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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
移住促進PRムービー 「ンダモシタン小林」
で一躍有名になった宮崎県小林市。
霧島山系の麓に位置する小林市は、
水がきれいなのが自慢。
山に降った雨が50年という長い歳月をかけて、
至るところで湧き出ています。
水道水にも天然水を使っているほど。
そんな水がきれいな小林市の名物は「鯉」。
ふつう鯉といえば泥臭いというイメージがありますが、
きれいな水で育てられた鯉はまったく臭みがなく、
お刺身で食べてもおいしいのだそう。
そこで今回は小林市にある鯉料理屋さん、
「泉の鯉」に行ってみました!
地元の方がこぞって絶賛する「鯉の洗い(刺し身)」を食べてみます。
お店があるのは、ひっそりとした山あい。
周りにはふんだんな水がたたえられ、
リゾートに来たような非日常感を味わえます。
日本名水百選の源泉というだけあって、
透明な水がふんだんに流れています。
こんなところで育てられたら鯉も気持ちいいでしょうね。
それでは実際に、鯉のお刺身を食べてみます!
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ウッディな内装の店内。
個室もたくさんあり、親戚の集まりなどが
よく開催されているのだとか。
ついに鯉登場!
「鯉の洗い(刺し身)」と、「鯉こく(味噌汁)」のセットを頼みました。
こちらのセットは一人前で1,200円。
お味噌汁は鍋に入ってサーブされるのが太っ腹!
魚は目の前で泳いでいるものだけなのですごく新鮮、
野菜も旬の有機野菜を使っています。
鯉のお刺身を食べてみると、、たしかに全く臭みがありません。
コリコリとした食感で、とてもあっさりしたお味。
そして一方の鯉こくは、すごく濃厚!
鯉の旨味がしっかり出ています。
卵も入っていて、すごく滋養強壮に良さそう。
もともと鯉は薬膳で食べられていたもの。
コラーゲンたっぷりで、
母乳の出が良くなる効果があるということで、
地元の妊婦さんにも人気があるんだそうです。
■泉の鯉
住所:宮崎県小林市南西方1239-1
電話:0984-24-0274
写真:中田健司
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