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posted:2015.9.29 from:富山県射水市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
昆布とパン。
一見この全く噛み合わなさそうな両者が
融合した、素敵なパンがありました!
それが富山県うまれの「富山の昆布パン」。
射水市で創業50年の「さわや食品」さんが作るご当地パンです。
富山県民が熱愛するこんぶを使った、富山高岡エリアのお菓子を紹介する
「高岡昆布スイーツ」のラインナップのひとつ。
パンのかたちはかわいい三角形。
富山米の米粉と、りんご果汁を使ったモチっとしたパンの中に、
刻んだ昆布がたっぷり入っています!
口に入れると、ふかふかのパンの甘みと、
噛みしめるたびににじみ出る昆布の旨味が融合。
最初は戸惑いますが、だんだん癖になってきます。
合わせて頂きたいおすすめのお茶はもちろん昆布茶?
ですが意外と洋風のおかずにも合いそうで、
お食事にもおやつにも重宝しそう。
このパンが生まれたのには、
富山の溢れるこんぶ愛が背景にありました。
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富山ではこんぶは採れませんが、
北前船の寄港地だったため、昔からこんぶに触れる機会が多いところ。
いまも富山市の1世帯当たりのこんぶの年間支出金額(平成18~20年平均)は、
全国平均の3倍近く。
だしをとるだけでなく、料理素材に幅広く使うのが富山流で、
昆布巻きや昆布締め、とろろ、昆布かまぼこなど、
こんぶの料理や加工品が豊富なんです(以上富山県調べ)。
お正月のお餅にもこんぶがはいっているのだとか!
そんな富山のこんぶ愛あふれるご当地パン、
ゼヒ富山を訪れた際はお試しあれ!
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