新潟県柏崎市のブルボンが アイス事業に参入! 新潟・北陸で 〈ルマンドアイス〉を販売

新潟県柏崎市に本社を置く、お菓子メーカー〈ブルボン〉が、
アイスクリーム事業に新規参入!

人気商品である、ミニタイプのクレープクッキー〈ルマンド〉がアイスになった
〈ルマンドアイス〉が、2016年8月8日(月)に発売されることになりました。
今回は検証販売ということで、販売エリアは、新潟県と富山県、石川県、福井県のみ。

〈ルマンドアイス〉は、アイスクリームの中に
ルマンドをまるごと入れたモナカタイプ。
四つ割りタイプのモナカの中に、ルマンド4本が入っています。
モナカの内部のアイスには、
コクのあるココア風味のクリームをコーティング。
ルマンドのサクサク食感と風味がアイスでも味わえます。

今日のおやつ: 〈パンダ焼き〉ほろにが抹茶味 上野限定のもちもちスイーツ

洋菓子メーカー〈銀座コージーコーナー〉の
〈上野公園ルエノ店〉だけで販売されている〈パンダ焼き〉。
店内で焼き上げる、実演販売のもちもちスイーツです。

特徴は、パンダをかたどった可愛い形。
しっとり焼き上げたもちもち薄皮生地の中に、
カスタード、チョコ、おぐら、チーズの4種類のクリームが入っています。

そんな〈パンダ焼き〉に、人気の和テイスト〈ほろにが抹茶〉が
夏季限定で今年も登場! 2016年6月17日より販売を開始します。
その名のとおり、皮のなかには風味ゆたかな、
ほろにが宇治抹茶クリームがぎっしり。価格はひとつ135円(税抜)。
お土産にはもちろん、上野散策やショッピングのおともにいかがでしょう?

ほろにが抹茶クリーム

information

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銀座コージーコーナー 上野公園ルエノ店

住所:東京都台東区上野1-57 UENO3153ビル1F

営業時間:10:00~21:00(土日祝 8:00~)

パンダ焼き(ほろにが抹茶)

価格:135円(税抜)

販売期間:2016年6月17日~9月末頃の予定

〈トマトクリスタル 2016年初摘みプレミアム〉 福井のトマトが、透き通る トマトジュースに!

トマトジュースといえば、真っ赤な色が定番ですが、
この〈トマトクリスタル 2016年初摘みプレミアム〉は、
常識をくつがえす、クリアに透き通るトマトジュース!

中身は福井で採れる〈越前トマト〉を100%使用。
さらりとした飲み心地とフレッシュで透き通る味わいが特徴です。
水を一切加えず、さらに保存料や着色料、酸化防止剤、香料などの
添加物も不使用。塩や砂糖も入っていません! 
トマトのエキス100%の、飲みやすいトマトジュースなんです。

このジュースの素材は、
収穫したばかりの〈越前トマト〉。
有機質土壌で農薬に頼らず、
大切に育てた福井のブランド野菜です。
実はトマトは暑さにあまり強くなく、
初夏のいまが一年で最も美味しい時期なんだそう。

越前トマト

さて、この珍しい透明なトマトジュース、
いったいどうやって作っているのでしょう? 
その答えは、日本の伝統製法にありました。

失われた名品を若手職人が復活! 〈ガトーひふみのアップルパイ〉

かつて京都・伏見の人びとに愛されながらも、
後継者不足によって閉店した洋菓子店〈ガトーひふみ〉。
このお店の看板メニュー、“伝説のアップルパイ”が、
同じく伏見の〈由乃由〉が行なう〈復刻プロジェクト〉として復活!

レシピと情熱を受け継ぐ若手職人によって復活した
このアップルパイが、オンラインショップで販売中です。

〈ガトーひふみ〉は、1911年の創業から45年にわたり、
京都伏見で、まちの人びとに愛された洋菓子店。
占領下の日本で、アメリカから持ち込まれた
レシピを改良して作ったアップルパイは特に評判でした。
しかしながら、後継者不足により2013年11月、惜しまれながらも閉店。
“地域のお宝”であったアップルパイは失われてしまったんです。

それを復活させたのが、京都の若手職人などを中心とした、
“ホンモノを選んで届ける”活動をしている〈由乃由〉。

〈大江戸和宴 ~大江戸そば博・大江戸大酒会~〉 全国から有名そばと日本酒が集結!

2016年6月16日(木)から19日(日)まで、
日本全国から有名そばと日本酒が一堂に集結する
イベント〈大江戸和宴~大江戸そば博・大江戸大酒会~〉が、
代々木公園イベント広場(東京都)にて開催されます。

北海道・空知、福井県・越前、福島県・奥会津、長野県・信州など、
日本各地の有数な蕎麦処から、香り高き、そしてコシが自慢の蕎麦が大集結!
あわせて日本各地の酒処から、まだ広く知られていない、
知る人ぞ知る旨い酒や、幻の希少銘柄も数多く販売されるんです。

長野県「信州そば」

そのラインナップは...

蕎麦の作付面積・収穫量日本一を誇る、北海道・幌加内町産蕎麦。

昭和天皇も愛した蕎麦と言われ、大根おろしと食べる福井県・越前蕎麦。

香りと弾力が特徴の、全国有数のそば処、福島県・会津の磐梯そば。

ニラのシャキシャキした歯ごたえが心地よい、栃木県のにら蕎麦も。

ほか新潟県・韃靼そば、東京都・江戸そば、山形県・新庄そばなど、
全国の有名そばが揃い踏み! 
蕎麦打ち体験教室や益子焼体験教室も開催されます。

新潟県「韃靼そば」

山の恵みと暮らす。 祖谷で出会った民謡と郷土料理

徳島・祖谷(いや)の美味しいアルバム

きかっけは、ある民謡との出会いだった。
徳島県の西部、祖谷という集落で今なお歌い継がれている“祖谷民謡”。
都築麗子さんの身体から涌き立つ歌声は、とてもつややかで、
どこか懐かしくて切なくて、そして温かくて。
天井をぐっと見上げながら丁寧に歌い上げる小柄な身体からは、
肝がどかっと座ったような芯の強さが伝わってくる。
それでいて、恥じらいながら笑う顔は少女のように可憐だった。

その姿を見ていたら、この女性がどんな人生を辿ってきたのか自然と興味が湧いていた。
いつかじっくりお話をうかがってみたいと、そのとき心に決めていた。

祖谷民謡 from on Vimeo.

日本一くさいアンテナショップ!? 〈新島・式根 938(くさや) フェア〉開催中

伊豆諸島・小笠原諸島の
アンテナショップ〈東京愛らんど〉~TOKYO ISLANDS CAFE~にて、
ただいま〈新島・式根 938(くさや)フェア〉が開催中!

くさやは強烈な匂いと良い風味を合わせもつ、伊豆諸島の特産品。
この約2年ほど、店内飲食スペースでは厨房でくさやを調理することを
遠慮してきましたが、PRのために意を決して解禁! 
新島をはじめとする諸島のくさや販売に加え、
くさやを使ったフードも提供されます。

会場で提供されるのは、くさや初心者にもおすすめな、
オニオンスライスとトマトのフレッシュ感、
くさやの熟成された風味のハーモニーが味わえる
〈くさやとオニオンスライスのサンド〉400円(税込)や、
炙ったくさやを新島産一味唐辛子とマヨネーズでいただく
〈炙りくさや〉300円(税込)などなど。

くさやとオニオンスライスのサンド

炙りくさや

江戸時代に生産が始まったとされているくさや。
当時は生活に欠かせない貴重な塩を年貢として幕府に納めており、
その為に魚の塩漬けは塩水を繰り返して使っていました。
その塩水に魚の成分が蓄積して発酵し、
独特の風味が加わったのが“くさや液”。
これにムロアジやトビウオなどを漬け込んだ後、
天日干ししたものが、くさやです。

現在でも伊豆諸島で盛んに造られており、
独特の塩のうま味が酒の肴やご飯のお供にぴったりな逸品です。
(参考:農林水産省『農山漁村の郷土料理百選』)

式根島揚げ 500円(税込)

新島ソフト 400円(税込)

ほか会場では、包丁でたたいたトビウオやカジキのミンチに
味をつけて揚げた、式根島の郷土料理〈式根島揚〉や、
純粋はちみつ使用の新島産ブルーベリーのコンフィチュール、
新島特産あめりか芋チップスを飾った〈新島ソフト〉も。
お口なおし?にどうぞ!

今帰仁(なきじん)で手に入れた 家とカフェ、そして野菜 〈カフェこくう〉

高台からの眺望は最高! 長居したくなるカフェをつくった夫婦

ちょっと不安になるくらいクネクネと山道をクルマで上って行く。
しばらくすると突然パッと開ける場所に出る。
山の上に分譲住宅地があって、まだすべては埋まってはいないが、
そのなかでも海を一望できる一等地ともいえる場所に〈カフェこくう〉がある。
沖縄っぽい雰囲気がありながらもモダンな建物が目印だ。

真冬以外は大きな窓も開け放して、風がよく通る。
海へ向かうカウンター席もあって、
たとえ家族連れでも横並びでそちらに座ってみたくなる。
それだけ、この眺望は格別だ。

自宅併設のカフェを夫婦で営む。

木で溢れる店内。

お店がオープンしたのは2012年。
店を営む熊谷祐介さんと友紀子さん夫婦は、2008年に沖縄に移住してきた。
まずは那覇の都心部に住む。でもそれは仮住まいで、長く住むつもりはなかったのだという。

「小さなお店をふたりでやりたいねと話していました。
でも土地勘がないので、まずは那覇に住みながら沖縄をすべて見て回ったんですよ。
南城市も読谷村もステキだったんですが、
やはりココ今帰仁村(なきじんそん)が気に入りましたね」と話す熊谷祐介さん。

カフェは自宅を隣に併設している。
当初は古民家に憧れていて、移築して住みたいと思っていた。
しかしなかなかいい物件もなく、
建築士さんに「沖縄は風も日差しも強いから、数年で古民家みたいになるよ(笑)」
と言われ、新築を建てることに。

とにかく抜けが最高!

実際に施工を担当したのは宮大工さん。
すでに沖縄にも宮大工は2社しか残っていないという。
建物は沖縄らしい工夫がつまっているものになった。
ボルトなどの金属は使わず、木だけで組み上げている。
家を建てる土地に小さな家を建て、
時間ごとの日差しを計算したり、沖縄の自然環境に合わせて親身になって教えてくれた。
だから土地を購入してから実際に建物が完成するまでに、3年かかったという。
建物は台風などで風に揺れて、どんどん締まっていくという。
台風のたびに強くなる建築なんて、なんとも沖縄らしい。

じっくりとていねいに。
沖縄時間なんてよくいわれるが、それは熊谷さん夫婦のリズムにも合っているようだ。
いまは少しずつ色の変化や味を楽しみながら育てている段階。
沖縄特有の強い風と日差しで、どのように経年変化していくのか楽しみだ。

かわいい色の瓦が目印。

〈呉海自カレーフェア〉 12隻の海軍カレーが銀座に登場! 広島・呉発の艦艇カレー

2016年6月12日(日)、
東京・銀座の広島ブランドショップ〈TAU(たう)〉で、
イベント〈呉海自カレーフェア in TAU〉が開催されます。
これは、旧海軍の時代から“海軍カレー”の伝統をもつ
広島県呉市発のイベント。
海上自衛隊呉基地に所属する、12隻の艦艇のカレーを
忠実に再現したレトルトカレーを販売します!

“海軍カレー”とは、海上自衛隊で食されているカレーのこと。
海上自衛隊の海上での任務でなくなりがちな
曜日感覚を取り戻すという役割もあり、
毎週金曜日が“カレーの日”とされています。
海上自衛隊の艦艇は、それぞれの艦ごとに
独自のカレーのレシピを持っており、
呉基地においてもその艦艇の数だけレシピが存在するんです!!

こちらのフェアでは、呉基地に所属する艦艇のうち、
12隻のレシピを忠実に再現したレトルト商品を開発。
TAU1階にて販売します。お値段は600円〜700円(税抜)。
参加する艦艇はこちらのとおり。

・いずしまカレー

・いなづまカレー

・海軍伝承いせカレー

・かしま牛舌カレー

・呉基地業務隊牛すじカレー

・護衛艦とね 特製キーマカレー

・潜水艦〈そうりゅう〉カレー 

・〈ぶんご〉のキーマカレー

・補給艦とわだカレー

・まきしおチキンカレー

・輸送艦しもきたカレー

・潜水艦けんりゅうの〈ソードドラゴンカレー〉

この絶景は、世界三景のひとつ? 大地の循環を知るトレッキングへ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
秋田でコロカルが向かったのは、男鹿半島の観光地、寒風山。

見るものすべて〈なまはげ〉と「絶景」。
息つくヒマもない観光地、男鹿半島。

秋田市から車で日本海に沿うように北上し1時間弱。
男鹿市の入口に辿り着いた僕らをまず出迎えてくれたのは、
全長15メートルという巨大な〈なまはげ〉でした。

男鹿市に入った僕らを歓迎(?)してくれた、国道101号線沿いにある男鹿総合観光案内所のなまはげ立像。ここから先はもうなまはげワンダーランド。

「泣ぐ子はいねが~」と叫びながら家々を回っては
子どもたちに恐怖を与え泣かせてしまうなまはげ行事は、
〈男鹿のなまはげ〉として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
山の神の使いとも言われるこの伝説のなまはげに
こののち僕らは何度も何度も「スキあらば」という勢いで遭遇することになります。
道路を走れば〈なまはげライン〉、川を渡れば〈なまはげ大橋〉、
ランチを頼めば〈なまはげラーメン〉、温泉街では〈なまはげ太鼓ライブ〉、
ホテルの朝食には〈なまはげ納豆〉、観光名所は〈なまはげ館〉……。

数多くのなまはげとの出会いを繰返しながら走り回るうち、
東北随一と言っていいほどどーんと日本海に突き出ている
この男鹿半島ならではなのでしょう、海沿いにはすばらしいいくつもの景色が
連続して出現することにも驚かされます。

日本の渚百選にも選ばれているほど見事な〈鵜ノ崎海岸〉。
海に向かって吠えているかのような奇石〈ゴジラ岩〉。
湾や岬はそれぞれにユニークで美しい自然の様相を呈しています。

男鹿の海辺のそんな景色を楽しみながらドライブしていると、
突如「かに」ののぼりが目に入りました。
白い看板には「カニ直売所」の文字。
一瞬で心奪われそうになった僕らは、
「危険すぎる」と、一度は心を鬼にしてスルーしたのですが、
結局すぐにこの場所に引き返し、駆け込むように店のドアを開けました。

出迎えてくれたのは笑顔のすてきなお店の方と
氷の上に美しく並べられた大小さまざまな〈ベニズワイガニ〉。
聞けば、この直売所を開いている〈男鹿水産〉は、
秋田で唯一のベニズワイガニ漁の網元で、
このカニはハタハタや真鯛に並ぶ、男鹿の美味のひとつとなっているそうです。

「出会ってしまったものはしょうがない」と僕らは覚悟を決めて、
お店の方に「これなんか、身の入りがよくておいしいですよ」と勧めていただいた
カニを手に店先の小さなテーブルに腰を下ろしました。
買ったカニをこうしてすぐに食べられるのがなんともうれしい。

思わぬ出会いからベニズワイガニを食することに。辿り着いたばかりの男鹿の道路端で、人目も気にせず夢中になっています。まさに至福。

幸先のいいそんな出会いもありつつ、男鹿の旅はまだまだ始まったばかり。
これからいよいよ、目的の場所へと向かいます。

このまちは〈男鹿半島・大潟ジオパーク〉として認定された、
地球の大地の豊かさを学び楽しむことができる壮大な自然公園でもあります。
民俗的な魅力と、食の魅力と、自然の魅力が豊かに生い茂り尽きることがない。
まるで深い森のようなこのまちの深部へ、
いよいよ僕らは足を踏み入れようとしていました。

日本で唯一の品種でつくる 至福のハム&ソーセージを求めて 鹿屋〈ふくどめ小牧場〉へ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
鹿児島でコロカルが向かったのは、鹿屋の〈ふくどめ小牧場〉。

ドイツで修業したマイスターのつくるハム・ソーセージ

鹿児島県の南東に位置する大隅半島の山奥にある〈ふくどめ小牧場〉。
ここでは、日本ではこの場所でしか飼育されていない
〈純粋サドルバック〉〈幸福豚〉という豚が飼育されており、
その豚を使ったハムとソーセージがつくられています。
つくっているのは、ドイツでその製法を学び、
その地でマイスターという国家資格まで取得した気鋭の職人、福留洋一さん。
その品質の高さは口コミで広がり、いまでは関東、関西からの引き合いも多いそう。

ショーケースに並ぶ多種多彩なハム・ソーセージ。説明書きを読んでいるだけでお腹が鳴ります。

木漏れ日が降り注ぐ山道を進むと〈ふくどめ小牧場〉に到着。このオシャレな看板が目印です。

洋一さんはふくどめ小牧場を立ち上げた福留公明さん夫婦の次男。
幼い頃から両親を手伝い、高校を卒業後、自身も豚の飼育に携わろうと考えていました。

特別に工場見学させてもらいました。機器の説明をしてくれているのが洋一さんです。

「あるとき、父親にそのことを伝えると、
『牧場は兄の俊明に任せるからお前は加工を学べ』と言われました」

ここで言う「加工」とは、この牧場で飼育されている豚たちの肉を使って
商品をつくるということを意味します。
一般的に手塩にかけて育てられた豚たちは、
その後、さばかれ、ロース、ヒレ、バラといったように、
部位ごとに分けられ市場へと流通していくのですが……。

「ほかに比べて需要がほとんどないウデやモモといった部位が余ってしまいます。
二束三文でも取引されればまだいいほうで、場合によっては捨てられてしまいます。
私たち牧場側からすれば愛情を注いだ1頭の豚ですから、
極端に言えば頭のてっぺんから爪先まで、余すところなくきちんと食べてもらいたい」

ハム・ソーセージを製造すれば、そういった部位を
おいしく消費者のもとへ届けられると考えた父・公明さんの言葉を受け、
洋一さんはその製法を学び、加工販売の道へ進むことを心に決めます。

レジの前にはかわいい2匹のマスコット豚が。

洋一さんは高校を卒業後、群馬県にある食肉の学校で加工について学びました。
その後は語学留学のため、単身イギリスへ。
世界を知り、つながりを持ってほしいという両親の考えから、
福留家では洋一さんを含む兄妹全員が海外へ留学しているそうです。

イギリスで過ごすなか、洋一さんは休日を利用して
ハム・ソーセージづくりの修業先を見つけるべく出かけたドイツの地で、
衝撃的な光景に出会います。
それが「オーガニック村」という通り名で呼ばれている〈ヘルマンスドルファ〉でした。

「実は、その村は有機農場を経営する
〈ヘルスマンドルフ〉という会社がつくったんです。
生きていくうえで必要な食べ物を村の中ですべて生産、栽培し、
自給自足が成り立っています。野菜は完全に有機栽培。
この村には肉屋、チーズの店、ビール工房、パン屋といったように、
さまざまなお店が集まっています。
さらに保育園もあれば、村内にはアートも点在していて、暮らしそのものがとても豊か。
私が考える理想のかたちが目の前に広がっていて、とにかく驚きの連続でした。
いまでもはっきりとその様子を覚えています」

この場所でハム・ソーセージづくりを学びたい。
そう考えた洋一さんは、ドイツ語も話せない身ながら、何度も断られ、
それでも諦めずにアプローチし、ようやくこの地で修業を積む許可を得たそうです。

ドイツで学んだ製法をもとに、昔ながらのやり方を、最新の機器も随所にとり入れながら、ハム・ソーセージをつくっています。

燻製の工程は桜のチップに火をつけるというオールドスタイル。

見るからにジューシーそうなソーセージたち。

本場仕込みのハム・ソーセージづくりを習いつつ、
ドイツの国家資格でもあるマイスターの資格を取得するため、
実に7年の月日を過ごしました。

これがマイスターの証。店頭に飾ってありました。

セレクトショップから骨董屋まで。 京都で探すすてきなビールグラス

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
京都でコロカルが向かったのは、うつわを扱う店々。

うつわの達人と一緒にまち歩き

ビールをおいしく飲むために欠かせない存在がグラス。
個性あるショップが点在する京都は、うつわ探しにぴったりのまちです。
案内役をお願いしたのは『京都うつわさんぽ』の著者・沢田眉香子さん。
京都の若手作家の紹介から、うつわの基礎知識、
作家ものから骨董、民藝までを扱うショップ案内など、
京都案内としても、うつわ入門としても楽しめる一冊は、
沢田さんの熱い思いが詰まった内容。
心強いナビゲーターが一緒で、期待も膨らみます。

〈Kit〉には和歌山・龍神村で作陶する中本純也さんのうつわも充実。

まず訪ねたのは京都御苑のすぐ東にある〈Kit〉。
作家ものから、国内外を問わないヴィンテージ、洋服、焼き菓子まで、
店主の椹木知佳子さんがセレクトする生活雑貨店です。

沢田さんもうつわを手に「ついつい欲しくなります」。

「手頃感がありつつ、ほかにないものが揃います。
家で使っても邪魔しなくて、控えめというか。
浮いてしまったり、失敗したということがないんですよ」と沢田さん。

ヴィンテージとの出合いは一期一会。

愛媛の陶芸家・石田誠さんの白磁カップ。

フランスやハンガリー、日本の古いグラスにも惹かれつつ、
買うことに決めたのは、ぽってりした〈吹き屋〉のグラス。

グラスのほかプレートもすてき。

ぴたっと手に収まる感じが、いかにもビールをおいしくしてくれそう。
京丹波の〈晴耕社ガラス工房〉のスタッフによるブランドのため、
ひとつ千円台と手頃な値段も魅力です。

さまざまな形が揃う〈吹き屋〉のグラス。

ビルの1階には〈昂KYOTO〉がうつわをセレクトした〈ZEN CAFE〉も。

ビールに合うおつまみ野菜 パドロンとは? 生産者〈遠野アサヒ農園〉へ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
岩手でコロカルが向かったのは、さまざまな野菜をつくっている〈遠野アサヒ農園〉。

スペインではビールのおつまみの定番、パドロンを遠野で!

岩手県遠野市はビールの原料であるホップの産地です。
全国に届けられるビールのなかには、遠野でつくられたホップが
原料となっている場合も多いかもしれません。
そんなホップ畑に囲まれた遠野で、
ビールのおつまみにぴったりの野菜を生産している農家があります。

〈遠野アサヒ農園〉の吉田敦史さんが栽培に取り組んでいるのは、パドロンという野菜。
ししとうのような、ピーマンのようなルックス。
あまり馴染みがないかもしれませんが、どうやらスペインでは
ビールのおつまみの定番だそうです。日本でいえば、枝豆的ポジション。

遠野アサヒ農園の吉田敦史さん。昨年から始めたホップ畑にて。

吉田さんは横浜出身。もともと東京の広告代理店で働いていました。
おもにお菓子メーカーなどの営業を担当していたといいます。

「広告代理店の営業職は幅は広いんですが、これといってコピーを書くわけでもなく、
デザインをするわけでもない。制作チームに指示は出しても、自分ではできない。
だから将来的には、何か手に職を持ちたいという思いは持っていました」

そんなときに出会ったのが農業。
遠野出身の奥様・美保子さんの実家に一緒に帰省したとき、
ピーマンの収穫を手伝ったことがきっかけとなり、農業への思いを募らせていきました。
そして10年以上勤めた会社を退社し、2008年に遠野へ移住。
無事、新規就農し、〈遠野アサヒ農園〉を始めることになりました。

「最初は右も左もわからないので、農協が取り扱っている野菜を中心に育てました。
それで数年やっていたのですが、自分の野菜がどこで売られていて、
どういう評価になっているのか、知りたいと思い始めたんです。
東京の大田市場にも卸されています。だから東京の友だちに
“どこで売っているのか?”と聞かれるんですが、私たちにはわからないんです」

そうして自分で直接野菜を販売しようと考えていきました。
しかしその場合、特色がある野菜でないとなかなか売れません。
いろいろな野菜を調べているうちに、
スペインバルを経営している先輩が教えてくれたのがパドロンでした。

「よくよく調べてみると、スペインではビールのおつまみの定番でした。
日本ではすごくニッチな野菜かもしれませんが、
日本でビールのおつまみ野菜といえば枝豆くらいしか思い浮かばないので、
もうひとつくらい選択肢に入る余地があればいいなと。
おそらく売り先を探すのは難しいだろうけど、コツコツやってみようと思いました」

パドロンの素揚げ。

遠野がピーマンの産地であったことも、これ幸い。
パドロンはピーマンと同じナス科。実も似ているし、苗もそっくりだそうです。
だから「まぁ、いけるんじゃないか」と。

もちろん難しかった面もありました。
原産地であるスペインのパドロン地方は、遠野と比べても涼しく、
年間の最高気温が20度台後半。日本の熱帯夜などの暑さは、樹にストレスがかかり、
カプサイシンという成分が働いて、辛味が出てしまうのです。
そもそもパドロンは、10個に1個くらいは辛味のある野菜で、
それが良さでもありますが、その割合が増えてしまうこともありました。

盆地である遠野は、思ったよりも暑い。手前の畑にはこれからパドロンが植えられます。

パドロンの苗。

伊豆近海の恵みを丸ごと! 〈ひもの万宝〉で炉端焼き体験

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
静岡でコロカルが向かったのは、下田〈ひもの万宝〉。

お目当ては、最旬期を迎えた下田の金目鯛!

踊り子号の左側の座席を陣取り、やってきたのは伊豆半島の港町、下田。
なぜならば、伊豆大島あたりの海からやってくる金目鯛が最盛期を迎えているから。
金目鯛といえば、関東を代表する高級魚。
それを日本最大の水揚げ地で食べないでなんとする!
それも、全国の干物好きが足を運ぶという下田のひもの屋、〈ひもの万宝〉では
その場で選んだものを焼いて、食べることができるということを耳にし、
さっそく、電話をかけて問い合わせてみました。

「うちは、干物以外はなにもないから、飲み物やおにぎりは持参してくださいね」
買った干物を目の前の炭火で焼いてもらう料金は一律200円。
それ以外は一切チャージがつかないというのです。

下田駅から車で15分。〈ひもの万宝〉は、外浦海岸のすぐそば。まるで海の男たちが仕事終わりに一杯ひっかけに来そうな外観ですが、飲み屋ではなく純粋なひもの屋です。

お店に着き、まず目に飛び込んでくるのは、
木のテーブルの上に置かれた炉端焼きのコンロ。
そして、冷蔵ケースに入った干物たち。

お目当ての地魚、金目鯛の開きのつややかに美しいこと。
サンマ、アジ、真イカ、カマスなどなど心ときめく干物のオンパレード!
「あ~2週間前なら、伊勢海老の干物があったんだけどなあ」
ご主人の平井恭一さんは残念な顔をしましたが
いえいえ、いまが最盛期の金目鯛がありますから、問題はありません。
ぜひ、地金目鯛の開きをお願いします!

もともとは魚屋だったため、万宝は直接、競りに参加できる買参権を持っています。「自分の目で一番おいしそうな魚を選んでくるからね、うちのは刺身で出しても遜色ないきれいな魚ばかりだよ」。この日は高級魚ノドグロの一夜干しも!

恭一さんは、伊豆半島の内陸の出身で、
幼い頃から毎日のように干物を食べていたそうです。
海と魚が大好きで「魚屋になりたい!」と海の近くに引っ越し、
昭和49年7月に魚と干物を販売する万宝商店をオープンしました。

「鮮魚を扱っていて、舟盛りを近くの宿に届けていたんだよ。
でも、干物のほうが売れるようになっちゃってさ」
そんな経緯もあり、平成8年からは干物専門店になりました。
恭一さんのつくる干物は、減塩干物として知られ、
全国各地からお客さんが万宝の干物の味を目指してやってきます。
店先で試食のために焼いていたのが人気となり、
炭火焼きでまるごと食べてもらういまのかたちになりました。

「凝り性だから、いつも味の研究をしていますよ」
と奥様の国子さんが隣から、ひとこと。
ふたりでつくりあげた独特の干物の味は、いかに?

全国のメロン19産地が集結! 〈第2回 全国メロンサミット in ほこた〉 で高級品種を食べ比べ

2016年6月5日、
茨城県鉾田市にて〈第2回 全国メロンサミットinほこた〉が開催されます。
全国19産地から、新鮮なメロンが
一堂に集結するメロンの祭典です!

会場では、タレントの磯山さやかさんと、
トップパティシエの鎧塚俊彦さんによるメロントークショーや、
茨城県出身の大人気イタリアンシェフ、神保佳永さんによる
ライブクッキング、
地元茨城や東京の有名店による
オリジナルメロンスイーツの販売など盛りだくさんの催しが。

なかでも注目は、全国のメロンを
500円のワンコインで食べ比べできる〈メロン タベクラーベ〉。
開催地茨城県のメロンはもちろん、
静岡県のクラウンメロンや北海道の夕張メロンなど
5種類のメロンを一度に食べることができます。

フルーツカッティングスペシャリストの村上しずかさん特製2羽のスワン

鎧塚俊彦シェフが手掛ける〈イバラキングショートケーキ〉

鉾田市は農業王国、いばらきのなかでも
メロンの収穫量日本一を誇る名産地。
実は、1990年代のピーク時から、
現在では出荷量が約半分になっているメロン。
このイベントを通して、メロンに興味を持ってもらうことが
目的なのだそうです。
詳細は公式サイトにて。

information

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全国メロンサミットinほこた

住所:茨城県鉾田市当間2331

営業時間:10:00~16:00

会場:鉾田市鉾田総合公園

お問い合わせ:0291-33-2111(鉾田市役所産業経済課内)

URL:公式サイト

勝手に作る商店街サンド: 今回の舞台はもんじゃソースの 香り漂う、東京都月島!

商店街サンドとは?

「商店街サンド」とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

もんじゃ天国、月島で作る!

今回は、築地や銀座にほど近い東京都中央区月島にやってきた。
月島は明治25年に東京湾を埋め立てて誕生した、人工の島だ。
当時は富国強兵の国策に沿って重工業化が進み、
鉄工所や工場が多く並んでいたという。
隅田川沿いには海運業や倉庫も並び、
労働者が流入、人口が急増したのだそう。

このメンバーで向かいます。後ろは子育て支援施設〈グロースリンクかちどき〉の遊び場。

いつもはおにぎりを作るメンバーと!

今回ご縁があって一緒に商店街サンドを作ることになったのは、
月島近くに住む3歳から6歳の子どもたちと、その親御さん。

グロースリンクかちどきの人気イベント〈おにぎ隣人祭り〉を
主催する親子食育のプロ集団〈Foozit〉さんに、
一緒にワークショップをやりたいとお声がけいただいたのだ。

ちなみに〈おにぎ隣人祭り〉とは、
参加者の郷土の食材を使っておにぎりを作る
体験型食育×地域コミュニティイベントだそうだ。

おにぎ隣人祭りの様子。

〈郷土の味〉をぎゅっとまとめて楽しむところが
商店街サンドと似ていておもしろい。

いつもはおにぎりを握るメンバーが、今回はサンドイッチに挑戦。
はたしてどうなるのか楽しみである。

やんちゃな男の子たち。ふたりからカメハメ波を受けているのは今回声をかけてくれた〈グロースリンクかちどき〉の斎藤雄介さん。

焼き色が気になるパン屋

なお今回は時間の都合で、
事前に斎藤雄介さんと一緒にパンを調達してきている。

月島には名物パン屋さんがふたつ。
ひとつは、パンがよーく焼けている(というか焦げてる?)ことで
有名な〈みなみ屋〉さん。

下町のパン屋さんといった、年季が感じられるお店。

焼きが強いのが特徴。気になって、たまらずカツサンドを購入。あんドーナツをオマケしてくれた。

商店街サンド用に食パンを切ってもらった。こちらの焼き加減は普通だった。

もうひとつは、山口百恵さんのウェディングケーキをつくった、
というので有名な〈Tant Pour Tant(タンプルタン)〉さんのパン。
こちらは洋風で今どきな外観。

左がパン屋さん、右がケーキ屋さんになっている。

うん、どれもフカフカでおいしそうだ!

よっしゃ、食材探し行くぞー!

都会のオアシス、もんじゃストリート

月島はもんじゃで有名なまちとあって、
浅草のような、いかにも下町の景色を想像する人が多いかもしれない。
確かに、もんじゃストリートや路地裏の長屋など
昔ながらの風景が見られる。

横道にそれると下町らしさ全開。

しかし実はここ、少し引いて見てみると、
まわりは子育て世代の移住者を多く受け入れる
タワーマンションに囲まれていることがわかる。

情緒残る月島西仲通り商店街(もんじゃストリート)。その奥には500世帯も入る新しいタワーマンションがニョキニョキと。おもしろい光景だ。

東京駅にもアクセスしやすいため、
小さい子どもを持つ働き盛りの世代に人気のエリアのようだ。
新しい都市型住宅環境の中に残るオアシス、
それが月島なのだ。

昼間からもんじゃ屋さんが開き、ソースの香りがただよう商店街。

元気いっぱいの子どもたちのあとについて行くかたちで
食材を探した。

いきなりスーパーに入ろうとする子どもたち。

ビルの中にあった神社を見つけて「おはようございます!」と元気にお参り。自由だ。

今も昔もド派手でデコラティブ! 大阪の知られざる名建築を巡る

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
大阪でコロカルが向かったのは、大阪のまちを代表する名建築です。

まずは、大阪を象徴するあのシンボルへ

食いだおれのまち大阪には、串カツやお好み焼きといった
ローカルグルメがまち中に溢れています。
しかし、今回ビールの相棒となるのはグルメではなく、建築。
実は、大阪には心躍る名建築がたくさんあるのです。

この日、名建築を一緒に回ったのは、大阪のバンド〈neco眠る〉の森雄大さんと
大阪発のカルチャーマガジン『IN/SECTS』の編集者である中村悠介さん。
おふたりとは、通天閣で待ち合わせ。

〈neco眠る〉のギタリスト森雄大さん(左)と『IN/SECTS』の編集者、中村悠介さん。

通天閣があるエリアは通称・新世界と呼ばれる下町。
近年は観光名所として、お店がどんどん増えています。
通天閣へと続くメインストリートの両側には、串カツ屋台やふぐ料理店、
純喫茶が建ち並び、ド派手な看板たちが「ウチが一番やで~」とアピール。
久しぶりに訪れたふたりは、バージョンアップするまち並みに
大阪人の商魂のたくましさを実感したようです。

現在の通天閣は2代目。先代は1943年の火災で解体され、1955年に2代目が完成。

通天閣を設計したのは、東京タワーと同じ建築家の内藤多仲氏。
どこか凱旋門の上にエッフェル塔を足したようなユニークなデザインですよね?

塔の高さは100メートル。
東京スカイツリーなどほかの高層タワーと比べると、通天閣は少し低め。
そのぶん、展望台からの眺めは格別。
大阪のまち並みがグッと近くに感じられます。

「展望台にのぼったことはないけど、近くのライブハウスでバイトしてたときは、
毎日、通天閣の上の天気予報サインを見てました」と森さん。

実は、通天閣の塔頂部には丸いネオンが設置されていて、夜になると発光。
そのネオンの色で明日の天気がわかるようになっているのです。
気象台と通天閣が専用回路で結ばれているとのこと!
昭和風情漂うフォルムのなかに、意外なハイテク技術が隠されていました。

通天閣のふもとにある〈新世界市場〉は、アジア情緒たっぷり。
電通関西支社の若手クリエイターらによる
〈商店街ポスター〉プロジェクトでつくられた、商店街のポスターが飾られています。

さて、大阪のシンボルにご挨拶したところで、
大阪ならではのオンリーワン建築へと向かいましょう。

プロロングボーダー夫婦と 過ごすゆっくり時間。 お弁当もおいしい サーフショップ〈YR〉

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
千葉でコロカルが向かったのは、サーフショップが建ち並ぶ太東エリア。

YとR、ふたりの空気感が凝縮されたサーフショップ

かつてよりサーフィン、特にロングボードのメッカである千葉の太東エリア。
数軒のサーフショップが建ち並ぶなか、
オープンして1年あまりの新しいショップ〈YR〉があります。
ともにプロサーファーである瀬筒雄太さんと良子さん夫婦によって開店しました。
サーフグッズの販売、サーフィンスクール、カフェスタンドなどを展開しています。
この場所では、かつて良子さんが〈SUPER PRETTY COZY SHOP R〉という
サーフショップを営んでいましたが、結婚を機に
ふたりのショップ〈YR〉としてリニューアルしました。

このYRフラッグが目印!

おちゃめなふたりです。

良子さんは東京生まれ。両親が太東や東京でサーフショップを経営していました。
その後、移転・閉店などを経て、現在の場所にショップをオープン。
何もわからない状態の良子さんに託されたといいます。

「子どもの頃から毎週末のようにサーフィンをしに太東には来ていました。
そして高校卒業後、こちらに引っ越してきました」(良子さん)

一方、雄太さんは、福岡出身。中学卒業後に単身で太東に移住し、その後、鎌倉へ。
良子さんとの結婚を機に、再び太東に戻ってきました。

「あまり都会に住むのが得意ではないので、僕の地元の福岡か、
当時住んでいた鎌倉か、千葉の太東か、という選択肢がありましたが、
太東が一番のんびりできそうだったし、
ここにはすでにベースがあったというのは大きいですね」と言う雄太さん。

そうしてふたりの思いが詰まった〈YR〉を昨年オープンさせます。

「何を売るにしても、どんなサービスを提供するにしても、根本にあるのは
“楽しんでもらいたい”ということ。それが大きなテーマですね」(良子さん)

ロングボードを取り扱っています。

雄太さんのサーフィンスクールもあります。
プロサーファーとして10代の頃から活躍していた雄太さん。
プロである以上は、メーカーからスポンサードを受け、
営業やプロモーションに協力するなど、広告塔としての役割があります。
そして憧れられる存在であることも求められます。
しかしそういった役割を自分が担うことに対して、少し疑問を感じ始めていました。

「いろいろな場所に行きますけど、実際にサーファーたちと接して、
コミュニケーションをとって一緒にサーフィンを楽しむ、という機会が
すごく少ないと感じていたんです。相手もこちらを“プロ”として一線を引いて見てくる。
でも、もっと実際に会って、話して、伝えていきたい。
僕は何かつまらなかったんですよね。だから実際にお店に立ち、
スクールもやりたいと思ったんです」(雄太さん)

ボードを後ろからスッと押してくれて……

立てたらこのポーズ!

スクールは午前と午後の2回。まったくの初心者も教えていますが、
雄太さんが力を入れているのは、サーフボードもウェットスーツも持っていて、
ビギナーの段階から伸び悩んでいる人です。

「僕はロングボードを教えていますが、その窓口が思ったよりも少なく、
基礎から丁寧に教えているところはあまりないんです。
ギアを揃えたはいいけど、その先どうしていいかわからないで
宙ぶらりんなサーファーが多いと思いました。
あとロングボードは、波に乗りやすいので、ほかのサーファーから
“波に乗り過ぎだよ”と非難されることも多いんです。
でもそれはすごくもったいない話。ちょっとポイントをつかむだけで、共存できます。
そういう人たちを対象に教えたい。技術的なことだけでなく、
もっとサーフィンを楽しめる内容を提案していきたいんです」(雄太さん)

サーフィン中は、波の取り合いがよく発生します。
初心者は余裕がないので、周りへの配慮を欠き、わざとではなくても、
ほかのサーファーの邪魔をしてしまうことがよくあります。
それが怖くてやめてしまう人も多く、サーフィンの楽しさを
失ってしまうのがもったいないというのです。

YRオリジナルのTシャツ。

YRオリジナルのボードショーツ。

〈十和田バラ焼き〉で バラ色の人生を! まちも人も元気にするソウルフード

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
青森でコロカルが向かったのは、馬と現代アートとご当地グルメにわく十和田市。

馬と現代アートのまち、十和田市

生産量日本一を誇るニンニク、生でも食べられるほど身がやわらかいごぼう、
そして長いもに長ねぎと、野菜の産地として知られる青森県十和田市。
でも十和田の魅力は野菜だけではないのです。

この地では江戸時代末期から大規模な開拓が行われた後、
明治時代に入ると馬産が盛んに。
軍馬として高値で買い上げられる良馬を輩出する、
全国屈指の馬産地へと発展していきました。
そんな十和田の歴史を感じられるのが市内にある〈官庁街通り〉。
156本ものヨシノザクラが植えられたこの通りは桜の名所としても有名ですが、
別名である〈駒街道〉の名のとおり、まちの発展に貢献した馬がモチーフの
彫刻作品やモニュメントが、あちこちに設置されています。

まっすぐ続く〈官庁街通り〉。かつて陸軍の軍馬補充部があり、その当時の主幹道路の跡で、その面影を残したまま昭和44年に都市計画街路として整備されました。

官庁街通りに設置された馬の彫刻。後ろにあるのは安藤忠雄が設計した市民図書館。

ポストの上にも馬の彫刻が。歩道に蹄鉄が埋められていたり、マンホールにも馬の絵があったりと官庁街通りは馬づくし。

この官庁街通りで馬に負けないくらいに通りのあちこちで存在感を放っているのが、
数々の現代アート作品。実はこれ、2002年にスタートした
まちづくりプロジェクト〈アーツ・トワダ〉の一環。
官庁街通りには「都市とアートの共生」をテーマに、アーティストがオリジナルで
制作した作品が展示されている〈十和田市現代美術館〉があります。
美術館だけで完結させず、官庁街通りそのものをひとつの美術館に見立て、
まちづくりをしようとプロジェクトが展開されているのでした。

いきなり現れる、カラフルな草間彌生の作品『愛はとこしえ十和田でうたう』。

〈アーツ・トワダ〉の中心施設となる〈十和田市現代美術館〉。韓国の作家チェ・ジョンファの馬にちなんだ作品『フラワー・ホース』がお出迎え。

万博記念公園のエキスポシティに 『あらいぐまラスカル』 コラボパン登場

大阪府吹田市の万博記念公園に昨年オープンした
日本最大級の複合施設〈EXPOCITY(エキスポシティ)〉。

こちらで玩具メーカー、バンダイが運営するベーカリーカフェ〈BC-bakery〉が、
2016年6月16日(木)より店名を
〈BAKERY CAFE CHARABREAD(ベーカリーカフェ キャラブレッド)〉
にリニューアル! 
キャラクターとコラボレーションしたパンやメニューの販売を行うことに。

このリニューアルを記念し、
2016年6月16日から11月24日(木)までの期間限定で、
〈あらいぐまラスカル〉とのコラボを展開します。

『あらいぐまラスカル』(c) NIPPON ANIMATION CO., LTD.

来年、アニメ放送40周年を迎える『あらいぐまラスカル』。
お店には、ラスカルをモチーフとしたキャラブレッドの
〈ラスカルしっぽパン〉、〈ラスカルコロネ〉、
ラスカルが描かれた〈キャラクターラテ〉、
パン屋さんの格好をしたプチラスカルが描かれた〈オリジナルラスカルBOX〉
などが並びます。

〈スーベニアセット〉パンBOX(全3色 各1,620円 税込)

〈ラスカルコロネ〉(270円 税込)

〈ラスカルキャラクターラテ〉(選べる絵柄3種 各432円 税込)

〈ラスカルのごちそうパフェ ベリーミックス&クッキー〉(680円 税込)

郡上おどりに魅せられ下駄職人に。 〈郡上木履〉が生み出す、 地産地消のイノベーション

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
岐阜でコロカルが向かったのは、〈郡上おどり〉で知られる郡上市。

郡上おどりの必需品・踊り下駄を求めて

日本三大盆踊りのひとつに数えられる〈郡上おどり〉。
毎年、夏のシーズン中は、日本全国はたまた世界各国から
この踊りに魅せられた観光客らがどっと押し寄せ、
郡上のまち並みは、祭囃子と人々の熱気で満ち溢れます。

写真提供:郡上木履

この郡上おどりに欠かせないアイテムのひとつに、踊り下駄があります。
踊り下駄は、地面を蹴る動作の際に出る、「カッ!」というキレのいい音が肝心。
踊りの常連客たち=〈踊り助平〉は、
より良い音が鳴る、踊り下駄を求めるのだそうです。

写真提供:郡上木履

もともと商店が建ち並ぶ、商人のまちでもあった郡上の商店街に、
昨年の夏、新たな下駄店がオープンしました。
その名も〈郡上木履(ぐじょうもくり)〉です。

今日のおやつ: 〈おしくらまんじゅうぴぴぴ〉 父の日の感謝に! 満員電車に乗ったクリーム大福

6月19日は父の日! 
愛知県豊橋市の丸八製菓より、父の日限定のギフト
〈おしくらまんじゅうぴぴぴ〉が発売されました。

丸八製菓で人気が高いクリーム入り大福が、
満員電車に詰めこまれています! 
いつも通勤電車に揺られ、お仕事を頑張っている
お父さんに感謝の気持ちを伝えたい、
という方のギフトにぴったり?!

この商品が生まれたのは、商品開発担当者が
東京出張した際に乗り合わせた満員電車内で、
「いつもこんな満員の電車に乗っているお父さん達はすごい!」と
驚いた経験がきっかけ。

小さな電車型の箱の中には、
十勝産のつぶあんに甘さ控えめな
ふんわりクリームを包み込んだ〈夢福餅〉と、
紅芋餡を口当たりなめらかに濾し、
コクのあるクリームを入れた〈紅福餅〉の
2種類の大福が入っています。

市場で開催されるお寿司バトル!? 関門海峡〈唐戸市場〉は 海の幸のテーマパーク

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
山口でコロカルが向かったのは、海の幸のテーマパークのような〈唐戸市場〉。

寿司に揚げ物に汁物まで! ここはまさにエンタメ市場!?

山口県下関市、九州と本土とを隔てる〈関門海峡〉をのぞむベイエリアにある
魚市場/総合食料品センター〈唐戸市場(からといちば)〉。
大小さまざまな船が悠々と往来し、岸から見る港町の風景は実にのどかなところです。

これが唐戸市場の外観。屋上には芝生広場もあります。

実はこの市場、普通の魚市場ではありません。
筆者の地元の福岡で「唐戸市場に行ってきた」と言うと、
みんなから「うわー、いいね!」「うらやましい!」
というリアクションが返ってくるところ。
そう、〈唐戸市場〉は、ちょっと特別な市場なんです。

誰もがうらやむ〈唐戸市場〉の魅力に触れたいなら、
金曜・土曜・日曜、祝日に行われるイベント
〈活きいき馬関街(ばかんがい)〉に訪れるのがオススメ。

〈活きいき馬関街〉は、毎週末・祝日に繰り広げられている“寿司バトル”。
お魚屋さんがそのまま“海鮮屋台”となって、握りたての寿司、できたての海鮮丼、
揚げたてのフライなどを販売しているんです。
右を見ても左を見ても、新鮮な海の幸のグルメ屋台がずらりと並ぶグルメ天国。
それではさっそく市場を探検してみましょう。

のぼりが立ち、メニューが張り出され、とっても賑やかな雰囲気。

ついつい大安売りの文字に目がいってしまいますね。

色とりどりの寿司が並んでいます。

海鮮屋台にはそれぞれに特徴があり、売っているものもさまざま。
初心者は人混みと市場の活気に戸惑ってしまうので、
まずは屋台をぐるりと巡ってお店の特徴を把握しましょう。
「寿司自慢」「海鮮丼専門」「マグロに自信あり」「揚げ物のレパートリーが多彩」
といった具合に、屋台ごとの個性が徐々にわかってきます。

ウニとイクラが贅沢な味わいのハーモニーを舌にもたらします。

炙りめんたいといった変わりネタも。

海鮮丼も800円でこのボリューム感! ほかにも500円台から販売している店もありました。

屋台を見て回ると、値段の安さに驚くはず。多くの屋台で1貫100~300円ほど。
下関の特産・フグ(地元・下関では「ふく」と言います)だって100円。
高級魚として知られるノドグロや、ウニ&イクラの強力コンビネーションの
軍艦巻きだって300円。感涙モノです。

こちらはぜひとも食べておきたい下関名物「ふく」の寿司。ほぼすべての店で1貫100円で提供されていました。

見た目にも美しい手の込んだ寿司。

地元で愛される絶品コロッケと 手仕事のすてきなマグを手に入れて 宍道湖へGO!

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
島根でコロカルが向かったのは、松江の宍道湖とその周辺。

宍道湖は松江のシンボル。絶景の夕日が見られたらラッキー

松江に住む人々の憩いの場所といえば、宍道湖です。
全国で7番目に大きな湖で、東西約17キロ、南北約6キロ、周囲は約47キロ。
淡水と海水が入り交じる汽水湖のため、淡水魚と海水魚が共存し、魚種が豊富。
スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シジミ、コイ、シラウオは、
「宍道湖七珍」と呼ばれ、郷土料理として観光客にも人気です。

そのなかでも、一番有名で親しみ深いのは、ヤマトシジミ。
シジミの味噌汁は島根人のソウルフードともいえます。
朝早く宍道湖沿いを散歩すると、たくさんの小さな船がぷかぷかと浮かんでいて、
シジミ漁をしている様子を見ることができます。

宍道湖でシジミ漁をする風景は、松江の朝の風物詩。湖の自然を守り、シジミを増やすため、操業時間や休漁日などが細かく決められています。

湖畔を散歩するのは本当に気持よく、観光客も地元の人も気ままにくつろいでいます。
マラソンをする人、犬の散歩をする人、子どもたちと一緒に遊ぶ家族もいれば、
結婚式の記念写真を撮っている新郎新婦まで!
のどかな風景があちこちで見られます。

宍道湖畔のお肉屋さんがつくる、和牛たっぷりのコロッケ

さて、その宍道湖畔、宍道湖大橋からもほど近いところに、
ぽつりと一軒、お肉屋さんがあります。

お店を見ているとひっきりなしに、お客さんが出たり入ったり。
〈ミートショップきたがき〉は、〈しまね和牛〉を中心に肉を販売していますが、
ここには大変な人気のオリジナル〈手造りビーフコロッケ〉があります。
和牛の上質な素材をふんだんに使い、
ジャガイモよりお肉のほうが少し多い、ベストバランスな配合。
砂糖は一切使っていないのに、肉の甘みと旨みがじゅわっと口の中にしみわたり、
何もつけずに食べても十分な味わいの深さです。
しまね和牛は肉のきめが細かく、濃厚な味わいが特徴だそうです。

ずらりと並んだ揚げ物お惣菜コーナーにワクワク。ハーブ鶏を使ったから揚げもおいしいですよ。

いまでは、多い日にはコロッケだけで1日2000個売れることもあるそうですが、
発売当初は15個つくっても10個余る、というくらい人気がなかったそう。
そこで、あちこちでコロッケを食べ比べしたり、料理の本を買って研究したり。
つくり方を何度も試行錯誤して、やっといまのおいしさにたどり着いたとか。
500個売れたときはうれしくて、ショートケーキを買ってお祝いしたそうです。

社長の北垣隆さん。気さくなお人柄ながら、肉の話を熱心に語ってくださいました。