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posted:2020.3.27 from:長野県 genre:旅行 / 食・グルメ
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コロカル編集部
長野県のブランドづくりの輪を広げる活動として、
2004年にスタートした信州ブランドフォーラム。
その取り組みの一環として毎年行われている、
信州ブランドアワードの受賞ブランドが今年2月に発表されました。
2019年度は「しあわせ信州部門」と「NAGANO GOOD DESIGN部門」を新設。
みごと大賞に輝いたのは?
「健康長寿・安心」をテーマにした2019年「しあわせ信州部門」の大賞は、
丸金の〈木の子えのき〉、
「NAGANO GOOD DESIGN部門」は
丸嘉小坂漆器店が手がける漆塗りガラス器のブランド
〈hyakushiki〉が栄冠に輝きました。
〈木の子えのき〉というのはその名の通り、木の粉からえのきを栽培。
天然の木の子が育つ環境に着目し、国産の原材料を使用して栽培されています。
そのためえのき業界で唯一、国産原材料を使用したえのきと認定された、
こだわりの木の子です。
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栽培に使用する土の原材料は、樹齢約30年の国産木。
木の子の収穫後も、きのこの菌が土の中の有機物を分解し、
土を豊かにしてくれるため農業用として再利用されるすぐれものです。
天然のえのき茸ならではのヌメリとコクのある野生種は、
山野に自生したえのきの遺伝子を強く受け継ぐ風味豊かな味。
日持ちが良い純白種えのきは、
しっかりとした茎とシャキシャキとした食感に加え、
ほのかに甘みを感じる味わいです。
30年の森の恵みから作られた〈木の子えのき〉は、
食物繊維、アミノ酸などの栄養をたっぷりと含み、
人の健康に作用するのはもちろん、
地球の“健康”のことも考えられたブランドという評価でみごと大賞に。
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塩尻市南部に位置する木曽平沢町は漆塗りの産地。
丸嘉小坂漆器店は、1945年に創業して以来、
漆を生業として確かな技術を受け継いできました。
木曽漆器の上塗師であった初代・嘉男が本家から分家し、
現在は家族と4人の職人で営む工房です。
2013年に誕生したブランド〈hyakushiki〉は
漆工の技術を用いたガラスの器を製作するテーブルウェアブランド。
透き通るガラスと華やかな漆の色彩が融合して
まったく新しい器へと昇華させました。
漆器は通常、木製の箸や匙を使う和食での使用が一般的でしたが、
〈hyakushiki〉は素地にガラスを使い、
器の裏側から漆を塗ることで、
漆の色彩を楽しみながらも、ガラスのテーブルウェア同様に取り扱うことが可能に。
さまざまな食シーンに重宝できるうえ、
乾燥による割れが起こらないため、長く日常使いできることも魅力のひとつです。
万華鏡から着想を得た多彩な色使いは、
一日に一色ずつ職人の手により丁寧に筆描きされます。
特殊な技術で色落ちを抑えた繊細な漆の色は鮮やかでモダンなデザインは、
これまでの漆器のイメージを一新しながらも、
木曽漆器のエッセンスが詰まった艶のある美しい表情に仕上がっています。
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丸金
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丸嘉小坂漆器店
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