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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
今日のおやつは、北海道の道北、
日本海沿いの町、増毛町(ましけちょう)から。
町内のお菓子屋さん「やまざき」の銘菓、「増毛旅情」です。
レトロなパッケージがなんともキュート。
増毛のスポットが描かれた包み紙を開けると、
海と灯台、その周りを飛ぶカモメという、
増毛の海を思わせるパッケージが。
中身のお菓子は、アーモンドをふんだんに使用した、カリカリで香ばしい生地に、
クリームがサンドされているもの。
リッチな味わいの、おいしい洋菓子です。
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そもそも増毛は、今から260年ほど前に漁場が開かれて以来、
漁業を中心に栄えてきた町。
ニシンが大量にとれた明治から昭和初期にかけて、
貨物輸送の拠点としても大きな発展を遂げました。
昭和初期以降はニシン漁が衰退したため、その賑わいは過去となりましたが、
いまも現地には当時をしのばせる立派な木造建築が残っています。
大正10年に建てられた増毛駅もその一つ。
実は乗客の激減による赤字のため、
2016年中に増毛駅が終点となる「留萌本線」が廃止されることが決定していて、
いまは鉄道ファンのお客様が多いのだとか。
増毛町を訪れたら、おみやげには「増毛旅情」がオススメです。
■山崎菓子店
住所:〒077-0204 増毛町稲葉町2丁目
電話:0164-53-2303
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