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ウイスキー専用酒器
〈ミズナラ枡〉
ウイスキーが手の中で熟成!?

コロカルニュース

posted:2016.7.3   from:岐阜県加茂郡白川町  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

樽による熟成で、木の香りやエキスを取り込むウイスキー。
そのため、樽材によってその味と香りは大きく異なってくるもの。

そんな特徴を活かし、
ウイスキー樽に使われる日本の木材〈ミズナラ〉を材料にした、
ウイスキー専用酒器〈ミズナラ枡〉と〈ミズナラ棒〉が登場! 
お酒の情報を発信するメディア〈バッカスの選択〉を運営する、
東京の〈アイノバ株式会社〉によるプロジェクトです。

通称ジャパニーズ・オークこと〈ミズナラ〉は、
日本の蒸溜所が世界で初めて導入した樽材。

ミズナラの樽では、ウイスキーのいわゆる“ツン”とした部分が緩和され、
バニラやフルーツ的な甘い香り、穀物感のしっかり出た深いコク、
ノドと鼻の中間あたりにフワッと漂い続ける余韻などを
強く感じることができるのだとか。

そんなミズナラの熟成効果を「手の中」で再現できないか?
ということで開発されたのがウイスキー専用酒器の〈ミズナラ枡〉。
注いでから口に運ぶまでのひとときで、
ウイスキーに最後の熟成をもたらすのだそう。

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ミズナラ枡の開発秘話とは…

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〈株式会社トーホー〉代表取締役・藤井実さん

しかし広葉樹のミズナラは、針葉樹のスギやヒノキに比べると、
繊維の方向も不規則で扱いづらい素材。
そんな難しい素材で見事、枡を作りあげたのは、
日本の伝統木材であるヒノキの産地として名高い、
岐阜県・白川町の〈株式会社トーホー〉さんでした。
トーホーは、創業大正12年、社寺建材から枡までの
木材製材・加工を手掛ける職人集団です。

ミズナラはヒノキの倍の硬さがあり、特に難しいのは木組み。
ひとつひとつ、職人が高度な技術で製造することで実現したんです。

この美しい木組みを見よ!

どんなウイスキーも合うというこのミズナラ枡。
サイズは通常の酒枡より小さい90ml。
一般販売予定価格は3,800円(税抜)となっています。

ただいまクラウドファウンディングにて支援を募集中。
開始30時間で早くも目標金額の100%を達成したのだそうで、
今後が注目されるプロジェクトです。支援・プロジェクトの詳細こちら

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ウイスキー専用酒器〈ミズナラ枡〉

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