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posted:2016.4.13 from:京都府京都市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
創業1856年の京都の老舗料亭〈下鴨茶寮〉が
このたび、初の飲食店を東京に出店します。
しかも、割烹料亭と日本酒バルの二店舗です。
場所は、先日、銀座数寄屋橋に誕生した
大型商業施設〈東急プラザ銀座〉。
“日本の発信”をコンセプトにした、
〈割烹料亭 銀座 下鴨茶寮 東のはなれ〉と、〈日本酒バル のまえ〉。
創業160年目の挑戦として、あえて一つの場所に
2つの新店舗を共存させることにしたのだそう。
小山薫堂さんが主人をつとめる下鴨茶寮。
この2店舗のプロデュースも小山さんが手がけるだけあって、
細部にまで独自の仕掛けがほどこされています。
それでは、それぞれの店舗をご紹介!
大きな暖簾をくぐり、店内に足を踏み入れると、
賑やかでカジュアルな空間が広がっています。
ここが〈日本酒バル のまえ〉。
料亭の技をさり気なく生かした端正な肴(さかな)と、
晴れやかな日本酒のマリアージュをご提案する、
バルスタイルのバーです。
もともと肴とは、酒菜が転じた言葉。
下鴨茶寮本店定番料理から
刺身、前菜、肉、肴、しめ、甘味にいたるまで、
季節感ある京料理の心はそのままに、
和の素材に新たな発想でひと手間を加えた、
お酒がすすむ本格派のおつまみをご用意しています。
おいてあるお酒は、日本酒、ワイン、ビール、
焼酎、梅酒、果実酒、ウイスキーなど様々ですが、
どれも日本全国から厳選して集めた国産酒なのが特徴。
創業1856年の料亭〈下鴨茶寮〉の新境地となるお店です。
夜だけでなく、ランチも自慢です。
料亭の料理を気軽にカウンターのランチで頂くことができます。
〈季節のお膳料理〉は2,000円(税別)から。
〈のまえ〉のユニフォームを手がけるのは、
〈BEAMS〉クリエイティブディレクター、窪浩志さん。
昔ながらの作務衣をアレンジしたスタイルに、
吸水速乾、伸縮性に優れたハイテクデニム素材を使いました。
ロゴマークを配したエプロンに、足元には
コンバースオールスターというスタイリングがオシャレ。
また店内のランプシェードは一澤信三郎帆布、
土鍋は中川 一辺陶(雲井窯)によるもの。
様々なコラボが店内に仕掛けられています。
今後はイベントなどを通しても、
さまざまな日本文化とのコラボによる発信を行っていくのだそう。
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〈日本酒バル のまえ〉のカジュアルな空間の一角にある
格子戸を開けると、そこには、上質な京都へと誘う路地がひっそりとあります。
こちらが〈割烹料亭 銀座 下鴨茶寮 東のはなれ〉。
京都本店のお料理を、そのまま銀座で味わうことができる料亭です。
お膳を美しく飾る妥協なき料理、日本の美学が行き届いた空間と
“おもてなし”は、外国の方にも喜ばれそう。
昼懐石は8,000円(税・サービス料別)、
夜懐石は15,000円(税・サービス料別)となっております。
お問い合わせ、ご予約(東のはなれのみ予約可)は
各店の公式サイトにて。
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