日本初、紫芋でつくった 〈日本芋酒〉。 高千穂からルビー色の生酒登場!

神話のふるさと、宮崎県高千穂町にて
昭和29年に創業された〈神楽酒造〉。
そば焼酎〈天照〉、麦焼酎〈ひむかのくろうま〉などの
ヒット商品を生み出し、焼酎王国宮崎のなかでも知られる存在です。

このたび、そんな神楽酒造から、
紫芋を原料とする新しいお酒〈日本芋酒〉がデビューしました。
焼酎と日本酒の製法を融合させた、
日本酒でもワインでも焼酎でもない、
全く新しいお酒なんです。

見た目は赤ワインのよう、香りはほんのり芋の香り

日本芋酒の特徴は、目にも鮮やかな紫色。
これは南九州産の紫芋〈アヤムラサキ〉を原料にしているため。
紫芋の焼酎醪(もろみ)を、焼酎のように蒸留せずに、
日本酒のように搾っています。

そのお味はフルーティでほのかに甘く、
ほんのりと芋の匂いがする、飲みやすくすっきりとしたお酒。
冷やでも、熱燗でもおいしくいただけます。

ところで〈日本芋酒〉が作られたきっかけは、お酒好きの杜氏さんが、
仕込中の醪(もろみ)の発酵状態をチェックするために、
昔ながらの方法で舐めてみたことから。
あまりの美味しさに、これを再現しようと決意したのだそう。
かつての杜氏は醪を舐めて発酵状態を確認していたのですが、
いまは機械で測定しているため、その美味しさを知るものは
誰もいなかったんですね。

しかし、思いついてから実現への道のりは厳しいものでした。
本来、原料本来の旨味を残す醸造酒は、
個性の強いイモ類などでは製造が難しいというのが常識。
それを覆すため、主原料30種×麹32種×酵母47種という
大量の組み合わせをチャート形式にして、
自らの舌と感性だけを頼りに、ひたすら試作。
約5年の歳月をかけて、やっと再現したものだそう。

珍しいだけでなく、ポリフェノールが赤ワインと
同じくらい含まれていたり、
お酒としては珍しく食物繊維や
クエン酸がミカン2個分程度含まれているなど、
美容にうれしい成分が含まれている〈日本芋酒〉。

保存料無添加の100%生酒で冷蔵保存が必要な為、
現在はインターネット販売のみを行っています。
東京・渋谷の東急百貨店渋谷駅・東横店 地下1階にて
4月21日(木)から27日(水)まで試飲即売会が行われますので、
ご興味がある方は是非!
九州の物産を買うことで、九州を応援したい気持ちです。

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神楽酒造

〈FOODIES MARKET〉オープン。 全部美味しそう! 札幌パルコから 道内の食のトレンドを発信

北海道札幌市の〈札幌パルコ〉に、2016年4月22日(金)、
グルメスペース〈FOODIES MARKET(フーディーズマーケット)〉がオープンします。
北海道の有名レストラン10店舗が集合し、
それぞれが道産食材を用いたパルコオリジナルメニューを開発。
北海道の食のトレンドの先端を発信する、
地元の方にも観光で訪れた方にもうれしいニュースポットになりそう。
それでは各店舗のスペシャルメニューをご紹介!

ジェラテリアミルティーロ(ジェラート)

まずは北海道千歳市にある
本格イタリアンジェラートの有名店
ジェラテリアミルティーロ〉が出店。
自然のままの味わいを活かした、
保存料・着色料・香料などを使わない体に優しいジェラートが人気です。
甘さを抑えたさっぱりとした味が魅力。
自社栽培のオーガニックブルーベリーのジェラートが格別な味わいです。

カジツクラブ(スムージー・フルーツ&フローズンヨーグルト)

こちらは北海道産フルーツ&フローズンヨーグルトを
提供する〈カジツクラブ〉。
お好みのフレッシュフルーツを自家製の
フローズンヨーグルトとご一緒にどうぞ! 
厳選フルーツと北海道産ミルクを使用したスムージーもあります。

チャイスタンドチャイコ(チャイ専門店)

そしてこちらは、寒い日も温まりそうな、チャイ専門店の
〈チャイスタンドチャイコ〉。
スパイスと茶葉、北海道の牛乳で作る
香り豊かなチャイでほっと一息。

クランチーナッツルーム

札幌市のクラフトビールバー〈月と太陽BREWING〉の姉妹店、
〈クランチーナッツルーム〉。
クランチーな食感が楽しい
オリジナルのナッツのお菓子〈クランチーナッツ〉と、クラフトビール、
ハードサイダー、北海道のフルーツ100%で作った
自家製のノンアルコールサイダーをどうぞ。

ノースコンチネントホットドッグスタンド(ホットドッグ)

札幌市の道産ハンバーグ専門店〈ノースコンチネント〉は、
広大な北海道で育てられたお肉を、
それぞれの個性を生かしたスパイスや、
海塩・海草などの天然素材で仕立てる
こだわりのハンバーグが評判のレストラン。
今回は、ホットドッグスタンドを出店! 
自家製ソーセージ&ベーコンなどを、
いももちをベースにしたモチモチ食感のパンで
挟んだホットドッグです。

〈丹波大納言小豆 水ようかん〉 中島大祥堂 × SOU・SOUの ひんやりデザート

兵庫県丹波市の春日町は、
古くから小豆の栽培が盛んなところ。
この地が発祥と言われる〈丹波大納言小豆〉は、
粒が大きく、煮ても皮が破れにくい特徴があり、
古来は幕府や朝廷に献上されていたほど。

つやつやです

そんな丹波大納言小豆を使った〈丹波大納言小豆 水ようかん〉が、
キャラメル菓子〈豆果〉などで知られる
兵庫県丹波市のパティスリー〈中島大祥堂 丹波本店〉から登場しました。
丹波大納言小豆の旨みを引き出すために、
天然水でまろやかに炊き上げているので、
みずみずしく、なめらかな口どけ。
これから暑さを感じる日々に、
ひんやりと冷していただきたい夏季限定のデザートです。

〈SOU・SOU〉とのコラボパッケージ

この〈水ようかん〉、パッケージを手がけたのは
京都のブランド〈SOU・SOU〉。
オリジナルのテキスタイルを特殊なニスで浮き出し、
ロゴを箔押したシンプルで上質なデザイン。
贈り物にも喜ばれそうです。お値段(税抜)は、
4個入り1,400円、8個入り2,800円、12個入り4,200円
となっております。

〈ベジキッチン ハーブコーディアル〉 日本の果実とハーブを使った ナチュラルドリンク

輸入食料品店や雑貨屋さんで見かける
“コーディアル(cordial)”は、イギリスで古くから
飲まれている伝統的な飲み物。
コーディアルとは、「体を活気づける食品、飲料」という意味で、
もともとはハーブをお酒につけた飲み物でしたが、
いまはハーブや果物を原料としたノンアルコールの飲み物に
形を変えて愛されています。
お湯やお水、炭酸水で割る飲み方が一般的で、
甘いフルーツの風味やハーブの香りが
ほっとさせてくれる飲み物です。

これまで、日本で買えるコーディアルの多くは輸入のものでしたが、
〈ベジキッチン ハーブコーディアル〉は、
日本のハーブとみずみずしい果物のおいしさを濃縮した、
砂糖不使用のハーブコーディアル。
2016年4月20日に、新フレーバーの
〈ベジキッチン ハーブコーディアル 余市産ブルーベリーとざくろと月桃〉
が発売されます。

余市産ブルーベリーとざくろと月桃

〈余市産ブルーベリーとざくろと月桃〉は、
北海道余市産の有機ブルーベリーと、沖縄県産月桃とざくろを使った、
甘酸っぱくフレッシュな味わい。
女性に嬉しい成分がいろいろ入っています。

北海道余市産有機ブルーベリー

高い抗酸化パワーをもつブルーベリー。
土壌づくりから徹底したこだわりの管理を行い、
化学肥料や防虫剤、除草剤などの農薬を一切使用せずに育てた
有機JAS認定を取得したものだけを使っています。

女性の味方ざくろ

エイジングケアには欠かせないポリフェノールがたっぷり含まれているざくろ。
女性ホルモンのバランスを整えて若々しいお肌を保つと言われています。

沖縄県産月桃の恵み

そして聞き慣れない“月桃”は、
古くから沖縄や屋久島などの山野に生える多年草。
身体を芯から温め、冷えやむくみに効果が期待できると言われます。
また赤ワインの34倍ものポリフェノール“ゲットウポリフェノール”
を含んでいて、エイジングケアにもぴったりなんだとか。
〈余市産ブルーベリーとざくろと月桃〉のお値段は260mlで1500円(税抜)。
お湯や炭酸水で5倍に希釈してお召し上がりください。

〈ベジキッチン ハーブコーディアル〉が誕生したのは、
北青山の〈シンシア・ガーデンカフェ〉の
ディレクションによる植物性100%の食品ブランド〈VEGE KITCHEN〉から。
化学調味料、合成香料、合成着色料、動物性原料、白砂糖はすべて不使用。
むかしから日本人の体を作ってきた、日本の伝統色や日本食材に着目した
無添加、国産にこだわるシリーズなんです。

京都〈下鴨茶寮〉が東京進出。 〈東急プラザ銀座〉に 伝統と革新の割烹料亭& 日本酒バル開店

創業1856年の京都の老舗料亭〈下鴨茶寮〉が
このたび、初の飲食店を東京に出店します。
しかも、割烹料亭と日本酒バルの二店舗です。

場所は、先日、銀座数寄屋橋に誕生した
大型商業施設〈東急プラザ銀座〉。
“日本の発信”をコンセプトにした、
割烹料亭 銀座 下鴨茶寮 東のはなれ〉と、〈日本酒バル のまえ〉。
創業160年目の挑戦として、あえて一つの場所に
2つの新店舗を共存させることにしたのだそう。

小山薫堂さんが主人をつとめる下鴨茶寮。
この2店舗のプロデュースも小山さんが手がけるだけあって、
細部にまで独自の仕掛けがほどこされています。
それでは、それぞれの店舗をご紹介!

〈日本酒バル のまえ〉

大きな暖簾をくぐり、店内に足を踏み入れると、
賑やかでカジュアルな空間が広がっています。
ここが〈日本酒バル のまえ〉。

料亭の技をさり気なく生かした端正な肴(さかな)と、
晴れやかな日本酒のマリアージュをご提案する、
バルスタイルのバーです。

もともと肴とは、酒菜が転じた言葉。
下鴨茶寮本店定番料理から
刺身、前菜、肉、肴、しめ、甘味にいたるまで、
季節感ある京料理の心はそのままに、
和の素材に新たな発想でひと手間を加えた、
お酒がすすむ本格派のおつまみをご用意しています。

おいてあるお酒は、日本酒、ワイン、ビール、
焼酎、梅酒、果実酒、ウイスキーなど様々ですが、
どれも日本全国から厳選して集めた国産酒なのが特徴。
創業1856年の料亭〈下鴨茶寮〉の新境地となるお店です。

〈春の応量器膳〉2,000円(税別)

〈のまえ松花堂弁当〉3,800円(税別)

夜だけでなく、ランチも自慢です。
料亭の料理を気軽にカウンターのランチで頂くことができます。
〈季節のお膳料理〉は2,000円(税別)から。

ユニフォーム:〈BEAMS〉

〈のまえ〉のユニフォームを手がけるのは、
〈BEAMS〉クリエイティブディレクター、窪浩志さん。
昔ながらの作務衣をアレンジしたスタイルに、
吸水速乾、伸縮性に優れたハイテクデニム素材を使いました。
ロゴマークを配したエプロンに、足元には
コンバースオールスターというスタイリングがオシャレ。

ランプシェード:一澤信三郎帆布

土鍋:中川 一辺陶(雲井窯)

また店内のランプシェードは一澤信三郎帆布、
土鍋は中川 一辺陶(雲井窯)によるもの。
様々なコラボが店内に仕掛けられています。
今後はイベントなどを通しても、
さまざまな日本文化とのコラボによる発信を行っていくのだそう。

みりんを使って造る天然醸造醤油 和歌山・カネイワ醤油本店

きれいな水といい空気で育む醤油

奥深くて力強い醤油を造る和歌山県有田川町の〈カネイワ醤油本店〉。
一番の売れ筋である〈天然醸造醤油〉は、
みりんを使って口当たりやわらかく仕上げている。
少量でもコクのある魚の煮物ができあがるこの醤油は、
関西中心に口コミで広がっています。

訪ねた場所は、醤油発祥の地とされる和歌山県の湯浅町から
車で20分ほど走った山手の有田川町。
緑豊かで空気も清らかなその土地の川沿いに、カネイワ醤油本店はあります。
車を降りると、心地いい醤油の香りが広がっていました。
迎えてくれたのは4代目を継ぐ予定の岩本行弘専務。
晴れ晴れとした笑顔で迎えてくれ、
さっそく醤油造りへの熱い想いを力強く語ってくれました。

大正元年創業のカネイワ醤油本店。高野山から湧き出る清涼な水と、澄んだ空気に恵まれた土地で醤油をゆったりと育む。

「ここに下りてくる高野山系のきれいな湧き水といい空気は
醤油造りにかかせんのや」と山に目をやります。
カネイワ醤油本店の初代店主は、明治時代後半に醤油の製法を湯浅で学んだ後、
大正元年に良質の水に恵まれるこの土地に蔵を建てたそう。
そしていまなお、青々とした樹木と、清涼な水が流れる有田川のそばで、
2年の歳月をかけてゆっくりと育みます。

「2年の歳月をかけて、焦らずゆっくりと木桶の中で育むことで深い味わいになる。
昔から『麹は寝ても蔵人は寝るな』と言ってきたもんや。
僕も一晩中、1時間から2時間おきに麹の様子を見に行っとる。
大変とかいう以上に気になるんや。
天気や気候、そして麹の育ち具合で温度が下がったり上がったりする。
しかも品温計や湿度計だけでは判断できんことが多いから、
ちゃんと人の手で触って判断して、適切な温度になるよう手助けせなあかん。
それに醤油を造る菌も生きもんやから、僕の姿勢を見とると思うし、
熱い想いで造ったら期待に応えてくれる気がするんや」

すべて木桶の中で2年間かけてゆっくりと育む。

このような鮮やかな茜色のもろみは珍しくて驚いた。蔵の香りもよく、もろみは見るからにおいしそう。

栃木の気持ちいい場所で、 シェフのフルコースを。 〈OHYA UNDERGROUND BANQUET〉始動

栃木県宇都宮市の北西部・大谷(おおや)地域。
大規模な採石場跡地にできた地底湖を
クルージングで巡る〈地底湖クルーズ〉など、地元の資源を活かした
ユニークな試みを行っている〈OHYA UNDERGROUND〉。
コロカルでのご紹介記事はこちら

〈地底湖クルーズ〉

この〈OHYA UNDERGROUND〉が、新しい試み、
〈OHYA UNDERGROUND BANQUET〉をスタートします!

テーマは“気持ちのいい場所で、美味しいものを食べよう”。
大谷地域の気持ちのいい場所にテーブルをセットし、
栃木県内の名シェフが地域の旬の食材を駆使した、本気のフルコースを提供する
というプログラムです。食事前には、〈地底湖クルーズ〉も付いてきます。

4月21日(木)に開催される第一回には、
宇都宮市のレストラン〈Naomi OGAKI〉オーナーシェフ、大垣直巳さんが登場。
フランスで11年間修行し、本場のフレンチを手掛ける
大垣さんが栃木の食材で作る本格フルコースには期待が高まります!

ディナーは日没1時間前からスタート。
刻々と変化する風景を楽しみながらのムードたっぷりのお食事です。

21日(木)のこけら落としのあと、4月23日(土)、5月7日(土)には
フランスバスク地方料理レストラン〈クーリ・ルージュ〉の
オーナーシェフ石川資弘さんが登場。
その後も続々開催されます。詳細はこちらから

勝手に作る商店街サンド: 今回の舞台は刃物のまち、 岐阜県関市!

商店街サンドとは?

「商店街サンド」とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

世界にほこる“刃物のまち”関市で作る!

今回やってきたのは岐阜県関市。
日本の東西を分ける分岐点として認定されているまちであり、
最近では通称〈五郎丸ポーズの仏像〉や〈モネの池〉で話題になっている地域である。

2015年のブームとなったラグビー選手・五郎丸歩さんのあのポーズとソックリな〈宝冠大日如来〉。

モネの描いた池のように美しいと話題になった通称〈モネの池〉。

また、関といえば700年以上もの歴史がある“刃物のまち”として知られている。
鎌倉時代に日本刀がつくられはじめ、
そのあと、包丁やハサミやナイフ、爪切りなどに技術が派生し
多くの刃物製品が生産されているようになった。

意外と知られていないが、
日本の家庭で使われている包丁の約5割が関市でつくられているそうだ。
つまりは家に包丁が2丁あるお宅なら、
そのうち1丁はここ関市でつくられている可能性が高いのだ。 すごい!

関市の刃物の歴史は日本刀づくりから。〈関鍛冶伝承館〉では刀の歴史を知ることができ、日によっては刀匠による刀鍛冶を見ることができる。たまたま準備しているところにうかがい、火をおこす体験をさせてくれた。

関市の刃物は国内だけでなく、
アメリカ・ヨーロッパをはじめ世界各国に輸出され、
ドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェフィールドと並んで
「刃物の3S」に名を連ねるほどにまでなっているそうだ。

まちには刃物のオブジェがいくつか。こちらはフェザーミュージアム。

関市ではいろんな場所でいろんな刃物製品を見つけることができる。爪切りひとつとっても、よくみると縦と横に研ぎ方が違うものがある。知らなかった!

こんなに美しい模様が入ってるハサミがあるのか。切れ味よさそう……!

こちらは外国人に喜ばれそうな日本刀風のハサミ。使わないときは飾っておきたい。

私のイチオシであり人気のお土産〈まぜ卵〉。卵の白身のドロっを小さい刃で切ってくれる。(まぜ卵の詳しい紹介はこちら

関市には刃物の工場以外にも〈関鍛冶伝承館〉〈フェザーミュージアム〉〈刃物会館〉
といった刃物に関する施設が多く、その種類の豊富さに驚かされる。
戦国時代には人を切りつけていた日本刀の技術が、
まさか卵の白身を切るお役立ちアイテムに派生するなんて。
また、長年使って錆びた刃物をリペアしてくれる工場なんかもある。

全国からさまざまな刃物が届くので、あまり見たことがないクセのある刃物も多いそう。

〈春日刃物〉さんでは職人さんが希望に合わせた状態に研ぎ直してくれる。
商売として長年使っていて代替のきかないものや、
親の形見など、お客さんの想いはさまざま。
それがどんな形状でも切れ味よく直しちゃうのだから、
職人さんてかっこいいよなあ。

多様な刃物製品をつくっている〈丸章工業〉さんでのワンシーン。ハサミの隙間を調整するのが担当の職人さん。関市の刃物産業は早くから分業制に取り組み、効率性を求めたのだそう。

さて、そんなまちでできるサンドイッチはいったいどんな感じなんだろう。
関市経済部 観光交流課の三輪博樹さんと一緒に
サンドづくりをすることにした。

日本を東西に分ける目印・センターポールからスタート! 西(WEST)ポーズをするのは関市出身の三輪さん。

関市のまちをあらためて見渡してみると、
遠くのほうには四方に山が見えるものの、高い建物はあまりない住宅街である。
そのなかに工場が点々と見つけられ、
どこか、自分が育った東京の葛飾区や
お隣の墨田区に似た雰囲気がただよって いる。

三輪さんによると、関市の人の気質も江戸っ子同様に
頑固な部分が見えるという。
さすが職人さんが多い地域。

閑静な住宅のなかに工場が点在している。東京の下町になんとなく似ていて親近感。

京都〈和久傳〉の おもてなしの心を知る 〈和久傳のしごとと遊び〉

京丹後で明治3年に創業した〈和久傳旅館〉から
その歴史が始まった〈和久傳〉。
京都市内の料亭〈高台寺和久傳〉や、
料亭の味を“おもたせ”出来るお店〈紫野和久傳〉など、
その確かな味とおもてなしの精神で多くのファンを持つブランドです。
代表商品、れんこん菓子〈西湖〉は
喜ばれるおみやげの定番になっています。

日本の暮らしの美、暮らしの文化を深掘りする〈和久傳〉。
これまで料亭として培ってきた“しごと”のほか、
京丹後という郷土を思いやりながら周りの方々と
様々な楽しみを共有してきた“遊び”を紹介する
イベント〈和久傳のしごとと遊び〉が、
2016年4月13日(水)より東京・三越日本橋本店にて開催されます。

イベントでは、日本を代表する染色家である吉岡幸雄さんによる、
和久傳の初夏の室礼(しつらえ)をご紹介。
日本独自の色に拘り、色で季節を表現するおもてなしの大家でもある
吉岡さんと和久傳のコラボレーションが楽しみです。

〈和煮〉ちりめん山椒648円~(税抜)

もうひとつの催しは、“和久傳のしごと”。
今回デビューする新商品の〈料亭のだし〉シリーズや
電子レンジのマイクロウェーブをカットする楽磁鍋、
そのほか定番のれんこん菓子〈西湖〉や、
ちりめん山椒や福久梅鰯などの〈和煮〉など、人気のおもたせの販売も。

そして、和久傳が抱いてきた、
郷土の丹後や周りの方々への想いを紹介する“和久傳の遊び”も。
てっさい堂、染司よしおか、門出和紙、圡楽の商品や、
細川護煕氏や安野光雅氏の作品展示なども行います。

本イベントのお問い合わせは、三越日本橋本店
ギャラリー ライフ マイニング(03-3274-8935)まで。

information

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和久傳のしごとと遊び

住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1

期間:2016年4月13日(水)~5月10日(火)

会場:三越日本橋本店 本館5階 「ギャラリー ライフ マイニング」

お問い合わせ:三越日本橋本店 ギャラリー ライフ マイニング

TEL:03-3274-8935

Web:公式サイト

ついにガリガリ君が10円値上げ! 赤城乳業社員の 低姿勢なお詫びCMにホッコリ

手頃な価格で不動の人気を誇るアイス〈ガリガリ君〉。
ソーダ味のアイスキャンディーに、
ガリガリ食感のソーダ味のかき氷が入った定番アイスです。
作りては埼玉県深谷市の赤城乳業。
1981年の発売から既に累計売上本数が4億本を突破するという、
大人にもこどもにも愛されるロングセラーになっています。

このガリガリ君が、2016年4月1日より、
なんと25年ぶりに値上げされることになりました。
この値上げにあたり、赤城乳業社員が出演するCMが公開され
いま話題を呼んでいます。

真ん中にいるのが井上創太社長。
ガリガリくんも端っこに登場しています。
真剣な表情でお詫びする社員さんたちの姿が胸を打ちます。
このCMの制作にあたっては、
「値上げに伴い、みなさまから頂いた色々な声、
様々のご意見を赤城乳業社員が真剣にお応え致しました」
とのこと。

真ん中が社長さんです

ゆっくりズームアウトしていくと..

社員さんたちが総出で出演

左端にはガリガリ君も

見事なお詫び!

〈うまみTEPPAN 金魚〉 これこそが大阪のお好み焼きの 進化形?!

大阪名物のひとつ “お好み焼き” が進化した! 
2016年2月、大阪・北新地にオープンした〈うまみTEPPAN 金魚〉は、
彩りも鮮やかなお好み焼きの進化形を提供する、こだわりの鉄板焼のお店。

こちらのお店のコンセプトは、
“厳選した野菜と肉のうまみを生かす”。

野菜はやさいソムリエ〈のら〉による個人農家直送、
肉は静岡県で創業100年の〈さの萬〉による、
こだわりのドライエイジング製法で仕上げた熟成肉。
素材を美味しくするための “醸す” “熟す” “〆る” という
行程にこだわっています。
こちらの〈べジ玉〉は、野菜の美味しさを活かした小さなお好み焼きです。

〈ベジベジ玉〉1,200円(税抜)

高知で育ったブランド牛〈土佐あかうし〉の
熟成させたお肉や、

ドライエイジングビーフ&萬幻豚

〈土佐あか牛の岩塩プレート焼〉2,800円(税抜)

昆布で〆た野菜のタタキも。

〈昆布〆野菜のタタキ フォアグラ添え〉

ほか、ドリンクメニューにはコールドプレスジュースも名を連ねます。
野菜・果物を粉砕したのち、ゆっくりと圧力をかけ水分を抽出する
コールドプレスジュースは、熱や水分を一切加えないので、体に必要な酵素などの
栄養素をそのまま体に取り込むことができる今話題のジュース。
鉄板焼屋さんで提供されるとは、なかなか珍しい組み合わせ。

〈コールドプレスジュース〉

ランチはなし、ディナーのみの営業です。
詳細はWebサイトにて。

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うまみTEPPAN 金魚 北新地店

住所:大阪市北区堂島1-3-20 阪口ビル1F

TEL:06-6344-1010

営業時間:18:00〜3:00(ラストオーダー 2:00)

定休日:日・祝日

〈食べる溶岩ジオロック〉 溶岩そっくり! 伊豆半島ジオパーク生まれ

静岡県の伊豆半島は、本州で唯一フィリピン海プレートの上にあり、
かつては南洋にあった火山島や海底火山の集まり。
その火山活動や地殻変動によって出来た大地を楽しむことができる
〈伊豆半島ジオパーク〉は、日本ジオパークのひとつに数えられる名所。

これまで世界ジオパークネットワークへの加盟に向けて頑張っていたのですが、
4年に1回行われる認定では、惜しくも認定ならず...!
実は地元は溶岩そっくりの砂糖菓子〈食べる溶岩 ジオロック〉が
おみやげ品として販売されているのですが、、、

これが〈食べる溶岩 ジオロック〉!お値段は350円(税込)

〈食べる溶岩 ジオロック〉パッケージ

認定ならずだった今回の結果にめげずに、
ジオパークを更に盛り上げようと、
富士宮東高の生徒たちが〈食べる溶岩 ジオロック〉を使って
〈破壊怪獣ジオロック〉を作りました。

芸術コースの生徒達というだけあって、かなりリアルな出来です。
2016年4月2日(土)に伊豆半島ジオパークの中央拠点となる
〈伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア〉がオープンするのにあわせ、
〈長泉町 ジオパークビジターセンター〉等にて順次展示されます。

破壊怪獣ジオロック

まるで“食”と“農”の体験型テーマパーク! 今治ならではのおいしさと 楽しさあふれる 大型直売所 〈さいさいきて屋〉

今治の“食”のすべてが一堂に集まる〈さいさいきて屋〉

2015年11月より連載してきた〈愛媛県 × colocal えひめスイーツコレクション〉。
これまで愛媛県産フルーツの生産者さんを中心にさまざまな記事をお届けしてきましたが、
最後にご紹介するのは愛媛県を訪れた際にぜひ足を運んでいただきたいスポット。
この連載を読んでくださった“食”やおいしいものに興味があるみなさんなら
100%満足いただけると思う、今治市の〈さいさいきて屋〉です。

〈さいさいきて屋〉の直売所。1枚の写真ではおさまりきれないほどの広さ!

越智今治農業協同組合の運営する直売所を中心とした複合施設〈さいさいきて屋〉。
初めて訪れた人がまずビックリすると思うのが、売り場の広さ。
“直売所”という言葉のイメージから大きくかけ離れた、
まるで大型スーパーのような売り場の面積は直売所としては日本一なのだそう。
この売り場に並ぶのは果物や野菜などの生鮮食料品をはじめ、
お肉や魚に卵、乳製品、飲料、ジャムやお茶などの加工食品、お惣菜、パンなど、
毎日の食卓に欠かせないものばかり。そしてなんと、その8割が今治産のものなのです。

訪れた10月下旬はみかんの旬が始まったばかり。

みかんひとつとっても、さまざまな品種が。

「今治市の農協には、そこまでこれという産地品がないんですよ。
例えばみかんだと、愛媛県でいったら南宇和のほうには負けてしまう」
と話してくれたのは、越智今治農業協同組合の武内 玄さん。
「でもいろいろなものが生産されていて、
直売所にこれだけたくさんのものを揃えることができるというのがうちの特徴なんです。
ここまでさまざまなものを取り扱っている道の駅も珍しいと思いますね」

精肉コーナー。「お肉もできるだけ今治産のものを置いています。一頭買いをしているので、国産の良質なものを手頃な価格で販売できるんです」と武内さん。

「今治の鶏肉は〈媛っこ地鶏〉という地鶏しかないのですが……」。いえ、地鶏がいいんです、地鶏が。

牛・豚・鶏だけでなく、イノシシも。

加工肉の品揃えも充実。どれも本当においしそう。

鮮魚コーナーは今治市内の漁業協同組合が出資して設立された企業が運営。こちらも、もちろん今治産のものが中心。

店内にずらりと並ぶ、見るからにおいしそうな食べ物の中には、
県外の人間にとっては珍しいものもたくさん。
おいしいもの好きの方なら、テンションが上がってしまうこと間違いなしです。

そんな〈さいさいきて屋〉ならではの特徴は、野菜や果物といった生鮮食品の新鮮さ。
「大体のスーパーで売られている野菜は、まず収穫されたものが農協に行き、
農協から市場へ行き、市場から卸に行って、そこからスーパーへ行く。
なので店頭に並ぶまでかなりの時間がかかるんですよ」と武内さん。
「でもうちは毎朝、生産者さんに売れるだけ直接搬入してもらうかたちをとっているので、
野菜なんかは朝採りや前日に収穫されたものを売ることができるんです。
で、売れ残ってしまったものは、その日に引き下げてもらっているので
毎日新鮮なものを店頭に置けるんです」

野菜コーナーも充実。

有機農産物コーナーも。ちなみに〈さいさいきて屋〉には残留農薬検査室もあり、生産者さんが農薬基準をきちんと守っているか抜き打ちで検査もしています。

そして目を見張るのが、その価格。特に都市部に住んでいる人であれば、
“採れたてのものが、このお値段!?”と驚かずにはいられないほど、どれもがお手頃価格。
どうしてそんな価格設定ができるかというと
「生産者さんに直接お店まで持ってきてもらっているので、
流通コストがかからないからです」と武内さん。
「あと今治も島があって、一番遠いところだと
ここまでくるのに橋をふたつ、3つ渡らないといけなくて橋代がかかってしまう。
なので島の人をうちで雇って、出勤しながら品物を集めてもらい、
売れ残ってしまったものは帰宅しながらお返ししてもらうようにもしています」

「実が小さいものや大きさが揃っていないB品みたいなものも売れるのが、直売所のいいところですね」と武内さん。

さらには「陸地部でも高齢で車を運転できなくなってしまった生産者さんがいるんですよね。
そんな方々のなかでも品質のいいものをつくり続けている方や、
ここで売りたいと言ってくださる方もいるので、
陸地部でも朝に回って品物を集めることを始めています」と、
近年問題となっている生産者の高齢化にも対応しているのだそう。

柑橘王国の愛媛、コーナーも充実しています。

価格は店舗側ではなく生産者さん自身がつけるというシステムということもあり、
同じ品種のものだと「生産者さん同士で競争になってしまうので、
安売りはできるだけしないように指導もしています。
“高くても、ものが良ければ売れるよ”って」と武内さん。
商品に貼られたシールには価格だけでなく生産者さんのお名前も印字されており
「誰がつくったかがわかるようにしているので、
同じみかんでも味がいいものをつくる生産者さんにリピーターがつくんですよ。
ここでは生産者さん、ひとりひとりがブランドなんです」

なかには市場になかなか出回らない、珍しい野菜や果物も。

珍しい野菜や果物には、食べ方や調理方法を紹介するチラシも置かれているという親切設計。

新鮮な食品が手頃な価格で手に入れられることもあり、
観光客だけでなく地元の人でも賑わう〈さいさいきて屋〉。
市場にほとんど出回ることがない糖度の高いニンジン〈おんまくキャロット〉、
愛媛県で開発された新品種のサトイモ〈媛かぐや〉、
さらにイタリア野菜や珍しい食材なども扱っていることもあってか
「朝は仕入れにやってくる割烹着やエプロンを着けた料理人の方が多いですね。
9時開店なのですが、どうしてもいいものは午前中に売り切れてしまうので」

惣菜やお弁当のコーナーも充実。そのどれもが生産者さんがつくられたもの。
「生産者さんが栽培しているものをお惣菜にしてもらっているのですが、育ててないものはうちで仕入れるようにしてもらっています」。お惣菜の食材も今治産に徹底されているのです。

それでもどうしても出てしまうのが、商品の売れ残り。
この売れ残りをゼロにするために、
〈さいさいきて屋〉ではいくつもの工夫がされていました。

〈赤トサカ〉とは… 「くまもとの赤」の名脇役!? 豊かな天草の海が育んだ逸品

今回ご紹介したい熊本の逸品食材は、
熊本県天草市でとれたうに!
……ではなく、主役であるうにを引き立てるように
横にちょこんと添えられている赤い海藻です。その名も、〈赤トサカ〉。
この赤トサカは、熊本県が推している「くまもとの赤」食材のひとつです。

海藻サラダでおなじみの、この赤い海藻が赤トサカです。

お刺身のつまや、海藻サラダによく使われているので
おなじみの海藻だと思います。
赤トサカ、という名前の由来は、
文字通り、先端がにわとりのトサカのかたちに似ているからといわれています。
磯の香りと、コリッとした食感が特徴。
熊本県天草市や苓北町で水揚げされている海藻ですが、
これほど鮮やかで、濃い赤いトサカがとれるのは、全国的にも珍しいとのこと。

赤トサカの水揚げ漁港である天草市五和町の二江漁港は、
イルカウォッチングができる港としても有名です。
この港の近海にはイルカが定住しているため
一年中、かなりの高確率でイルカに出会えます。
イルカが定住する理由のひとつが、
この海の豊かさ。海藻や魚介類がとても豊富なのです。

赤トサカが水揚げされるのは、天草市五和町の二江漁港。イルカウォッチングは、ここから出発!

主役には、なかなかなれない赤トサカですが、
二江漁港にある漁港直売所・レストランで味わうことができます。
その日前後、とれたものによって内容は変わりますが
海鮮丼や、お刺身などには、赤トサカが彩りとして添えられています。
運がよければ、冒頭のうに丼にも出会える、かも。

二江漁港にある漁協レストラン・直売所。新鮮な魚を味わえるとあって、平日も賑わっています。

天草市五和町では、この赤トサカを使った〈トサカコンニャク〉という
郷土料理がつくられています。
まるでマグロの刺身のようですが、これは赤トサカを調理した一品。
トサカ自体は特徴的な味はありませんが、
このトサカコンニャクは、
とろんとした独特の食感のなかにある、
ふんわりとした磯の香りを楽しめます。
お刺身のようにわさび醤油をつけていただくと
よりいっそうおいしくいただけます。
酢味噌や、ぽん酢でも、よく合います。

このトサカコンニャクは、
赤トサカを天日干しして刻んで、水といっしょに煮出して、固めるといった
シンプルな手順でつくられています。
赤トサカがとれる時季になると、
家の軒先に天日干しされた赤トサカが並べられ、港町独特の光景が広がります。
今年は収穫量が少ないので、残念ながら家庭ではあまりつくられていないようです。

保存用の塩蔵トサカを用いれば、家庭でも簡単につくることができるとか。
ここで、簡単なつくり方をご紹介しますので
興味のある方はつくってみてはいかがでしょう。

塩蔵トサカはしっかり洗って、たっぷりの水に15分以上つけておく。水気をしぼったトサカを、細かく刻む。

刻んだトサカを鍋に入れて、ひたひたの水を入れて火にかける。焦げないように混ぜながら煮つめ、とろみができたらできあがり。あとはタッパーなどの容器に入れ、冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やし固めるだけ。適当な大きさに切ってめしあがれ。

information

map

漁協レストラン・直売所

住所:熊本県天草市五和町二江4689-6

TEL:0969-33-0240

営業時間:水曜

もちもちの北海道ゴーフレット! バターゴーフレット専門店 〈BEURRE(ブール)〉 函館にオープン

2016年3月26日、北海道新幹線開通! 
新青森・新函館北斗間に新幹線が開業します。
この記念すべき日に、
函館市大手町に “函館 バターゴーフレット” 専門店、
〈BEURRE(ブール)函館本店〉がオープン!

北海道産の厳選されたバターと食材にこだわり、
職人が1枚1枚ていねいに手作りで焼き上げた
メイド・イン・北海道のゴーフレット専門店です。

ゴーフレットといえば乾いたお菓子のイメージですが、
函館バターゴーフレットはもっちりとした食感のブリオッシュ生地。
北海道産小麦粉、甜菜糖、バターをこだわって使用した
ふっくらタイプのゴーフレットなんです。
バタークリームを挟んだ〈函館バターゴーフレット〉は
1,200円(税込)で8枚入り、いろいろなお味が揃っています。

〈MAPLE WALNUT〉

優しいメイプルのバタークリームに
キャラメルコーティングしたくるみが入っている、
メイプルくるみ味の〈MAPLE WALNUT〉。

〈カフェショコラ COFFEE CHOCOLATE〉

コーヒーバタークリームのほろ苦さの中にさくさくチョコレートを入れた
カフェショコラ味の〈COFFEE CHOCOLATE〉。

〈LONICERA CAERULEA〉

北海道特産の甘酸っぱいベリー、ハスカップを
ふんだんに使用したハスカップ味〈LONICERA CAERULEA〉。

〈FRESH HAKODATE BUTTER GAUFRETTE〉

そしてこちらは、大手町ハウスでしか食べられれない
店舗限定商品の〈FRESH HAKODATE BUTTER GAUFRETTE〉。
焼きたて生地にホイップクリームとメレンゲを挟んだ新食感!
お値段は1枚200円(税込)です。

目指すは生産量日本一! 愛媛県松山市ですくすく育つ 国産アボカドとライム

偶然の産物から始まったアボカドづくり

みかんをはじめとする柑橘類、イチゴ、柿、栗など
さまざまな愛媛の銘産をご紹介してきたこの連載。
キウイフルーツやグレープフルーツなど、“日本の気候でも育つんだ!”
と驚いてしまうものもありましたが、愛媛県で育つ意外な国産フルーツはまだあります。

そのフルーツとは、愛媛県松山市が生産量日本一を目指し、
産地づくりに取り組んでいるアボカド。
いまやすっかりなじみのある存在となったアボカドですが、
原産はメキシコや中央アメリカ。まだ日本ではほとんど生産されていないため、
市場に流通しているアボカドの99%が輸入されたものなのだそう。

そんな中、松山市では2008年からアボカドの産地づくりに取り組み始め、
苗木の供給や栽培指導などの支援を行ったり、
2015年11月には第1回「日本アボカドサミット」を市内で開催しました。
現在では市内で約70名の方がアボカドを栽培しており、
その栽培面積は3ヘクタールにまで拡大し、全国有数のアボカド産地となっています。

風光明媚な森さんの広大な園地。この写真はほんの一角。

県内外でも注目されている松山市のアボカド産地づくりですが、
実は取り組みへのきっかけを生んだのが、20年以上前に植えられたというアボカドの木。そのアボカドの木が育つ、森茂喜さんの園地を訪れました。

松山市のアボカド産地づくりのきっかけとなった木。この大きさ、伝わるでしょうか?

松山市高浜にある森さんの園地。
その地名からもわかるように、海に面した園地です。
この園地の中腹に近いところに育っているのが、ご覧の立派なアボカドの木。
取材に訪れた10月下旬、大きな実がいくつも生っていました。
「これは〈フェルテ〉という品種で、来月の収穫までにもう少し大きくなります」
と園地を案内してくれたのが、環境にやさしい農業生産の発展を目指し、
愛媛県の農家が集まってできた〈のうみん株式会社〉の原田博士さん。
「この品種に関しては油分も多くてトロッとしているだけでなく、
アボカド特有のえぐみや苦味が少ないんですよ」

立派に実ったアボカド。「虫除けとなる樟脳の原料であるクスノキ科に近いので、あんまり虫がつかないんですよ」と原田さん。

そんなおいしい実をつけるこのアボカドの木ですが、
実は栽培を目的に植えられたものではなかったのだそう。
「平成4年に台風がきたとき、海からの潮風の影響で園地の木が一面枯れてしまって。
その後、木を植え替えたときに、記念樹としてアボカドの木を植えたそうです。
それから20年ほどして実がなっているのを当時の松山市の農林水産課の方が見て、
アボカドの産地化に取り組もうということになったんです」と原田さん。

あけびを思わせる、小さな実。「小さいのは未熟で、種がないんですよ」と原田さん。

園主の森 茂喜さん。広大な園地を、ほぼひとりで管理されています。

「植えた当時は実がならないと思っていたんですよ、寒さで冬は朽ちてしまうかなって。
本当に手入れを何もしてないのに実がなりだしてのでビックリしましたね」と園主の森さん。
園地には〈フェルテ〉だけでなく〈ピンカートン〉という品種のアボカドの木もあり、
松山市ではこの2本の木から穂木をとり、苗木をつくったのだそう。
「でも今の品種は木が大きくなりすぎるし、寒さにも弱い。
あと結実性ももうちょっと安定しないと商業生産は
ちょっとしんどいやろうなというのがあって。
私は日本にあった品種をなんとかつくりたいなという想いでやっているんですよ」と森さん。
「研究者の方に聞いたらね、柑橘の新しい品種は
1,000〜10,000本にひとつしか出ないんだけど、
熱帯果樹は使える品種が出る確率が高いらしくて。
100〜1,000本で1系統は出ると思うし、日本でできた品種だと
日本の気候にやっぱり合うでしょうからね」

木の上のほうにも、いくつもの実が。

そんな森さんや、アボカドの産地づくりに参加している農家さんたちによって
生産量が少しずつ増えている松山市育ちのアボカド。
また、のうみんでは松山大学と共同開発した、
アボカドのエキスとオイルの無添加の美容石鹸〈媛肌せっけん・鰐梨〉も
製造販売しているのだそう。

実に広大な森さんの園地。取材中、まるでハイキングをしているような気分に。

今後さらなる注目を集めそうなアボカドですが、
松山市が産地づくりに力を入れているもう青果がもうひとつあります。
その青果も森さんの園地で育てられていたことがきっかけとなり、
産地づくりへの取り組みが始まったのです。

地元ではお馴染みの〈馬ロッケ〉 熊本名物の馬肉を 気軽に食べ歩き!

九州・熊本の名物といえば、かなりメジャーな存在でしょう! 馬肉。
熊本県がただいま大プッシュしている“赤い”食材&グルメ、
くまもとの赤」のひとつでもあります。
馬肉は、郷土料理としてお馴染みの馬刺をはじめ馬筋煮込み、おでんの具など、
地元ではさまざまな料理に幅広く使われています。
これだけ一般家庭にも馴染み深い食材なので、
熊本は日本有数の馬肉の肥育地なのです。
しかも、馬肉は低脂肪・低カロリー、高タンパク質。
ヘルシーな食材でもあります。

そんな馬肉を、手軽に、食べ歩きできる
おすすめの一品が、阿蘇市一の宮にある阿蘇神社の横参道、
門前町商店街・阿蘇とり宮の名物〈馬ロッケ(バロッケ)〉。

馬肉が入ったコロッケ、で、馬ロッケ。
一度聞いたら忘れられない、すてきなネーミングです。

注文を受けてから揚げるので、熱々、サクサクッ。1個180円

甘辛く味つけした馬肉ミンチをあんにして
つぶしたジャガイモでグルグルっと巻いてカラッと揚げた
とってもシンプルな一品。
注文を受けてから揚げるので、熱々を食べながら
通りを散策できるとあって、観光客に大人気です。

阿蘇神社の横参道にある門前町商店街。珈琲店、お菓子屋さん、食堂など、お店が並び、観光客で賑わっています。(写真:YOSHIKAZU SHIRAKI)

門前町商店街には「水基(みずき)」と呼ばれる、天然湧水の水飲み場が通りに点在しています。湧水を飲み比べながら、通りを散策する「水基めぐり」がおすすめ。

この馬ロッケ、誕生したのは今から16年も前のこと。
商店街を盛り上げるために、人を呼ぶオリジナルグルメをつくろうと、
この通りから数々の名物が生まれました。
そのなかのひとつが、阿蘇とり宮が開発した馬ロッケです。
試作すること、40種類以上。
最終的なかたちがひらめいたのは、
差し入れのおにぎりを食べている時だったといいます。

馬ロッケの生みの親、阿蘇とり宮 代表の杉本真也さん。

馬ロッケに続く、阿蘇とり宮名物第二弾として
〈赤うしの串焼き〉も、人気が出てきています。
地元の食材を、地元ならではの味わい方で、気軽にいただく。
これこそ、旅の醍醐味です。

「くまもとの赤」の代表格、赤うしのもも肉だけを焼いた、贅沢な串焼き。こちらも食べ歩きにぴったりです。

information

map

阿蘇とり宮

住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3092-2

TEL:0967-22-0357

営業時間:9:00〜19:00(不定休)

くまもとの赤

http://kumamotonoaka.jp/

『地元パン手帖』 地元パンが食べたくなる一冊! その土地ならではのパンが満載

旅やお菓子にまつわる著書も多い甲斐みのりさんの新刊『地元パン手帖』。
この本ではたくさんの“地元パン”が紹介されています。

各地を旅してその土地ならではのお菓子を探し回るうちに、
その土地土地のパンにも関心を持つようになったという甲斐さん。
パン屋さんにも和洋のお菓子や、お菓子の類とも言えるパンが並び、
いわゆる“菓子パン”という概念は日本独自のものではないかと甲斐さんは書いています。
たしかに、フランスのパン屋さんにパン・オ・ショコラはあっても、
こんなに多様な菓子パンはないでしょう。

またその背景には、地域色の強いパンを扱うパン屋さんの多くが、
昭和20~30年代に創業し、学校給食を手がけてきた歴史がある、とも指摘します。
ここで扱うパン屋さんは、そんな風に、
戦後から地元の食を支えてきたパン屋さんなのです。

本はいくつかのテーマに分けて、地元パンを紹介しています。
「種類別採集」という章では、クリーム系パンやメロンパン、コッペパン系など、
種類別にさまざまなパンを紹介。

メロンパンが地域によってこんなに形が違うなんて!

コロカル編集部のあるマガジンハウスの近くにあるチョウシ屋も紹介されています。何を隠そう、筆者もこのコロッケパンのファン。

ジャムおじさん、パンお願い! 〈神戸アンパンマンこども ミュージアム&モール〉に 期間限定さくらアンパンマンが登場

神戸ハーバーランド(兵庫県神戸市)にある
〈神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール〉は、
“アンパンマンの世界に入りたい” という
子どもたちの夢をかなえるテーマパークです。

でも、アンパンマンに夢中になってしまうのは、
子どもたちだけではないよう。
なんでもこちらのモールにあるパン屋さんが
とってもクオリティ高く、大人たちにも人気があるのだとか。

ジャムおじさんのパン工場 ©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

ジャムおじさんのパン工場 ©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

人気のパン屋さんは、その名も〈ジャムおじさんのパン工場〉。
こちらでは、お店のお兄さん・お姉さんが「ジャムおじさん!パンお願い」と
オーダーすると、かまどからパンが登場します。
この演出に、子どもたちは夢中。
さらに大人たちも、とてもよくできたパンにびっくり!

アンパンマン 310円(税込)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

ばいきんまん(キャラメルクリーム)310円(税込)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

コキンちゃん(バナナクリーム)310円(税込)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

しょくぱんまん(メープルシロップとカスタードクリーム)310円(税込)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

ドキンちゃん(イチゴミルククリーム)310円(税込)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

お店で毎日手づくりされているというパンには、
アンパンマンの世界が忠実に表現されています。
今年の春は、春期限定〈さくらアンパンマン〉も登場。
これはかわいいですね!

このほかに、カレーパンマンやメロンパンナちゃんなどもあり、
アンパンマンの主要なキャラクターはほとんど揃っています。

※「さくらアンパンマン」を「さくらアンンパンマン」と間違って記載していた箇所がありましたので、修正いたしました。(3月24日 13:26)

〈サンクトガーレン〉の フルーツビールの味は!? 神奈川の特産オレンジ 〈湘南ゴールド〉丸ごと!

神奈川県厚木市の地ビールメーカー〈サンクトガーレン〉から、
神奈川産オレンジ〈湘南ゴールド〉を使ったフルーツビール
湘南ゴールド〉が期間限定で発売です。

期間は2016年4月14日から9月末までの春夏限定。
このオレンジの最大の特徴である華やかな香りを活かすため、
皮も実も果実を丸ごと使用した、爽やかなビールです。

〈湘南ゴールド〉というフルーツは、
神奈川県が12年をかけて育成したオリジナル柑橘。
レモンのような黄色ですが、食べると甘いオレンジの味。
清涼感があり、甘く、味がよい。華やかで印象的な香りが特徴です。

かつては日本有数の “みかん大国” だった神奈川県。
しかし消費者の嗜好の変化により、神奈川県で主流だった
酸味の強いみかんが敬遠されるようになり、
みかん生産量が急激に減少したという歴史がありました。

そこで開発されたのが湘南ゴールド。
かつては柑橘類の生産が盛んだった神奈川県西部で育てられていた
“幻のオレンジ” こと〈ゴールデンオレンジ〉を大きく、むきやすく改良。
2006年から生産を開始しました。

ちなみに最近の研究では、
花粉症やアレルギー性鼻炎の抑制効果があると言われる
“ナリルチン”というフラボノイドの一種が、
他の柑橘に比べて非常に高いことがわかったのだそう。

〈だだちゃ豆右衛門〉 ハイテク技術で超濃厚! 鶴岡発の最新だだちゃ豆スイーツ

山形県鶴岡市のだだちゃ豆。山形県の庄内地方の中でも、
鶴岡周辺の限られた地域で守り育てられてきた、在来種の枝豆です。
“日本一おいしく、日本一高価” と言われるだだちゃ豆は、
栗のようにホクホクとした濃い甘みがあり、
一線を画する特別なブランド豆なんです。

そんなだだちゃ豆のスイーツ、〈だだちゃ豆右衛門〉が
鶴岡のお菓子屋さん〈木村家〉より2016年3月19日(土)発売されます。
ダックワーズとフィナンシェ、だだちゃ餅の3種類。

このお菓子、ただのお菓子ではありません。
山形大学発のベンチャー企業〈ナチュラルプロセスファクトリー〉
と共同で開発した、最新技術を使ったお菓子なんです。

だだちゃ豆右衛門 だだちゃ豆 フィナンシェ

〈ナチュラルプロセスファクトリー〉が展開するのは、
常温乾燥技術や有機EL光源植物工場の技術開発。

なかでも〈常温乾燥法〉は、
流体力学を応用して風を自由自在に操る新技術により、
乾燥機庫内の温度を40度前後に保つことで、
野菜や果物を自然に近い状態で乾燥させることができます。
そのため、素材本来の味や色を維持したまま粉末加工できるのだそう。

〈だだちゃ豆右衛門〉には、そうして常温乾燥・粉末化しただだちゃ豆が使われています。
8月から9月初旬までのわずか1ヶ月しか収穫できないだだちゃ豆も、
こうして加工することで、通年、安定的に利用することが可能となります。

カツオのまちだからできる 〈カネサ鰹節商店〉が挑む 文化の継承

出汁は日本の心。本枯れ鰹節で出汁をひく

西伊豆の田子漁港は、昭和10〜20年代に、カツオ漁が盛んだった。
しかし当時は40隻ほどあったカツオ漁船が、
平成12年を最後に、1隻もなくなってしまった。
カツオとともに暮らしてきた田子地区には、
鰹節業者もまた40軒ほどあったが、現在では3軒を残すのみ。

創業1882年の〈カネサ鰹節商店〉は、今も鰹節をつくっている店のひとつ。
鰹節の歴史は650年ほどといわれている。
そのなかで、カネサ鰹節商店が手がける製法である、
薪を使った焙乾法が生まれたのが350年ほど前。
以来、当時とほとんど変わらない製法でつくっている。
なかでも、伊豆でつくられる伊豆節は、〈手火山式焙乾法〉を確立した地だ。
もっともおいしいと言われるが、一方でもっとも危険でもっとも効率が悪い。

半身に切られた状態のカツオ。

手火山式焙乾法で焼かれた荒節の表面を削ることで、きれいにカビ付けできる。

削る前の荒節と、削った後の磨き節。

樽につめて発酵させる。その後天日干しし、また樽に入れて発酵。これを8〜10回繰り返す。

直せるところも少なくなったが、「使える限りは使っていきたい」という木の樽。

頭を切る用、お腹を切る用、背びれを切る用など、カツオを切るための特殊な包丁。

鰹節の製法は大きく4段階。
1.切る、2.煮込む、3.焙乾する、4.カビ付けする。
そのなかで手火山式焙乾法が特徴的なのは、強い火をカツオに当てること。
高温で一気に焼くことで表面をコーティングし、
うまみを中に閉じこめることができる。
その代わり、ずっと見張っていないと焦げやすく、職人への負担が大きいのだ。

カネサ鰹節商店では潮カツオも製造している。
切って塩か塩水に漬けるという簡単なカツオの保存食だが、
実は出汁の起源とも言われており、1000年以上の歴史がある。
これをつくっているのは、全国でも唯一このエリアを残すのみ。
なぜ田子地域にだけ残ったか。
カツオとの関わりが深い田子では、この潮カツオにワラ飾りをして、
お正月に神棚に供えたり、玄関先に飾ったりしていた。
カツオで生計を立てていたので、信仰と深く紐づいていたのだ。
かつてカツオ漁船の船長は、潮カツオを神社に奉納し、
その“お下がり”を、最初の漁のときに、船員に食べさせた。
それが契約の証となる。神様も媒介しているので、それは強い絆になった。
こうした文化があったことで、潮カツオは田子に奇跡的に残ったのだ。
単なる保存方法に過ぎなかったほかの地域では、
冷凍技術やほかのモノに代替され、潮カツオは無用のものとなってしまった。

文化を残していくには、食べていかなければならない。
それには料理が必要だ。
そこでカネサ鰹節商店の5代目・芹沢安久さんが立ち上げたのが
〈西伊豆しおかつお研究会〉だ。
研究会が商品開発した〈しおかつおうどん〉は、
うどんに潮カツオの切り身と鰹節、
さらに温泉卵などと合わせていただくまぜうどん。
とてもしょっぱい潮カツオを、現代的に食べやすくアレンジしている。

店舗と工場が隣り合わせのカネサ鰹節商店。鰹節も買えるし、〈鰹しおから〉や〈潮かつお燻焼き〉などはおみやげにも最適。

ほかには小学生・中学生に対する食育などの活動もしている。
すでに西伊豆の小学生でも大半が潮カツオを食べたことがないという。
だからまずは小学校の学校給食で〈しおかつおうどん〉を食べてもらうことから始まり、
中学校になると、文化の勉強や、一緒にレシピをつくったりもしてきた。

「自信を持ってどこへでも発表できる文化だし、日本の伝統的な保存食です。
しかもここにしかない。だから正しく残していきたい」と芹沢さん。

カネサ鰹節商店の5代目・芹沢安久さん。カツオ文化への熱い思いをさまざまな行動に移している。

田子に残る、手火山式焙乾法の鰹節と潮カツオ。
カネサ鰹節商店では、製造工程を見学できるので、
ぜひカツオを彩るすばらしい文化を体感してほしい。

information

map

カネサ鰹節商店

住所:静岡県賀茂郡西伊豆町田子600-1

TEL:0558-53-0016

http://homepage2.nifty.com/kanesa16/

西伊豆町観光協会

http://www.nishiizu-kankou.com/

金のドーナツ召し上がれ! 金沢の食用金箔がシロップ、 チョコスプレー、タブレットに

日本の金箔生産量の98%以上を占める金沢。
金沢の職人気質が産んだ金箔は、
寺社仏閣や漆器、陶器などさまざまな工芸品のほか、
高級和食の装飾などにも使われています。

このたび、従来は扱いが難しいイメージがあった食用金箔を、手軽に使える
〈金箔入りシロップ〉〈金箔・銀箔チョコスプレー〉〈金箔入りタブレット〉
が発売されます。

シロップはみつ豆や杏仁豆腐などに、
チョコスプレーはドーナツやカップケーキに、
タブレットはドリンクに相性抜群。

開発したのは、株式会社箔一。
金沢の金箔、“金沢箔”を作るメーカーです。

金箔入りシロップ

金箔入りあんみつ

これまで一般的に使用されていた“切り廻し”と言われる金粉は、
軽すぎて飛んでしまったり、静電気で容器に付着してしまうことから、
扱いが難しいだけでなく、正確な原価管理も困難でした。
それらの問題を解決したのが、このシロップ、タブレット、チョコスプレー。
誰でも使いやすく、一定量を添付できる、テイクアウトに使える、
などのメリットがあるそう。

漁師まちの人気店〈Satouya〉。 洋菓子全般おまかせあれ

たくさんの洋菓子に目移り必至。バリエ豊富な洋菓子店

西伊豆の漁師町に突如現れる、都会的で洋風なお店。
それが〈Satouya〉である。
サトウヤという店名なので、純和風とも思えるのだが、
クオリティの高いケーキや焼き菓子など、洋菓子で人気のお店だ。
このあたりの“手土産”の定番ともなっている。

季節感を感じるショーケース。

オーナーでシェフパティシエの佐藤滋之さんは、パティシエの修業後、
この地に店舗を構えて、今年で10年目。
フランス菓子をベースに、この地域の特性に合わせてアレンジしながら、
常時30種程度のお菓子が並ぶ。
午後になると、早くも売れてしまってショーケースはちょっと寂しげになってしまうので、
行くなら午前中がおすすめ。

店舗奥では、みな翌日に向けて作業中。

「全部で100種類くらいのバリエーションがあります。
なるべくたくさんの種類を置いて、選びながら買えるようにしたいんです」
と佐藤さん。
地域に少ない洋菓子店だから、専門性をもたせるというよりは、
幅広いニーズに答えていきたいという思いだ。

売れ筋は、フレジェ。
フランスにはイチゴのショートケーキはないが、その源流のようなもの。
説明書きによると、“伊豆の国市産の紅ほっぺとクレーム・ムースリーヌを、
ピスタチオとアーモンドの2種類のビスキュイ・ジョコンドでサンド。
イチゴとフランボワーズのナバージュで仕上げました”とのこと。

美しく並べられたタルトフィーヌ・ポンム。

エレガントなカシスショコラ。ほどよい酸味でおいしい。

材料は、安全で質のいいものにこだわっている。
洋菓子という性質上、都内などから仕入れることも多いというが、
フルーツなどはなるべく地のものを使用する。

右/スイートポテト、左/かぼちゃのタルト、上/ブルーベリータルト

店舗自体は、設計士やデザイナーに頼むことなく、
自分たちで大工さんに直接イメージを伝え、建ててもらった。
店内の什器やインテリアなども自分たちの目で選んでいる。

「ただおいしいケーキがつくれるだけではダメだと思うんですよね。
センスや雰囲気も含めて、トータルコーディネートできることが重要だと思っています。
そういう意味では、店舗づくりも洋菓子店としての要素のひとつ」

これからは、店内でのカフェ部門に力を入れていきたいという。
ショーケースにあるケーキやお菓子はイートインできる。
ランチにはキッシュやベーグル、フォカッチャなどもいただける。
やはりバリエーションというか、その総合力は、
西伊豆というまちに貴重な存在なのだろう。

オーナーでシェフパティシエの佐藤滋之さん。モヒカンがトレードマーク。

店内のカフェコーナー。西欧調のインテリアも自分たちで。

焼き菓子も常にたくさんストックされている。車中の楽しみに。

「漁師町にあっても、もちろんモダンで洋風なカルチャーを好きな人たちもいます。
そのような人たちの受け皿となって、ハブのようなスペースになれたらと思います」

天井は高いし、テラスもあって、特にこれからの季節には心地よい。
観光客も、地元の人も、ホッと一息つける場所だ。

日当たりもよく風と緑が心地よい。これからの季節には人気。

テラス席で、フレジェ(手前)とノワゼット(奥)。

information

map

Satouya 
サトウヤ

住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科257-2

TEL:0558-52-3108

営業時間:10:00〜19:30(店舗)、10:00〜18:00L.O.(カフェ)

定休日:火曜

http://satouya.com/

西伊豆町観光協会

http://www.nishiizu-kankou.com/