〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer prodile
Yoko Yamauchi
山内陽子
やまうち・ようこ●企画と文章。熊本生まれ、熊本育ち、ちょっと放浪、熊本在住。地元を中心に、広告・広報の企画を手がけています。おいしいものが大好きで、お米、お水、お魚、お野菜、いろんなおいしいものにあふれている熊本から離れられません。
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supported by 熊本県
九州・熊本の名物といえば、かなりメジャーな存在でしょう! 馬肉。
熊本県がただいま大プッシュしている“赤い”食材&グルメ、
「くまもとの赤」のひとつでもあります。
馬肉は、郷土料理としてお馴染みの馬刺をはじめ馬筋煮込み、おでんの具など、
地元ではさまざまな料理に幅広く使われています。
これだけ一般家庭にも馴染み深い食材なので、
熊本は日本有数の馬肉の肥育地なのです。
しかも、馬肉は低脂肪・低カロリー、高タンパク質。
ヘルシーな食材でもあります。
そんな馬肉を、手軽に、食べ歩きできる
おすすめの一品が、阿蘇市一の宮にある阿蘇神社の横参道、
門前町商店街・阿蘇とり宮の名物〈馬ロッケ(バロッケ)〉。
馬肉が入ったコロッケ、で、馬ロッケ。
一度聞いたら忘れられない、すてきなネーミングです。
甘辛く味つけした馬肉ミンチをあんにして
つぶしたジャガイモでグルグルっと巻いてカラッと揚げた
とってもシンプルな一品。
注文を受けてから揚げるので、熱々を食べながら
通りを散策できるとあって、観光客に大人気です。
この馬ロッケ、誕生したのは今から16年も前のこと。
商店街を盛り上げるために、人を呼ぶオリジナルグルメをつくろうと、
この通りから数々の名物が生まれました。
そのなかのひとつが、阿蘇とり宮が開発した馬ロッケです。
試作すること、40種類以上。
最終的なかたちがひらめいたのは、
差し入れのおにぎりを食べている時だったといいます。
馬ロッケに続く、阿蘇とり宮名物第二弾として
〈赤うしの串焼き〉も、人気が出てきています。
地元の食材を、地元ならではの味わい方で、気軽にいただく。
これこそ、旅の醍醐味です。
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阿蘇とり宮
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