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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
地酒王国・新潟を走る、「越乃Shu*Kura」という列車をご存知ですか?
車内で新潟県内の地酒の利き酒や
地元の食材にこだわったおつまみ、
ミュージシャンによる生演奏やお酒関連のイベントが
開催されるという、日本酒好きにはたまらない列車です。
このたび、この「越乃Shu*Kura」が、
お料理やお酒などのサービス内容を一新し、
10月2日から運行することに。
その内容をご紹介します。
注目は、料理メニューのリニューアル。
米の酒研究家の山本洋子さんが監修した
日本酒や料理が登場します。
山本さんは「1日1合純米酒!」運動や
「こぼし酒撲滅運動」を提唱するなど、
大の日本酒通として知られる料理家。
お料理のテーマは「発酵には発酵が合う!」。
地酒が一層おいしくなるよう、酒の肴に新潟の「発酵力」をプラスしました。
今回開発した「かんずり旨辛麹(うまからこうじ)」や、
南蛮海老、するめいか、鯖、海藻など日本海の幸を
盛り込んだ「おつまみごはん」仕立てでご提供します。
実際に提供されるお料理はこちら↓
往路「新潟朝焼け・おつまみごはん」
●南蛮海老・根菜の塩麹炙りをかんずり旨辛麹で
●栃尾の油揚げ味噌麹焼き
●鰊甘露煮
●錦糸玉子の海老しんじょう
●万九木綿あんかけ
●黒埼産ひたし豆
●妙高・矢代産コシヒカリの漬物ちらし寿司
復路「新潟星空・おつまみごはん」
●佐渡産一夜干しするめいかの天ぷらをかんずり旨辛麹で
●上越産人参・小松菜、佐渡産あんぽ干柿の白あえ風
●新潟産カキノモトもずく酢うどん
●妙高・矢代産コシヒカリの海鮮ちらし寿司
~紅ずわい蟹、炙りしめ鯖、鮭、烏賊のマリネ仕立て、いくら醤油漬け~
そして車内でご提供する日本酒は、「越乃Shu*Kura」オリジナル大吟醸と、
特別に選んだ純米吟醸酒「酒米菊水純米大吟醸」のおちょこサービス。
厳選した日本酒とあわせて、吉乃川酒蔵の仕込み水
「天下甘露泉(てんかかんろせん)」もご提供します。
仕込み水とは、酒造りに使われる水のこと。
地酒との相性もぴったりです。
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「越乃Shu*Kura」の楽しみは飲食ばかりではありません。
2号車にある、サービスカウンター「蔵守~Kuramori~」では、
新潟の銘酒の利き酒を楽しんで頂くことができます。
山本洋子さんが精選したおつまみ、
鮭三兄弟 (鮭トバ、イクラの醤油漬け、トロハラスの酒粕味噌漬け焼き)も販売!
そして「越乃Shu*Kura」名物のジャズの生演奏に加え、
青木酒造、君の井酒造、石塚酒造、代々菊醸造など、新潟を代表する老舗酒蔵の
主をゲストに招いたトークイベントや
地酒試飲会なども続々開催。
降りたあとにもお楽しみが。
秋は新潟がもっとも美しく彩られる季節。
「越乃Shu*Kura」の終点、十日町駅の南に広がる「あてま高原」は、
例年11月中旬頃から紅葉が始まり、
11月下旬頃にピークを迎えます。
里山トレッキングは今が旬!
また、10月31日から11月1日にかけて、蕎麦で有名な十日町では、
市内の有名店が参加する「地そば」まつりが開催されます。
などなど、書ききれないくらい充実のプログラムが
用意されている日本酒列車「越乃 Shu*Kura」。
詳細はWebサイトにてチェックを!
・ 「越乃 Shu*Kura」
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