長崎で移動販売を行う、 日本一オシャレなおとうふ屋さん 〈ゴチソイ〉

長崎に住んでてよかった、〈ゴチソイ〉が気軽に食べられるから

ピーっ、プーっと響くラッパの音といえば、
どこか昔懐かしいイメージのあるおとうふの移動販売。

そんな「おとうふの移動販売」のイメージからはかけ離れ、
ひときわ異彩を放っているおとうふ屋さん〈ゴチソイ〉はご存知でしょうか。

〈ゴチソイ〉では多種多様な大豆加工製品をつくっている。

〈ゴチソイ〉では多種多様な大豆加工製品をつくっています。

〈ゴチソイ〉は素朴な印象のあるおとうふをオシャレにブランディングし、
長崎県内を中心に新しい感性で人気を集めています。
おとうふのほか〈マル・デ・生チョコ〉などのスイーツや、
〈畑のからあげ〉などのおそうざいも販売。
アイデアあふれる全26種もの商品は、どれも試してみたくなるものばかりです。

「リッチなおとうふ」税込500円。ギフトや手土産にも喜ばれる。

〈リッチなおとうふ〉税込500円。ギフトや手土産にも喜ばれそうです。

おとうふで人気なのは、瓶入りの〈リッチなおとうふ〉。
厳選した国産の大豆をブレンドしており、
口に入れるとなめらかでとろけるような食感に驚きます。
おとうふの中で約85%もの割合を占める水には、
雲仙普賢岳の麓にある島原の湧き水を採用。
軟水を使っているからこそ、このおいしさを実現できたのです。

「おとうふのたれ」税込500円。おとうふ以外にも相性ばつぐん。

〈おとうふのたれ〉税込500円。おとうふ以外にも相性ばつぐん。

おとうふを買うならぜひ一緒にオススメしたいのが〈おとうふのたれ〉。
〈ゴチソイ〉と佐賀県の〈丸秀醤油〉が、
1年にもおよぶ試作を繰り返してやっと完成させた逸品です。
長崎名産の「あごだし」と「椿油」を隠し味に加えたまろやかな味わいで、
リピーターの多い人気商品となっています。

〈マル・デ・生チョコ〉税込500円。なんとチョコと生クリームは不使用。とうふを70%使用しており、カロリーは控えめ。「ちゃんと生チョコの味がするのに罪悪感はゼロ」な、甘い物好きには最高のスイーツ。

〈マル・デ・生チョコ〉税込500円。なんとチョコと生クリームは不使用。とうふを70%使用しており、カロリーは控えめ。「ちゃんと生チョコの味がするのに罪悪感はゼロ」な、甘い物好きには最高のスイーツ。

〈イソフラボーノ Coffee〉税込350円。朝搾りの豆乳にコーヒーゼリーとジュレを合わせたドリンク。一般的な豆乳の濃度は6%程度だが、〈ゴチソイ〉の豆乳は15%と高濃度。濃厚で甘みがあるので、豆乳が苦手な人にもおすすめ。抹茶味(税込350円)もあり。

〈イソフラボーノ Coffee〉税込350円。朝搾りの豆乳にコーヒーゼリーとジュレを合わせたドリンク。一般的な豆乳の濃度は6%程度ですが、〈ゴチソイ〉の豆乳は15%と高濃度。濃厚で甘みがあるので、豆乳が苦手な人にもおすすめ。抹茶味(税込350円)もあり。

〈うわさの納豆〉1パック税込300円。連日完売続きの人気商品。稀少な在来種の大豆「秘伝」を使用。この大豆は無農薬なのでお子さんにも安心。

〈うわさの納豆〉1パック税込300円。連日完売続きの人気商品。稀少な在来種の大豆「秘伝」を使用。この大豆は無農薬なのでお子さんにも安心。

〈ゴチソイ〉が手がける商品の約9割は自社製造で、
すべて手作業でていねいに仕上げています。
おとうふ、スイーツ、おそうざい、そのどれもが卵や乳製品、小麦粉を使わずにつくられているそうです。

カカオが主役のフルコースを楽しむ。 ガストロノミーレストラン〈ROBB〉が 鎌倉に誕生

1日最大4組のみ。銀行跡地の金庫を改装した店内

鎌倉の銀行跡地にあるカカオ専門店〈CHOCOLATE BANK〉の金庫室内に、
カカオを主役としたガストロノミーレストラン〈ROBB(ロブ)〉がオープンしました。

〈CHOCOLATE BANK〉を運営している
ジャーニーカンパニーでは、コロンビアに広大な
自社農園を保有し、カカオの栽培からチョコレートの加工まで自社で行なっています。

〈ROBB〉は、そんなチョコレートをつくるときに排出される
カカオの胚芽部分や果実部分、殻を食材として利用しています。

鎌倉の野菜やベーコンなどと合わせ、
代表の石原紳伍氏による”新しいカカオの可能性”を体感できる
フルコースが登場します。

パッケージもかわいい。 地元の素材を使った 京都のご当地プリン5選

子どもからお年寄りまで親しまれている定番のおやつ、プリン。
容器で小分けにされているため、手土産として重宝している人も多いのでは?

基本は牛乳と卵でつくるシンプルなスイーツですが、お店によって素材や製法はいろいろ。
地元産の素材を使った、京都のご当地プリンをご紹介します。

“ジャムプリン”という新ジャンル!?〈EGGTONE〉

左から、〈PEANUT BUTTER〉、〈KUROMAME〉、〈KIMIIRO〉、〈CARAMEL〉、〈MACCYA〉、〈HOJICYA〉。3個入り1300円~。

左から、〈PEANUT BUTTER〉、〈KUROMAME〉、〈KIMIIRO〉、〈CARAMEL〉、〈MACCYA〉、〈HOJICYA〉。3個入り1300円~。

〈EGGTONE〉は、“美味しいを彩り、美味しいを奏でられる”を
コンセプトにしたプリン専門店。
舟屋で有名な京都・伊根町にある三野養鶏場の卵や、北海道産生乳を使用し、
素材のバランスを考慮したプリンをつくっています。

そのままはもちろん、冷蔵庫から出して少ししたら、
マフィンなどに塗って“ジャム”感覚でも楽しめるのが特徴です。

プレーン、キャラメル、ピーナッツバター、ほうじ茶、抹茶、竹炭に加え、
期間限定のフレーバーも登場します。
通販も可能なので、お取り寄せで楽しむのも◎。

information

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EGGTONE

住所:京都府京丹後市丹後町間人1820

電話番号:0772-75-8080

営業時間:10:00~18:00

定休日:水曜

Web:https://eggtone.jp/

京都精華大学とのコラボで誕生。
〈保津川ふわとろさくらプリン プレミアム うまれました〉

〈保津川ふわとろさくらプリン プレミアム うまれました〉

〈保津川ふわとろさくらプリン プレミアム うまれました〉270円。

京都府亀岡市のご当地プリンは、
京都精華大学とのコラボレーションによって誕生しました。
日本のニワトリの原種である「さくら」に、丹波産のお米を食べさせて
産まれる桜色の卵“さくら米たまご”と、亀岡産のハチミツ、丹波の牛乳を使用。

名前の通り、ふわとろの食感が楽しめます。
〈道の駅 ガレリアかめおか〉で限定販売。

information

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道の駅 ガレリアかめおか

住所:京都府亀岡市余部町宝久保1-1

電話番号:0771-24-8888

営業時間:9:00~18:00

定休日:第4木曜、年末年始

Web:http://www.galleria.or.jp/roadstation

茶葉を贅沢に使用した抹茶プリン。〈むらちゃプリン〉

〈むらちゃプリン〉

〈むらちゃプリン〉400円。鮮やかな抹茶の色は、良質な茶葉を使用しているからこそ。

京都唯一の村である南山城村。
宇治茶の生産地としても知られるこの村に、2017年にオープンしたのが
〈道の駅 お茶の京都みなみやましろ村〉です。

ここでは、お茶処ならではの抹茶プリンを販売。
その名も〈むらちゃプリン〉は、南山城村の春摘みオクミドリのみを使用し
低温でじっくり蒸し焼きに。
これにより、トロっとした食感を実現させました。

苦味と甘味が贅沢な大人のプリンです。

information

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道の駅 お茶の京都みなみやましろ村

住所:京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102

電話番号:0743-93-1392

営業時間:9:00~18:00

定休日:不定休

Web:https://michinoeki.kyoto.jp/

富山県で独自に進化!
幸せをシェアする
「かまぼこ」を掘り下げてみる

かまぼこには“板”がない、それが富山の常識

いきなり私ごとだが、20年ほど前に神奈川県から石川県にIターンで移住してきた経験を持つ。
最初の頃は、あっち(神奈川)では見たこともなかった食材が、
こっち(石川)のスーパーにはたくさん並んでいたり、
一方、あっちのスーパーではどこでも買えたものが、
こっちではどこにも売っていなかったり、そんなことに戸惑っていた。

だが、そう言いつつも、暮らしてみないとわからない
食文化の違いを知ることができたことで、ワクワクもしていた。
そしてそれは、独自の文化がしっかりと根づいている、
北陸のおもしろさを知った瞬間でもあった。

その代表のひとつが「かまぼこ」だ。
神奈川には〈小田原かまぼこ〉があり、かまぼこといえば“板”かまぼこが当たり前。
これは全国でも同じだと思っていたが、板かまぼこを石川で見かけることは少ない。
そのかわりに売られているのが、赤いうずを巻いた、板にのっていないかまぼこ。
赤いうずは、青色や黄色いもの、そして昆布になっているものもあって、
かまぼこというよりは、ナルトのようでもある。

富山や石川でおなじみの、板のないかまぼこ。(写真提供:梅かま)

富山や石川でおなじみの、板のないかまぼこ。(写真提供:梅かま)

石川に住み始めてすぐに
「どうやら、この辺りではかまぼこの常識が違うらしい」ということはわかってきた。
周りには富山出身の人間も多く、そんな話をすると、
「富山のかまぼこはもっとすごいゾ!」と教えられて、
富山のかまぼこ店をのぞきに行ったこともあった。
そのときに見た華やかな店先に、度肝を抜かれたことは今も鮮明に覚えている。
「これが全部かまぼこなのか?」と。

トラム(路面電車)が頻繁に発着する富山駅。

トラム(路面電車)が頻繁に発着する富山駅。

北陸新幹線が2015年に開通し、
同時に新しくなった富山駅構内のショッピング街へ行ってみた。
ここにはかまぼこを専門に扱うショップが3軒ほどあり、
それぞれの店先は、以前にも増して華やかになっている。

富山駅にある〈梅かま きときと市場 とやマルシェ店〉。

富山駅にある〈梅かま きときと市場 とやマルシェ店〉。

かわいらしいかまぼこは、旅行者のお土産に人気。小さくて手頃なものがよく売れているそうだ。

かわいらしいかまぼこは、旅行者のお土産に人気。小さくて手頃なものがよく売れているそうだ。

店頭には、大きな鯛を中心に据え、
縁起物をかたどったかまぼこの盛り合わせが、存在感を示している。

鯛も立派だが、値段も立派!

鯛も立派だが、値段も立派!

それにしても、なぜこのようにデコレーションされたかまぼこが富山では盛んなのか? 
無性に気になってきた。

〈午後の食パン これ半端ないって!〉 の食パンを堪能できるカフェが 神奈川・相模原市にオープン

今話題の高級食パンをオリジナルのカフェメニューで

コッペパン専門店を運営する〈CLASTY〉が、去年の9月に
神奈川県相模原市橋本にオープンさせた
高級食パン専門店〈午後の食パン これ半端ないって!〉。

名前のインパクトはもちろんのこと、トーストせずに
手でちぎって食べたときのなめらかでしっとりとした食パンは、
一度食べると病みつきに。連日行列ができると評判のお店です。

全国から取り寄せた選りすぐりの食材を使い、耳まで柔らかく、口どけもなめらかな〈半端ない熟成(プレーン)〉800円(税別)。一度食べたら病みつきに。

全国から取り寄せた選りすぐりの食材を使い、耳まで柔らかく、口どけもなめらかな〈半端ない熟成(プレーン)〉800円(税別)。一度食べたら病みつきに。

この食パンのためなら、午後を棒に振ってもかまわないという意味が込められた〈仕方ない午後(レーズン)〉980円(税別)。華やかなサンマスカットレーズンと食パンのハーモニーがたまりません。

この食パンのためなら、午後を棒に振ってもかまわないという意味が込められた〈仕方ない午後(レーズン)〉980円(税別)。華やかなサンマスカットレーズンと食パンのハーモニーがたまりません。

そんな同店に続き、この食パン使った
魅力溢れるフードやおいしいコーヒーが楽しめるカフェ
〈このカフェ半端ないって!〉が6月9日(日)、
神奈川県相模原市にオープンしました。

数々の高級食パン専門店を大ヒットさせている
ジャパンベーカリーマーケティング株式会社の岸本拓也氏をプロデューサーに迎え、
地域に根付き、コーヒーにもこだわった“パンとコーヒーを楽しめる専門店”を
目指して運営していくのだそうです。

鎌倉のまちなかで山形を発信!?
〈ふくや〉の山形そばが、
鎌倉で人気を集めている理由

鎌倉から考えるローカルの未来

長い歴史と独自の文化を持ち、豊かな自然にも恵まれた日本を代表する観光地・鎌倉。

年間2000万人を超える観光客から、鎌倉生まれ鎌倉育ちの地元民、
そして、この土地や人の魅力に惹かれ、移り住んできた人たちが
交差するこのまちにじっくり目を向けてみると、
ほかのどこにもないユニークなコミュニティや暮らしのカタチが見えてくる。

東京と鎌倉を行き来しながら働き、暮らす人、
移動販売からスタートし、自らのお店を構えるに至った飲食店のオーナー、
都市生活から田舎暮らしへの中継地点として、この地に居を移す人etc……。

その暮らし方、働き方は千差万別でも、彼らに共通するのは、
いまある暮らしや仕事をより豊かなものにするために、
あるいは、持続可能なライフスタイルやコミュニティを実現するために、
自分たちなりの模索を続ける、貪欲でありマイペースな姿勢だ。

そんな鎌倉の人たちのしなやかなライフスタイル、ワークスタイルにフォーカスし、
これからの地域との関わり方を考えるためのヒントを探していく。

鎌倉で人気の山形そばの店〈ふくや〉は、寺社仏閣が住宅街の中に点在する大町エリアにある。

鎌倉で人気の山形そばの店〈ふくや〉は、寺社仏閣が住宅街の中に点在する大町エリアにある。

鎌倉で地元・山形の食を発信する

全国各地から観光客が訪れる鎌倉は、
さまざまな土地の出身者が暮らしているまちでもある。
今回の主人公であるヤマカワマサヨシさんもまた、20代半ばまで山形で過ごした後、
東京生活を経て、鎌倉に自らの居場所を見出したひとりだ。
ヤマカワさんが2011年より営む〈ふくや〉は、看板メニューの山形そばを中心に、
山形のお酒や食材、郷土料理を提供してくれるまちの人気店だ。

ふくやの「肉そば」。太い田舎そばを、鶏とかつおの合わせだしでいただくお店の看板メニューだ。

ふくやの「肉そば」。太い田舎そばを、鶏とかつおの合わせだしでいただくお店の看板メニューだ。

東京のデザイン事務所に就職したことを機に上京し、
ほどなく鎌倉に移り住んだヤマカワさんは、フリーのデザイナーとして独立し、
日々の仕事に勤しむ傍ら、上京したことであらためて知った山形料理のおいしさや、
幼少期から親しんできたソウルフードを提供するべく、
人気飲食店の閉店後の時間帯を使って間借り営業をはじめ、
やがてカウンターのみの小さな空間でふくやを開店した。

地元の食材やお酒を扱うだけではなく、
料理担当者は全員山形出身であることにこだわってきたふくやは、
等身大で郷土の魅力を発信するなかで生まれたさまざまな縁によって、
鎌倉に2店舗を展開し、さらに新天地となる京都での出店も控えている。

現在もデザイナーと二足のわらじでふくやを営むヤマカワさんは、
いかにしてここまで展開を広げることができたのか。
ふくやの原点である、鎌倉・大町にある店舗を訪ねた。

ふくや外観

佐賀県産ハウスみかんが主役! 渋谷の銭湯フェス 〈ダンス亜風呂屋 —佐賀みかんREMIX—〉に行こう

佐賀県産ハウスみかんづくしの銭湯フェス

6月22日(土)に、「音楽」「銭湯」「ハウスみかん」がコラボする
異色のフェス〈ダンス亜風呂屋(あふろや)—佐賀みかんREMIX—〉が開催されます! 
会場は、昨年末にリニューアルした
創業100年超の老舗銭湯「改良湯」(東京都渋谷区東2-19-9)です。

DJには、DÉ DÉ MOUSE、田中知之(FPM)など豪華な布陣が揃います。音楽に合わせて風呂場の壁面に映像が投影される「風呂ジェクションマッピング」も見逃せません。

DJには、DÉ DÉ MOUSE、田中知之(FPM)など豪華な布陣が揃います。音楽に合わせて風呂場の壁面に映像が投影される「風呂ジェクションマッピング」も見逃せません。

こちらは、6月から本シーズンを迎える佐賀県産のハウスみかんを
楽しみながら知ってもらうためのイベント。
銭湯の風呂場がダンスフロアと化し、
みかんをイメージしたオレンジ色のアフロウィッグをかぶりながら、
DJやライブを堪能できます。

特徴的なのは、スピーカーから出る音ではなく
ヘッドフォンをつけて音楽を大音量で楽しむ「サイレントフェス®」を採用しているところ。
周りは無音なので、フェスへの没入感をより一層深く味わえるようになっています。

改良湯の脱衣所ではトークショー「せんとーく」を開催。ゲストは「日本みかんサミット」主催者であり、みかんの専門家として「マツコの知らない世界」にも登場した清原優太さん。

改良湯の脱衣所ではトークショー「せんとーく」を開催。
ゲストは「日本みかんサミット」主催者であり、
みかんの専門家として「マツコの知らない世界」にも登場した清原優太さん。

改良湯で「レンタルバスタオルセット」(バスタオルと小タオル)を150円でご用意しています。

改良湯で「レンタルバスタオルセット」(バスタオルと小タオル)を150円でご用意しています。

加えて、「日本みかんサミット」の清原優太さんによるトークショーや、
とれたてのハウスみかんを使った特製カクテル、フードの提供など、楽しみどころ満載。
最後は湯船にハウスみかんを浮かべた「みかん風呂」に入浴できるなど、
まさにみかんづくしのイベントです。

アフロヘアーがトレードマークのアフロマンスさん。

アフロヘアーがトレードマークのアフロマンスさん。

イベントを手がけるのは、
世の中にワクワクする新しい体験を作り出すパーティークリエイター・アフロマンス。
これまでに、都内初の「泡パーティー」や、
スプライトのTVCMにも採用された
街中を300メートルのスライダーで滑る「Slide the City」など、
魅惑的なイベントを多数仕掛けてきました。

「SAKURA CHILL BAR by佐賀」の「桜プール」。開催期間中は連日行列ができるなど、かなりの反響が寄せられました。

「SAKURA CHILL BAR by佐賀」の「桜プール」。開催期間中は連日行列ができるなど、かなりの反響が寄せられました。

佐賀県とは、この3月に120万枚の花びらに埋もれる
体験型インドア花見「SAKURA CHILL BAR by佐賀」でもコラボ済み。
春には「佐賀ん酒」と「いちごさん」を、
そして今回は夏に向けて「ハウスみかん」を楽しくPRします。

人と農と食とアートのある場所。 サステナブル ファーム&パーク 〈KURKKU FIELDS〉が この秋、千葉県木更津市にオープン!

次世代の農場が2019年秋、千葉県木更津市に誕生

この秋、千葉県木更津市にて“これからの人や社会の豊かさを提案する”を
コンセプトに、“農業”、“食”、“アート”の3つのコンテンツを軸とした
サステナブル ファーム&パーク〈KURKKU FIELDS〉がオープンします。

プレイスの要となる30ヘクタールの広大な“耕す”農場では、
“次の世代にも使い続けられる農地へ”という考えのもと、
有機農業に取り組み、野菜の栽培と平飼い養鶏を9年以上続けてきました。

〈KURKKU FIELDS〉では、ワークショップや収穫体験など
バラエティに富んだコンテンツが用意されることになっており、
自然が持つ多様な姿を垣間見ることができます。

気になるフードは、場内で採れる四季旬菜をはじめ、
窯焼きピッツァや自家製酵母を使った焼きたてのパン、
畑を荒らすなどの理由で捕獲された野生のイノシシの
ソーセージやジビエ・シャルキュトリ、本州で唯一となる
水牛の飼育から手掛けたできたてモッツァレラチーズなど、
魅力溢れるメニューが目白押し。

Instagramで話題! フォトジェニックな京都・宇治発の 抹茶ドリンク〈抹茶インク〉

インク瓶に入ったモダンかつスタイリッシュな抹茶ドリンク

今回はInstagramで話題を呼んでいる
キュートでおしゃれな京都・宇治発の抹茶ドリンク〈抹茶インク〉をご紹介します。
ここは京都にある宇治抹茶の卸問屋が手がける抹茶カフェ〈抹茶共和国〉。

〈抹茶共和国〉外観

2017年オープンした同カフェは、自社の上質な宇治産一番茶を
石臼で挽いた宇治抹茶と生乳100%の北海道牛乳等を使用し、
抹茶の魅力を最大限に引き出したドリンクやスイーツを展開する、
地元の人はもちろん、観光客も多く足を運ぶ人気店です。

そんな〈抹茶共和国〉で特に話題となっているのが、
キュートな瓶に入った抹茶ドリンク〈抹茶インク〉。

同店の看板商品で、昔から慣れ親しんだ抹茶を
世代を超えて親しんでほしいという想いから開発された
モダンでおしゃれな抹茶ドリンクです。

5つのレシピ、教えます!
傷んだ梅も余さず使いきる、
私の“簡単”梅仕事

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

梅干しに梅シロップ、梅ジャムに梅肉エキス……
梅仕事の季節がやってきましたね! 
我が家は毎年、田植えと時期がかぶって大忙し。
みなさんも、そろそろ梅の準備を始めている頃ではないでしょうか。

梅の木収穫の風景。

我が家は毎年、無農薬・無肥料の梅をオンラインで販売しています。
糸島の湧き水と、豊かな土ですくすくと育ち、野生味あふれる味わいで、
毎年完売する大人気の梅なのですが……今年は稀に見る不作の年! 

こういった果樹類は、

・実なりがよく、たくさん収穫できる“表年”

・収穫量が少なくなる“裏年”

が、だいたい交互にやってくるといわれています。
去年豊作の“表年”だったので、今年は収量がちょっと下がるかなあ? 
なんてのんきに構えていたのですが……

もう! びっくりするくらい! 
ない! 

梅がない!

梅がない!! 

葉っぱだけの梅の木!

1本の木にひとつも実がついてない! なんて木も。
これ、本当に梅の木よね……? 
(いやいや、毎年たっぷり梅を収穫している立派な梅の木のはず)

貴重な梅の実を収穫します。

どうしちゃったのでしょうか、今年は。
確かに暖冬で、梅の花はだいぶ早くに咲いていたけれど、
そのときに受粉がうまくいかなかったのでしょうか。

ご近所さんも「ここに嫁いできて、一番梅がなっていない」と驚いていたし、
熊本の梅農家のお友だちも、前年の半分程度の収量なのだそう。
みなさんの周りでは、どうでしょう? 

今年はスーパーにもあまり梅が出回っていないと聞きますし、
手に入れた貴重な梅は、多少傷があるものでも大事に使いたいですよね。

というわけで今回は、梅の状態別・オススメの仕込み方をご紹介します。

イベント目白押し! 小倉ヒラクさんが手がける 発酵食品の展覧会へ行こう

近年、世界中から注目されている日本の食文化、発酵食品。
その発酵食品をテーマにした展覧会
〈Fermentation Tourism Nippon ~発酵から再発見する日本の旅~〉が
渋谷ヒカリエ8階の〈d47 MUSEUM〉で、2019年7月8日(月)まで開催中です。

ローカル発酵食品MAP

情報量の多さと、買い物の楽しさから展覧会のリピーターが続出。

47の発酵食品が集合

今回、展示のキュレーションを務めたのは発酵デザイナーとして活躍中の小倉ヒラクさん。
会場には発酵や微生物などの基本的な解説コーナーが設けられ、
小倉さんが47都道府県の山、海、島、まちを巡り、取材して出会った
ローカルな発酵食品なども展示。
発酵食品から日本の食文化、郷土文化の多様性を紐解きます。

左から、鳥取(智頭町)の「柿の葉ずし」をつくる國政勝子さん。兵庫(淡路島)の〈都美人〉製造の様子。

左から、鳥取(智頭町)の「柿の葉ずし」をつくる國政勝子さん。兵庫(淡路島)の〈都美人〉製造の様子。

発酵食品を仕込む道具や小倉さんが取材で撮りためた写真なども展示

発酵食品を仕込む道具や小倉さんが取材で撮りためた写真なども展示。香りをかぐことができるコーナーもあります。

見て、買って、体験できる

会場に展示されている発酵食品の一部のほか、
日本全国から集まったおいしくて、めずらしい発酵食品の購入も可能。
発酵消臭剤や種麹のほかに、
展示には収まりきらない“取材旅”の記録が詰まった公式書籍『日本発酵紀行』など、
食べ物以外にも、発酵にまつわるさまざまな商品の購入もできます。

大人気の『日本発酵紀行』

全国発売前から重版が決定!大人気の『日本発酵紀行』。

期間中は発酵イベントが盛りだくさん!

会期中は「発酵」をさらに深めるイベントが週末(金土日)、開催されています。
ゲストを招き、発酵にまつわるあれこれを学ぶトークイベント、勉強会、ワークショップ。
毎週金曜夜は、各地域の銘酒を味わえる「角打ち」なども実施。

「食べたり飲んだり、話を聞きながら、つくり手の方とお話しできるので、
渋谷にいながら、"ツーリズム”体験ができた」と参加者から好評を集めているようです。

イベント情報は公式サイトにて随時更新。
6月中は、「ふぐの卵巣ぬか漬け」(6月9日開催)のトークイベントや、
ぬか床ロボット「NukaBotお披露目会」(6月9日開催)、
発酵茶の世界を学ぶ「基礎から学ぶ発酵茶」(6月16日開催)などの開催が予定されています。

右、小倉ヒラクさん。

右、小倉ヒラクさん。

お酒に合う発酵食品のおつまみも用意

お酒に合う発酵食品のおつまみも用意。展示品とお酒を実際に合わせて楽しむことができます。

おいしく楽しく、発酵文化を学べる展覧会
〈Fermentation Tourism Nippon ~発酵から再発見する日本の旅~〉。
そんな本展のように、日本の発酵文化の魅力を伝えていこうと、
コロカルチームも「みんなの発酵BLEND」の運営メンバーとして活動中です。
発酵好きは、ぜひチェックしてみてください。

information

map

Fermentation Tourism Nippon
〜発酵から再発見する日本の旅〜supported by カルピス

日程:2019年4月26日(金)~7月8日(月) ※会期中無休

時間:11:00~20:00 入場は閉館30分前まで

※館内イベント開催時は開館時間が変更になる場合があります。

詳細はwebでご確認ください。

会場:d47 MUSEUM(ディヨンナナ ミュージアム)

住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階

主催:D&DEPARTMENT PROJECT

Web:https://static.d-department.com/jp/fermentation-tourism-nippon

弘前〈菊富士〉
酒と郷土料理を通じてかみしめる幸せ

旅の醍醐味はローカル酒場!
全国おすすめ酒場探訪記 弘前編
“なぜおいしい?”その探究心が家族の笑顔をつくる

家族の時間、夫婦の時間。
家での日常の会話は大切ですが、酒場だからこそ話せること、深まることがある。
弘前の郷土料理酒場で、地元のご夫婦に教えてもらったのは、
酒と食がある場所で、じっくりと、でも軽やかに語り合う幸せでした。

今回の酒場は青森県弘前市。
青森は県東側の南部エリアと県西側の津軽エリアで
食文化、気質、言語も大きく違っていることが
時に真剣に、時にバラエティ番組などでもおもしろく紹介されています。

岩木山とりんごの花

標高1625メートル、県内最高峰で、日本百名山かつ新百名山にも選出。別名は津軽富士……という説明が軽く感じられるほど、弘前のみなさんにとって大切なシンボル。岩木山とりんごの花。

弘前は、津軽エリア。
歴史的にも進取の気性と郷土愛に熱い土地柄で、
地元の豊かで独特な食材を使った郷土料理があります。
今回のローカル酒場は、その津軽らしい郷土料理を味わえる店、
〈菊富士〉をご案内しましょう。

〈菊富士〉の外観

ルーツを辿れば1927(昭和2)年。地元に愛され、VIPも訪れ、現在は世界各国からの観光客の受け入れや電子マネーの対応など、伝統と進取その両面で酒場好きを迎えてくれる菊富士。カウンターで津軽の家庭料理を味わいながら隣の旅人と外国語で語り合う、なんて楽しみもあります。

今回の酒場案内人は、弘前で「料理研究一家」というユニークな活動をしている
〈古川(こがわ)家〉のご夫妻、勝也(まさや)さんと恵里さん。
2012年にスタートした愛娘と3人で活動するこのユニットでは、
郷土料理を日常の楽しいテーブルのレシピにアレンジするなど、
新しい、今だからこそ楽しめるものにするという取り組みもされています。

しまなみ海道から、 ご当地食材を使ったサイクリング用 総合補給食〈minagiru〉が発売

今治産の食材を使った新感覚の自然派フード

サイクリストの聖地・しまなみ海道のたもとにある愛媛県で、
サイクリングをより楽しくしてくれる総合補給食〈minagiru〉が誕生しました。

「気軽に持ち運べて、ライド中にパッと食べられる
“ご当地感”のある補給食がほしい」
「食べ物はいくらでもコンビニで買えるけど、サイクリングに
必要な栄養や身体のケアに特化した健康的な物を摂りたい」

そんな声を受けて開発された〈minagiru〉は、
アスリートフードマイスターの資格を持つ池田清子氏が全面協力し、
サイクリング界に精通する編集者・ライターの佐藤喬氏がコーディネーターとして参加。

今治産の食材を使いつつ、おみやげの枠を超え、
日常のトレーニングでも使用できるように製法や素材を厳選。
食材が持つ自然本来の栄養素を損なわないまま摂取でき、
長期的に摂取することで体質も改善してくれるのだそうです。

〈蔵出しめんたい本舗〉 まるでキャビア。 真っ黒なとび子 〈暗太子(あんたいこ)〉誕生!

味も見た目も新しい、クールなとび子

2019年6月1日(土)、佐賀県・鳥栖で
辛子明太子の製造販売を行っている〈蔵出しめんたい本舗〉から、
真っ黒なとび子〈暗太子(あんたいこ)〉が発売されます。

蔵出しめんたい本舗「暗太子」

蔵出しめんたい本舗〈暗太子〉価格:1,188円(税込) 撮影:山口亜希子(Y / STUDIO)

見た目は、黒い宝石といわれるキャビアのよう。
口に入れるとプチプチと弾けるような食感で、
程よい塩味と濃厚な旨味が広がります。
チーズと一緒にクラッカーに載せたり、
カルパッチョやパスタにトッピングしたり。
もちろん、そのままご飯にのせてもおいしい。
おもてなしやお土産にも喜ばれそうです。

暗太子を使った料理

撮影:山口亜希子(Y / STUDIO)

この商品は、蔵出しめんたい本舗が
「今までの概念を覆す真っ黒な明太子をつくれないか?」という発想から
試作を重ねて生み出したもの。

真っ黒な色の秘密は、イカ墨。
イカ墨を秘伝の辛子調味液に配合し、トビウオの原卵である「とび子」を
じっくりと低温で熟成させたところ、
このように真っ黒な〈暗太子〉が誕生したのだそうです。

プロデュースを手がけたのは、〈method(メソッド)〉の
山田遊さんと松尾真奈美さん。
methodは〈燕三条 工場の祭典〉の監修や
〈菊鹿ワイナリー〉の店づくりなどでもおなじみ。
同社では、昨年から蔵出しめんたい本舗の
ユニークな商品作りに関わっています。

JR尾道駅がリニューアル! 「もはや目的地」な新駅舎には、 魅惑的なテナントが目白押し

JR尾道駅、新駅舎の外観。鉄骨仕様。photo by teruaki takekuni

リニューアルしたJR尾道駅は、見どころいっぱい!

2019年3月10日、JR尾道駅が約2年の工事期間を経て、
ついにリニューアルしました! 

2階へとつながる階段〈おのたびゲート〉。尾道で生まれた作品や、近隣の商店街内のおすすめ店舗が紹介されている。photo by teruaki takekuni

2階へとつながる階段〈おのたびゲート〉。尾道で生まれた作品や、近隣の商店街内のおすすめ店舗が紹介されています。photo by teruaki takekuni

1891年(明治24年)に駅舎が創設されて以来、約128年ぶりとなる建て替え。
外観は瓦屋根や深い軒など初代駅舎のなごりを受け継いでいる一方で、
内観は大幅にリニューアルされました。

2階〈展望デッキ〉。新設デッキからは尾道水道などの景色を見晴らせる。

2階〈展望デッキ〉。新設デッキからは尾道水道などの景色を見晴らせます。

2階〈ブックラウンジ〉。机や椅子には旧駅舎の梁などが使われている。photo by teruaki takekuni

2階〈ブックラウンジ〉。机や椅子には旧駅舎の梁などが使われています。photo by teruaki takekuni

新駅舎は、まちの風情を取り入れながら、
尾道とともに成長していける駅を目指したそう。
尾道をテーマにしたパントリーや食堂、ホステルなどのテナントも新たに参画し、
「駅を目的地にしてもいいのでは……」と思えるほど素敵な空間に生まれ変わりました。

スパイス文化を通じて、 カレーの概念を変える 〈三条スパイス研究所〉

ウコン畑が見えるレストラン

日本人の誰もが親しみを持っているカレーという料理。
そのうえで「カレーとは何か?」と聞かれたらなんと答えるでしょう。
きっと、子どもの頃に食べたカレーの具材や味を思い出す人は
多いのではないでしょうか。
つまりカレーとは、ひとりひとりの概念によって
支えられた味でもあると思うのです。

内と外の境界が溶け合っている〈ステージえんがわ〉は、誰もが気軽に立ち寄れて、多目的に使えるまちの交流広場。

内と外の境界が溶け合っている〈ステージえんがわ〉は、誰もが気軽に立ち寄れて、多目的に使えるまちの交流広場。

そんなカレーの概念を大きく変えるレストラン、
〈三条スパイス研究所〉が、新潟県JR北三条駅のそばにあります。
2016年3月27日にオープンしたこの研究所は、
公共施設である〈まちなか交流広場 ステージえんがわ〉に食堂として併設され、
「にほんのくらし」を織り交ぜたスパイス料理を提供しています。

多種多様なスパイスがずらりと並ぶ〈三条スパイス研究所〉。メニュー監修は、東京・押上にあるスパイス料理店〈スパイスカフェ〉のオーナーシェフの伊藤一城さんが手がけました。

多種多様なスパイスがずらりと並ぶ〈三条スパイス研究所〉。メニュー監修は、東京・押上にあるスパイス料理店〈スパイスカフェ〉のオーナーシェフの伊藤一城さんが手がけました。

「そもそもカレーとはスパイス料理なんです。
その前提に立って考えてみると、カレーへの可能性が広がりませんか?」
そう話すのは、〈三条スパイス研究所〉の統括ディレクターを務める
山倉あゆみさん。撮影当日は山倉さん本人が出張のため、
残念ながら会えませんでしたが、山倉さんは三条市のプロデュースのもと、
〈ステージえんがわ〉をこの場所につくることが決まった後、
外部コンサルからの依頼でプロジェクトに参加し、
ディレクターとして奔走してきたひとりです。

〈三条スパイス研究所〉のオープンキッチンは、仕込みの真っ最中でした。

〈三条スパイス研究所〉のオープンキッチンは、仕込みの真っ最中でした。

世界三大炊き込みご飯のひとつ、南インド料理ビリヤニも〈三条スパイス研究所〉の人気メニュー。

世界三大炊き込みご飯のひとつ、南インド料理ビリヤニも〈三条スパイス研究所〉の人気メニュー。

「研究所がオープンしたての頃、
“世界中見渡しても、ウコン畑が見えるレストランは、ここだけなのでは?”
と、いろんなお客さまに言われてうれしかったです」
と山倉さんが言うように、〈三条スパイス研究所〉の窓からは
敷地内のウコン畑が見渡せます。

山崎さんの畑で採れたフレッシュなウコン。

山崎さんの畑で採れたフレッシュなウコン。

「カレーづくりには欠かせないスパイスのひとつ、ターメリックは、
ウコンの地下茎を乾燥させた香辛料です。
そもそも〈三条スパイス研究所〉は、
そのウコンを地元で育てている
山崎一一(かずいち)さんとの出会いによって生まれました。
山崎さんを通して、健康的なスパイスと地元野菜を中心とした、
ここでしか食べられないカレーを提供できる。
スパイス文化を発信しようという想いが固まって、私たちは進み出せたのです」

〈神戸北野ホテル〉が 20周年イヤーを記念し、 「世界一の朝食」をアップデート!

一度は食べたい! 「世界一の朝食」

異人館が建ち並ぶ、神戸市北野町。
その一角にある〈神戸北野ホテル〉は、
「イギリスのマナーハウスを日本に」というコンセプトのもと
1992年に誕生しました。

その後、95年の阪神淡路大震災の影響により一時閉館していましたが、
2000年には、日本で先駆けとなる“都市型オーベルジュ”として再オープン。
総支配人であり総料理長も務める山口浩氏は、
パリのレストラン数店で修行したのち、
フランスの名店〈ラ・コート・ドール〉
(現〈ルレ・ベルナール・ロワゾー〉)の天才シェフ、
ベルナール・ロワゾー氏のもとで「水のフレンチ」を学んだ人物です。

朝食会場は、中庭に面したダイニング「イグレック」。

朝食会場は、中庭に面したダイニング「イグレック」。

「世界一」と称賛されたベルナール・ロワゾー氏の朝食メニューを受け継いだ山口氏は、
〈神戸北野ホテル〉で独自に進化させました。

リニューアルから20周年を迎える来年に向けて、この「世界一の朝食」がアップデート!
ベースをそのままに、地産地消を取り入れた
〈Hyogolaise(ひょうごレーズ)〉がデビューします。

佐賀発〈めんたいアヒージョ〉 新たなる“洋風”明太子、 オイルとともに現る

“洋”の明太子、お味はいかに!

特に九州では、ごはんのおともの代表格として名高い明太子。
長らく“和”の食卓になじみ続けてきましたが、
このたび、“洋”の明太子アイテムが生まれました。

それは、〈めんたいアヒージョ〉。
ローズマリーなどのハーブが香るマイルドな味わいの「プレーン」と、
唐辛子とガーリックでピリッと美味な「レッドペッパー」の2種類があります。

〈めんたいアヒージョ〉プレーン 1,296円(税込)。

〈めんたいアヒージョ〉プレーン 1,296円(税込)。

〈めんたいアヒージョ〉レッドペッパー 1,296円(税込)。

〈めんたいアヒージョ〉レッドペッパー 1,296円(税込)。

低温熟成した明太子を特殊な方法で加熱することにより、
余計な水分を落とし、風味や旨みをぎゅっと凝縮。
その明太子を、約7種類のかぐわしいスパイスとあわせて
スペイン産のピュアオリーブオイルに漬け込んでいます。
相乗効果が際限なく発揮された絶品アヒージョ……。
明太子の旨みが溶け込んだオイルとともに、
口の中で弾けんばかりのつぶつぶ感をお楽しみください。

まずはそのまま味わってみるもよし、
ぐつぐつと煮立ててバゲットをひたしていただくもよしです。
そのほか、パスタソースやサラダのドレッシング代わりにも使える万能さ。
最後の一滴まで、無駄なくおいしく食べられます。

〈第15回青山パン祭り〉 東京最大級のパン祭りに カネルブレッドら人気店が集結。 石窯も登場!

〈カネルブレッド〉、〈ムール ア・ラ ムール〉などの人気店が勢揃い

2019年5月11日(土)〜12日(日)、
東京・青山の国際連合大学前広場にて、〈第15回青山パン祭り〉が開催されます。

これは、毎週末開催されている青山ファーマーズマーケット内で
2013年に始まった、東京最大級のパン祭り。
2日間の間に、のべ80店以上のパン屋さんが出店します。

今回は〈カネルブレッド〉〈ムール ア・ラ ムール〉〈セモア!〉
〈ラトリエ・デュ・パン〉〈ソイル・バイ・ホウトー・ベーカリー〉
〈キビヤベーカリー〉などの人気店が出店するほか、
鳥取〈タルマーリー〉のパンとビールも楽しめます。

過去のパン祭りの様子。

過去のパン祭りの様子。

青山パン祭りの見どころ

ぜひチェックしたいのは、今回のメインテーマ「表現者としてのパン屋」を
体現する限定ショップ「想いを食すパン屋」。

こちらは、青山パン祭りの運営チームが集めた“パンづくりに
想いのある良きつくり手たち”がその想いを表現するショップ。
職人さんの手紙が添えられたパンを数量限定で販売します。

1日(土) は〈タルマーリー〉〈SHŌPAIN ARTISAN BAKEHOUSE〉
〈発酵所〉〈しげくに屋〉、
12日(日)は〈ニオール〉 〈megane〉〈畑のコウボパン・タロー屋〉のパンが並びます。

サンドイッチ好きには、青山ファーマーズマーケットに出店する
農家さんの野菜を使用したサンドイッチなどが
買えるオリジナルサンドイッチのブースがお薦め。
〈RYO’S FARM〉による〈たっぷりリリコイバターのフルーツサンド〉や、
〈TENERA〉の〈青山サンド〉が数量限定で販売されます。

〈RYO’S FARM〉の「たっぷりリリコイバターのフルーツサンド」に使用するリリコイバター。

〈RYO’S FARM〉の「たっぷりリリコイバターのフルーツサンド」に使用するリリコイバター。

会場内のラウンジには、バーがオープン。
コクがありながら、あっさりした口当たりのミルクティー、
スウェーデン・ストックホルムで焙煎したコーヒー、
酪農家がつくるチャイなど、パンにぴったりの飲みものが揃います。
こちらには、前回大人気だったタルマーリーの
天然酵母ビール(4種)が登場。
タルマーリーのパンにかかせない酵母を使用したビールです。
ぜひ飲んでみたいですね!

〈タルマーリー〉のビール。

〈タルマーリー〉のビール。

新・奈良土産〈しかじか〉。 まるで“持ち帰れる奈良公園”。 鹿型スナックがぎっしり!

奈良に行ったら、新発売のスナック菓子はいかが?
奈良っぽさ満点のフレーバーにも注目

奈良公園に集う鹿をイメージしたお土産品〈しかじか 米こがし〉が、
4月20日(土)から発売されます!

公園でひしめきあう鹿たちをそのままお菓子で再現したユニークさ。

公園でひしめきあう鹿たちをそのままお菓子で再現したユニークさ。

この〈しかじか 米こがし〉は、
奈良県内にある〈中川政七商店〉の直営店でのみ入手可能。
つまんでかかげてみたくなる愛らしい鹿のフォルム、
これは行かねば、買わねば……と掻き立ててくれるお土産ができました。

〈しかじか 米こがし〉のベースとなる赤米。

〈しかじか 米こがし〉のベースとなる赤米。

「奈良」にこだわったという〈しかじか 米こがし〉。
かつては古代人が食べていたとされる、
奈良県産の栄養豊富な赤米を生地に練りこんでいます。
カリッとした焼き上がりで、いくらでも食べてしまえる軽さ。
スナックに伸びる手はきっと止まらなくなるはずです。

〈だし醤油〉税別600円。一度食べたらやみつきになる香ばしさ。

〈だし醤油〉税別600円。一度食べたらやみつきになる香ばしさ。

〈大和茶〉税別600円。ほんのり甘く御茶請けにも最適。

〈大和茶〉税別600円。ほんのり甘く御茶請けにも最適。

〈古代チーズ〉税別600円。クリーミーで上品な甘さ。

〈古代チーズ〉税別600円。クリーミーで上品な甘さ。

定番3種のフレーバーも、もちろん奈良づくし。
関西らしい旨味が広がる〈だし醤油〉、地元産の煎茶をまぶした〈大和茶〉、
1000年前の和製チーズとも言われる“蘇”をイメージした〈古代チーズ〉のラインナップです。
奈良の素材と歴史を、鹿のかわいさとともに味わえます。

夏季限定で販売される〈塩レモン〉。税別600円。

夏季限定で販売される〈塩レモン〉。税別600円。

鹿の新土産をつくったのは?

こちらの商品を手がけたのは奈良県に本社を構える、1716年創業の老舗〈中川政七商店〉。奈良観光のシンボルともいえる「鹿」をモチーフにした土産菓子ブランド〈しかじか〉の第1弾として、〈しかじか 米こがし〉を発表しました。

奈良公園周辺には約1200頭もの鹿が生息しています。

奈良公園周辺には約1200頭もの鹿が生息しています。

奈良の鹿は約1300年前に春日大社が創建された際、
春日大明神が白い鹿に乗って現れたことから、
「神様の使い」として地域で永く大切にされてきたそう。
地元の人だけでなく、今や世界中から訪れる観光客からも愛される鹿をベースに、
見て味わうだけで奈良の良さが伝わるお土産をつくったそうです。

封をあけると、ぎっしり詰まった鹿とご対面。
行った人には鹿の群れを思い出させ、
行ってない人には鹿への会いたさをつくりだす
「食べられる奈良公園」をぜひ持ち帰りましょう。

information

map

しかじか 米こがし

価格:600円(税別)

種類:だし醤油、大和茶、古代チーズ ※塩レモンは夏季限定

販売店舗:中川政七商店の直営店のみ(近鉄百貨店奈良店、日本市 奈良三条店、遊 中川本店)

会社名:株式会社中川政七商店

WEB:中川政七商店

静岡のロースター 〈IFNi ROASTING&CO.〉の オリジナル器具&食品で コーヒーがもっと身近に!

「おしゃべりをしていたら、おのずともう一杯ほしくなる」

静岡県静岡市の〈IFNi ROASTING&CO.〉(以下、IFNi)は、
生活の中に当たり前のようにあるコーヒーを提供するロースター兼直売所です。
コーヒー豆の焙煎と卸を中心に〈MARGARET HOWELL〉などの
豆のOEM生産も行なっています。

その中でも特徴的なのは、
コーヒーにまつわる器具や食品をオリジナルでつくっているところ。
今回は魅力的なアイテムの数々をご紹介します。

〈CLOTH FILTER〉台形型1〜3杯用 1,458円。

〈CLOTH FILTER〉台形型1〜3杯用 1,458円。

器具のいちおしは〈CLOTH FILTER〉。
糸から注文してつくったリネンのフィルターは繰り返し使える環境に優しいアイテムです。
エコであることも魅力ですが、すごいのはこのフィルターを通すだけで
さまざまな味を楽しめること。
1枚でさっと淹れるとペーパードリップに、2〜3枚重ねて淹れるとネルドリップ、
1〜2枚を重ねてゆっくり淹れるとフレンチプレスに近い味わいに。
さらには和食の出汁とりや紅茶のジャンピングにも使える多機能さです。

〈EVERY BOARD〉12,420円。

〈EVERY BOARD〉12,420円。

ここ最近問い合わせが多いのは〈EVERY BOARD〉。
キッチンのスペースを取りがちなドリップスタンドを多機能にアレンジ。
ドリップ用のアームを外せば、まな板や食事用のウッドトレーなど、
1枚で何役もこなしてくれる優れものです。

〈MT.FUJI DRIPPER〉3,240円。

〈MT.FUJI DRIPPER〉3,240円。

新潟県燕市の職人が手作業でつくりあげる
〈MT.FUJI DRIPPER〉もおすすめ。
軽量で清潔、ポータブルなのでアウトドアにも連れていけるアイテム。
何十年経っても型崩れしないようつくってあるそうなので、親子代々長く使えます。

「コーヒーにまつわる食品のおすすめは?」

〈COFFEE SYRUP〉caffein less 1,512円。ホット・アイス兼用。その他、ヘーゼルナッツ、チャイスパイス(どちらも1,620円)などのフレーバーあり。

〈COFFEE SYRUP〉caffein less 1,512円。ホット・アイス兼用。その他、ヘーゼルナッツ、チャイスパイス(どちらも1,620円)などのフレーバーあり。

食品なら濃縮タイプの〈COFFEE SYRUP〉がおすすめ。
牛乳や豆乳で希釈してカフェオレに、バニラアイスにかけてアフォガードに、
さらにはかき氷のシロップにも使える汎用性が魅力です。

〈珈琲羊羹〉1,350円。餡子ときび砂糖に香ばしいコーヒーがマッチ。

〈珈琲羊羹〉1,350円。餡子ときび砂糖に香ばしいコーヒーがマッチ。

〈COFFEE GRANOLA〉1,350円。オリジナルブレンドの有機コーヒー豆がパウダー状で入ったグラノーラ。お皿に残ったミルクはカフェオレとしておいしく飲める。

〈COFFEE GRANOLA〉1,350円。オリジナルブレンドの有機コーヒー豆がパウダー状で入ったグラノーラ。お皿に残ったミルクはカフェオレとしておいしく飲める。

〈IFNi〉のつくる食品は基本的にカフェインレス。
妊婦さんはもちろん、お子さんにもOKです。
実は身体によく健康食品として再認識されつつあるコーヒーを、
親子で気軽にお楽しみください。

器具に多機能さを備えることでものを増やすハードルを下げ、
ユニークな食品をつくることでコーヒーを楽しむきっかけをくれる〈IFNi〉。
難しく考えすぎずにシンプルに「コーヒーっていいね」と思える生活をはじめてみませんか。

※商品の価格はすべて税込です。

information

map

IFNi ROASTING&CO. 
イフニ ロースティング アンド コー

住所:静岡県静岡市葵区水道町125

TEL:054-255-0122

営業時間:12:00〜18:00

定休日:水・木曜。イベントや祝日などで臨時休業になる場合あり

Web:IFNi ROASTING&CO.

Web:オンラインショップ

いまや鎌倉の食文化!? 
自然派ワインをまちに広めた老舗酒屋
〈鈴木屋酒店〉の華麗なる転身

鎌倉から考えるローカルの未来

長い歴史と独自の文化を持ち、豊かな自然にも恵まれた日本を代表する観光地・鎌倉。

年間2000万人を超える観光客から、鎌倉生まれ鎌倉育ちの地元民、
そして、この土地や人の魅力に惹かれ、移り住んできた人たちが
交差するこのまちにじっくり目を向けてみると、
ほかのどこにもないユニークなコミュニティや暮らしのカタチが見えてくる。

東京と鎌倉を行き来しながら働き、暮らす人、
移動販売からスタートし、自らのお店を構えるに至った飲食店のオーナー、
都市生活から田舎暮らしへの中継地点として、この地に居を移す人etc……。

その暮らし方、働き方は千差万別でも、彼らに共通するのは、
いまある暮らしや仕事をより豊かなものにするために、
あるいは、持続可能なライフスタイルやコミュニティを実現するために、
自分たちなりの模索を続ける、貪欲でありマイペースな姿勢だ。

そんな鎌倉の人たちのしなやかなライフスタイル、ワークスタイルにフォーカスし、
これからの地域との関わり方を考えるためのヒントを探していく。

鎌倉にワイン文化を広めた立役者

観光客で賑わう日中とは打って変わり、夜になると静けさが訪れる鎌倉だが、
まちなかには、本格的なイタリアンやフレンチを、
ワイン片手に楽しめるカジュアルな飲食店が点在している。

そして、これらのお店はかなりの確率で、
「自然派ワイン」「ナチュラルワイン」と呼ばれるワインを取り揃え、
客の好みや料理との相性などをもとにした最適な一杯を、
造り手についての詳細な説明などとともにグラスに注いでくれるのだ。

鎌倉の食と言えば、鎌倉野菜やシラスなどがまず思い浮かぶだろうが、
実は、「自然派ワイン」もまた、このまちの食文化を語るうえで
欠かせない存在になっている。

数あるまちの飲食店やワインバーのみならず、2009年に鎌倉でスタートし、
いまや全国に広がっている自然派ワインのイベント〈満月ワインバー〉、
古刹・覚園寺で毎年開催されている〈terra! terara! terra!〉など、
いまや鎌倉は、「自然派ワイン」のまちとしても認知されつつある。

外観だけを見ると、どのまちにもある普通の酒屋のようにも思える鈴木屋酒店だが、一歩店内に足を踏み入れると、所狭しと並べられているワインボトルの数に圧倒される。

外観だけを見ると、どのまちにもある普通の酒屋のようにも思える鈴木屋酒店だが、一歩店内に足を踏み入れると、所狭しと並べられているワインボトルの数に圧倒される。

そして、鎌倉のワイン文化を語るうえで欠かせない存在が、
由比ヶ浜の地で100年以上続く〈鈴木屋酒店〉だ。
昔ながらの「まちの酒屋」だった鈴木屋酒店は、
4代目となる現店主・兵藤 昭さんに代替わりしたことを機にシフトチェンジし、
いまでは、店内に並ぶ商品のほとんどが自然派ワインという、
老舗酒屋らしからぬ振り切ったラインナップになっている。

時代とともに消費者のニーズが変わるなか、
老舗酒屋の後継者として新たな活路を見出しただけでなく、
市内の飲食店と密接なネットワークを築きながら、
鎌倉のまちに新たな食文化を浸透させた立役者とも言える兵藤さんを訪ね、
鈴木屋酒店に足を運んだ。

熟成肉専門店〈格之進〉
食、農業、環境の未来を育む
“ハンバーグ工場”とは?

「熟成肉」という新たなジャンルの食文化が日本で定着している。
牛肉を一定の温度と湿度で管理し、水分を抜きながら旨みを増殖させ、
肉の質感さえも変化させるという技術だ。
おいしい肉をさらにおいしく食べられるとあって、首都圏を中心に
人気を博しているのは周知の通り。

この熟成肉にいち早く着目・開発し、開花させた会社が岩手県一関市にある。
東京を中心に、現在16の店舗を構える熟成肉専門店〈門崎熟成肉 格之進〉だ。

「格之進肉学校」と書かれた本社の門。

その格之進が、2018年4月、一関にハンバーグ工場を新設。
代表の“肉おじさん”こと、千葉祐士(ちばますお)さんは一関生まれ。
7年前に廃校になった千葉さんの母校をまるごと買いとり、
体育館を大規模なハンバーグ製造工場に生まれ変わらせ、
旧校舎には格之進の母体である〈株式会社 門崎〉の本社を置いた。

でも、都心に十数店舗を構える有名店が、なぜ一関に本社を? 
その答えは、定期的に開催される“ハンバーグ工場見学ツアー”で明らかに。
格之進のものづくりの哲学や、経営理念、この地域にかける思いが見えてきた。

本社が置かれている旧校舎。

本社の中身をご紹介!

小学校の面影がそのまま残る旧校舎。
旧職員室はそっくり事務所として使われている。日当たりもよく、快適そう。

旧職員室を利用した格之進の事務所。

社長室、ミーティングルーム、資材置き場と、各教室があてがわれ、
千葉さんの実家にあったという農機具や、ドジョウやカニをとる罠などが展示された
ミニ資料館のような部屋も。
校舎は2階建て。教室数が多いため、今は空き部屋も少なからずある。

ミーティングルーム。

実際に千葉さんが子どもの頃に使っていたという道具たち。ドジョウをとる筌(うけ)や、山菜籠などがずらり。

実際に千葉さんが子どもの頃に使っていたという道具たち。ドジョウをとる筌(うけ)や、山菜籠などがずらり。

「本社をここに移したのが2年前で、まだすべての部屋を使いきれていません。
でも、ここを自分たちの会社だけで使うというのではなくて、
首都圏に住む人や会社が、地域とつながってなにかやりたいといったときの
サテライトオフィスにしていきたいと思っているんです」

交流、発信、クリエイティブの拠点にし、イノベーションを起こせるような場所にしたいと語る千葉さん。

交流、発信、クリエイティブの拠点にし、イノベーションを起こせるような場所にしたいと語る千葉さん。

すでに千葉さんの頭の中は、この先展開するさまざまな構想でいっぱい。
2階にあるステージつきの音楽室は、千葉さんが敬愛する
一関のジャス喫茶〈ベイシー〉のマスター・菅原正二さんと、
ジャズレコードをかけたり、コンサートやライブを開いたりと、
音楽をフックに、人が寄り集まるスペースにしたいと考えているのだとか。

今後の使い道のイメージがさまざまにふくらむ音楽室。

今後の使い道のイメージがさまざまにふくらむ音楽室。

またゆくゆくは、つくりたてのハンバーグが食べられるレストランや、
広い校庭で定期的にハンバーグ祭りを開催するなど、遠方からも人が訪れ、
地域住人と県外から訪れた人の交流の拠点となることを目指しているという。

しかし、都内に12店舗のレストランを構える格之進。
都心に拠点を置くという選択肢もあったはずだが、
一関に本社を置き、拠点とする理由はなんだろう? 

代表の千葉祐士(ちばますお)さん。

「ここは現在“川崎町”という地域ですが、
合併する前は“門崎村(かんざきむら)”という名前でした。
私の祖父は、門崎から東京芝浦まで牛を運んで売買する馬喰(ばくろう)をやっていて、
牛を通じて地方と首都圏をつなぐ仕事をしていたんです。
きっと祖父も同じように感じていたと思うんですが、
私も食に携わるようになって、首都圏と地方のものの評価、
価格の差をすごく感じるわけです。
それらの差をどうやって埋めるか、あるいはものの価値をどのように最大にしていくか。
以前からそこに興味を持っていて、いずれ一関と東京を食でつなぎ、
格差を埋める事業をやりたいと思っていたんです」

社名の〈門崎〉は、千葉さんの決意表明に違いない。
静かな山間部にある小学校跡地で、格之進の熱い思いがふつふつと沸き立っている。

体にいいラーメン!?
〈BASE FOOD(ベースフード)〉
が仕掛ける主食のイノベーションとは?

栄養をとるのが一番難しい

「アメリカ人がピザばかり食べて健康になったら?」
そんな無邪気な発想で主食にイノベーションを起こそうとしているのが〈ベースフード〉だ。

〈ベースフード株式会社〉代表の橋本舜さんは、
前職では自動運転バスやタクシーの事業に携わっていた。
高齢者や運転ができない人たちが、外出する機会を創出できる事業だ。
そのなかで、特に地方における少子高齢化から来る健康寿命の問題に直面した。
健康寿命を延ばすための基本的なファクターは、栄養と睡眠、適度な運動である。
橋本さんが自分のライフスタイルを顧みたときに、
「栄養をとる」ということが一番ハードルが高いと感じた。

ベースフード株式会社代表取締役の橋本舜さん。

ベースフード株式会社代表取締役の橋本舜さん。

「食事に関しては、なんとなく不安がありました。
ひとり暮らしなので、ファストフード、カレー、ラーメン、どんぶり……。
みんなで食事するときは、お酒を飲みながら派手に食べる。
ひとり飯か、パーティみたいな(笑)」

実際に同じような食生活を送っている人も多いことだろう。
そこでどのような手段があれば、みんなが栄養をとりやすいか考えた。

「栄養を正しくとったほうがいいことは誰もがわかっているのに、
ほとんど実行されていません。
ということは、徐々に変わっていくことはないのだろうと思いました。
それならば、一番直接的なソリューションにアプローチしようと、主食に注目したんです」

毎日食べるパンや麺の栄養バランスが良ければなによりだ。
こうして橋本さんはまずはパスタ麺をつくろうと、
まるで“麺職人”のごとく自宅で試作を始める。
前職での最後の仕事が、伊勢志摩サミットのメディアセンターで
自動運転のデモンストレーションを行うことだったというから、
そのギャップは周囲に驚きを与えただろう。

「実は、誰もつくり方を知らないんです」と橋本さん。麺づくりは今や当たり前過ぎて、
「“水と小麦粉、入れても卵”という制約のなかで、どれだけ技術を磨くか」という世界。
だから“栄養素の入れ方”は誰も知らなかった。

試作は100種類以上に及んだ。
近所のスーパーなどで海苔、きなこ、ドライフルーツやナッツなどの
乾燥食品を購入してきて、1食で食べるべき栄養素が揃う組み合わせをたくさんつくった。

さまざまな食材を粉末にしたもの。

さまざまな食材を粉末にしたもの。

「最初は、動画サイトで勉強したパスタのつくり方に従って、
家庭用製麺機で試作していました。でも当然、うまくいきません。
茹でたら溶けてしまったり。
では“なぜパスタは溶けないんだっけ?”という基本に戻って始めました」

試作をつくって、専門家に話を聞きに行く。アドバイスを得たら、また試作にトライ。
それを何度も繰り返すことで、人脈も増えていった。
当然、最初は誰もが「できるわけない」という冷たい反応だったが、
次第に反応が変わっていく。

「30回目くらいの試作だとかたちはできているのですが、
おいしくなかったり、見た目が悪かったり。
そうすると、一応もの自体ができているので“できない”という人はいなくなるんですね。
次は、どうおいしくできるかという議論に変わっていくんです。
食品業界ではなかったからこそ業界の常識を知らず、
基本や原点に立ち返ることができたのが役に立ったと思います」

こうして試行錯誤を繰り返し、〈ベースパスタ〉が完成した。
1食に約30種の栄養素が含まれ、厚生労働省が定める「食事摂取基準」が定める
1日に必要な栄養素の3分の1をとることができる麺である。

麺はスパゲッティとフェットチーネの2種類。

麺はスパゲッティとフェットチーネの2種類。