名古屋の港まちでアーティスト たちのモーニングイベント開催 「たとえば、いつもより 早く起きて港街でモーニングを 食べてみるとする。」

愛知県の名古屋市といえば、
喫茶店文化が盛んなところ。
自宅の応接室のように近所の喫茶店を使う
「喫茶店文化」と、あふれるサービス精神から生まれたのが、
朝の時間にドリンクを頼むと、ゆで卵やトースト、サラダなどが
ついてくる「モーニング」サービスです。

そんな名古屋で、モーニングイベント
たとえば、いつもより早く起きて港街でモーニングを
食べてみるとする。
」が開催されます。
メインアーティストは、アーティストユニット「LPACK」(エルパック)。
彼らは、道具を詰め込んだバックパックひとつを抱えて
日本のさまざまな場所に出向き、
各地で「コーヒーのある風景」を作り出す二人組。
会場は、名古屋市の名港にある、
かつての文具店をリノベーションした
「Minatomachi POTLUCK BUILDING(みなとまちポットラックビル)」と、
かつて多くの人で賑わった旧・喫茶店「キャビン」。
個性的な会場で、楽しい朝が過ごせそう。

《Mirrored mirages》2014
C Tetsuro Kano Courtesy of the artist and YUKA TSURUNO GALLERY

イベントでは、LPACKと、愛知県立美術館で開催される展覧会「芸術植物園」に
出展する作家がコラボします。
参加する作家は3組。
既成品や種子・果実などの植物を使って、
庭園のような風景をつくり出す狩野哲郎さん。
蜜蝋や樹脂などで描いた絵画作品や、
押し花のような水彩ドローイングの切り絵などを手がける
美術作家、今村文さん。
図鑑や雑誌の切り抜きでつくった無数の植物や蝶の
インスタレーション作品で知られる、渡辺英司さん。
いったいどんなモーニングになるんでしょうか?

真っ青な色が涼しげ! 日本の藍「タデ藍」をブレンドした 「青のハーブティー」

奈良時代から長い歴史を持つ、日本の藍染め。
原料の「タデ藍」は、藍染めだけでなく漢方薬としても
人々の生活に昔からかかわってきた植物です。
とくに阿波、徳島は藍染めの本場。
コロカルでも以前ご紹介しました。
藍という植物は古くから生薬としても利用されており、
ブルーベリー4倍のポリフェノール量と高い抗酸化力を誇る
ハーブなんです。

このたび、そんなタデ藍を含む8種類のハーブを配合した
「青のハーブティー」が登場!
8月6日から販売を開始します。
タデ藍のほか、ローズマリー、スペアミント、ベルベーヌ、
レモングラス、シナモン、バタフライピー、レモンバームなど
全8種類のハーブをブレンド。
目にも涼しい、真っ青なハーブティーが生まれました。
販売元は、鳥取県米子市の「寿スピリッツ」グループの「純藍株式会社」です。

涼し気な色です

8種類のハーブをブレンド

今日のおやつ: 高知市「テルツォテンポ」 高知のすももや小夏を使った、 ここだけのおいしいかき氷

今日もあつーい日本列島!
暑い日の楽しみといえば冷たいおやつ。
今日のおやつは、高知のカフェ「テルツォテンポ」さんのかき氷です。
もともとテルツォテンポさんは普通のカフェだったのですが、
夏の限定メニューとして始めたかき氷が
大きな評判を呼び、いまでは
5月~10月半ばくらいの期間はかき氷屋専門店(コーヒーはあります)として営業するほどに。
暑くなってきたらはじめて、寒くなってきたら終わるという
柔軟なスタンスをとっているんだそう。
お店で食べられるのは、手がきならではの、柔らかく、ふわふわっとした氷に、
地元産の素材を使った、趣向をこらした多種多様な
フレイバーのかき氷たち。
夏しか食べられないこのかき氷を目当てに、
遠方からもお客さんがやってくる名店です。

すもものかき氷

こちらは、すもものかき氷。
シロップ漬けの高知産すももがどかっと
乗っかっています。
甘酸っぱくて、食べごたえ抜群!

今日のおやつ:ピリ辛がヤミツキ。 福岡土産の新定番、老舗の明太子を たっぷり使った「めんべい」

今日のおやつは福岡土産の新定番、福太郎さんの「めんべい」。
福岡のお土産といえば明太子が有名ですが、
「めんべい」は15年前に登場した、お土産界では
ニューフェイスにして既に定番。
明治42年創業の明太子の老舗、福太郎さんが、
「日持ちのする商品を」ということで考えた、
明太子が入ったおせんべいです。
おせんべいに入っているのは、
コクと旨味が濃厚な福太郎さんの明太子と、イカやタコ。
明太子のピリっとした辛味と、
イカ・タコの風味が調和して、何枚でもいけちゃいますね。
福岡では登場からたちまち
いまでは1日25万枚の「めんべい」が作られているそう。
16枚入りのパッケージで税込み480円とお求めやすい価格も魅力。

イカやタコの姿も見えます!

おせんべいはしっかりとした味付けで、
おやつにも、おつまみにもぴったり。
なんでも福太郎さんでは、この「めんべい」を販売し始めた当初、
焼きの段階で半分くらい割れちゃっていたそうです。
普通の企業なら割れないようにつなぎを増やしたり、
もう少し効率良いやり方を探るところかもしれません。
しかしものづくりにこだわる福太郎さんは、
「味としてはこれがベストだから割れてもしょうがない」
ということで、そのまま販売に踏み切ったそうです。
現在は機械の改善などで割れる率は25%程になったようですが、
それでも1/4を犠牲にしてでも守りたいこだわりの味なんです。
割れたおせんべいは、「割れせん」として販売されています。

濃緑の抹茶味カレー?! 京都の老舗「伊藤久右衛門」が 石臼挽き抹茶入り 「宇治抹茶カレー」を開発

スパイスたっぷりのカレーと抹茶が融合、、?!
目にも鮮やかな濃い緑のレトルトカレー「宇治抹茶カレー」。
京都・宇治で天宝三年創業の老舗のお茶屋さん「伊藤久右衛門」
が今年4月に発売した驚きの商品です。
そもそも伊藤久右衛門さんが、宇治抹茶を使った
スイーツの開発を初めてから15年。
これまでロールケーキや生チョコレートなど、
いろいろなメニューが開発されてきたのですが、
ついにカレーに辿り着いたというわけです。

カレーそのものは、クリームソースをベースにした、
コクのある美味しさにスパイスをきかせたホワイトカレー。
そこに、伊藤久右衛門が厳選した石臼挽きの宇治抹茶を
合わせました。
しっとりと川霧が漂う環境が、お茶の育成にはぴったりの宇治川周辺。
伊藤久右衛門さんでは、ここで育てられたお茶の葉を、
石臼で丹念に挽く伝統の技法「石臼挽き」を守り続けています。
こんなに鮮やかで深い緑が出るのは、石臼挽きならではなんですね。

恐竜をモチーフにした 料理が可愛い!札幌駅前の ホテルで料理と共に楽しめる 化石&恐竜展が開催中

ただいま、札幌駅前にあるセンチュリーロイヤルホテルにて
希少なアンモナイトや恐竜の化石(レプリカ)などをメインロビーに展示する
夏の特別企画「見て、触れて、楽しく学べる化石展」が無料で開催中!

北海道有数の化石の発掘地・中川町のエコミュージアムセンター自然博物館が所蔵する
日本最大・全長11メートルのナカガワクビナガリュウの全身骨格(レプリカ)をはじめ、
真珠光沢のあるアンモナイト、
奇妙ならせん型「異常巻」のアンモナイト等約30点や、
絶滅した海棲哺乳類の一種で人魚の異名を持つ
ジュゴンの仲間「ヌマタカイギュウ」他5点(沼田町化石館所蔵)が
迫力満点に並びます。

ホテルのロビーとは思えない!

さらにお楽しみなのが、期間中に23階のスカイラウンジで提供されている
「恐竜ワンプレートランチ」。
恐竜の足跡の形をしたハンバーグや、
恐竜ポテトフライ、恐竜クッキー付アイスクリーム、
岩石風チキンフライなど、
古代の風景をお皿の上に再現したかのような
ユニークな食事が楽しめます。
(※ディナータイムは小学生以下に限ります)

よく見るとマカロニも恐竜! 食べるのがもったいないくらい可愛い恐竜プレート。

さらに2階のティーラウンジでは、
恐竜の骨格がよく分かるクッキーを販売。

バニラ味のステゴサウルス、抹茶味のトリケラトプス、チョコ味のティラノサウルス。1枚400円。

チョコペンで遊べるタイプのクッキーもあります。

とびきりおいしい沖縄に 出会える!食の蚤の市 「OKINAWA FOOD FLEA Vol.4」開催

8月23日(日)、沖縄県の宜野湾マリーナにて
「OKINAWA FOOD FLEA Vol.4」が開催されます。
これは、沖縄のとびきりおいしいものが集うマーケットイベント。
2014年夏にスタートし、いまや1日に1万人ものお客さんが集まる人気イベントです。

人気の理由は、厳選された実力派レストランが揃っていること。
主催のOKINAWA FOOD FLEA事務局代表 石井雄一郎さんは
「OKINAWA FOOD FLEAは、沖縄の料理人たちが集い、
創造性を発揮する場所をつくりたいという思いからスタートしました。
ここには、沖縄の料理人の“いま”を目撃し、
“おいしい”を体験できる現場があります」と語ります。

次回の会場となるのは、宜野湾マリーナ。
広大なヨットハーバーや公園があるマリーナで
ごはんや雑貨、ライブなどが楽しめます。

ページトップの写真は北谷にあるハンバーガーショップ「Gordie's」のハンバーガー。粗挽き牛ミンチを使用したパテを炭火でじっくり焼いているからおいしい!

香ばしく食欲そそる。つぶ貝に スープダレを入れ炭火で焼いた 北海道・釧路名物「つぶの壷焼き」

北海道釧路市の名物料理、「つぶの壷焼き」ってご存知ですか?
つぶ貝の中にスープダレを入れ、
炭火で焼いた名物料理です。
サザエの壺焼きのような感じですが、つぶ貝は北海道ならでは。
釧路の繁華街を歩いていると、どこからともなく
「つぶの壷焼き」の香ばしい匂いが漂ってくるんだそう。
このたび、普段は釧路まで来ないとなかなか味わえない
本場の味が、お取り寄せで登場!
カネキタ北釧水産株式会社のWebサイトにて販売されています。

釧路ではバーベキューをやるときに、
焼き肉と一緒に牡蠣やホタテなども焼くのですが、
「つぶの壷焼き」もそのひとつ。
身を食べたあとに、飲み干すスープも楽しみです。

ホテルアンテルーム京都の 姉妹ホテル 「ホテルエディット横濱」 にて開催! 「わかったさんのクッキー」 お菓子づくり教室

スタイリッシュにリノベーションされた空間と、
リーズナブルなプライスで、京都の人気ホテルとして知られる、
「ホテルアンテルーム京都」。
今年、神奈川県横浜市の馬車道に、アンテルームの
姉妹ホテル「ホテルエディット横濱」がオープンしました!
アンテルームのように清潔で洗練されていながら、
カジュアル、かつ、くつろげる、居心地のよいデザインホテルです。
テーマは「編集」!
旅行者のためだけでなく、地元の方にも親しみやすい
ホテルになるために、地元の方も参加できるワークショップや
イベントなどを開催しています。

そんなホテルエディット横濱の
レストラン「ラグーアンドウィスキーハウス」にて、
7月25日(土)、26日(日)、
8月1日(土)、2日(日)の四日間、
シェフと一緒に作るお菓子づくり教室が開催されます。
これは絵本「わかったさんのクッキー」に登場するクッキーを、
レストランのシェフと一緒につくるもの。
作ったクッキーはお持ち帰り可能!
神奈川芸術劇場(KAAT)にて開催される、
岡田利規さん演出の演劇「わかったさんのクッキー」の
連携企画として開催されるイベントです。

ラグーアンドウイスキーハウス

今回のプランは「ラグーアンドウイスキーハウス
特製のハンバーガーセット」つき。
お菓子を作ったあとは、ハンバーガーで腹ごしらえ!
グループやカップル、親子での参加も歓迎だそう。
参加費はハンバーガーつきで、おとな2,000円、
こども1,000円、おとな&こどもが2,500円です。
ご予約はお電話045-680-0239(レストラン直通)まで。

今日のおやつ: すいかそっくり! 夏限定、大阪「あられとよす」の カワイイ「すいかおかき」

早くも日本列島、猛暑が続いてます。
そんな時にかじりつきたいのが冷たいスイカ、、
ですが、本日ご紹介するのは、
大阪、「あられとよす」発の「すいかおかき」。
毎年この時期に数量限定で発売される、
箱も中身もすいかのおいしいサプライズ!
すいかにそっくりだけど、じつは無果汁、
おいしい正統派おかきで、すいかの味はしません。

「無果汁」とのこと

底もすいかになってます

底をパカっと開けると中にはスイカが!

増加する立飲み日本酒バー。 きき酒コースが人気、名古屋発 「八咫(やた)」 渋谷道玄坂にオープン

日本各地から厳選したおいしい日本酒を
手軽に楽しめる「立飲み日本酒バー」。
東京にも数多くある業態で、
新宿三丁目駅の「酛」や学芸大学の「圭」
新橋の「庫裏」や渋谷の「立ち呑みなぎ」
など、お店の方おすすめのこだわりの
日本酒が飲める名店がひしめいています。

そんな激戦区東京の渋谷・道元坂に、
名古屋発の立飲み日本酒バー「八咫(やた)」がオープン。
純米酒以外のドリンクは一切置いていない「純米酒専門」です。
30~40種類常備する日本酒をどれでもすべて1時間
飲み比べできる「きき酒コース(2,000円)」が看板なのですが、
1銘柄あたり50ml未満と少量なので、飲み放題とはちょっと違います。
「日本酒を美味しく飲めるお店が名古屋にはあまりにも少ない!」
と感じていた代表の山本将守さんが、
家業をついだ酒小売店「中村屋」の運営・販売とあわせて
日本酒のアンテナショップとしてこのお店を立ち上げました。

フード500円均一、ショット500円均一

今日のおやつ: 高知県雪ヶ峰牧場 「ジャージー乳のアイスブリュレ」 日本一幸せな牛達のミルクを使用

今日のおやつは、「ニッポン全国ご当地おやつランキング」で
グランプリを獲得したこともある
人気の「ジャージー乳のアイスブリュレ」。
高知県の土佐山田の町はずれにある「雪ヶ峰牧場」で搾乳された、
濃厚で高品質なジャージー乳を
たっぷりつかったアイスです。

表面は、パティシエがひとつひとつバーナーで焼き上げたという
キャラメルが覆っています。
それをスプーンでパリパリと割っていくと
中から上質のクリームが登場。
芳ばしいキャラメルと、濃厚で甘いクリームの
絶妙なコンビネーションがたまりません!

パリパリとしたキャラメル部分とクリームのコンビネーション。

食べるときのポイントは、自分好みに解凍して
冷たさや食感の違いが楽しめるところ。
常温で10分ほど置いておくと程よいアイスブリュレに。
さらに20分ほどで冷たさを残した半解凍ブリュレ、
40分ほど待てば、とろ~り濃厚クレームブリュレになります。

今日のおやつ: 岡本屋売店「地獄蒸しプリン」 別府の地獄めぐりのおともに!

今日も別府からお届けします。
今日のおやつは、別府名物「地獄巡り」の道すがらに食べたい、
岡本屋売店の大人気スイーツ「地獄蒸しプリン」です。
別府の熱〜い温泉の蒸気で蒸し上げたプリン。
苦味が効いたカラメルと濃厚な味わい、
そして舌触りがとってもなめらか。
高温の噴気で蒸しているので、
カスタードのまろやかさが一層際立ちます。

「地獄蒸しプリン」260円

地獄のスパイス、硫黄成分!

こちらはコーヒー味。

ちなみに、蒸しあげる噴気には防腐効果の高い
天然の硫黄成分が含まれているために、
防腐剤は無添加なんだそう。
プリンは通信販売も可能です。

たまり醤油を 生かした商品開発で成功 岐阜・山川醸造

ユニークな醤油加工品が大ヒット

〈アイスクリームにかける醤油〉に〈たまごかけごはんのたれ〉、
〈はちみつ醤油バター〉に〈醤油チョコソース〉。
家紋が描かれた黒い暖簾をくぐると、珍しいたまり醤油の加工品が
何十種類と商品棚を飾っていました。
ここ山川醸造は「たまり醤油」を造る蔵元。
行けばたまり醤油があるのだろうと思っていたら、
たまり醤油がどれなのかもわからないほどたまり醤油の加工品が並んでいます。
そもそもたまり醤油自体にあまり親しみがないのに、
その加工品となると未知の世界。
好奇心がくすぐられて次々と商品に手が伸びます。

織田信長とも縁の深い岐阜県の長良川の辺りに山川醸造があります。
岐阜を含む東海地区ではたまり醤油が根づいており、
山川醸造も昭和18年の創業以来3代にわたって「たまり醤油」を造ってきました。
いまでこそさまざまな商品があるけれど
「帰ってきた頃は業務用が100%。名古屋のうどん屋だけで1000軒のお客様がいました。
しかし名古屋のうどん屋自体が3割減り、うちの出荷量はどんどん減っていきました。
たまり醤油を使ってきた愛知やその近辺の人もどんどん濃口醤油に変えているし、
全国に広げようとしても特有の風味があるたまり醤油は選ばれにくい。
なんでうちはよりによってたまり醤油なんだ、って戻った頃は思いましたよ」
と山川醸造3代目の山川晃生さんは振り返ります。

すべて木桶に仕込み、2年以上じっくりと熟成させる。

たまり醤油は桶の中に塩水と麹を入れた後、もろみの上に布を敷いて石を並べる。熟成している間は、混ぜずに筒の中に集まるたまり醤油を柄杓ですくって上からかける。

転機になったのは山川さんが「醤油を主役にさせよう」と思ったこと。
醤油は常に脇役。魚を醤油で煮た場合も「魚、おいしい!」と言われても
「醤油、おいしい!」と言われることはなく、意識されることもありません。
そこで、ふりかけをつくる業者に醤油のふりかけを依頼しました。
「つくれると返事が返ってきたものの、
賞味期限半年で最小ロット750本という数字が出されたんです。
売り切れるのだろうか……と悩みに悩みましたよ。
うちは小売の販路は持っていなかったですし。
でもなんとかいまの苦しい状態を打破したかったので、
思い切って商品化に踏み込みました。
すると意外なことに2週間で完売したんです。
さらに発注してつくると、また2週間で完売しました。
“たまり醤油”のままだと東京などの人からは選ばれなかったのに、
ふりかけにしたら日本各地の人が『おいしい!』って買うんですよ。
そして気づいたんです。このふりかけが売れているのは、“濃口醤油”ではなく
“たまり醤油”と、ほかと差別化がはかれているからなんだ。
販売先を全国に広げて、たまり醤油のよさをいかせば短所が長所になるんだ! って」

そこからたまり醤油を生かした商品づくりが次々と始まります。
「まだ“◯◯専用醤油”ってものが少なかった頃に、〈たまごかけごはんのたれ〉をつくって、
始めたばかりのブログで告知すると、個人からどんどん反応がきて、
メディアでもこれまで50回ほど紹介してもらいました。
その後に〈アイスクリームにかける醤油〉をつくると、
200~300本が3か月くらいで完売したんです」
〈アイスクリームにかける醤油〉のニュースは私も何度も見かけ、
山川さんを知るきっかけになりました。
その後も定期的にさまざまな商品を出しては注目され、
個人のお客様から支持されるようになりました。
こうして業務用100%だった生産体制が、いまでは小売が3割を占めるように。

たまり醤油を使ったさまざまな商品が店内に並ぶ。

山川醸造3代目の山川晃生さん。

知ってた? 別府発祥の大分名物は 魚介スープにツルツルモチモチ麺が おいしい「別府冷麺」。専門店も

大分県別府市発祥の名物料理ってご存知ですか?
温泉で有名な別府ですから、おまんじゅうかな?
なんて考えていたのですが、
ものすごく意外な食べ物が名物でした。
それは「冷麺」。
冷麺といえば韓国や盛岡のイメージがありますが、実は別府でも盛ん。
「朝鮮冷麺」を和風にアレンジし、
魚介系のスープにツルツル・モチモチの麺の
「別府冷麺」という独自の道を歩んでいます。

「別府冷麺」が広まったきっかけは、
昭和25年頃に旧満州から引き揚げてきた料理人が
別府で冷麺を作るようになったこと。
いまも市内では、焼肉屋さんはもちろん、
別府冷麺の専門店も多くあり、居酒屋さんでも
メニューに冷麺があったりします。
そういえば別府に来てからまだ「冷やし中華」の
影を見ていません。

今日のおやつ: 大正5年創業!別府で大人気の 老舗、行列ができるパン屋さん 「友永パン屋」

今日のおやつは、大分県別府市の「友永パン屋」のパン。
大正5年創業、大分県で一番古いパン屋さんです。
お店は別府の商店街にあって、
昭和10年に建てられたレトロな建物がすてき。
地元でも定番、
いつも行列が出来ている大人気のお店です。

友永パンのパンたち。レーズン、メロンパン、こしあん、ワンちゃん、バターフランス、チョコフランス

クリームが入った「ワンちゃん」

今回は、レーズン、メロンパン、こしあん、
ワンちゃん、バターフランス、チョコフランスという
たくさんの種類のパンを頂きました。
フカフカなのにしっとりしたパン生地は
ミルキーな味わい。
クリームはあっさり、チョコクリームはリッチに。
雑味がない素朴な美味しさで、
何個でもぺろりと食べられちゃいそう。

麺の上にポテトがどーん! 粉モン天国・大阪の 「ポテそば・うどん」に パンも登場

今年二月に発売されるやいなや、
インターネット界に旋風を巻き起こした、
蕎麦の上にフライドポテトが乗った食べ物「ポテそば」。
粉モンの国・大阪の、阪急十三駅構内にある
阪急そば若菜 十三店」にて、同じくポテトを載せた
うどん「ポテうどん」とともに発売されました。
サクサクのポテトと出汁のきいた汁、
つるつるの麺のハーモニーが意外、かつ想像以上に美味しいと
大きな話題を呼んだのです。

5月からは「ポテそば・うどん」の夏バージョン、
「ポテざるそば・うどん」が発売され、
冷たくしめた麺と出汁、そしてカリカリの揚げたてポテト
のギャップがさらに楽しめるようになっていたのですが、
夏本番のこの季節になんと、今度はパンになって登場したんです!

これが元祖「ポテそば・うどん」

和歌山の梅干専門店から。 暑い夏にも食欲そそる、 特大サイズの生梅干し入茶漬け

7月初旬、既に各地で真夏日が相次いでいます。
今年の夏も、暑くなりそう。
夏になると食欲がなくなる、なんて方にオススメしたい
新製品が和歌山県みなべ町から登場。
梅干専門店「ぷらむ工房」による、
生の最大級5Lサイズの紀州南高梅の梅干が
ゴロンとそのまま一粒入った、贅沢なお茶漬「プレミアム生茶漬~紀州南高梅~」です。
一般的な「梅茶漬」は、乾燥させた梅のチップが入っていますが、
こちらは「生」の梅干が丸ごと1粒入っています。
お酒を飲んだ後の〆にも良さそうです。

プレミアム生茶漬の中身

紀州ならではの、特大サイズの梅干し入茶漬。
できるだけゴロッとした存在感のあるものを選んでいます。
女性用のお茶碗でははみ出る程!

きょうのイエノミ 旅するイエノミ 梅干し割りと、淡路島のハモ

仕事を終えたご褒美はおいしいお酒とおつまみ。
リラックスしたいなら、きょうはイエノミにしませんか。
神奈川県・横須賀市在住の料理研究家・飛田和緒さんに教わった、
手軽で簡単、しかもちょっとした旅気分が味わえる
日本各地のおいしいものと三浦半島の旬の食材を使った、
和酒に合うおつまみを季節感たっぷりにご紹介していきます。

まだまだうっとうしい天候ではあるけれど
海開きの便りも次々に届き、いよいよ夏本番という感じですね。
料理研究家・飛田和緒さんにとっては
梅雨入り後から始めた梅仕事やらっきょう漬けなど
毎年恒例の保存食作りがひと段落し、ようやくほっとできる頃。
去年10kgほど仕込んだ梅干しも、残りはもうわずか。
今年もおいしくできるといいなと思いつつ
大好きな梅干し割りでイエノミを楽しむことが多いとか。
少々バテ気味でも、これですーっと身体が軽くなるそうです。

きょうのおつまみは、らっきょう漬けを使った和えものと
直売所で買った夏野菜がもりもり食べられる常備菜。
そして飛田さんが、いちどお腹いっぱい食べてみたかったというハモ。
「まさにいまならではの“お楽しみ”って感じでしょ」
確かに、ハモは梅雨の水を飲んでおいしくなり
7月の京都・祇園祭でも欠かせない魚として知られていますが
きょうは玉ねぎと合わせた淡路島風の鍋で楽しむ予定です。
この「ハモすき」は、関西では有名な夏ならではの名物鍋。
今回のお取り寄せは、飛田さんも初めての試み。
「初めてのチャレンジだけど、かなりおいしそうじゃない?」
こんなワクワクできるイエノミもたまにはいいですよね。

●ローカルな逸品「兵庫県・新島水産のハモ」
ハモ&玉ねぎが絶妙な淡路島的マリアージュ。

いまでこそ「ハモ好き」を自認する飛田さんですが
東京育ちなので大人になるまではなじみがなく
「ハモと聞いても、ふーんって感じだったのに」
20代後半からの京都通いでそのおいしさに目覚めたとか。
「ついこの間も、思わず新幹線に飛び乗ってしまったの」
林間学校に行く花之子ちゃんを見送った東京駅で
そういえば今日明日は空いている! とショートトリップを決行。
本当にひさびさの京都で旬のハモ三昧を楽しんだそうです。
ただ子育て中の飛田さんにとって京都はやはり遠い。
そこで思い切ってハモを淡路島から取り寄せてみたのです。

届いた箱のなかには、立派なハモが丸々一匹分。
頭やあら骨、うきぶくろ、いまの時期ならではの卵と、
淡路島産の素麺とタレまでセットになっていて
「こんなの見たことない!」と飛田さんも興味津々。
骨切りが済んだ透明な身は、湯引きして梅肉を添えれば極上のおつまみに。
ただ、きょうはその誘惑をはねのけ、全部贅沢に鍋でいただきます。
淡路島風「ハモすき」のつくり方はとってもシンプル。
うどんつゆ程度に味付けした出汁に、櫛形に切った玉ねぎをどっさり。
ひと口大に切ったハモも入れて、ふんわり身が開けばまさに食べ頃!
トロトロの玉ねぎとふわふわ熱々のハモを
ちょい甘めに味が変化した出汁と一緒にいただきます。
「京都のハモと松茸の鍋も上品で好きだけど」
こんなにたっぷりハモをいただくのは初めてかもと、飛田さんも満足気。
「最後の締めが、太めの素麺なのもおもしろいわね」
よーく出汁を吸った素麺がこれまた絶品。
これから真似しようかなといいつつ、針生姜をパラリと加えたりと
初めての「ハモすき」を存分に楽しんだ飛田さんでした。

この「ハモすき」、実は、淡路島名物を集めたような鍋。
「ハモがおいしくなる頃にちょうど玉ねぎの出荷が始まるんです」
そう教えてくださった「新島水産」の新島芳実さんは
極上の赤ウニでも有名な由良漁港にある水産卸売り会社の3代目。
「ハモすき」はいまでこそ夏の淡路島の名物料理になっていますが
もともとは漁師町の鍋というか、ごく身近な食材の組み合わせ。
「たまたま合わせてみたら、おいしかったんやろうね」
淡路島の玉ねぎは甘いことで知られており
その甘さを活かした出汁が、淡泊なハモと絶妙に合う。
締めの素麺だって、天保年間からつくられていたという隠れた特産品です。
たまたまとはいえ、さすが古来からの「御食国」(みけつくに)。
朝廷に食料を献上していた淡路島の風土はとても豊かなんですね。

7月の由良界隈では1kgを越える大きなハモがよくあがる。
「ただ、京都の料理人さんは小ぶりなのを好むかな」
というのも、京都では湯引きで食べるのが一般的。
大きいと手間がかかり、料理の腕前の差も出やすいそうです。
逆に、この大きめサイズが鍋にはぴったりで、淡路島では喜ばれる。
しかも食べるときに気になりがちな、骨と皮もすごく柔らかいんだとか。
「だから骨切りの音もじゃっじゃっと軽快やもんね」
骨が固いとじゃりじゃりと聞こえるそうです。
ちなみにハモは顔を見ればおいしさがわかるんだとか。
「なんちゅうか、ちょっとブサイクでずんぐりむっくりというか」
そんなハモは骨が柔らかで食べてみるとおいしい。
「顔がすーっと細面でスマートなのは骨が固くて口に当たるんです」
なるほど、ハモは美人さんの方が手ごわいんですね。
なんだかハモに親しみがわいてくると思いませんか。

『新島水産』(兵庫県/洲本市)の淡路島産極上ハモ

●お取り寄せデータ

住所:兵庫県洲本市由良町由良2581

電話:0799-27-1786

FAX:0799-27-1723

営業時間:8:00~16:00 不定休

Webサイト:http://www.awajisima.jp

※淡路島産極上ハモは900g(約3人前)5616円~(6~10月限定)

※食事処「磯焼亭」を併設(11:00~14:30、要予約、不定休)。
事前予約でハモすき、ハモしゃぶ(4700円~)も楽しめる。東浦店、大阪・福島店もあり。

●旬の常備菜「夏野菜の揚げびたし」
食欲がない夜もこれがあれば大丈夫。

ひとくち食べて、思わず歓声があがったのがこちら。
しっかり味が染みてコクもあり、いくらでも食べられそう。
「これ、野菜を素揚げして出汁に浸すだけだから、本当に簡単よ」
うーん、でもその素揚げが面倒と思う人も多いかも。
「じゃ、少なめの油で思い切り大量に揚げればいいじゃない」
すると、もったいないと思わずに油が捨てられる。
すぐに周囲を拭いてしまえば、掃除にてこずることもない。
「要は油をこまめに処理さえすれば、揚げることって面倒じゃないの」
慣れればこんなに楽でおいしい調理法はないわ、と飛田さん。
「もっと家でも気軽に揚げましょうって訴えたいほど」
その手始めとしてもお薦めなのが、この夏野菜の揚げびたし。
つゆのまま素麺にかけてもおいしいし
食欲がないときでも野菜をたっぷりいただけるから夏バテ知らず。
出汁に浸す時間によって味の変化も楽しめるから
多過ぎる? と思うくらいたっぷりつくってちょうどいい。
たぶん、あっという間になくなってしまうはず。
漬け出汁をあれこれ工夫しながら、ぜひ試してみてくださいね。

夏野菜の揚げびたし

●つくりかた

ナスはヘタを落としてひと口大に切り、水に5分さらしてから水気をふきとる。

ガクの部分をくるりとむいたオクラと甘長唐辛子はフォークで穴を開ける。

ズッキーニ、パプリカをひと口大に切る。

高温(180度)の揚げ油で食材を123の順番でこんがり揚げる。

4を熱いうちにたっぷりのめんつゆにつけて味をなじませる。

※漬け汁のままひと晩冷蔵保存すると味がよく染みる。日持ちは冷蔵庫で約5日。

※かぼちゃやインゲン、ししとう、ピーマンなどでもおいしくできる。

※お好みでワインビネガーなど酢を加えるとマリネ風に。

※めんつゆ(約3カップ分)のつくりかた。

本みりん1/2カップを中火で煮たて、火を止めてから砂糖大さじ1~2、醤油1/2カップを混ぜてひと晩おく。

これに濃い目にとった出汁2カップを加えるとできあがり。瓶で1週間程度冷蔵保存できる。

●旬のおつまみ「トマトとらっきょう、切干大根の和えもの」
オツな味わいの秘密はらっきょう漬け。

飛田さんはらっきょう漬けが大好物。
特にいま頃だと、塩漬けしたばかりのものがおつまみに最適で
甘くない炭酸割りのお酒などに合わせるとポリポリと止まらなくなるそうです。
「そのためだったら面倒な皮むきも苦じゃないわ」
流し台の前でひたすら薄皮をむく作業は確かに大変ですが
飛田さんは「らっきょうの会」と称して
友人とおしゃべりしながらの楽しみに変えてしまいます。
とはいえ、せっかく漬けても余ってしまう不安が…
「それはね、ピクルス感覚で料理にどんどん使えばいいのよ」
たとえば、このトマトと切り干し大根との和えもの。
薄切りにしたらっきょう漬けがちょうどいい味のアクセントとなり
なんともオツなイエノミ用おつまみに早変わり。
もちろん手軽な市販のらっきょう漬けを使っても大丈夫。
要は、おいしい味付けの玉ねぎだと思えばいいのと、飛田さん。
納豆や冷ややっこの薬味や、チャーハンや餃子のたねに混ぜてみたり。
「カレーの付け合わせだけじゃ、ホントもったいないわよ」
また、らっきょうが苦手だと思う人ほど自家製がお薦めだとか。
「とりあえず、水に粗塩とほんの少し酢を入れて粗漬けしておくの」
漬けて2~3日もすれば塩がなじんでおつまみにできるし
塩抜きすれば自分好みの味に漬け直して2年は保存できる。
甘酢、はちみつ、醤油、味噌、ハーブ、ワインなど
味のバリエーションはお好みで。
なるほど、これなら今年はもう間に合わなくても
来年の梅雨時にチャレンジしてみたくなりますね。

トマトとらっきょう、切り干し大根の和えもの

●つくりかた

切り干し大根は流水でもむように洗い、たっぷりの水に10分ほどつけて戻す。

水気を絞った1を食べやすく切る。

トマトはさいのめ切りに、らっきょう漬けは薄切りにする。

23を合わせオリーブオイルと酢少々で和えて味をなじませる。

※味を見て塩気が足りないようなら薄口醤油少々を加える。

●きょうの和酒 宝焼酎25度 すっきり梅干し割りで夏にぴったり。

そろそろ寝苦しくなってくる季節ですが
湿気と暑さで、知らず知らずのうちに疲れていませんか?
そんなときこそ、梅干しの出番ですよ。
梅干しの酸っぱさはクエン酸由来なので、心身の疲れをとるのに有効。
また適度なしょっぱさも、汗をかく時期には最適です。
今回は昔ながらの塩と紫蘇だけを使った梅干しを用意し
宝焼酎を炭酸水で割った焼酎ハイボールに加えていただきました。
しゅわしゅわとさわやかで飲み飽きないうえに
酔いざめ良好なのがうれしいですね。
この宝焼酎は、大正元年に発売され100年以上愛されている日本を代表する焼酎ブランド。
すっきりまろやかな味わいで糖質&プリン体はゼロ。
いよいよ本番を迎える暑い夏のイエノミで
味わいすっきりの梅干し割りをつくって楽しんでみてください。

宝焼酎25度 600ml

○問合せ先/宝酒造株式会社

お客様相談室

TEL 075-241-5111(平日9:00~17:00)

http://www.takarashuzo.co.jp/products/shochu/takarashochu/index.htm

profile

KAZUWO HIDA
飛田和緒

1964年東京生まれ。8年前からレーシングドライバーの夫、娘の花之子ちゃん、愛猫のクロと南葉山で暮らす。東京時代の便利な生活から一変し、早起きが習慣に。ご主人が仕事で留守がちなため、仕事はもちろん、買い出しやお弁当作りにと忙しい日々を過ごしている。毎日の食卓で楽しめる普段着の料理が得意。高校3年間を長野で暮らした経験もあり。

大分・農家民宿「雲中坂」後編

お母さんが腕をふるいます

[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-tasty-016"]前回[/ff_textlink_by_slug]に引き続き、大分県竹田市の農家民宿「雲中坂」よりお伝えします。
農家民宿とは、地元のご家庭が営む宿で、
農作業やこんにゃく作りなど、その土地ならではの体験ができるのが魅力。
私も山へ連れていってもらい、ぷりぷりの椎茸や、
ふっくらと柔らかいふきのとうをたくさん収穫させてもらいました。

今回の後編では、その食材を宿のお母さん羽田野あき子さんに料理していただきます。
では、お台所へとおじゃまします。

羽田野忠夫さん、あき子さんご夫婦。

母「さあて、何から作ろうかな~」

使い慣れた台所に立つお母さん、その後ろ姿はどこか頼もしい。

母「ふき味噌から作っちゃおうか」

はい。
トントントントン。
さすが民宿の台所を預かるお母さん、包丁の音がリズミカルで手早い。
あっという間にふきのとうがみじん切りになり、苦みをまとった青い香りが漂ってきた。

熱したフライパンに油を少し垂らし、ふきのとうを炒め始める。
少ししんなりしてきたところで、味噌を混ぜ合わせる。

母「ここにね、これを入れるんよ、卵」

卵?

母「これ入れると、冷めてもかたくならなくて、しっとりするんよ」

ほー、初めて知りましたそのコツ。
さっそく我が家でも試してみよう。

母「そうそう、これも作ろうか」

お母さんが取り出して見せてくれたのは、自家製の干し大根。
普段スーパーで見かける千切りではなく、輪切りにして干されたもの。

母「これ、じっくり煮たほうが美味しいから、先に作っちゃお」

油をひいた鍋で、まずは鶏肉を炒める。

大根はよく洗い、水気を絞って鍋に入れる。
軽く炒めたら、醤油、酒、みりん、水をひたひたの量まで入れ、しばらくコトコト煮る。

母「ストーブの上とかで放っておくと、ちょうどいいんよ」

と、お父さんお手製のストーブの上に鍋が置かれた。
煮汁が少なくなり、こっくりと馴染んできたら完成。

母「椎茸はどうする?」

テツ「お母さんは、どうやって食べるのが一番好きですか?」

母「うーんとー、やっぱし炭火で焼くんが美味しいよね~」

炭火と聞くだけで気持ちが上がる。

母「外で七輪出して焼こうか、ね」

さらに七輪とは、嬉々。

炭火と聞いて、気持ちが上がっている人がもうひとりいた。
お孫さんの勘太君、弱冠5歳。
バーナーを持ち出し、炭に向かって真剣に取り組み始めた。
その後、慣れた手つきでうちわを使いこなし、
あっという間に火を起こしてしまうのだからすごい。

テツ「勘太君、すごいね~、怖くないの?」

勘太「ぜんぜんこわないわ」

俺に任せとけ、といった感じでクールに決めている様子が可愛い。

父「小さい頃から何でもやらせとるからなぁ」

東京で暮らしている私からすると、こんな小さい子どもに
火の扱いをさせるなんて危ないと、つい任せることを避けてしまう。

父「火傷したってたいしたことにはならんから、これくらいのことでは」

はい、確かにそうですよね。

赤く火がともった七輪に網をかけ、その上に椎茸を並べていく。
しばらくすると、椎茸の表面がじわっと湿り、白く細い湯気が立ち始めた。
たまらん。

テツ「勘太君、もういい頃かなぁ」

こくりと男らしく頷く勘太君。

勘太「ばあちゃーん、焼けたー」

台所にいたお母さんが、焼け具合を見にきてくれた。

母「うん、いいやろ」

じゅわっとしたシズル感をまとっている椎茸、早く食べたい。

母「椎茸とふきのとう、天ぷらもしといたから」

こちらを誘うかのように、たくさんの天ぷらが大皿に盛られている。

母「熱いうちに食べようか」

はい!

高松の味噌汁屋さん 「お食事処しるの店おふくろ」 いつ帰ってきても ほっとするおいしさ。

香川県高松市の繁華街に、
地元の方にも観光客にも愛されるお店
「お食事処しるの店おふくろ」があります。
ここのお店の看板メニューは、お味噌汁!
ぶた汁、そうめん汁、あさり汁、そして季節のかき汁、鯛あら汁などなど
たくさんの種類のお味噌汁があるんです。
どれも、お腹いっぱいでもつるっと入ってしまうような
ほっとする美味しさです。

こちらが外観

豊富なバリエーション

「おふくろ」はお味噌汁だけでなくおつまみメニューも
充実しているので、飲んだあとの〆に訪れる方もいれば、
おふくろでひとしきりお酒を楽しんで味噌汁を飲んで行かれる方も。
それでは「おふくろ」のメニュー図鑑をどうぞ。

1.とにかく、ぶた汁

白味噌ベースの「ぶた汁」。ご飯とセットで

まずは基本の「ぶた汁」。
おふくろに初めて来たのならまずはこれ、という定番中の定番。
讃岐では、正月のあんもち雑煮にも使われる
やや甘い白味噌がベース。豚肉や油揚げなどの
具と気持ちトロっとした汁が絡まって美味しいです。

おふくろレッスン:とにかく、ぶた汁
おふくろでは、おみそ汁を頼むとご飯(白飯)を
食べるか聞かれるで、お櫃か、お茶碗かを選ぶ。
お櫃1人前でお茶碗二杯分。
お腹と相談して、お店の方に頼んでみましょう。

2.たまご汁

えのき、油揚げ、わかめなどのなかに半熟たまご

こちらは、絶妙な半熟加減のたまごが入った汁。
黄身は潰して頂くのがオススメ。
赤味噌でも合います。

おふくろレッスン:味噌は中屋味噌
おふくろの汁の要となる味噌は、
地元・高松で作られている「中屋味噌」のもの。
ぶた汁には白味噌、あさりには赤味噌などと
具材によってお店のおすすめ味噌がありますが、
お客さんの好みにも気軽に応じてくれます。

3.具だくさんの基本メニュー

「若布とうふ汁」赤だしに、しっかりとしたお豆腐

えのき汁

おふくろの汁で嬉しいのは、
具材がふんだんに使われているところ。
若布とうふ汁ではたっぷりのわかめ、
えのき汁ではえのき茸がひと株使われています。

おふくろレッスン:少しだけ楽しむのもOK
通常、おふくろの汁は口径が大きく浅い
吸物椀で提供されます。量は一般的なみそ汁の倍ぐらい。
それでは多いという場合は、
小さいお椀でオーダーすることも可能です。

高知県南国市 「ゆずたま」 卵からゆずの香りがフワッと。 塩でいただく卵かけご飯が 美味しい!

今日ご紹介するのは、高知県南国市にある
ヤマサキ農場の「ゆずたま」。

こちらの卵、なんとほのかに「ゆずの香り」がするんです!
割るといっそう香りが増し、
口の中に入れるとゆずの爽やかさがフワッと広がり、
普通の卵とははまるで違う風味を楽しむことができます。

そのゆずの香りの正体は、使っている飼料にありました。
高知県馬路村産のゆず皮が含まれているんです。
ビタミンCやミネラルを多く含んだゆず皮を食べさせることで、
栄養価が高く、旨みや甘みの増した卵になるそう。

また他にも、遺伝子組み換えをしていない安全性の高いトウモロコシや、
ごま、海藻、緑葉ケールといったこだわりの飼料を与え、
さらに、マイナスイオン濃度の高い「電子イオン水」を飲み水とすることで
より品質の高い卵になっています。

割る前からゆずの香りがします。

今日のおやつ: 「こんにゃくアイス」 シルクタンパク液入り。 これぞ群馬の新名物!?

今日のおやつは、群馬県の「こんにゃくアイス」。
群馬県は全国一のこんにゃくの産地!
特産品のこんにゃく粉を使った、
食物繊維たっぷりのこんにゃくアイス。
味はココア、ローズ、ミックスベリー、ストロベリーなどがあるのですが、
今回はココアを選んでみました。
味はたしかにココアの味!
冷凍庫から出した時にはアイスキャンデー、
口の中で溶けるとコンニャクという、食感の違いが面白い。
カロリーも控えめ、80Kcalです。
ちなみにコンニャクなので、溶けてもドロドロになりません。

パッケージでは世界遺産の「富岡製糸場」をアピール

見た目は普通のアイスキャンデー

今日のおやつ: 今日だけの「氷室饅頭」。 金沢で夏の始まりを告げる、 年に一度のお楽しみ

今日のおやつは、石川県金沢市の越山甘清堂さんが作った「氷室饅頭」。
発酵文化の地、金沢の酒饅頭ならではのむちむちとした皮の中に、
上品な甘さで舌触りの良い餡が詰まっている、
おいしいお饅頭です。
金沢以外でも買えるとうれしいのですが、
酒饅頭は外皮が固くなりやすいため、
発送には適さないとのことで残念!

ピンクにはこし餡が。緑と白には粒あん、白みそあんが入っています

上2つが「越山甘清堂」さんの、下の3つが「柴舟小出」さんの氷室饅頭

そもそも、金沢以外の人には馴染みが薄い「氷室饅頭」。
今日、7月1日は、金沢では「氷室の日」と呼ばれているのですが、
これは江戸時代、加賀藩前田家が旧暦6月1日に、
氷室の雪氷を幕府に献上していたことが由来。
五代藩主前田綱紀公の頃、この日に麦饅頭を食べて無病息災を祈るという
習わしが始まったと言われています。
その伝統がいまも脈々と受け継がれていて、
金沢じゅうの和菓子屋さんでは、今日のためにたくさんの「氷室饅頭」を作り、
店頭では多くのお客様が買って行かれるのだそう。
そういう文化が残っているってステキですね。

新宿・高島屋さんでの販売の様子

この氷室饅頭、高島屋さんが金沢以外でも特別販売を行っています。
今年は金沢新幹線で運んできたのだそう。
季節を感じるすてきな文化、
来年は金沢に行って味わってみたくなりました。