知れば知るほど魅力的なまち。 区制90周年を迎えた渋谷を掘り下げ!

区制執行90周年記念誌『渋谷区のちから。』

渋谷区と聞いて、みなさんはどこをイメージしますか?
賑わいが戻ってきた原宿、表参道でしょうか。
はたまた、最新のカルチャーや美食が集結する代官山、恵比寿。
上原、富ヶ谷エリアは住宅地としても人気ですね。

エリアごとの違い、ギャップが、さまざまな世代を惹きつけて止まない渋谷区の
区制執行90周年を記念してつくられた『渋谷区のちから。』が、
現在、冊子とWebで展開中です。

その『渋谷区のちから。』のなかでコロカル編集部が注目したのは、
各地域の特色をエリアごとに紹介していく「渋谷区ナビ。」
独自のカルチャーで発展を遂げた各エリアの歴史や変遷をたどりつつ、
なぜ人を惹きつけるのか、さまざまな視点から紐解いています。

例えば、4社8線の鉄道路線の乗り入れがあり、1日の乗降客数約330万人の
ビッグターミナル渋谷駅周辺。
多くの人が暮らし、働き、まるでまち自体が巨大な“エンタメ装置”であるかのように、
衣食住に関わるカルチャーが次々と生まれています。
駅周辺のあちらこちらで同時多発的に生まれた、
クラブやレコードバーなどの音楽文化の一方で、
〈渋谷公会堂〉(現・〈LINE CUBE SHIBUYA〉)や、
〈渋谷区文化総合センター大和田〉のさくらホール、伝承ホールで紡がれる伝統芸能。
大小さまざまな公演が日々繰り出されるからこそ、
また新たな解釈の文化が生まれ、そして伝統となるのです。

〈渋谷区文化総合センター大和田〉伝承ホール。

〈渋谷区文化総合センター大和田〉伝承ホール。

ポップカルチャーの発信地・原宿は、
江戸時代以前は原っぱのなかの宿場町だったことを知っていますか?
(だから“原宿”というネーミングに!)
そこから、GHQ(連合国軍総司令部)の占領下の歴史を経て、
昭和39年の東京オリンピックで欧米文化が加速。
その後ファッションやカルチャーの流行発信地になるまでを眺めてみると、
“通り(ストリート)”がキーだったのだとか。
表参道、キャットストリート、竹下通り……聖地の今昔物語は、
当時を知らなくてもどこか懐かしい気分になるかも。

竹下通り。

日々新たなポップカルチャーが生まれる竹下通り。

どこか昭和の香りがする笹塚・幡ヶ谷・初台・本町エリアは、
渋谷区でもっとも居住者が多く、
古くから続く鮮魚店や青果店、精肉店などが並ぶ十号通り商店街や〈笹塚ボウル〉など、
世代を超えて愛されるお店が立ち並ぶほか、
おしゃれなコーヒースタンドやベーカリーショップなど、
流行も押さえたショップが点在しています。

そんな「ササハタハツ」エリアは「区民が率先して地域活動にコミットするまち」。
玉川上水旧水路緑道を舞台とした地域交流や、まちづくりの様子が紹介されています。
行政、民間、区民が手を取り合い、自分ごととしてまち起こしをしていく試みは、
自分のまちのヒントにもなりそうです。

そのほかにもこの章では、
スポーツの祭典のレガシィをいまに伝える代々木・千駄ヶ谷エリア、
ご近所との縁がつながっていく上原・富ヶ谷エリア、
江戸、昭和、平成の息遣いがいまも聞こえる広尾、代官山、恵比寿エリアを紹介。
渋谷区の持つ多様性や、どこか高貴でどこか親しみやすいこのまちを、
もっともっと愛することができるかもしれません。

『渋谷区のちから。』は区役所などにて配布のほか、
電子書籍の無料ダウンロードもできます。
特設サイトはこちら

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