栃木・裏那須の〈Chus〉が6周年! 食が集うワークショップが目白押しの 「Something nice !」開催

祝・アニバーサリー!

栃木県の那須塩原市に店を構える〈Chus(チャウス)〉。

“大きな食卓”というコンセプトのもと、
朝市を日常的に楽しめる直売所〈MARCHE〉、
その食材を使った料理を味わえるダイニング〈TABLE〉、
そして魅力あふれる那須の旅の拠点にできる宿泊施設〈YADO〉で
構成されるChusが、めでたく6周年を迎えます。

以前は家具を扱う大型の倉庫だったという〈Chus〉の店舗。味のある看板が目印。

以前は家具を扱う大型の倉庫だったという〈Chus〉の店舗。味のある看板が目印。

1Fは、那須の野菜や加工品が並ぶ「MARCHE」、その奥に那須の食材をたのしめる「TABLE」。広々とした空間が広がります。

1階は、那須の野菜や加工品が並ぶ〈MARCHE〉、その奥に那須の食材をたのしめる〈TABLE〉。広々とした空間が広がります。

2Fの「YADO」にはさまざまなタイプのお部屋が。

2階の〈YADO〉にはさまざまなタイプのお部屋が。

もともと、年に2回開催していた「那・須・朝・市」という
マルシェイベントを実店舗に落とし込んだというChus。

店長の森俊崇さんは、
「Chusがある黒磯は、那須の温泉地のお膝元で“裏那須”と呼ばれる地域。
移住者やこの土地のよさを再認識して帰ってくる人も多く住みやすいまちです。
黒磯は、〈SHOZO COFFEE〉というコーヒー屋さんの周りに
個性的なお店が集まってきたことで、徐々に今のまちが形成されてきました。
Chusもその一部として、この土地の人たちと関わり合いながら
お店を営んでいます」と話します。

個性豊かな人たちが集まっているという〈Chus〉メンバー。

個性豊かな人たちが集まっているというChusメンバー。

那須のおいしいものと出会い、そのおいしさをわかち合い、
笑顔が溢れ、心がつながるーー。
Chusは大きなテーブルをみんなで囲むことで
ひとつの家族のようになれる場所になったらと、
そんな願いが込められているそう。

colocal 2020
今年一番読まれた記事は?
PVランキングを発表します!

新型コロナウイルスに翻弄されっぱなしのまま終わろうとしている2020年。
コロカル編集部もこの1年は、思うように取材活動ができないもどかしさに唇を噛みつつ、
オンラインでのインタビュー取材にトライするなど、
記事制作のニューノーマルを模索する日々でもありました。

さて、そんな2020年末。
この未曾有の社会状況の中で今年最も読まれたコロカルの記事は?
ベスト10を発表します!

栄えある第1位は
5つのレシピ、教えます! 傷んだ梅も余さず使いきる、 私の“簡単”梅仕事

「5つのレシピ、教えます! 傷んだ梅も余さず使いきる、 私の“簡単”梅仕事」。

2019年6月に公開。収穫した梅を傷の有無などのコンディション別に、
梅干し、梅シロップ、梅ジャムなどに仕込んでいく“梅仕事”を指南。
こちらが今年最も読者を集めた記事となりました。

思い返せば、梅を仕込む季節の今年6月といえばステイホームの真っ只中。
今年は自宅で初めての梅仕事にトライした人が急増したと思われます。
それが証拠に今年6月は昨年同時期の約3倍のアクセスがこの記事に集中。
日本全国で大量の梅干しが仕込まれたに違いありません。

第2位!
「#おもちかえりなさい」福岡・天神エリアの飲食店をテイクアウトで応援しよう!

「#おもちかえりなさい」福岡・天神エリアの飲食店をテイクアウトで応援しよう!

公開は2020年4月13日。「パンデミック」という刺激の強いワードが飛び交い、
コロカル編集部でもすべての取材がキャンセルされるなか、
この状況で今できることってなんだろう? と考えて配信した
「テイクアウト応援」記事が第2位に。
福岡県天神の飲食店がテイクアウトをやっていることを知ってもらおうと始めた
Twitterの「#おもちかえりなさい」キャンペーンをリポートしました。

第3位!
ついに山を購入。「山活!」がスタート!

ついに山を購入。「山活!」がスタート!<

山を買う。なんて勇ましい言葉でしょう。
2016年4月に公開された連載「うちへおいでよ! みんなでつくるエコビレッジ」の
山購入の記事が3位にランクイン。

ソロキャンプで人気のお笑い芸人ヒロシが、
誰にも邪魔されないキャンプ環境を求めて山を買った、という報道が契機になったのか、
2020年は「山を買う」が検索ワードとして急上昇。
そもそも、山を買いたいと思い立ったときに、
参考にできる情報が少ないのかもしれません。
そんななかで、山林の敷地面積と金額の相場なども綴られている
この記事のリアルなストーリーは貴重な情報源になっているようです。

巨大マルシェに
緑茶アトラクション、SLまで。
静岡県島田市に体験型フードパーク
〈KADODE OOIGAWA〉がオープン

敷地面積14,459平米!
広々とした館内に、静岡の魅力が集結

この秋、静岡県島田市に、緑茶・農業・観光の体験型フードパーク
〈KADODE OOIGAWA〉がオープンしました。

全国各地のオモシロ企画を発信する
面白企画創造集団〈トコナツ歩兵団〉の、
「日本創造おもしろプロジェクト」第13弾として、
〈KADODE OOIGAWA株式会社〉との
共同プロデュースのもと誕生した同施設。

県下最大級マルシェ、巨大茶柱、緑茶バーガー、
緑茶アトラクション、農家レストラン、キッズパーク……。
敷地面積14,459平米だけあって、内容も盛りだくさんとなっているんです。

〈KADODE OOIGAWA マルシェ〉ここに地元で採れたさまざまな農産物が並びます。

〈KADODE OOIGAWA マルシェ〉ここに地元で採れたさまざまな農産物が並びます。

まずご紹介するのは、静岡県下最大級の売り場面積を誇る
農産物直売所〈KADODE OOIGAWA マルシェ〉。
ここに大井川流域の恩恵を受けた新鮮な農産物が勢揃い。
地元のお母さんたちによる豊富な知恵袋なども満載なんだそう。
贈答用商品も多数取り揃えているとのこと。

〈緑茶B.I.Y.スタンド〉

〈緑茶B.I.Y.スタンド〉

〈緑茶B.I.Y.スタンド〉

もちろん静岡だけあって、お茶スタンドもあるんです。
16種の茶葉と温度や時間によって、異なる味・香り・色の変化を楽しめる
〈緑茶B.I.Y.スタンド〉では、お茶のさまざまな魅力に出会えます。
おいしいお茶の飲み方の勉強にもなりますよ。

〈KADODE OOIGAWA ショップ〉

〈KADODE OOIGAWA ショップ〉

この〈緑茶B.I.Y.スタンド〉で飲める16種のお茶や、
緑茶ギフト、緑茶に合うペアリングお菓子、駿河の名産品などをセレクト。
「MANDARA茶柱」や「茶みくじ」、
お気に入り緑茶を選べる「♯(ハッシュタグ)絵馬」「緑茶診断」といった、
ちょっとしたアミューズメントもお見逃しなく。

「空港」の蔦屋書店のみで販売。 又吉直樹によるオール書き下ろし アンソロジー『Perch』

「持っているだけで楽しい」。リトルプレスの強みを盛り込んだ一冊

2020年春の羽田空港 蔦屋書店のオープンに合わせ、
空港という特別な場所のために生まれたアンソロジー『Perch』。
空港、そして旅をテーマに又吉直樹さんによって書き下ろされた、
短編、エッセイ、連作掌編、自由律俳句など
色とりどりの作品を全128ページにわたって収録している。
新型コロナウイルスの影響で発売の延期を余儀なくされたものの、
9月26日より「羽田空港 蔦屋書店」オンラインショップと
「TSUTAYA BOOKSTORE福岡空港」にて部数限定で販売中だ。

羽田空港 蔦屋書店の店頭には、『Perch』オリジナルスタンプを設置。
空港を訪れた日付を好きなページに押印できるサービスを展開する。
旅に特別な体験を添える――。そのアイデアは又吉さんの旅の思い出にも重なる。

「パリに行ったとき、〈シェイクスピア・アンド・カンパニー〉という本屋さんで、
めちゃくちゃカッコいい本と出合ったんですね。
ここで本を買うと、お店のスタンプを押してくれて、
それがいい記念になったんです。
『Perch』を通してあの体験を共有できたらいいなと思って」と又吉さん。

また表紙のカラーは5パターンあり、それぞれに特製しおりが付属。
実際に手に取ると、こだわりがつまった装丁に目を奪われるはず。
エンボス加工が施された表紙に指を滑らせてみたり、
ページをめくる度に紙の手触りを楽しむことも。
手のひらに落ち着くサイズ感も含めて、持っているだけで心が踊る。
どの色を選ぶのか? スタンプをどこに押すのか?
あえて押さないという選択肢も含めて、
手に取る喜びと楽しむ余白を残してくれている。

「手に取ってもらった時点で、ある意味完成なんだと思います。
内容がおもしろいとか、つまらないというより
ただ持っているだけでいい。そんなあり方が理想です」

東京の「神社仏閣」を モダンにフィーチャー。 『TOKYO ARTRIP』第7号が発売!

『TOKYO ARTRIP 神社仏閣』1700円(税抜)

心穏やかになる約30の神社仏閣が登場

美術出版社が2017年10月にスタートした、
日本のカルチャーをアート&デザインラバー向けに紹介する
日英バイリンガルの東京ガイド『TOKYO ARTRIP』シリーズ。

『TOKYO ARTRIP』シリーズ

Noritakeさんによる表紙イラストが特徴的な『TOKYO ARTRIP』シリーズ。

日本茶、和菓子、建築、和骨董、日本酒、喫茶店と、
日本文化を今も受け継ぐ、趣ある題材をテーマに掲げる本シリーズは、
既刊のうち一部が簡体字中国語版として発売されるなど、
日本はもちろん、海外でも人気を集めています。

そんな、国内外が注目する『TOKYO ARTRIP』の
2020年7月31日に発売された最新号のテーマは「神社仏閣」。
今にふさわしい、心穏やかになる約30の神社仏閣が
美しい写真とともに紹介されています。

気になる構成はというと、
東京国立博物館の皿井舞さん、建築家の福島加津也さん、
スウェーデン出身庭師の村雨辰剛さんらのアドバイスをもとに、

①仏像・日本美術を鑑賞する
②建築、都市論という視点で、見る
③東京の歴史や風土に触れる
④お参り+αを楽しむ

という4つの切り口で、おすすめの場所をセレクト。
美しい写真を大胆に配したページの節々から、
東京の「神社仏閣」の歴史や見方を知ることができます。

〈ドライブインフェス Vol.1〉 ソーシャルディスタンスでも楽しめる “車で聴く”音楽フェス開催!

千葉・ロングウッドステーションに150台の音楽好きが集合

2020年8月22日(土)、23日(日)、
千葉県にて〈ドライブインフェス by Afro&Co.Vol.1〉が開催されます。
これは、駐車スペースに車を停めて、車で楽しむ音楽フェス。

チラシイラスト

ドライブインフェスイメージ

主催は、アフロマンスさん率いるクリエイティブカンパニー〈Afro&Co.〉。
同社が〈夜空と交差する森の映画祭〉のサトウダイスケさん、
m-floの☆Taku Takahashiさんが主宰する
音楽マルチメディア〈block.fm〉と共にスタートさせたプロジェクトです。

現在出演が決定しているアーティストは、
☆Taku Takahashi、Tomoyuki Tanaka(FPM)、
80KIDZ、DÉ DÉ MOUSE、TJO、Yon Yon、Maika Loubté。
出演者は今後も追加予定です。

アーティスト一覧

こちらは、6月13日に行われたテスト開催の映像。

栃木県・岩船山の採石場跡地にて、50台限定で行われました。
8月22日、23日は、千葉のロングウッドステーションにて
150台限定で開催されます。

〈チームラボ かみさまがすまう森〉 武雄温泉・御船山楽園で 自然が織りなす 光のアートを体感してみて

今年も開催!「自然が自然のままアートになる」野外プロジェクト

佐賀県の武雄にある御船山楽園で7月22日から始まった、
森のアート展〈チームラボ かみさまがすまう森〉。
今年で6回目となる本展は、江戸時代後期に開園した
国登録記念物の名勝地である御船山楽園の自然と、
最新のデジタル技術が融合したアートプロジェクトです。
国内外から注目され続けるアートコレクティブ、チームラボによる
森の中のアート展は、2020年7月22日〜11月8日までの期間、
訪れる人々を幻想空間へと誘います。

御船山楽園は、第28代武雄領主の鍋島茂義により約3年の歳月がかけられ
1845年に完成しました。御船山楽園の敷地はなんと50万平米にも及びます。
日本有数の巨木である、樹齢3000年以上の神木の大楠が
今もなお存在していることからも、古来よりこの地で守られ
受け継がれている森であることがわかります。

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」

広大な敷地を最大限利用した、チームラボの作品群。
池の水面が七色にプロジェクションされ、
魚の群れや小舟の動きは連動し
互いに影響を受けながら軌跡を描いていきます。

「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」

「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」

「自然が自然のままアートになる」プロジェクトテーマを掲げ、
人々の存在によって、変容し続ける空間に。
変動と静寂が見る者の体感として伝わってくるようです。

「増殖する生命の巨石」

「増殖する生命の巨石」

高さは約5.5メートルにもなる苔生す巨石。
花々が咲いては散り変化する様子が1時間を通して岩面に映し出されます。
永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性に、
自分という存在を透過させてみてはいかがでしょう。

「生命は連続する光」

「生命は連続する光」

御船山の断崖下に広がるつつじ谷。
久留米つつじが光り輝く様子は、大きなものに包み込まれる安心感と
生命を宿したつつじの美しさにうっとりと引き込まれてしまいます。

「グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト​」

「グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト​」

「人々が描いたさまざまな生きものたちによって、創られていくひとつの生態系」

廃墟となった湯屋で繰り広げられる生きものたちのストーリー。
ここではワクワクする遊びが体験できます。
紙に動物や花のお絵描きをすると、その絵が光となって動き出すーー。
手作業のアナログ×デジタル技術が掛け合わされた
参加型の作品展示となっています。

ほか、全22作品を展示予定です。

チケットは、公式ウェブサイトで販売中。
今年はサウナとアートの新しい体験ができる1日40名限定の
セットチケットも用意されています。御船山楽園ホテル大浴場
「らかんの湯」日帰り入浴(サウナ)が利用できるので、
汗を流してリフレッシュした後は自然の中でアートを満喫してくださいね。

NYやモスクワのスナックも。 全国のスナックが集結した 〈オンラインスナック横丁〉に注目!

家飲みに革命を。画面越しに名物ママとおしゃべり

なかなか気軽に飲みに行けない日々が続きますが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

TVや本をお供にしっぽりひとり飲みや流行りのオンライン飲みなど、
家でのお酒の楽しみ方を模索している方も多いのでは?
そして、どんよりした今の空気を取り払ってくれる、楽しいコンテンツを利用したい。
そんな気持ちの人は、きっとたくさんいらっしゃるかと思います。

今回ご紹介する〈オンラインスナック横丁〉は、
そんな新たな家飲みを探している方にぜひチェックいただきたいもの。
なんとオンラインで、全国、はたまた海外のスナックの
名物ママや店長などと楽しくおしゃべりすることができちゃうんです。

お店は32店舗登録されており、予算は平均2500円~3500円程度(時間制)。
チケットを購入し、好みの飲み方(1対1、ほかのお客さんとの相席となるフリー、
仲間内でのグループで貸切)を選んで、いざスナックの世界へ。
いつものように、〈オンラインスナック横丁〉でも、
2、3件と梯子することもできちゃいます。

沼津〈INN THE PARK〉が クラウドファウンディングを始動! “泊まれる公園”に野外ステージを

ウィズコロナの時代に合う鑑賞のかたちとは?

静岡県沼津市にある〈INN THE PARK イン·ザ·パーク〉が
〈MOTION GALLERY〉でクラウドファウンディングプロジェクトをスタートさせました。

ゴールは、宿泊施設を備えた“泊まれる公園”INN THE PARKに
野外ステージをつくるというもの。
活動場所に困っているアーティストや事業者の方に、
きれいな空気と自然に囲まれたステージを提供したいと
立ち上げられたプロジェクトです。

ステージのイメージ図。詳細は今後、協議しながら決定していくそう。

ステージのイメージ図。詳細は今後、協議しながら決定していくそう。

静岡県沼津市で30年以上にわたり愛されてきた
「少年自然の家」跡地をリノベーションして誕生したINN THE PARK。

森のなかに浮かぶ球体型の吊テントや、
天窓のあるドームテントといった、ユニークな宿泊施設が自慢です。

木漏れ日が気持ちよいテントの室内。

木漏れ日が気持ちよいテントの室内。

リノベーションを手がけたのは沼津市と設計事務所〈オープン・エー〉。公民連携の事業として、2017年9月にオープン。

リノベーションを手がけたのは沼津市と設計事務所〈オープン・エー〉。公民連携の事業として、2017年9月にオープン。

スタッフの皆さん。

スタッフの皆さん。

野外ステージでライブや演劇を楽しんだ後、
そのまま公園に泊まるなんて楽しそうですね。

当面はソーシャルディスタンスを保つ工夫が求められそうですが、
INN THE PARKの面積は、代々木公園に匹敵する約60ヘクタール。
この広さを生かして、ウィズコロナの時代に合った
新しい鑑賞のかたちが生まれるかもしれません。

以前開催されたイベントの様子。

以前開催されたイベントの様子。

立川〈PLAY!〉で遊びつくそう! 新街区〈GREEN SPRINGS〉に 複合文化施設がオープン!

大人も子どもも遊べるミュージアム&プレイパーク

2020年6月、東京・立川北側にある
新街区〈GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)〉内に
〈PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)〉と
〈PLAY! PARK(プレイパーク)〉がオープンしました。

PLAY! MUSEUMは、絵とことばがテーマの美術館。
PLAY! PARKは、子どもの屋内遊び場。

ロゴマークやサインを手掛けたのは、デザイナーの菊地敦己さん。

ロゴマークやサインを手掛けたのは、デザイナーの菊地敦己さん。

PLAY! PARKの合言葉は「未知との出会い」。
子供が遊ぶ遊具も身近な素材で、
ユニークな大型遊具や工具を使って楽しむファクトリーなどがある
子どものための屋内広場です。
また、大人も子供も楽しめる造形や音楽のワークショップをはじめ
親子で参加できるプログラムがそろっています。

エリック・カール『はらぺこあおむし』イラストレーション 1990 年 Collection of Eric and Barbara Carle, Courtesy ofThe Eric Carle Museum of Picture Book Art, Amherst, Massachusetts. © 1969, 1987 Eric Carle.

エリック・カール『はらぺこあおむし』イラストレーション 1990 年 Collection of Eric and Barbara Carle, Courtesy ofThe Eric Carle Museum of Picture Book Art, Amherst, Massachusetts. © 1969, 1987 Eric Carle.

PLAY! MUSEUM 展示室 企画展「tupera tupera のかおてん.」

PLAY! MUSEUM 展示室 企画展「tupera tupera のかおてん.」

GREEN SPRINGSは、2020年4月、
JR立川駅北側に誕生した複合型プロジェクト。
ショップやレストラン、ホテルなど9つの棟の中心には、
約1万平方メートルの広場があり、何とも気持ちのいいロケーション。

〈GREEN SPRINGS〉「空と大地と人がつながる、ウェルビーイングタウン」をコンセプトにした未来型の文化都市空間。長さ約120メートルにおよぶ階段状のカスケード(人工滝)では水遊びも楽しめます。カスケードを登った先には、緑豊かな昭和記念公園を見下ろす屋上展望スペースが広がっています。

〈GREEN SPRINGS〉「空と大地と人がつながる、ウェルビーイングタウン」をコンセプトにした未来型の文化都市空間。長さ約120メートルにおよぶ階段状のカスケード(人工滝)では水遊びも楽しめます。カスケードを登った先には、緑豊かな昭和記念公園を見下ろす屋上展望スペースが広がっています。

PLAY! は当日の再入場もOKなので、
展覧会と屋外を行き来しながら、1日中遊べます。
それでは、建物の中に入ってみましょう。
美術館は建物の2階にあります。エントランスはこんな感じ。

PLAY! MUSEUM エントランス

PLAY! MUSEUM エントランス

大きな弧を描く壁は、うずまき状になっています。

PLAY! MUSEUM 展示室 企画展「tupera tupera のかおてん.」

PLAY! MUSEUM 展示室 企画展「tupera tupera のかおてん.」

PLAY!を設計したのは〈手塚建築研究所〉

内装設計を手掛けたのは、同市内の〈ふじようちえん〉などの設計で知られる
〈手塚建築研究所〉の手塚貴晴さんと手塚由比さん。
内装設計だけではなく、遊具の制作にも関わっています。
子どもはもちろん、大人もわくわくさせられる空間です。

3階は、PLAY! PARK。
こちらはPLAY!のシンボルでもある「大きなお皿」。
直径22メートルもある、お皿型のスペースです。

PLAY! PARK 「大きなお皿」

PLAY! PARK 「大きなお皿」

この巨大なスペースに、子どもたちは大喜び。
駆け回ったり、円形のへりですべったりして遊んでいました。
こちらは小さな子ども(3歳未満)が遊べる「小さなお皿」。

PLAY! PARK 「小さなお皿」

PLAY! PARK 「小さなお皿」

そして、小さな工房「ファクトリー」と絵本が充実した「ライブラリー」、
アニメーションを上映する「シアター」。

「ファクトリー」様々な材料や工具を使い、ものづくりできる場所。「まいにちのワークショップ」を開催。

「ファクトリー」さまざまな材料や工具を使い、ものづくりできる場所。「まいにちのワークショップ」を開催。

PLAY! PARK 「ライブラリー」。常時700冊の国内外の絵本が読み放題。本棚に座ったり、地面に寝転んだり、自由に楽しめます。

PLAY! PARK 「ライブラリー」。常時700冊の国内外の絵本が読み放題。本棚に座ったり、地面に寝転んだり、自由に楽しめます。

PLAY! PARK 内観 「シアター」。多摩美術大学グラフィックデザイン学科の学生によるアニメーション作品「タマグラアニメーション」を上映します。

PLAY! PARK 内観 「シアター」。多摩美術大学グラフィックデザイン学科の学生によるアニメーション作品「タマグラアニメーション」を上映します。

音楽家・Kan Sanoさんの旅コラム
「愛知県のちいさな離島で行われた
1泊2日の〈篠島フェス〉にて」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第9回は、ミュージシャンのKan Sanoさんが
愛知県の離島で行われたフェス〈篠島フェス〉に出演した話。
炎天下でのライブにはじまり、離島の雰囲気や泊まった旅館でのできごとなど、
ライブはおろか、県外に出られない現状のなかで
楽しかったフェスの思い出を綴ってくれました。

小さな離島、篠島で行われた〈篠島フェス〉の“思ひ出”

この数年ほぼ毎月地方で演奏してきたが、コロナが始まって以来ずっと東京にいる。
ここまで県外に出ないのは久しぶりだ。
どうやって息抜きをすればいいのか、いまだに答えが見つからない。
自分にとってツアーやフェスは仕事でありながら、
気分転換にもなっていたのだと痛感する。年間200本演奏した年もあった。
会場の趣きやお客さんの表情は場所によってさまざまだ。
それぞれの場所で生きる人たちにふれ、まちにふれ、文化を知る。
ミュージシャンはラッキーな職業だなと思う。

ライブにまつわる思い出はたくさんあるが、
大変な思いをしたイベントほどよく覚えているものだ。
2年前の7月、愛知の離島、篠島のフェス〈篠島フェス〉に出演した。
離島で演奏するのは初めての経験だった。
バンドメンバーの森川君(bass)とシン君(drums)と早朝の東京で集合し車1台で出発。
最寄りの港に着いたのは昼頃。
まずはシラス丼をいただく。
もともとシラスは好物だったが、自宅でメダカを飼い始めて以来、
若干の複雑な感情をともないながら食べることになってしまった。
その後小さなフェリーに乗り、島へ向かう。
同伴スタッフはいないので自分たちで機材を手分けして運ぶ。

篠島のサイズがわかる。

篠島のサイズがわかる。

この日は夏一番の猛暑日。夏の東京の暑さは異常だが、愛知も負けてはいない。
むしろ愛知のほうが暑く感じる。
移動だけでかなり体力を消耗するが、途中船上に出て浴びた海風の心地よさに救われた。
フェリーにはフェスのお客さんと思われる人もたくさん乗っていて少し気まずかった。

〈LIFE〉相場正一郎さんの旅コラム
「日常ではなくなってしまった
千葉・平砂浦へのサーフトリップ」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第8回は、カジュアルイタリアン〈LIFE〉のオーナーシェフ相場正一郎さんが
千葉の平砂浦を訪れた話。
新型コロナウイルスの影響で、お店の営業も、趣味のマラソンやサーフィンも
自粛せざるを得ない状況が続いていましたが、
久しぶりにサーフトリップをしたことで自分を見つめ直し、前向きになれたようです。

コロナ自粛で、20代からのルーティンが失われた

今年3月頃から、新型コロナウイルス禍での自粛が本格的になり、
外出自体に制限がかかり、県をまたいでの遠出はもちろんのこと、
近所での買い物すらままならない状況になってしまいました。

僕は飲食業を営んでいるので、その影響を直接に受けました。
政府の外出自粛要請の影響で、お店のお客さまは激減です。
僕の商売として、「ヤバイ」を超えていました。

4月7日の「緊急事態宣言」後には、お店も営業できない状態になり、
僕は毎日、気づけば溜息ばかり。
雇用のこと、お店の継続のこと、そして僕ら家族の生活のこと。
考えればキリがない。

趣味のサーフィンにも行けず。これは愛用のサーフボードとウェットスーツ。

趣味のサーフィンにも行けず。これは愛用のサーフボードとウェットスーツ。

何が一番怖いかというと、「未来」が霞んだこと。
僕にとって、今までに経験したことのない心境に襲われたことが、
自分でももっとも恐怖なことでした。
何が原因かは、まだはっきりと説明できませんが、
今までに経験をしたことがない失望感でした。

世の中の飲食業が、このコロナで大打撃。それは等しく僕らも一緒です。
渋谷区、代々木公園付近で飲食店を2店舗営んでいることもあって、
代々木公園が封鎖されて、ちょっとしたジョギングもできない状態です。

僕は常日頃から毎朝のマラソンは欠かさず、仕事の合間を見つけて、
月に何度か海にサーフィンに行っていました。
僕の唯一のストレス解消法です。

シングルフィンのサーフボードで楽しんでいる。

シングルフィンのサーフボードで楽しんでいる。

その当たり前の日常も一気に失われたようでドキドキしました。
その当たり前のルーティンは、自分でお店を始めてから、崩したことはなかったし、
もっといえば、その前の20代の頃からずっと変わっていません。

しかしこのコロナで「未来への期待」と「毎日のルーティン」が
一気に壊されてしまいました。
つい最近までの普通の日常が、一気に様変わりしてしまったのです。
僕は本当に不安な気持ちでいっぱいになりました。

〈ドライブインシアター2020〉 映画を安全に楽しめる ドライブインシアターをつくろう

今こそ、わくわくする映画体験を

2020年4月、新型コロナウイルスの影響をふまえ、
シアタープロデュースチーム〈ドゥイット・シアター〉が、
ドライブインシアターの復活を呼びかけています。

ドライブインシアターとは、駐車場にスクリーンを配置し、
カーステレオから音を出して車に乗ったまま映画が鑑賞できる上映施設。
アメリカ発祥のこの鑑賞スタイルは1950年〜60年にブームとなり、
日本でも90年年代に流行したのだとか。
しかし2020年現在、国内で体験する方法はほぼありません。

ドライブインシアターイメージ

新型コロナウイルスの問題に直面している今、
本来であれば世の中を勇気づけるエンターテインメント業界が力を発揮できず、
多くの人たちが家でフラストレーションをため、
シアターやライブハウスなどは倒産、閉館の危機に瀕しています。

そこでドゥイット・シアターは、現在の状況下でも実現可能で、
多くの人を楽しませ、同時に世の中を応援するシステムとして、
クラウドファウンディングプロジェクトを立ち上げました。

クラウドファウンディングプロジェクト

第1弾のドライブインシアターは、
神奈川県の大磯ロングビーチ駐車場にて開催予定。
5月の開催を目標に、医療関係者のアドバイスのもと、
感染予防と拡大防止に細心の注意を払い準備を進めています。

4月に入り、SNS上で観たい映画を募集したところ、
わずか3日間で275作品、650ものリクエスト寄せられたのだとか。
今、出かける楽しみがいかに求められているかということがわかります。

観たい映画275作品

〈一般社団法人リバーバンク〉
村の消滅を
健やかに看取るためにできること

リバーバンクをサポートしてくれたメンバーたち

自分たちの居場所をつくろうとやっていた
フェスティバル〈グッドネイバーズ・ジャンボリー〉。
もともとはその運営をしていただけだったものが、
会場だった廃校〈かわなべ森の学校〉の再生に取り組むことになり、
ついに地域の人びとや行政まで巻き込んで
地域課題に取り組む団体をつくることになったのです。

鹿児島県川辺町の地域課題を解決するための団体として、
〈一般社団法人リバーバンク〉は、2018年7月に登記が完了し、
法人としてスタートしました。

法人化したのは、多額の交付金申請の受け皿としての必要に迫られたものですが、
このときも本当にそこまで踏み込んでいいものかどうか悶々と悩みました。

税金である交付金を使って法人運営するということは、
報告義務や説明責任も生まれます。
いままでのように自分たちが楽しむためにやっていた活動とは、レベルが違う。

さらに、この活動がうまくいかなかったら
「やっぱり過疎地域の廃校運営なんてうまくいかないんだ……」という諦念を、
地域に残してしまうのではないか。そんなプレッシャーもありました。
少なくとも10年くらいの長期スパンで活動を考えないと、
中途半端なところでは投げ出せない。ひとりでやりきるのは当然無理があるので、
いままでよりも多くの人を巻き込む覚悟も必要です。

最終的にそれでもやろうと思えたのは、
サポートしてくれるメンバーが周りで手を挙げてくれたからです。
BAGN Inc.(BE A GOOD NEIGHBOR)という僕の会社のメンバーも、
会社の営利に関わる活動ではないにもかかわらず、表に裏にサポートしてくれました。

最初のグッドネイバーズ・ジャンボリーから参加してくれている末吉さん。

最初のグッドネイバーズ・ジャンボリーから参加してくれている末吉さん。

ほかにもグッドネイバーズ・ジャンボリーを始めたときから
ボランティアでも参加してくれていて、
ここ数年はボランティアサポーターの取りまとめをしてくれている末吉剛士さん。
彼も自分で人材関係の会社を起業していますが、行政との仕事も多く、
その活動で得た知見を生かして事務局の運営を担ってくれることになりました。

駅名の長さ日本一! 等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅 が京都に誕生

嵐電北野線・等持院駅の名前を一新

2020年3月20日(金)、京都に日本一長い名前の駅が誕生しました。
その名も〈等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅〉。
文字数なんと17字、音読数だと26字で、日本で最長の駅名となるのだそう。

もともと嵐電北野線の〈等持院駅〉という名称であった
等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅。
それが立命館大学などを運営する学校法人立命館と京福電気鉄道株式会社が、
2020年3月13日(金)に連携・協力に関する協定を結んだことや、
次駅の北野白梅町駅のリニューアル供用開始に合わせ、
“等持院”がこの地域の地名を表すと同時に、
嵐電が立命館大学へのアクセスしやすいことを伝えるため、
このたび改称される運びとなりました。

あらためて駅名の字面を見ると、なかなかインパクトがありますね。
学生が利用する駅ということで、彼らのさまざまなカルチャーの洗礼を受け、
多くの人に親しまれる駅となりそうです。
今後、地元の人はこの駅をどのような愛称で呼ぶようになるのでしょうか。

〈第8回全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉〉 “始まくら式”に畠山愛理さんが登場

大人も子どもも楽しめるスポーツ、まくら投げ

2020年2月22日・23日、静岡県伊東市にて
〈第8回全日本まくら投げ大会in 伊東温泉〉が開催され、
開会式に元新体操選手の畠山愛理さんが登場しました。

本大会のイメージビジュアルのモデルも務めた畠山さんが登場すると、会場に歓声が。
冒頭の挨拶で「昨年モデルのお話しをいただいた時は、
本気のまくら投げって何だろうと少し困惑しました(笑)。
幼少期は新体操の練習で修学旅行に行けなかったので、
今日は初めて間近でスポーツとしてのまくら投げを
見られるのでとても楽しみです」と語りました。

全日本まくら投げ大会in 伊東温泉のイメージビジュアル

全日本まくら投げ大会in 伊東温泉のイメージビジュアル

その後は始球式ならぬ「始まくら式」にて、まくら投げを披露。

始まくら式での畠山愛理さん。

始まくら式での畠山愛理さん。

さらには、まくら投げ競技体験も。

まくら投げ競技に挑戦する畠山さん。

まくら投げ競技に挑戦する畠山さん。

競技体験後には、
「まくら投げは笑顔になりながら楽しめるスポーツです。
すてきなスポーツですね。ほかのスポーツにはない魅力があると思います」
とコメントしました。

今年は、新型コロナウイルスによる肺炎の影響が懸念された本大会。
参加者全員にマスクが配布され、会場の常時換気、
アルコール消毒の呼び掛けを行ったうえでの開催となりました。

参加者は、1道2府1都17県から384名の選手と子供の部含めた総勢434名。
接戦の戦いの結果、教員免許を持つイメージバーで
結成された「知多半島教員選抜with Bouzu」が
2020年のまくら投げチャンピオンに輝きました。

一般の部・優勝チーム「知多半島教員選抜 with Bouzu」

一般の部・優勝チーム「知多半島教員選抜 with Bouzu」

子供の部・優勝チーム「コロンパA」

子供の部・優勝チーム「コロンパA」

〈かわなべ森の学校〉廃校の残し方。
地域に入り、対話を続けて
再生への道が開けた

予算も法律も……、廃校保存って何から手をつければいいのか?

2010年に僕が鹿児島県川辺町で立ち上げたフェス〈グッドネイバーズ・ジャンボリー〉は、
〈かわなべ森の学校〉を会場にしています。
戦前に建てられた旧長谷小学校で、校舎はかなり老朽化が進んでいました。
しかし2016年、この木造校舎が取り壊しの方向に進んでいったのです。
(地域の廃校への思いは前回vol.004を参照)

愛着のあるこの校舎を残すべく、僕は廃校を保存する活動を始めました。
地域に残された古い廃校をなんとか取り壊しからは救いたい。
その一心で動きだしましたが、
どこから、何をどう手をつけていけばいいものやらまったくわからない。
誰に許可をとればいいのか? 予算は? 法律は?
役場に問い合わせても、この地域では廃校の再生は前例もなく、
誰からも明確な答えが返ってきません。

築90年を乗り越えてきた木造校舎の廊下。

築90年を乗り越えてきた木造校舎の廊下。

とにかく、地元中心にいままでつき合ってこなかったような行政や、
僕らのコミュニティではない人の声も聞かないことには始まらない。
力になってくれそうな人に片っ端から会って話を聞いて回りました。

そんなときに「鹿児島未来170人会議」というイベントの存在を知りました。
県が主催して鹿児島県民170万人の0.01%にあたる170人で
エリアの未来を考えようという趣旨のイベント。
鹿児島県内でさまざまなソーシャルな活動をしている12組がプレゼンをして、
活動を知ってもらい語り合うという場です。
そこに参加すれば、広くいろんな人たちの耳にも届き、なにか糸口がつかめるかもしれない。
さっそくエントリーし、まずはその12組に入れてもらうことができました。

「鹿児島未来170人会議」でのプレゼンテーション。

「鹿児島未来170人会議」でのプレゼンテーション。

しかし、そこで公に向けて発表するということは、
その前に地元の行政や地域の卒業生のみなさんに活動の承認を得ておかなければいけません。
そもそもこの学校のオーナーは南九州市ですし、勝手に突っ走るというわけにはいかない。

それで、幾度となく地元の行政や自治会の会合にも出席して、
森の学校を残す運動を認めてほしいと訴えることから始めました。

自治会での説明会。地区公民館にて。

自治会での説明会。地区公民館にて。

フェス開催の危機!
鹿児島県川辺町の廃校も取り壊し寸前。
あらためて廃校問題を考える。

フェス会場だった廃校が取り壊しの危機に

2010年に僕が鹿児島県川辺町で立ち上げたフェス
〈グッドネイバーズ・ジャンボリー(以下、GNJ)〉は、順調に回を重ねていました。
(立ち上げまでの物語はこちらから)
次第に地域では夏の終わりの風物詩として認識してもらえるようになり、
協力してくれる人や協賛してくれる企業も増えてきました。
ところが7回目の開催を迎えようとしていた2016年に、
ショッキングなニュースが飛び込んできました。

たくさんの人であふれる校庭。

たくさんの人であふれる校庭。

それは、地元自治体の議会で、
GNJの会場である〈かわなべ森の学校〉を閉鎖し、取り壊すという知らせでした。

かわなべ森の学校は、戦前に建てられた旧長谷小学校。
その校舎はかなり老朽化が進んでいました。
それでも地域の卒業生の方々が中心になってイベントや集会に使う場所として
大切に維持してきたのですが、
老朽化とともにイベントなどでの稼働も少なくなっていました。

年に1回、僕らのフェスティバルが夏に行われるのと、
地域の人々が秋に「森の収穫祭」というイベントを開催していましたが、
あとは少人数の集まりがちらほらある程度。
日数ベースの年間稼働率でいうと5%ほどになっていました。

あちこちほころびが目立つようになってきた校舎。

あちこちほころびが目立つようになってきた校舎。

どこの地域でも、廃校になった学校は、だいたいは地元自治体が管理をしています。
それゆえ年間数日しか使われない施設に維持費を出し続けるというのは、
人口減少の止まらない自治体としては厳しい。
戦前の木造校舎は耐震という観点からも危険性があるため、
今のうちに取り壊したほうがいいという意見は以前からもありました。

さらにこの廃校の維持をボランティアとしてがんばってきた地元の卒業生の人たちも、
だんだんと高齢になっています。
オーナーである自治体が維持のための予算をつけないのであれば、
「ここらが潮時かもしれない」というあきらめのような雰囲気も漂っていました。

さらに2016年には隣の熊本県と大分県で大規模な震災が起きました。
そのことも影響し、いよいよ倒壊の危険性のある老朽化した建物の維持を止め、
取り壊しもやむなしという方向に拍車がかかってしまったのです。

老朽化が進む木造校舎。

老朽化が進む木造校舎。

しかし、地元の人たちや外から関わる僕らだけでなく、
年に数度かもしれないけれど毎年イベントのたびにかわなべ森の学校に通って、
この場所に愛着を持っている人たちが全国にたくさんいます。
取り壊しの知らせにショックを受けながら、
本当にこのまま指をくわえて見ていていいのかと何度も自問しました。

人に寿命があるように、建物にも寿命があります。
古いものをただなんでも残せばいいというものではない、ということはわかっています。
しかし、ここには日本の教育の原風景のような建物が
ほとんど手を加えられずそのまま残っています。
気温や湿度が高く、木造建築が傷みやすい鹿児島では特に珍しい。
壊すことはすぐできますが、つくり直すことは二度とできません。
失ってしまうものはとても大きい。

「風景印」とは? どうやったらもらえるの? 日本全国のご当地スタンプが面白い!

ご近所にもあるかも? 個性あふれる風景印

郵便局に風景印(ふうけいいん)という消印があるのをご存知ですか?

消印といえば、あの切手の隅に押される、局名と年月日が記された判子。
風景印には、さらにその地域の名所やゆかりのある存在、特産物などが描かれているんです。

そんなのあったっけ、と思った方もいらっしゃるかもしれません。
じつは風景印は、ポストに投函するだけでは押されず、
郵便局の窓口で依頼する必要がある消印なのです。

現在は全国の半数近くの郵便局に配備されているとのこと。
これを利用しないなんて、もったいないと思いませんか?

風景印には全国さまざまなデザインが

青森県・三戸郵便局 意匠図案:「写生するねこ」馬場のぼる作『11ぴきのねことぶた』から。

青森県・三戸郵便局 意匠図案:「写生するねこ」馬場のぼる作『11ぴきのねことぶた』から。

こちらは、青森県三戸郡三戸町にある「三戸郵便局」の風景印。
ご存知、馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」シリーズに
登場する猫が描かれています。なんともかわいらしい!

三戸町は、馬場のぼるさんのふるさと。
地元の商店街や三戸町では、“11ぴきのねこのまち”として、
まちづくりに取り組んでいるのだとか。
町内には記念館〈ほのぼの館 馬場のぼるの部屋〉があり、
商店街や郵便局でも、猫の絵や像と出会うことができます。

こちらは、今年話題になったラグビーの選手が描かれた風景印。

大阪府・東大阪花園郵便局 意匠図案:東大阪市花園ラグビー場、ラグビー選手、桜の花。

大阪府・東大阪花園郵便局 意匠図案:東大阪市花園ラグビー場、ラグビー選手、桜の花。

生駒山の麓にある東大阪市花園ラグビー場を背景に、
地名「花園」のいわれである桜の花と
聖地花園で激闘を繰り広げる選手たちが描れています。
大阪府東大阪市にある東大阪花園郵便局で押してもらえます。

民芸品を風景印にしている郵便局もあります。
長野県下水内郡栄村にある平滝郵便局の風景印には、「猫つぐら」が。

長野県・平滝郵便局 意匠図案:苗場山、野々海池、ブナ林、日本最高積雪量の標柱、猫つぐら 図案作成者名:小林 豊(平滝郵便局 局長)。

長野県・平滝郵便局 意匠図案:苗場山、野々海池、ブナ林、日本最高積雪量の標柱、猫つぐら 図案作成者名:小林 豊(平滝郵便局 局長)。

縁起のいい絵を添えるなら、愛知県名古屋市北区にある
名古屋福徳郵便局の風景印はいかがでしょう?

愛知県・名古屋福徳郵便局 意匠図案:丸型ポスト、七福神。

愛知県・名古屋福徳郵便局 意匠図案:丸型ポスト、七福神。

七福神をのせた、縁起の良いポストが描かれています。
なんとこの郵便局の前にあるポストには、
本当に常滑焼でつくられた七福神があしらわれているそう。
「福徳郵便局」という名前も縁起がいいですね。

特撮映像作品のヒーローを描いたものもあります。
こちらは何ともインパクトある「ウルトラマン」の風景印。

福島県・須賀川郵便局 意匠図案:ウルトラマン、牡丹 図案作成者名:株式会社円谷プロダクション(C)円谷プロ

福島県・須賀川郵便局 意匠図案:ウルトラマン、牡丹 図案作成者名:株式会社円谷プロダクション(C)円谷プロ

円谷プロダクションの創設者、円谷英二監督の出身地である須賀川市が、
ウルトラマンの故郷である「M78星雲 光の国」と姉妹都市になったことを記念して、
「ウルトラマン」と須賀川市の花「牡丹」を描いています。

「老いと演劇」OiBokkeShiが 新作『認知の巨匠』を岡山で公演。 認知症の人が見ている世界を 一緒に楽しむ

7作目となる最新作は、『認知の巨匠』

「老いと演劇」OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)が、
11月23日(土)・24日(日)、岡山県和気町の〈ENTER WAKE〉で
待望の新作『認知の巨匠』を公演します。

主宰の菅原直樹さん(撮影:草加和輝)

主宰の菅原直樹さん(撮影:草加和輝)

OiBokkeShiは、「老人介護の現場に演劇の知恵を、
演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、
2014年に岡山県和気町で設立された演劇プロジェクト。
徘徊演劇『よみちにひはくれない』などの活動が評価され、主宰の菅原直樹さんは、
平成30年度文化庁「芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)」を受賞しました。

新作『認知の巨匠』の見どころとは

岡田忠雄さん(撮影:黑田菜月)

岡田忠雄さん(撮影:黑田菜月)

7回目となる今回は、認知症をテーマに、
93歳の狂気の道連れとなった周りの人々の「その場しのぎ」を
コミカルでありながらもあたたかに描きました。
OiBokkeShiの看板俳優であり、
今年でなんと93歳になる岡田忠雄さんの魅力を、
実力派の共演者たちが最大限に引き出します。

過去公演『BPSD:ぼくのパパはサムライだから』

過去公演『BPSD:ぼくのパパはサムライだから』

「岡田さんとは、88歳の時に出会ってからこれまで7本の芝居を作ってきましたが、
今回の作品が1番岡田さんらしさが出ていると思います。
岡田さんは舞台に出ずっぱりで、せりふ量も膨大。
芝居をつくり始めた当初は、年を重ねるごとに
演技の負荷を軽くしようと考えていたのですが、
実際は逆になってしまいました」と主宰の菅原さん。

創作の過程を公開しお客さんと作品を共有する
「ワーク・イン・プログレス」という手法で時間をかけて創作することにより、
この5年間の集大成ともいえる作品を目指しています。

過去公演『ポータブルトイレットシアター』(撮影:南方幹)

過去公演『ポータブルトイレットシアター』(撮影:南方幹)

認知症の人の介護をする側として大切なことを伺うと、
「過去のその人の姿にとらわれるのではなく、
今のありのままの姿を受け入れること。また、介護をされる側に立つと、
人は主体性を奪われる傾向にあります。その人の主体性を引き出す工夫や、
その人がやろうと思ったことを共に楽しむ視点が大切です」と菅原さん。

介護する人も、される人も、今この瞬間を楽しむことが大切。
演劇を通して、お互いを尊重しあえる関係性のヒントを探してみませんか。

information

map

OiBokkeShi 
オイ・ボッケ・シ

作品名:認知の巨匠

日時:11月23日(土・祝)17:00〜/11月24日(日)14:00〜

会場:岡山県和気郡和気町福富607-3 ENTER WAKE 3階 ENTER WAKE BASE

料金:一般 2,500円/20歳以下 1,000円

インターネット予約:OiBokkeShi

問い合わせ:「老いと演劇」OiBokkeShi

メールアドレス:問い合わせ

WEB:OiBokkeShi

連絡事項

・チケット料金は当日受付にてお支払いください。

・20歳以下の方は公演当日、受付にて年齢が確認できるもののご提示をお願いいたします。

・会場はJ R山陽本線「和気駅」北口前にあります

・お車でお越しの際は和気駅南駐車場(「和気駅」南口前)をご利用ください。

岡山県瀬戸内市の野外上映会 〈ほしのさざなみ映画館〉 地域の個性に合わせ 『ボヘミアン・ラプソディ』など上映。

岡山県瀬戸内市で入場無料の野外上映会を開催!

地元だけれど馴染みのなかったあの場所が、
いつも見慣れたこの場所が、一夜限りのスペシャルな映画館になる。
そんな地域のロケーションを生かした野外上映会〈ほしのさざなみ映画館〉が、
岡山県瀬戸内市の各所で開催されます。

野外上映の日程は11月3日、10日、24日とすべて日曜日。
毎週日曜日が楽しみになる、すてきな11月になりそうです。
舞台となるのは、〈邑久光明園〉〈道の駅 黒井山グリーンパーク〉
〈寒風陶芸会館〉の3か所。

そのほか、瀬戸内市在住のアーティストや
ゲストハウスが企画する屋内上映も行われます。

〈GOOD NEIGHBORS JAMBOREE〉
を象徴するハウスバンドが誕生!
そして音楽フェスから地域課題の解決へ

2010年、記念すべき第1回のドタバタ劇

2019年の今年、10周年を迎えたフェス、
〈GOOD NEIGHBORS JAMBOREE(グッドネイバーズ・ジャンボリー)〉始まりの物語。
前回は、すべてが整い開催発表をするところまでお話しました。

しかし、本当に大変なのはここからでした。
携帯の電波も届かず交通インフラもない中山間地域でイベントをやるとなると、
実際の運営は足を運んで地域のことを知ったうえで構築しないとどうにもなりません。
それでも現地で協力してくれるメンバーと連絡を取り合いながら、
なんとか話をまとめ、第1回の開催決定にこぎつけました。
予定した日程は2010年7月24日。2か月前にチケットの発売を開始しました。

森の学校の俯瞰図。周囲にはまったく人家がありません。

森の学校の俯瞰図。周囲にはまったく人家がありません。

ところが、そのとき僕らの動きとは関係なく東京の中心である出来事が起きました。
ようやくチケットを発売して数日たった頃、
永田町で当時の政権の総辞職が決まり、解散総選挙が行われそうだということになりました。
それによって、僕らは予定していた日程で
イベントの開催ができなくなるという事態に陥ってしまったのです。

誰もいないシンボルツリー下のステージ。

誰もいないシンボルツリー下のステージ。

なぜ僕らのイベントに影響したかというと……。

当時、開催場所として予定していた〈かわなべ森の学校〉は自治体の管轄で、
地域の人たちの公民館的な使われ方をしていました。
選挙が行われると選挙会場となり、その日に予定しているイベントなどは
すべて強制的にキャンセルされてしまうという決まりになっていた、……らしいのです。

「らしい」というのは、地域の人たちも今までそんなイベントと
選挙がかぶったということがなく、
かぶったとしてもグラウンドゴルフの練習などがほとんどだったので、
じゃあ日程変えるかくらいのノリ。
チケットを発売して何百人も人を呼ぼうとしているイベントなんて経験がなかったようで、
借りるときは特に説明もなく、
「え? そんな大きなイベントやろうとしてたの?」くらいの感じでした。
東京の感覚でいたこちらとしては小さな規模だとは思っていましたが、
まさか選挙によって強制的にイベントができなくなるとは思ってもいませんでした。

この頃は地域の公民館的な使われ方もしていた廃校舎。

この頃は地域の公民館的な使われ方もしていた廃校舎。

香川県丸亀市で 『聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木 昭男』が開催。 中津万象園でサウンドアートを楽しむ

聴覚と視覚を刺激する新感覚のアート作品が、日本庭園に登場

香川県丸亀市にある、築330年余の池泉回遊式の大名庭園・中津万象園。
この秋、ここでテクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト・evala氏と
サウンドアートの世界的パイオニアである鈴木昭男氏による企画展
『聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木昭男』が
開催されます。会期は9月27日(金)から11月24日(日)まで。

京都出身の音楽家、サウンドアーティスト・evala(See by Your Ears)

evala(See by Your Ears) 京都出身の音楽家、サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表。立体音響システムを新たな楽器として駆使し、2016年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト〈See by Your Ears〉を始動。代表作に〈大きな耳を持ったキツネ〉(Sonar+D, Barcelona 2017) 〈Our Muse〉(ACC, Gwangju Korea 2018)のほか、ソニーの立体音響技術Sonic Surf VRを用いた576ch音響インスタレーション〈A coustic Vessel Odyssey〉(SXSW, Austin 2018)を展開。舞台、映画、公共空間などにおいても、先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドプロデュースを行なっている。

平壌出身のサウンドアーティスト・鈴木昭男

鈴木昭男 平壌出身のサウンドアーティスト。1960年代より、常に「聴く」側にまわり、音と場の関わり方を模索する姿勢によって音のイベントやパフォーマンス、インスタレーションなどを国内外で開催。1963年に名古屋駅のホームの「階段に物を投げる」ことに始まる、空間への「なげかけ」と「たどり」のイベントとして行い、世界各地で展開。その後、フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス、1978)や、ドクメンタ8(ドイツ、1987)などに参加。1990年代からは、「聴く」という行為を鈴木独自の思考や方法によって探求したコンセプチュアルなサウンドインスタレーションを、世界各地の美術館、ギャラリーで精力的に発表している。

evalaと鈴木昭男

万象園の中に佇むevalaと鈴木昭男。

国内最大級の登山・アウトドアイベント 〈TANZAWA山モリ!フェス 2019〉が 10月5〜6日に開催。

2018年の〈山モリ!フェス〉開催時は、2日間で登山・アウトドアファンの1万5千人以上が集った大人気イベント。

登山・アウトドア好きの皆さん、〈TANZAWA山モリ!フェス 2019〉に集まれ〜!

今年もやってきました、
〈山モリ!フェス〉が10月5〜6日の2日間に渡って開催されます! 

会場となるのは神奈川県秦野市の秦野戸川公園。
塔ノ岳、鍋割山といった表丹沢の山々へアプローチする際の拠点にされることも多く、
山や森を感じられる緑豊かなエリアです。

ボルダリングを体験できるロックステーション

ボルダリングを無料で体験できるロックステーションを常設。3歳以上ならばどなたでも体験可能です。

この〈山モリ!フェス〉の魅力といえば
“登山とアウトドア”をテーマにしたコンテンツが、
どどーんと山盛りに詰め込まれているところ。

例えば、自然の中を駆け抜けるトレイルランや林道を
マウンテンバイクで走る体験ができ、
登山ボディを手に入れるトレーニング法を伝授してもらえます。

また、登山初心者にはありがたい、山の天気の見方や、
安心して登山するための歩き方、
地図とコンパスの使い方やテーピング講座などもラインナップ。

細引きづくりワークショップ

細引きづくりのワークショップ。参加費は300円。おとな女子登山部メンバーと一緒に細引きでジッパータグづくりに挑戦します。

燻製づくり体験

燻製づくり体験。参加費は500円。おとな女子登山部と一緒に、SOTOスモークポッドを使って自宅でも簡単にできる燻製づくりに挑戦します。

さらに、オリジナルバゲッジタグや缶バッジ、
燻製や山ごはんのワークショップなど、「つくる」「食べる」のコンテンツが充実。
雑誌『山と溪谷』などの編集長を歴任した萩原浩司さんによる、
山にまつわる名著を切り口にしたトークイベントもおもしろそう……。

既に山の魅力を知っている人にも、
これから山と関わっていきたいと思っている人にもピッタリなイベントです。
山に関わるモノ・コトを満喫し尽くしましょう!