【プレゼントあり】旅の出発地はここ。中川政七商店〈鹿猿狐ビルヂング〉の〈奈良風土案内所〉

中川政七商店〈鹿猿狐ビルヂング〉の〈奈良風土案内所〉
奈良観光をはじめるにあたり、まず立ち寄ってほしいのが、中川政七商店が手掛ける〈鹿猿狐(しかさるきつね)ビルヂング〉内にある〈奈良風土案内所〉。「奈良、新発見!」をテーマにしたスペースで、スタッフとっておきの奈良情報が得られる。この施設の楽しみ方を、広報の佐藤菜摘さんが教えてくれた。

地元・奈良の産業を発信する〈鹿猿狐ビルヂング〉

享保元年(1716年)に「奈良晒(ならざらし)」という麻織物の問屋として創業した中川政七商店。地元である奈良を盛り上げるべく、創業地に隣接する場所に2021年にオープンしたのが、奈良観光の中心地・ならまちエリアにある〈鹿猿狐ビルヂング〉だ。

〈鹿猿狐ビルヂング〉の母屋へ続く通路
母屋へ続く通路。

築130年の町家造りの母屋には、布製品のショップや、茶道をテーマにした喫茶〈茶論(さろん)奈良町店〉がある。ショップの試着室はかつての電話ボックスを利用して作られており、玄関には吉野杉で作られた「鹿よけ」が残っている。

母屋と調和するように建てられた新築ビルには〈奈良風土案内所〉や〈中川政七商店 奈良本店〉のほか、〈猿田彦珈琲〉とすき焼き割烹〈㐂つね(きつね)〉が入る。この3つの名前を合わせたのが、“鹿猿狐”の名前の由来だ。

「『日本の工芸を元気にする!』というのが私たちのビジョン。そのためには、作り手と使い手の距離を、昔のようにもう一度近づけることが必要だと思うんです。〈鹿猿狐ビルヂング〉は奈良で作られたものを買って、食べて、体験することができる場所。ここを拠点に、奈良の産業を盛り上げていけたらと思っています」

旅の案内人はスタッフ。おすすめスポットを詰め込んだ「風土案内カード」

〈鹿猿狐ビルヂング〉の1階に2024年に誕生したのが〈奈良風土案内所〉と名付けられたスペースだ。インフォメーションセンターのようなカウンターに、奈良みやげをセレクトした棚。そして左側の壁にずらりと並ぶのが、かわいいイラストで彩られた「風土案内カード」なるもの。裏を見ると、中川政七商店のスタッフ自らが書いているという文章と写真を使用して、彼らの個人的な奈良のおすすめスポットが紹介されている。しかも、すべてテイクフリーという気前の良さ!

中川政七商店〈鹿猿狐ビルヂング〉の〈奈良風土案内所〉
〈鹿猿狐ビルヂング〉に入ってすぐのところにある〈奈良風土案内所〉。

「カードは全部で60種類ありまして、掲載スポットは100カ所ほど。一部のカードは季節によって変わります。バインダーも用意しているので、気になるカードを取ってファイルすれば、自分だけのガイドブックができるようになっています」

案内してくれた佐藤さんは「風土案内カード」編集責任者も務めている。

中川政七商店〈鹿猿狐ビルヂング〉の〈奈良風土案内所〉の風土案内カード
「風土案内カード」のデザインは、奈良出身のデザイナー・赤井佑輔氏が代表を務めるデザイン事務所・paragramさんによるもの。

かき氷やご当地鍋といったグルメ情報から、奈良一刀彫(ならいっとうぼり)などの工芸工房系、初心者が行きやすいバーに、佐藤さんいち押しの奇祭(!)まで、奈良在住ならではのリアルな情報が満載。店から30分以内のスポットを中心に紹介しているので、すぐに出かけることができるのもうれしい。

中川政七商店〈鹿猿狐ビルヂング〉の広報の佐藤菜摘さん
案内してくれた広報の佐藤菜摘さん。東京出身で、8年前に奈良へ移住してきた。

「旅行って、現地に住んでいる友人に案内してもらうのが一番面白いじゃないですか。その感覚で、スタッフがみなさんの旅の案内人になれたらいいなと思ってこのカードを作りました。奈良には鹿と大仏だけじゃなくて、もっと面白いものがたくさんあるんだよってことを皆さんに伝えたいです」

中川政七商店の歴史をアーカイブする展示スペースも

〈奈良風土案内所〉で旅の情報を集めたら、そのまま施設の奥へと進んでみよう。中庭には、麻の製法を体験できる〈布蔵(ぬのぐら)〉と、中川政七商店の300年間をアーカイブする〈時蔵(ときぐら)〉という2つの展示スペースがある。解説を聞きながら巡ると理解が深まるので、ぜひ予約できるガイドツアーに参加してほしい。

〈時蔵〉の2階には、「二体の鹿」というオブジェが展示されている。右の鹿は「伝統」をテーマに、奈良一刀彫や漆芸(しつげい)、螺鈿(らでん)、印伝など、奈良が誇る伝統工芸の技術を結集させて制作されたものだ。左の鹿は「革新」をテーマに、彫刻家の名和晃平氏がディレクターを務める〈SANDWICH Inc.〉が手掛けている。この「二体の鹿」は、伝統工芸を現代の生活に馴染む形で発信するという、中川政七商店の精神を表現している。

中川政七商店〈鹿猿狐ビルヂング〉内の〈時蔵〉2階に展示されている「二体の鹿」オブジェ
撮影:SATOSHI ASAKAWA
〈時蔵〉2階に展示されている「二体の鹿」オブジェ。
撮影:SATOSHI ASAKAWA

中川政七商店の歴史と共に、観光、工芸、食などあらゆる角度から新旧の奈良の魅力を発信する〈鹿猿狐ビルヂング〉。旅の最初に〈奈良風土案内所〉へ立ち寄れば、鹿と大仏の先にある奈良の面白さに触れられるはずだ。

プレゼントキャンペーン実施中

コロカルのInstagramでは、〈中川政七商店〉和紅茶・珈琲セットを5名様プレゼントするキャンペーンを実施中です。詳しくはInstagramの投稿をご確認ください。

応募期間:2026/8/3(月)〜8/16(日)
応募方法:STEP 1:colocal公式Instagramアカウント(@colocal_jp)をフォロー
     STEP 2:投稿に「いいね」をする

Information

鹿猿狐ビルヂング

中川政七商店創業の地に、2021年に誕生した複合商業施設。奈良の工芸を手に取り、体験できるお店や、旅の途中に寄りたい飲食店が集まった、奈良観光の拠点になる場所。
住所:奈良県奈良市元林院町22|地図
Instagram:@shikasarukitsune

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