「はじまりの地・奈良」は知れば知るほど面白い

日本初の都や和菓子や清酒のルーツ、今もなお続くものづくり……。私たちの暮らしの「はじまり」は、いつも奈良にあった。2026年、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の舞台としても脚光を浴びている今こそ奈良へ。豊臣秀長が残した「まち」、神話が息づく「物語」、時代を超えて人々を魅了する「食」——3つの“はじまり”を巡れば、いつもの奈良旅がもっと深くなる。
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豊臣秀吉の最強バディ・豊臣秀長の統治からはじまった、大和郡山の城下町
2026年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公として脚光を浴びている、豊臣秀長。奈良県大和郡山市は、兄・豊臣秀吉が天下統一において最重要と考えた地であり、秀長が人生最後に統治したまちだった。カリスマ的な人間力を持っていたと言われる秀長は、どのように大和郡山を治めていったのか。今回は「豊臣兄弟!」で時代考証を担当した、駿河台大学・黒田基樹教授の話をもとに、秀長の軌跡を辿る。
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02
日本の柑橘のはじまり「大和橘」は奈良県にあり。現代の人々をも魅了する、いにしえの香りとは
日本の固有種で『万葉集』にも登場する古来の柑橘、「橘」(たちばな)。みかん類やゆずなどが渡来する遥か昔から日本に息づく、“はじまり”の柑橘だ。一時は絶滅寸前だったが、奈良の地で「大和橘(やまとたちばな)」として復活させたのが「なら橘プロジェクト推進協議会」。会長を務める城健治さんに、「大和橘」の歴史や、“永遠に香る”と言われる唯一無二の魅力について語ってもらった。
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03
日本はじまりの書『古事記』と『日本書紀』を紐解けば、奈良県はもっと面白い
奈良時代に編纂された2つの歴史書『古事記』と『日本書紀』。その中で、初代天皇・神武天皇がはじめて都をつくった“日本のはじまりの地”として奈良県は登場する。なぜ日本のはじまりの地を奈良県に選んだのか。國學院大學・渡邉卓准教授に、『古事記』と『日本書紀』に描かれた奈良県の姿を紐解いていただき、書物にゆかりのある実在のスポットも教えてもらった。
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Credit
  • PHOTO:MAKOTO TANAKA
  • TEXT:ASAKO INOUE
  • EDIT:MONAMI CHO

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奈良県

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奈良県は、豊かな自然と日本始まりの歴史が息づく古都です。世界遺産の東大寺や春日大社をはじめ、歴史ある寺社仏閣が緑の中に佇み、奈良公園のエリアでは鹿たちが穏やかに暮らしています。吉野の桜や山々の彩りなど、四季折々の美しい風景も大きな魅力です。飛鳥から続く伝統や文化、神秘的な空気感が日々の暮らしに溶け込み、訪れる人に穏やかで特別な時間を届けてくれる地域です。

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