福岡市民の心のオアシス！
国内屈指の水景公園
〈大濠公園〉の１日

47 都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
福岡でコロカルが向かったのは、福岡市内の〈大濠公園〉。

市民に愛される自然公園

ニューヨークにセントラルパークがあるように
福岡には〈大濠公園〉があります。
というのは言い過ぎかもしれませんが、福岡市の中心部にある大濠公園は、
それくらい福岡市民に親しまれている公園です。
福岡藩初代藩主・黒田長政が築いた福岡城址のお濠の跡を生かした大きな池を中心に、
その周囲約２キロメートルが遊歩道・ジョギングコースとして整備された自然公園です。

公園が誕生したのは、昭和４（1929）年のこと。
その後、昭和54（1979）年には園内に〈福岡市美術館〉が開園し、
次いで〈日本庭園〉〈能楽堂〉が完成。
いまや福岡の夏の風物詩として広く知られる西日本大濠花火大会が
実施される会場でもあり、市民にとってかけがえのない場所です。

大濠公園は総面積が約40万平方メートルで、
そのうち半分以上を池が占める国内有数の水景公園でもあります。
そんな雄大な公園であるにもかかわらず、福岡の中心・天神エリアから
徒歩15～20分程度で行けるというアクセスのよさが魅力。
地下鉄なら天神駅からわずか２駅、それこそ10分以内で公園に着くという距離感です。

公園中央に浮かぶ松島からの眺め。

天神のど真ん中から少し足を延ばすだけで、自然あふれる光景が待っているなんて、
とても贅沢なこと。耳を澄ませば野鳥の声が聞こえ、とても心が落ち着きます。

水面では水鳥たちが優雅に泳いでいます。

池の中央、松島へと渡る観月橋。島には松の木が生い茂り、木陰にひんやりと涼しい風が吹きぬけます。

なんと亀まで泳いでいました。

時間帯により異なるさまざまな表情

大濠公園は朝、昼、晩と、その時間によって表情を変化させます。
朝はゆるやかに時間を過ごす人が多く、
コーヒーを片手に読書を楽しむ姿がちらほら見受けられました。

午後になると、ベンチでお弁当を食べる人、
家族でレジャーシートを広げてピクニック気分を楽しむ人たちが増えてきます。

犬の散歩をしている人も多く見かけます。

そして、食後の運動がてら、ボートに乗って優雅な水上散歩を満喫する人もちらほら。

園内のボートハウスではレンタルボートも受け付けています。詳細は公式ページより。

スワンボートは30分1000円。ボートからの公園の眺めもすてきですよ。

あめんぼボートは１名用が30分600円、２名用は30分1000円。ペダルをこぐと結構な運動に。

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気持ちのいい風に吹かれてピクニック

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お弁当を広げてピクニックも

絶好のロケーションを誇る大濠公園では、やはり体を動かしたくなるものです。
ラン、ウォーキングはもちろん、マットを広げてヨガを楽しむ人もいます。

たっぷり体を動かしたあとはブレイクタイム。
ベンチに座ってコーヒーを飲むも良し、お弁当を広げてのんびりくつろぐも良し。
体を動かしたあとにプシュッと開けるビールは味わいも格別です。

大濠公園から徒歩10分くらいの場所にあるお弁当・デリの店〈デリ・マシェリ〉のお弁当と一緒にビールをグイッといただきました。

公園内ではホットドッグを販売しているほか、カフェ、レストランでも食事ができますよ。

昼から夜へと移ろう瞬間がドラマティック

そして１日を通して最も公園利用者が増えるのが夕暮れ時です。
毎朝、園内を走っている人が、仕事帰りの夕暮れ時に訪れ、
思いがけない美しい夕日に驚く、ということも珍しくありません。
それほど、風景が劇的に変化します。

ちょっとベンチに座って観察していると、
すぐ目の前をカラフルなウエアに身を包んだランナーが走り抜けていき、
そのあとも、いかにもご近所さんというようなご年配の男性、
自転車に乗った学校帰りの学生たち、小さな子どもと手をつないで歩くお母さん、
デート中のカップルといったように、実にいろんな人々が通り過ぎていきます。

ジョギング中のランナー。ほぼ毎日、同じ時間に走っているそうです。

たまたまお休みが重なったというご夫婦。お話をしながら、ゆっくりと歩いている姿が印象的でした。

夕暮れは特に絶景。水面が広い分、空の映り込みも大きい！　刻一刻と移り変わる風景をベンチで眺めるのも乙なもの。

福岡タワーのシルエットが夕日に映えます。

すっかり日も暮れた頃には、辺りに先ほどまでの喧騒はなく、
再び、ゆるやかな時間が流れ始めます。
とはいえ、それでも公園利用者は多く、ランニングやジョギング、
ウォーキングに訪れる人があとを絶ちません。
福岡の暮らしに根づいた、市民の憩いの場。
大濠公園はいつでも、変わらない姿で私たちを迎えてくれます。

今回飲んだのは、
〈キリン一番搾り 福岡づくり〉

福岡が誇るおいしい食を引き立て、その場に集まった気のおけない仲間たちとの会話を弾ませる福岡ならではの〈キリン一番搾り 福岡づくり〉。爽快な飲み口は、澄み渡る青空の下でいっそうその魅力を増します。

キリン一番搾り 福岡づくりとは？

問合せ／キリンビール　お客様相談室　TEL0120-111-560（9：00～17：00土日祝除く）　
ストップ！未成年者飲酒・飲酒運転。