郡上おどりに魅せられ下駄職人に。 〈郡上木履〉が生み出す、 地産地消のイノベーション

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
岐阜でコロカルが向かったのは、〈郡上おどり〉で知られる郡上市。

郡上おどりの必需品・踊り下駄を求めて

日本三大盆踊りのひとつに数えられる〈郡上おどり〉。
毎年、夏のシーズン中は、日本全国はたまた世界各国から
この踊りに魅せられた観光客らがどっと押し寄せ、
郡上のまち並みは、祭囃子と人々の熱気で満ち溢れます。

写真提供:郡上木履

この郡上おどりに欠かせないアイテムのひとつに、踊り下駄があります。
踊り下駄は、地面を蹴る動作の際に出る、「カッ!」というキレのいい音が肝心。
踊りの常連客たち=〈踊り助平〉は、
より良い音が鳴る、踊り下駄を求めるのだそうです。

写真提供:郡上木履

もともと商店が建ち並ぶ、商人のまちでもあった郡上の商店街に、
昨年の夏、新たな下駄店がオープンしました。
その名も〈郡上木履(ぐじょうもくり)〉です。

今日のおやつ: 〈おしくらまんじゅうぴぴぴ〉 父の日の感謝に! 満員電車に乗ったクリーム大福

6月19日は父の日! 
愛知県豊橋市の丸八製菓より、父の日限定のギフト
〈おしくらまんじゅうぴぴぴ〉が発売されました。

丸八製菓で人気が高いクリーム入り大福が、
満員電車に詰めこまれています! 
いつも通勤電車に揺られ、お仕事を頑張っている
お父さんに感謝の気持ちを伝えたい、
という方のギフトにぴったり?!

この商品が生まれたのは、商品開発担当者が
東京出張した際に乗り合わせた満員電車内で、
「いつもこんな満員の電車に乗っているお父さん達はすごい!」と
驚いた経験がきっかけ。

小さな電車型の箱の中には、
十勝産のつぶあんに甘さ控えめな
ふんわりクリームを包み込んだ〈夢福餅〉と、
紅芋餡を口当たりなめらかに濾し、
コクのあるクリームを入れた〈紅福餅〉の
2種類の大福が入っています。

市場で開催されるお寿司バトル!? 関門海峡〈唐戸市場〉は 海の幸のテーマパーク

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
山口でコロカルが向かったのは、海の幸のテーマパークのような〈唐戸市場〉。

寿司に揚げ物に汁物まで! ここはまさにエンタメ市場!?

山口県下関市、九州と本土とを隔てる〈関門海峡〉をのぞむベイエリアにある
魚市場/総合食料品センター〈唐戸市場(からといちば)〉。
大小さまざまな船が悠々と往来し、岸から見る港町の風景は実にのどかなところです。

これが唐戸市場の外観。屋上には芝生広場もあります。

実はこの市場、普通の魚市場ではありません。
筆者の地元の福岡で「唐戸市場に行ってきた」と言うと、
みんなから「うわー、いいね!」「うらやましい!」
というリアクションが返ってくるところ。
そう、〈唐戸市場〉は、ちょっと特別な市場なんです。

誰もがうらやむ〈唐戸市場〉の魅力に触れたいなら、
金曜・土曜・日曜、祝日に行われるイベント
〈活きいき馬関街(ばかんがい)〉に訪れるのがオススメ。

〈活きいき馬関街〉は、毎週末・祝日に繰り広げられている“寿司バトル”。
お魚屋さんがそのまま“海鮮屋台”となって、握りたての寿司、できたての海鮮丼、
揚げたてのフライなどを販売しているんです。
右を見ても左を見ても、新鮮な海の幸のグルメ屋台がずらりと並ぶグルメ天国。
それではさっそく市場を探検してみましょう。

のぼりが立ち、メニューが張り出され、とっても賑やかな雰囲気。

ついつい大安売りの文字に目がいってしまいますね。

色とりどりの寿司が並んでいます。

海鮮屋台にはそれぞれに特徴があり、売っているものもさまざま。
初心者は人混みと市場の活気に戸惑ってしまうので、
まずは屋台をぐるりと巡ってお店の特徴を把握しましょう。
「寿司自慢」「海鮮丼専門」「マグロに自信あり」「揚げ物のレパートリーが多彩」
といった具合に、屋台ごとの個性が徐々にわかってきます。

ウニとイクラが贅沢な味わいのハーモニーを舌にもたらします。

炙りめんたいといった変わりネタも。

海鮮丼も800円でこのボリューム感! ほかにも500円台から販売している店もありました。

屋台を見て回ると、値段の安さに驚くはず。多くの屋台で1貫100~300円ほど。
下関の特産・フグ(地元・下関では「ふく」と言います)だって100円。
高級魚として知られるノドグロや、ウニ&イクラの強力コンビネーションの
軍艦巻きだって300円。感涙モノです。

こちらはぜひとも食べておきたい下関名物「ふく」の寿司。ほぼすべての店で1貫100円で提供されていました。

見た目にも美しい手の込んだ寿司。

地元で愛される絶品コロッケと 手仕事のすてきなマグを手に入れて 宍道湖へGO!

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
島根でコロカルが向かったのは、松江の宍道湖とその周辺。

宍道湖は松江のシンボル。絶景の夕日が見られたらラッキー

松江に住む人々の憩いの場所といえば、宍道湖です。
全国で7番目に大きな湖で、東西約17キロ、南北約6キロ、周囲は約47キロ。
淡水と海水が入り交じる汽水湖のため、淡水魚と海水魚が共存し、魚種が豊富。
スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シジミ、コイ、シラウオは、
「宍道湖七珍」と呼ばれ、郷土料理として観光客にも人気です。

そのなかでも、一番有名で親しみ深いのは、ヤマトシジミ。
シジミの味噌汁は島根人のソウルフードともいえます。
朝早く宍道湖沿いを散歩すると、たくさんの小さな船がぷかぷかと浮かんでいて、
シジミ漁をしている様子を見ることができます。

宍道湖でシジミ漁をする風景は、松江の朝の風物詩。湖の自然を守り、シジミを増やすため、操業時間や休漁日などが細かく決められています。

湖畔を散歩するのは本当に気持よく、観光客も地元の人も気ままにくつろいでいます。
マラソンをする人、犬の散歩をする人、子どもたちと一緒に遊ぶ家族もいれば、
結婚式の記念写真を撮っている新郎新婦まで!
のどかな風景があちこちで見られます。

宍道湖畔のお肉屋さんがつくる、和牛たっぷりのコロッケ

さて、その宍道湖畔、宍道湖大橋からもほど近いところに、
ぽつりと一軒、お肉屋さんがあります。

お店を見ているとひっきりなしに、お客さんが出たり入ったり。
〈ミートショップきたがき〉は、〈しまね和牛〉を中心に肉を販売していますが、
ここには大変な人気のオリジナル〈手造りビーフコロッケ〉があります。
和牛の上質な素材をふんだんに使い、
ジャガイモよりお肉のほうが少し多い、ベストバランスな配合。
砂糖は一切使っていないのに、肉の甘みと旨みがじゅわっと口の中にしみわたり、
何もつけずに食べても十分な味わいの深さです。
しまね和牛は肉のきめが細かく、濃厚な味わいが特徴だそうです。

ずらりと並んだ揚げ物お惣菜コーナーにワクワク。ハーブ鶏を使ったから揚げもおいしいですよ。

いまでは、多い日にはコロッケだけで1日2000個売れることもあるそうですが、
発売当初は15個つくっても10個余る、というくらい人気がなかったそう。
そこで、あちこちでコロッケを食べ比べしたり、料理の本を買って研究したり。
つくり方を何度も試行錯誤して、やっといまのおいしさにたどり着いたとか。
500個売れたときはうれしくて、ショートケーキを買ってお祝いしたそうです。

社長の北垣隆さん。気さくなお人柄ながら、肉の話を熱心に語ってくださいました。

〈大王わさび農場〉 安曇野市の日本一のわさび田へ。 北アプルスのふもとで、 豊かな自然に癒される!

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
長野でコロカルが向かったのは、北アルプスのふもと、
安曇野市にある〈大王わさび農場〉。

北アルプスの雪解け水が育む日本最大級のわさび田

安曇野市一帯は、北アルプスの雪解け水が伏流水となり、
1日70万トンの水が至るところで湧き出しています。
この清らかな水は真夏でも水温が15度を超えることはありません。
こうした豊富な湧水と冷涼な気候を生かして
安曇野市で約100年前から栽培されているのがわさびです。
実は、長野県はわさびの生産量が全国1位ですが、その9割を占めるのが安曇野産。
市内の穂高地区には100を超えるわさび田がありますが、
なかでも群を抜いて大きいのが、4万5000坪(15ヘクタール)という広さを誇る
〈大王わさび農場〉です。

4万5000坪に広がるわさび農場。この面積は畳9万枚に相当するのだそう。(撮影:内山温那)

湧水の水温は1年を通して平均13度に保たれています。水はそのまま飲めるほどきれい。

「農場」と名がつくものの、こちらはいわゆる観光農園で、
安曇野の自然を多くの人に体験してほしいという思いから入場は無料。
情緒あふれる水車小屋やのどかな遊歩道など、安曇野を満喫できる憩いの地です。

農場の脇を流れる川は、湧水からなる〈蓼川(たでがわ)〉と一般河川の〈万水川(よろずいがわ)〉。この地点で二河川は合流してひとつの川になります。

年間入場者数は、なんと約120万人。
いまや安曇野を代表する一大観光地となっています。
わさび田がなぜそんなに人気に……? と侮ることなかれ。
その理由は、ここを訪れてこそわかります。

日本有数の水揚げ量を誇る境港で、 新鮮な魚介と海辺の風景を楽しむ

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
鳥取でコロカルが向かったのは、境港の漁港と市場と海辺のまち。

海辺で楽しむ海の幸三昧

鳥取県には、全国に誇れるすばらしい漁港、〈境漁港〉があります。
境港市のある弓浜半島は、三方が海に開けており、
お隣の島根県から半島がぐいっと突き出して防波堤の役割をしているという、
自然条件に恵まれた漁港として、古くから発展していました。
地元の漁船だけでなく、全国から漁船が寄港し、水揚げする基点となっています。

境漁港で水揚げされるのは、主にアジ、イワシ、サバ、紅ズワイガニ、スルメイカなど。
かつては9年連続で50万トン以上の水揚げ量があったこともあり、
1992年からは5年連続日本一の水揚げ量を記録しました。
現在はカニの水揚げ量日本一を誇り、紅ズワイガニの加工では、
全国の8割のシェアを持っています。
水揚げされた大量の魚介をすぐに捌くために、
日本屈指の水産加工技術を誇ることも、境漁港の特徴のひとつです。

境港でとれた新鮮な水産物を購入することができます。

ここを訪ねるならやはり朝。
まずは、漁港の近くにある、〈境港水産物直売センター〉へ。
魚市場に隣接し、その日に水揚げされた新鮮な魚介がいっぱいです。
観光客だけでなく、地元の人も気軽に買いに来る、生活市場です。
季節によって並ぶものは変わりますが、冬のシーズンは松葉ガニ、
春は最近地元で力を入れている境港サーモン、夏になるとマグロや岩牡蠣、
そして白イカは夏から晩秋にかけて、紅ズワイガニは9月から6月頃まで楽しめます。

朝から賑わっています。白ハタ(ハタハタの一種)、モサエビ、ノドグロ、白イカ、そして鳥取ではババチャンと呼ばれるゲンゲなど、この地域ならではの海産物が並びます。

お店の人が手に持っているのはエテガレイの干物。「境港は景色もよくて、食べ物もおいしい。いいところだよ」

〈レトルトカレーを カレーうどんにする素〉 北九州の老舗醤油醸造元から誕生

お気に入りのレトルトカレーでカレーうどんを!

このたび、福岡県北九州市の老舗醤油醸造元、〈ごとう醤油〉がつくった
〈レトルトカレーをカレーうどんにする素〉が先行販売を開始しました。
大正2年創業の〈ごとう醤油〉が、
どんなレトルトカレーでも、簡単にカレーうどんにするべく、
専用に醸造した醤油と特製出汁でつくった“素”です。

〈カレーうどんにする素〉に入っているのは、
朝一で削りだしたかつお節、昆布、椎茸などの旨味と専用に醸造した醤油。
この素30mlに、お湯60mlを注ぎよく混ぜ、
温めたレトルトカレー1袋と茹でたうどん1玉を入れれば、
カレーうどんの出来上がり。

この道50年を歩む職人が幾度となくテイスティングを行い、
数多くのレトルトカレーとの相性を吟味して作られているので、
甘口・中辛・辛口・グリーンカレー等どんな味でも旨みと風味をプラスして、
カレーうどんへと生まれ変わるのだそう。

今日のおやつ: 〈レモンのささやき〉 あの有名な鮎の和菓子が しまなみレモン風味に!

今日のおやつは、
兵庫県養父の〈谷常製菓〉がつくる〈レモンのささやき〉。
お値段はひとつ280円(税別)。

昭和26年に考案されて以来、
60年以上にわたって全国で親しまれている、鮎のかたちのお菓子
〈鮎のささやき〉を塩レモン風味に変えた新バージョンです。

〈鮎のささやき〉といえば、ふんわりとしたカステラ生地に、
あんこと求肥餅が包まれたお菓子。
機械では作れない質感を保つために、
いまも熟練した職人の伝統の技で手作りを続けるお菓子です。

〈レモンのささやき〉の求肥餅には、
瀬戸内しまなみ地方で無農薬栽培された〈しまなみレモン〉の
果汁と果皮を100%使用。
果汁を絞る、果皮を摩り下ろす、裏ごしをするなど、
全ての作業を丁寧に手作業で行い、
甘酸っぱいレモンの風味と果皮の食感が爽やかな、お餅に仕上げました。

しまなみレモンを使用した爽やかな求肥餅

あんこは、北海道産手亡豆を使用。
創業から148年受け継がれる伝統技術で炊き上げた、
自家製の白あんに天然ミネラル塩を加え、
甘さ控えめで、夏にぴったりの味わいに仕上げています。

そしてカステラ生地も、
熟練職人がしっとりとした質感を見極めながら
一枚一枚丁寧に焼き上げているのだそう。

もともと、地元八鹿町を流れる清流、八木川を元気に泳ぐ
美しい鮎をモチーフに考案された〈鮎のささやき〉。
〈レモンのささやき〉は、
普段和菓子にあまり親しみのない10代〜20代の若年層の方にも
和菓子を食べてもらいたい、という思いから生まれました。

昔から和菓子店では初夏の訪れと共に、
お餅やあんを生地で包み焼き上げて
鮎をかたどったお菓子の販売がはじまります。
今年は、レモン風味の鮎を召し上がってみてはいかがでしょう。
通信販売は〈谷常製菓〉Webサイトから。

information

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谷常製菓

住所:〒667-0021 兵庫県養父市八鹿町八鹿1500番地

TEL:079-662-2261

Web:公式サイト

海水浴場にオープンした コワーキングスペース 〈co-ba niigata seapoint〉

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
新潟でコロカルが向かったのは、海水浴場のメッカ、関屋浜。

「海の家」という「仕事場」

目に映るのは海と砂浜、青い空。
波音が絶え間なく耳に響き、潮風が頬に触れ、心が開放感で満たされてゆく。
日本海の懐に包まれたこの場所は、意外にもコワーキングスペース。
〈co-ba niigata seapoint〉といいます。

昨年までは真夏の海水浴シーズンだけにオープンする海の家だったものを、
冬から春にかけてリノベーションし、迎えた今年。
夏はもちろん「海の家」だけど、夏場以外でも利用可能な
「コワーキングスペース」でもあるという、
シーズンオフのない多目的空間へと変貌を遂げたのです。

たった一歩、足を踏み出せばそこは砂浜。co-ba niigata seapointは海の家でもあり、いつでも誰でも利用できる「オープンな仕事場」でもあるのです。

洋風2階建てのco-ba niigata seapointのメインとなる1階フロア。
その半分を占めるコワーキングエリアには、
快適に仕事ができるようワーキングデスクとチェアがいくつも並び、
Wi-Fiが飛び、共有パソコンやプリンター、ロッカーも設置され、
ちょっと横になって休めるソファーも、
打ち合わせや会議のためのスペースも確保されています。
他方、もう半分を占める飲食エリアはくつろぎの空間で、
足を伸ばして食事のできるローテーブルなどあり、のんびり過ごせます。

コワーキングエリアは月間利用の契約ができますが、
1日利用も可、2時間だけでももちろんOK。
8人くらいなら会議スペースもあるので
プロジェクトチーム全員で出張ミーティングもいいでしょう。
ざっぱぁーん……と寄せては返す波音をBGMに仕事に取りかかることが可能。

1階フロアのコワーキングエリアに並ぶのは、さまざまなイス、ソファー、テーブルなどなど。空いている場所を気分に合わせて自由に選んで利用できます。海を見て仕事するのがおすすめですが、「気持ちよすぎて仕事にならない」可能性もあります。

きれいすぎずどこか雑多な印象もあり、明るく開放的な雰囲気。気どらずに、気楽に、のんびりと過ごせそう。

〈Japonica Lodge (ジャポニカロッジ)〉 テントと寝袋にお試しで泊まれる! キャンプ場のようなゲストハウス

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
東京でコロカルが向かったのは、観光客でごったがえす浅草。

日本のアウトドアメーカーのみを揃えたショールーム

最近では海外から日本を訪れる人、いわゆるインバウンド観光は、
地方部にも広まっています。
それでも観光客の多くは、まずは東京がベース。そのなかでも浅草は、
和のテイストを感じられるとあって外国人観光客に昔から人気のエリアです。
その浅草に新しいスタイルの宿が昨年誕生しました。
店内には寝袋やテント、アウトドアチェアが並んでいます。
ココは、……キャンプ場?
屋内なのにアウトドアフィールドさながらの光景が
浅草の隅田川沿いに広がっていました。

この〈Japonica Lodge〉を手がけているのは、赤穂雄磨さん。
観光業を目指して〈観光創造ラボ〉という会社を立ち上げました。

「当初は、ゲストハウスに旅行代理店の機能を付帯させれば
手っ取り早いと思っていたんですが、
ゲストハウスをそれなりの規模でやろうと思うと、大きな資本が必要になってきます。
それに物件数も少ないし、東京は改装などの条件も厳しいんです」

そこで赤穂さんは、自身が登山などをたしなんでいたこともあり、
自然やアウトドアを好きな人を集めるための仕組みを考えました。
答えは単純明快、登山用品を扱うこと。
しかも、日本のアウトドアメーカーのみを集めました。

そのあり方はユニークなもの。なんと屋内なのに、
テントや寝袋に宿泊できるというスタイルなのです。
ただ泊まるということでなく、テントや寝袋を
実際に試すことができるというコンセプト。
つまり、すべてに値札がついていて、販売しているのです。

「登山用品は安くないので、購入するにあたって二の足を踏む方が多いのは事実です。
ショールームなどで、サイズの確認としてのお試しはできたりしますが、
寝心地などの使用感は、やはり実際に寝てみないとわからないと思います」

ぎっしりとテントが設置されています。

新作のテントも取り揃えています。

店頭でちょっと試すだけでなく、実際に1泊寝てみれば、
また違う感想を持つかもしれません。
実際に使用したお客さんの感想は、各メーカーにフィードバックされているそうです。

「中小企業のメーカーさんのお手伝いをしたいという思いもあります。
例えば、これから海外に打って出たいというメーカーさんにとっては、
海外のお客様からのレビューなどは特に参考になると思います」

2段ベッドならぬ、2段テント!

実際に寝てみました。寝袋とマットだけという山小屋スタイルの宿泊もあります。

浅草という土地柄、そしてゲストハウスという特性上、
海外からのお客さんも多く、彼らが日本のメーカーのアウトドアギアを使ってくれます。
日本のアウトドアギアは、多湿な気候に合わせてつくられていますし、
欧米の人にはサイズが小さいかもしれません。
そういった意見も、メーカーにとっては貴重な声。

「アウトドア初心者の意見は、ある種、独特の意見になりますから、
それはそれでメーカーさんにとっておもしろい意見になります。
逆に、すでに旧モデルを使っている上級者で、
その新作を試しに来たという人も、もちろん歓迎です。
より使用感に即した突っ込んだ意見になりますからね」

宿泊して使用してみて気に入ったら、購入してもいい。
その場合は、商品代金から宿泊代が差し引かれるのでご安心を。
宿泊代の負担はありません。

テントサイトの手前にはショールーム。

いまにもたき火が始まりそう。BBQグリルも売っています。

〈USHIO CHOCOLATL ウシオチョコラトル〉 空と海、カカオの香りに包まれる、 丘の上のチョコレート工場。

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
広島でコロカルが向かったのは、尾道市向島にあるチョコレート工場
〈USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)〉。

カカオ豆と砂糖のみでつくるチョコレート

チョコレート工場だなんて、一度は夢見たことのある場所のひとつ、ですよね。
絵本や映画の中だけの話ではなく、尾道にもあるんです。

尾道駅そばから渡船に乗ること約5分。
幅300メートルほどの尾道水道を渡り、尾道市街の向かいに位置する向島へ。
本州と四国をつなぐ〈しまなみ海道〉沿いにある、
尾道側から数えてひとつ目の島で、周囲をぐるりと海に囲まれています。

車を走らせること15分ほどで、〈USHIO CHOCOLATL〉に到着です。
目の前には連なる家々と海、そして空。
思わず「う~ん」と伸びをしたくなる気持ちのよい景色が広がっています。

USHIO CHOCOLATLがあるのは、尾道市の施設〈立花自然活用村〉の2階。1階には郷土資料館、同フロアにはレンタル可能な会議室もあります。「新聞にここが閉鎖状態になっている情報が出ていたことを教えてもらいました。ちょっと浮世離れしたところがよかったんです」と工場長の中村真也さん。

中村さんは福岡県、宮本さんは兵庫県、栗本さんは広島市内と、
生まれた場所も育った場所もバラバラの3人ですが、
共通しているのは「なんだかおもしろそう」
「会いたい人に会うために」といった理由で、数年前に尾道に移住してきたところ。
尾道駅の商店街にあるカフェで働いたり、
お客さんとして出入りしていたことをきっかけに出会い、
「いつか何かを一緒にできたら……」という想いを抱くようになっていたといいます。

お気に入りの場所で乾杯。右から、工場長の中村真也さん、宮本篤さん、栗本雄司さん。チョコレートづくりから販売まで、さまざまな仕事をみんなでこなします。ビールを片手におしゃべりが止まらない、陽気な仲間たち。

ビールにも意外と合うUSHIO CHOCOLATLのチョコレート。チョコレートになる前の、砕いたカカオ豆に砂糖をまぶしただけのものをつまみながら飲むなんてこともあるそう。

USHIO CHOCOLATLの前には気持ちいい景色が広がります。このベンチも彼らのお気に入りの場所。と言っても、遊んでばかりいるわけじゃありません……。

今日のおやつ:〈六地蔵ソフト〉 善光寺のお地蔵様カステラを トッピング!

富山発、石川・富山を中心に7店舗を展開する
ソフトクリームとクレープのショップ
〈CHILLOUT&ソフトクリーム畑〉が、
長野市の中央通り沿いに〈長野表参道店〉をオープンしました。

ご当地メニューとして、お店の近隣にある〈善光寺〉の
お地蔵様のカステラがトッピングされた
〈六地蔵ソフト〉(500円)が登場! 
安らかなお顔のお地蔵さんがカワイイです。

〈CHILLOUT〉のソフトクリームは、
地元の素材、オーガニックな食材を使った、
ケーキやパフェを思わせる個性派。
ニンジンやトマトを使った変わり種のソフトなど、
40種類以上のメニューが揃います!

モンブラン

ブルーベリーベリー

〈みりん粕入り和風アイス〉 腸内環境を改善! 老舗みりん屋がプロデュース

愛知県中南部に広がる豊かな平野、碧南市は“みりんの本場”。
温暖な気候風土、矢作川の水、米などの高品質な農産物、
という好条件が揃い、本みりんづくりが栄えてきた土地です。
ここで作られる“三河みりん”の芳醇な香りと奥深い風味は、
他とは一線を画すといわれています。

〈九重味淋〉

そんなみりんの本場で安永元年(1772年)に
創業した老舗〈九重味淋〉では、
自社のみりんを製造する過程でできる“みりん粕”を使った
〈みりん粕アイス〉を発売しています。
このたび、新しいフレーバーの
そばぼうろ・黒ごま・さくら・きなこ・よもぎが
2016年5月25日(水)に発売されます。

新しい5つのフレーバーは、和の素材を活かし、
素材本来の優しい味を感じる上品な味わいが特徴。

クラッシュしたそばぼうろのしっとりした食感が
アクセントの、和風クッキー&クリーム〈そばぼうろ〉。
濃厚なごまの味とごまの香ばしさが香る〈黒ごま〉。
さくらの塩漬け入り、ほのかな桜の香りと塩気が程よく効いた〈さくら〉。
ミルクベースでまろやかに仕上げた、上質な大豆の香りがポイントの〈きなこ〉。
フレッシュな摘みたてのよもぎを感じさせる、香り高い〈よもぎ〉。
幅広い年代の方に親しんでもらえそうな和のフレーバーが揃います。

便秘解消やコレステロール値の低下、肥満予防など、
食物繊維と同様の効果があると言われているみりん粕。
整腸作用も期待できる醗酵美腸スイーツです。
お値段は6個入りで2,100円(税別)。
ご購入は〈九重味淋〉直売店とオンラインショップにて。

information

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九重味淋株式会社

住所:〒447-8603 愛知県碧南市浜寺町2丁目11番地

Web:公式サイト

食パンブーム到来!? 阪神梅田本店に大阪・兵庫の 名作食パン大集合

ここ数年のパンブームのなかでも、
食パンに力をそそぐ街のベーカリーが増えています。
専門ショップも続々とオープン中!

そんな食パンブームのさなか、2016年5月25日(水)〜31日(火)、
阪神梅田本店にて、大阪を中心に、関西で作られている
こだわりの食パンが集結するイベント〈うめいちマルシェ〉が開催されます。
各階のイベントスペースにて、7店の食パンをご紹介。
人生最高の食パンに出会えるかも!? 
それでは登場する食パンたちをご紹介。

兵庫県尼崎市〈点心〉食パン 648円(2斤)

こちらは兵庫県尼崎市・武庫之荘の無添加食パン専門店〈点心〉より。
元中国料理のシェフによる、みごとなキメの細やかさがポイントのパンです。
豚まんや餃子の生地づくりによって培われた腕による
点心の食パンは、生地の目が詰まっていてふわふわ。
小さなお子さまに配慮して乳化剤や保存料などの
食品添加物と卵は使っておらず、
口どけの良さにこだわって耳までふわふわです。
ちぎって食べるのが1番! 各日限定数100です。

大阪市西中島〈レアリッチ〉レア食パン 594円(1.5斤)

大阪市西中島〈レアリッチ〉の食パン。
水分が多くてずしっと重量感があります。
また、生地の目が詰まっていてきめが細かく、しなやかな食感です。
焼かずに味わってほしい、口の中ですっととけるレアな食感は体験の価値あり!

焼かずにそのまま食べてもおいしいのは、
旨み成分を閉じ込める独自の製法でしっとりと仕上げているから。
卵や防腐剤、安定剤も使用していません。

大阪市福島〈食パン工房ラミ〉食パン 600円(1.5斤)

こちらは大阪市・福島の〈食パン工房ラミ〉。
卵は使わず、吸水率の高い小麦粉、宮崎県高千穂ランドの
生クリームと練乳を使うことで、
ふわっとした食感でやさしい味わいの食パンに焼きあげています。
お子さまの口にも合うしっとりとやわらかな食感。
各日正午から、各日限定数100の販売です。

ホテルの地下に ビール醸造所併設レストラン! ホテルオークラ福岡 〈オークラブルワリー〉オープン

できたてのフレッシュな味わいが人気の“クラフトビール”。
1994年の規制緩和から20年、いまでは日本各所に
ビール醸造所が誕生しています。

実は福岡県福岡市の〈ホテルオークラ福岡〉の館内に、
ビール醸造所〈オークラブルワリー〉があるのをご存知ですか? 
1999年の創業時より毎日、“ブラウワー”と呼ばれるビール職人たちが、
ホテルオークラ福岡オリジナルのビール〈博多ドラフト〉を作り続けているんです。

オークラブルワリー

そんな〈オークラブルワリー〉が、
2016年6月1日(水)、レストラン併設型の醸造所としてオープン。
ビール醸造プラントに併設したスペースを利用した、
ブルワリーパブ〈地ビール&ピッツァ オークラブルワリー〉になりました。

クラフトビール〈博多ドラフト〉

〈オークラブルワリー〉で作られているビールは3種類。
シャルドネを思わせる芳醇な香りと爽やかな苦みが特徴の〈Als(ケルシュ)〉、

美しい赤褐色に鮮やかなコクと苦みを合わせ持つ〈SchÖn Alt(アルト)〉、

博多祇園山笠の「大黒流」にちなんだ力強い黒ビールの〈DAIKOKU(スタウト)〉。

いずれもインターナショナル・ビアコンペティションなど、
多数の賞を獲得してきました。

〈地ビール&ピッツァ オークラブルワリー〉では、
地ビールに加え、店内に設置したピザ窯で焼く熱々のピッツァ、
ビールに合う料理も注目のポイント。

どんな味? 信長が家康をもてなした 〈安土饗応膳〉再現メニュー登場

滋賀県近江八幡市の〈リゾートホテル休暇村近江八幡〉。
琵琶湖をのぞむこのホテルで、2016年7月15日(金)までの期間限定で、
〈安土饗応膳〉の再現料理である“歴史ロマン懐石〈信長饗応膳〉”が
1日10食限定で提供されます。

〈安土饗応膳〉とは、織田信長が明智光秀に命じ、
徳川家康をもてなした400年以上前の料理。
交通がいまほど発達していない時代とは思えないほど、
山海の珍味を盛り込んだ豪華なものでした。
今回、地元有志と博物館の研究者の協力により再現されました。
果たしてどんなお料理なんでしょうか、、?

一の膳

〈一の膳〉は、蛸、鯛の焼物、琵琶湖産のニゴロブナを
使った滋賀県の名物・鮒寿司。

二の膳

〈二の膳〉は、宇治丸(うなぎ)、貝アワビ、はも。

三の膳

〈三の膳〉は、焼き鳥とかざめ(ワタリガニ)。

四の膳

〈四の膳〉は、巻きするめとしきつほ(茄子の味噌漬け)、椎茸。

〈安土饗応膳〉が提供されたのは、1582年(天正10年)5月のこと。
織田信長が明智光秀に接待役を命じ、武田討伐に功をなした
徳川家康を安土城でもてなした、豪華な膳でした。

五の膳

〈五の膳〉は、マナカツオ、タイ、スズキのお刺身。

家康の好物が鯛だったこともあり、光秀は海の魚を用意したのですが、
このときの魚のにおいで信長の怒りを買い、家臣の前で叱責されたことが、
後の本能寺の変の引き金にもなったとも一説では言われています。
そんな、歴史を動かした会食なんです。

『沖縄まーさん映画祭』 今年もやります! おいしくて ためになる小さな食の祭典

5月20日(金)〜23日(日)の3日間、
沖縄の桜坂劇場にて『沖縄まーさん映画祭』が開催されます。

まーさん映画祭の「まーさん」とは、
沖縄のことばで「おいしい」を意味するのだそう。
2013年よりスタートし、「いただきますから世界を変えよう!」をテーマに、
食の背景やおいしさの秘密に迫る映画を上映。
毎年、地元の農家さんや食の仕事に携わる方、子育て中の方など、
たくさんの方が来場しています。

今年の上映作品は、『A Film About Coffee』『ありあまるごちそう』
『遺伝子組み換えルーレット』『バナナの逆襲』
『ゲーテ診療所〜とうさんのティラミス〜』『キングコーン』
『二郎は鮨の夢を見る』『みつばちの大地』の8本。
遺伝子組み替えやバナナ、コーヒー、みつばちの世界、食料廃棄に迫った映画が集まりました。

『A Film About Coffee』は、ホンジュラスやルワンダのコーヒー産地から、
いまのコーヒーブームを牽引する都市であるサンフランシスコ、
ポートランド、シアトル、東京のコーヒー文化を取り巻くひとびとに
フォーカスをあてたドキュメンタリー。

『A Film About Coffee』(2014年/アメリカ/66分)

じつはこの映画、2015年のまーさん映画祭で上映され、
好評だったことから日本での本格公開が決まったのだとか。
見どころは、今はなき名店〈大坊珈琲店〉の店主・大坊勝次さんが珈琲を淹れるシーン。
世界的なコーヒーブームの源流が、じつは日本の喫茶文化に
基づいていたという事実は興味深い話。
コーヒー好き、必見の映画です!

地産地消がテーマの べーカリーカフェ 〈THE GROUNDS BAKER〉 枚方T-SITE内にオープン

2016年5月16日(月)、
大阪府枚方市の枚方市駅前にオープンした複合型施設〈枚方T-SITE〉。
ここに、地産地消をテーマにしたべーカリーカフェ
〈THE GROUNDS BAKER〉(ザ・グラウンズベイカー)が開店しました。

店内

〈ザ・グラウンズベイカー〉のコンセプトは、
“大地の食材を使いお店で作る。おなかいっぱい枚方を食べる。”
地元枚方の農園で採れた野菜を使用したパンなど、約60種類のパンが味わえます。
店内は、農園のパン工場をイメージ。店頭には枚方の野菜をつかったパンが並びます。

地元の食材をつかったパン

〈レンゲ米の恵み〉350円(税込)

オリジナルパンの〈レンゲ米の恵み〉は、枚方市が栽培を支援する
〈レンゲ米〉と、交野市の地酒〈極濁(きわみにごり)〉を使った食パン。
極濁のふわっとした香りと、まるでおこげのようにザクっとした耳の食感が特徴。
フランス産発酵バターをたっぷり使った、リッチな味わいです。

灘五郷のお酒をめぐる旅。 歴史ある神戸の酒造〈櫻正宗〉と 3杯でほろ酔い〈三杯屋〉

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神戸出身で、コロカルで『たびのみ散歩』
連載中のイラストレーター平尾香さん。
お酒好きな平尾さんが、日本酒の産地である神戸灘五郷をめぐる旅を
2回にわたりお届けします。

神戸、酒造めぐりの旅へ

酒蔵めぐりのたびのみ散歩は、灘五郷とよばれる神戸の東側。
たくさんの酒造メーカーが日本酒をつくっているのです。
神戸生まれの神戸育ちの私ですが、最近もっぱら日本酒好き、
地元の酒蔵めぐりにワクワク。

降り立った阪神魚崎駅から六甲山を見上げると、
山頂あたりに3月というのに雪が積もって寒い空。
神戸は山と海に挟まれたまち。六甲山から吹き降ろす北風、
阪神タイガースの応援歌としても有名な六甲おろしが、
お酒の発酵を促す麹のをつくるのになくてはならない風なのです。

海へと流れる住吉川の河川敷を流れに沿って歩きます。
川の水は、マンションが立ち並び、国道が横切る
まちの中を流れているとは思えないほど澄んでいて、水量も豊富です。
六甲山からの急流は、その昔、日本酒の原料のお米を精米する水車に
好都合だったのです。

そして、山田錦を生んだ兵庫の豊かな土地でつくられるお米、
六甲山の花崗岩を通ったミネラル分の多い地下水と
日本酒の原材料の調達にも恵まれていました。
運送面でも海が近く、江戸へ運ばれた灘のお酒はたちまち大評判。
多くの好条件がお酒づくりを支えていたのですね。

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国道43号線と阪神高速の南側が、酒蔵のまちなみ。
蔵風の落ち着いた建物に瓦屋根の塀、杉玉を掲げた入り口、
松並木の道、色とりどりの酒瓶ケースが積み上げられた駐車場など。
寒造りの繁忙期、ダクトから白い湯気がたちこめ、ほんのりお酒の香りも漂っています。

その昔、木造の酒蔵がいくつも連なって建ち、水車が回り、
白い帆をあげた船が海に浮かんでいたと想像をめぐらせながら歩いていると、
六甲おろしの風で体も冷えてきました。
そろそろ本格的にお酒が飲める〈櫻正宗〉の記念館〈櫻宴〉へ。
木造蔵があった場所に震災後建てられた、
ダイニング、展示スペース、ショップなどが集合した複合施設です。
館内は、木造蔵の古材などがふんだんに使われて落ち着いた雰囲気。
古い酒づくりの道具やレトロなポスター、ロゴの入った粋な酒器などの展示も楽しい。

櫻正宗は、創業1717年と歴史ある酒蔵。
正宗とつく名前の日本酒は全国に多数あるけれど、
その名前を一番最初につけたのは、ここ櫻正宗の6代目当主の太左衛門氏。
仏教経典から正宗という音読みが「セイシュ」に近く縁起もいいので名づけたところ、
人気にあやかる同業者が続出し、正宗は清酒の代名詞となり広まったそう。
リンを多く含む酒造に適した宮水の発見。原料の米をさらに精米してつくる
高精白米仕込みという吟醸酒のおいしいお酒をつくり、
櫻正宗の酵母が最もすぐれた酵母として、1号酵母の名前で全国に領布されたり。
櫻正宗のストーリーは、酒席のネタに尽きないのです。

日本のなつかしい パン好きの皆さん、必見! 〈第9回 青山パン祭り〉 タルマーリーの天然酵母ビールも

ハードブレッドもいいけれど、キツネ色のコッペパンや
焼きそばパンのような日本のパンが好き!という方も多いはず。

2016年5月28日(土)29日(日)の〈青山パン祭り〉は、
そんな“日本のなつかしパン”をテーマに開催されます。

青山パン祭りは、東京・青山の国際連合大学前広場に
2万人が訪れる、東京最大級のパン祭り。
同地で毎週開催されているマーケット〈Farmer’s Market at UNU〉のなかで
2013年から始まり、次回で9回目を迎えます。

当日は、コッペパン専門店〈iacoupe〉や
〈三浦パン屋 充麦〉〈カタネベーカリー〉
〈ルヴァン〉〈リュミエール ドゥ ベー〉など、
両日ともに約40のお店が並びます。

楽しみなのは、パン祭りを主催するBread Labが
“自分たちが食べたいパン”を集めた「購買部」!

神奈川・川崎〈OLIVE CROWN〉の 昭和香るコンビーフコッペや
群馬から〈グンイチパン〉のメロンパン、
東京・三宿〈Boulangerie BONNET DANE〉の あんバターあんぱんなど、
なつかしの惣菜パンや菓子パンが並びます。
学校の購買部をイメージしているのだとか。

Bread Lab、渾身のオリジナルパンは、
1日限定200食の「片目焼きそばパン」。

カタネベーカリーの片根シェフによる青海苔入り食パンに、
以前コロカルにもご登場いただいた〈レフェルヴェソンス〉生江シェフ
監修の“想い出の片目焼きそば”をのせて登場します。
生江さんのインタビューはこちらから!

〈KITAKAGAYA FLEA〉 北加賀屋発、 見どころ盛りだくさんの マーケットイベント始動

2016年5月20日(金)、21日(土)、22日(日)の
3日間にわたり、大阪・北加賀屋の
名村造船所跡地〈クリエイティブセンター大阪〉にて、
新しいマーケットイベント〈KITAKAGAYA FLEA〉が始まります!

ローカルで活動する、ハイセンスな個性派ショップが多数揃うマルシェや、
音楽、パフォーマンスのライブまで、多種多様な催しが目白押しのイベントです。
それでは、気になる出店者をご紹介。

graf

大阪のクリエイティブユニット〈graf〉のカフェで
提供しているオリジナルソースなど使ったクレープや焼き菓子、紅茶などが登場。
製造からパッケージまでトータルで手がけるオリジナル製品を販売します。
21日(土)、22日(日)に出店。

ナナツモリ

奈良県北葛城郡のカフェ〈ナナツモリ〉。
誕生したばかりのオリジナルのおやつ〈オヤマフィン〉など、
たくさんの焼き菓子をご用意しています。
20日(金)、21日(土)、22日(日)に出店。

LUCKY SOCKS

2015年にスタートした靴下のブランド、〈LUCKY SOCKS(ラッキーソックス)〉が出店。
国産靴下の産地である奈良県の工場で、
昔ながらの機械と製法で丁寧に作られた靴下たち。
日本初、ひょっとすると世界初!?の、当たりくじ付きくつ下です。
20日(金)、21日(土)、22日(日)に出店。

北浦和也+P(北浦商店)

〈北浦商店〉は、彫刻家・北浦和也と
グラフィックデザインをメインに活動する〈penslifework〉のお店。
北浦和也による、似顔絵キボリのワークショップやグッズの販売、
〈penslifework〉がパッケージデザインした富山、静岡、小豆島の
手作りの品々が並ぶ、一日限りのショップです。
20日(金)に出店。

confiture de nia

“宝石みたいなコンフィチュール”をテーマに
和洋のフレッシュなフルーツを使ったコンフィチュールを手がける
〈Confiture de nia〉が出店。
フルーツ感たっぷりのオリジナルドリンクやフードがおすすめ。
21日(土)に出店。

シチニア食堂

兵庫県宝塚市にある、まちのはずれのちいさな食堂〈シチニア食堂〉が出店。
地元の、顔の見える農家さんたちが丁寧に育てた野菜を主役に、
食感や色合い、バランスなどを考えて素材の香りを
感じられるようなお料理づくりがモットー。
旬の野菜を中心にしたフードと、
旬の果物やスパイスをつかったドリンク、地ビールなどを提供します。
20日(金)、21日(土)、22日(日)に出店。

日本各地のパイ専門店が集合! 〈パイコレクション in 大丸京都店〉

ケーキマニア、パンマニアに続き、パイマニアも増殖中!
2016年5月18日(水)から24日(火)まで、
京都・大丸京都店地下1階にて
〈パイコレクション in 大丸京都店〉が開催されます。

これは昨年、東京で開催されて好評を博した
〈パイコレクション(通称パイコレ)〉の関西初開催。
パイの本場・ニューヨークで認められた〈松之助〉のアップルパイをはじめ、
神戸の〈ジョージズ・パイ〉や東京の〈ボン・モマン〉など、
日本各地のパイ専門店が大集合! 各店自慢のオリジナルパイや、
ここでしか買えない限定パイが登場します。

松之助〈チェリーパイ〉

松之助〈サワークリーム・アップルパイ〉

京都に本店を持つ、平野顕子さんがプロデュースする、
カフェ&パントリー〈松之助〉のパイが登場。
パイの本場、アメリカ仕込みの平野さんのパイには、
多くのレシピ本が出版されるなど、たくさんのファンが。

〈チェリーパイ〉は、サワーチェリーをふんだんに使い、
甘酸っぱく焼き上げたアメリカならではのパイ。
そして〈サワークリーム・アップルパイ〉は、
たっぷりのサワークリームとりんごを合わせ、
上にはザクザクストルーズルをのせたパイ。

ジョージズ・パイ〈プチチョコパイ〉

ジョージズ・パイ〈ミートパイ〉

こちらは神戸市垂水区の人気パイ専門店〈ジョージズ・パイ〉。
オーストラリア仕込みの、ボリュームたっぷりの〈プチチョコパイ〉、
〈ミートパイ〉などが並びます。

苔玉そっくり〈苔玉アイス〉。 苔の聖地・奥入瀬渓流ホテル から登場!

ちかごろ、手軽なインテリアとして、
若い女性の間でもじわじわとファンが増えている“苔玉”。
このたび、“苔の聖地”こと青森・奥入瀬渓流のほとりに建つ
リゾートホテル〈星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル〉に、
苔玉にそっくりな〈苔玉アイス〉が登場!
2016年6月1日より、ホテル内のラウンジ〈森の神話〉にて提供されます。

奥入瀬渓流が“苔の聖地”と言われる理由は、
いま日本にある約1800種類の苔のうち、約300種類が生息しているから。

〈苔玉アイス〉は抹茶のアイスクリームに
ほうれん草のパウダーをまぶし、苔玉を表現した、
奥入瀬渓流ホテルのオリジナルスイーツ。
渓流を表現した青りんごのジュレとともに召し上がれ!

〈苔玉アイス〉がいただけるラウンジ〈森の神話〉は、
岡本太郎のモニュメント〈森の神話〉が中央にそびえるところ。
窓から拡がる大自然と苔を眺めながら、
味覚から涼しくなれそうです。

震災から6年ぶりの海びらき! 新しい夏へ向けて 動き出したふたつの場所とは。

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
宮城でコロカルが向かったのは、七ヶ浜町。

東北一小さな海のまち、魚介の都

仙台市から東へ20キロにある、面積約13キロ平方メートルの、
東北一小さなまちは、わずかに海に突き出している半島がまちのすべて。
陸続きの西部地区以外、三方をぐるりと海に囲まれた、
そのまちの名は七ヶ浜(しちがはま)。
七つの浜に集落があったことからついた名です。

実は、観光客にはあまり知られていないけれど、
昔から海水浴を楽しむ海のまちとして地元の人にも思い出深い場所。
また、漁師のまちであるこのまちは、
ウニ、あわび、マコガレイ、ヒラメ、アイナメ、白魚、サヨリ、鯛、あなごといった
四季折々の新鮮な海の幸に恵まれています。

東日本大震災から5年が経ち、自然の恵みとひとの笑顔が溢れる場所へ、
まちと海は甦りつつあります。

たくさんの人に七ヶ浜へ来てもらえたらという思いを込めて、
2016年2月にオープンしたのは、まちの北東部、
花渕浜地区にある〈うみの駅 七のや〉。
オープン以来、多くのお客さんでにぎわい、活気に満ちています。
店にはその日その日のとれたての魚介類が並び、
目玉がきらきらして身がキュッと締まり、鮮度のよさを感じさせます。

花渕浜の〈うみの駅 七のや〉には、観光客はもちろん、舌の肥えた地元の人も足しげく通い、連日賑わっています。

海に囲まれたまちというだけあって、新鮮な魚が豊富に並びます。さより、メバル、鯛、マコガレイ。見ているだけでもワクワクをくれます。

ヒラメの刺身や、白魚の炊き込み御飯や、握り寿司などなど、
すぐに食べることのできるお総菜もいろいろあります。
茹で上げたばかりの殻付きのシャコエビなどは、
かたいその殻を丁寧に外していって、露わになったその剥き身をがぶっと頬張れば、
豊かな海の味が口の中にパッと広がり、反射的に「ビール!」と叫びたくなるでしょう。

食堂には定食や丼や季節の限定メニューが豊富にあって、
行列ができるほどの人気ぶりです。

七のや食堂にて。いくらがこぼれ落ちそうなくらいたっぷりと乗った特選海鮮丼、1980円。美しく、ボリュームも見事です。

七のやの隣の漁港にて、漁師さんが網の補修作業をしていました。カメラを向けると「ありゃぁ、まいったなぁ」とはにかみながら、「これは白魚漁で使う網。白魚はね、いまの季節が一番んまいよぅ」と笑って教えてくれました。

そして、魚介のおいしいこのまちには、地元客でにぎわっていた海岸がありました。