〈滔々 二階の宿〉 観光地・倉敷美観地区内で、 暮らしの延長にある 静かな時間を過ごす
普段の暮らしに近いような宿で、気持ちも穏やかに
岡山県倉敷市美観地区内、大原美術館そばで
暮らすように泊まることができる〈滔々(とうとう) 倉敷町屋の宿〉。
こちらの宿に続いて、昨年7月、〈滔々 二階の宿〉がオープンしました。

右手にあるソファは〈さしものかぐたかはし〉の〈ふとんのソファ〉。
アパートメントの部屋の中にいるような、
普段の暮らしに近い生活感がありつつ、
手仕事の温もりを感じられるさりげないしつらえが
居心地の良さをつくり出しています。
移ろう時間とともに表情を変える、光と白の美しさに気づかされる宿です。

白を基調に洗練されたバスルーム。床暖房を完備しています。
「旅中のお客さまがこの空間で過ごしていただく間、
さまざまな刺激を受けた気持ちを穏やかに整えていただけるように、
華美でない閑居なしつらえとしています」と、
〈滔々 二階の宿〉の設計を手がけた山本圭一さん。
くつろぎの時間をつくり出す家具、食器、寝具

右手奥に見えるのがキチネット。腰壁(こしかべ)と周りの壁面のデザインを工夫することで、空間に視覚的統一感を与えることと機能的であることを両立しているそう。

キチネットにある作家の器を気に入ったお客さまが、チェックアウトの際に購入していくこともあるんだとか。
〈滔々 二階の宿〉で印象的な家具はキチネット。
一見クローゼットのように見えるのですが、
扉を開けるとそこにはなんと簡易キッチンが。
シンク、冷蔵庫、トースター、電気ケトルなどを揃え、
日高伸治さんらの食器も使えます。

お客さまからは、布団の寝心地の良さと、シーツとパジャマの肌当たりが好評とのこと。
旅の疲れを癒してくれるふとんは、
愛知県名古屋市の〈丹波ふとん店〉でつくられたもの。
ノーマルな敷布団の下に特別なマットレスを敷くことで身体が沈みすぎず、
ぐっすり眠れるよう配慮されています。

美観地区周辺には、にぎやかさだけでなくゆったりとくつろげる時間も流れています。
階段を上った先にあるルーフバルコニーからは、
大原美術館の分館や新渓園の緑、遠くには阿智神社が臨めます。
天気のいい日には、ワインでも飲みながら
美観地区らしい眺望をゆったりと楽しむのも良さそうです。

手前にある黒い外観の建物の2階が〈滔々 二階の宿〉。1階はギャラリーです。
観光地の中で、日常と隣り合わせにある静かなひととき。
シンプルさが持つ魅力に気づく、またとない滞在になるかもしれません。
information
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