〈レフェルヴェソンス〉シェフ 生江史伸さん

活気、泡、生み出す、人々を集わすなどの意味がある
フランス語のことば〈L'Effervescence(レフェルヴェソンス)〉。
東京の表参道に、このことばを冠したレストランがある。
店名には“人々が集い、元気になれる場所を創造していきたい”という思いがこめられている。
今回はこのレストランのエグゼクティブシェフ、
生江史伸(なまえしのぶ)さんにお話を伺った。

生江さんは慶応大学法学部政治学科を卒業後、
東京・広尾にあるイタリアンレストラン〈アクアパッツァ〉で
フロアとして働きながら基礎を学んだ後、2003年に北海道の洞爺湖へ。
フランスに本店があるレストラン〈ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン〉で
シェフとして働きはじめた。
その後、本店での研修を経て2005年よりスーシェフ(副料理長)に就任。
2008年にはイギリスへ渡り、イギリスのレストラン情報誌によるランキング
〈世界のベストレストラン50〉のNo.2に入っていたレストラン
〈ザ・ファットダック〉で働きはじめ、この店でもスーシェフを務めた。

日本に帰国したのは2009年のこと。
その翌年、東京の表参道にレフェルヴェソンスを開き、
時季の野草や花、全国各地から集めた食材を使用し、
目にも舌にも新しい、現代的なフレンチを提供。
徐々に評判が広がり、昨年は〈ミシュランガイド東京2015〉の
二ツ星レストランにも選ばれた。

かつては大学で政治学を学んでいた生江さんが、
料理の道に進んだのは、なぜだったのだろう。

「昔からものをつくることは大好きだったのですが、
特別料理に興味がある子どもというわけでもありませんでした。
料理の道に入ったのは、アルバイトがきっかけです。
僕は大学入学と共に自活をはじめたので、当時は夜中にアルバイトをして学費を稼ぎ、
朝方ちょっと寝てから学校に行くという生活をしていたんです。
そうすると、働きながらおいしいものが食べられる仕事のほうがいいじゃないですか(笑)。
それでイタリアンレストランの厨房で働きはじめたんです。
その時に、自分のつくった料理にその場で反作用があるのがいいなと思ったんです。
すぐにお客さんから反応が返ってくる。
そのことに仕事をしている実感を感じたというか、生きている実感がわいてきたといいますか。
僕はわりと目に見えるもの、体で感じられるものじゃないと、
駄目な性格なのかもしれません。
ほかの仕事を批判するつもりはまったくないのですが、
自分がネクタイをして、流れてきた書類に判子を押してお給料をいただく——、
といったような仕事をするイメージはわかなかったですね」

生江さんは相当忙しくない限り、お客さんに言葉をかけることも忘れない。

「最後の料理を出した後に“今日はいかがでしたか?”と挨拶に行きます。
やっぱり、お客さんの反応は直に感じていたいですね。
また、通常のフランス料理店はクローズド・キッチンなんですけれど、
僕らのレストランでは地下のフロアへ行く階段を降りたところで、
シェフたちが手を動かしているところが見えるようになっています。
顔が見える関係でものをつくるのは、いいことだと思いますね」

ミシェル・ブラスに学んだ、自然を生かす料理法

レフェルヴェソンスの料理には各シーズン30種類あまりの野草や、
山菜採りの名人から取り寄せた山菜など、ふんだんに野の野菜を使う。
たとえば春ならカラスノエンドウやノカンゾウ、タネツケバナ、
かたくりの花、ヤブジラミなどといった野草が登場する。
少々意外な、高級店と野の草花の取り合わせ。
そういった感性は、どこで養われたのだろうか。

「自然のものを取り込む料理方法は、
北海道のミシェル・ブラス トーヤ ジャポンにいた時に身につきました。
その店の本店は、フランスのライヨールにある三ツ星レストランです。
ピレネー山脈の高地に近代建築の宇宙船のような建物がぽつんと建っているんですが、
そのような場所で、市場やスーパーに出回らないような、
周りの大地から採れたものをふんだんに使用した料理を提案しているんです。
当時としては、かなり革新的なレストランでした。
その店のことは、たまたまニューヨークの本屋さんで
ミシェル・ブラスの〈Bras〉という料理本を見つけて知ったのですが、
その料理の写真を見た時に“これだ!”と思ったんです。
それからミシェル・ブラスの二号店が北海道にあるということを知り、
日本に戻ってすぐに現地へ飛び、働きはじめました」

ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンが入った
〈ウィンザーホテル〉の目の前は海、後ろは山に囲まれた湖だ。
当時は森に入って摘み草をしたり、
山菜やきのこを採ることが日常であったという。
そこで培われた5年間の経験が、いまの料理にも生きている。

ノーマのレネ・レゼピさんからのリクエスト

生江さんは、今年の1月9日~1月31日まで、
日本橋のマンダリンオリエンタル東京の37階にオープンしていた
レストラン〈ノーマ アット マンダリン オリエンタル ホテル 東京〉の
エグゼクティブシェフ、レネ・レゼピさんに日本の食材を紹介した人物でもある。

デンマークのコペンハーゲンに本店があるノーマは、
世界のベストレストラン50に4年連続でNo.1に選ばれた、
世界でもっとも予約が取りにくいといわれているレストランだ。
蟻を使用した料理など、北欧の自然を生かしたおどろきのある料理で知られている。
日本での営業は、彼らのかねてよりの希望だったという。
2013年末、ノーマのスタッフ一行は開店準備のために来日した。
ノーマ・ジャパンにふさわしい日本の食材を探すためだった。

「レネたちは、僕と会う以前にも一度、来日していたらしいんです。
ところが、その時に案内された大手市場や築地市場の素材からは、
彼らが求めるクオリティの素材や、農家さんの熱心さは見えてこなかった、と。
それで彼らが素材のソーシングを手伝う人を探していた時に
何人かの方が僕の名をあげて下さったらしく、僕のところに連絡がきたのです」

かくして、生江さんはノーマ一行の食材探しの旅を先導することになった。
レネ・レゼピさんが最初に生江さんに
伝えた希望は“山が見たい”ということと、
“熱心な農家さんを紹介してほしい”ということ。
そして、“お寺の食事を見たい”ということだった。
肉や魚を使わず、山のもの、海のものの命をいただくという
概念が基本にある精進料理は、彼らにとって興味深いものだったに違いない。

レネ・レゼピさんは4年間かけてデンマーク、スウェーデン、
フィンランド、ノルウェーをくまなく歩いて食材を探し、
その土地土地にある素晴らしい素材を取り込んだ
北欧料理と呼ばれるスタイルを築いた。
彼は日本でも、そういうことがしたかったのだという。

自然を味わう、ノーマ流・食材探し

レフェルヴェソンスと付き合いのある農家〈エコファーム アサノ〉(千葉県八街市)を訪れた際のワンショット。エコファーム アサノの浅野悦男さん、ノーマのエグゼクティブシェフ、レネ・レゼピさん(右から2番目)、Larsさん、Danさんと。

食材探しは、青森県の白神山地に住むマタギを訪ねる旅から始まり、
四国や九州、沖縄の石垣島まで訪れた。
ノーマのシェフたちが特に興味を持った場所は、長野と沖縄。
長野県では古くから受け継がれてきた昆虫食の文化にシンパシーを感じ、
沖縄県の石垣島では、亜熱帯の植物や風土におどろいた。

石垣島を訪れた時、気になる素材を見つけると
その場で味をたしかめる彼らは、
農家で見つけた肉桂の根っこを掘りおこし、口に入れてみた。
肉桂は、クスノキ科の常緑高木だ。根っこの皮は、強い香りと辛みを発する。
彼らはその味を気に入り、ほぼそのままの姿の肉桂が
チョコレートをかけた醗酵きのこと共に
ノーマ・ジャパンの食卓に上った。
彼らの料理は、自然の中にいる時からはじまっていたのだ。

肉桂と発酵きのこ(Petit four: chocolate and cep mushroom and cinnamon branches)Photo: Satoshi Nagare

今日のおやつ: もうすぐ中秋の名月。 「鳩サブレー」の鎌倉・豊島屋から 月齢を刻んだ「名月」

夏が終わり、お月見の季節がやってきました。
月が最も美しいといわれる「中秋の名月」、
今年は9月27日(日)にやってきます。
中秋の名月とは、旧暦の8月15日の月のこと。
なので、必ずしも満月というわけではありません。
今年は翌日の28日が満月で、通常よりも大きく光り輝く
「スーパームーン」なんだそうです。

今日のおやつは、神奈川県鎌倉市にある、
銘菓「鳩サブレー」でお馴染みの「豊島屋」さんが作る「名月」。
これは9月1日から30日までの期間限定販売のお菓子。
かわいらしいお饅頭で、満月や半月、三日月など、
月の満ち欠けが表現されています。
羽二重求肥に小豆餡が入ったお饅頭の上に、
こなしで満ち欠けする月を表しました。
真ん中の満月は黄味餡で、兎の姿を写しています。

パッケージ

うさぎが餅をついています!

可愛らしい見た目はもちろん、
柔らかい羽二重餅に甘さ控えめのこし餡、
ほっくりした黄身餡でついつい手が伸びるおいしさ。
お月見のお供にしたいお菓子です。
こちらのお菓子の取り扱いは、
「豊島屋」各店舗にお電話にてお問い合わせ下さい。

豊島屋「名月」

今日のおやつ: 広島・瀬戸内のフルーツで作られた 「瀬戸田ジェラート ドルチェ」の 新鮮ジェラート

今日のおやつは、広島から。
地産地消をコンセプトに、地元・瀬戸内で作られたフルーツや
素材を使った「瀬戸田ジェラート ドルチェ」のジェラートです。
瀬戸内の温暖な気候ですくすくと育った、
もぎたてのフレッシュフルーツで作られたジェラートたち。
瀬戸田のはるか、因島のはっさく、
尾道の桃、尾道のイチジクなどの
ジェラートがラインナップしていて、
地元だけでなく通信販売を通じて全国的な人気を誇るお店です。

今回は、広島県尾道市、しまなみ海道の「生口島」の瀬戸田町
にある「耕三寺前店」にて、
「瀬戸田のデコみかん(デコポン)」と「瀬戸田のレモン」の
ジェラート二種盛りをオーダー。
どちらも、このまちで育てられた柑橘類。
国産レモン発祥の地である瀬戸田町だけにレモンは外せません。
甘みの強いデコみかんと、酸味の強いレモン。
水が良いのか、すごくまろやかな口当たりで、
いくらでも食べられてしまいそう、、!

瀬戸田ジェラート ドルチェ 耕三寺前店の店構え

こちらが店内

一種類320円、二種類380円です

「伯方の塩」味もありました

静岡〈三河屋〉 青葉横丁入り口角の人気店で 絶品おでんとフライを

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屋台のようなお店でいただく静岡おでん

のれんをチラリ。
先ほどいっぱいだったけど、運よく空いた木の丸椅子が見えました。
お店に入って腰掛けると背中は引き戸すれすれの正面席。
さあ、何を飲もうかな。初めての店では、メニューからの情報収集に時間を要しがち。
こちらのお店は、目の前の壁、いえ、食器棚から冷蔵庫の扉までメニュー札がぎっしり。
ドリンク類は、冷蔵庫の扉に磁石で貼られています。
「レモンサワーください」
お母さんから手渡されたグラスは、
サワーにしては小さめだなと思ったけれど、飲んで納得。
やたら氷の入った薄いものでなく、しっかり金宮焼酎にレモンがきいておいしい。
グラスを置いたテーブル幅は15センチぐらい? 
お父さんが手渡してくれた取り皿を置くと、もういっぱいいっぱい。
その先は同じ高さでステンレス素材になっていて、
左から四角いおでん鍋、丸い揚げ物鍋、七輪が並びます。
その調理台のまわりをコの字で囲むようにお客さんが座っているという仕組み。

さて、何を食べようかと悩んでる間に、両サイドからバンバン注文が入ります。
まずは、おでんの牛スジとこんにゃくを頼むと、
濃いめのつゆから串の刺さったおでんをお父さんがひょいと抜き取って、
私の差し出したお皿にのせてくれる。
かつおと青のりはそっちね。
そう、静岡おでんは、かつおの削り粉と青のりをかけていただく。
こちらのお店は、それぞれの容器から好みでスプーンでふりかける。
関西人の私は、お好み焼き屋みたいと思ってしまう。
串をつまんで、一口ぱくり。
ふりかけた粉の風味、練り辛子の刺激とジューシーなおでんが
口の中いっぱいに広がります。

「KURAND SAKE MARKET」 全国から直接仕入れ。 少人数で手造りの日本酒 100種類が飲み放題!

日本酒の消費量は、
ピークだった1973年の176万6000キロリットルから、
2011年には60万3000キロリットルに。
3分の1にまで落ち込んでしまいました。
それでも今、古くから日本人が飲んできた「日本酒」の文化を
守ろうと、新たな動きが生まれています。

このたび東京・浅草にオープンした
KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」は、
セルフ立ち飲みの日本酒バー。
時間制限はなし、3,000円(税別)の料金で、
自由に好きなだけ飲み比べられます。
なんと、取り揃えているのは、全国各地の日本酒が常時約100種類。
仕入れる銘柄は、家族または少人数で手造りで丹精込めて造っている
蔵元のお酒に限定。表舞台には出てこない美味しい日本酒を厳選し、
全て蔵元から直接仕入れているんです。
また浅草は外国人のお客さまが多い土地柄だけに、
国籍を超えて、日本を代表する文化「SAKE」を
楽しんでもらうことを目指しています。

栃木の地底湖クルーズ 「OHYA UNDERGROUND」が 気持ちのいい場所でディナーする モニターを募集!

栃木県宇都宮市の北西部・大谷(おおや)地域で、
「地底湖クルーズ」などを行っている「OHYA UNDERGROUND」。
その取り組みは、コロカルでも以前ご紹介しました。
このたび、この「OHYA UNDERGROUND」に新プログラムが登場!
その名は「OHYA UNDERGROUND BANQUET」。
テーマは、「気持ちのいい場所で、美味しいものを食べよう」というもの。
大谷地域の気持ちのいい場所(地下は寒いので地上です)にテーブルセットし、
栃木県内の名シェフが本気のフルコースを提供します。
もちろん食事前には地底湖クルージング付きです。

「OHYA UNDERGROUND」

提供されるお料理(参考画像)

この新プログラム「OHYA UNDERGROUND BANQUET」は、2016年春に
商品化を予定しているのですが、それに先立って、10月に先行モニターを
開催します。
ディナーは日没1時間前からスタート。
食事が進むにつれ、夕暮れ~宵闇までの景色の変化を
楽しめるよう、配慮されています。

お誕生日は、豊島に行く!? 「島キッチン」の「お誕生会」で 積極的に祝われたい!

瀬戸内国際芸術祭がきっかけで香川県の豊島にできた〈島キッチン〉は、
今年、5周年をむかえました。
(詳しい経緯は、ローカルアートレポート#044をどうぞ)

オープン以来、テラスで定期的に音楽イベントやワークショップなどを開催してきました。
しかしそこに「豊島の人が少なかった」と言う店長の藤崎恵実さんは地元・豊島出身。
キッチンで働いているのも、島のお母さんたちです。

だからこそ、島での交流をもっともっと深めたい。
大人から子どもまで、誰でも楽しめるものってなんだろう?
考えた結果、それはお誕生会だと思いついたのです。

こうして月に1回開催しているのが〈島のお誕生会〉。
誕生月の人たちをみんなで祝ってしまおう! という催しです。
お誕生会って響き、なんだか小学生時代を思い出しますね。

毎月お手製新聞を発行しています。

その内容は興味深いものばかり。
今年の5月は台所研究家の中村優さんと、四国食べる通信のポン真鍋さんを
ゲストに招きました。なんとお芝居仕立て!
中村さんの案内で、世界の珍しいお菓子が満載でした。

このときは、お芝居仕立てで進んだ世界のお菓子めぐり。

見たことのない異国のお菓子に興味津々。

6月は、「おいしいお誕生会」。
“流しの料理人”竹花いち子さんを招いて、“豊島を味わう虹色ソース”の巻でした。
豊島のいつもの食材も、ソースを変えればいつもと違う味わいになって2度オイシイ。
7月はなんと紅白歌合戦(!)、
8月は縁日や流しそうめんなどの夏祭りとして開催したようです。

竹花いち子さん特製のポップなソースたち!

ソースにつける野菜はもちろん地元のもの。

島の人が初めて見るソースも。

島民同士でも、意外と誕生日までは知らなかったりします。
「あんたも同じ月の誕生日やったんや〜」という発見もあるとか。

「昔は何がなくても、よ〜集まってたけど、
歳とってからはみんなで集まることも少なくなってしもたから、
こういうのしてもらえたら、賑やかやし、みんなに会えるしいいわぁ〜」
と評判も上々。参加者も増えています。

勝手に作る商店街サンド: 東京都・町田駅前ワークショップ編

商店街サンドとは?

「商店街サンド」とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほど美味しいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる一石二鳥の企画なのだ。

今回は、老若男女が集う賑やかなまち、東京都町田市にやってきた。
実は商店街サンドを町田市でやるのは今回で2回目。(前回の様子はこちら
なぜ再訪することになったかというと、
「まちだ自慢ミーティング」という、町田市を応援する人たちが定期的に行っている会で、
商店街サンドを一緒にやってみたいとお声がかかったからだ。

まちだ自慢ミーティング会場は市役所。槇文彦さんという有名な建築家がデザインしたというモダンで自然がいっぱいの建物。できてまだ3年、ピカピカだ。

平均年齢60歳の「オトナ」たちと一緒に作る!

前回、埼玉県川口市でやってきたワークショップ(こちら)では、
平均年齢10歳くらいの子どもたちとサンドを作った。
それが今回はなんとその6倍の、
平均年齢約60歳の方々と一緒に作ることに。
時折奇声を発するような元気な子どもたちとのサンド作りも
どうなっちゃうのか心配だったけど、
今回の大人すぎるメンバーでのワークショップもどうなるのか予測不能だ。

急に振り切りすぎじゃないか、と驚きつつ
どんな違いが出るものか楽しみである。

今回の自慢ミーティングの目的は「自分たちで町田らしさを見つけよう」というもの。商店街サンドはその企画例として紹介された。

当日の参加者は17名。
市役所の方々の挨拶から始まり、
進行役の方によって今回の目的が説明された。
みんなで商店街サンドを体験して町田のまちをもっと知ること、
そして同じように、町田の魅力をほかの地域の人に知ってもらうアイデアを
自分たちでも考えてみよう、というものだ。

チーム分け

動きやすいように4~5人にチーム分け。その中に私も混ぜてもらった。

大人チーム3組と、30代までの若者チーム1組に分かれた。
私が入ったチームには
町田のまちづくりにたくさん関わっている方が複数いて、
町田への愛をさっそく感じた。
もちろん、純粋にサンド作りの企画を楽しみにして来てくれた方もいる。

ひとまずみんなで駅前へ。町田について知らないことがないのでは、というお母さん(井上さん)が積極的にお店を案内。

いざ買い物へ!

買い物の時間は1時間半と決め、ぞろぞろと駅前に向かった。
買うエリアは自由なのだけど、やはり食材は駅前に揃っているのだ。
なかには以前のミーティングで顔見知りの人もいるようだが、
初めて参加する人も多い様子。
それでも、町田をよく知る人たち同士なので
どの辺りに住んでいるのか聞いたりと話の取っ掛かりのハードルは低く、
会話を楽しみながら向かった。

賑やかなエリアにやってきた。一か所目は、みんなが薦めるあのお店へ。

「守屋精肉店」だ。ここのチャーシューは絶対入れなきゃ、と井上さん。

なくなっては困ると、なんと予約までしていた。店員さんが持っているのは井上さんからの差し入れの漬物である。この地元感がいい(私も帰りに漬物をいただいた)。

井上さんはこの日のために、わざわざ予約をしていた。
予約してしまうとは、さすが大人である。
行き当たりばったりで買うのが商店街サンドの楽しみのひとつではあるものの、
生まれてからずっと住んでいる町田の代表としてはどうしてもここのチャーシューを
入れたかったそうだ。
うん、気持ちはわかる。

ちなみに一緒にいたほかの男性も
「今日の帰りにここで肉買って帰ろうと思ってた」と言うほどだ、
こちらのお店は間違いなくおいしいのだろう。期待は高まる。

狭いながらたくさんのお店が詰まっている「仲見世商店街」でも買い物。ここはやっぱり外せない。

魚屋さんで煮付けや明太子、ズワイガニ入り卵焼きなどを購入。

歩きながら、住んでる人たちだからこそ見えてくるまちの様子を教えてくれた。
いまはダリア園の花がきれいでオススメとか、
どこそこの公園は散歩にちょうどいいとか、
市役所は週末開いてる日があって便利、
中野屋さんという老舗の和菓子はおいしい、などといいところをたくさん話してくれた。
さすがまちだ自慢サポーターだ。

散歩好きで地理に詳しい男性もいたりと、
地元の方と一緒に歩いているとディープな情報が入ってきておもしろい。

五感で楽しむ「高野山カフェ」 丸の内に限定オープン。 精進スイーツに青空写経に 声明ライブ!

大阪の難波から和歌山・関西空港・高野山などを結ぶ鉄道「南海鉄道」と
真言密教の聖地である和歌山「高野山真言宗総本金剛峯寺」がタッグを組み、
五感で高野山を楽しんでもらおうというイベント
「高野山カフェ」が丸の内に期間限定オープンします!

場所は東京駅前・新丸の内ビル7階の個性的な飲食店ゾーン「丸の内ハウス」。
8月28日(金)から9月6日(日)までの10日間のあいだ、
世界遺産であり開創1200年になる高野山の魅力を
おいしい食事や各種コンテンツでたっぷりと紹介します。

今年で9年目となる高野山カフェは、
非日常的なお楽しみがもりだくさん。
まず、「豆」をテーマ食材にしたオリジナル精進料理&精進スイーツが
なんと39品も用意。
丸の内ハウスに入っている9つのレストランで
目にも鮮やかに、丸の内流にアレンジされたメニューがいただけます。

栄養たっぷりの精進メニュー。四種豆とフレッシュトマトのカッペリーニ

豆 五法御膳

四種の豆の抹茶かき氷

また、屋外テラスでは風を感じながらの「青空写経」体験ができます。
僧侶の方から写経の仕方や心得の指導をうけられるとあって、
昨年は約1200人もの人が挑戦したという人気ぷり。

青空写経で体験できるのは「百字の偈(ひゃくじのげ)」と呼ばれるもの。

栗の風味の「栗大福」 三重の柿安から「口福堂」の フルーツ大福シリーズ、 秋の新作登場!

三重県で1871年に牛鍋屋として創業して以来、
140余年の歴史を誇る老舗「柿安本店」。
レストランやお惣菜のイメージが強い柿安さんですが、
和菓子屋さんの「口福堂」、「柿次郎」も経営しています。
そんな「口福堂」では、見た目もカワイイ「フルーツ大福」の
シリーズを販売しています。
このたび新作として、秋の味覚「栗」を使った「栗大福」が登場!
2015年9月11日(金)より全国の店舗で販売される予定です。
刻んだ栗を入れた餡をほんのり栗の香りがする餅で包み、
本物そっくりに仕上げました。
お値段は税込150円。

「栗どら焼」(販売予定価格 税込200円)

さらにこちらも季節限定の「栗どら焼」。
北海道十勝産小豆を使って丁寧に炊き上げた粒餡に刻んだ栗を入れ、
生地には栗の風味を引き立てるバニラがほんのり香ります。

パイナップルの果肉入り『トロピカル冷やしパイナップル大福』(税込180円/1個)

ちなみに「フルーツ大福」の夏バージョンは、
甘酸っぱいパイナップルの果肉を
パイナップル風味の餡と餅で包み込んだ
「トロピカル冷やしパイナップル大福」。
こちらは現在も販売中!
「口福堂」の全国の店舗は
こちらのWebサイトでご確認を。

口福堂

10月1日は「日本酒の日」! 滋賀県で 「滋賀地酒10000人乾杯 プロジェクト」開催

10月1日は「日本酒の日」。
むかし、酒造年度は「10月1日から」と定められており、
蔵元では「酒造元旦」として祝っていました。
そんないきさつから、日本酒造中央会が、
10月1日を「日本酒の日」に制定したんです。

この日本酒の日にちなみ、
滋賀県大津市の「琵琶湖ホテル」では、
「滋賀地酒10000人乾杯プロジェクト~ホテル料理と地酒の饗宴~」が開催されます。
会場には、滋賀県酒造組合に参加している33蔵元、すべての地酒が集結!
おつまみには、「比叡湯葉と雲丹」、「琵琶湖産鮎と滋賀県産ルッコラのジェノベーゼ」、
「永源寺舞茸と滋賀県産根菜のポトフ仕立て」などの滋賀食材を使用した料理や、
燗酒、吟醸酒、生酒、純米酒など、
あらゆる日本酒に合うお料理をブッフェ形式でご用意します。

山内鮮魚店×いわて蔵ビール 「海鞘エール」が復活! 宮城・南三陸発、 海のパイナップルこと 「ホヤ」エキス入り

まるでエイリアンのようなルックスと、
濃厚な海の味。昔から三陸で食べられている、
「海のパイナップル」こと、「ホヤ」。
コロカルでも以前、炊き込みごはんのレシピをご紹介しました。
宮城は全国8割を占めるホヤの一大産地なんですよね。

これがホヤです!

そんなホヤが、なんとビールに入っちゃいました!
岩手県一関市の「いわて蔵ビール」と、
宮城県南三陸町の「山内鮮魚店」とコラボレーションによる、
「三陸の海蛸(ホヤ)エール」です。
これは、東日本大震災で大きな被害を受けた、
日本一のホヤ生産地・三陸の復興プロジェクト。
このコラボレーションでは、山内鮮魚店が、宮城県産の真ホヤを、
水揚したその日にいわて蔵ビールにお届け。
醸造段階でホヤの煮汁を麦芽・ホップと一緒に煮込みます。
さらにホヤ殻を洗浄して網に入れ、醸造タンクに沈めて成分を抽出する
というホヤづくし。
2010年に販売以来、一時製造が途絶えていましたが、
南三陸ホヤの復活と共に醸造を再開しました。

そうして出来上がったのは、エールビールに、
ホヤの独特な磯の香りとうまみをのせつつ
少しスモーキーな香りがする、
炎のように赤いホヤ色のビール。
刺身や酢の物、燻製などのホヤ料理にはもちろん、
肉にもよく合うのだそう。
もともとお酒のおつまみに重宝されるホヤなので、
ビールとの出会いは必然だったのかも、、。

平成の大ブーム! 広島産レモンを使った 「アンデルセン瀬戸田 レモンケーキ」

今日のおやつは、昔なつかしのレモンケーキ。
広島県のアンデルセン作、「瀬戸田レモンケーキ」です。
さわやかな広島県尾道市瀬戸田町産のレモン果汁と
レモンピールを加えた生地を、
ホワイトチョコレートでコーティングしました。
しっとりとした生地をかじると、さわやかなレモンの風味が!
濃い目でアツアツの紅茶と合わせたらすごく良さそう。

「瀬戸田レモンケーキ」

生地にはレモンピールが

もともと昭和40年代に流行した「レモンケーキ」は、
レモン型生地に、レモン風味のチョコレートが
アイシングでコーティングされたもの。
いまは「平成のレモンケーキブーム」と呼ばれる
第二次ブームが来ていて、各地でレモンケーキが復活しています。
なかでも広島は、瀬戸内エリアで生産されている
「広島レモン」の生産量の増加などから、
ご当地レモンを使ったレモンケーキが続々登場しています。
各地のレモンケーキ、ぜひ食べ比べしてみたいものです。

■アンデルセン瀬戸田レモンケーキ8個入

販売価格:1,296円(税込)

http://www.andersen-net.jp/shop/item_detail?item_id=434693

関西最大の木桶で育んだ オーガニック醤油を輸出 兵庫県多可町・足立醸造

消費者の要望から無添加で造ることに

醤油を仕込む“木桶”の大きさは30石が多い。
30石の容量は約5400リットルで、約4000リットルの醤油ができ、
その桶は高さと直径が約2メートルもあるので“大桶”とも呼ばれる。
しかし、足立醸造にそびえ立つ木桶はなんと120石と4倍もある。
醤油屋も驚く大きさだけれど、その桶はいたって真面目な、
「醤油屋として勝負をする」という実直な姿勢がかたちになったもの。
足立醸造はこの120石の桶7本すべてにオーガニックの原料を仕込み、海外に出す。

足立醸造が位置するのは兵庫県奥播州。
緑豊かで、仕込み水にも使うこの土地の水は
江戸時代に播磨十水のひとつとして愛飲されていました。

足立醸造はすべて丸大豆を使い、木桶に仕込みます。
「材料以上のものは造れないからね」と、
有機やオーガニックの材料も積極的に使います。

100年余り使い続けている15~30石の木桶で、国内向けの醤油を仕込む。奥に見えるのは2012年に導入した120石の木桶。

醤油をゆっくりと搾り出す。

しかし、3代目の足立達明さんが蔵に入った頃は違いました。
「脱脂加工大豆を使い、アミノ酸液などが入った醤油を使っていました。
手塩にかけて造っても価格が叩かれるうえに、余ったら着払いで返品されるんです」
そんな状況に頭を抱え、やるせない気持ちが募っていました。

そんなとき、神戸の消費者団体から声がかかって一転します。
「出された条件は木桶仕みの有機国産丸大豆醤油を無添加で造ることでした。
僕は日本酒が好きなのですが、アルコールを添加したものではなく、
純米酒が好きなので、この条件に深く共感したんです」
そして木桶に有機の国産丸大豆を仕込み、無添加で販売する態勢へと進化しました。
「いまではいい人間関係のなかで造れていて、やりがいがあります。
醤油も買い取りですし、真っ当な勝負がかけれるようになりました。
こうした気持ちのこもった仕事ができるのはいいですね」
と、足立社長は感慨深く話します。

直売所。醤油のほか、足立さんお勧めのお酒や食材を販売している。

福岡初のうどんカルチャーブック 『うどんのはなし』。 ヌードルライター 山田 祐一郎渾身の一冊!

県外の人からは、「博多ラーメン」の印象が強い福岡県。
でも地元民のソウルフードは、実は「うどん」なんだとか!
福岡のうどんの特徴は、「やわらかい」こと。
ほかにも大きなゴボウの天ぷらが入っていたり、
甘辛く煮込んだ牛肉が入っていたり、、
福岡、北九州市など、地域によっても実にバリエーション豊か。
そしていま、福岡ではうどんの店が次々にオープンし、
いわゆる「うどんブーム」が訪れており、
まさに福岡のうどんの情報が求められている時代です。

山田祐一郎さん

そんな福岡に、麺をこよなく愛するライターさんがいます。
それが「一日一麺」を掲げ、年間400杯以上の麺類を食べ歩く
日本で唯一(本人調べ)のヌードルライターである山田祐一郎さん。
山田さんは、確かな目で厳選した、おすすめのお店情報を
自身のWebサイト「ii-kiji.com」で公開されています。
その麺類への比類なき愛情が、
記事の多さとクオリティの高さにあらわれていて、
「このサイトがすごい!」と話題を呼びました。

「うどんのはなし」より、福岡県久留米市「立花うどん」

そしてこのたびついに、山田さんのうどん情報を、一冊にまとめた
「うどんのはなし」が出版されました!
収録されているのは、福岡の選りすぐりの名うどん店、約50。
福岡のうどんの歴史を紐解くコラムや資料、年表などなど、
うどんがもっと好きになる記事が満載の一冊です。
おいしさがリアルに伝わってくる、シズル感の高い文章と、
雰囲気たっぷりの写真。
自費出版ですが、商業出版物とまったく遜色ない、
内容もデザインも充実した一冊。
山田さんが声をかけた、福岡で活躍するデザイナーや
イラストレーターさんたちが集結し、作り上げたんです。

写真のほとんども山田さんが撮影されています

コラムも大充実!全国のうどんをイラストで解説「日本のうどんいろいろ」

イラストもすてきです

「うどんのはなし」には、他のガイドブックには掲載されていない
撮影拒否のお店も掲載。
というのも、山田さんがお店の味に惚れ込み、
足繁くお店に通ううちに、
店主さんから掲載の許可を頂くことができた、という
ことも多かったのだそう。

コクと旨味の「純米酒カレー」。 山口が誇る人気の地酒「獺祭」の 純米大吟醸50が入った オトナの味

いままでいろんなカレーを食べてきましたが、
「日本酒入り」は初めてです。
こちらは、日本酒の中でも世代問わず高い人気を誇る
山口県、旭酒造株式会社の地酒「獺祭」入りのカレー。
「獺祭」のなかでもとりわけポピュラーな、
「純米大吟醸50」が入っています。
なんといっても、酒米「山田錦」を50%まで磨いて醸した
純米大吟醸。新鮮な味と柔らかで繊細な香り、
甘い口当たりが特徴です。
この大吟醸が、カレーにコクと旨みを加えるのだとか、、。
最近では、カレーに酒粕を加えた
レシピも多数開発されているんですよね。
さていったいどんなお味がするんでしょう。

「マルセイアイスサンド」 北海道まで食べに行きたい! 六花亭のバターサンドがアイスに

北海道土産といえば、六花亭のバターサンド。
1977年に発売以来、ずっと人気のロングセラー商品です。

おいしさの秘密はホワイトチョコレートと
北海道産生乳を100%使用したバター、レーズンを合わせたクリーム。
コクのあるクリームがしっとりめのビスケットによく合います。

このバターサンドが今年の夏、なんとアイスになりました!

「マルセイアイスサンド」200円

これは、札幌本店・帯広本店にある喫茶室の限定メニュー。
注文後にお店でつくっているため、ここでしか食べられません。
じっさいに食べた方によると、クリーミーなアイスと
サクッとしたビスケットの組み合わせが絶妙だとか。
このアイスを夏の北海道で食べるなんて、うらやましすぎる!

札幌本店 喫茶室

「生◯◯アイス」… ババヘラアイスに続き 秋田のネーミングセンスが凄い! 果肉たっぷり大人気のかき氷

秋田の夏の風物詩のひとつ「ババヘラアイス」は、
おばあちゃん(ババ)達がアイスを花の形に仕上げるために
ヘラをつかうことから「ババヘラ」と
呼ばれるようになりました。

そして今回ご紹介する、秋田市で人気のアイスの名前が
またインパクトがすごい。
その名も「生グソアイス」です。
「生グレープフルーツソフトアイス」の略になっています。

おばあちゃん(ババ)がヘラで作ってくれるからババヘラアイス。

生グレープフルーツソフトアイスだから生グソアイス。こんなに大きくて500円。

秋田駅から徒歩20分ほどのところにある「広栄堂」というお店で
夏に食べられるかき氷です。
行ってみると、店内は人でいっぱいで
カウンターには行列ができていました。
先にカウンターでオーダーをしてから空いた席を確保し、
かき氷がやってくるのを待つシステムです。
メニューには他に宇治金時やブルーハワイといった定番から、
黒蜜ソフトや生レモンソフト、生イチゴソフト、ネクタリンソフトなど、
意外やたくさん種類が書かれていて気移りしそうになってしまいました。
しかしここはやはり人気ナンバーワンの生グソアイスをオーダー。

知らずに通りがかっても入ってしまうだろうインパクト。オーダー時は照れが出ます。

「かまたまソフト」 うどん県こと香川県が推す、 あまりにもうどんらしい ソフトクリーム

今年の夏、香川県にある金刀比羅宮の表参道に、
新たな観光情報基地が誕生しました。
以前からあった「しょうゆ豆本舗」に
「かがわ・こんぴら観光案内所」が併設され、リニューアルオープンしたお店です。

しょうゆ豆本舗 表参道店 かがわ・こんぴら観光案内所

こちらの名物は、うどんそっくりのソフトクリーム「かまたまソフト」。

「かまたまソフト」(350円)

ツヤといいコシといい、これでもか、というほどうどん!
バニラ味のソフトクリームには、卵と生姜がブレンドされており、
お好みで特製醤油とねぎをかけていただきます。
絶妙なバランスのお味は
「釜玉うどんの味なのに、なぜかおいしい!」と観光客の方に人気です。

一体なぜこんなソフトクリームが誕生したのでしょうか?
お店を営む「株式会社にしきや」さんに聞いてみました。

「香川県らしいご当地ソフトは何が良いかと考えた時に、
香川県らしさとは、やはりうどんであると思いました。
そこで、当初はうどん味のソフトクリームを考案したのですが、非常に難しく、
醤油やねぎをトッピングし、ビジュアルにこだわったソフトクリームをつくりました。
そうして何とかでき上がったソフトクリームは決しておいしくありませんが、
ノリと旅の思い出にはなるだろうということで、販売に至りました」

……とのこと!
担当の方も、ここまで「かまたまソフト」が
人気になるとは思っていなかったようです。
「にしきや」さんは香川名物「しょうゆ豆」の老舗。
「しょうゆ豆本舗 表参道店」からほど近い「にしきや 本店」では
「しょうゆ豆」はもちろん、かけうどんやぶっかけ、
冷やしうどんなども食べれます。

岩手県西和賀町で採れた わらびから作った、 「本物」のわらび餅。 旅館で提供のコースも

プルプルの食感、ツルッとした喉越しにファンも多い
和菓子、「わらび餅」。
涼し気な見た目と合わせ、夏には特に重宝される和菓子です。
このわらび餅、いま一般に市販されているものは、
材料にサツマイモやタピオカから取られたでん粉、
あるいは葛粉を使っていますが、
本来の「わらび餅」は、
山菜のわらびの地下茎を叩きほぐして洗い出し、
精製したデンプンで作るもの。
ホンモノの「わらび粉」は、わらび10kgからわずか500gしか採れないので、
現在では希少で高価なものとなっています。
サツマイモからとったデンプンは100g/100円程度ですが、
わらび粉は100g/5,000円程度!
希少な高級品になっているんです。

そんな高級なわらび粉が、
岩手県西和賀町でも作られています。
西和賀産のわらびは、岩手県の西方の山に生えることから、
「西わらび」と呼ばれています。
通常のわらびよりもアクやスジが少なく、粘り成分が豊富なのが特徴。
この西和賀産わらび粉100%を使って、地元の老舗和菓子屋、
工藤菓子店、お菓子処 たかはし、団平の3店舗が
思い思いの「わらび餅」を開発しました!
いずれも、西わらびから作った本わらび粉を100%使用した、
職人が丁寧に練り上げたプレミアムなわらび餅です。
上記の写真は、工藤菓子店「わらび餅・華」のもの。
各店舗で購入ができます。

お菓子処 たかはし「西わらび餅」

団平「極 西わらび餅」

今日のおやつ:こだわり卵の 「鎌倉ブリュレバウムクーヘン」 ほろ苦カラメルがけ!

今日のおやつは、鎌倉にお店を構える「OVALE」の
「鎌倉ブリュレバウムクーヘン」。
しっとり、ふんわりした、卵のコクがおいしい
バウムクーヘンに、ほろ苦いキャラメリゼをかけた
ちょっと大人のスイーツ。
コーヒーにぴったりです。
マリーゴールドの花びらからの
抽出物を鶏の飼料に混ぜて与えた、
こだわりの卵「ルテイン卵」をたっぷりと使っています。

こちらがパッケージ

カラメルが食欲をそそります

アートで東北支援する 〈リボーンアートフェスティバル〉 小林武史の「つくる」後編

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震災後の復興のなかで

音楽プロデューサー小林武史さん。
小林さんはいま新しいプロジェクトに着手した。
その名も〈リボーンアートフェスティバル〉。
“アート”で“東北支援”する音楽&地域再生のイベントである。
いったい何を“つくる”のか。小林さんにその概要を聞いてみた。

「東北でアートフェスティバルをやろうというのは、構想からいうと3年になるんですよ。
アーティストはいろんな循環のなかで、宇宙でも何にでも、
つながりでつくれる自由を持っているわけじゃないですか。
その場所に来て、祭りの中のひとつの作品として、
そこにメッセージを込める役割を担える自由がある。
僕はそういうことを取り戻す場所、取り戻すきっかけになる祭りにしたいと思ったんですよね」

その背景には東北の“復興”とはなにか? という問いかけがあった。
3年の沈黙のなかで、小林武史さんは着々とその構想を膨らませていく。

「震災後、僕ら〈ap bank〉としても東北でボランティア活動を続けていたのですが、
アベノミクス以降、特に復興需要によって
仙台市とかめちゃくちゃ景気のいいまちに変貌するわけです。
日本で一番景気がいい、土地もどんどん上がっていくし……。
だけど、ちょっと離れて石巻とかでは、人口流出が止まらない。
人口流出というのはもちろん過疎のまちはどこも世界的な問題です。
都市に集まろうとして地域が疲弊していくっていうことがあるにしても、
それでもやっぱり10年くらい早回ししたって言われるくらい
カーブが急上昇していっているんですよ。
いまもそうなんですよ。福島のことを言い出したら、
これはまた全然違う話になるレベルで人口流出が起こっているわけですが」

そういうなかで“復興”ということを声高に言ってみて、
何が“復興”なのか? ということになるでしょう。
だから僕らは新潟の〈大地の芸術祭〉という北川フラムさんたちが行う
地域づくりの芸術祭の因子を僕らはもらって、
地域を足下から支えていく芸術祭をしたいと思ったのです」

〈大地の芸術祭〉は越後妻有の里山を舞台に開催される芸術祭。
その総合プロデューサーの北川フラムさんも今回、
〈リボーンアートフェスティバル〉の顧問として参加されている。
地域とアーティストが協働してこの地域の魅力をあらためて発見し、広く発信することで、
多くの人々がこの地域のことを知り、そして訪れる、そんな芸術祭を目指すという。

〈ap bank〉は、音楽プロデューサーの小林武史と、Mr.Childrenの櫻井和寿に、坂本龍一氏を加えた3名が拠出した資金をもとに、2003年に設立され、〈ap bank fes〉などさまざまな活動を行ってきた。そして2017年、東北を舞台にした芸術祭〈Reborn-Art Fes〉を石巻市と共に行う。写真は〈ap bank fes11〉 写真提供:ap bank

太陽の光と循環のフェスティバル

「“太陽の光と循環”ということが僕らのテーマになっています。
そもそも地球の自転だって何だって、太陽のおかげでしょう」と小林さん。

「ピカピカ光る都市があるけれども、その影みたいな場所にも命は宿っているし、
むしろ本質がそこで失われていないと言えることがたくさんあるんですよね。
太陽生物としての営みが、都市のピカピカでない影の部分に宿っている。
それが現代アートとか世界のいろんな感性とつながっていったり、
音楽とつながっていくことによって、人の思いや人のつながり、
感性のつながりができるんじゃないか。そういうことをやろうとしているわけです」

〈Reborn-Art Fes〉は「人の生きる術を蘇らせ取り戻すことにある」という。
それを〈Reborn-Art〉と名づけ、食や住や経済などの生活の技、アートや音楽やデザインの美の技、
地域の伝統と生活の叡智の技などとして、
さまざまな領域における〈Reborn-Art〉を発見—再発見しようという試みである。

2011年つま恋で開催された〈ap bank fes11〉での竹あかり。電気のピカピカではない、ほのかな光が会場を包んだ。〈ap bank fes11〉ではイベント収益金のすべてを東日本大震災の復興支援に充てている。 写真提供:ap bank

東北とのつながり

そもそもの東北とのつながりはどんなところからだろうか。
「2009年の新潟の震災で〈ap bank〉が炊き出しに行きました。
その時のチームやノウハウが〈ap bank〉や〈kurkku〉にあったから、
2011年の311の直後、1週間も経ってないうちにとにかく石巻に入ったんです。
最初は南三陸の気仙沼・石巻に入ったんですよ。でも石巻が一番複雑に傷んでいて。
石巻専修大学がグラウンドを開放してくれたので、ピースボートと組んで支援をしました。
僕らはそこで100人くらいでテントを張って、何か月間か東京からバスを出して、
ボランティア活動を支えていたりしていたんですよね。それが縁です。
若い人たちを中心にいろんな新しい復興のトライアルがあったんですよね。
なかでも〈ISHINOMAKI 2.0〉というチームがには地元の人もいますし、
東京に住んでいる人たちも絡んでいたりします。
松村豪太くんという代表理事がわれわれのフェスティバルを地域で支えるリーダーになったんです。
自分たちが主体となってやっていくという思いに、まずに火が点いた。
つながりをつくりながら、僕らの思いを相談していった。それは行政でも同じですけど、
復興して、仮設住宅からちゃんと住めるようになっても、
そのあとどのように暮らしていくのかという問題があります。
あとは外とどのようにつながっていくのかということが、絶対に問われてくるから、
そこに対して僕らがいま考えている構想が、
すごく有効なのではないかということを言っていたわけです」

牡鹿半島の浜の交流会での小林武史さん。地域とのつながりから〈Reborn-Art Fes〉がつくられていく。 写真提供:ap bank

牡鹿半島の浜の交流会では、採れたての牡蠣やあら汁など地元の豊富な魚介類がふんだんに振る舞われた。 写真提供:ap bank

千歳烏山〈アカサビホテル〉 懐石料理店で修業した店主の 料理が次々と

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店主のおまかせでいただく日本料理

普段乗り慣れない路線に乗るだけで旅気分になれる東京。
新宿から京王線の急行で11分の千歳烏山駅。
駅の横の踏切が開いた瞬間行き交うのは、
買い物帰りの自転車(前うしろに子どもが座る)、
会社帰りのサラリーマン、大きなスポーツバックの学生さん……。
銀行、コンビニ、スーパー、チェーンの居酒屋、
小さな豆腐屋からクリーニング店まである商店街を抜けて、
少し薄暗くなった、飲食店が並ぶ細道の先、
〈AKASABI Hotel〉の文字が高いところに見える。
ああ、こんなところにビジネスホテルね。と思ってしまう
白い看板と店名なのだけど、ここは、おいしい日本食が食べられるお店とな。

階段を上った2階、あけっぱなしのドアを入れば、
うなぎの寝床のような空間にカウンター、奥に小さなテーブルと箱椅子が置かれてる。
「いらっしゃいませ~」と斬新な髪型の店主が顔を出す。
カウンターの席に腰をかける。お酒のメニューから、暑いので、生ビール。
そして、そのメニューのファイルを裏返したり、
侘び寂び感たっぷりの店内を見渡したりして、料理のメニューを探すけど、
張り紙も見あたらない。おまかせ料理らしい。
「嫌いなものとか苦手な食材ありますか?」と店主が聞いてくれる。
なんでも食べられるし、普通にお腹が空いてることを伝える。
このやりとりで、料理のオーダーは完了。
予約の電話で、あらかじめ予算などを言っておくのもいいかもしれない。

今日のおやつ: 三重県鳥羽市の「シェル・レーヌ」 真珠貝のパウダー入りの おいしいマドレーヌ。

今日のおやつは、三重県鳥羽のブランカさんがつくる「シェル・レーヌ」。
貝をかたちどった、愛らしいフォルムのマドレーヌ。
外はさっくり、中はしっとり。
コクのある味わいの、おいしいマドレーヌです。

マドレーヌに使われているのは、こだわりの材料。
卵は地元鳥羽産のもの、小麦粉は三重県産の「あやひかり」。

そして、鳥羽といえば、日本の真珠産業を築いた「ミキモト」のお膝元なのですが、
このマドレーヌの生地には、ミキモトで養殖されている真珠貝、あこや貝の内側の
光沢部分を粉末にした、「パールシェルカルシウム」が入っているんです!

これは、真珠の光沢を与える天然のカルシウム。
マドレーヌからは真珠の味はしませんが、美容効果が期待できるかも!?