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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
東京・浅草の、地方の魅力を体験できるビル〈まるごとにっぽん〉にて、
全国11市町村がそれぞれの名物や特産品を使って
開発したオリジナルのご当地カレーを競うイベント
〈まるごとにっぽん ふるさとカレーグランプリ〉が開催されます!
期間は、予選が2016年8月1日(月)から3日(水)、
決勝が8月6日(土)、7日(日)の計5日間。
現地から持ち寄った、想いの詰まった食材を
豪華にアレンジしたカレーが味わえます!
本グランプリは、事前に各ブロックに分けたトーナメント制で開催。
ワンプレートで4市町村の特色あふれるカレーを
楽しめるカレーセットをご賞味いただき、お気に入りのカレーに投票。
最も投票数の多いご当地カレーがグランプリとして選ばれ、
館内3階の〈Café M/N〉で期間限定メニューとして販売されるということです。
上の緑のカレーは、大分県豊後大野市の〈まるごとピーマンカレー〉。
ピーマンをペーストにした緑色のルーが特徴!
ピーマン生産量が、市町村単位では日本で2位、
西日本では1位を誇る豊後大野市。
トッピングには、豊後大野市特産のしいたけやピーマンを盛りつけ。
ルーには、うまみとコクのある“豊のしゃも”を使用し、
苦味の少ない種類のピーマンを使うことで、
ピーマン嫌いの子どもでも食べやすいカレーになっているのだそう。
そしてこちらは、山形県村山市の〈そばカレー〉。
カレーそばではなくそばカレー。
特産品のそばの実を、具材としてふんだんに使用しました。
しょうゆベースのカレーに、茹でたそばの実と、
あいかもの肉とぶつ切りのねぎを加えています。
和風の香ばしい香りが特徴のカレーです。
栃木県足利市の〈ココファーム・ワイナリー〉から出るぶどうの搾りかす、
“マール”を食べて育った“マール牛”を贅沢に使った〈足利マール牛カレー〉。
“麦の里”と言われるほど大麦の生産量が多い足利市。
地元で採れる中力粉を使って、食物繊維が豊富な、
とろりとしたルーに仕上げました。
また、野菜ブランド〈足利美人〉のアスパラガスと、
福神漬けではなく足利産の生姜をトッピングしています。
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こちらは兵庫県姫路市・播磨圏域から、
瀬戸内海に浮かぶ家島にある〈県立家島高校〉の学生が
地元の漁協の方たちと一緒に考案した〈家島えびカレー〉。
瀬戸内海のエビと、播磨の野菜を使ったシーフードカレーです。
茨城県筑西市の〈爆筑カレー〉。
市の名前を“ちくせい”と正しく呼んでもらうため、
爆竹から連想して、爆弾のような形になったのだそう。
筑西市産のブランド豚“キングポーク”と、
人参など筑西産の野菜をキーマカレーにして、
ライスコロッケのように球体に閉じ込めました。
ソースには、筑西産トマトで作った100%ジュースを使用。
こちらは福岡県柳川市の〈柳川黄金博多和牛カレー〉。
博多和牛は、登録農家が福岡県産の稲わらを主食に育てる黒毛和牛。
市内のお肉屋さん〈清柳食産〉が厳選した
スネ肉や肩肉、スジ肉、ランプなど様々な部位を使用して作った、
お肉屋さん特製カレーです。
8月1日から7日までのイベント期間中は、
日程により試食できるご当地カレーが異なります。
レシピ考案に関わった地元の生産者の方々や、
メニューで使用している野菜の収穫風景などを
まとめた映像も上映されますのでお楽しみに。
まるごとにっぽんのWebサイトはこちら。
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