みんなの寄付金で完成! ガンバ大阪の新スタジアム 「市立吹田サッカースタジアム」が クリスマスケーキで登場

大阪府の北摂・北河内をホームタウンとする
サッカーチームといえば「ガンバ大阪」。
ただいま、ファン必食のオリジナルケーキ「ガンバケーキ」が
絶賛予約受付中です。
このユニークなかたち、今年9月に完成した、ガンバのホームである
「市立吹田サッカースタジアム」をイメージしています。
実はこのスタジアム、日本で初めての、寄付金でつくられたスタジアムなんです。

2015年9月に完成した市立吹田サッカースタジアム

「サッカーをつうじて笑顔あふれる地域を作りたい」
という思いから始まったスタジアム建築のプロジェクト。
かつて大阪万博が開催された場所に、
関西の企業・住民の力で新しいスタジアムを建設する。
そのために、サッカーを愛するサポーターや、地域の方々、
企業などに寄付金が呼びかけられました。
5万円以上後寄付した方の名前をネームプレートに刻んで
完成したスタジアムに飾ったり、「ふるさと寄付金」のシステムを使うなど、
様々な試みが行われ、完成にこぎつけたのです。
スタジアムは完成後に吹田市に寄贈され、
ガンバ大阪のホームスタジアムとして利用されるだけでなく、
様々な大会の利用や地域の方も利用出来るようになるのだそう。

断面

そんなスタジアムをかたどったケーキ。
お味のほうは、アーモンド生地にコーヒークリームをサンド。
チョコレートによる、8つの星型デコレーションは
ガンバ大阪の過去優勝数(Jリーグ・天皇杯など)を表現しています。
さらに優勝を祈願し、サポーター自らがケーキに
トッピングできる星もご用意!
ファンにはたまらないケーキとなりました。

販売は、ガンバ大阪のホームタウンにある
「ホテル阪急エキスポパーク」、「千里阪急ホテル」にて。
100個限定販売ですので、ファンの方はお早めに!
予約期間は12月23日(水・祝)まで。

ガンバケーキ

販売場所:ホテル阪急エキスポパーク1階「フォンテ」

     千里阪急ホテル1階「ケーキショップ」

【販売価格】4,500円(税込)

※ 限定100個(2ホテル合計)

TEL:06-6878-3436(ホテル阪急エキスポパーク「フォンテ」)

TEL:06-6871-8441(千里阪急ホテル「ケーキショップ」)

超特選レベルの高品質醤油を全国へ 長崎・チョーコー醤油

標準の醤油の2倍の旨みがある醤油

長崎県最大手醤油メーカー〈チョーコー醤油〉。
九州の醤油は甘いと言われる要因のひとつとして、
鎖国時代にオランダから長崎に砂糖が入ってきたことが挙げられるが、
チョーコー醤油で造るのは関東中心に造られるタイプの醤油“本醸造”が7割、
全体の生産量の6割以上を本州に出荷している。
チョーコー醤油は昭和16年に発足後、高品質の醤油を造る
大規模会社として知られるメーカーで、旨みの強い「超特選」等級の醤油が主力商品。
九州男児の覇気のある姿勢で挑み続けている。

チョーコー醤油は、昭和16年に長崎の29の醸造元が共存共栄と合理化を目指し、
全国初の共同生産・共同販売の会社として設立されました。
当時の醤油業界では、効率よく醤油を造ろうと
日本各地の醤油組合の組合員が出資して醤油製造工場を設立し、
組合で共同生産した醤油を各社に分けるようになりました。
そんななか、長崎では力のある1社が他社を吸収するのでも、
組合の工場で生産するのでもなく“合併”という道を選択。

タワープレス式の圧搾機。圧搾場は乾燥している状態を保ち、雑菌の繁殖を防いでいる。

木槽タンクを使った〈木樽仕込 国産丸大豆使用醤油〉も販売している。

「設立以後はとにかく品質重視で勝負をしてきました。
9割の醤油に丸大豆を使い、できた濃口醤油の窒素は2~2.8(%)。
減塩醬油ですら、少なくとも窒素1.79。平均1.85くらいです」
と技術部部長の加藤秀男さん。
濃口醤油の窒素が2~2.8! 
JASの規格では、「標準」「上級」「特級」「特選」「超特選」
という等級がありますが、それを決める大きな要素が窒素量。
醤油の旨み成分であるグルタミン酸などのアミノ酸類は、
必ず窒素分を含んでいるためです。
JASで定める濃口醤油の標準の窒素は1.2~1.34なので、
標準醤油の2倍の旨みがある、つまり濃厚で味わい深いということになります。
旨みの強い再仕込醤油ですら、標準の窒素は1.4~1.49。
高窒素を目指している蔵元は多数あっても、2~2.8という高い数字は
容易に出るものではなく、この数字を保つ蔵元は前代未聞。

実際味わってみると、こんなに旨みのある醤油があるのかと驚きました。
塩分は通常の濃口と同じなので骨格ある味わいもあります。
ブリのようなしっかりした風味のお刺身や、お肉のソース、
照り焼きやカレーのコク出しにもよさそうです。

チョーコー醤油の醤油で作った豚の生姜焼き。肉の甘み旨みと濃厚なコクが口の中に広がる。

勝手に作る商店街サンド: 島根県・隠岐の島町編

商店街サンドとは?

「商店街サンド」とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる一石二鳥の企画なのだ。

今回は、島根県の離島・隠岐の諸島にやってきた。

フェリーでいくと鬼太郎たちが出迎えてくれる。水木しげるさんの祖先が隠岐の島に縁があるらしく、鳥取県境港市の〈水木しげるロード〉同様、 隠岐の諸島にもあちこちに妖怪の像が設置されている。

隠岐の諸島は4つの有人島と約180の無人島からなっている。
海の浸食による奇岩や断崖絶壁が見られたり、島独自の進化をとげる動植物があったりと、
古代の姿を残す美しい島々だ。
その貴重さゆえ「世界ジオパーク」にも認定されている。
そのなかでも今回は、一番大きい有人島・島後(どうご)の
隠岐の島町でサンドを作ることにした。

隠岐の島町にきたら玉若酢命神社の〈八百杉〉は必見。樹齢約2000年。写真では伝わらないほどの迫力だ。

遊覧船やカヤックなどで海に出ると、奇岩がたくさん見られる。こちらは穴の形も変だが、周りにムンクの叫びのような顔がたくさん見えてこわい。

夕日がまるで灯火のように見える〈ロウソク島〉。高さ20メートルの細長い奇岩は、今も侵食を続けている。あと数十年後には見られなくなるかもしれない貴重な光景だ。ちなみにこの撮影ポイントまでは船が出ており、船長さんの操縦テクが見もの。

隠岐の島町でアノ人の末裔と作る!

また、隠岐の島といえばかつて島流しの地であったことでも知られている。
流されたのは高貴な身分の人が多く、
有名どころでは後鳥羽上皇、後醍醐天皇。
そして、絶世の美女と名高い小野小町の祖父、小野篁(おののたかむら)だ。
小野篁は高官であり百人一首にも出てくるような文人でもある。

と、なぜ小野篁について詳しく述べたかというと、
今回サンド作りにつきあってくれた井上靖之さんが
その小野篁と恋仲になった「門古那姫(あこなひめ)」の末裔だったからだ。
初めて聞く名前ばかりでピンとこないけど、きっと凄いにちがいない。

今回つきあってくれた隠岐の島町出身、隠岐観光協会の井上さん。小野篁とゆかりある方だ。

「子どものころは島を早く出たくて仕方なかった」という井上さん。
高校を卒業後に島を出たが最近になって自分の出自を知り、
思うところあって戻って来たそうだ。
フェリー乗り場からすぐ近くの〈愛の橋商店街〉を案内してもらいながら
一緒に食材をさがすことにした。

商店街は神社から始まり、食事どころがいくつか。そのあと花屋さん、靴屋さん、おもちゃ屋さん、クリーニング屋さんなどがポツポツと並ぶ。シャッターをおろす店も多い。

お酒を作る時に使うおいしい水の試飲ができるという酒屋さん。

漁港のまちなので魚屋さんもところどころにある。しかしとれた魚は島で消費しきれないため、ほとんど本島に出荷される。

生活用品や加工品を扱う商店を発見。しかしサンドに合いそうなものは見つけられず。

井上さんは今回の商店街サンドをやるにあたり、
食材が集められるかとても不安だったようだ。

魚介類はそのままではサンドに挟めないし、
大型スーパー(車でちょっと行くとある)や
商店に売っている加工品は本島のものが多い。
そして食事は自分の家でとる人がほとんどなので、
買ってその場で食べるようなお惣菜はあまりないのだという。

絶景が多く観光にはもってこいの島ではあるが、
食べ歩きができるようなザ・観光地というよりは
静かなまち、のんびりとしたまちといった感じのようだ。

瓶ビールや日本酒のパックが入っている自販機を発見。時が止まったかのようなお店がいくつか。

今日のおやつ:宮崎空港の ドリンクスタンド「パーム」で、 しぼりたての完熟マンゴージュース

今日のおやつは、宮崎空港1階、国内線到着ロビーにある
ドリンクスタンド「パーム」の「完熟マンゴーフレッシュジュース」。
宮崎県産の完熟マンゴーだけで作ったフレッシュジュースです。
注文を受けたその場でマンゴー1個をジューサーにかけるという
贅沢さ。とろっとろで濃厚、でもフルーツの甘さだけなのでサッパリ。
お値段は980円。
宮崎を訪れる観光客に人気の看板メニューです。

懐かしい雰囲気がカワイイ「パーム」

フレッシュジュースは10種類以上

ほかにもマンゴーのデザートがいっぱい

ドリンクスタンド「パーム」には、「完熟マンゴーフレッシュジュース」の
他にも「マンゴーみるく」や日向夏のフレッシュジュース、
またマンゴーの角切りを載せた「マンゴーソフトクリーム」など、
宮崎ならではのおいしいスイーツがたくさん。
宮崎到着とともに、いろいろ味わいたくなっちゃいます。

ドリンクスタンド パーム

「マシューアンドクリスピー」 デビュー!大阪で200年、 老舗「あみだ池大黒本店」の ケーキのような柔らかおこし

大阪土産の定番といえば、銘菓「岩おこし」、「粟おこし」。
お米を細かく砕いて、水あめ等のシロップで固めたお菓子です。
きりっとしたしょうがの辛さと黒砂糖のこくが味わい深い、
歯ごたえのある「岩おこし」と、
ごまを合わせた、さっくり歯ごたえと香ばしさが特徴の「粟おこし」。
この大阪銘菓を創業来200年にわたり手掛けるのが、
「あみだ池大黒社」さん。
誕生した舞台は「天下の台所」と言われ、
全国からお米が集まってきていた江戸時代の大阪。
当時、大変高価だったお米と砂糖を贅沢に使ったお菓子として、
全国で有名になったのがルーツだそう。

こちらが元祖

ですが時代のともに、おこしの特徴である「固さ」は、
若い世代には敬遠されることも。
この時代の変化に対応するべく、「柔らかおこし」の
構想が30年前に生まれ、
様々な新商品の開発が行われてきました。

9月大丸神戸店にオープンした「マシューアンドクリスピー」の店頭

そしてこの秋、ついに実現したのが、
新ブランド「マシューアンドクリスピー」。
アメリカの気軽なおやつの定番である、
マシュマロでお米のシリアルを固めたお菓子を
アレンジしたもの。
ライスクリスピーだけど、まるでケーキのよう!
食べやすく柔らかでしっとり。
ファッショナブルなルックスで、
口当たりの良い絶妙な柔らかさの米菓子になりました。
これは社員がNYに滞在した際に出会った
マシュマロ&ライスクリスピーのお菓子にヒントを得て、
そこから独自のレシピ配合を試行錯誤で繰り返した結果、商品化されたものなんです。

水俣から「食」を発信する 〈もじょか堂〉代表・澤井健太郎さん

水俣だからこそ、できること

熊本県の最南端の地である水俣市から安心できて、おいしい食材を、
自らの足で探して発信する食のセレクトショップ〈もじょか堂〉。
その代表である、澤井健太郎さんの、水俣という土地に対する想いは大きい。

水俣は、長いあいだ、食べものに「水俣産」と言えない時代が続いてきた。
「MINAMATA」を世界的に有名にした産業公害。
あれから60年の年月が経ったいまの水俣は環境モデル都市として国の認証を受け、
人々の努力によって豊かな海を取り戻している。
そして、60年という年月を積み重ね、
食べものに対しての意識の変化も少しずつ見えてきている。

水俣市の六角交差点にある〈もじょか堂 むつかど本店〉。

もじょか堂で取り扱っている食材や加工品は、
澤井さんをはじめ、スタッフが畑や生産の現場を訪ねて
つくっている人の話を聞いて、吟味して、納得したものばかり。
丸田さんのお野菜、天野さんの紅茶といった具合に
すべての商品について、誰々さんがつくったものとわかる。
顔が見える生産者から一歩進んで、
話を聞ける生産者がつくるものしか取り扱っていない。
有機栽培、自然栽培の商品が多いが、特に限定しているわけでもない。
農業に対する、自分なりの考えを持っている生産者であり、
その土地に合ったものを、おいしくつくっている人に、澤井さんは惹かれるという。

ショップ内には、スタッフの足で選んだ商品が並んでいる。

もじょか堂では、そうして集めてきた商品をもとに、ネット販売をはじめ、
水俣市内にある店舗での販売、熊本県内のレストラン、料理店への卸などを行っている。
「実際に会って、話したことのある生産者さんがつくっているものだから
売るときには、お客さんにつくっている人の話を交えながら商品を紹介できます。
また、取引先の飲食店の方からは、食材をどう料理したのか、話を聞くことができます。
それを生産者さんにフィードバックすると、とても喜ばれるのです」
食を通じた、生産者と生活者の豊かな交流。
それをつなぐ役割も、もじょか堂は担っている。

もじょか堂のウェブサイトでは、商品の通信販売も展開している。

山形県天童市、マルセン醤油の 「いくらワイン醤油漬」。 山形に伝わる「だし醤油」と ロゼワインで作った絶品グルメ

山形には昔から「だし醤油」の文化があります。
一般的な醤油に「かつおだし」や「昆布だし」などを加えた、
旨みと甘みのバランスが絶妙な、味わい深い醤油です。
山形県天童市にて、だし醤油のベストセラー「味の大名醤油」を
40年前から手掛ける醤油メーカー「マルセン醤油」が、
このたび新商品「いくらワイン醤油漬」の予約販売を開始!
ボジョレーヌーボーの解禁に合わせて、
11月19日(木)から発送します。
お値段は2瓶で3,000円(税抜)。

果たして「いくらワイン醤油漬」とはどんなもの、、?!
その中身は北海道の新鮮ないくら、地元・山形のアイスワイン、
マルセン醤油の「味の大名醤油」を
絶妙なバランスで組み合わせて作ったもの。
シンプルな素材の味を活かし、化学調味料は使っていません。
いくらは北海道知床羅臼産。
漬け込む醤油は、マルセン醤油のだし醤油「うす色大名醤油」。
ワインは山形県で収獲したマスカットベリーA種を凍結し、
余分な水分を飛ばした果汁を低温発酵させた甘口ロゼワイン。
さらにサーモンや魚卵とよく合うフレッシュハーブ「ディル」の
国産のものを入れました。
このかつてない取り合わせ、「マルセン醤油」さんによる
醤油屋としての新たな挑戦です。

鮭のレモングリル“いくらワイン醤油漬”とサワークリーム添え

老舗和菓子から関西で人気の 実力派ブーランジェリーまで、 新しい「あん」菓子が 阪急うめだ本店に集合。

古くから日本人を魅了してきた甘味、「あん」。
すごく身近な存在ながら、その歴史など未知の部分が多いですよね。
そんな影の立役者である「あん」の可能性を広げる
イベント「日本の食文化を楽しむ 時をかける「あん」」が、
11月11日(水)より、阪急うめだ本店にて開催されます!
参加ショップは老舗和菓子から新進気鋭の和スイーツ、そして洋菓子、
ブーランジェリーまで幅広く。
老舗和菓子店による革新的なあん菓子やパティシエのあん菓子、
あんぱんなどなど、新しいあんの可能性が花開きます。

「鶴屋八幡」 白小倉あん 舞鶴(1個) 238円

和菓子では、創業300余年の老舗「鶴屋八幡」による、
特別に白小豆を使ったどらやきや、
「とらや」自慢のあんをジャム感覚で手軽に
楽しめる、柔らかい「あんペースト」、
「たねや」による、ふっくらと焼き上げたどら焼きの生地に、
甘さ控えめの粒あんとソフトクリームをたっぷり挟んだ「どらソフト」も登場します。

<神戸 ブーランジェリーレコルト>あんに造詣の深いシェフが作る、ネオ・あんぱん ※11月13日(金)まで

<京都 ブーランジェリーmoco>今ブームのコッペパン×あん ※11月14日(土)~16日(月)

そして、ブーランジェリー×あんにも注目。
明治2年創業、「銀座 木村屋」からは、
スタンダードなあんぱんのほか「あんバターホイップ」など
種類豊富に揃います。
他にも、神戸「レコルト」や京都「ベーカリー モコ」など、
関西で人気沸騰の実力派ブーランジェリーが登場!

生産者が主体の食のイベント 〈せたな海フィール 2015〉

おいしい食材がつくる、幸せのかたちとは?

「私たちがすばらしい食材をつくれば、私たち自身も幸せになれる。
せたな町で、ハッピーな農家と酪農家のみなさんに会い、
おいしい料理をつくるシェフと、それを享受する人々がいることを知って、
私もとてもハッピーな気持ちになりました」
インドの環境活動家であり、哲学者でもあるヴァンダナ・シヴァさんは
そう語り笑顔を見せた。

この夏、北海道の南西部にあるせたな町で行われた
〈海フィール2015〉に集まったゲストは、
まさに夢の共演というべき豪華な顔ぶれだった。
インドからはるばるやってきたシヴァさん、
山形のレストラン〈アル・ケッチァーノ〉のオーナシェフ奥田政行さん、
スローフードという言葉を日本に広めた
ノンフィクション作家の島村菜津さんらがトークを行い、
野外コンサートでは八神純子さんをはじめとするミュージシャンたちが参加した。
このほか有機農業に関するドキュメンタリー映画の上映や、
こだわりの生産者をめぐるツアー、マルシェや屋台なども並び、
イベントは3日間にわたり開催された。
さらに、奥田シェフをはじめとする料理人たちが、
朝昼晩とせたなの食材を使った料理に腕をふるった。

メイン会場は瀬棚ふれあいセンター。コンサートやマルシェも開催された。

日本海に面し、南北を山々に囲まれたせたなは、眺めのいい場所が多い。車を走らせ丘の上に登ると大パノラマが!

朝昼晩とシェフたちが腕をふるった。写真は、朝食で、奥田シェフがプロデュースする〈地パンgood〉のパンや、新鮮なせたなの野菜がバイキング形式で並んだ。

せたな町は、人口約8000人という小規模なまちではあるが、
町の調査によると、食料自給率はなんと940パーセント。
森と里と海の生態系がコンパクトにまとまった食材の豊富な場所で、
ここでほぼ毎年開催される海フィールは、
漁師、農家、酪農家など生産者が中心となり企画されている。
スタートから8回目の開催となる今年は、
2005年に3町が合併してできたせたな町の10周年にあたることから、
記念事業としても注目されることとなった。

なかでもここでご紹介したいのは、2日目に行われた講演会の模様だ。
「せたなの豊かな自然から未来と大地をつなぐ“種”」と題し、
最初に登壇したのは奥田シェフと島村さん、続いてシヴァさんによるトークが行われた。
何より印象的だったのは、この記事の冒頭で挙げたシヴァさんの言葉に象徴される
“幸せ”について、3人に共通する眼差しが感じられたことだ。

今日のおやつ: トースターで”つぼ焼き”にすると さらに美味しい! 隠岐の島の藻塩入り 「さざえ最中」

今日のおやつは、島根県隠岐の島町に三代つづく
人気の和菓子屋さん「秀月堂」の「さざえ最中」。
隠岐の島の特産であるサザエにそっくりな形をしています。

最中のなかには藻塩が練りこまれた甘じょっぱいつぶあんと、お餅入り。
もちろんそのままでも美味しくいただけますが、
オーブントースターで2~3分焼いて"つぼ焼き"にすると、
皮がパリパリと香ばしくお餅がトロ~リ。
さらに美味しくいただけます!

お店で焼いていただきました。皮がパリパリで美味しさアップ!

2013年におこなわれた「ひろしま菓子博」では金賞を受賞しています。パッケージがまた可愛い。

5つで851円。バラ売りもあります。

4年くらい前から販売し始めたというさざえ最中、
中身もそうですがパッケージもとても可愛いです。
なんでも、隠岐の島が大好きで、
隠岐の島にあるたくさんの魅力を女性目線で紹介していく集団
「隠岐ロマンティック愛ランド実行委員会」がパッケージデザインしたものなのだとか。
まるで洋菓子が入っているかのように
軽やかで爽やかなイメージが、
サザエの意外な可愛らしさを引き立たせていますよね。

63年つづく秀月堂さん。店内にはたくさんの表彰楯が並んでいました。

お姉さんが元気に接客してくれます。その場で食べられるスペースがあるので散歩の休憩にピッタリなお店。

本店以外にも隠岐空港の売店や
隠岐特産センター(隠岐の島町観光協会よこ)、あんき市(西郷港ターミナルよこ)にて
販売されています。
隠岐の島に行かれた際にはぜひ!

秀月堂

住所:〒685-0014 隠岐の島町西町八尾の三65-4

電話番号:08512-2-0433

FAX:08512-2-0433

写真:水野昭子

甲府〈アーバンズキャンプ〉 ジビエと山梨ワインを楽しむ

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横丁でワインとジビエとアウトドア

ちょっと、ぶどうを買いに山梨まで、なんて言うとかっこいいかしら……。
そんなことを考えながら、鈍行列車に揺られて中央本線。
車窓から見える山が近づいてきました。
朝の雨も止んですっかり晴れた頃、甲府駅に到着。
初めてのまち、ゆっくり歩いて日帰り温泉を目指します。
喜久の湯温泉は、住宅街にあって、銭湯の脱衣場もタイルの湯船もレトロな雰囲気。
地元の常連さんたちと明るいうちからのお湯は最高。
さぁ、喉が渇いたよ。

目指した酒場は、シャッターが閉まって、本日休業の様子、がっくり。
雨上がりの夕焼けに包まれてゆくまちをウロウロ。
2軒ほどハシゴ酒して、やっぱり気になった〈甲府ぐるめ横丁〉へ。
オシャレなロゴの看板と赤提灯をくぐって、通路を抜けるとその先は、広い空間。
真ん中は通路ですが、両サイドは、ドアも壁もない店舗が連なった横丁。
テーブルと椅子が並んで、フードコートのよう。
ワイワイやってる空間のテーブル席のひとり呑みは、気後れするなぁと思って、
横を見ると、こちらのお店は、壁で仕切られて、奥に伸びたカウンター。
間口に置かれた看板には、ジビエとアウトドア料理、山梨のワインとあります。
なんだか、楽しそう。

さっそく入って、間口からすぐの席に着席。
帰りの電車までの時間を気にしながら、奥の黒板に書かれた
グラスワインのメニューから選んだ赤ワインは、〈種をまく人〉、
シャトージュンのアートシリーズ、山梨県立美術館所蔵のミレーの絵画が
エチケットと商品名になっています。
ミディアムタイプだけど、後味すっきりで、おいしいワイン。
お調理は写真つきのわかりやすいメニューファイルから、
大好きなイチジクの入った鹿肉のパテを注文。
木のプレートにピクルス、コンソメのジュレもそえられて、オシャレなひと皿。
一口頬張るとジビエらしい風味も強すぎず、
いつも食べてるパテとはやっぱり違うワイルド感。ワインとの相性もいいですね。

今日のおやつ: アーモンドクッキー「増毛旅情」 北海道の道北、 増毛町(ましけちょう)名物

今日のおやつは、北海道の道北、
日本海沿いの町、増毛町(ましけちょう)から。
町内のお菓子屋さん「やまざき」の銘菓、「増毛旅情」です。
レトロなパッケージがなんともキュート。

味わいのあるパッケージ

増毛のスポットが描かれた包み紙を開けると、
海と灯台、その周りを飛ぶカモメという、
増毛の海を思わせるパッケージが。
中身のお菓子は、アーモンドをふんだんに使用した、カリカリで香ばしい生地に、
クリームがサンドされているもの。
リッチな味わいの、おいしい洋菓子です。

中のクリームもポイント

青森から悲願の「特A」米、 「青天の霹靂」誕生。 いちはやく食べられるイベントが 東京・青山で開催

米どころ・東北のなかでも青森県は寒冷地。
寒さに強く味もよい米を追求してきたのですが、
日本穀物検定協会による「米の食味ランキング」にて、
どうしても最高評価「特A」を取ることができませんでした。
それでも、どうしても「青森県産のおいしいお米が作りたい」と
開発に挑むこと10年。
今年、「ひとめぼれ」を元に開発された新品種、「青天の霹靂」が
悲願の「特A」を獲得しました!
八甲田や白神山地の緑、そこに降る雨、清冽な水によって育まれた
このお米は、さっぱりしているのに、甘みと旨みが後をひく。
いろんなおかずとの相性が素晴らしい、そんなおいしいお米なんだそう。

平川市杉館の田園。

この「青天の霹靂」、ホヤホヤの新品種なので、まだまだ流通量が
限られています。いちはやくそのおいしさを体験してもらうべく、
10月24日、25日の2日間、東京・青山の「コミューン246」にて
「青山青森村」イベントを開催します。
イベントでは、会場に謎の「おむすび自飯機」が出現。
また「青天の霹靂」の名前にちなんだ「あること」に参加していただいた方
全員に、「青天の霹靂おむすび」2つセットをプレゼント。
「陸奥湾ほたてまるごとむすび」、「奥入瀬ガーリックポークむすび」、
「八戸前沖さばほぐしむすび」など、おいしそうなおむすびがラインナップしています!
また会場内コラボ店舗では、青森食材を使った限定のオリジナルメニューも販売。
「青天の霹靂」と「青森おかずの魅力」が存分に味わえそうです。

震災で倒壊した 気仙沼「かもめ食堂」を 復興のシンボルに。 新横浜ラーメン博物館を卒業し 帰郷!

かつて、宮城県気仙沼市の老舗食堂として
親しまれていた「かもめ食堂」が帰ってきます!
東日本大震災の津波により店舗跡が全壊した後、
復活を目指して横浜市の「新横浜ラーメン博物館」にて営業していた同食堂。
このたびラーメン博物館を卒業し、
2015年11月19日、気仙沼に帰郷オープンすることになりました。

かつてのかもめ食堂

かもめ食堂は1942年創業の老舗食堂。
2006年に後継者不在のため閉店した、
かつて気仙沼のシンボルだった食堂です。
2011年の震災後、新横浜ラーメン博物館にて、
気仙沼の復興のシンボルとして「かもめ食堂」を復活させる
「気仙沼 かもめ食堂復活プロジェクト」が開始。
しかし震災後は復旧もままならない状況。
建築制限が解除されるまでの間、首都圏から情報を発信したいということで
2012年2月に新横浜ラーメン博物館に復活しました。
そうして震災から約4年8ヶ月、ようやく復活できることになったんです。

ヌードルライター・ 山田祐一郎が綴る 福岡の「うどんのはなし」。 第二回は博多一の老舗 「かろのうろん 」

「うどんのはなし 福岡」の出版を機に始まった、
福岡のうどん文化とその名店を紹介する本シリーズ。
第二回は、福岡市博多区上川端町に
ある「かろのうろん」をご紹介!

前回は、博多エリアにおける
うどんの王道スタイルが味わえるお店として「因幡(いなば)うどん」の
記事を書きました。同店では、博多のうどんの特徴とされる、
澄んだつゆ、そしてやわらかい茹で置きの麺、
その両方が存分に楽しめます。
この「茹で置き」というのが、博多のうどんの
特徴のなかでも大きなもの。

「かろのうろん」

さて、今回紹介する「かろのうろん」はどんなお店なのかというと、
博多うどんにおける老舗中の老舗です。
創業は明治15年(1882)。
福岡に現存するうどん店の中で、最も長い歴史を誇ります。

「かろのうろん」という変わった店名。
創業当時は屋号がなく、角にあるうどん屋だったので「角のうどん屋」と
呼ばれていました。その後、博多弁の訛りで、「角(かど)」の「ど」、
そして「うどん」の「ど」が「ろ」に変換され、
今の屋号となります。
店がある周辺は今でこそキャナルシティ博多などの
大型商業施設があって賑やかですが、
昔はカエルが鳴くような原っぱだったそうです。

立派な店構え

さて、一番人気の「ごぼう天うどん」を頂いてみます。
持ち上げると両サイドがキュッと上がる茹でたての麺。
噛むとムニンとやわらかく、しなやかな弾力が伝わってきます。
「因幡うどん」との決定的な違いはこの“麺”です。
「因幡うどん」は昔ながらの茹で置き麺なのに対し、
「かろのうろん」は茹でたて麺を使っているので。
初めてその事実を知った時、僕は大いに驚きました。
だって、博多一の老舗うどん店が、博多うどんの象徴ともいうべき
茹でおき麺を使っていないのですから!
その理由を店主・瓜生高康さんに聞いてみました。

笑顔が素敵な店主・瓜生高康さん。

今日のおやつ: あんこはハズレ!? 5つの味が ランダムに入ったレアなパン。 島根県「おやつあんパン」

今日のおやつは、島根県隠岐の島町にあるパン屋「木村屋」さんで見つけた
「夢がいっぱい! おやつあんパン」。
なんでも、島根県の一部の地域では昔から馴染みのあるパンだそうです。

一見すると、かわいい袋にパンが5つ入ったふつうのパンに見えますが、
実はこれ、中身が全部違う味なんです。
内訳は、こしあん、白あん、チョコ、いちごジャム、クリーム。
一番上に乗っているのは「こしあん」と決まっていて、
あとはランダムに入っています。
地元の人たちに聞いたところ、子どもの頃のおやつの定番だったそう。
「チョコを引くと当たり、次にジャム、次にクリーム。
あんこは親たちにあげていた」そう。
子どもってチョコ味が好きですもんね。

牛乳と食べたいあんパン。

一番人気のチョコクリームパン。子どもが好きそうな、懐かしさを感じるチョコ味です。

いちごジャムのパン。意外とたっぷりと入っててうれしい。

パンとクリームの柔らかさが嬉しいクリームパン。

ほどよい甘さの白あん。

親子で手作りのパン屋さん。地元のスーパーなどにおろすのがメインのようですが、こちらの工場でも買う事ができます。ふかふかとした食感のパンが凄くおいしい!

こちらのおやつあんパン、隠岐の島町では未だに馴染みがあるそうですが
その後調査したところ、
島根県の中でも雲南市出身の方など一部の人しか見覚えがなく、
それも、今ではあまり見かけなくなったというレアな存在だそうです。
昔から続くパン屋さんでしか、もう作られていないのかもしれません。
なに味が当たるかお楽しみなパン、
島根で見つけたらぜひいただいてみてください。

木村屋パン店

電話 08512-2-0072

住所 島根県 隠岐郡隠岐の島町 西町八尾の二72

定休日は日曜日、水曜日は昼まで。7時半くらいにOPEN。

グランプリは 陸前高田のわかめ1年分。 「W‒1グランプリ2015」にて わかめレシピ大募集中!

東日本大震災において大きな被害を受けた、
岩手県陸前高田市は、わかめの名産地。
世界三大漁場の三陸沖、広田湾で採れたわかめは
肉厚な食感と歯ごたえが特徴。都内の高級スーパーでも取引される高級食材なんです。
それが震災で大きなダメージを受け、
いま復旧しつつあるものの、いまだ販売減に悩まされているのだそう。

そこで立ち上がったのが、東京都世田谷区の「しもきた商店街振興組合」。
もともと震災後、募金やイベント(気仙フェア)を開催して
陸前高田市をサポートしてきた商店街なのですが、
広田湾(陸前高田市)産わかめの認知と消費増加のため、
イベント「W-1グランプリ」の第2回目を開催します。
このイベントでは、全国から家庭でも調理可能な「わかめメニュー」を大募集!
自由なメニューを募集する「家庭料理部門」、
わかめに合う、もしくはわかめを使った
オリジナルドレッシングを募集する「ドレッシング部門」、
また下北沢の飲食店がわかめメニューを開発し
提供する「下北沢飲食店部門」の3つがあります。
グランプリレシピの考案者には、わかめ1年分を進呈。
ちなみに昨年行われた初代グランプリは「わかめの肉巻き」でした。
ほかにもたこ焼き風「わかめ焼き(ほたて入り)」など
個性的なメニューがエントリーしています。

銚子商業高校の 「キャベツメロンパン」が大人気! ヤマザキ「四角いメロンパン」 発売へ

千葉県銚子市にある、県立銚子商業高等学校。
こちらの学校では、地元企業と連携した
商品開発授業の一貫で生徒さんたちが商品を企画し、
ユニークな商品をたくさん手がけています。

これまでに商品化されたのは、「銚子キャベツメロンパン」
「ぬれ煎餅アイス」「ぬれ煎餅抹茶アイス」
「銚子メロンアイス」などなど。

地場産の食材を使い、お菓子屋さんや地元の人たちと協力し合いながら、
「もっと銚子を盛り上げたい!」と頑張っています。

こちらは昨年の夏に発売され、大人気になった「銚子キャベツメロンパン」。

当時、商業科の3年生だった林明宏さん・望山明花さん、小松祐太さん、大木ゆかりさんが開発。銚子で100年続く製菓店「山口製菓舗」と一緒につくりました。中はふわふわ、外はサクサクの食感にはまる方が多いのだそう。

クッキー生地には銚子産キャベツが練り込まれ、
中にはカスタードクリームがサンドされています。
本当にキャベツが入っているなんてびっくり!
このメロンパンを銚子市の水産物即売センター「ウォッセ21」に出店している
「銚商夢市場」で販売すると大人気に。
1日に150個限定販売すると、毎回のように完売してしまうのだとか。

現在、この商品を開発した生徒さんたちは卒業し
社会人や大学生になっているそうですが、
商品開発に対する情熱は在校生たちに受け継がれているよう。
いまの生徒さんたちも「新しい商品をつくりたい」
「メロンパンをもっとおいしくしたい」と日々研究を重ねているんです。

なんと今年の冬には、メロンパンのおいしさが評価され、
山崎製パンから新商品「四角いメロンパン」を発売することに。

ヤマザキ「四角いメロンパン」120円(税抜)

これは、銚子商業高等学校と千葉商科大学、
山崎製パン千葉工場、JA全農ちば、JAちばみどりが共同で開発したメロンパン。

四角いメロンパンの中に、あっさりとしたホイップクリームと
旭市飯岡産の貴味メロンのジャムが入っています。
11月1日(日)から千葉県内および関東地区の量販店・コンビニエンスストアにて販売されます。

さらに銚子商業高校では、地元のローカル線「銚子電鉄」を
応援するプロジェクトにも取り組んでいます。

富山生まれの「鮨蒲キューブ」 あなご、紅鮭、天然ぶり、 うに、甘えびが乗った ひとくちかまぼこ!

今日のおやつは、富山県魚津市の「河内屋」さんがつくる
「鮨蒲キューブ」。
「鮨蒲(すしかま)」とは、河内屋さんの先代が開発した、
かまぼこを江戸前寿司のようにシャリに見立て、
上にすしネタを乗せた食べ物。
穴子や甘えびなど本格的なネタが乗っていて、
あっさりしたかまぼこと、すてきなハーモニーを奏でます!
この「鮨蒲キューブ」は、鮨蒲を手軽に食べられるように、
と2014年に発売されたミニミニ版。
キュートなパッケージデザインは宮田裕美詠さんによるもの。

具はあなご、紅鮭、天然ぶり、うに、甘えび

「鮨蒲キューブ」に入っているのは、
あなご、紅鮭、天然ぶり、うに、甘えびという
高級ネタのかまぼこたち!

「鮨蒲キューブ」は、新幹線の中でも手軽に
鮨蒲を食べて欲しいという思いから2014年に発売開始されたもの。
魚津はかまぼこのまちであると共に、
魚津塗りの漆器が盛んに作られる漆器のまち。
地元の職人さんとコラボし、お洒落な魚津塗りの楊枝が
セットになっているのもステキです。

群馬の食材だけで すき焼きを作ろう! 県あげて取り組む 「ぐんま・すき焼きアクション」 とは?!

いま群馬県の「ぐんまブランド推進課」が推し進めているのが、
県をあげた「ぐんま・すき焼きアクション」。
実は群馬は「すき焼き自給率100%」の県。
国内で初めてEU(欧州連合)に輸出された「上州和牛」や
全国的に知名度の高い「下仁田ネギ」。
そして生産量全国第1位の「こんにゃく」、
全国第4位の「生しいたけ」や全国第3位の「春菊」など、
すき焼きに必要なすべての食材を県産で揃える事ができるというのが
このキャンペーンを始めたきっかけ。
群馬から「究極のおもてなし料理」を発信するべく、
「群馬県すき焼きプロジェクト」が始動。
11月29日を「ぐんま・すき焼きの日」に制定しました。

「上州和牛」

下仁田町馬山地区を中心に採れる「下仁田町ねぎ」

生産量全国第1位の「こんにゃく(しらたき)」

生産量全国第3位!の「春菊」

生産量全国第4位!の「しいたけ」

実は群馬県は、豚が全国4位、乳用牛が全国5位など
畜産がさかんなのに対して、家計消費量は
牛肉が全国46位、豚肉が全国25位、鶏肉が全国47位!
全ての肉を含めた生鮮肉の消費量は全国47位となっており、
肉の家計消費量が少ない県。(総務省「家計調査」より)
それだけに、地元で育った肉をたくさん食べてほしい願いがあるようです。

東京で唯一 醤油を醸造する蔵元 東京・近藤醸造

東京の緑豊かな土地で醤油を造る

東京で醤油を造る蔵元は〈近藤醸造(屋号「キッコーゴ」〉1軒のみ。
東京駅から中央線で武蔵五日市方面に電車で約80分。
澄んだ空気と緑に恵まれたあきる野市にある。
「ものづくりが好きなんだよね。ラベルも自分でつくるし、
年賀状づくりも9月から取りかかる。でも醤油造りは一番おもしろいよ。
どんなに手をかけても、結局は人ではなく菌が造るんだからね」
近藤醸造3代目の近藤功さんは、温かな気持ちで醤油を造り、届けます。

3代目近藤功さんが描いた年賀状。9月から練り、1万4千枚も出している。

緑豊かな多摩の山裾に位置する近藤醸造は、明治41年から100年余続く蔵元。
“東京”のイメージから離れた緑豊かな場所で、清流秋川から流れるきれいな水と、
国産丸大豆と国産小麦を使い、天然醸造で醤油を育みます。

「東京にも昭和53年には22軒の蔵元があったんですよ。
でも、うち以外の醤油蔵は、広い敷地を有効活用し、
貸しビルを建てたり、別の事業に転業したりしました。
うちも、昭和55年頃に道路を拡張するからと退かなければいけなくなって、
これを機にホームセンターをしようかなと思ったこともありました。
日曜大工が趣味なので。
けれど、秋川渓谷の入口にあるこの土地でやるべきことは……。
そう思うとやっぱり醤油業だと思ってね」

歴史が刻まれたもろみ蔵(左)と店舗(右)。店舗の奥が麹を造る工場。

店舗の前では大豆を栽培して紹介。

そうしていつの間にか東京唯一の醤油醸造元になった近藤醸造。
「東京は昔から県外の醤油がどんどん入ってきていたから、
1軒になったからと言って売り上げが伸びるわけじゃない。
それより、東京で醤油を造るぞ、と思う仲間がいてほしかったですね」
そう話す近藤さんは寂しげ。

「私が入社した昭和40年頃は、小さな蔵元の醤油よりも、
大手の醤油が魅力的に見える時代で、消費者も大手のものを使いたがっていたし、
ましてや価格で競争なんてできるはずもない。
そこで近所の家庭に醤油を配達して、顔の見える関係のなかで使ってもらってきました。
いまでもうちの醤油を使っているのは、あきる野市やその周りの家庭が多いです」
それを物語るように、お店には女性が空ビンを2本持ってきて、
醤油を買っていきました。

近藤さんは70歳とは思えないほど筋肉がガッチリとついた体つき。昼夜問わず力仕事をしてきたことが表れている。

4代目の近藤寛さん。総括や人事、醤油加工調味料を担当している。

写経もできる! 山口県周防大島のお寺に作られた 「OTera Cafe (お寺カフェ)」が グッドデザイン賞受賞

山口県、瀬戸内海に浮かぶ周防大島。
この島に昨年オープンした「周防大島 OTera Cafe(お寺カフェ)」が
このたび2015年度グッドデザイン賞を受賞しました。
周防大島町にある寺院「寿源寺」の中に、
地元の方の協力を得て作られた本カフェ。
変わりゆく時代の中で課題になっている、寺院の地域貢献や、
地域コミュニティへの貢献が評価された受賞となりました。

お寺100%な店内

お寺カフェで提供しているのは、おいしいご飯やお茶、スイーツなど
カフェらしいメニューと共に、お寺ならではの体験も。
本堂をおまいりしたり、仏教関係の本を読んだり、法話を聞いたり、
さらに写経をすることもできるんです。
お料理の中には地元の郷土料理「茶粥(ちゃがゆ)」も。
ほかにもオープン時に、寿源寺の檀家さんのベテラン主婦の方々に、
いろいろなメニューやあんばいを教えて頂いたレシピを取り入れていて、
どこか懐かしい優しい味付けにほっこり。

ヌードルライター・ 山田祐一郎が綴る 福岡の「うどんのはなし」。 第一回は博多うどん原点の味 「因幡うどん 」

はじめまして、ヌードルライターの山田祐一郎です。
“ヌードルライター”とは自分で作ったオリジナルの肩書き。
製麺工場を営む両親のもとに生まれたこともあり、
これまで食べた麺は数え切れず。
Webサイト「ii-kiji.com」内のwebマガジン
その一杯が食べたくて。」など、
福岡を拠点に、麺に関するいろんなことを、食べて、
調べて、感じて、発信しております。

そんな僕が、福岡のうどんの情報を集めた本
「うどんのはなし 福岡」を出版しました。
単純にうどんの店を紹介するのではなく、
どんな風に地域と関わっているのか、
どんな歴史的な背景があるのか。
とある1杯のうどんの魅力を深掘りする、
といったようなことを大切にしています。
これから、この「コロカル」でも、福岡の麺を紹介する連載を始めます。
お店のことを知っていただくとともに、
福岡の歴史的な側面も感じていただければと思います!

■博多うどんの原点の味「因幡うどん」

「因幡(いなば)うどん 渡辺通店」

さて、さんざん悩みました。最初に紹介するお店はどこにすべきか。
福岡には実にさまざまなうどんが存在しており、
県の北、北九州には「焼きうどん」「どぎどぎうどん」
「かしわうどん」など多彩なうどんがあり、
県の中央、博多はうどんの発祥の地とする説があり、
今や福岡全域に広がった「ごぼう天」や「丸天」といった
固有のトッピングが存在。

県の南から東にかけて広がる筑後には「筑後うどん」と
呼ばれる独自のうどん文化が根付いていて、
県の西側をみれば、福岡のソウルフードともいわれる
釜揚げうどんの店「牧のうどん」の本店があり、
加えて独自に工夫を凝らしたオリジナルメニューが人気のお店まであります。

いろいろと考えた結果、「因幡(いなば)うどん」から
始めることにしました。
ここでは、博多エリアにおけるうどんの“王道”スタイルが
味わえます。博多のうどんの特徴というと、澄んだつゆ、
そしてやわらかい麺。
その両方を存分に楽しめる、博多を代表する老舗です。

一番人気のごぼう天うどん。ごぼう天は博多固有のトッピングで、その形状も様々です。ここは揚げ玉にスライスごぼうをのせたタイプ。

今回ご紹介するのは、「因幡うどん」の渡辺通店。
地下鉄、西鉄の薬院駅から徒歩2、3分くらいの場所にあります。
三角市場と呼ばれる昭和レトロな飲食街の一角です。
こちらのやわらかい麺は昔ながらの“茹でおき”。
大陸に近く、古くから商人の町だった博多では、
時間を1秒も無駄にはしたくないという気質があったそう。
お店もそんなお客のため、うどんを早く提供できるよう、
あらかじめ麺を茹でておきました。
その手法が広がり、博多のうどんの麺はやわらかい、
という特徴になったようです。

お昼時はセルフサービスに。うどんを受け取り、
好きなトッピングをのせ、そのままレジへと進みます。
前のお客さんの通りにすれば大丈夫なので、初来店者でも安心ですよ。

昔ながらの茹でおき麺を存分に!思わずやさしい気持ちになれます。

熊本・天草 前編 ひじき漁

ひじきの熱に浮かされて

昨年ふと思い立ち、天草諸島に出かけてみた。
航空券だけ手配して宿などは決めず、
友人や現地の人におすすめを聞きながら移動するという気ままな旅。
ある日友人から、珍しいものを食べさせてくれる宿があるとの情報を得た。
そこで訪ねたのが上天草の樋島(ひのしま)にある〈漁師の郷〉。
このお宿、地元の漁師さんから直接魚を仕入れているとあって、
新鮮な海鮮料理を存分に味わうことができる。
夕飯には、食べきれないほどの海の幸が食卓を埋め尽くすのだから、たまらない。
そして、その珍しい物というのは“ガゼ”。
ガゼというのはヒトデのこと。
あんな固いもののどこを食べるの? と驚いてしまうけれど、
あるんです、食べられるところが。
と、このままガゼの話をしたいところなのですが、これは後ほどするとして、
今回お伝えしたいのは“ひじき”の話。

宿の売店を物色しているときのこと。
かごにごっそりと盛られた乾燥ひじきが目に飛び込んできた。
天日を存分に浴びたであろう黒々としたその姿は、いかにも美味しそう。
いくつか購入して東京に持ち帰った。

自宅で、そのひじきを水で戻してみる。
すると、磯の香りが一気に立ち上り、一瞬自分が海中に潜ったような錯覚にさえなった。
それほどに強烈な香りだった。
火を通して味見をしてみると、いままで食べてきたひじきにはない
コリコリとした歯ごたえ。
海中で生息していた姿を想像させるような、生命力に満ちた力強い味わい。
こんな体験をしたのは初めてのこと。
この感動をすぐに伝えなくてはと、旅館に電話をかけた。
電話口に出てくれたのは漁師の郷の若女将。

テツ「先日、そちらでひじきを買わせていただいたのですが、
磯の香りがすごくて、こんなひじき食べたのは初めてです」

そう思いを伝えると、少々驚きながらも笑って応対してくれた。

その後もしばらくの間、ひじきの熱に浮かされ続け、
会う人会う人にその感動を伝えていた。
それでも熱は覚めやらず、これはもう行動に出るしかないと、再び若女将に連絡。
あのひじきが、どのように生息していて、収穫されているのか見てみたい。
ひじき漁に同行させていただけないか、若女将にお願いをしてみると、

「知り合いの漁師さんに話をしておくので、来年の春にどうぞいらしてください」

との返事をいただいた。
そうして、一年後の春を待ちわびることとなった。