道後商店街の〈道後の町屋〉の道後ロール
日本三古湯のひとつと言われ、
夏目漱石の『坊つちやん』にも登場することで知られる愛媛県松山の道後温泉。
県の代表的な観光地でもある道後温泉で、
スイーツを通して愛媛の魅力を発信する取り組みが行われているのをご存知ですか?

『日本書紀』にも登場する、日本最古の温泉である道後温泉。2016年2月29日までの期間、蜷川実花さんの写真が道後を彩る『蜷川実花×道後温泉 道後アート2015』も開催されています。
愛媛の豊かな自然が育んだ柑橘をはじめとする果物・野菜・穀物・乳製品など、
スイーツに適した愛媛県産農産物などを活用した
「えひめスイーツコンテスト」などを通して、
愛媛の農林水産物の魅力を全国に向けて紹介する取り組み
「えひめスイーツプロジェクト」。
この取り組みの一環として2014年にスタートしたのが、
道後温泉とコラボレートしたプロジェクト〈道後スイーツ物語〉。
道後界隈にあるショップや宿に、
県産食材を使ったオリジナルのロールケーキ〈道後ロール〉をお店ごとに制作してもらい、
道後温泉を訪れた人にそのおいしさを味わってもらおうというプロジェクトです。
現在では14もの店舗が参加している〈道後スイーツ物語〉。
その中でもコロカルおすすめのお店とその道後ロールを3回にわたってご紹介していきます。

道後の町屋の玄関。右手に見えるのは、自家製パンを焼き上げる麭(パン)焼処のスペース。
まずご紹介するのは、道後温泉駅に直結している道後商店街に店舗を構える〈道後の町屋〉。
その名の通り大正末年の町屋を改装して戦前の町風景を再生した、
レトロモダンな雰囲気が漂うベーカリーカフェ・ギャラリーです。
2間半(4.5m)の入口に対して、奥行きが27間(49m)と縦長な敷地にある道後の町屋。
趣のある通り庭が結ぶのは、入口の近くにあるテーブル席「珈琲庵」と
畳敷きの「奥座敷」のふたつのスペース。

ゆったりとコーヒーを味わえる珈琲庵のスペース。その脇には通り路が。

通り路に併設された、通り庭。その奥に、もうひとつスペースがあります。

こちらが道後の町屋の、もうひとつのくつろぎ空間。手前のギャラリー〈草木草〉のスペースを抜けると、奥座敷へ。
「実はここ実家で、家の半分をお店として使っているんですよ」と話す、店長の三好康さん。
「珈琲庵は人に貸していた部分なのですが、奥座敷はずっと家族で使っていたスペースなんです」

庭を眺めながら、ゆったりとくつろげる奥座敷。誰かのお家に招かれたような、ちょっと特別な気分を味わえます。



































































