIE〉。

同イベントが、2023年10月7〜8日の2日間、
日本三景のひとつで、“海の京都”と称される京都府北部・天橋立を舞台に、
「MUSIC and GASTRONOMY」を掲げて、ふたたび開催されます。
特別協賛は〈BOTTEGA VENETA〉というのも興味深いところ。

天橋立

全長3.6キロの砂洲に約6700本の松が生い茂る荘厳な景色のなかで、
天橋立の白い砂浜と水平線を借景に建てる「海のステージ(Beach Stage)」、
数百年の時を経て息づく木々と名水・磯清水に囲まれた「森のステージ(Forest Stage)」、
絶景の砂浜に置かれた駅ピアノならぬ「海ピアノ(Piano on the beach)」。
この3ステージに、レゲエ界のレジェンドのホレス・アンディを迎えた
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのジャマイカ版〈INNA DE YARD〉らをはじめ、
初来日の2組を含む5か国13組のアーティストがパフォーマンスを実施。

シコ・セザール

シコ・セザール

U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS

U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS

シシド・カフカ directs el tempo

シシド・カフカ directs el tempo

10月7日(土)
海のステージ:シシド・カフカ directs el tempo/シコ・セザール(Brazil)※26年ぶりの来日/U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS

baobab

baobab

ジュリア・ショートリード

ジュリア・ショートリード

森のステージ:baobab(日本)/ジュリア・ショートリード(日本)

青葉市子

青葉市子

石橋英子 Band Set

石橋英子 Band Set

ルエジ・ルナ

ルエジ・ルナ

INNA DE YARD

INNA DE YARD

10月8日(日)
海のステージ:青葉市子/石橋英子 Band Set/ルエジ・ルナ(Brazil)※初来日/INNA DE YARD “The Soul of Jamaica” with HORACE ANDY, CEDRIC MYTON from The Congos and WINSTON McAnuff, backed by Home Grown(Jamaica)※初来日

西原鶴真

西原鶴真

Eki Shola

Eki Shola

仕立て屋のサーカス

仕立て屋のサーカス

森のステージ:西原鶴真/Eki Shola(UK)/仕立て屋のサーカス

子ども心が蘇る⁉︎ タミヤ監修の模型工房が 静岡市にオープン

恐竜やミニ四駆などの模型づくりを体験!

2021年5月、静岡市の伝統工芸体験施設〈駿府匠宿〉は、
建築設計会社・創造舎によって「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトに、
〈駿府の工房 匠宿〉として、22年ぶりにリニューアルされました。

〈駿府の工房 匠宿〉

駿河竹千筋細工・陶芸・藍染・お茶染め・木工指物・漆などが体験できる各工房に、
第一線で活躍する職人を工房長として招聘し、ものづくり体験の提供と、
工芸職人の後継者候補の輩出を目指すために、さらに充実した同施設。

タミヤ監修の模型工房

タミヤの工具を使って、タミヤの工房長によるレクチャーのもと製作体験を行うことができます。

そんな〈駿府の工房 匠宿〉が2023年8月、
またユニークなスペースをオープンさせました。
プラモデルの出荷額が日本一(※1)を誇り、
模型・プラモデルメーカーの大手〈株式会社タミヤ〉の本社のある静岡県。
それにちなんで、タミヤ監修の模型工房を2023年8月8日に開設。
ここでは、タミヤの工具を使って、プラバンでアクセサリーづくりや恐竜組み立て色塗り、
ミニ四駆の製作体験を、タミヤの工房長によるレクチャーのもと、行うことができます。

*1:プラモデルの出荷額日本一(静岡県)

『遠野物語』をはじめて 知る人のための本 『本当にはじめての遠野物語』刊行

歴史的名著『遠野物語』を読むコツは、まずその舞台を訪ねること

2023年6月に刊行された『本当にはじめての遠野物語』は、
「日本民俗学の夜明けを告げた名著」とされる
『遠野物語』について、解説する入門書です。

『遠野物語』やその著者、柳田国男のことは知らなくても、
ザシキワラシや河童、天狗といった昔話に登場する不思議な存在には
馴染みがあるでしょう。
『遠野物語』にはそのザシキワラシや河童、山の神、
そして動物たちが人々と遭遇する話がいくつも収められています。

『本当にはじめての遠野物語』の著者でローカルプロデューサーの富川岳さんは、
2016年から岩手県遠野市に暮らしています。
その遠野を舞台とした『遠野物語』を初めて読もうとしたときは、
たったの10ページで挫折してしまったのだとか。

『遠野物語』は「日本民俗学の夜明けを告げた名著」と言われています。
119の物語が収められていて、一話一話が短く、オチもなく、
しかも難しい文語体で書かれています。
『遠野物語』のこういった特徴が挫折の理由だったと
富川さんは本書の「はじめに」の中で打ち明けています。

しかし「読み方のコツや楽しみ方さえわかれば、絶対に『遠野物語』はおもしろい本、
教材になる。そう確信しています」と宣言。
そんなにもおもしろいと思えるようになったのはいったいなぜなのでしょうか? 
そもそも読み方にコツがあるってどういうこと?

富川さんにとって『遠野物語』にまつわる状況が一変したのは、
地域史研究家の大橋進先生との出会いでした。
大橋先生は、「すぐに本は読まなくていい」と富川さんを、野に連れ出します。
そこは、河童やザシキワラシがいた物語の舞台でした。

『遠野物語』は今から110年ほど前の1910(明治43)年に出版されました。
東京に住む官僚だった柳田国男が、遠野出身で小説家志望の青年、佐々木喜善から聞いた、
遠野に伝わる不思議な話をまとめたものです。

伏見の天然地下水掛け流しの水風呂で “ととのう” 野外サウナフェス 〈京都サウナ大作戦〉が 9月16日~17日に開催!

京都初上陸のサウナバスも登場

京都市伏見で2023年9月16日~17日の2日間、
西日本最大級のサウナフェス〈京都サウナ大作戦〉が開催されます。

会場となるのは、近鉄竹田駅から徒歩5分ほどの場所にある
スーパー銭湯〈伏見力の湯〉に隣接するフットサルコート内。

一番の目玉は、水風呂にとことんこだわる滋賀県の銭湯〈都湯-ZEZE-〉が
監修した、伏見の天然地下水の源泉かけ流しによる水風呂です。

そして、主役となるサウナは、京都初上陸となる移動型サウナバス
(通称サバス)のほか、テントサウナやサウナ小屋、トラックサウナ、
バレルサウナなど全15台が登場。
最大80名が収容できる規模になるといいます。

当日パフォーマンスを行うアウフギーサー。

当日パフォーマンスを行うアウフギーサー。

また、ロウリュによって立ち昇る蒸気をサウナ客に送るパフォーマンス
「アウフグース」を競う〈Aufguss Championship Japan〉の関西予選で
第2位となったアウフギーサー(熱波師)ら5名とシークレットゲストによる
ショーも開催(別途有料)。
個性豊かなアウフギーサーの技を体感できる貴重な機会となっています。

そして「ととのいエリア」は、大空の下で風を感じながら外気浴を楽しめるよう
キャンプ用品ブランド〈DOD(ディーオーディー)〉による協力のもと、
全50脚のチェアが用意されるとか。

大阪〈yacipoci〉
音楽とビールの泡に
とことんこだわる

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
大阪市中央区。

夏の終わりにふさわしいイカした立ち飲みレコードバー

コロンボ(以下コロ): このイカした立ち飲みレコードバーは
オーナー以外、そうやすやすとレコードをかけられないんだよ。

カルロス(以下カル): なんで? 機材の扱いがデリケートなの?

コロ: レコードラックにレコードが反対向きに入っているから、背表紙が見えないんだ。

カル: つまり、かけたいレコードが選べない?

コロ: そうなんだ、ジャケットを見ないことには
目的のレコードに到達しないわけなんだ。

カル: なんでまたそんなややこっしいシステムなんだ?

コロ: 背が奥だと、レコードが出しやすいし、しまいやすい。
それと店主の秋谷直弘さんは心斎橋のレコードバーの名店〈BAR JAZZ〉が
メンターなんだって。あのお店もそうしているらしい。

カル: なるほど。当然、収納ルールもアルファベット順とかじゃないわけだよね。

コロ: もちろん! 秋谷さんが選びやすい順。

カル: そこがネックだよね。どのお店もどこに、
どんなレコードがあるかわからないから、うっかりプレイできない。

コロ: レコードだけじゃないんだ、うっかりプレイできないのは。
ビールサーバーが「スイングカラン」というレトロなサーバーで、
いまでは老舗ビアホールぐらいでしか見かけない、
ヴィンテージ級の難儀なサーバーなんだよ。

カル: 一度注ぎでおいしいビールが注げるという
ビールファンにはたまらない魔法のサーバーのあれ? 
熟練の技術が必要なんでしょ? 
レコードに針を置いたり、
スイングカランのZ軸のサーバーで泡を操作したり、大変そうだね。

コロ: ビールはガス圧、レコードは針圧なんだって。

カル: このお店の前は自転車屋さんだったんでしょう。
よっぽどアナログが好きなんだね。

コロ: 音楽よりビールの泡の話で盛り上がっちゃったよ(笑)。
クリーミーな泡はほんとに素晴らしかったな。

Jリーグ
クリエイティブダイレクター・
清永浩文
都会とローカル、両方の視点で
60クラブのバランスをとる

アパレル業界からJリーグへ

2022年の6月、清永浩文さん自らが立ち上げたアパレルブランド〈SOPH.〉を
退任するというニュースは、ファッション界に驚きを与えた。
そしてその翌月、清永さんが〈Jリーグ〉のクリエイティブダイレクターに
就任するというニュースもまた意外性のあるものだった。

ほかのアパレルブランドならばいざ知らず、Jリーグではどんな仕事をしていくのか? 
Tシャツやプロダクトをつくり、ファッション性を高くしていくのかと思えば、
どうやらそうではないらしい。

Jリーグの野々村芳和チェアマンからは
「清永さん、Jリーグをかっこよくしてください」というひと言だけだったという。
その“ラフ”なスルーパスを清永さんはどのように受け取ったのか。

結論からいえば「自分が適任者だと思った」と言う。

大分が地元である清永さんは、1998年にSOPH.を立ち上げる。
99年には〈FCレアルブリストル〉というサッカーアパレルラインを立ち上げ、
大分トリニータへのスポンサーも開始。

「サッカー好きというサポーター目線。そしてスポンサー目線。
一時期、取締役や株主もやっていたのでチームの運営目線。
このように多方面の目線を持っている人はほかにいないのではないかと思います。
そんな僕のような人物が関われば、
今後のJリーグにとって有益なのではないかと思いました」

たしかにJリーグを、
もっといえばサッカー界をさまざまな角度から見ることができる人物だろう。

会議室、その名も「OLD TRAFFORD」にて。

会議室、その名も「OLD TRAFFORD」にて。

急激な変化は求めない

就任して約1年、Jリーグでは開幕30周年記念という大きなイベントがあり、
まずはそれらに携わることになった。
Jリーグ30周年コンセプトワード「よっしゃ いこ!」は、
かつてのSOPH.で展開されていたコピーを知る者にとっては清永さんらしいと思える。
「まいったな2020」や「最後の戦術。」などのコピーを
SOPH.として世に出してきたからだ。

Jリーグ30周年のコンセプトメッセージ。

Jリーグ30周年のコンセプトメッセージ。

Jリーグ30周年のロゴ。

Jリーグ30周年のロゴ。

またJリーグはオフィスを移転したばかりであり、その監修も担当をした。

「僕が出したアイデアは『オフィスに入るときの高揚感を大事にしてほしい』というもの。
選手がピッチに入っていくシーンをイメージして、
出社する社員やゲストが高揚したらいいなと」

ガラス扉のエントランスの向こうには、大画面が広がっている。
パスをかざして自動ドアが開くと、
スタジアムでサポーターが熱狂する姿が映し出された。
たしかに気分は高揚する。

さらにオフィスが移転するタイミングで、
名刺や封筒などのデザインも清永さんのディレクションで変更することになった。

メインカットでは「アルビレックス新潟」の背景だったが、チームは毎回変わり、これは「川崎フロンターレ」バージョン。

メインカットでは「アルビレックス新潟」の背景だったが、チームは毎回変わり、これは「川崎フロンターレ」バージョン。

ただし、ひとりでディレクションし決定したわけではなく、
チームで行ったことだと清永さんは強調する。
なんだかサッカーっぽい。

「30周年も、新オフィスも、”僕がやった”わけではありません。
僕が来てすべてをガラリと変えるわけではなく、長く見て、
なんとなくJリーグのイメージがいい方向に高まればいいと思っています」

ファッションの世界でいうと、
スターデザイナーがメゾンブランドなどに就任すると、
ガラッと方向性が変わることが確かにある。
しかし今回はそんなことを目指してはいない。

「確かに僕が今までSOPH.でやってきたことは、ゼロからイチを生み出すこと。
自分のトップダウンで始めたことです。
でもそれとはまったく違って、僕ひとりで完結することではありません」

Jリーグ30周年記念アンセムとして
RADWIMPS「大団円 feat.ZORN」が発表された。
これも清永さんが積極的に絡んでいるのではないか、と勘繰ってしまう。

「そのように、僕が関わり始めたことで
『最近、Jリーグおもしろいですね』と言ってもらえたり、
すこしでも興味を持ってもらえればいい。
それだけでも僕がここに来た価値はあるかなと」

Jリーグが開幕して30年経った。当初の若者も30年、歳を重ねている。
となると、次なる世代にまた30年、100年と
長くJリーグを応援してもらわなくてはならない。
だから清永さんが「気がつかない程度に、ゆっくり良くなっていきたい」という戦略に
納得できる。

島根県大森町に 本・人・地域と出合う図書館が誕生!

学生と町民と観光客をつなぐ新しい学びの場

島根県立大学が2023年4月29日に、
島根県大田市大森町にサテライトキャンパス
〈石見銀山まちを楽しくするライブラリー〉をオープンしました。
地元企業〈中村ブレイス株式会社〉の古民家再生プロジェクトの一環として、
学生と町民と観光客をつなぐ新しい学びの場を創出していくといいます。

この施設誕生のきっかけは、中村ブレイスの中村俊郎会長が
空き家となっていた町内の旧松原邸を
「島根県立大学の学生の学びの場となる施設として活用できないか」
と島根県立大学に提案したことから。
それからプロジェクトの構想がスタートし、プロジェクトの起点となった
島根県立大学 地域政策学部 地域づくりコースの故井上厚史教授の遺志を受け継ぎ、
同コースの平井俊旭講師がプロジェクトの統括と施設のデザインを設計。

〈石見銀山まちを楽しくするライブラリー〉

島根県立大学地域政策学部は、地域と共生し、
地域と共に生きる人材を育成することを目指しており、
この施設はそのビジョンを具現化する理想のモデルケースと位置付けています。

行燈本棚

行燈本棚。

エントランスには、畳の床から天井まである、
発光する巨大な行燈をモチーフとした3つの「行燈本棚」が。
学生が著名人や地域で活躍する方々に
「人生に影響を与えた本」というテーマで選書を依頼し
集めた200冊を超える本が開架されています。

神奈川・相模原市藤野地区の 自然の魅力が詰まった 〈地産ガチャ〉

緑区イメージキャラクターのミウルと設置したガチャガチャ(橋本公民館)1回200~300円。

「炭ガチャ」「樹木のキーホルダー」など、ユニークなガチャガチャがツボ!

四方を山々に囲まれ豊かな河川が貫流する
神奈川県相模原市藤野地区。
そんな自然の魅力が詰まった藤野地区のローカルな情報を発信する
ガチャガチャがあると面白いのではないかという
立案者・武笠太郎さんの思いから誕生した、
手作りの地産品を詰めた〈地産ガチャ〉が、
現在、藤野地区の公民館や市内商業施設に設置されています。

地方創生の推進のため結成された、
相模原市役所の若手職員によるワーキンググループ
〈中山間地域をもりあげるワーキング(通称:もりワーク)〉。
今回の公民館への地産ガチャ設置は「もりワーク」による事業提案のひとつで、
公民館における関係・交流人口の創出及び
中山間地域の課題解決の事業として、設置が決定されました。

〈樹木のキーホルダー2〉

〈樹木のキーホルダー2〉。

〈1/24丸太〉

〈1/24丸太〉。

〈炭ガチャ〉

〈炭ガチャ〉。

〈割れた陶器〉

〈割れた陶器〉。

ラインナップは、藤野・篠原地域の炭窯を使って作られた〈炭ガチャ〉や
伐採した木の端材で丁寧につくった〈樹木のキーホルダー2〉、
陶器の破片を磨いてシー陶器風に仕上げた〈割れた陶器〉など。
※シー陶器・・・割れた陶器の破片が波にもまれて角が取れ、浜辺に打ち上げられたもの。

どれも好奇心がくすぐられてしまうユニークなものばかり。
見かけたらついつい、ガチャガチャを回してしまいそうですね。
2023年10月27日まで設置されているとのことなので、
お近くに足を運んだ際はぜひゲットしてみてはいかがでしょう?

information

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地産ガチャ

設置期間:実施中~2023年10月27日(金)

設置場所:市立橋本公民館 事務所前(緑区橋本6-2-1 シティプラザはしもと内)、市立津久井中央公民館 事務所前(緑区中野633-1)、市立相模湖公民館 事務所前(緑区与瀬1134-3)など

利用時間:9:00〜17:00

休館日:第4月曜

※時期によって販売商品の入れ替え、売り切れの場合があります。

※販売実績や公民館利用者の声などを踏まえ、常設や他の生涯学習施設への設置等を検討

Web:地産ガチャ 公式サイト

*価格はすべて税込です。

農園グランピング、神社境内の甘味処、
旅の情報誌など。
まちの「BRAND NEW THINGS」
に注目!


今月のテーマ 「まちのBRAND NEW THINGS」

何気ない日常やいつも通っている場所でも
まちは生きもの、常に新陳代謝が起こっています。

今回は全国にお住まいのみなさんに
まちの新しいモノやコトについて教えてもらいました。

できたばかりの新たな(=BRAND NEW)取り組みは
いずれも人気が集まりそうな予感。
話題になる前にぜひ先取りチェックしてみてください。

【東京都三鷹市】
東京の農園でグランピング体験できる〈ぶどうの森 グランピングフィールド〉

武蔵野市の隣に位置する三鷹市は、
駅から離れた住宅街に畑が点在しています。
なかには江戸時代から野菜や果物を育てている農家もある、自然豊かなまちです。
今回は、そんな東京の農園でキャンプ体験ができる
〈ぶどうの森 グランピングフィールド〉を紹介します。

農園で食べる食事は格別。

農園で食べる食事は格別。

〈ぶどうの森 グランピングフィールド〉を運営するのは
旅行会社〈旅倶楽部〉の代表を務める金子 晃さん。
安全な野菜づくりのカルチャースクールや、有機野菜塾を行っているほか、
オンライン開催されたパリコレの会場として場所提供するなど、
金子さんのアイデアによって、人が集う農園へと進化しています。

ぶどうの収穫は食育の一環として子どもたちに体験してもらいたいアクティビティ。

ぶどうの収穫は食育の一環として子どもたちに体験してもらいたいアクティビティ。

同施設では、無農薬野菜や無農薬のぶどうの収穫体験ができ、
収穫した野菜でバーベキューなどのデイキャンプが楽しめるほか、
今年から宿泊もできるキャンプ施設としての運営がはじまりました。

ぶどうの森 グランピングフィールド

園内にはキッチントレーラーや本格的なピザ窯も完備。
有機野菜を使った食事やオーガニックの自家製ドリンクを味わったり、
手づくりピザ体験もできます。

家族で楽しめるピザづくり体験。

家族で楽しめるピザづくり体験。

有機野菜をたっぷりと使ったメニューは農園ならでは。

有機野菜をたっぷりと使ったメニューは農園ならでは。

自然農のふかふかな土や草原が広がる農場には、
山羊も暮らしていてとってものどか。
農園の外に出るまで、ここが東京だということをすっかり忘れてしまうほどです。

農園で飼育されているヤギたちとのふれあいも可能です。

農園で飼育されているヤギたちとのふれあいも可能です。

都会のオアシス的な〈ぶどうの森 グランピングフィールド〉で
ここでしかできない体験をしてみては?

information

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ぶどうの森 グランピングフィールド

住所:東京都三鷹市上連雀9-16(三鷹オーガニック農園内)

TEL:080-2001-1665

Web:ぶどうの森 グランピングフィールド

photo & text

Momo*Kinari きなり・もも

ライター・エディター。東京在住。Webや雑誌、旅行ガイドブックで撮影・執筆。 国内外でグルメや観光スポットを取材。たまに料理やモノづくり、イラストの仕事もしています。 Twitter:@Momo_kinari

〈KAAT 神奈川芸術劇場〉 は 劇場をまちに“ひらいて”いく。 県民劇『虹む街の果て』 2023年5月上演

より多くの人に劇場の魅力を感じてほしい

観劇という経験は、非日常的で特別なもの。
同時に劇場を日々の暮らしから遠く感じて、
滅多に足を踏み入れる機会がないという人も少なくないはずです。

〈KAAT 神奈川芸術劇場〉 、通称KAAT (カート)

〈KAAT 神奈川芸術劇場〉 、通称KAAT (カート)は、
横浜中華街や山下公園から近いアクセスのよい場所にあります。
神奈川県による舞台芸術をメインとした施設として2011年1月にオープン。
開館以来、創造型劇場として演劇やミュージカル、ダンス公演など
上質な舞台芸術を提供してきました。

そのKAATで、一般の神奈川県民を中心とした人たちが演者として参加する
県民劇『虹む街の果て』が上演されます。

2021年初演『虹む街』より 撮影:田中亜紀

2021年初演『虹む街』より 。 撮影:田中亜紀

この作品は、2021年に庭劇団ペニノのタニノクロウさんが作・演出した
『虹む街』のリクリエーションです。

飲食店の多い横浜市野毛地区を舞台として、
一般の神奈川県民と一緒に舞台を創ることを目指した演目で、
『虹む街の果て』では
2021年上演の『虹む街』から10年、20年、さらに100年が経ったまちが舞台です。

KAATでは2021年に演出家の長塚圭史さんが芸術監督に就任したあと、
劇場に季節感、リズム感を生み出そうと4月から8月までをプレシーズンと位置づけ、
開館以来夏に続けているKAATキッズ・プログラムに加えて、
ますます劇場をまちに“ひらいて”いくために、さまざまな仕かけを考えてきました。

2021年のプレシーズンに行う演目のため、
長塚さんとタニノさんは、それぞれにまちで取材を行いました。
そこで判明したのは、横浜の近隣に住む人たちさえ、
思っていた以上にKAATの存在を知らないということ。

歴史はまだ浅いものの、
演劇界や愛好家の間でKAATの存在感が確実に上がっていただけに、
「関係者はずいぶんショックを受けた」と話すのは副館長を務める堀内真人さん。

KAAT神奈川芸術劇場の副館長で事業部長でもある堀内真人さん。

KAAT神奈川芸術劇場の副館長で事業部長でもある堀内真人さん。

「今まで劇場に足を運んだことのない方、興味を持ったことがない方に、
どうやったら劇場の魅力、 演劇やダンスの魅力を知ってもらえるか、
とにかく考えようということになりました」

アップデイトされた
ブラジリアンを知りたいなら
小田原〈ももすけ〉を目指せ

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
神奈川県小田原市。

〈大洋レコード〉も併設された自然光たっぷりのカフェ空間

コロンボ(以下コロ): ブラジル音楽はどうなの? 守備範囲?

カルロス(以下カル): ボサノバはなんだかくすぐったい(笑)。
ジャヴァンが好きだね。
ベタだけど『LUZ』というアルバムの1曲目、
スティービー・ワンダーが参加した「Samurai」が最高だな。

コロ: スティービー・ワンダーのハーモニカがいいよね。
ハーモニカだけのアルバムとか出してくれないかなと切望。
「Samurai」は今でも気の効いたお店でかかってる。
この間も青山の〈BAROOM〉でかかっていたっけ。

カル: ボク的にはブラジルと聞いて思い浮かぶのはダ・ラータだけど、
よく考えるとブラジリアンをやっているUKユニットだし。
正直言って、ブラジル音楽自体はあまり詳しくないかな。
ほかのジャンルにいち要素として、よく取り入れられているって印象。

コロ: いち要素ねー、たしかに。
ボクの場合はなんたって『ゲッツ/ジルベルト』だからな。

カル: ボサノバのセルジオ・メンデスが
ヒップボップにアプローチしていたりとか、
ブラジルものはそんな関わりのなかで聴いているね。

コロ: ボクはジャズ文脈になっちゃうんだ。
村上春樹さんが書いた「チャーリー・バーカー・プレイズ・ボサノヴァ」、
真っ白いジャケットの彼の架空のアルバム聴いてみたいな。

オープンして早6年。小田原駅前の喧騒から離れると現れる〈ももすけ〉。

オープンして早6年。小田原駅前の喧騒から離れると現れる〈ももすけ〉。

木更津〈KURKKU FIELDS〉に 本を読み耽られる〈地中図書館〉 がオープン

「農」「食」「自然」の循環を体験できるサステナブルファーム&パーク〈KURKKU FIELDS〉

千葉県木更津市、約9万坪(30ha)の広大な敷地で「農」「食」
そして「自然」の循環を体験できるサステナブルファーム&パークの
〈KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)〉。
「育てる・作る・食べる・循環する」といった“人が本質的に生きる心地よさと喜び”を
感じる場所を目指し、広大な土地を10年前からゆっくりとすこしずつ育てています。

2022年秋には宿泊施設“創る暮らしを体感するvilla”〈cocoon(コクーン)〉がオープン。
そして2023年2月16日(木)、〈KURKKU FIELDS〉に、
〈NAP建築設計事務所〉の中村拓志氏の設計による
新たな施設〈地中図書館〉がオープンしました。

〈KURKKU FIELDS〉〈地中図書館〉で体験する一歩先行く晴耕雨読

天井から自然の光が差し込むホール

地中図書館はその名のとおり土の下に、ひっそりと隠されたように存在します。
晴れた日には畑を耕し、雨の日には読書をする。
地中図書館はそんな人のために構想されています。

すり鉢状の特徴的な形をした土地の中腹にあって、大地にそびえ立つのではなく、
洞窟のように地中に横たわる空間です。
訪れた人はKURKKU FIELDSをさまようなかで、突如入り口を見つけて
大地の中へと潜り込み、思いがけない空間と本に出合うことになります。
オープン時は約3000冊を収容し、自然や農的な暮らしに関するものを中心に詩、
哲学、歴史、宗教、科学や経済にも独自の広がりやつながりが感じられる選書です。

本棚の間を抜けると天井から自然の光が差し込むホールが現れます。
〈cocoon〉、〈TINY HOUSE VILLAGE〉の宿泊者は閉館後の17時以降も、
優しい明かりがこぼれる幻想的な〈地中図書館〉で夜の特別な時間を過ごせます。

茅ヶ崎〈BRANDIN〉
「日本一のレコード大好き男」
宮治淳一のレコードライブラリーカフェ

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディスティネーションは
神奈川県茅ヶ崎市。

観て、探す、聴く。レコード・ライブラリー・カフェ

コロンボ(以下コロ): 茅ヶ崎の宮治淳一さんのお店に行って来たよ。

カルロス(以下カル): 宮治さんって、あの“日本一のレコード大好き男”の?

コロ: そう、“めったにないマニアックな音楽番組”
『宮治淳一のラジオ名盤アワー』の宮治さん。
山下達郎さんのラジオ番組『サンデー・ソングブック』の
新春放談でもおなじみ。
〈BRANDIN〉っていう茅ヶ崎のすてきなカフェだったよ。

カル: 藤沢に住んでいた頃、行ったことがある。10年くらい前かな。
レコードライブラリーみたいになっていたので、ディグろうかと思ったんだけど、
あまりに多過ぎてどこから見たらいいのかわからなくなって、やめちゃった。

コロ: お店だけでも1万枚はあるからね。
そもそも、レコードの重みで家が傾いてきたので、ここを始めたらしいよ(笑)。

カル: ボクが行ったときは、帰り間際に宮治さんが散歩から戻って来て、
あまりに気さくでフレンドリーだったので驚いたよ。
“サザンオールスターズの名づけ親”ってことで、
勝手にボクがハードルを上げてしまった。たから余計に。

コロ: 普通にいるから驚くよね。うれしいけど、たしかに緊張する。

熊本〈Jazz Inn おくら〉
やれたヴィンテージ感がたまらない
いかにも昭和なJAZZ喫茶

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
熊本県熊本市。

最古参でもあり最若手、43年続く熊本の老舗

コロンボ(以下コロ): いよいよ九州上陸。
ジャズ喫茶の見本のようなイカしたお店が熊本にありました。

カルロス(以下カル): 熊本はジャズ関連のお店が多いよね。
ライブなんかもにぎやか。

コロ: ここ〈Jazz Inn おくら〉も月に10本くらいのライブをやっているんだ。
ミュージシャンも九州ツアーを福岡の〈ニューコンボ〉あたりから始まって、
久留米→熊本→鹿児島と縦のラインでまわるんで、その影響もあるみたいよ。

カル: 熊本にはわりかし、いまでも残っているジャズのお店が多いんでしょう?

コロ: 〈Jazz Inn おくら〉はこの12月で43年だって。
それでも店主の小倉さんは「ボクはこの業界では若いほうにあたるから」と(笑)。
オープン当時は熊本のアーケード、「上通」の果てと言われたそうだよ。

カル: もはや最古参であり、最若手って存在ってことだね。

43年の歴史をひしひしと感じさせるヴィンテージ感たっぷりの店内。

43年の歴史をひしひしと感じさせるヴィンテージ感たっぷりの店内。

コロ: メインのアーケードの「上通」はディープな「下通」と違って、
若い人が多いんだ。

カル: 熊本大学も近いし、学生のまちって感じだったようだね。

地元中学のマーチングバンドも参加。 光と音楽をテーマにした 〈BALLPARK FANTASIA〉 点灯セレモニー開催。

(c)BALLPARK FANTASIA

日本大通りのイチョウ並木から横浜スタジアムを光と音楽で演出

横浜の関内エリアで大規模なイルミネーションイベント
〈BALLPARK FANTASIA supported
by Billboard Live YOKOHAMA〉が開催されています。

横浜スタジアム

(c)BALLPARK FANTASIA

このBALLPARK FANTASIAは2020年からスタート。
プロ野球のオフシーズンに、横浜スタジアムと横浜公園の有効活用をするとともに、
関内・関外エリアの賑わいづくりを目指して始まりました。
3回目となる2022年は横浜スタジアム内、日本大通り、横浜公園と
これまでより広いエリアが会場となりました。

12月3日には点灯セレモニーが行われました。
会場を訪れた一般の参加者には光る風船が配布され、一体感も演出。

「ストリートエリア」と位置付けられた日本大通りのイチョウ並木を舞台に
地元横浜の中学校がマーチング演奏を行いました。

横浜市立西谷中学校マーチングバンド部のみなさん。(c)BALLPARK FANTASIA

横浜市立西谷中学校マーチングバンド部のみなさん。(c)BALLPARK FANTASIA

最初に登場したのは横浜市立西谷中学校マーチングバンド部。
『Hapiness』を演奏しました。

横浜市立港中学校マーチングバンド部のみなさん。

横浜市立港中学校マーチングバンド部のみなさん。

合同演奏の様子。

合同演奏の様子。

その後横浜市立港中学校マーチングバンド部が『聖者の行進』を演奏。
どちらの中学もビシッと揃った演奏を披露した後、
楽しげな雰囲気で『ジングルベル』を合同演奏。
お揃いのサンタ帽をかぶった中学生たちが会場を盛り上げました。

フェリス女学院フェリス女学院大学吹奏楽部のみなさん。

フェリス女学院フェリス女学院大学吹奏楽部のみなさん。

その後、登場したのがフェリス女学院大学吹奏楽部。
『A whole new world』をしっとりと聴かせてくれました。

ここでイルミネーションが点灯。
クリスマスソングの定番のひとつ『All I Want for Christmas Is You』を
フェリス女学院大学吹奏楽部が演奏して、明るく華やかな雰囲気に包まれました。

知れば知るほど魅力的なまち。 区制90周年を迎えた渋谷を掘り下げ!

区制執行90周年記念誌『渋谷区のちから。』

渋谷区と聞いて、みなさんはどこをイメージしますか?
賑わいが戻ってきた原宿、表参道でしょうか。
はたまた、最新のカルチャーや美食が集結する代官山、恵比寿。
上原、富ヶ谷エリアは住宅地としても人気ですね。

エリアごとの違い、ギャップが、さまざまな世代を惹きつけて止まない渋谷区の
区制執行90周年を記念してつくられた『渋谷区のちから。』が、
現在、冊子とWebで展開中です。

その『渋谷区のちから。』のなかでコロカル編集部が注目したのは、
各地域の特色をエリアごとに紹介していく「渋谷区ナビ。」
独自のカルチャーで発展を遂げた各エリアの歴史や変遷をたどりつつ、
なぜ人を惹きつけるのか、さまざまな視点から紐解いています。

例えば、4社8線の鉄道路線の乗り入れがあり、1日の乗降客数約330万人の
ビッグターミナル渋谷駅周辺。
多くの人が暮らし、働き、まるでまち自体が巨大な“エンタメ装置”であるかのように、
衣食住に関わるカルチャーが次々と生まれています。
駅周辺のあちらこちらで同時多発的に生まれた、
クラブやレコードバーなどの音楽文化の一方で、
〈渋谷公会堂〉(現・〈LINE CUBE SHIBUYA〉)や、
〈渋谷区文化総合センター大和田〉のさくらホール、伝承ホールで紡がれる伝統芸能。
大小さまざまな公演が日々繰り出されるからこそ、
また新たな解釈の文化が生まれ、そして伝統となるのです。

〈渋谷区文化総合センター大和田〉伝承ホール。

〈渋谷区文化総合センター大和田〉伝承ホール。

浜松〈ハァーミット・ドルフィン〉
超一流ジャズマンがこぞってやってくる
ライブとリスニングのハイブリッド

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅。
次なるディストネーションは静岡県浜松市。

サプライズではじまるロマンティックな夜もある

カルロス(以下カル): 「リスニングバーの店主は、
音楽に情熱を持っているロマンティスト」。
ピアニストの上原ひろみさんはリスニングバーの店主についてこう言っている。

コロンボ(以下コロ): それって、〈ハァーミット・ドルフィン〉の店主、
檀和男さんのことかな。たしかにミュージシャンと変わらないほどの音楽愛を感じる。
檀さんって、そんな人。

カル: 浜松出身の上原さんは、ちょくちょくこのお店に来るらしいじゃない。

コロ: それもプライベートでふらっとやって来るんだって。
急に来るから、檀さんが「事前に言ってちょうだい」と言うと、
「こういうのがジャズっぽくていいの」ってさらっと返すみたい。

カル: たしかにその方がジャズっぽい。

コロ: しっぽりレコードを聴くだけじゃなくて、
お店にあるピアノを弾き始めちゃったりもするもんだから、大サプライズ!

カル: シークレット・ギグ!? たまらない夜だね。
〈ハァーミット・ドルフィン〉は
ライブとリスニングバーのハイブリットなんでしょう?

お店のシンボルともいえる中古で手に入れた〈ヤマハ〉の小さいグランドピアノ。

お店のシンボルともいえる中古で手に入れた〈ヤマハ〉の小さいグランドピアノ。

コロ: コロナ前は年間100本くらいのライブをやっていたらしい。
前のお店を含めて今年で24年目で、
綾戸智恵さんなんかは、メジャーになる前から、
仲間と会場を借りてライブに招いていたそう。
今の店舗になってからは大西順子さん、川崎燎さん、
亡くなった村上ポンタさんはじめ、日本のメジャーどころがこぞって、やって来るんだ。

カル: ブッキングは直接やっているのかな?

コロ: アーティストのほうからお願いされるんだって。
檀さんいわく、分不相応なミュージシャンが来てくれるって(笑)。
ツアーのゲネプロがわりにこの店から始めるってパターンも多いみたいだよ。

カル: お店にある〈ヤマハ〉の小さなグランドピアノ、よく鳴るって評判らしいじゃん。

コロ: 中古で手に入れて、お店に導入の際、
ハンマーと弦をワンランク上のものに総入れ替えしたんだって。
おまけに錚々たるミュージシャンに弾いてもらったおかげで、
独特のグルーブを発するんだろうね。
響板に書かれたミュージシャンのサインを見るだけでも楽しいよ。
宝探しをしているみたいで。

一流のジャズマンのサインがそこかしこに。お気に入りのミュージシャンのサインを探すだけでも楽しい。

一流のジャズマンのサインがそこかしこに。お気に入りのミュージシャンのサインを探すだけでも楽しい。

11月は大阪・中之島の 文化的側面を紐解く スペシャル月間!

ナイトミュージアム、学びのシンポジウム、バザール……
中之島が文化的盛り上がりをみせる1か月間

美術館やコンサートホール、科学館といった文化施設に公園や美しい水辺と、
パリのシテ島、ベルリンのムゼウムス・インゼルにも
匹敵するんじゃないかといわれるほど文化度が高い水都・大阪は中之島。

そんな、中之島に関わる14の文化施設などによる国内最大規模の創造ネットワークで、
施設と施設だけでなく、人や文化、自然などさまざまなものをつなぎ、
新しいものの創造を目指すプロジェクトが〈クリエイティブアイランド中之島〉です。

同プロジェクトでは、11月の1か月間に中之島の文化的魅力を引き出した、
ナイトミュージアムや船のクルージング、貸切電車企画を中心とした
4つのプログラムが実施されます。

昨年度の様子。

昨年度の様子。

11月4日(金)に行われるのは、
「GUTAIをめぐるナイトミュージアムトーク&プレ・ツアー」。
中之島を活動の一拠点とした美術家集団〈具体美術協会〉をテーマにした企画展が
大阪中之島美術館と国立国際美術館で開催されているにあたり、
両館の担当学芸員が展覧会のみどころや、共同企画に至る道のりなどを語ります。

information

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GUTAIをめぐるナイトミュージアムトーク&プレ・ツアー

日時:11月4日(金)トーク 18:30〜20:00、プレ・ツアー 16:00〜18:20(受付 13:00~18:30)

受付場所・トーク会場:国立国際美術館(大阪市北区中之島4-2-55)

料金:2500円(展覧会観覧料として)

※展覧会当日のみ引き換え。展覧会チケットは、当日以降でも利用いただけます。

定員:トーク 50名/プレツアー 20名(いずれも先着順・要事前申込)

チケット購入:Peatix

昨年度の様子。

昨年度の様子。

11月13日(日)は、科学と社会をつなぐ
日本最大級のオープンフォーラム・サイエンスアゴラが、
大阪大学とクリエイティブアイランド中之島らとともに、
「まぜて、こえて、つくりだそう〜学び続けられる社会へ」というフォーラムを開催。
主催は大阪大学21世紀懐徳堂。

ジャズピアニスト・数学教育者〈steAm Inc.〉代表取締役社長である
中島さち子さんのSTEAM教育をテーマにした基調講演や、
中島さん、大阪市立東洋陶磁美術館 学芸課長代理の小林仁さん、
日本科学未来館事業部経営戦略室 科学コミュニケーション専門主任の森田由子さん、
大阪大学全学教育推進機構教授の中村征樹さんによる、
学び続けられる社会についてのディスカッションと、
有意義な対話が繰り広げられます。

information

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サイエンスアゴラ in 大阪 ラウンドテーブル
「まぜて、こえて、つくりだそう〜学び続けられる社会へ」

日時:2022年11月13日(日)15:00〜17:00(受付・開場30分前より)

場所:大阪中之島美術館 1Fホール(大阪市北区中之島4-3-1)

参加費:無料(実来場、オンラインとも)

開催方法:実来場観覧&オンラインライブ配信

会場定員:実来場観覧 100名(要事前申込・先着順)

オンラインライブ配信:YouTube *申込不要

申込・問い合わせ:WEBフォーム or 電話でお申込みください。

電話(アートエリアB1):06-6226-4006(12:00~19:00/月曜休館)

浜松〈トゥルネラパージュ〉
オーディオ・アートともいえる
官能的で甘美なスピーカー

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
静岡県浜松市。

「Listen & Love」スピーカーの圧倒的な存在感

カルロス(以下カル): うわー、なんとも甘美なスピーカー!

コロンボ(以下コロ): ドイツのアヴァンギャルド・アコースティック社の
〈avangarde trio〉+〈6 basshorn〉というスピーカーシステムなんだ。
オーナーの矢野裕理さんが一目惚れしたんだって。

カル: モダンでメンフィス・デザインのようでいて、エレガント。
楽器みたいな官能的なカーブだね。
圧倒的な存在感で、まさにスピーカーのためにつくられたようなお店。

コロ: その通りなんだよ。ブルックリンスタイルのレンガの壁から、吹き抜けの天井、
すべてスピーカーありきの設計で、スピーカーの色の塗装までオーダーしたらしい。

カル: クルマにある色ならなんでも可能なんでしょう? 
ジャガー・グリーンでもランボルギーニ・オレンジだろうと。

コロ: そうなんだ。さすが「Listen & Love」をブランドイメージとして
標榜するだけある。

カル: 実際、鳴りはどうなの?

コロ: ピュアでしなやか。まるで魔法をかけたようにスリリングで繊細な音なんだ。
サイズは大きいけど、細かい音がとてもクリアで、爆音でなくとも引き込まれちゃう。
小さい音でも細胞が揺さぶられるから、へんなマッサージより、セラピーになるってさ。

カル: リラックスし過ぎて、寝ちゃう人もいるだろうね。
寝られちゃう音楽はいい音楽ってことでもあるけど。

コロ: 喫茶店っていっても、リスニングスペースはホールみたいな造りだし、
カリモクのチェアは座りやすいし、余計にかも。