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posted:2015.10.17 from:岩手県陸前高田市 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
東日本大震災において大きな被害を受けた、
岩手県陸前高田市は、わかめの名産地。
世界三大漁場の三陸沖、広田湾で採れたわかめは
肉厚な食感と歯ごたえが特徴。都内の高級スーパーでも取引される高級食材なんです。
それが震災で大きなダメージを受け、
いま復旧しつつあるものの、いまだ販売減に悩まされているのだそう。
そこで立ち上がったのが、東京都世田谷区の「しもきた商店街振興組合」。
もともと震災後、募金やイベント(気仙フェア)を開催して
陸前高田市をサポートしてきた商店街なのですが、
広田湾(陸前高田市)産わかめの認知と消費増加のため、
イベント「W-1グランプリ」の第2回目を開催します。
このイベントでは、全国から家庭でも調理可能な「わかめメニュー」を大募集!
自由なメニューを募集する「家庭料理部門」、
わかめに合う、もしくはわかめを使った
オリジナルドレッシングを募集する「ドレッシング部門」、
また下北沢の飲食店がわかめメニューを開発し
提供する「下北沢飲食店部門」の3つがあります。
グランプリレシピの考案者には、わかめ1年分を進呈。
ちなみに昨年行われた初代グランプリは「わかめの肉巻き」でした。
ほかにもたこ焼き風「わかめ焼き(ほたて入り)」など
個性的なメニューがエントリーしています。
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コンテストのほか、12月13日には「W-1グランプリ」に関連する路上イベントも開催。
産地別わかめを食べ比べして投票する「下北沢わかめ試験」や
「わかめの詰め放題」など、わかめにまつわる催しが行われます。
東日本大震災の風化が進み、復興支援の機運が低下しつつある今だからこそ行われる、
地域資源の活用を目指したしたイベントです。
レシピの応募は2015年11月25日(水)まで。
応募締切: 2015年11月25日(水) (当日23:59まで必着)
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