えひめスイーツコレクション2015  イベントレポート 前編

〈えひめスイーツコレクション2015〉開催!

愛媛の豊かな自然が育んだ柑橘をはじめとする果物・野菜・穀物・乳製品の魅力とおいしさを、
スイーツを通じて全国に発信する愛媛県の取り組み〈えひめスイーツプロジェクト〉。
その中で、2015年においしく実ったさまざまなフルーツを
東京の人にもぜひ味わって欲しいと実現したのが〈えひめスイーツコレクション2015〉。
愛媛県産の柑橘類はもちろん、イチゴ、キウイ、柿、栗、などを使ったスイーツを
都内飲食店約16店舗を楽しめるイベントです。
この『えひめスイーツコレクション2015』キックオフイベントの模様を
前編・後編にわけてお届けします。

愛媛県の中村時広知事。壇さんと石丸さんのフルーツ愛あふれる発言に「本当に生産者の方に届けたいですね、このコメントを。喜ぶと思いますよ」とニッコリ。

「柑橘だけではない、フルーツ王国愛媛のすばらしさを
スイーツを通じて提供できればと思っています」
と愛媛県の中村時広知事の挨拶で幕を開けたキックオフイベントに登場したのは、
キウイ・栗・みかんをイメージした衣装をまとった3名の愛媛県出身モデル、
愛媛県イメージアップキャラクターの〈みきゃん〉、
愛媛県出身の俳優・石丸幹二さん、
そして愛媛県産イチゴ〈紅い雫〉のイメージキャラクターである壇蜜さん。

石丸さんのエスコートで登場した壇さん。その手には〈紅い雫〉が。

〈紅い雫〉とは、愛媛の県独自品種のいちごである
〈あまおとめ〉と〈紅ほっぺ〉の2種類の品種を交配させて、
愛媛県が10年もの歳月をかけて開発した新品種。
その味わいは、イチゴ好きという壇さんも
「サクッとしているのにジューシーで、
ふたつの種類をかけあわせた品種ならではの食感は本当にすぐに口の中に伝わってきて。
本当に驚くようなおいしさだったので、
ますますイチゴが好きだっていう気持ちが強まりましたね」と太鼓判。

また石丸さんがオススメしたいと愛媛県産フルーツとしてあげたのがキウイフルーツ。
キウイ生産量が日本一の愛媛県ですが、
石丸さんの出身地である新居浜市は有数のキウイ産地。
「〈紅い雫〉もみかんもそうですけど、どれも糖度が高いですよね。
うれしいですね、甘いのは大好きですから」と、その魅力を語っていました。

壇さんと〈みきゃん〉。壇さんの深紅のドレスのウェスト部分にはいちご型のアクセサリーがキラリ。

イベント終盤には愛媛県産のフルーツを使ったスイーツを応援する
“えひめスイーツ党”を登壇者全員で結成。
壇さんの「イチゴの生産者の方々が苦心してつくられたその成果あってこその
キックオフのイベントだったと思いますので、その方々の成果に感謝しながら、
これからも瑞々しさをほおばりながら今後も生きていきたいなと強く思いました」
と、愛媛県産フルーツのつくり手の方々への感謝の気持ちをこめた挨拶で
イベントは幕を下ろしました。

ずらりとショーケースに並んだ〈カフェコムサ〉による〈えひめスイーツ〉。

冬のティータイムに華を添えてくれそうな〈愛媛県産「紅い雫」のタルト〉。実の中まで赤いのも〈紅い雫〉の特徴。

ジューシーな果実をたっぷり使った〈柑橘「美柑王」とレインボーレッドのタルト〉。そのおいしさも後編にてお届けします。

そして続いて行われたのが、「えひめスイーツ」の試食会。
キックオフイベントの会場となった〈カフェコムサ 銀座店〉をはじめ、
全国の〈カフェコムサ〉32店舗で11月27日までの期間に提供された
〈柑橘「美柑王」とレインボーレッドのタルト〉、
そしてこのイベントのために特別につくられた〈愛媛県産「紅い雫」のタルト〉と
〈愛媛県産「柿」のモンブラン〉が登場。
後編では、これらのえひめスイーツを作られたパティシエさんにうかがった、
愛媛県産フルーツの魅力についてお届けします。

Informtion

えひめスイーツコレクション

宮城県石巻市の 〈木の屋石巻水産〉がレシピサイト 〈缶詰“だから”もっとおいしい 飯島奈美さんの缶詰ごはん〉 オープン

宮城県石巻市で創業昭和32年の
水産加工品メーカー〈木の屋石巻水産〉。
東日本大震災において、津波で工場が流されるという
壊滅的な被害を受けたところです。
看板商品の〈鯨の大和煮〉をかたどった
シンボルマークの缶詰タンクが、波に流され
倒れている写真を覚えておいでの方も多いのではないでしょうか。
震災時には、瓦礫の下に埋まっていた
大量の缶詰を被災した方に提供し、支援を行っていたのだそう。
その後諦めずに会社再建を目指し、2013年に缶詰工場が復活。
いまも新鮮な三陸の魚を使った、
おいしい缶詰づくりを続けています。

木の屋石巻水産〉Facebookより

〈木の屋石巻水産〉の缶詰のこだわりは、
食べ応え抜群の大きな魚の身と、
水揚げした魚をその日のうちに缶詰に加工する技術。
単なる保存食ではなく、旬の魚のうまみが凝縮されているのが
特徴なんです。

缶詰“だから”もっとおいしい 飯島奈美さんの缶詰ごはん

そんな〈木の屋石巻水産〉のうまみが詰まった缶詰を
活用してもらうべく、このたび、レシピサイト
缶詰“だから”もっとおいしい 飯島奈美さんの缶詰ごはん〉が
オープンしました。
これは、ドラマ〈ごちそうさん〉や映画〈めがね〉など、
大活躍中のフードスタイリスト、飯島奈美さんが考案した
缶詰レシピを紹介するサイト。
鯨の大和煮あんの卵焼きやいわしの醤油缶詰カレー、
さば缶ごはんの手巻き寿司など、
お家にある材料を使った、木の屋の缶詰だからこそできる
アレンジレシピを紹介しています。
ぜひご家庭で試してみてはいかがでしょう!

鯨の大和煮あんの卵焼き

さば缶ごはんの手巻きずし

・〈缶詰“だから”もっとおいしい 飯島奈美さんの缶詰ごはん

冬が食べごろ! 新潟の隠れた名物〈南蛮エビ〉は、 青いたまごがプチプチはじける、 とろける食感の甘エビ

新潟の隠れた名物、〈南蛮エビ〉をご存知ですか?
〈甘エビ〉ことホッコクアカエビのことなのですが、
新潟の〈南蛮エビ〉よく太った身と、強い甘み。
鮮やかな紅色に、甘くとろけるくちどけが特徴!
凝縮された旨みが詰まった頭と、
宝石のように青いたまごの一粒にいたるまで、
すみずみまで美しくおいしいエビなんです。
刺身や鮨だね、から揚げや塩焼き、
お吸い物として、新潟では大定番の食材。
南蛮エビという名は、
鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に
似ていることから付けられました。

南蛮エビが水揚げされるのは、
水深300~500mの佐渡沖、新潟県内各地。
主な産地は佐渡市、新潟市、糸魚川市。
佐渡では海洋深層水を用いて、
生きた南蛮エビ〈はねっ娘〉の出荷も行っています。
この新鮮なエビが新潟では食べられるのですから、
エビ好きにはたまりません。
とろりとした食感とふくよかな風味は、
水温が下がる冬が食べ頃。
これからの季節、ぜひ味わってみてください。

ホッコクアカエビ

ところでこの南蛮エビ、全てのエビのお腹に
青色のたまごが詰まっているんです。
実は南蛮エビは、小さい間はオスとして成長し、
大きくなる(5歳ぐらい)とメスに性転換するのだとか。
これは子孫をよりたくさん残すための適応と考えられています。
なのでどのエビでもおいしいたまごが味わえるというわけです。

常滑の器で、おいしい料理を。 移動式レストラン 〈旅するパーラー陶の森​〉が 6日間限定オープン!

焼き物のまち、愛知県の常滑市。
とこなめ焼の産地であるこのまちで、
2015年12月11日(金)より、「常滑の器で、おいしい料理を。」
をコンセプトにするイベント〈旅するパーラー陶の森​〉が開催されます。
開催日は、2015年12月11日(金)、12日(土)、13日(日)、18日(金)、19日(土)、20日(日)の6日間。
ここでしか味わえないスペシャルメニューを、
参加作家の器の中からお好きな器を選んで食べられるイベント。
目的は、常滑でつくる人と、それらを食する人・使う人が
交流し集う社交場をつくること。
食事を楽しみながら器を体感し、
つくり手と話すことで、こだわりや、
作品の背景にあるストーリーを知る
きっかけの場となることを目指し開催されます。

魚谷あきこさんの作品

大渕由香利さんの作品

当日は9名の作家さんが参加。
展示販売もあるので、気に入った器はその場で購入も可能です。
毎日の暮らしに寄り添う器を探してみてはいかがでしょう。

三重県松阪市の〈カルティベイト〉

参加するレストランは、
三重県松阪市の〈カルティベイト〉と、
岐阜県池田山麓の〈ネシアン〉。
〈カルティベイト〉は三重の食材を活用した、山本祐也さんのレストラン。
〈ネシアン〉は揖斐周辺で育った無農薬野菜を中心に、
素材を生かした料理を提供。
また会場では、BEANS BITOUによるオリジナルブレンドコーヒー〈常滑ブレンド〉の他、
アルコールや焼菓子なども。
どんなお料理が味わえるのか、楽しみです。

ひすいそばに くるみそば、戸隠そば、 長野のおいしいそばが勢揃い。 銀座NAGANOで「信州そば スペシャルウィーク」開催

信州を代表する味覚、〈信州蕎麦〉。
長野県は国内有数のそばの産地であり、
そば店数(ひとりあたり)が日本一と言われています。
そんな長野のそばを堪能できるイベントが開催!
東京・銀座にある長野県のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉にて、
2015年12月6日(日)から12月11日(金)の6日間、
信州そばスペシャルウィーク」が開催されるんです。
そばどころ長野県にはさまざまに趣向を凝らした
名物そばが各地にあるのですが、このイベントでは、
県内各地域を代表する6種のそばを日替りで味わうことができます。

まず初日は、信州そばの新ブランドである〈信州ひすいそば〉を紹介。
またそば切りとあわせて、塩尻が元祖の〈山賊焼き〉入りガレット、
夜の部ではそばの実雑炊、信州のお漬物を、
新酒ワイン〈コンコード(赤)〉と〈ナイアガラ(白)〉と一緒にご提供します。

第二日 とうじそば(松本市奈川)

二日目は松本市から。
乗鞍岳をはじめとする山々にかこまれた、
野麦街道沿いの集落〈奈川〉は優秀なそばの産地。
地元温泉宿のご主人方が、新そばを〈ざる〉と
伝統の〈とうじそば〉でご提供します。

「とうじそば」とは寒さの厳しい野麦峠の里、
松本奈川地域で冬でもおいしい蕎麦をと考えられたもてなし料理。
柄の長い「投じ籠」に小盛りにしたそばを入れ、
野菜やきのこ、鶏肉などたっぷりの具を醤油仕立てにした鍋に入れ、
さっと湯がいて食べる伝統の味です。
夜の部では、奈川の名産である赤カブ漬けや花豆などを、
松本の酒蔵「笹井酒造」の地酒とともにお楽しみ頂けます。

第三日 開田そばとすんきそば(あいばし亭・木曽町開田高原)

三日目は木曽町から。
県内屈指の上質なそばの産地として知られる木曽開田高原から、
地産地消のレストラン〈あいばし亭〉が出店。
新そばをざるで、また名物の〈すんきそば〉でご提供します。
〈すんき〉とは、木曽地域で採れる赤カブの葉や茎を、
乳酸菌で発酵させた郷土料理。塩分を使わない健康食材として、
注目されている漬物なんです。
そばに合わせることで、すんきならではのさわやかな酸っぱさが
くせになると評判。信州を代表する名物そばのひとつです。

今日のおやつ: 函館への愛がほとばしる! イカそっくり、だけどコーヒー味の 「いかようかん」

今日のおやつは、
北海道函館市の〈いかようかん〉。
函館名物の〈イカ〉をモチーフにしたようかんです。
地元・函館のお菓子屋さん「柳屋」さんによる、
函館への愛情がほとばしる個性派おやつ。
リアルな造形、ぎらぎらとしたテリ、
ここまでインパクトがある和菓子は見たことがありません...!
何で出来ているのかというと、ようかんの生地。
しかも、コーヒー味のようかんという、
これまた変わり種。
中には求肥とコーヒー味のあんが包まれています。
お値段は1パイ1,188円(税込)。

「けっして刺身にしないでください」という注意書き

アイデアがつまった〈いかようかん〉。
ぜひ炸裂するジョークも味わって頂きたい。
パッケージには「けっして刺身にしないでください」
という注意書きがありますが、
刺身以外にするのは難しいですよね...。

函館の風景

包み紙をほどき、パッケージを開けると、
夜明けの函館の風景とともに、
ポップアップするイカに刻まれた
“いかようかんのまち 函館”の言葉が。
それでは箱を開けてみましょう。

酒どころ、東広島市西条の 伝承料理。蔵人達が 仕事の合間に食べていた、 日本酒の鍋〈美酒鍋〉とは?

本格的に寒くなってくると、
あったかい鍋が恋しくなります。
本日ご紹介するのは、東広島市西条町に伝わる〈美酒鍋(びしゅなべ)〉です。
その名の通り、美酒を使った鍋。
灘、伏見と並ぶ酒どころと知られている西条町で、
その昔、杜氏のもとで酒造りに取り組む蔵人達が、
仕事の合間に、まかないとしてささっと作って食べていた鍋料理。
繊細な舌が必要とされる蔵人さんたちの
きき酒に影響が出ないように、
味付けには砂糖・醤油を使いません。
あっさりとした風味が特徴の、シンプルな鍋料理です。
それだけに、良い酒、良い素材が勝負どころ。

今回は、西条にあるレストラン〈佛蘭西屋(フランス屋)〉におじゃま。
こちらは西条の老舗の蔵元〈賀茂鶴〉直営のレストラン。
〈賀茂鶴〉のお酒はもちろん、日本酒の仕込み水を使った料理が楽しめます
それではさっそく、美酒鍋をいただいてみましょう。

こちらが材料。
野菜は、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、ピーマンのほか、
こんにゃく、シイタケも。
そしてお肉は、豚肉、鶏肉、砂ずりが基本。
そこに日本酒、にんにく、塩、コショウの調味料を加えていきます。

まず、鍋を温め、油をひいたら、
にんにくのスライスを入れます。
香りが出たら豚バラ肉を入れて炒め、
清酒を投入。

美酒を投入!

続いて鶏肉を入れ、砂ずりを入れ、
野菜、こんにゃく、シイタケなどを入れます。
美酒鍋において、具材の入れすぎは厳禁。
鍋底が見えなくなるくらいでやめておきましょう。
塩、コショウを適量入れて味付けをし、さらに炒めます。

愛知県豊川市だけ! デニッシュにホイップクリームが 詰まったヤマトパンの 〈たけの子パン〉

愛知県豊川市内では絶大な知名度を誇りながら、
市外ではあまり知られていない、
幻のローカルパン〈たけの子パン〉。
豊川市の〈ヤマトパン株式会社〉が作る名物パンです。
デニッシュ生地のなかにホイップクリームがぎっしり詰まっています。
チョココロネの、生地がデニッシュになっているようなイメージでしょうか。
このホイップクリームはヤマトパンのオリジナル。
こんがり焼き上げたデニッシュ生地との相性がよく、
とってもおいしいと評判で、
県外からも買いに訪れる人がいるほど。

たけのこ、といっても、
たけのこが入っているわけではありません。
〈たけの子パン〉を開発した先代の創業者さんが、
「デニッシュ生地を巻いたときに層ができて、
その見た目が、取れたてのタケノコそっくり」
ということから命名したのだそう。
「幻」と言われるわけは、ホイップクリームが
夏場の気温で溶けてしまうので、夏場販売をしていないから。
この特性から市外で流通することも少なく、
人気のため早く売り切れてしまうことから、
まさに「幻」となっているようです。

進化し続ける〈みかん鍋〉。 山口のみかん生産量8割をほこる 周防大島にて今年も解禁!

山口県南東部に位置する周防大島(すおうおおしま)。
山口県でとれるみかんのうち、
なんと8割の生産量を誇ります。

しかし、なかなか“みかんの島”というイメージが定着しませんでした。
そこで考案されたのが、今回ご紹介する〈みかん鍋〉。
現在の形になってから10年がたち、
今やシーズン中に1万食も食べられるという新・郷土料理です。

とてもわかりやすく、みかんが鍋の上に乗っています。衝撃のビジュアル。

みかん鍋ははじめ、“みかんの島”の
目玉料理としてまちの産業祭に出店されました。

当初は、みかんをそのまま乗せる事に対して
料理人のプライドが許さない! と却下されたそうです。
それでも、山口の豊富な海の幸、山の幸がしっかりと盛り込まれた中に、
みかんの皮を練りこんだツミレや、みかん果汁で練った白玉が浮かび、
ピリリと辛い< みかん胡椒>を添えた鍋は、大変好評だったそう。

みかん鍋の定義は、ベースが海鮮鍋であること、焼きみかんを浮かべること、薬味にみかん胡椒がついていること。11月から3月下旬までの限定料理です。

しかし、せっかくのみかん鍋なのに、
主役のみかんが無いのはどうだろう? という意見が上がりさらに試行錯誤。
結果的に、小ぶりのみかんであれば見た目も可愛いらしいし、
みかんの皮を焼くことでえぐみが抜け、
柑橘の良い香りだけが残るということに気づきました。
また、“焼く”というひと手間が入ることで
料理人のプライドは保たれたのでした。

使うみかんは低農薬。JA山口大島の選定基準や、広島環境保健協会の検査をクリアしたものを使用。安全・安心の印〈鍋奉行御用達〉の文字が刻印されています。

愛媛の豊かな食材の味わいをスイーツで楽しめる 道後ロールめぐり その1

道後商店街の〈道後の町屋〉の道後ロール

日本三古湯のひとつと言われ、
夏目漱石の『坊つちやん』にも登場することで知られる愛媛県松山の道後温泉。
県の代表的な観光地でもある道後温泉で、
スイーツを通して愛媛の魅力を発信する取り組みが行われているのをご存知ですか?

『日本書紀』にも登場する、日本最古の温泉である道後温泉。2016年2月29日までの期間、蜷川実花さんの写真が道後を彩る『蜷川実花×道後温泉 道後アート2015』も開催されています。

愛媛の豊かな自然が育んだ柑橘をはじめとする果物・野菜・穀物・乳製品など、
スイーツに適した愛媛県産農産物などを活用した
「えひめスイーツコンテスト」などを通して、
愛媛の農林水産物の魅力を全国に向けて紹介する取り組み
「えひめスイーツプロジェクト」。
この取り組みの一環として2014年にスタートしたのが、
道後温泉とコラボレートしたプロジェクト〈道後スイーツ物語〉。
道後界隈にあるショップや宿に、
県産食材を使ったオリジナルのロールケーキ〈道後ロール〉をお店ごとに制作してもらい、
道後温泉を訪れた人にそのおいしさを味わってもらおうというプロジェクトです。

現在では14もの店舗が参加している〈道後スイーツ物語〉。
その中でもコロカルおすすめのお店とその道後ロールを3回にわたってご紹介していきます。

道後の町屋の玄関。右手に見えるのは、自家製パンを焼き上げる麭(パン)焼処のスペース。

まずご紹介するのは、道後温泉駅に直結している道後商店街に店舗を構える〈道後の町屋〉。
その名の通り大正末年の町屋を改装して戦前の町風景を再生した、
レトロモダンな雰囲気が漂うベーカリーカフェ・ギャラリーです。

2間半(4.5m)の入口に対して、奥行きが27間(49m)と縦長な敷地にある道後の町屋。
趣のある通り庭が結ぶのは、入口の近くにあるテーブル席「珈琲庵」と
畳敷きの「奥座敷」のふたつのスペース。

ゆったりとコーヒーを味わえる珈琲庵のスペース。その脇には通り路が。

通り路に併設された、通り庭。その奥に、もうひとつスペースがあります。

こちらが道後の町屋の、もうひとつのくつろぎ空間。手前のギャラリー〈草木草〉のスペースを抜けると、奥座敷へ。

「実はここ実家で、家の半分をお店として使っているんですよ」と話す、店長の三好康さん。
「珈琲庵は人に貸していた部分なのですが、奥座敷はずっと家族で使っていたスペースなんです」

庭を眺めながら、ゆったりとくつろげる奥座敷。誰かのお家に招かれたような、ちょっと特別な気分を味わえます。

珍しい郷土食“ガゼ”を食べる。 熊本・天草 後編

珍しいあの食材を、いよいよいただきます

前回お伝えした、天草諸島にある〈漁師の郷〉という宿。
そこに泊まるきっかけとなったのは、
珍しいものを食べさせてくれるという友人からの情報だった。
珍しいものというのは“ガゼ”(*)のこと。
さて、そのガゼとはいかなるものなのか。
天草の樋島より、後編をお届けします。

[ff_titlelink_by_slug prepend="前編【" append="】はこちら" slug="tpc-foo-tasty-018"]

宿のお風呂にゆっくりとつかったあとは、お待ちかねの夕食。
テーブルの上には、ピッチピチの海の幸がずらりと並んでいる。
この景色を見た瞬間、「今夜は飲み過ぎたっていいじゃないか」
という声が、心の中で響いた。
さっそく日本酒を注文、舟盛りや煮付けなどを堪能させていただく。
そこへ、宿の女将さん谷脇菊美さんが例のものを持って来てくれた。

ガゼの正体は、ヒトデ。
英語ではスターフィッシュと呼ばれている、
星形がチャーミングなのだけれど、得体の知れないあの生物。
分類でいうと、棘皮動物(きょくひどうぶつ)に分けられ、ウニやナマコと同じ類。
友人からその話を聞いたとき、あのかたそうな星形のどこを食べるの? 
という疑問が頭をよぎった。
そしていま、目の前に置かれたそれを見ても、皆目見当がつかない。
戸惑っている私を見て、女将さんが説明してくれた。

「これ、こうして手で割ると中に卵があるでしょ、これを食べるんよ」

なるほど。女将さんを真似て、5本伸びている腕のうちの1本を割いてみる。
「シャリッ」という音がして、一瞬ひるむ……。
勇気を振り絞ってパカッと開いてみると、薄茶色の卵がお目見えした。
箸に乗せ、おそるおそる口に運んでみると、ん? 
蟹味噌のような味わいで、ぽろぽろした卵のような食感。
いける! 
日本酒を追加注文し、そして完食。

女将さんにうかがったところ、ガゼは目の前の海でとれるのだそう。
卵がたくさん詰まっている、5月から6月が特においしいのだとか。

女将「子どもの頃は、友だちと一緒に浜に行ってとって、おやつ代わりに食べてたよ」

「おやつにガゼ」

いかにも天草育ちというそのエピソードに惹かれ、前のめりで話をうかがう。

女将「小学校の帰りは山道やったから、野いちごとか食べよった。
30分かかるところ1時間かけて帰ってたよ、寄り道しながら」

そんな話をとてもうれしそうにしてくれた。

女将「学校から帰ったらすぐに浜に行きよって、ガゼとったりビナとったりしよったわ」

ビナというのは、なんですか?

女将「ビナ知らん?? いまでも目の前の浜でとれるよ」

ふむ、興味津々。

テツ「女将さんご自身でとりに行くんですか? いまでも」

女将「うん、行きよるよ」

なるほど、それは同行しないわけにいかない。

テツ「女将さん、明日も行きますか? 浜に」

女将「行けって言えば行くよ」と笑う。

テツ「はい、では行きましょう」

ということで、翌日女将さんと一緒に浜へ行くこととなった。

*ガゼ:ウニの古い呼び名。ヒトデはウニと同じ棘皮動物で、5本の腕が生えているため「ゴホンガゼ」と呼ばれている。現地では略して「ガゼ」という。

日本の和菓子を世界へ! 和菓子職人・水上力さんの ブランドブック「IKKOAN」発売

東京・小石川にある和菓子屋「一幸庵」。
店主の水上力(みずかみちから)さんは
京都・名古屋で和菓子職人として修業を積み、1977年にお店を開き、
以来、この地で和菓子をつくり続けています。

じつは水上さん、ヴァローナ・ジャポン・エコール東京や
フランスの「サダハルアオキ」「ジャン・シャルル・ロシュ」をはじめとする
パティスリーメゾンなどとコラボレーションを行っており、
その存在を世界にも知られるお方。

今年の冬、そんな水上さんの和菓子の世界を伝える本
「IKKOAN」が出版されました。
紹介されているのは、72候(しちじゅうにこう)という暦を
モチーフにした、72のお菓子たち。

日本には、四季を立春や夏至、秋分、大寒などに分けた
二十四節気というものがあり、
それを更に細かく分けたものを、72候と呼ぶのだとか。
72候には、「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」や
「竹笋生(たけのこしょうず)」などのように、
その季節の情景や旬を表す、美しい名前がついています。

水上さんは、そんな季節をひとつひとつ、
“竜安寺の石庭のように小さくも美しい和菓子”に凝縮しました。

たとえば1月15日〜1月19日までを指す「雉始雊 」(きじはじめてなく)は、
雄の雉が甲高く鳴き、雪のうえに降り立つ頃。

水上さんはこの「雉始雊」に合わせて、雉という彩りによって、
雪に色が加わる情景を表現。

薯蕷饅頭の生地で漉し餡をはさみ、
雄雉に見立てた5色のこなし(白餡を原料にした生地)をのせています。
なんとも目に鮮やか!
お菓子を通して、古来の日本人と季節のつき合い方にふれられるようです。

しまなみ海道のまんなか、 瀬戸田の生口島。 たこ処「憩」の たこづくし定食で腹ごしらえ。

広島県の尾道と、愛媛県の今治とを結ぶ、
全長約70kmの「瀬戸内しまなみ海道」のまんなかあたり、
広島県側から3番目に位置する生口島(いくちじま)。
国産レモン発祥の地でかんきつの栽培が盛んなところです。
島のメインである瀬戸田地区には、
この島で生まれ育った画家の平山郁夫さんの美術館や、
「西の日光」とも言われる「耕三寺(こうさんじ)」があり、
観光客をひきつけています。

そんな生口島は、古くからたこ漁が盛ん。
島では、新鮮なたこ料理を味わうことができます。
今回おじゃましたのは、「耕三寺」の正門前にある
たこ料理専門店「たこ処 憩(いこい)」。
その日にとれたたこを使った、
たこづくしの定食「たこめし定食」が人気。
噛むほどにうまみが広がるたこ、とくにとれたては
柔らかくておいしさも格別なんです。

生だこの刺身

「たこめし定食」では、たこのお刺身か
天ぷらかが選べます。
美しく包丁を入れた、生だこの刺身は希少なため、
提供数が限られていますし、
天ぷらはジューシーで柔らかく、
普段食べているたこの天ぷらや唐揚げとは別次元。
ぜひお好みで選んでみてください。

すだこ

そして酢物も新鮮ですごくおいしい。
わたしたちが普段食べているお刺身の新鮮さが、
だいたいこの酢物くらいの感じです。
そして主役のたこめしは、しょうががきいた、
しっかりした味付けのおいしいご飯。
観光の腹ごしらえに、ぜひ味わってみてくださいね。

たこめし

■たこ処 憩

住所:広島県瀬戸田町瀬戸田529‐5

営業時間:11:00~15:00

電話:0845-27-0105

山間地で育つ愛媛の隠れた名品〈富有柿〉

今年は最高のでき! 大洲市東大洲で親子2代にわたって育てる甘い柿

青々とした葉がしげる枝に実った、大きな橙色の果実。
この写真を愛媛で撮影したと伝えれば、大半の人は「みかんの写真?」と思うかもしれません。
でもこれは、みかんではなく柿の写真。
和歌山県や福岡県などの大産地ほど知られてはいませんが、
実は愛媛県も柿の有数な産地のひとつなのです。

県原産の愛宕柿(あたごがき)をはじめ、富有柿(ふゆうがき)、
刀根早生柿(とねわせがき)、富士柿などさまざまな品種の柿が生産されている愛媛県。
南予地方の最北部に位置する豊かな山間地の大洲市東大洲で、
親子2代にわたり富有柿を生産しつづけている若宮清志さんを訪れました。

陽当たりの良い、小高い山にある若宮さんの園地で育つ柿の木々。枝にはたわわに実った柿の実が。

ゆるやかな勾配の山に、数々の柿の木が植えられた若宮さんの園地。
麓から頂上まで植えられたどの木にも、きれいな橙色に実った柿が生っていました。
東大洲はみかんを育てるには標高が高すぎるものの、朝晩の気温差が大きく、
柿を甘く育てるのに適した地域なのだそう。

広い園地を基本ひとりで管理している若宮さん。JA愛媛たいき農業協同組合の柿部会の会長でもあります。

「9月、10月と雨も少なかったこともあって、今年は最高のできなんですよ」
と豊かに実った柿を前に話す若宮さん。
「糖度でいうと今年は16〜18度くらい。でも、こっちの木の実は20度くらいありますね」
と見せてくれたのが、ひとつひとつの実が袋がけされた木。

ひとつ、ひとつ袋掛けされた〈媛のふゆ〉。12月に向けて、どんどんおいしく熟していきます。

「これは12月頃に収穫する県産ブランドに認定されている〈媛のふゆ〉で、
贈答品向けの柿。樹上で完熟をさせるからすごく甘くて、
穫るときには真っ赤になるんですよ。
12月まで実を生らせておくと雨や雪、あと霜にあたって皮が汚れてしまうんですが
〈媛のふゆ〉は早いうちに袋をかけるので汚れないし、農薬がかかる量も少ないから
安心・安全と人気なんですよ。7月後半から8月の一番暑い時季に袋がけをするので、
なかなか大変なんですけどね」

食のリトルプレス 『PERMANENT』を発行する サダマツシンジさん・千歌さん

食にまつわるリアルが詰まった一冊

手に取ったのは、ほんの小さなきっかけからだった。
「これから冊子づくりのお手伝いをすることになりました」
そう言って友人が教えてくれたのが、この冊子、
『PERMANENT』(パーマネント)だった。

PERMANENTは「食べること」をテーマに編集されたリトルプレス。
だから、ほとんどの人が「食」「料理」といったキーワードから
この冊子にたどり着くのかもしれないが、僕は友人からの紹介という、
まったく別の角度から、この冊子に接触した。

ページをめくる。めくる。そして、また、めくる。
いまでもよく覚えていて、とにかく強烈に、その世界観に引き込まれていった。

鼻が鳴る——そのひと言から始まったテキストは、
猛烈に好奇心を掻き立てる“作家鍋”という料理をテーマに、その奥底にある
食の楽しみ、料理の奥深さ、卓を囲む時間のすばらしさを拾い集めながら、
僕の胃に空腹感をしっかりと刻み込みつつ、勢いよく駆け抜けていった。
その不思議な鍋の考案者である画家、牧野伊三夫さんのお人柄、
完成に至るまでの心踊るエピソード、食に貪欲な姿勢、
いろんな要素が盛り込んであり、それは、その後に続くページにも共通する。

些細なきっかけだったが、それ以後、新刊の発行を心待ちするほどの出会いとなる。
もうひとつつけ加えると、「つくる、たべる、かんがえる」というキャッチコピーが、
とても肌に合った。あとがきには、その言葉が生み出されるに至るまでの、
編集者であり発行者の思いと考えが綴られる。
以下はその一部の抜粋。

私たちが着目したいのは、例えば、普通の人の食卓の風景。
食の基本は毎日の食卓にあると私たちは考えています。
何が食べたいか、どの店で食材を選ぶか、どのように調理するか、
どの食器で食べ、どんなふうに時間を過ごすか、
それら全てを自分の意志で決める場所だと思うからです。
私たちは津々浦々の食卓で、食べることについての話を聞いたり、
調理の様子などを取材し、食卓の風景から、
あらためて「食べること」について考えてみたいと思います。

そのまっすぐな言葉の連なりにとても共感し、これからも読み続けていきたいと思った。
クレジットを見ると、〈THIS DESIGN〉という福岡のデザイン事務所を営む
アートディレクターのサダマツシンジさん、その妻で編集・プランナーの千歌さんが
中心となり、企画・運営・発行しているとわかった。

PERMANENTを読むことは、つまり、サダマツさん夫妻を知ること。
2014年に、ご夫妻と初対面を迎えた日、僕はなんだか不思議な、
それは親戚に会うような親近感に近い、感情を覚えた。

高知〈葉牡丹〉 豊富なメニューで 昼から飲める老舗居酒屋

イラストを拡大

“食三昧”のおいしい居酒屋でちょいと昼酒

路面電車が大通りをチンチン走る景色は、旅情感。
高知、はりまや橋のほど近く、ここ〈葉牡丹〉は、
そんな路面電車が走る大通り沿いに、ビルに挟まれつつも、
どっしりした風格で建つ木造2階建。
線路の向こうからもすぐに看板が見えました。

市場とフードコートが合体したような人気の〈ひろめ市場〉でみやげものを買って、
ビールとちょこっとつまんでからの2軒目。
まだまだ明るい午後2時過ぎくらい。
えんじ色に、お店の名前と、ビールを持った南蛮人風の
イラストが染め抜かれたのれんをくぐり、
引き戸を引けば、ザ・居酒屋の雰囲気が店内いっぱい。

厨房も見渡せる入ってすぐのカウンターのコーナーに席は決まり。
店の奥はまだまだ深そう。とりあえず、荷物や上着を置いて、
見渡せば、ところどころに短冊メニュー、
真上に日本酒と焼酎の銘柄のメニュー。
テーブルの上の「食三昧」と書かれたメニューを開けると
迷ってください、と言わんばかりのそそる品々。

高知は、日本酒がおいしいと、超辛口の〈船中八策〉を頼めば、
升を受け皿にグラスに注がれた酒がカウンター越しに渡されます。
おっとと、こぼさぬように受け取って、ハイ乾杯。
昼酒というのにするりとお酒は喉を通ります。

日本一のみかん産地を長年にわたって支える〈小林果園〉

日本一のみかんの故郷、八幡浜市向灘地区

“愛媛県産のフルーツ”と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるであろうフルーツ、みかん。
みかんの花は愛媛県の花とされ、1952年に制定された県旗にも描かれていて、
さらに愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」のモチーフもみかんなのです。
柑橘王国として知られる愛媛県にとっても、
みかんは身近ながらも特別な思い入れのあるフルーツともいえる存在とも言えるでしょう。

そんな愛媛のみかんの中でも御三家と呼ばれているのが、西宇和地区で育てられている
〈日の丸みかん〉〈川上みかん〉〈真穴(まあな)みかん〉。
この御三家の中でも日の丸みかんは毎年のように“日本最高峰”の評価を得ているだけでなく、
初売りで日の丸みかんの単価が良かった年は
全国のみかんの単価も上がると言われているほど特別なみかんです。

見渡す限り広がる西宇和の海と、みかんがたわわに実った園地。風光明媚とは、まさにこの風景。

その産地となるのが愛媛県西端にある八幡浜市向灘地区。
海に囲まれた海岸部は典型的なリアス式海岸で、起伏の多い傾斜地が連なり、
平野部は極めて少ない地域です。
そして驚かされるのが、海を面した山々のほとんどが見事な段々畑になっていること。

「向灘の特徴は全面南向きで朝から晩まで日が照っていること。
その勾配が全部段々畑になっていて、さらに砂地で水はけがいい。
だから糖度があるのに酸味が少ないみかんが育つんです」と話すのは、
3代にわたり向灘地区でみかんの生産を続け、
日本一のみかん産地を長年にわたって支えてきた〈小林果園〉の小林聖知さん。

取材で訪れた10月下旬は「極早生(ごくわせ)」という品種のみかんの収穫時。実ったみかんを、ひとつひとつ手で収穫します。

みかん園に鳴り響く「パチン、パチン」というリズミカルな音。まず枝から実を収穫バサミで切り離し、すぐさまみかんに傷がつかないようヘタ部分を平らに切り落とす二度切りの作業がこの音の正体。

「みかんは日が当たれば当たるほど糖度が上がるんですよ。
よく“3つの太陽”と言うんですけど、
“お天道様の太陽”“宇和海からの反射光”“段々畑の石垣からの反射光”。
あと最近は、みかんづくりへの情熱が4つ目の太陽とも言われるんですけど、
この太陽によって甘くてコクのある、おいしいみかんが育つんです」

段々畑の石垣。100年以上も前に、この地でみかん栽培をはじめた先人たちが築いた歴史を物語ります。

現在では10もの園地を管理し、みかんを育てている小林さんですが、
彼がつくるみかんのもうひとつの特徴はその皮の薄さ。
「実際に皮をむいてもらったらわかるんですけど、もう薄い。
うちの子どもが3歳なんですけど、よそのみかんだったらひとりで皮をむけるのだけど、
うちのみかんだと実に指をつっこんでしまうから“皮がむけんので、もいでくれ”って言う。
それくらい違いがあるんですよ」

選りすぐりを召し上がれ 「福島の美味しいもの ベストキュレーションフェア」 東京・代官山T-SITEにて開催

11月28日(土)~29日(日)の2日間、
東京・代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて、
イベント「福島の美味しいものベストキュレーションフェア」が
開催されます。
これは、福島県福島市の福島県商工会連合会が開催するもの。
生産者とのコミュニケーションを通じて、
福島県産品の品質の高さと安全へのこだわりを紹介するイベントです。
それでは、その催しをご紹介。

まずは、大人にも子どもにも大人気の体験コーナー、
「金子牧場 しぼりたての新鮮ミルクで手作りバター体験」が登場。
会津地方下郷町の牧場「金子牧場」から直送した、
ジャージー種の牛乳を使ったバター作りが体験できます。
ペットボトルに入れた牛乳を振って作ったバターは
その場で食べられます。
時間は両日の11時から。
こちらで無料の事前予約チケットを
先着で受け付けています。

日本酒立ち飲みBAR

そして、日本酒立ち飲みBAR、
利き酒BAR「福・島・美・味」が出現!
南相馬市出身の若手利酒師(ききざけし)と
福島のおいしいものがコラボした立ち飲みBARです。
日本酒デビュー、女性の方にも好まれる軽めラインナップから
酒好きをうならせる渋めキュレーションで揃います。
こちらから事前予約を¥2,000(税込)で受付中。先着順です。

提供される日本酒:
・山の井 雄町50(会津酒造)
・山の井「黒」(会津酒造)
・あぶくま 特選純米(玄葉本店)
・風が吹く「赤」 純米吟醸生酒(白井酒造店)
・一歩己(いぶき)純米原酒(豊国酒造)
・天明 純米無濾過生タカシ米坂下山田(曙酒造)
・snowdrop(スノードロップ)(曙酒造)
・磐城壽(いわきことぶき) 純米吟醸(鈴木酒造店)
・國権 純米「てふ」(國権酒造)
・廣戸川 純米酒 悠久の里 石背(いわせ)(松崎酒造店)
・國権「銅」純米吟醸(國権酒造)
・廣戸川(ひろとがわ) 特別純米(松崎酒造店)
・十ロ万(とろまん)無濾過生詰(花泉酒造)
・ロ万(ろまん)純米吟醸無濾過一回火入れ(花泉酒造)
・飛露喜(ひろき) 特別純米(廣木酒造)
ほか

大阪の老舗あんメーカー「茜丸」 と和風カフェ「MARUFUJI」が コラボ。ラムネあんとどらやきを パフェスタイルで!

「ラムネあんパフェ」(600円 税込)

大阪府大阪市、四天王寺で創業75年の、
餡とどらやきの老舗メーカー「茜丸」。
1940年の創業以来75年、あんこにこだわってきたメーカーです。
そのあんへのこだわりは、シャーベットのような素材感と
ラムネアイスのような味わいを持つ、
斬新すぎるまっ青なあん「ラムネあん」を生み出すほど、、!!
そんな「茜丸」さんと、地元・天王寺の人気カフェ「MARUFUJI」がコラボレーション。
おしゃれなプレートの上で「ラムネ餡」や「どらやき」皮を味わう
「ラムネあんパフェ」と「手作りどら焼きセット」が、
期間限定で登場します。

「手作りどら焼きセット」(980円税込ドリンク付き)

「ラムネあんパフェ」は、
和パフェスタイルに、ラムネあんとどら焼きをミックス。
北海道産大納言小豆、手作りの寒天、ラムネあんを混ぜた豆乳ホイップ、
ぽん菓子、バニラアイス、白玉、自家製ミックスあん、
そしてトップに茜丸のどら焼きの皮を載せて仕上げます。
「手作りどら焼きセット」は、
茜丸の生地を自由に食べてもらえるセット。
皮と黒みつ、きな粉、抹茶、アイスなどをセットにして、
あんや白玉などをどら焼きのように挟んだり、
パンケーキのように具材を乗せたりして
楽しみます。

つくる人と食べる人をつなぐ 映画祭がスタート! 神戸アートビレッジセンター 「第1回 いただきます映画祭」

12月2日(水)〜6日(日)、神戸アートビレッジセンターにて、
“食”をテーマとした映画祭「いただきます映画祭」が始まります。

「いただきます映画祭」は食にまつわる映画と、
おいしいもの、そしてつくり手との出会いを提供する映画祭。

わたしたちが普段食べているものの向こう側を知り、
未来を考えていくことを目指しています。
映画の上映はもちろん、生産者さんによるマルシェ、
トークイベント、もちつきなども開催されます。

上映作品は、以前コロカルでもご紹介した「千年の一滴 だし しょうゆ」や
「100年ごはん」「聖者たちの食卓」など、食の問題を深く掘り下げたすばらしい作品ばかりです。

映画「千年の一滴 だし しょうゆ」より ©プロダクション・エイシア/NHK (2014/日本・フランス/100分/配給:プロダクション・エイシア)日本固有の感覚とされる“うまみ”。まったくの自然が生み出したものにおよそ1000年の人間の知恵があわせて出来た奇跡の味と、たった1種類の世界にはないカビからできる調味料(しょうゆ・さけ・みりん・みそ)の秘密に迫る。柴田昌平監督作品。

映画「ある精肉店のはなし」より (2013/日本/108分/配給:やしほ映画社)大阪貝塚市で代々、牛も自分たちで育て、食肉処理から販売までを一環して家族でてがける精肉店を、温かなまなざしで見つめる。生き物を食べ物にする、その過程のすみずみに行き渡る職人の技と精神。「生」の本質を見続けてきた家族の記録。纐纈あや監督作品。

会場では、映画のテーマに沿ったトークイベントを開催。
12/5(土)は「兵庫食べる通信」編集長の光岡大介さんや
「ナチュラリズム ファーム」代表の大皿一寿さん、
12/6(日)は「こんぶ処苦楽園永楽」店主/だしソムリエの藤橋健太郎さん
「coboto bakery」の店主の方が登壇します。

マルシェに並ぶのは、有機農法の野菜や自家製粉・家製酵母の味わい深いパンなどなど。
「coboto bakery」「マダムキキ」「いちじま丹波太郎」
「こんぶ処 苦楽園永楽」「丹波しのたろう農園」
「橋本有機農園」「Coffee Stand Frank」などのお店が登場します。

また、神戸アートビレッジセンターのある新開地には、
なつかしのアーケード街や喫茶店、卓球場も。
映画のほかにも、いろいろとお楽しみがあるまちなんです。

純喫茶「喫茶エデン」

トップ画像:映画「100年ごはん」より (2014/日本/65分/配給:™エンタテインメント)大林千茱萸監督による、無農薬・無化学肥料の野菜作りを推進する、大分県臼杵市の取り組みにフォーカスをあてたドキュメンタリー。

淡路島の食材で作った 「この日限りの奇跡の一皿」を、 明石海峡大橋の ふもとで味わうランチ

兵庫県神戸市、目の前にダイナミックな明石海峡大橋を臨むホテルセトレの
イタリアンレストラン「リストランテ・ミア・アルベルゴ」は、
淡路島を始めとした、兵庫県産の食材を使ったレストラン。
この「ミア・アルベルゴ」にて、2015年11月26日(木)に、
イベント「生産者トークby島みるセトレ」が開催されます。
淡路島から毎月異なる生産者をレストランに招き、
食材を育てることへのこだわりやその背景のお話を聞くとともに、
レストラン料理長が淡路島の食材で作った、その当日しか
食べられない「奇跡の1品」をご用意するというものです。
2015年11月26日(木)の11:30~14:30、
レストラン「ミア アルベルゴ」でお食事ご利用のお客様に、
「奇跡の1品」が、シェフよりプレゼントされます。
いったいどんな奇跡の「奇跡の1品」なんでしょうか...?!

第6回目となる今回は、
淡路島で有機農法に取り組む「花岡農恵園」さんが登場。
「花岡農恵園」は、タマネギなどの野菜は有機栽培で
無肥料無農薬栽培をしているほか、
合鴨農法で無農薬有機米栽培したお米「有機米 鴨の恵み」を手がけ、
その合鴨も生育すると「あわじ田助鴨」として頂く、という農園さん。
イベントでは、新米を使い燻製にした甘鯛のカルパッチョをのせ、
甘鯛の骨の出しをかける「新米を使った甘鯛のリゾサルト」が「奇跡の一品」として
提供されるそう。

これまで、淡路島というのは、神戸側にある
レストランからは、見るだけの存在でした。
このイベントを通じて、淡路島の食材のみならず、
「淡路島に暮らす人」や「淡路島を愛する人」たちとも、
明石海峡大橋の海峡の様に
海を越えてつながっていきたい。そんな思いで開催されるイベントです。

■「生産者トークby島みるセトレ

日時:2015年11月26日(木) 11:30~14:30

場所:レストラン「ミア・アルベルゴ」(ホテルセトレ内)

対象:ミア アルベルゴでお食事ご利用のお客様

今日のおやつ: サクサクサブレ「シラカボ」は 北海道美深町から。 地元産の小麦・南瓜・ 白樺樹液を使用

今日のおやつは、北海道美深町のパイサブレ「シラカボ」。
パイとサブレの中間のようなサックサクの食感で食べ応えありです。
お味は甘さ控えめで、洗練された印象。
地元の名物がふんだんに使われています。

生地には北海道を代表する小麦「ハルユタカ」を使い、
甘みが人気のかぼちゃ「クリユタカ」を練りこみました。
そして表面のアイシングには、
ミネラルなどが豊富に含まれる「白樺樹液」を使っているのが味の決め手。
パッケージもすごくおしゃれで、
おみやげにしても喜ばれることうけあいです。
お値段は、一箱7枚入1,000円(税込)となっています。

美深町は、北海道の北部、最北端の稚内と旭川の
まんなかぐらいに位置するまち。
寒暖差が大きいのが特徴で、麦の作付け北限地域でもあります。

こちら美深町から。白樺樹液が採れる、仁宇布地区にある滝。

今日のおやつ: 宮崎県小林市「ダイワファーム」の 「飲むヨーグルト」。 とびきり新鮮、初めての食感。

今日のおやつは、宮崎県小林市の「ダイワファーム」の
「飲むヨーグルト」。
そのお味は、これまで飲んだことがないほどに濃厚!
でもいわゆる「乳臭さ」がなくて、くせがない。
出来立てのヨーグルトをまるかじりしているような美味しさです。

「ダイワファーム」は、飼育した牛のしぼりたての牛乳で作った、
とびきり新鮮なナチュラルチーズや飲むヨーグルト、
ソフトクリームを販売しているお店。
地元の方にも評判で、人気のアイテムは、
早めに行かないと売り切れてしまう人気店なんです。

生乳の甘い匂いがひきたつソフトクリーム

自家製ソフトクリームはブルーベリーやマロンなど、10種類以上のトッピングが楽しめます

お店に並ぶのは、甘さ控えめでクリーミーな「自家製ソフトクリーム」、
風味良く、お手頃なお値段の「ナチュラルチーズ」、
ほろほろのくちどけの「チーズケーキ」。
どれも生乳の甘い匂いが活かされた、
100%手作りのおいしい乳製品が揃っています。

お店の裏手にある牛舎にかわいい牛さんがいます

ダイワファームの乳製品の美味しさのヒミツは、
お店のすぐ後ろの牛舎で乳牛を飼育していることや、
バランスにこだわった自家製の飼料を与えていること、
そして牧場から2.6キロ離れた水を国有林からひいていること、などなど。
良い水はいろんなものをおいしくするからスゴイ。

お店では、トーマダイワ、カチョカバロ、モッツアレラなど、
輸入品だとすごく高い高品質のナチュラルチーズが、
お手頃に買えるのも嬉しいところ。
チーズ作りのワークショップなども行われているのだそう。
ドライブの寄り道に、ぜひおすすめのスポットです。

ダイワファーム

〒886-0001 宮崎県小林市大字東方4073

電話 : 0984-23-5357

写真:中田健司

宮崎県小林市「泉の鯉」へ。 日本名水百選の きれいな水で育てられた、 臭みがない鯉のお刺身を

移住促進PRムービー 「ンダモシタン小林
で一躍有名になった宮崎県小林市。
霧島山系の麓に位置する小林市は、
水がきれいなのが自慢。
山に降った雨が50年という長い歳月をかけて、
至るところで湧き出ています。
水道水にも天然水を使っているほど。

そんな水がきれいな小林市の名物は「鯉」。
ふつう鯉といえば泥臭いというイメージがありますが、
きれいな水で育てられた鯉はまったく臭みがなく、
お刺身で食べてもおいしいのだそう。
そこで今回は小林市にある鯉料理屋さん、
「泉の鯉」に行ってみました!
地元の方がこぞって絶賛する「鯉の洗い(刺し身)」を食べてみます。

「泉の鯉」

お店があるのは、ひっそりとした山あい。
周りにはふんだんな水がたたえられ、
リゾートに来たような非日常感を味わえます。
日本名水百選の源泉というだけあって、
透明な水がふんだんに流れています。
こんなところで育てられたら鯉も気持ちいいでしょうね。

透き通るような水の中に、鯉がたくさんいます

それでは実際に、鯉のお刺身を食べてみます!