遊び方いろいろ。
人々に愛される
ちょっとユニークな
「わたしのまちの公園」

今月のテーマ 「わたしのまちの公園」

原っぱで子どもたちが駆け回ったり、
ベンチで読書をしたり、園内をランニングしたりと、
自粛期間中もまちの憩いの場として活用されていた公園。

最近では、公園内にカフェやBBQ場があるなど、施設も充実。
公園での過ごし方も変化しています。

今回は、日本各地の〈地域おこし協力隊〉のみなさんに
お住まいの地域にある公園をご紹介いただきました。

遊具とベンチだけがある一般的な公園とは
ひと味もふた味も違うユニークなところばかり。
3密を避けた遊び方もできるようなので、
自身に合った楽しみ方で公園ライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。

〈ヒッコリースリートラベラーズ〉 新潟のいいもの × デザインで生まれた アイテムが揃うセレクトショップ

テーマは“日常を楽しむ”

新潟駅からバスに揺られること10分。
信濃川にかかる国の重要文化財「萬代橋」を越えると、
古町(ふるまち)が見えてきます。
古町は北前船の寄港地として発展した歴史のあるまち。
いまも昔ながらの景色が残ります。

ここに、新潟のさまざまなモノやコトをクリエイトする集団がいます。〈hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ )〉。
代表の迫一成さんは、長岡造形大学の非常勤講師や〈NADC〉
(新潟アートディレクターズクラブ)の会長も兼任する、
新潟のデザイン界を牽引するクリエイターです。

そんな迫さんの手がけるショップ〈ヒッコリースリートラベラーズ〉が、
白山神社と白山公園につながる参道につくられた
「上古町商店街」(通称カミフル)にあります。

昔ながらの惣菜屋やおしゃれなレストランなどが軒を連ねる上古町商店街。

昔ながらの惣菜屋やおしゃれなレストランなどが軒を連ねる上古町商店街。

築80年の酒屋をリノベーションしたという店は風情ある雰囲気。
1階はお土産を中心とした小物類が並び、
2階はTシャツやセレクトアイテムが並んでいます。

靴を脱いで階段を上がっていくと、家屋の雰囲気をそのまま利用した2階の売り場へ。ポップな1階とは雰囲気の異なる、照明を落とした昭和レトロな空間。

靴を脱いで階段を上がっていくと、家屋の雰囲気をそのまま利用した2階の売り場へ。ポップな1階とは雰囲気の異なる、照明を落とした昭和レトロな空間。

新潟県出身のアーティスト、長沢明さんとのコラボアイテム。

新潟県出身のアーティスト、長沢明さんとのコラボアイテム。

ヒッコリースリートラベラーズのデザインテーマは“日常を楽しむ”。
いつもどこかに遊び心がある親しみやすいデザインが彼らの真骨頂といえます。

また、全国から選りすぐったセレクトアイテムに出合えるのも、
この店を訪れる楽しみのひとつ。

たとえば、ライフスタイルブランド〈NIZYU KANO(にじゅうかのう)〉のバッグ、
新潟五泉市のニット工場が手がける〈mino〉のポンチョ、
水彩画家・伊藤尚美さんのテキスタイルブランド〈SUMAU nani IRO〉のハンカチ、
奈良の老舗靴下屋〈西口靴下〉のソックス、益子焼き作家の陶器など。
売り切れ御免の一期一会のアイテムが多いので、訪れるたびに発見があります。

益子焼の陶芸作家、大塚菜緒子さんの器。シンプルだけどデザイン性の高い器は普段使いにぴったり。白、茶、青の釉薬が美しい。

益子焼の陶芸作家、大塚菜緒子さんの器。シンプルだけどデザイン性の高い器は普段使いにぴったり。白、茶、青の釉薬が美しい。

企画展も定期的に開催。この日はテキスタイルブランド〈十布/TENP〉のフェア。イラストレーター福田利之さんがデザインする美しいスカーフや刺子織のハンカチが並びます。

企画展も定期的に開催。この日はテキスタイルブランド〈十布/TENP〉のフェア。イラストレーター福田利之さんがデザインする美しいスカーフや刺子織のハンカチが並びます。

しらす×温泉×古民家ステイ。
静岡市の小さな港町・用宗で
週末散歩を楽しみませんか?

静岡市の魅力を3つのキーワードで紹介していくシリーズ。
今回のキーワードは“用宗(もちむね)”。
独特の漁法により抜群の鮮度を誇るしらす、その漁港に面した温泉施設、
一棟貸しの古民家宿など、まち歩きが楽しい注目のレトロタウンをご紹介します。

しらす漁で知られるレトロタウン

静岡市の西端にある用宗(もちむね)は、しらす漁が盛んな港町。
静岡駅から東海道線でわずか2駅7分のところにありながら、
まちのそこここに昭和の面影を残すレトロタウンである。

全国屈指のしらすの水揚げ量を誇る静岡県の中でも、
「用宗のしらす」はよく知られたブランド。
餌となるプランクトンが豊富な好漁場、安倍川の河口に近いこと、
そして独特の漁法による鮮度のよさがその理由だ。

晴れた日には、富士山も見える用宗漁港。毎朝6~7時に50隻以上の漁船が一斉にしらす漁に向かう様子は圧巻だ。

晴れた日には、富士山も見える用宗漁港。毎朝6~7時に50隻以上の漁船が一斉にしらす漁に向かう様子は圧巻だ。

用宗のしらす漁は、2艘の漁船と運搬船という3艘ひと組で行われるのが特徴。
2艘の漁船が網を引いてとったしらすは、運搬船の上で氷づけにされ港へと運ばれる。
これを1日に3~4回。港では、運搬船が着くたびにセリが行われるので、
鮮度抜群のまま取り引きされるのだ。

新鮮なしらすを食べたければ、漁協直営の〈どんぶりハウス〉へ。
一番人気は、漁期中(1月15日~3月下旬の禁漁期間以外)、
それも出漁した日にしか味わえない(出漁日でも提供されない日もある)
「生しらす丼」。定番の「釜揚げしらす丼」(ともに700円)と食べ比べれば、
それぞれの魅力を堪能できる。

口に含んだ瞬間、プリプリとした食感と磯の香りが広がる「生しらす丼」。マグロの漬けと一緒に味わえる「用宗丼」(900円)も人気。

口に含んだ瞬間、プリプリとした食感と磯の香りが広がる「生しらす丼」。マグロの漬けと一緒に味わえる「用宗丼」(900円)も人気。

用宗漁港内にある〈どんぶりハウス〉。客席は、写真奥にあるテントの下。漁船が停泊する港を見ながら食事を楽しむ。

用宗漁港内にある〈どんぶりハウス〉。客席は、写真奥にあるテントの下。漁船が停泊する港を見ながら食事を楽しむ。

information

map

どんぶりハウス

住所:静岡市駿河区用宗2-18-1

TEL:054‒256-6077(漁協直売所)

営業時間:11:00~14:00

定休日:雨天時、禁漁時の木曜

Web:http://namashirasu.com/

絶景×茶畑×カフェ。
日本有数の茶どころ・静岡市で
新たなお茶の魅力に出合う

静岡市の魅力を注目の3つのキーワードで紹介していくシリーズ。
今回のキーワードは“お茶”。
絶景でのお茶の体験プログラムや、100種ものお茶が試飲できる日本茶専門店、
富士山や駿河湾を望む展望施設など、静岡の新しいお茶の楽しみ方を紹介します。

〈天空の茶の間〉でつくり手の顔が見えるお茶を味わう

全国におけるお茶の約4割を生産する静岡県は、言わずと知れた日本一の茶どころ。
静岡市は、そんな静岡茶の発祥の地でもある。

ペットボトル入りのお茶が浸透する一方、急須で淹れる茶葉の需要が減少している昨今。
静岡市の茶業界で、新たな動きが起こっている。
まず注目したいのは、茶畑の真ん中に設けたテラスで、
その地でとれたお茶を味わえる体験プログラム〈茶の間〉だ。

いくつかある会場の中でも、人気が高いのは
標高350メートルの山間、両河内地区にある〈天空の茶の間〉。
運がよければ遠くに富士山と駿河湾、
早朝なら雲海が眼下に広がることもあるという絶景ポイントだ。

朝焼けの〈天空の茶の間〉。夏期は早朝プランもある。90分1名3000円。雨天中止。(写真提供:豊好園)

朝焼けの〈天空の茶の間〉。夏期は早朝プランもある。90分1名3000円。雨天中止。(写真提供:豊好園)

天空に浮かんでいるようなテラスで、目の前の茶畑でとれたお茶が味わえる。

天空に浮かんでいるようなテラスで、目の前の茶畑でとれたお茶が味わえる。

夏季限定で、お茶を使ったかき氷「茶氷」と冷茶が1種ついたプランが登場。

夏季限定で、お茶を使ったかき氷と冷茶が1種ついたプランが登場。

天空の茶の間が設置されているのは、世界的なパティシエ、
ピエール・エルメが食材探しに訪れたこともある茶園〈豊好園(ほうこうえん)〉。
場所によっては手をつかないと登れないほど急斜面の畑に、
約20種の品種茶を栽培している。

絶好の条件が重なると、左手に富士山、眼下に雲海が見える。(写真提供:豊好園)

絶好の条件が重なると、左手に富士山、眼下に雲海が見える。(写真提供:豊好園)

「茶葉は品種によって摘採期が違うので、長い期間、
それもいい状態の新芽を摘み取れるよう多品種を栽培しています。
とは言え、20種は多すぎますけどね(笑)」

こう話すのは、3代目園主の片平次郎さん。
豊好園では、生葉の生産から製茶、販売までをすべて自分たちで行う
自園・自製・自販のスタイルをとっており、最近では海外へも出荷している。

園主の片平次郎さん。父の働く姿に憧れ、大学卒業後すぐ実家に戻り就農した。(写真提供:豊好園)

園主の片平次郎さん。父の働く姿に憧れ、大学卒業後すぐ実家に戻り就農した。(写真提供:豊好園)

「僕が目指しているのは、湯呑みに入ったお茶の香りを嗅いだとき、
そして飲んだときに、思わず茶畑の光景が目の前に浮かぶような茶葉。
製茶をするとき、手のひらで葉の状態を感じながら、
つくりたいお茶のイメージに近づけていくんです。
お茶は僕にとっての作品なんだと思います」

〈豊好園〉では品評会に出品するお茶から、ほうじ茶、茎茶、紅茶まで手がけている。(写真提供:豊好園)

〈豊好園〉では品評会に出品するお茶から、ほうじ茶、茎茶、紅茶まで手がけている。(写真提供:豊好園)

2019年からスタートした茶の間プロジェクトへの参加以外にも、
片平さんが始めた取り組みに〈茶農家集団ぐりむ〉がある。

「静岡の茶産業を復活させたい」という思いから、
廃業が決まっていた両河内地区の共同工場を茶農家仲間とともに受け継ぎ、
自園・自製・自販とは差別化した、
主に市場に出荷する荒茶(仕上げ前の原料茶)をつくりながら、
耕作放棄地となった茶園の再生にも努めている。

静岡市の中心地から車で約1時間の距離にある両河内地区。市内では比較的新しい茶産地だ。(写真提供:豊好園)

静岡市の中心地から車で約1時間の距離にある両河内地区。市内では比較的新しい茶産地だ。(写真提供:豊好園)

日本平にある〈全景の茶の間〉のまわりにあるのも、茶農家集団ぐりむが管理する茶園。
富士山を望むパノラマとともに、茶農家が手塩にかけて育てたお茶を味わいたい。

日本平ホテル近くにある〈全景の茶の間〉。目の前に広がるのが〈茶農家集団ぐりむ〉の管理する茶畑。

日本平ホテル近くにある〈全景の茶の間〉。目の前に広がるのが〈茶農家集団ぐりむ〉の管理する茶畑。

information

map

豊好園

住所:静岡市清水区布沢270

Web:http://houkouen.org/

天空の茶の間の予約・問い合わせ先

TEL:080-7016-1201(株式会社AOBEAT)

Web:https://changetea.jp/

information

map

全景の茶の間

受付場所:静岡市清水区馬走1500-2 日本平ホテル1Fテラスラウンジ

TEL:080-7016-1201(株式会社AOBEAT)

Web:https://changetea.jp/

〈KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS〉 屋内プールをリノベーションした シェア型複合ホテル

広島から瀬戸内へ、ローカルへの分岐路

広島県広島市に、かつての役目を終えた建物から生まれた、
ユニークなリノベーションホテルがあります。
名前は〈KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS〉。
既存建物の改修・再生を手がける〈リビタ〉が
プロデュースを手がけるシェア型複合ホテルです。

〈KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS〉2019年9月オープン。

2019年9月にオープンした〈KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS〉。

客室

客室

客室の様子。

見どころは、3階にあるラウンジバー〈THE POOLSIDE〉。

〈THE POOLSIDE〉

〈THE POOLSIDE〉

〈THE POOLSIDE〉

こちらの空間は、もともと屋内プールだったのだそう。
いまもどことなくプールの趣がただよう、解放感のある空間になっています。

THE POOLSIDEは、日中はモーニングを楽しめるレストラン、
夜はバーとして利用できます。
メニューの監修を手がけているのは、岡山の〈キノシタショウテン〉。

こちらは1階にあるドリンクスタンド〈cicane -liquid stand-〉。
バリスタとのお喋りを楽しめる、カジュアルなスタイルが魅力です。

リンクスタンド〈cicane -liquid stand-〉。テーマは「旅の給水所」。

リンクスタンド〈cicane -liquid stand-〉。テーマは「旅の給水所」。

同じく1階には、広島・瀬戸内エリアの工芸品や食品、
雑貨などが並ぶショップ〈SHOWCASE〉も。
THE POOLSIDEとcicane、SHOWCASEは宿泊客以外の方も利用できます。

〈SHOWCASE〉

〈SHOWCASE〉

リノベーション前の建物。以前はリハビリ専門の整形外科病院として使われていました。

リノベーション前の建物。以前はリハビリ専門の整形外科病院として使われていました。

土産商・岡野弥生さんの旅コラム
「イイダコ、ワカメに見開き御朱印!
1泊2日×6回の東北ショート旅」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第11回は、江戸土産ブランド〈新吉原〉を手がける岡野弥生さんによる
松島、平泉、石巻、気仙沼などを旅した話。
東日本大震災をきっかけに東北を再認識し、
東北旅を毎年春の恒例行事としてきたそう。
1泊2日で行ける東北アチコチの魅力を伝えてくれます。

1泊2日の旅を繰り返し、東北各地へ

東京から近いのになかなか訪れる機会のなかった東北。
私の住んでいる台東区には“東北への玄関口”といわれている上野駅があるし、
行こうと思えばすぐに行けると思っていたのかもしれない。

東日本大震災をきっかけに2012年から17年までの間、
春になると毎年友人と一緒に東北を旅した。
春の恒例行事にしていこうと思っていたが、
好きなときにふらっと行けていた旅が結婚や出産などでだんだん難しくなっていき、
また行けるかなと思った頃に新型コロナウイルスで旅どころではなくなってしまった。

今まで海外も国内もたくさん旅してきたが、
事前の下調べやスケジュールを組むのも大好きなので、
最近はいろいろなコースを頭の中で考えながら過ごしている。
東北旅行のときも私がほぼ全部スケジュールを決めていた気がする。

当時は友人も私も会社員だったので週末しか休みがなく、
1泊2日で行ける範囲となると大体決まってしまい、
松島、平泉、石巻、気仙沼くらいまでしか行けなかった。
松島ではお寿司を食べて素敵な風景を堪能し、
平泉ではわんこそばを食べて中尊寺に行った。

気仙沼はまだまだ復興途中という時期に訪れたが、
ちょうど〈シャークミュージアム〉がオープンしたばかりでサメについて学んだ。
東日本大震災の爪痕が残る場所へ案内してもらえる〈語り部タクシー〉にも乗り、
テレビでしか見ていなかった被災地を実際に訪れ、いたたまれない気持ちになった。

〈チームラボ かみさまがすまう森〉 武雄温泉・御船山楽園で 自然が織りなす 光のアートを体感してみて

今年も開催!「自然が自然のままアートになる」野外プロジェクト

佐賀県の武雄にある御船山楽園で7月22日から始まった、
森のアート展〈チームラボ かみさまがすまう森〉。
今年で6回目となる本展は、江戸時代後期に開園した
国登録記念物の名勝地である御船山楽園の自然と、
最新のデジタル技術が融合したアートプロジェクトです。
国内外から注目され続けるアートコレクティブ、チームラボによる
森の中のアート展は、2020年7月22日〜11月8日までの期間、
訪れる人々を幻想空間へと誘います。

御船山楽園は、第28代武雄領主の鍋島茂義により約3年の歳月がかけられ
1845年に完成しました。御船山楽園の敷地はなんと50万平米にも及びます。
日本有数の巨木である、樹齢3000年以上の神木の大楠が
今もなお存在していることからも、古来よりこの地で守られ
受け継がれている森であることがわかります。

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」

広大な敷地を最大限利用した、チームラボの作品群。
池の水面が七色にプロジェクションされ、
魚の群れや小舟の動きは連動し
互いに影響を受けながら軌跡を描いていきます。

「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」

「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」

「自然が自然のままアートになる」プロジェクトテーマを掲げ、
人々の存在によって、変容し続ける空間に。
変動と静寂が見る者の体感として伝わってくるようです。

「増殖する生命の巨石」

「増殖する生命の巨石」

高さは約5.5メートルにもなる苔生す巨石。
花々が咲いては散り変化する様子が1時間を通して岩面に映し出されます。
永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性に、
自分という存在を透過させてみてはいかがでしょう。

「生命は連続する光」

「生命は連続する光」

御船山の断崖下に広がるつつじ谷。
久留米つつじが光り輝く様子は、大きなものに包み込まれる安心感と
生命を宿したつつじの美しさにうっとりと引き込まれてしまいます。

「グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト​」

「グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト​」

「人々が描いたさまざまな生きものたちによって、創られていくひとつの生態系」

廃墟となった湯屋で繰り広げられる生きものたちのストーリー。
ここではワクワクする遊びが体験できます。
紙に動物や花のお絵描きをすると、その絵が光となって動き出すーー。
手作業のアナログ×デジタル技術が掛け合わされた
参加型の作品展示となっています。

ほか、全22作品を展示予定です。

チケットは、公式ウェブサイトで販売中。
今年はサウナとアートの新しい体験ができる1日40名限定の
セットチケットも用意されています。御船山楽園ホテル大浴場
「らかんの湯」日帰り入浴(サウナ)が利用できるので、
汗を流してリフレッシュした後は自然の中でアートを満喫してくださいね。

北海道を掘り下げるタブロイド紙
『THE KNOT SAPPORO Magazine』
が生まれて

Art Direction by Ryo Ueda [COMMUNE], Photo by Ikuya Sasaki

地域のカルチャーを取り上げる新たなメディア

北海道で生きる人々と、地域のカルチャーを取り上げる新しいメディアが生まれた。
『THE KNOT SAPPORO Magazine』は、8月1日に札幌でオープンしたホテル
〈THE KNOT SAPPORO〉が年2回刊行するタブロイド判フリーペーパーだ。
アートディレクターは札幌を拠点に活動する〈COMMUNE〉の上田亮さんで、
上田さんに声をかけてもらい、私は編集長を務めた。

〈THE KNOT SAPPORO〉。ラウンジにはデザインの違う椅子が並べられ遊び心を感じさせる。(photo:Tsubasa Fujikura)

〈THE KNOT SAPPORO〉。ラウンジにはデザインの違う椅子が並べられ遊び心を感じさせる。(photo:Tsubasa Fujikura)

THE KNOTは2017年、横浜を皮切りに、新宿、広島、札幌にも拠点を持つ。
コンセプトは「旅するホテル」。その土地の特性を生かし、
地域ごとに、それぞれ内装やアメニティ、食にもこだわっている。

札幌は「大自然の大都会」を軸に据え、
建築には札幌軟石や赤れんがなど地元らしい素材を取り入れ、
道内で活動するアーティストらの作品を壁面に設置したりなど、
この場所のために作家に作品制作を依頼する、
いわゆるコミッションワークも行っている。

『THE KNOT SAPPORO Magazine』も、ホテルの情報は控えめに、
北海道を深く掘り下げるメディアであり、これらを通じて、THE KNOTは
宿泊だけでないアートやカルチャーが生まれる場所をつくり出そうとしている。

ラウンジからはアーティスト国松希根太さんの作品が見える。タイトルは『HORIZON』。地平線のようにも水平線のようにも見える風景だ。(photo:Tsubasa Fujikura)

ラウンジからはアーティスト国松希根太さんの作品が見える。タイトルは『HORIZON』。地平線のようにも水平線のようにも見える風景だ。(photo:Tsubasa Fujikura)

特集は「MOUNTAIN IS」。
第1号では、THE KNOTに縁のある人々を紹介するものにしようと考え、
ホテルに併設されたギャラリーのオープニングを飾る展示を行った
フリーランスのキコリである〈outwoods〉足立成亮さんと、陣内雄さんを取り上げた。

山は私にとっても思い入れの強いテーマ。
一昨年に山を購入し、以来、新しい視点で山の価値を見出そうとする山主や
林業者に興味を持ち、折りに触れ取材をしてきた。

足立さんには1年ほど前に、別の媒体で取材をしたことがある。
そのとき、芸術祭にアーティストのひとりとして参加し、
文章も書く足立さんの姿を見て、キコリに対するイメージが
ガラリと変わったのを覚えている。

また、陣内さんには今回が初めての取材となったが、林業関係者から、
次世代の林業をつくるためにアグレッシブに活動している人だと聞いており、
ぜひ一度会ってみたいと思っていたのだ。

ちなみに、アートディレクターの上田さんとの出会いも山がきっかけ。
前々から上田さんは山に家を建てたいと考えており、
この連載で私が山を買ったことを知ってくれて、
友人を介して会ったのが交友の始まりだ。

photo:Ikuya Sasaki

photo:Ikuya Sasaki

飛騨高山のゲストハウス〈cup of tea〉
銭湯に浸かりながら、
新しい「木」のまちづくりを。

今回のゲストハウス:cup of tea(岐阜県高山市)

外国人観光客から特に人気の高い観光エリア、飛騨高山。
東京と京都の間に位置することで寄りやすく、
豊かな自然が満喫できることも魅力となっている。
その高山で2018年にオープンしたゲストハウスが〈cup of tea〉。
海外経験豊富なオーナー・中村匠郎さんにオンラインインタビューにて
11の質問を投げかけた。

Q1 立ち上げ経緯は?

「世界の都市や東京から見てローカルコミュニティの可能性を感じました」

「高校生の頃から海外に留学し、大学、社会人と合計5か国10年間、
海外で生活していました。
それまで日本もグローバリゼーションの渦のなかで
発展していくべきだと思っていたのですが、
21世紀をリードすると考えられているシンガポールや上海で働くことで、
日本も同じ線上で勝ち目の薄い戦いをするべきなのかという疑問と違和感を持ちました。
それよりも別の土俵で戦うべきで、
それであれば東京よりローカルのほうが課題もたくさんあり、
解決できるのもローカルの現場だ。
そう思い、実家に戻って銭湯を継ぎつつ、
まずはゲストハウスをオープンすることにしました」

中村さんの実家は銭湯。かつては銭湯を継ぐことは考えてもいなかったというが、
東京で盛り上がりを見せる銭湯業界を目の当たりにし、
これからのコミュニティ社会にとっての核になる可能性を感じたという。

cup of teaはすっきりとしたデザイン。

cup of teaはすっきりとしたデザイン。

〈LIFE〉相場正一郎さんの旅コラム
「日常ではなくなってしまった
千葉・平砂浦へのサーフトリップ」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第8回は、カジュアルイタリアン〈LIFE〉のオーナーシェフ相場正一郎さんが
千葉の平砂浦を訪れた話。
新型コロナウイルスの影響で、お店の営業も、趣味のマラソンやサーフィンも
自粛せざるを得ない状況が続いていましたが、
久しぶりにサーフトリップをしたことで自分を見つめ直し、前向きになれたようです。

コロナ自粛で、20代からのルーティンが失われた

今年3月頃から、新型コロナウイルス禍での自粛が本格的になり、
外出自体に制限がかかり、県をまたいでの遠出はもちろんのこと、
近所での買い物すらままならない状況になってしまいました。

僕は飲食業を営んでいるので、その影響を直接に受けました。
政府の外出自粛要請の影響で、お店のお客さまは激減です。
僕の商売として、「ヤバイ」を超えていました。

4月7日の「緊急事態宣言」後には、お店も営業できない状態になり、
僕は毎日、気づけば溜息ばかり。
雇用のこと、お店の継続のこと、そして僕ら家族の生活のこと。
考えればキリがない。

趣味のサーフィンにも行けず。これは愛用のサーフボードとウェットスーツ。

趣味のサーフィンにも行けず。これは愛用のサーフボードとウェットスーツ。

何が一番怖いかというと、「未来」が霞んだこと。
僕にとって、今までに経験したことのない心境に襲われたことが、
自分でももっとも恐怖なことでした。
何が原因かは、まだはっきりと説明できませんが、
今までに経験をしたことがない失望感でした。

世の中の飲食業が、このコロナで大打撃。それは等しく僕らも一緒です。
渋谷区、代々木公園付近で飲食店を2店舗営んでいることもあって、
代々木公園が封鎖されて、ちょっとしたジョギングもできない状態です。

僕は常日頃から毎朝のマラソンは欠かさず、仕事の合間を見つけて、
月に何度か海にサーフィンに行っていました。
僕の唯一のストレス解消法です。

シングルフィンのサーフボードで楽しんでいる。

シングルフィンのサーフボードで楽しんでいる。

その当たり前の日常も一気に失われたようでドキドキしました。
その当たり前のルーティンは、自分でお店を始めてから、崩したことはなかったし、
もっといえば、その前の20代の頃からずっと変わっていません。

しかしこのコロナで「未来への期待」と「毎日のルーティン」が
一気に壊されてしまいました。
つい最近までの普通の日常が、一気に様変わりしてしまったのです。
僕は本当に不安な気持ちでいっぱいになりました。

古民家宿を夢見てUターン。
十日町〈茅屋や〉高橋美佐子さん

地域おこし協力隊から古民家宿の女将に

新潟県南部に位置するJR十日町駅から約30分。
のどかな田園風景を進み、道幅が徐々に細くなっていくその先に
数軒の民家が並ぶ三ツ山集落がある。
冬になると3メートルほどの雪が積もる豪雪地帯だ。

十日町市出身の高橋美佐子さんが
茅葺き屋根の農家民宿〈茅屋や〉を開業したのは2016年。
茅屋やでは雪国の山暮らしが体験できるほか、
狩猟免許を持つ高橋さんのジビエと里山料理を求めて食通が足を運ぶ。

のどかな田園風景のなかに佇む〈茅屋や〉。

のどかな田園風景のなかに佇む〈茅屋や〉。

周りにある畑で米や野菜を栽培。時季によっては宿泊者が農業体験もできる。刈った稲を干す、はぜ掛けの様子。

周りにある畑で米や野菜を栽培。時季によっては宿泊者が農業体験もできる。刈った稲を干す、はぜ掛けの様子。

十日町で生まれ育ち、高校卒業後に上京した高橋さん。
いまこうして宿泊業を営んでいるのは、東京の〈山の上ホテル〉や
食品卸しの会社で長く働いてきた経験を生かせると思ったから。

客室は1階と2階にひと部屋ずつの計2部屋。

客室は1階と2階にひと部屋ずつの計2部屋。

茅屋やの客室

開業の地として十日町を選んだのは、
離れて暮らす親の存在が気になるようになってきたのと、
ひっそりとした山の中の古民家暮らしに憧れていたためで、
地元に戻ることはごく自然なことだったと振り返る。

「東京にいた頃からとにかく古民家の宿を経営したくて、
働きながらインターネットを使ったり、帰省時に空き家情報をチェックしていました。
このまま東京にいても古民家の宿を開くのは難しいかもと思って
Uターンしようと思ったんですけど、仕事がないし、どうしようって。
そしたら地域おこし協力隊があると聞いてちょうどいいなと思ったんです」

囲炉裏で火起こしをする高橋さん。このあと高橋さんは夕食の準備でキッチンへ。辺りが暗くなっていくなか、火を見つめながら過ごす時間が心地いい。

囲炉裏で火起こしをする高橋さん。このあと高橋さんは夕食の準備でキッチンへ。辺りが暗くなっていくなか、火を見つめながら過ごす時間が心地いい。

東京を離れ、2013年から地域おこし協力隊として、
現在の茅屋やがある一帯を含む飛渡地区を担当した。

「協力隊の仕事をしつつもどうしても宿をやりたくて。
空き家探しを続けていたら、この家に住んでいたおばあちゃんが
家を離れようとしていることを知ったんです。こんなチャンスはもうないと思って、
『壊さないでください』とお願いして譲ってもらいました。

この辺りは冬になると3~4メートル雪が積もるので、
誰かが住んでいないと家が壊れちゃうんですよ。
壊れずに残っている空き家は、ここよりもずっと大きくて立派な家ばかりなので
どうしても高くなるし、ひとりじゃ手がまわりません。
ひとりでまかなえる広さで茅葺き屋根。この家に巡りあえてラッキーですよね」

茅屋やの囲炉裏

窓から見えるまちのストーリー
「わたしのまちの車窓からの風景」

今月のテーマ 「わたしのまちの車窓からの風景」

地域を走る電車から見える風景はまちによってさまざま。
海が見えたり、山沿いの木々の香りを感じたり、
トンネルを抜けた時に現れる田植えをした水田だったりと、
そのまちを感じられる景色が広がっています。

今回は日本各地の〈地域おこし協力隊〉のみなさんに
お住まいの地域を走る電車やバスの車窓から見える風景を切り撮ってもらいました。

ご自宅の周囲とはひと味違う
まち並みや自然を感じてみてください。

【長野県下伊那郡天龍村】
秘境の夏を楽しめるローカル駅の景色

JR飯田線のローカル駅が5つ存在している南信州の秘境・天龍村。
今回は「車窓からの風景」がテーマということで、
村内に点在する小さな駅の風景をご紹介します。
気軽に旅に出ることが難しくなってしまっている昨今ですが、
秘境駅にただよう初夏の風を感じていただけるとうれしいです。

平岡駅の駅舎。構内を入るとお土産ショップがあり、〈秘境駅ツアー〉もこの周辺で行われています。

平岡駅の駅舎。構内を入るとお土産ショップがあり、〈秘境駅ツアー〉もこの周辺で行われています。

駅直結の宿泊施設〈龍泉閣〉が併設されており、
村内5つの駅の中で唯一、特急列車が停まる「平岡駅」。
無人駅ではありますが、構内に入ればお土産などを買うことができます。
また、季節に合わせて駅周辺で開催される〈秘境駅ツアー〉は、
リピーターのお客さまも多く、毎回大人気のイベントとなっています。

無人駅のため、きっぷの回収も箱にいれるだけ。

無人駅のため、きっぷの回収も箱にいれるだけ。

幻の銘茶の産地でもある「中井侍駅」の周辺には、
美しく手入れされた茶畑が広がっており、新緑の季節の山々と茶葉の緑、
天竜川と空の青が織りなす景観は「すばらしい」のひと言。

こちらは銘茶の産地中井侍駅。駅を降りて歩くと茶畑が広がっています。

こちらは銘茶の産地中井侍駅。駅を降りて歩くと茶畑が広がっています。

そして、「伊那小沢駅」周辺のカンザクラは、
県内で最も早く咲く桜として、毎春の開花宣言が恒例となっています。
「信州に春を告げる村」というキャッチフレーズの、
原点のひとつとなった場所でもあります。

伊那小沢駅の様子。近くには信州でいちばん早く咲くカンザクラが植えられています。

伊那小沢駅の様子。近くには信州でいちばん早く咲くカンザクラが植えられています。

気兼ねなく旅ができる日々が戻ってきた暁には、
のんびりとローカル線に揺られて秘境駅巡りをしてみてはいかがでしょうか?
四季それぞれの雄大な自然と、あたたかい人々、
なによりもゆったりとした時の流れが、
最上級のおもてなしをしてくれることでしょう。

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本多紗智 ほんだ・さち

信州最南端、県内で一番早く桜の咲く村「天龍村」で地域おこし協力隊をしています。ないものづくしといわれる「ド」田舎ではありますが、ちょっと視点を変えてみれば、ここにはまだ「かろうじて残っているもの」がたくさんあります。秘境と呼ばれるこの村から、鮮やかな四季のうつろい、なにげない暮らしの風景をお届けできたらと思っています。

富山〈喜代多旅館〉
元県庁職員の3代目おかみが
生家の老舗宿をフルリノベ!

2020年(令和2年)は、北陸新幹線が開業して5年になる。
沿線の富山駅周辺は相次いでホテルの開業が予定されており、
この何年かで景色も大きく変わっていく。
一方でまちの中心部には、戦後間もなく生まれた旅館を4年かけてリノベーションし、
2019年(令和元年)に再オープンさせたおかみがいる。

北陸にある民間宿泊施設のリノベ物件では唯一、ZEB(ゼブ) Ready認証を取得した旅館で、
館内には老舗旅館らしからぬ仮眠室や共有キッチンなど
ホステルのような機能も完備した。
「旅慣れた人に集まってほしい」と願う〈喜代多(きよた)旅館〉の
3代目おかみ・濱井憲子さんの挑戦を聞いた。

旅館らしくない老舗旅館

喜代多旅館。改修や増改築を繰り返した歴史があり、右半分が鉄骨造、左半分が鉄筋コンクリート造。

喜代多旅館。改修や増改築を繰り返した歴史があり、右半分が鉄骨造、左半分が鉄筋コンクリート造。

旅館ときいて、どのような姿を連想するだろうか。
和式の建築に、畳の敷かれた客室があって、
温泉地では天然温泉が楽しめるといったイメージではないだろうか。
2019年(令和元年)にフルリノベーションの工事を経て、
富山市の中心部に再オープンを果たした喜代多旅館は、
その手の先入観を気持ち良く覆してくれる。

バリアフリーのユニバーサルルーム。

バリアフリーのユニバーサルルーム。

まず、喜代多旅館には、足腰のしっかりしない高齢の宿泊客を想定して、
ベッドに寝泊りできるバリアフリーの洋室(ユニバーサルルーム)がある。
室内だけ見れば、どこかの高級ホテルか、品のいいオーベルジュの宿泊施設のようだ。

仮眠室。

仮眠室。

一方で館内には、高速バスユーザーなどを想定した、
早朝と深夜にのみ使用できる仮眠室のベッドが8人分、用意されている。
共用のキッチンがあり、スクリーンカーテンで間仕切りが可能な大部屋があり、
24時間利用可能なシャワールームもある。
こうなると今度は、ホステルのような印象すら受けるはずだ。

2階の共有スペースと、奥には24畳の大広間。

2階の共有スペースと、奥には24畳の大広間。

それでいて、館内全体に洗練されたデザインや設計のおもしろさが見てとれる。
家具類に至ってはリノベーションのために、すべてオーダーメードでつくられた。
一般の旅館と比べると廊下も広く共有スペースもたっぷりと設けられていて、
一方ではいかにも旅館らしい和式の客室も8室用意されている。

植物屋〈叢〉店主・小田康平の旅コラム
「三徳山三佛寺奥院投入堂の
壮大なスケールの演出」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第7回は、植物屋〈叢(くさむら)〉の小田康平さんが
鳥取県の〈三徳山三佛寺奥院投入堂〉を参拝した話。
まずは建築の造形に惚れて参拝に向かったようですが、
いざ登ってみると、そのスケール感や
現代にも通じる“ある演出”に強く惹かれたようです。

ひっそりと佇む投入堂に魅せられて

その風貌を初めて見たときから
とても興味を持っていた、鳥取県にある〈三徳山三佛寺奥院投入堂〉(国宝)。
私の地元である広島と同じ中国地方ということもあり、
いつかは行ってみたいと思っていた。
多くの建築家からは、重要な日本建築としてかねてから評価されており、
京都の清水寺と同じく崖に柱を立て、
半分が高床式というとても危なっかしい構造の懸造り(かけづくり)建築。
このふたつの建築物は懸造り建築として国内では双璧とされているが、
自分にとっては華やかで有名な清水寺よりも、
ひっそりと山奥に身を隠す投入堂のほうが好みだ。
そうした投入堂のビジュアルの知識のみで三徳山に向かった。

まずは駐車場からすぐの参詣受付案内所へ。そこでは投入堂拝観の心得を問われる。
「命をかけて登ってください。そしてそのスニーカーではダメですね」と。
甘い考えで運動靴ならいいだろうと勝手に考えて履いてきたスニーカーだったが、
ゴールである投入堂まではかなりの難路ということで、
入峰修行受付所にてわらじを購入し履き替えてチャレンジすることとなった。
多くの参詣者がいたのを物語るように、石段のすり減り方も年季が入る。

履き替えたわらじ。

履き替えたわらじ。

石段からは年季を感じる。

石段からは年季を感じる。

山に入っていくと、受付でいわれた通り、山登りというよりは崖登り。
ほぼ垂直な崖では樹木の根が地上に出ている気根(きこん)を足がかりにして登っていく。
年配の参詣者も多く、
おじいちゃんやおばあちゃんまでもがこの垂直の崖を淡々と乗り越えていく。
登っていくうちに植物相も変化し、麓では見られない高山植物なども現れてくる。

駅名の長さ日本一! 等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅 が京都に誕生

嵐電北野線・等持院駅の名前を一新

2020年3月20日(金)、京都に日本一長い名前の駅が誕生しました。
その名も〈等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅〉。
文字数なんと17字、音読数だと26字で、日本で最長の駅名となるのだそう。

もともと嵐電北野線の〈等持院駅〉という名称であった
等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅。
それが立命館大学などを運営する学校法人立命館と京福電気鉄道株式会社が、
2020年3月13日(金)に連携・協力に関する協定を結んだことや、
次駅の北野白梅町駅のリニューアル供用開始に合わせ、
“等持院”がこの地域の地名を表すと同時に、
嵐電が立命館大学へのアクセスしやすいことを伝えるため、
このたび改称される運びとなりました。

あらためて駅名の字面を見ると、なかなかインパクトがありますね。
学生が利用する駅ということで、彼らのさまざまなカルチャーの洗礼を受け、
多くの人に親しまれる駅となりそうです。
今後、地元の人はこの駅をどのような愛称で呼ぶようになるのでしょうか。

〈本と温泉〉第4弾は 初の絵本スタイルで登場! 今回はなんと下駄型!?

城崎温泉を歩いて、味わい、生まれた絵本

志賀直哉、万城目学、湊かなえーー
1300年の歴史をもつ西日本有数の温泉地・城崎温泉を舞台に
ゆかりの作家たちとの共作を続けてきた〈本と温泉〉。
待望の第4弾が登場しました!

毎回その装丁も話題となりますが、今回はなんと下駄型。

毎回その装丁も話題となりますが、今回はなんと下駄型。

今回は、亀山達矢と中川敦子の
絵本作家ユニット・tupera tuperaを迎え、制作。
温泉のまちから聞こえる
いろいろな“音”をテーマにした絵本となっています。

その地域の魅力に"泊まって”体感
「わたしのまちを体験する宿」

今月のテーマ 「わたしのまちを体験する宿」

TVやガイドブックなどでさまざまなまちの特集を
見聞きすることも少なくないですが
やはり地域のことを知るならば、行ってみるのがいちばんです。

「自分の住むまちを好きになってもらいたい!」
そんな想いから、地域の特性を生かしたユニークな宿が全国に増えています。

今回は、日本各地の〈地域おこし協力隊〉のみなさんに、
地域の魅力を体験できる宿について教えてもらいました。

【北海道羅臼町】
こだわりの手料理とアットホームな雰囲気が自慢の宿〈民宿本間〉

羅臼の前浜でとれる自慢の海の幸、
その素材のうまみを最大限に引き出すお母さんの手料理は、
民宿に泊まるお客さんの心を一瞬でつかみます。
地産地消をモットーに鮮度にこだわり、
添加物を一切使用しない安心できる料理を、満足いくまで食べられます。

羅臼の前浜で船上活〆した鮮度抜群のブリ大根。

羅臼の前浜で船上活〆した鮮度抜群のブリ大根。

宿の看板料理のメンメの湯煮。メンメ(キンキ)を羅臼の海洋深層水だけで煮た素材の味を生かしたシンプルな料理。こちらのメンメは大きさ約30センチ!

宿の看板料理のメンメの湯煮。メンメ(キンキ)を羅臼の海洋深層水だけで煮た素材の味を生かしたシンプルな料理。こちらのメンメは大きさ約30センチ!

元漁師の奥さんだからこそできる無駄の一切ない調理は、
今の時代ともマッチしています。
また、ジビエ料理も提供される数少ないお店のひとつでもあります。

鹿肉のローストは、お手製のたれを添えていただきます。

鹿肉のローストは、お手製のたれを添えていただきます。

食事中はもちろん、滞在する間に話されるお母さんの巧みな話術は、
実家に帰ってきたような居心地に変えてしまいます。
そのため、思う存分くつろいで心も体もリフレッシュできる旅になります。

民宿本間

羅臼の本物の味は〈民宿本間〉にあるので、ぜひお越しください。

information

map

民宿本間

住所:北海道目梨郡羅臼町海岸町53

TEL:0153-89-2309

Web:http://minsyuku-honnma.jp/

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大石陽介 おおいし・ようすけ

1988年静岡県焼津市生まれ。大学卒業後、静岡県の小学校教諭として富士山の麓で8年勤務。うち2年間は青年海外協力隊(JICA)としてモンゴルへ。現地の小中高一貫校で先生方へのアドバイス・子どもたちへの指導にあたる。現在は、羅臼町の地域おこし協力隊として、「ソトから見た羅臼」という視点でまちの魅力を発信中。町内のあちこちへ出向き、取材から撮影、編集までをひとりでこなす。

〈木の子えのき〉と〈hyakushiki〉が 信州ブランドアワードを受賞!

こだわり抜いた「えのき」と、モダンな漆塗りガラス器

長野県のブランドづくりの輪を広げる活動として、
2004年にスタートした信州ブランドフォーラム。
その取り組みの一環として毎年行われている、
信州ブランドアワードの受賞ブランドが今年2月に発表されました。
2019年度は「しあわせ信州部門」と「NAGANO GOOD DESIGN部門」を新設。
みごと大賞に輝いたのは?

「健康長寿・安心」をテーマにした2019年「しあわせ信州部門」の大賞は、
丸金の〈木の子えのき〉、
「NAGANO GOOD DESIGN部門」は
丸嘉小坂漆器店が手がける漆塗りガラス器のブランド
〈hyakushiki〉が栄冠に輝きました。

 メイン商品の〈一株えのき〉 野生種 1袋298円(税込)

メイン商品の〈一株えのき〉 野生種 1袋298円(税込)

天然の環境にこだわる丸金の〈木の子えのき〉

〈木の子えのき〉というのはその名の通り、木の粉からえのきを栽培。
天然の木の子が育つ環境に着目し、国産の原材料を使用して栽培されています。
そのためえのき業界で唯一、国産原材料を使用したえのきと認定された、
こだわりの木の子です。

間伐材を細かく砕いて粉状にし、1年以上熟成させてつくられる木の土。

間伐材を細かく砕いて粉状にし、1年以上熟成させてつくられる木の土。

自然の中で楽しみながら 学べるキッズキャンプも。 〈一番星ヴィレッジ〉 今年も千葉に期間限定でオープン!

広々とした牧草地でのんびりキャンプを

東京から車で約70分の場所にある、千葉県市原市の郊外に位置する、
心地良い風と緑豊かな森林に囲まれた東京ドーム約13個分の広大な牧草地。
ここに、今年も期間限定でオートキャンプ場〈一番星ヴィレッジ〉がオープンします。

オープン期間は、2020年4月25日(土)から10月18日(日)まで。
主に週末がオープン日なので、
詳細なオープン日は公式ページでご確認ください。

この〈一番星ヴィレッジ〉では、
車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」、
日帰りでBBQなどを楽しむ「デイキャンプ」、
チェックアウトの日も夕方18:00までキャンプを楽しめる「ロングステイキャンプ」から
希望のプランを選べるほか、“直火OK”、“フリーサイト”など、
自由度の高い場所として、思いおもいの遊び方で利用することが可能。

キャンプ場には、ポニーや牛などの動物と触れ合うことができる場所や、
ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、大人と子ども両方が楽しめるコーナーが充実。
また、テント(5,000円)やシュラフ(1,000円)、BBQセット(2,000円)など、
一式レンタルできるので、手ぶらでキャンプを楽しむこともできます。

受付は3月10日から開始しています。

アイヌとともに時間を過ごす、 阿寒湖ガイドツアーが6月から開催。 アイヌ文化に直接触れ、 森林散策と楽器演奏を楽しむ

アイヌという文化、阿寒という土地、両方を守るために

阿寒摩周国立公園の原生林に囲まれた、ひがし北海道屈指の美しさを誇る湖、阿寒湖。
そのほとりには複数の温泉宿が立ち並び、
阿寒湖温泉街として多くの観光客を受け入れています。
この温泉街の一角にあるのが日本の先住民族アイヌによってつくられた
工芸と芸能の集落〈阿寒湖アイヌコタン〉。
釧路空港から約1時間のこの地は、民芸品と飲食店が軒を連ね、
アイヌの文化を伝えています。

2020年6月1日から、自然を敬い、阿寒湖で生きてきたアイヌの案内で
自然散策、ものづくりを楽しむガイドツアー「Anytime,Ainutime!」が開催されます。
4月30日から予約受付開始というこのガイドツアーの内容を見てみましょう。

観光とアイヌ文化が交わるこのまちで

阿寒湖温泉商店街の民芸品、飲食店が連なる通りを歩く。

阿寒湖温泉商店街の民芸品、飲食店が連なる通りを歩く。

釧路市には約1,100人のアイヌの人々がいます。
阿寒地区のアイヌコタン(コタンとは“集落”のこと)には、36戸に約120人が暮らし、
北海道で一番大きいアイヌコタンです。
昭和9年に国立公園に指定されるなど、湖畔の景観は四季を通じてすばらしいものがあり、
昭和30年代の観光ブームが到来しても変わらず、
ヒグマや鳥、人間などを題材にした木彫りの工芸品などで人々は自活をしてきました。

この観光ブームで、阿寒湖畔でもホテルの新築、増設が相次ぎ、温泉需要も増大。
『阿寒に果つ』(著・渡辺淳一)など、
阿寒周辺を舞台にした小説がベストセラーになったのも、追い風となりました。
阿寒はもともと狩り場(イオル)だったという歴史もあり、
先祖代々住み続けているという家は多くはなく、
「よそ者が多い」ことは、アイヌ文化を観光に活用する際にプラスに働いているのです。

アイヌの人々は自然に語りかけながら植物を採集したり、大切な人を思いながら、
自然をモチーフにした文様を木彫、刺繍します。
こうして、人と人、モノ、自然との関係性を大事に育んできたのです。

今回のガイドツアー「Anytime,Ainutime!」というコンセプトには、
このすばらしい文化を、「体験」を通して伝え継ぎたいという思いが込められています。

ガイドをするのは阿寒で暮らすアイヌの人々。
普段は木彫作家、民芸店の店主、伝統舞踊の踊り手など、職業はさまざま。
それぞれが受け継いできたアイヌの伝統や民話を伝えながら、ツアーは展開されます。

二戸へ来たら〈Oli-Oli〉へ! 畑の恵みでつくるスムージーが 地域と農家をつなぐ

「ここは二戸のオアシス」

そんな声が聞こえてきたのは、
岩手県「二戸」駅から車で約10分、「堀野地区」と呼ばれる場所にある
カフェスタンド〈Oli-Oli(おりおり)〉。
メニューには高品質なスペシャリティコーヒーはじめ、
地元産果物を使用したスムージーやスイーツが並びます。

店主は、二戸市出身のバリスタ・工藤さおりさん。
「一度は地元を離れて北海道で暮らしていたのですが、
育った場所に何かしら恩返しがしたいと思い、二戸に帰ってきたんです」

昔ながらの商店街を進むと、木造のかわいらしい建物が現れます。

昔ながらの商店街を進むと、木造のかわいらしい建物が現れます。

南部鉄器の鉄瓶が目印

店の看板にデザインされているのは、岩手県を代表する工芸品・南部鉄器の鉄瓶。
コーヒーはすべて、鉄瓶で沸かしたお湯で淹れてくれます。

「(南部鉄器は)岩手のものであるということもそうですし、
これで沸かしたお湯でコーヒーを淹れたら味が変わるんじゃないかという勘があって、
実際淹れてみたら違ったんです。おいしくできて特徴も出せる。
お店を出すときには看板やロゴに使いたいと最初から思っていました」

olioli看板

スペシャリティコーヒーとの出会い

工藤さんは二戸に帰って来た当初、コミュニティFMに勤務。
「番組を通じて、二戸がどんな土地なのか、何が名産で、どんな人が活躍しているのか、
いろんな情報を知ったんです。人とのつながりもできて、
『私にできることは何だろう』ってすごく考えるようになって」

そんななか、隣町のカフェで、
スペシャリティコーヒーとラテアートに出会います。

「〈Oli-Oli〉を開業した堀野地区は、
気軽にコーヒーを飲めるカフェや喫茶店がないんです。
地元の人が集まる、おいしいコーヒーが飲める場所を二戸にもつくりたい。
『これが私にできることかもしれない』」

そう強く思った工藤さんは
影響を受けたカフェで修行をしながらバリスタの資格を取得、
2017年に自身の店をオープンします。

提供しているラテアート。焙煎をお願いしているのは修行時代の同僚が開業した〈ロースター・アリエッタ〉(青森県八戸市)。一緒に働いているころから「ゆくゆくはそれぞれお店を持とう」と話していたそう。

提供しているラテアート。焙煎をお願いしているのは修行時代の同僚が開業した〈ロースター・アリエッタ〉(青森県八戸市)。一緒に働いているころから「ゆくゆくはそれぞれお店を持とう」と話していたそう。

「できるだけ地元のもの使いたい」という考えのもと、
ラテは岩手県に工場をもつ小岩井乳業の牛乳と、
工藤さんも子どもの頃から買い物をしていた
二戸の〈高橋豆腐店〉の豆乳から選ぶことができます。
豆腐をつくるときにできるあまり汁ではなく、
おいしい豆乳をつくるためだけに豆腐をつくるこだわりがあり、
コーヒーに負けない深い味わいが特徴です。

夫婦で金田一温泉郷を明るくする、 癒しの宿〈おぼない旅館〉 に出会いました

〈おぼない旅館〉の支配人 大建宗徳さん・ももこさんご夫婦

お侍さんの湯治場

別名「侍の湯」とも呼ばれる、岩手県二戸市の金田一温泉郷。

江戸時代初期にはすでに温泉地としてあり、
南部藩指定の湯治場として、侍が戦の傷を癒しに訪れていたとか。

8つの源泉があり(現在は5つの源泉が稼働)、
各宿で違う泉質の湯を楽しむことができるのも魅力です。

開湯380年と金田一温泉郷で一番古い自家源泉〈玉の湯〉を持つのが、〈おぼない旅館〉。
弱アルカリ性のとろりとした美肌の湯として知られ、
長く浸かりやすく、体をじんわりと温めてくれるマイルドな湯が特徴です。

(イラスト:大建ももこ)

(イラスト:大建ももこ)

旅館を切り盛りするのは、2代目の大建宗徳さん・ももこさん夫婦。
歴史ある温泉地ですが、特技のイラストを生かして、
二戸の魅力を掘り起こし、積極的に発信しています。

ももこさんが描くイラストがかわいい!

ももこさんが描いたポストカード。宿泊者にプレゼントすることもあるそう。

ももこさんが描いたポストカード。宿泊者にプレゼントすることもあるそう。

青森県出身で、八戸のローカル情報誌で編集経験があるももこさん。
独自の視点で二戸の魅力を切り取り、見どころを発信しています。

そのひとつが金田一温泉郷の四季を彩るエピソードを描いたポストカード。
薪ストーブがある暮らしや夏の蛍狩りなど、
四季折々の身近な暮らしをかわいらしいイラストを交えながら紹介しています。

大きな近隣マップも手書きイラストで制作。

ももこさんが描いた〈金田一温泉郷 てくてくマップ〉。

ももこさんが描いた〈金田一温泉郷 てくてくマップ〉。

金田一温泉郷は、南部出身の作家・三浦哲郎さんが執筆し、
ドラマ化・ミュージカル化もされた『ユタと不思議な仲間たち』(新潮社)の舞台。

“不思議な仲間たち”は座敷わらしのことで、
物語に登場する〈分教場〉や、座敷わらしに会えるという言い伝えの残る〈緑風荘〉をはじめ、
ブルーベリー園やりんご畑、〈南部美人〉の酒米を育てる田んぼなど、
周辺の見どころが案内されています。

ワクワクするイラストが、
ごく自然な日常や風景を特別なものに変えてくれる。
二戸に出かけてみたくなるマップです。

〈第8回全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉〉 “始まくら式”に畠山愛理さんが登場

大人も子どもも楽しめるスポーツ、まくら投げ

2020年2月22日・23日、静岡県伊東市にて
〈第8回全日本まくら投げ大会in 伊東温泉〉が開催され、
開会式に元新体操選手の畠山愛理さんが登場しました。

本大会のイメージビジュアルのモデルも務めた畠山さんが登場すると、会場に歓声が。
冒頭の挨拶で「昨年モデルのお話しをいただいた時は、
本気のまくら投げって何だろうと少し困惑しました(笑)。
幼少期は新体操の練習で修学旅行に行けなかったので、
今日は初めて間近でスポーツとしてのまくら投げを
見られるのでとても楽しみです」と語りました。

全日本まくら投げ大会in 伊東温泉のイメージビジュアル

全日本まくら投げ大会in 伊東温泉のイメージビジュアル

その後は始球式ならぬ「始まくら式」にて、まくら投げを披露。

始まくら式での畠山愛理さん。

始まくら式での畠山愛理さん。

さらには、まくら投げ競技体験も。

まくら投げ競技に挑戦する畠山さん。

まくら投げ競技に挑戦する畠山さん。

競技体験後には、
「まくら投げは笑顔になりながら楽しめるスポーツです。
すてきなスポーツですね。ほかのスポーツにはない魅力があると思います」
とコメントしました。

今年は、新型コロナウイルスによる肺炎の影響が懸念された本大会。
参加者全員にマスクが配布され、会場の常時換気、
アルコール消毒の呼び掛けを行ったうえでの開催となりました。

参加者は、1道2府1都17県から384名の選手と子供の部含めた総勢434名。
接戦の戦いの結果、教員免許を持つイメージバーで
結成された「知多半島教員選抜with Bouzu」が
2020年のまくら投げチャンピオンに輝きました。

一般の部・優勝チーム「知多半島教員選抜 with Bouzu」

一般の部・優勝チーム「知多半島教員選抜 with Bouzu」

子供の部・優勝チーム「コロンパA」

子供の部・優勝チーム「コロンパA」

〈滔々 二階の宿〉 観光地・倉敷美観地区内で、 暮らしの延長にある 静かな時間を過ごす

普段の暮らしに近いような宿で、気持ちも穏やかに

岡山県倉敷市美観地区内、大原美術館そばで
暮らすように泊まることができる〈滔々(とうとう) 倉敷町屋の宿〉。
こちらの宿に続いて、昨年7月、〈滔々 二階の宿〉がオープンしました。

右手にあるソファは〈さしものかぐたかはし〉の〈ふとんのソファ〉。

右手にあるソファは〈さしものかぐたかはし〉の〈ふとんのソファ〉。

アパートメントの部屋の中にいるような、
普段の暮らしに近い生活感がありつつ、
手仕事の温もりを感じられるさりげないしつらえが
居心地の良さをつくり出しています。
移ろう時間とともに表情を変える、光と白の美しさに気づかされる宿です。

白を基調に洗練されたバスルーム。床暖房を完備しています。

白を基調に洗練されたバスルーム。床暖房を完備しています。

「旅中のお客さまがこの空間で過ごしていただく間、
さまざまな刺激を受けた気持ちを穏やかに整えていただけるように、
華美でない閑居なしつらえとしています」と、
〈滔々 二階の宿〉の設計を手がけた山本圭一さん。