少ない食材でも旨みは十分。 群馬〈おっきりこみ〉 アレンジレシピ

しおり流手打ちうどんは、
面倒なことはいっさいナシのお手軽レシピ!

上州名物からっ風が吹く群馬は、養蚕と小麦、雑穀がなりわいの柱。
二毛作での小麦の生産量が多く、粉もの料理の多彩さは国内随一です。
養蚕の忙しい時期でも、さっとつくって栄養もとれる麺料理が発展したのは
必然的でもあったのです。

『聞き書 群馬の食事』でもさまざまな麺料理が紹介されていますが、
特に「うどん」の種類の多さには驚きます。

たかがうどんと言うことなかれ。
引き上げうどんに、ひもかわうどん、水沢うどん…… 
麺と汁の組み合わせでこれほどバラエティ豊かだとは!

今回、料理人・後藤しおりさんが『聞き書 群馬の食事』から選んだ料理は、
〈おっきりこみ(おきりこみ)〉。
幅広のもっちりとしたうどんに、野菜や肉をたっぷり入れ、
味噌や醤油などで味つけして煮込む、群馬を代表する郷土食です。

冷房の効きすぎなどで自律神経と胃腸が弱りがちなこの季節、
お部屋でゆっくりとおっきりこみをすするのもいいですね。

おっきりこみのもっちりとした食感は、
麺に塩を入れない、もしくは少量しか入れないため。
また、普通のうどんに比べて加える水の量も少ないため、
ツルツルで噛みごたえのある食感が出て少量でも満腹になりそうです。

さて、しおりさん。まずは麺打ちをします。
麺を打つと言っても身構えることなかれ。
しおりさん流の簡単アレンジで少ない材料で失敗することなく打てます。
さらに、今回はうどん踏みも省略。

「うどんを打つって言うと緊張するんですが、
おっきりこみは“おっきりこみだから大丈夫”っていう
おおらかさがありますよね」としおりさん。

それは、おっきりこみの語源にも表れています。
おっきりこみは、こねたうどん生地をへらの上に乗せ、
直接鍋の中へと「切り込む」調理法からきていると言われています。

養蚕の忙しい時期でも手早くつくれて、
ひと碗で食事が済ませられるように、と生まれたおっきりこみは
まさに群馬の日常食。
切った太さが均一でなくても気にしないというのは
うどん打ち初心者でもうれしいですね。

うどんが自由ならば、入れる具材も自由。
好きなものや冷蔵庫の余りものでOKです。

「根菜類なんかもいいですね」としおりさん。

「とにかく気軽につくってほしい!」ということなので、
今回は具材を少なめに、おだしと手打ちのうどんの味わいをいただく、
基本のレシピをご紹介します。

〈MOTION DINER KYOTO〉 オープン。 九条ねぎ賀茂なす モッツァレラバーガーとは!?

京都の中心部・新京極にある〈MOVIX京都〉に、モダンアメリカンダイナー
〈MOTION DINER KYOTO(モーション ダイナー キョウト)〉
がオープンしました。

このダイナーのトータルプロデュースは〈TRANSIT GENERAL OFFICE〉。
メニュー監修は、本格グルメバーガーが人気の原宿〈THE GREAT BURGER〉の車田篤さん、
内装デザインは〈DAIKEI MILLS〉の中村圭佑さんが担当しています。

グルメバーガーブームの火付け役 〈THE GREAT BURGER〉の監修ということで、
本格派のハンバーガーやドーナツが楽しめるスポットです。

車田さんが試行錯誤を重ねた末に開発した、
白神こだま酵母を使用したバンズで人気を博した、
〈THE GREAT BURGER〉のハンバーガー。

〈MOTION DINER KYOTO〉では、
京野菜を使った〈九条ねぎ賀茂なすモッツァレラバーガー〉や、
アボカドを挟みわさびソースをきかせた〈アボカドわさびバーガー〉の和バーガーのほか、
〈THE GREAT BURGER〉でも一番人気の〈ベーコンチーズバーガー〉など、
食べ応えのあるグルメバーガーがずらり。

4種のドーナツ

ハンバーガーのほかにも〈MOTION DINER KYOTO〉では、
ドーナツやバターミルクパンケーキのスイーツもご提供。
ふわふわで軽い食感の生地に、
濃厚なフレーバーのグレーズがかかったドーナツは、
色味にインパクトのある〈ラズベリーピスタチオ〉や、
京都らしい〈京都宇治抹茶〉などのフレーバーが。

塩を効かせた薄い生地で、もっちりとした食感の
〈オリジナル バターミルクパンケーキ〉や、
〈ブルックリンパストラミサンド〉など、
〈THE GREAT BURGER〉の姉妹店、
〈GOOD TOWN DOUGHNUTS〉の人気メニューも並びます。

オリジナル バターミルクパンケーキ

ブルックリンパストラミサンド

映画の合間のお食事はもちろん、
観光の方も、地元の方にも親しまれそうなスポットです。
公式サイトはこちら

information

map

MOTION DINER KYOTO(モーション ダイナー キョウト)

住所:京都府京都市中京区新京極三条下ル桜之町415番 MOVIX京都 南館2階

TEL:075-254-3277

営業時間:11:00~22:00

定休日:無休

Web:公式サイト

〈ご当地カレーグランプリ〉開催。 ピーマンに蕎麦! 市町村オリジナルで勝負

東京・浅草の、地方の魅力を体験できるビル〈まるごとにっぽん〉にて、
全国11市町村がそれぞれの名物や特産品を使って
開発したオリジナルのご当地カレーを競うイベント
〈まるごとにっぽん ふるさとカレーグランプリ〉が開催されます!

期間は、予選が2016年8月1日(月)から3日(水)、
決勝が8月6日(土)、7日(日)の計5日間。
現地から持ち寄った、想いの詰まった食材を
豪華にアレンジしたカレーが味わえます!

本グランプリは、事前に各ブロックに分けたトーナメント制で開催。
ワンプレートで4市町村の特色あふれるカレーを
楽しめるカレーセットをご賞味いただき、お気に入りのカレーに投票。
最も投票数の多いご当地カレーがグランプリとして選ばれ、
館内3階の〈Café M/N〉で期間限定メニューとして販売されるということです。

上の緑のカレーは、大分県豊後大野市の〈まるごとピーマンカレー〉。
ピーマンをペーストにした緑色のルーが特徴!

ピーマン生産量が、市町村単位では日本で2位、
西日本では1位を誇る豊後大野市。
トッピングには、豊後大野市特産のしいたけやピーマンを盛りつけ。
ルーには、うまみとコクのある“豊のしゃも”を使用し、
苦味の少ない種類のピーマンを使うことで、
ピーマン嫌いの子どもでも食べやすいカレーになっているのだそう。

〈あなたのそばに、そばカレー〉

そしてこちらは、山形県村山市の〈そばカレー〉。
カレーそばではなくそばカレー。
特産品のそばの実を、具材としてふんだんに使用しました。
しょうゆベースのカレーに、茹でたそばの実と、
あいかもの肉とぶつ切りのねぎを加えています。
和風の香ばしい香りが特徴のカレーです。

〈足利マール牛カレー〉

栃木県足利市の〈ココファーム・ワイナリー〉から出るぶどうの搾りかす、
“マール”を食べて育った“マール牛”を贅沢に使った〈足利マール牛カレー〉。
“麦の里”と言われるほど大麦の生産量が多い足利市。
地元で採れる中力粉を使って、食物繊維が豊富な、
とろりとしたルーに仕上げました。
また、野菜ブランド〈足利美人〉のアスパラガスと、
福神漬けではなく足利産の生姜をトッピングしています。

ウイスキー専用酒器 〈ミズナラ枡〉 ウイスキーが手の中で熟成!?

樽による熟成で、木の香りやエキスを取り込むウイスキー。
そのため、樽材によってその味と香りは大きく異なってくるもの。

そんな特徴を活かし、
ウイスキー樽に使われる日本の木材〈ミズナラ〉を材料にした、
ウイスキー専用酒器〈ミズナラ枡〉と〈ミズナラ棒〉が登場! 
お酒の情報を発信するメディア〈バッカスの選択〉を運営する、
東京の〈アイノバ株式会社〉によるプロジェクトです。

通称ジャパニーズ・オークこと〈ミズナラ〉は、
日本の蒸溜所が世界で初めて導入した樽材。

ミズナラの樽では、ウイスキーのいわゆる“ツン”とした部分が緩和され、
バニラやフルーツ的な甘い香り、穀物感のしっかり出た深いコク、
ノドと鼻の中間あたりにフワッと漂い続ける余韻などを
強く感じることができるのだとか。

そんなミズナラの熟成効果を「手の中」で再現できないか?
ということで開発されたのがウイスキー専用酒器の〈ミズナラ枡〉。
注いでから口に運ぶまでのひとときで、
ウイスキーに最後の熟成をもたらすのだそう。

池袋で宮城の「ホヤ」を堪能! イベント〈夏だよ!みやぎホヤ祭〉 開催

東京・池袋にある宮城県のアンテナショップ
〈宮城ふるさとプラザ〉にて、2016年7月15日(金)~18日(月・祝)、
海のパイナップルこと“ホヤ”を大フィーチャーするイベント
〈夏だよ!みやぎホヤ祭〉が開催されます。

ホヤは、見た目は植物のようだけど、
脊索動物という種類のれっきとした動物、、、という海産物。
その味は複雑で、味覚の基本要素である甘味、酸味、苦味、旨味、塩味の
五味が一度に味わえる珍しい食材と言われています。

宮城県はホヤ養殖の発祥地であり、生産量もシェア80%と全国トップ。
さらに消費量も全国トップを誇る一大ホヤ帝国ということで、
ホヤを様々な形で楽しめるイベントと、
その場で購入できる直売会を行なうのだそう。

イベントでは、仙台市出身の栄養士・フードコーディネーターの青木敦子さんによる、
ホヤを使用した「ホヤの炊き込みご飯」などの
オリジナルレシピの紹介と試食のほか、
ホヤ料理に合わせた、宮城のおすすめ地酒の試飲&販売会も。

〈かき氷そば〉登場。 フライドポテトの次はかき氷! 〈阪急そば〉若菜に驚きのメニュー

蕎麦の上にフライドポテトが乗った〈ポテそば〉を生み出した、
大阪、神戸の駅構内に店舗を構える〈阪急そば若菜〉から
またまた驚きのメニューが登場しました。

ちなみにこちらが〈ポテざるそば〉

別盛りで提供されるサクサクポテトと
新たな味わいの出汁が新次元のおいしさだった〈ポテそば〉ですが、
このたび登場する新メニューは、その名も〈かき氷そば・うどん〉。
これからの暑い日に食べたくなる“かき氷”と
“ざるそば”の組み合わせということで、
冷たくしめたそばの上に、きめ細かく削った氷が山盛りになっています!

〈かき氷そば〉は冷たくしめたそばを、ほんのり甘い刻みあげと一緒に、
きめ細かく削った氷で閉じ込めたというもの。

そばつゆにわさびを溶き、かき氷全体にかけると、
氷がほどよく溶けてそばがさらにしまり、
きりりとした冷たさを最後まで味わえるという仕組みです。

別添えの天ぷら4種(えび、梅ぼし等)を、
かき氷が溶けた冷たいつゆにつけると、驚きの味わいになるそう。
お値段は、かき氷そば・うどんが各500円、天ぷら添えが700円になります。
(ともに税込)

かき氷そば・うどんの発売期間は、
2016年7月9日(土)から8月31日(水)までを予定。
〈阪急そば若菜〉の十三店と西宮北口店に登場します。
販売店舗についてはこちらのサイトをご参照ください。

information

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阪急そば若菜 十三店

住所:大阪府大阪市淀川区十三東2丁目12−1

TEL:06-6309-5818

Web:Webサイト

九十九里の 〈HAPPY NUTS DAY〉が ピーナッツバターの食べ方BOOK 『ピーナッツバターの本』を発売!

コロカルでもご紹介してきた、
千葉県九十九里発、スタイルのあるピーナッツブランド
〈HAPPY NUTS DAY〉(ハッピーナッツデイ)が
初めての本、その名も『ピーナッツバターの本』を発売します!

発売日は2016年7月6日(水)。
日本初、「ピーナッツバターの食べ方」BOOKです。

〈HAPPY NUTS DAY〉は、2013年夏に設立。
千葉の海沿いの畑で育てたピーナッツを使った、オリジナル商品を手がけるブランドです。
「高齢化と過疎化の進む、地元・九十九里を盛り上げたい」
という想いを持った、地元出身の村井駿介さんら3人の若者が作りました。

スケートボードやBMXを通じて知りあった彼らは、
地元の農家や腕ききの焙煎職人の手を借りながら、
2年近くの思考錯誤を経てオリジナルのピーナッツバターを完成。

そのピーナッツバターがフードディレクター野村友里さんの
目に止まったことを皮切りに、食ツウたちの注目を浴び、
現在、取り扱い店舗は全国に90店舗近くにまで拡大しています。
コロカルの記事はこちら

この本では、「ピーナッツバターってどんなもの?」
「食べ方がわからない」「買っても全部使い切れない」
という方のために、ピーナッツバターの魅力と、
とっておきの食べ方をご紹介します。

〈氷菓処 にじいろ本店〉 日光の天然氷と無添加シロップ! 綿菓子のようなかき氷

2016年6月23日(木)、名古屋市西区那古野に、
〈氷菓処 にじいろ本店〉がオープンしました。
栃木・日光で大正元年から続く老舗氷室〈氷屋 徳次郎〉の、
こだわりの天然氷を使っているので、
綿菓子のような、ふわふわのかき氷です。

〈にじいろ〉のシロップは、日本各地のフルーツなどを使ったこだわりシロップ。
香料、着色料、保存料は不使用です。

栃木からは“四代目徳次郎監修”のとちおとめいちご、
山梨からはブルーベリー、徳島からは和三盆糖蜜、
青森からは紅玉りんご、和歌山からはつぶつぶみかん
山形からはずんだ(枝豆)などバラエティ豊か。
天然氷の繊細な食感を引き立てる、自然の優しい味わいが特徴。

そしてトッピングには、定番の練乳のほか、
石臼挽きたてのきな粉や、東京築地の“茂助だんご特製小豆”も!

いま、老舗氷室〈氷屋 徳次郎〉を継ぐのは
四代目徳次郎こと、山本雄一郎さん。

三代目の吉新良次さんが高齢を理由に廃業しようとした2006年、
地元の文化が消えてゆくのを見過ごせなかった山本さんは、
血縁関係はありませんが、慣習を越えて仲間達と共に継承したのだそう。
三代目の教えは「日本一硬い氷を造れ」でした。

小さな無人島で 腹いっぱいのおもてなし! 〈やつしろ舟出浮き〉って?

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
熊本でコロカルが向かったのは、八代市にある小さな無人島。

江戸時代のお殿様も夢中になって遊んだ、舟出浮き

海もある、山もある、おいしいお米を育てる平野もある。
ちょっと大げさかもしれませんが「この土地はどんな食材も揃ってしまう」と
料理人に言わしめるほど、食に恵まれた土地、熊本県。
そんなおいしいものの宝庫、熊本の南西部にある八代市に
無人島でおいしい思いをたっぷり堪能できる海のレジャーがあります。
その名も、〈やつしろ舟出浮き(ふなでうき)〉。

漁船に乗って、八代海の伝統漁法を見学して、
無人島に上陸して海の幸を味わう、という趣向のもの。
その程度の前情報だったので、実際に体験してみると驚きの展開が待ち受けていました。
それは、後からのお楽しみ!
聞けば、好きな飲み物を持参さえすれば、手ぶらで参加できるとのこと。
さっそく、ビールを買い込んで船に乗り込みます。

ふだん漁で使われている船に乗せていただく〈やつしろ舟出浮き〉。海風がとっても心地いい。

海の男、生川啓さんの軽快な操舵(そうだ)さばきで海へ。穏やかな内海の八代海は、豊かな漁場。

今回の案内人は、舟出浮きの組合長である
生川啓(なまかわ さとし)さんと京子さんご夫妻。
やつしろ舟出浮きは、生川さんをはじめとする八代海で漁をしている漁師さんたちが
いまから約30年前に組織化した、いわゆる観光漁業。
漁船に観光客を乗せ、伝統漁を見学してもらうという取り組みで、
すべての船頭さんたちが同じやり方で統一し、商品化されたもの。
八代海で生川さんたちが先輩漁師さんたちから受け継いできたそうです。

そうやって、どんどん時代をさかのぼっていくと、
江戸時代、お殿様が夢中になって遊んでいた〈舟出浮き〉という
遊びにたどりついたといいます。
古い文献などにも舟出浮きの記述が確認され、
八代海に舟を出し、鉾(ほこ)突きや、投網(とあみ)で
お殿様が魚をとって楽しんだことが書かれていました。

江戸時代後期の御用絵師による絵の一部。蛤をとっている女性たちの後方に、小さく舟が。舟出浮きを描いたものと言われています。

まさに、生川さんたちの観光漁業は、お殿様も夢中になった舟出浮きそのもの!
そうやって、現在の〈やつしろ舟出浮き〉というネーミングが誕生したのです。
ちなみに、「出浮き」は、「海のピクニック」という意味があるそうです。

とれるかどうかは、運次第? 八代海の伝統漁法

漁協の港を出て、10分足らずで漁場に到着。
海底に刺し網を設置するカレイ網、
潮流に網を流すエビ流し網、タコツボ、ヒラメ網といった具合に
時期や区域によってとれる魚の種類も、漁法も変わります。
今回見学したのは、6月までが最盛期だったイカ籠漁。
あらかじめ海底にしかけておいた籠を、引きあげていく伝統漁です。

海に浮かぶ赤い旗と、黒い旗のあいだに、イカ籠がしかけられています。

「ここんとこ、不漁だけんねぇ」と言いながら、籠を引きあげていく生川さん。この籠がいくつもしかけられており、籠にはしかけの笹がついています。

この籠には残念ながら何も入っていませんでしたが、生川さんが何やら手に取り見せてくれたのは……。

イカの卵! イカ籠漁は、笹でつくったしかけにイカが卵を産みにやってくる。それを捕獲する、というもの。

こちらは、籠にかかっていたカサゴの赤ちゃん。熊本では「がらかぶ」と呼ばれています(この後、すぐにリリース)。

漁師さんがふだん使っている船で、ふだん通りの漁を見学しながら
漁師さんの話を聞くことができるのが、このやつしろ舟出浮きの魅力。
「イカが入っとらんかったら、ごめんね~。
30年前に始めた頃は、籠をしかけたら大漁。
いろんな魚がとれよったけど、最近はとれる漁が減ったもんな~」
と熊本弁でつぶやきながら、次から次へと籠をあげていく生川さん。

ほかの籠からは立派なイカが次々と!

たまにカニが入っていることも。

イカ籠のしかけのこと、八代海でとれる魚のこと、昔の漁の話など、
いろんなことを教えてくれました。
なかでも、いちばん興味をそそられたのは、
イカ籠の漁は、モテるメスが漁を左右する、ということ。
「よかメスが入っとる籠には、よかオスのイカが入っとる。
イカの好みはわからんけどね」と、生川さん。

「これが、モテモテのメス」! 1匹のメスのイカに、大きな2匹のオスイカ。

1時間ほど、船上で漁を見学。籠があがるたびに、一喜一憂。
見ているだけなのに、あっという間に時間は過ぎます。
この1時間での漁の成果は、イカが10匹超。
不漁といわれた割には、まずまずといったところ。
漁が終わったら、無人島に上陸して海の幸三昧。
もしかして、イカ三昧?

こだわりの強い熊本の人たちとつくった
〈キリン一番搾り 熊本づくり〉

仲間を大事にし、「肥後もっこす」といわれる、頑固でこだわりの強い熊本の人たち。そんな地元の人たちとつくった〈キリン一番搾り 熊本づくり〉とは?

キリン一番搾り 熊本づくりとは? →

巣鴨の〈かき氷工房 雪菓〉 メニューが多彩すぎる! 富士山天然氷でふわふわ

梅雨もなかば、そろそろかき氷が恋しい季節。
東京・巣鴨で富士山の天然氷を使ったかき氷の専門店
〈かき氷工房 雪菓〉をご紹介します。

最初にご紹介するのは、
2016年6月28日(火)に期間限定・数量限定で登場する〈黄金のかき氷〉。
トップに金粉をまぶし、金箔が巻いたスティックをあしらったもの。

シロップは、生苺・ホワイトチョコベースのミルク・ビターチョコの
3種類からメインを1種類選び、さらにはカスタードを
かき氷の中層にかけるというゴージャスなかき氷です。
さらに、口の中をリセット出来るよう、別添えのミントシャーベットもご用意。

さくらんぼまみれ

そしていまの季節は、まるでさくらんぼを食べているかのような
〈さくらんぼまみれ〉も販売中。

なんと生のさくらんぼを22個も使った、こちらもゴージャスなかき氷。
全て山形の河北町より産地直送のさくらんぼを使っています。
日によって使うさくらんぼの品種が異なるそう。
さくらんぼの旬である、7月上旬までの期間限定メニューです。

生いちごミルク

ティラミス

〈雪菓〉の個性派メニューは他にもいろいろ。
定番の〈生いちごミルク〉や、
マスカルポーネクリーム、エスプレッソクリーム、
コーヒーゼリーを使った平日限定の〈ティラミス〉も!

調理キットの販売サイト 〈真田の台所〉がオープン。 上田産食材でジビエバーガーも!

長野県上田市の地産食材を使った、“自分で作る調理キット”が登場!

ITベンチャーの〈株式会社ブルアー〉がこのたび、
キャンプやBBQ、ホームパーティーで活躍する食材キットを
販売するWebサイト〈真田の台所〉をオープンしました。

〈真田の台所〉で提供されるメニューのひとつ〈ジビエバーガー〉は、
ベリー果肉と果汁を練り込んだバンズに
信州の新鮮なジビエ鹿肉で作られるパテ、
上田で育った野菜を使ったハンバーガー。

下調理がされた肉食材やソース、
ドレッシング、新鮮な野菜を梱包したキット。
簡単調理なので、アウトドアやパーティでも活躍しそうです。

ほかには、信州の福美鶏を使った〈ポトフ〉や〈チキンのオーブン焼〉、
信州プレミア牛を使った〈しっとり生の黒ジャーキー〉なども
ラインナップしています。

〈シモキタテラス〉 下北沢にグランピング& バーベキュースポット誕生!

グラマラスとキャンピングを掛け合わせた“グランピング”。
贅沢なキャンプとして、いま注目をあつめているレジャーです。

このたび、都心のまんなかで、手ぶらで
グランピングとバーベキューが楽しめるスポットが登場!

東京・下北沢のバーベキュースポット〈シモキタテラス〉に、
グランピングが体験できるスペースがオープンしました。
見晴しの良い都心の屋上で、貸切でバーベキューと
グランピングを同時に楽しむことができます。

〈シモキタテラス〉は小田急線・京王線〈下北沢〉駅より徒歩3分。
屋上のテラスをバーベキュー会場として使用しており、
自然の風を感じながら、非日常的な空間で
アウトドア気分を楽しむことができます。

バーベキューのプランは
3,980円(税抜)のカジュアルから
5,500円(税抜)のプレミアムまで5種類。
この料金には、機材や食材、ドリンクが含まれており、
火の用意や始末、片づけは不要。
手ぶらで気軽にベーベキューを楽しむことができるそう。

会社帰りでも、女性だけでも気軽にバーベキューと
グランピングが楽しめるこちらのスポット。
詳細・ご予約は公式サイトにて。

information

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シモキタテラス ~屋上貸切ビアガーデン・バーベキュー~

住所:東京都世田谷区北沢2丁目34−3

TEL:03-6427-5800

営業時間:10:00~23:00

定休日:年末年始

Web:公式サイト

〈ダムカレー〉 なんとも華麗。ダムを愛で、 まちの歴史にふれる カレーライス

いま、全国のダムのあるまちで、
ダムに見立てたカレーライス〈ダムカレー〉が次々とつくられているそうです。
このカレー、見た目が楽しいだけではなく、まちを盛り上げようという
地元の方の思いやダムへの思いがあふれる、とっても熱いご当地メニューなんです。

上の写真は、愛知県北設楽郡豊根村でつくられている〈新豊根ダムカレー〉。
カレーの監修者は、ダムマニアとして知られ、
〈日本ダムカレー協会〉のサイトの管理人でもある宮島咲さん。

「豊根村には佐久間ダムと、その水を汲み上げ発電をする新豊根ダムがあります。
この2つのダムは、日本のインフラに無くてはならないダムでしょう。
豊根村はひっそりとした静かな村ですが、
じつは電力供給という非常に大きな役割を果たしているんです」と、宮島さん。
こうしたダムのうんちくにふれられるのも、ダムカレーの醍醐味!

宮島さんいわく、国内のダムカレーの数は2016年5月現在で
72種類以上を超え、ますます増加しているのだとか。

ダムカレーの起源をたどると、実在するダムの名を冠したカレーや
ルーを貯水池に見立てたカレーは以前からあったようですが、
最近増えているダムの機能を忠実に再現したカレーの源泉は、
墨田区にある宮島さんのお店〈三州家〉にありました。

〈三州家〉のダムカレー

〈三州家〉は、和食を中心としたレストラン。
ダムカレーはもともと、このお店のまかないとして誕生し、
当初はダム愛好家に向け、ひっそりと提供されていました。
ところがそのカレーが新聞に取り上げられると
問い合わせが多く寄せられたため、裏メニューとして提供することに。
それからテレビや新聞で取り上げられるようになり、
2009年頃から全国でつくられるようになったそうです。

現在三州家では、ごはんでルーをせき止めるタイプの
ダムカレーを4種提供しています。(要予約)
「せき止めなくちゃダムじゃない!」とは、宮島さんの弁。

ダムカレーにはどんな種類があるのでしょうか?
宮島さんが監修した群馬県利根郡みなかみ町の〈みなかみダムカレー〉を見ながら、
ごはんの造形美を楽しめるダムカレーをご紹介していきましょう。

群馬県利根郡みなかみ町 矢木沢ダム

アーチ型の堤体がうつくしいのは、
矢木沢ダムをモチーフにしたアーチ式の〈矢木沢ダムカレー〉。

〈アーチ式矢木沢ダムカレー〉

宮島さんの解説によると、矢木沢ダムは
「利根川最上流に位置する巨大な湖を持ったダム。
関東平野の水瓶で、このダムの水位が下がると関東地方は
危機的な状態におちいる。アーチのラインがとても美しいので、
ぜひとも見学してもらいたいダムである」とのこと。

こちらはナッツで堤体の石を表現したロックフィル式の〈奈良俣ダムカレー〉。

旅館たにがわの〈奈良俣ダムカレー〉。おかかえの和食料理人が手間暇かけて仕込む、本格派なカレーです。

「これがダムかと思えるビックリデザイン。
ロックフィルという型式で岩をピラミッド状に積み上げてつくられたダムである。
使用している石が非常に白く、この世のものとは思えない神々しい光を放っている。
みなかみ町で一番おすすめなダムである。
資料館やレストランもあるので、家族連れ、デートにも最適」(宮島さん)

群馬県利根郡みなかみ町 奈良俣ダム

こちらは正当派デザインのダム「藤原ダム」をモチーフにした重力式の〈藤原ダムカレー〉。

重力式の〈藤原ダムカレー〉

「雨が降るとよく放流するダムなので、運が良ければ
クレスト部からの放流を眺める事ができる。
また、下流に水を流すためのホロージェットバルブを備え、
虹が出るほど豪快に放流している」(宮島さん)

群馬県利根郡みなかみ町 藤原ダム

新潟県柏崎市のブルボンが アイス事業に参入! 新潟・北陸で 〈ルマンドアイス〉を販売

新潟県柏崎市に本社を置く、お菓子メーカー〈ブルボン〉が、
アイスクリーム事業に新規参入!

人気商品である、ミニタイプのクレープクッキー〈ルマンド〉がアイスになった
〈ルマンドアイス〉が、2016年8月8日(月)に発売されることになりました。
今回は検証販売ということで、販売エリアは、新潟県と富山県、石川県、福井県のみ。

〈ルマンドアイス〉は、アイスクリームの中に
ルマンドをまるごと入れたモナカタイプ。
四つ割りタイプのモナカの中に、ルマンド4本が入っています。
モナカの内部のアイスには、
コクのあるココア風味のクリームをコーティング。
ルマンドのサクサク食感と風味がアイスでも味わえます。

今日のおやつ: 〈パンダ焼き〉ほろにが抹茶味 上野限定のもちもちスイーツ

洋菓子メーカー〈銀座コージーコーナー〉の
〈上野公園ルエノ店〉だけで販売されている〈パンダ焼き〉。
店内で焼き上げる、実演販売のもちもちスイーツです。

特徴は、パンダをかたどった可愛い形。
しっとり焼き上げたもちもち薄皮生地の中に、
カスタード、チョコ、おぐら、チーズの4種類のクリームが入っています。

そんな〈パンダ焼き〉に、人気の和テイスト〈ほろにが抹茶〉が
夏季限定で今年も登場! 2016年6月17日より販売を開始します。
その名のとおり、皮のなかには風味ゆたかな、
ほろにが宇治抹茶クリームがぎっしり。価格はひとつ135円(税抜)。
お土産にはもちろん、上野散策やショッピングのおともにいかがでしょう?

ほろにが抹茶クリーム

information

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銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ店

住所:東京都台東区上野1-57 UENO3153ビル1F

営業時間:10:00~21:00(土日祝 8:00~)

パンダ焼き(ほろにが抹茶)

価格:135円(税抜)

販売期間:2016年6月17日~9月末頃の予定

〈トマトクリスタル 2016年初摘みプレミアム〉 福井のトマトが、透き通る トマトジュースに!

トマトジュースといえば、真っ赤な色が定番ですが、
この〈トマトクリスタル 2016年初摘みプレミアム〉は、
常識をくつがえす、クリアに透き通るトマトジュース!

中身は福井で採れる〈越前トマト〉を100%使用。
さらりとした飲み心地とフレッシュで透き通る味わいが特徴です。
水を一切加えず、さらに保存料や着色料、酸化防止剤、香料などの
添加物も不使用。塩や砂糖も入っていません! 
トマトのエキス100%の、飲みやすいトマトジュースなんです。

このジュースの素材は、
収穫したばかりの〈越前トマト〉。
有機質土壌で農薬に頼らず、
大切に育てた福井のブランド野菜です。
実はトマトは暑さにあまり強くなく、
初夏のいまが一年で最も美味しい時期なんだそう。

越前トマト

さて、この珍しい透明なトマトジュース、
いったいどうやって作っているのでしょう? 
その答えは、日本の伝統製法にありました。

失われた名品を若手職人が復活! 〈ガトーひふみのアップルパイ〉

かつて京都・伏見の人びとに愛されながらも、
後継者不足によって閉店した洋菓子店〈ガトーひふみ〉。
このお店の看板メニュー、“伝説のアップルパイ”が、
同じく伏見の〈由乃由〉が行なう〈復刻プロジェクト〉として復活!

レシピと情熱を受け継ぐ若手職人によって復活した
このアップルパイが、オンラインショップで販売中です。

〈ガトーひふみ〉は、1911年の創業から45年にわたり、
京都伏見で、まちの人びとに愛された洋菓子店。
占領下の日本で、アメリカから持ち込まれた
レシピを改良して作ったアップルパイは特に評判でした。
しかしながら、後継者不足により2013年11月、惜しまれながらも閉店。
“地域のお宝”であったアップルパイは失われてしまったんです。

それを復活させたのが、京都の若手職人などを中心とした、
“ホンモノを選んで届ける”活動をしている〈由乃由〉。

〈大江戸和宴 ~大江戸そば博・大江戸大酒会~〉 全国から有名そばと日本酒が集結!

2016年6月16日(木)から19日(日)まで、
日本全国から有名そばと日本酒が一堂に集結する
イベント〈大江戸和宴~大江戸そば博・大江戸大酒会~〉が、
代々木公園イベント広場(東京都)にて開催されます。

北海道・空知、福井県・越前、福島県・奥会津、長野県・信州など、
日本各地の有数な蕎麦処から、香り高き、そしてコシが自慢の蕎麦が大集結!
あわせて日本各地の酒処から、まだ広く知られていない、
知る人ぞ知る旨い酒や、幻の希少銘柄も数多く販売されるんです。

長野県「信州そば」

そのラインナップは...

蕎麦の作付面積・収穫量日本一を誇る、北海道・幌加内町産蕎麦。

昭和天皇も愛した蕎麦と言われ、大根おろしと食べる福井県・越前蕎麦。

香りと弾力が特徴の、全国有数のそば処、福島県・会津の磐梯そば。

ニラのシャキシャキした歯ごたえが心地よい、栃木県のにら蕎麦も。

ほか新潟県・韃靼そば、東京都・江戸そば、山形県・新庄そばなど、
全国の有名そばが揃い踏み! 
蕎麦打ち体験教室や益子焼体験教室も開催されます。

新潟県「韃靼そば」

山の恵みと暮らす。 祖谷で出会った民謡と郷土料理

徳島・祖谷(いや)の美味しいアルバム

きかっけは、ある民謡との出会いだった。
徳島県の西部、祖谷という集落で今なお歌い継がれている“祖谷民謡”。
都築麗子さんの身体から涌き立つ歌声は、とてもつややかで、
どこか懐かしくて切なくて、そして温かくて。
天井をぐっと見上げながら丁寧に歌い上げる小柄な身体からは、
肝がどかっと座ったような芯の強さが伝わってくる。
それでいて、恥じらいながら笑う顔は少女のように可憐だった。

その姿を見ていたら、この女性がどんな人生を辿ってきたのか自然と興味が湧いていた。
いつかじっくりお話をうかがってみたいと、そのとき心に決めていた。

祖谷民謡 from on Vimeo.

日本一くさいアンテナショップ!? 〈新島・式根 938(くさや) フェア〉開催中

伊豆諸島・小笠原諸島の
アンテナショップ〈東京愛らんど〉~TOKYO ISLANDS CAFE~にて、
ただいま〈新島・式根 938(くさや)フェア〉が開催中!

くさやは強烈な匂いと良い風味を合わせもつ、伊豆諸島の特産品。
この約2年ほど、店内飲食スペースでは厨房でくさやを調理することを
遠慮してきましたが、PRのために意を決して解禁! 
新島をはじめとする諸島のくさや販売に加え、
くさやを使ったフードも提供されます。

会場で提供されるのは、くさや初心者にもおすすめな、
オニオンスライスとトマトのフレッシュ感、
くさやの熟成された風味のハーモニーが味わえる
〈くさやとオニオンスライスのサンド〉400円(税込)や、
炙ったくさやを新島産一味唐辛子とマヨネーズでいただく
〈炙りくさや〉300円(税込)などなど。

くさやとオニオンスライスのサンド

炙りくさや

江戸時代に生産が始まったとされているくさや。
当時は生活に欠かせない貴重な塩を年貢として幕府に納めており、
その為に魚の塩漬けは塩水を繰り返して使っていました。
その塩水に魚の成分が蓄積して発酵し、
独特の風味が加わったのが“くさや液”。
これにムロアジやトビウオなどを漬け込んだ後、
天日干ししたものが、くさやです。

現在でも伊豆諸島で盛んに造られており、
独特の塩のうま味が酒の肴やご飯のお供にぴったりな逸品です。
(参考:農林水産省『農山漁村の郷土料理百選』)

式根島揚げ 500円(税込)

新島ソフト 400円(税込)

ほか会場では、包丁でたたいたトビウオやカジキのミンチに
味をつけて揚げた、式根島の郷土料理〈式根島揚〉や、
純粋はちみつ使用の新島産ブルーベリーのコンフィチュール、
新島特産あめりか芋チップスを飾った〈新島ソフト〉も。
お口なおし?にどうぞ!

今帰仁(なきじん)で手に入れた 家とカフェ、そして野菜 〈カフェこくう〉

高台からの眺望は最高! 長居したくなるカフェをつくった夫婦

ちょっと不安になるくらいクネクネと山道をクルマで上って行く。
しばらくすると突然パッと開ける場所に出る。
山の上に分譲住宅地があって、まだすべては埋まってはいないが、
そのなかでも海を一望できる一等地ともいえる場所に〈カフェこくう〉がある。
沖縄っぽい雰囲気がありながらもモダンな建物が目印だ。

真冬以外は大きな窓も開け放して、風がよく通る。
海へ向かうカウンター席もあって、
たとえ家族連れでも横並びでそちらに座ってみたくなる。
それだけ、この眺望は格別だ。

自宅併設のカフェを夫婦で営む。

木で溢れる店内。

お店がオープンしたのは2012年。
店を営む熊谷祐介さんと友紀子さん夫婦は、2008年に沖縄に移住してきた。
まずは那覇の都心部に住む。でもそれは仮住まいで、長く住むつもりはなかったのだという。

「小さなお店をふたりでやりたいねと話していました。
でも土地勘がないので、まずは那覇に住みながら沖縄をすべて見て回ったんですよ。
南城市も読谷村もステキだったんですが、
やはりココ今帰仁村(なきじんそん)が気に入りましたね」と話す熊谷祐介さん。

カフェは自宅を隣に併設している。
当初は古民家に憧れていて、移築して住みたいと思っていた。
しかしなかなかいい物件もなく、
建築士さんに「沖縄は風も日差しも強いから、数年で古民家みたいになるよ(笑)」
と言われ、新築を建てることに。

とにかく抜けが最高!

実際に施工を担当したのは宮大工さん。
すでに沖縄にも宮大工は2社しか残っていないという。
建物は沖縄らしい工夫がつまっているものになった。
ボルトなどの金属は使わず、木だけで組み上げている。
家を建てる土地に小さな家を建て、
時間ごとの日差しを計算したり、沖縄の自然環境に合わせて親身になって教えてくれた。
だから土地を購入してから実際に建物が完成するまでに、3年かかったという。
建物は台風などで風に揺れて、どんどん締まっていくという。
台風のたびに強くなる建築なんて、なんとも沖縄らしい。

じっくりとていねいに。
沖縄時間なんてよくいわれるが、それは熊谷さん夫婦のリズムにも合っているようだ。
いまは少しずつ色の変化や味を楽しみながら育てている段階。
沖縄特有の強い風と日差しで、どのように経年変化していくのか楽しみだ。

かわいい色の瓦が目印。

〈呉海自カレーフェア〉 12隻の海軍カレーが銀座に登場! 広島・呉発の艦艇カレー

2016年6月12日(日)、
東京・銀座の広島ブランドショップ〈TAU(たう)〉で、
イベント〈呉海自カレーフェア in TAU〉が開催されます。
これは、旧海軍の時代から“海軍カレー”の伝統をもつ
広島県呉市発のイベント。
海上自衛隊呉基地に所属する、12隻の艦艇のカレーを
忠実に再現したレトルトカレーを販売します!

“海軍カレー”とは、海上自衛隊で食されているカレーのこと。
海上自衛隊の海上での任務でなくなりがちな
曜日感覚を取り戻すという役割もあり、
毎週金曜日が“カレーの日”とされています。
海上自衛隊の艦艇は、それぞれの艦ごとに
独自のカレーのレシピを持っており、
呉基地においてもその艦艇の数だけレシピが存在するんです!!

こちらのフェアでは、呉基地に所属する艦艇のうち、
12隻のレシピを忠実に再現したレトルト商品を開発。
TAU1階にて販売します。お値段は600円〜700円(税抜)。
参加する艦艇はこちらのとおり。

・いずしまカレー

・いなづまカレー

・海軍伝承いせカレー

・かしま牛舌カレー

・呉基地業務隊牛すじカレー

・護衛艦とね 特製キーマカレー

・潜水艦〈そうりゅう〉カレー 

・〈ぶんご〉のキーマカレー

・補給艦とわだカレー

・まきしおチキンカレー

・輸送艦しもきたカレー

・潜水艦けんりゅうの〈ソードドラゴンカレー〉

この絶景は、世界三景のひとつ? 大地の循環を知るトレッキングへ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
秋田でコロカルが向かったのは、男鹿半島の観光地、寒風山。

見るものすべて〈なまはげ〉と「絶景」。
息つくヒマもない観光地、男鹿半島。

秋田市から車で日本海に沿うように北上し1時間弱。
男鹿市の入口に辿り着いた僕らをまず出迎えてくれたのは、
全長15メートルという巨大な〈なまはげ〉でした。

男鹿市に入った僕らを歓迎(?)してくれた、国道101号線沿いにある男鹿総合観光案内所のなまはげ立像。ここから先はもうなまはげワンダーランド。

「泣ぐ子はいねが~」と叫びながら家々を回っては
子どもたちに恐怖を与え泣かせてしまうなまはげ行事は、
〈男鹿のなまはげ〉として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
山の神の使いとも言われるこの伝説のなまはげに
こののち僕らは何度も何度も「スキあらば」という勢いで遭遇することになります。
道路を走れば〈なまはげライン〉、川を渡れば〈なまはげ大橋〉、
ランチを頼めば〈なまはげラーメン〉、温泉街では〈なまはげ太鼓ライブ〉、
ホテルの朝食には〈なまはげ納豆〉、観光名所は〈なまはげ館〉……。

数多くのなまはげとの出会いを繰返しながら走り回るうち、
東北随一と言っていいほどどーんと日本海に突き出ている
この男鹿半島ならではなのでしょう、海沿いにはすばらしいいくつもの景色が
連続して出現することにも驚かされます。

日本の渚百選にも選ばれているほど見事な〈鵜ノ崎海岸〉。
海に向かって吠えているかのような奇石〈ゴジラ岩〉。
湾や岬はそれぞれにユニークで美しい自然の様相を呈しています。

男鹿の海辺のそんな景色を楽しみながらドライブしていると、
突如「かに」ののぼりが目に入りました。
白い看板には「カニ直売所」の文字。
一瞬で心奪われそうになった僕らは、
「危険すぎる」と、一度は心を鬼にしてスルーしたのですが、
結局すぐにこの場所に引き返し、駆け込むように店のドアを開けました。

出迎えてくれたのは笑顔のすてきなお店の方と
氷の上に美しく並べられた大小さまざまな〈ベニズワイガニ〉。
聞けば、この直売所を開いている〈男鹿水産〉は、
秋田で唯一のベニズワイガニ漁の網元で、
このカニはハタハタや真鯛に並ぶ、男鹿の美味のひとつとなっているそうです。

「出会ってしまったものはしょうがない」と僕らは覚悟を決めて、
お店の方に「これなんか、身の入りがよくておいしいですよ」と勧めていただいた
カニを手に店先の小さなテーブルに腰を下ろしました。
買ったカニをこうしてすぐに食べられるのがなんともうれしい。

思わぬ出会いからベニズワイガニを食することに。辿り着いたばかりの男鹿の道路端で、人目も気にせず夢中になっています。まさに至福。

幸先のいいそんな出会いもありつつ、男鹿の旅はまだまだ始まったばかり。
これからいよいよ、目的の場所へと向かいます。

このまちは〈男鹿半島・大潟ジオパーク〉として認定された、
地球の大地の豊かさを学び楽しむことができる壮大な自然公園でもあります。
民俗的な魅力と、食の魅力と、自然の魅力が豊かに生い茂り尽きることがない。
まるで深い森のようなこのまちの深部へ、
いよいよ僕らは足を踏み入れようとしていました。

日本で唯一の品種でつくる 至福のハム&ソーセージを求めて 鹿屋〈ふくどめ小牧場〉へ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
鹿児島でコロカルが向かったのは、鹿屋の〈ふくどめ小牧場〉。

ドイツで修業したマイスターのつくるハム・ソーセージ

鹿児島県の南東に位置する大隅半島の山奥にある〈ふくどめ小牧場〉。
ここでは、日本ではこの場所でしか飼育されていない
〈純粋サドルバック〉〈幸福豚〉という豚が飼育されており、
その豚を使ったハムとソーセージがつくられています。
つくっているのは、ドイツでその製法を学び、
その地でマイスターという国家資格まで取得した気鋭の職人、福留洋一さん。
その品質の高さは口コミで広がり、いまでは関東、関西からの引き合いも多いそう。

ショーケースに並ぶ多種多彩なハム・ソーセージ。説明書きを読んでいるだけでお腹が鳴ります。

木漏れ日が降り注ぐ山道を進むと〈ふくどめ小牧場〉に到着。このオシャレな看板が目印です。

洋一さんはふくどめ小牧場を立ち上げた福留公明さん夫婦の次男。
幼い頃から両親を手伝い、高校を卒業後、自身も豚の飼育に携わろうと考えていました。

特別に工場見学させてもらいました。機器の説明をしてくれているのが洋一さんです。

「あるとき、父親にそのことを伝えると、
『牧場は兄の俊明に任せるからお前は加工を学べ』と言われました」

ここで言う「加工」とは、この牧場で飼育されている豚たちの肉を使って
商品をつくるということを意味します。
一般的に手塩にかけて育てられた豚たちは、
その後、さばかれ、ロース、ヒレ、バラといったように、
部位ごとに分けられ市場へと流通していくのですが……。

「ほかに比べて需要がほとんどないウデやモモといった部位が余ってしまいます。
二束三文でも取引されればまだいいほうで、場合によっては捨てられてしまいます。
私たち牧場側からすれば愛情を注いだ1頭の豚ですから、
極端に言えば頭のてっぺんから爪先まで、余すところなくきちんと食べてもらいたい」

ハム・ソーセージを製造すれば、そういった部位を
おいしく消費者のもとへ届けられると考えた父・公明さんの言葉を受け、
洋一さんはその製法を学び、加工販売の道へ進むことを心に決めます。

レジの前にはかわいい2匹のマスコット豚が。

洋一さんは高校を卒業後、群馬県にある食肉の学校で加工について学びました。
その後は語学留学のため、単身イギリスへ。
世界を知り、つながりを持ってほしいという両親の考えから、
福留家では洋一さんを含む兄妹全員が海外へ留学しているそうです。

イギリスで過ごすなか、洋一さんは休日を利用して
ハム・ソーセージづくりの修業先を見つけるべく出かけたドイツの地で、
衝撃的な光景に出会います。
それが「オーガニック村」という通り名で呼ばれている〈ヘルマンスドルファ〉でした。

「実は、その村は有機農場を経営する
〈ヘルスマンドルフ〉という会社がつくったんです。
生きていくうえで必要な食べ物を村の中ですべて生産、栽培し、
自給自足が成り立っています。野菜は完全に有機栽培。
この村には肉屋、チーズの店、ビール工房、パン屋といったように、
さまざまなお店が集まっています。
さらに保育園もあれば、村内にはアートも点在していて、暮らしそのものがとても豊か。
私が考える理想のかたちが目の前に広がっていて、とにかく驚きの連続でした。
いまでもはっきりとその様子を覚えています」

この場所でハム・ソーセージづくりを学びたい。
そう考えた洋一さんは、ドイツ語も話せない身ながら、何度も断られ、
それでも諦めずにアプローチし、ようやくこの地で修業を積む許可を得たそうです。

ドイツで学んだ製法をもとに、昔ながらのやり方を、最新の機器も随所にとり入れながら、ハム・ソーセージをつくっています。

燻製の工程は桜のチップに火をつけるというオールドスタイル。

見るからにジューシーそうなソーセージたち。

本場仕込みのハム・ソーセージづくりを習いつつ、
ドイツの国家資格でもあるマイスターの資格を取得するため、
実に7年の月日を過ごしました。

これがマイスターの証。店頭に飾ってありました。