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今日のおやつ:ピリ辛がヤミツキ。
福岡土産の新定番、老舗の明太子を
たっぷり使った「めんべい」

コロカルニュース

posted:2015.7.31   from:福岡県福岡市  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

今日のおやつは福岡土産の新定番、福太郎さんの「めんべい」。
福岡のお土産といえば明太子が有名ですが、
「めんべい」は15年前に登場した、お土産界では
ニューフェイスにして既に定番。
明治42年創業の明太子の老舗、福太郎さんが、
「日持ちのする商品を」ということで考えた、
明太子が入ったおせんべいです。
おせんべいに入っているのは、
コクと旨味が濃厚な福太郎さんの明太子と、イカやタコ。
明太子のピリっとした辛味と、
イカ・タコの風味が調和して、何枚でもいけちゃいますね。
福岡では登場からたちまち
いまでは1日25万枚の「めんべい」が作られているそう。
16枚入りのパッケージで税込み480円とお求めやすい価格も魅力。

イカやタコの姿も見えます!

おせんべいはしっかりとした味付けで、
おやつにも、おつまみにもぴったり。
なんでも福太郎さんでは、この「めんべい」を販売し始めた当初、
焼きの段階で半分くらい割れちゃっていたそうです。
普通の企業なら割れないようにつなぎを増やしたり、
もう少し効率良いやり方を探るところかもしれません。
しかしものづくりにこだわる福太郎さんは、
「味としてはこれがベストだから割れてもしょうがない」
ということで、そのまま販売に踏み切ったそうです。
現在は機械の改善などで割れる率は25%程になったようですが、
それでも1/4を犠牲にしてでも守りたいこだわりの味なんです。
割れたおせんべいは、「割れせん」として販売されています。

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この「めんべい」、地元ではユニークなCMも有名。
老舗明太子屋さんが始めた新しい商品だけに、
シュールな世界観で地元の人の心を掴んだようです。
「めんべい」はプレーンの他にも。
「ねぎ」「マヨネーズ」「たまねぎ」などバリエーション豊か。
「マヨネーズ」も頂きましたがおいしかったです!
ただいま15周年を記念して、
めんべい総選挙」を実施中。
めんべいファンはぜひ参加してみては!

福太郎「めんべい」

コロカル商店

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