石川県だけで買える 〈にゃんこのバウム・サブレ〉が、 期間限定でネット通販可能に!

全国の猫好きのみなさんに吉報です!

今まで石川県の洋菓子工房
〈ぶどうの木〉でしか購入できなかった幻のお菓子
〈にゃんこのバウムin KANAZAWA〉〈にゃんこのサブレin KANAZAWA〉
がオンラインショップでも買えるようになりました!
(以下、にゃんこのバウム、にゃんこのサブレ)

昨年の発売開始から1周年を記念して、
2019年2月22日(金)の猫の日まで、期間限定での販売を決定。
各種メディアで紹介され、注文が殺到していることからも
注目度の高さがうかがえます。

〈にゃんこのサブレin KANAZAWA〉

かわいさとさみしさの共存。

お菓子のモチーフになっているのは、能登生まれ金沢育ちのにゃんこ〈トラ〉。
「かわいいけど、どうして後ろ姿?」という察しのよい質問には、

「かわいい姿からは想像もつかないほど、
辛すぎる過去をトラは乗り越えてきたからですよ」

とお伝えしたい(トラの物語については公式HP内のページをご覧ください)。

「仏のトラ」とも呼ばれ、
愛される彼が金沢のまちを見下ろす姿を再現するため、
哀愁漂う後ろ姿が採用されました。

〈テールベルト&カノムパン〉
ロールモデルはインディーズバンド!
進化し続ける鎌倉のベーカリーカフェ

鎌倉から考えるローカルの未来

長い歴史と独自の文化を持ち、豊かな自然にも恵まれた日本を代表する観光地・鎌倉。

年間2000万人を超える観光客から、鎌倉生まれ鎌倉育ちの地元民、
そして、この土地や人の魅力に惹かれ、移り住んできた人たちが
交差するこのまちにじっくり目を向けてみると、
ほかのどこにもないユニークなコミュニティや暮らしのカタチが見えてくる。

東京と鎌倉を行き来しながら働き、暮らす人、
移動販売からスタートし、自らのお店を構えるに至った飲食店のオーナー、
都市生活から田舎暮らしへの中継地点として、この地に居を移す人etc……。

その暮らし方、働き方は千差万別でも、彼らに共通するのは、
いまある暮らしや仕事をより豊かなものにするために、
あるいは、持続可能なライフスタイルやコミュニティを実現するために、
自分たちなりの模索を続ける、貪欲でありマイペースな姿勢だ。

そんな鎌倉の人たちのしなやかなライフスタイル、ワークスタイルにフォーカスし、
これからの地域との関わり方を考えるためのヒントを探していく。

鎌倉・扇ヶ谷にある〈テールベルト&カノムパン〉の2階席に開かれた大きな窓からは、山に囲まれた鎌倉らしい風景が望める。

鎌倉・扇ヶ谷にある〈テールベルト&カノムパン〉の2階席に開かれた大きな窓からは、山に囲まれた鎌倉らしい風景が望める。

カフェという枠にとどまらない活動

個人が経営する小規模な店舗が比較的多い鎌倉のまちには、
週休2日、あるいは3日というマイペースな営業スタイルのお店が少なくない。
もともと内装設計や家具製作などの仕事をしていた中村美雪さんが、
2011年にオープンさせたカフェ〈テールベルト〉もまた、営業日は週4日、
店休日には家具の仕事に取り組むというスタイルでスタートを切った。

2013年には、葉山に店舗を構えていた中村岳さんの〈カノムパン〉と合流し、
ベーカリーカフェ〈テールベルト&カノムパン〉としてリニューアル。

これを機に、パン用オーブンを設置するなど大きく改装したお店は、
その後も観葉植物を販売するショップや、
靴のオーダーメイドブランドの分室を店内の一角に設けるなど、
さまざまなメンバーたちを巻き込みながら、カフェという枠を超え、
まるで生き物のように有機的にかたちを変え続けている。

1階と2階をつなぐテールベルト&カノムパンの階段。コーヒーやパンなどの飲食のみならず、美雪さんたちがセレクトした本や雑貨、植物、さらに靴工房までが混在する独特の空間だ。

1階と2階をつなぐテールベルト&カノムパンの階段。コーヒーやパンなどの飲食のみならず、美雪さんたちがセレクトした本や雑貨、植物、さらに靴工房までが混在する独特の空間だ。

1階では、県内産の小麦とオーガニックな素材にこだわったさまざまなパンが販売されている。パンづくりを主に担っているのは、カノムパンの中村岳さん。

1階では、県内産の小麦とオーガニックな素材にこだわったさまざまなパンが販売されている。パンづくりを主に担っているのは、カノムパンの中村岳さん。

リラックスした空間の中で、さまざまな人やモノ、
カルチャーと出会うことができる場をつくり、
訪れる人たちを迎え入れるだけではなく、全国各地のイベントなどへの出店に加え、
夏季には長期休業をして国内外の各地に遠征するなど、
型破りのスタイルで常に新たな刺激を追い求めるテールベルト&カノムパン。

鎌倉駅から北西に歩いて15分ほど、閑静な住宅街に
隠れ家のように佇む同店に携わるメンバーたちが迎え入れてくれた。

取材に対応してくれたテールベルト&カノムパンに関わる面々。右から、テールベルトの中村美雪さん、シューズブランド〈Shy〉の片野翔平さん、フリーのデザイナー兼写真家のフルタヨウスケさん、カノムパンの中村岳さん。

取材に対応してくれたテールベルト&カノムパンに関わる面々。右から、テールベルトの中村美雪さん、シューズブランド〈Shy〉の片野翔平さん、フリーのデザイナー兼写真家のフルタヨウスケさん、カノムパンの中村岳さん。

〈HATAGO井仙〉 魚沼の“おいしい!”を 五感で体験できる宿

旅館とは、その地域を伝えるためのショールーム

新潟県の玄関口、越後湯沢駅西口目の前にある〈HATAGO井仙〉。
古民家風の風情ある扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは
魚沼のおいしいものを厳選してお届けするお土産処〈んまや〉です。
塩沢地区で江戸時代に創業した〈鶴齢〉の蔵元〈青木酒造〉との
コラボレーションによって生まれた限定酒〈仙七〉、
雪の中で寝かせて熟成させた〈豪雪ワイン〉など、
ここでしか買えないものも並ぶ〈んまや〉は、
地元の人にも愛されるローカルショップです。

新潟の「んまい(うまい)」ものを集めた〈んまや〉。ネットショップも展開しています。http://nmaya.net/

新潟の「んまい(うまい)」ものを集めた〈んまや〉。ネットショップも展開しています。

この〈んまや〉の右奥には、喫茶室〈水屋〉が併設。
ここでは専属のパティシエがつくる、
魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げたロールケーキ〈湯澤るうろ〉や
〈水出し温泉珈琲〉などの定番メニューはじめ、
地元の特産を生かしたさまざまなスイーツが楽しめます。

魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げている〈湯澤るうろ〉1切340円は、お店の看板メニュー。持ち帰り用の一本タイプも人気。越後湯沢の新たな名物スイーツとして注目を集めています。

魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げている〈湯澤るうろ〉1切340円は、お店の看板メニュー。持ち帰り用の一本タイプも人気。越後湯沢の新たな名物スイーツとして注目を集めています。

地鶏の卵と〈HATAGO井仙〉が引いている源泉で蒸した〈温泉プリン〉320円。

地鶏の卵と〈HATAGO井仙〉が引いている源泉で蒸した〈温泉プリン〉320円。

「旅館とは、地域を疑似体験してもらうためのショールームである」
〈HATAGO井仙〉4代目社長・井口智裕さんの言葉が染みる〈んまや〉と
〈水屋〉を堪能したあとは、宿泊部屋へ。
冬はスキーやスノーボード、春は山菜採り、
夏から秋にかけてはトレッキングなど……。
旅の目的に応じて、過ごしたい時間に合わせて宿泊部屋を選べるよう、
8タイプ16の部屋がある〈HATAGO井仙〉には、
四季を通して国内外から多くの人が宿泊します。

露天風呂の間〈雅 MIYABI〉。窓1枚で隔てた露天風呂は24時間、源泉かけ流しの温泉が楽しめます。2名1室22500円〜。

露天風呂の間〈雅 MIYABI〉。窓1枚で隔てた露天風呂は24時間、源泉かけ流しの温泉が楽しめます。2名1室22,500円〜。

「東京のお宿は金額も高く、お部屋のサイズも小さい。
であれば東京から新幹線で約1時間30分と、
さほど遠さを感じない〈HATAGO井仙〉で、
おいしい地酒と食と源泉かけ流しの温泉を堪能したい。
そう思って宿泊してくださる海外のお客様もよくいらっしゃいます」

和室露天の間〈駿SHUN〉。冬になると丸いこたつが置かれます。2名1室19200円〜

和室露天の間〈駿SHUN〉。冬になると丸いこたつが置かれます。2名1室19200円〜

〈HATAGO井仙〉ホールマネージャーの梅澤美香さんの話を聞きながら、
宿泊部屋を巡ると、海外からの宿泊客が多いことに納得。
まず、ひとつひとつの宿泊部屋はもちろん、廊下もすべて畳敷き。
つまりスリッパを使わずにすむ館内は、
まるで館内がひとつのお部屋のように暖かく、素足でほっと寛げるのです。
このさりげない和のしつらえに深く心癒されるのは、
日本人だけでなく海外の宿泊客も一緒。
また、さりげないおもてなしと言えば、魚沼の水も欠かせません。

「魚沼産コシヒカリは全国的にも有名ですが、
新潟で食べるコシヒカリはなお美味しいんですよ。
それはなぜか。お米を炊く水に理由があるんです。
お水がおいしいからお米もいっそうおいしく炊けるんです。
例えばお客様にお水をお出ししますよね。
そうすると、とてもおいしく感じられるようで
これはミネラルウォーターですか? とよく聞かれるんですが、
実際は普通の水道水。どうやら地元の人間が普通に使っているものが、
当たり前ではないことがあって、なかでも水に関しては特にお客様に驚かれます」

無色無臭のさっぱりとしたアルカリ性単純泉。

無色無臭のさっぱりとしたアルカリ性単純泉。

〈古座川ジビエ〉 熊野の秘境で育まれたジビエが コロッケやハンバーグになって発売!

2019年2月1日、和歌山県東牟婁郡古座川町の
〈古座川ジビエ〉プロジェクトが
熊野の秘境に育まれたジビエ(狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉)
を手軽に食べられる「こころうたれる」シリーズを発売しました。

新たに発売された「こころうたれる」シリーズ

新たに発売された「こころうたれる」シリーズのラインナップ

平成の名水百選」に選ばれた水をたたえる古座川

古座川町には「平成の名水百選」に選ばれた水をたたえる古座川が流れ、天然の鮎や鰻が生息しています。

〈古座川ジビエ〉は、2015年にスタートしたプロジェクト。
古座川町では年間1,000頭以上の鹿・猪が有害捕獲されており、
その大半が山に捨てられてしまっていたのだそう。
同プロジェクトは、その鹿肉・猪肉を有効活用するために始まりました。

現在では鳥獣食肉加工処理施設〈古座川ジビエ 山の光工房〉で
鹿肉・猪肉を上質なジビエ肉へと加工し、
安全・安心でおいしい「古座川ジビエ」ブランドとして、
東京、大阪の高級飲食店をメインに販路を広げています。

2017年にはこの取り組みが評価され、
内閣官房と農林水産省が選定する〈第4回ディスカバー農山漁村の宝〉の
ジビエグルメ賞を受賞しました。

ジビエを使ったサンドウィッチ

ジビエを手軽にサンドウィッチで!

鎌倉に〈春待ち茶屋by gui flower〉 オープン! 前田有紀さんによる 〈gui〉が手がけるフラワーカフェ

フラワーアーティストの前田有紀さん率いる〈gui〉が、
この2月、フラワーカフェ〈春待ち茶屋by gui flower〉を
鎌倉に期間限定オープンします!

花・ジェラート・ハーブティーが揃う、
ちょっとだけ春を先取りしたフラワーカフェです。

〈gui〉を率いる前田有紀さん

〈gui〉を率いる前田有紀さん。〈gui〉は「花とあなたが出会う場所」をコンセプトにしたお店のない花屋。ちなみにguiはフランス語でギと読み、ヤドリギの木の意味。

〈春待ち茶屋by gui flower〉は、
鎌倉御成通りにあるジェラートショップ〈GERATERIA SANTi〉内にオープン。
期間中は〈gui〉がプロデュースする、フラワージェラートバーが楽しめます。

GERATORIA SANTiのジェラート

〈GERATERIA SANTi〉のジェラート

〈GERATERIA SANTi〉と〈gui〉が共同で開発した
エディブルフラワーをあしらったジェラートバーは、
見た目もかわいらしく味にもこだわりが。

エディブルフラワーをあしらったジェラートバー

また、山梨県北杜市・八ヶ岳にティールームを構える
〈FLOWERBARN lesmyrte〉が、自社生産畑で育ったハーブと
提携農家のハーブだけを使用したブレンドハーブティを販売します。

シンプルで素材のおいしさの感じられるハーブティーは、
お店でも、お持ち帰りでも楽しむことができます。

FLOWERBARN lesmyrteのハーブティー

FLOWERBARN lesmyrte外観

〈FLOWERBARN lesmyrte〉

佐渡の人気ベーカリー〈しまふうみ〉に 泊まれる!? 1棟貸しゲストハウス 〈SEASIDE HOUSE in しまふうみ〉

絶景のベーカリー&カフェ〈しまふうみ〉

豊かな自然に育まれた食の宝庫、佐渡。
その佐渡で、週末になると島民はもちろん、
日本各地から噂を聞きつけた客で行列ができる
一軒家ベーカリー&カフェ〈しまふうみ〉。

佐渡島の西側を大きくえぐるような真野湾の海辺に佇み、
美しい藍色の海が一望できる、そこはまるでリゾートのような場所。

両津港から車で約40分ほど。美しい海を一望できるところにあります。

両津港から車で約40分ほど。美しい海を一望できるところにあります。

自家製天然酵母をおこし、小麦粉の選定から、使用する材料にまで、
あらゆることにこだわり、手をかけたパンを提供しています。
観光シーズンは、オープン前から人が並び、
午前中のうちにパンの多くが売り切れてしまうこともしばしば。

上から時計回りに、もっちり味わい深い〈カンパーニュ〉、絶妙な塩加減の〈塩バターパン〉、ミルククリームをたっぷり練りこんだほんのり甘い〈エンサイマダ〉、くるみ入りの生地にこしあんたっぷりの〈くるみあんぱん〉。

上から時計回りに、もっちり味わい深い〈カンパーニュ〉、絶妙な塩加減の〈塩バターパン〉、ミルククリームをたっぷり練りこんだほんのり甘い〈エンサイマダ〉、くるみ入りの生地にこしあんたっぷりの〈くるみあんぱん〉。

店内ではかわいらしいポーリッシュポタリーなども販売しています。

店内ではかわいらしいポーリッシュポタリーなども販売しています。

2017年、しまふうみのベーカリーすぐ横に、
宿泊棟〈SEASIDE HOUSE in しまふうみ〉がオープンしました。
まだ1年たらずの営業期間にもかかわらず、
その評判は口コミやSNSであっという間に広まり、2018年の夏はすでに満室続き!

その評判の真相を確かめに訪ねてみると、まるで自分の別荘のような感覚で過ごせる、
充実のゲストハウスが待っていました。

宮崎〈居心地屋やまぢ〉
なごめる人気店で
レモンサワー片手に技アリの地鶏料理を

地元の人にこよなく愛される酒場はまちの宝もの。
ローカル色豊かなおいしいおつまみや、ご主人とお客さんの雰囲気、店の佇まいなど、
思い出すと心がほんのり温かくなるような店を
“酒場LOVE”な案内人の方々に教えてもらいました。
旅先のソトノミガイドとしてもご活用ください。

旅の醍醐味はローカル酒場!
全国おすすめ酒場探訪記 宮崎・宮崎編
宮崎での酒の肴は鶏がマスト?

新婚旅行ブームに沸いた昭和40年代から、
宮崎県宮崎市は観光の拠点として多くの人を迎え入れてきました。
2月になるとプロ野球の春季キャンプも始まって、
春の気配が漂うまちにファンや関係者が次々と訪れます。

県庁楠並木通り

温暖な気候に恵まれた宮崎市のシンボルツリーは、暖地に自生する楠。〈県庁楠並木通り〉は樹齢100年以上の見事な巨木が並ぶ市内中心部の憩いの場です。毎月第1・第3日曜の午前中は〈いっちゃが(いいね)宮崎・朝市〉で歩行者天国に。繁華街でもサンデーマーケットや街市が開かれるなど、住む人と訪れる人、つくる人をつなぐ試みも盛んに行われています。

宮崎のなかでも賑わいを増すのが市内中心部の飲食店街。
ローカルな酒の肴で飲み歩きができる、
地元で“ニシタチ”と親しまれている西橘通り界隈です。

5年前に東京から宮崎市にJターンした
今回の案内人・土屋有さんも飲むときは必ずニシタチへ。
IT企業を経て3年前に宮崎大学の講師に着任。
地域の魅力づくりに取り組む学生を指導しています。
出身は同じ宮崎の都城市(みやこのじょうし)とはいえ宮崎市は未知のまち。
早く馴染めたのはニシタチのおかげだと言います。

「そのかわり5年で10年分の量を飲みました(笑)
宮崎の人は飲むことが好きで飲み方も上手。
からっと明るい酒なので面倒くさくないのが特徴です。
またニシタチでは店の人もみんなフレンドリー。
一見さんお断りという雰囲気は全然ないので安心して飲める。
新しい人やコトをこだわりなく受け入れるのが、
宮崎の土地柄だとニシタチで飲みながら理解できました」

そんな話を聞きながら向かったのは、
約1400軒の店が集まるニシタチのメインストリート。
西橘通りは紅白の提灯が飾られたどこか懐かしい佇まい。
黒一色の外観で素朴ながら逆に目を引くのが、
土屋さんが人を案内するときの1軒目に選ぶ
きょうのローカル酒場〈居心地屋 やまぢ〉です。

居心地屋やまぢの外観

店内に入ると外観と同じく黒が基調の内装で、
ゆっくりと飲めそうな落ち着ける雰囲気です。
カウンター以外の39席はすべて個室で、地元でも人気。

「いまでは僕がもてなす側の立場ですが、
やはり真っ先に思い浮かぶのが〈やまぢ〉さん。
特に県外からの友人知人と飲むときですね。
宮崎に来たらここで地鶏をぜひ食べてもらいたい。
地元の人がそう思う“ちょっといい店”なので
予約を早めに入れないとなかなか押さえられません」

ここのカウンター席に座るのは久しぶりと、
土屋さんはご主人の黒木浩一さんの前をすぐさま確保。
今年は暖冬ですから、と冷たいレモンサワーを頼み、さっそく飲み始めました。

土屋さんと大将と呼ばれる黒木さん

最初からくつろいだ様子の土屋さん(左)。「いつも挨拶だけして奥に向かうし、大将も忙しそう。ゆっくり話すのは初めてですね」。大将と呼ばれる黒木さん(右)は東京出身で24年前に宮崎県へ。ご両親の実家がある川南町を経て宮崎市に落ち着きました。

メニューを見ると鶏料理を中心に、
宮崎の郷土料理やオリジナルの酒の肴など多彩な品揃え。
〈やまぢ〉は開店した17年前から宮崎産地鶏にこだわり、
いまは宮崎県を代表する希少なブランド地鶏
〈みやざき地頭鶏(じとっこ)〉メインに提供しています。

「宮崎のローカルフードといえば、
地鶏の炭火焼、地鶏の刺身、チキン南蛮、メヒカリの唐揚げ。
この4つが王道だと僕が思っているのは、
どれも地元の人が日常的に食べているものだから。
〈やまぢ〉では全部揃うのでちょっと自慢しながら飲む感じ。
宮崎っておいしいものが多いでしょ、と。

それに定番の料理でも守りに入るのではなく、
おいしくするために変えるべきところは変えている。
それがよくわかる名物料理が、そろそろ出てくるはずですよ」

焼き場では大きな炎があがる

地鶏の炭火焼独特の香ばしさはこの炎から。髪が焦げるほどの勢いが必要だと黒木さん。

モモ肉に網の上で火を入れる

オリジナルの特製塩を揉みこんだモモ肉を、鶏脂を塗った網の上でコーティングするように火を入れる。その火加減とタイミングが難しいそうです。

みやざき地頭鶏の炭火焼

〈みやざき地頭鶏の炭火焼〉。無添加の自家製柚子胡椒をたっぷりつけていただきます。1人前(200g)1590円。

みやざき地頭鶏の炭火焼を頬張る土屋さん

「うん、この味。やっぱりうまいなー。炭のいい香りがしてプリプリ感がたまらない。
ちょうどいい噛み応えと弾力感です。これは絶対に食べてもらわないと。
柚子胡椒も市販のものとは全然違います。辛さは鮮烈だけど風味がとても豊か。
この柚子胡椒だけでも飲めますね」

地鶏の炭火焼は、これがあればほかは何もいらないと言われるほど、
宮崎の人に愛されている酒の肴で、真っ黒な見た目がインパクトあり。
この黒さが少々控えめなところが黒木さんのこだわりです。

「もともとは親鶏特有の匂いを消すために、
真っ黒になるほどすすで風味づけしたのが始まりだと聞いています。
でも〈みやざき地頭鶏〉は本当においしい鶏ですからね。
すすをつけすぎてはちょっともったいない」(土屋さん)

「そうなんです。すすを控えめにしたほうが鶏の旨みがよくわかる。
この鶏の品種改良に関わった身内から苦労話も聞いていたし、
愛情と手間をかけて育てているいとこもいます。
できるだけおいしくお客さんに提供するのが自分の役割かなと。
極力すすをつけずに炭の香ばしさは楽しめるように焼き方を工夫して、
専用の煎り塩も考えました」(黒木さん)

地鶏の炭火焼用の煎り塩

専用の煎り塩は、干し椎茸、鰹節、昆布を粉砕して塩に混ぜて焼いたもの。素材の良さを引き出すためなら手間は惜しまないと黒木さん。独立した弟子たちにもそのレシピを教え、命をいただく鶏を少しでもおいしくしてほしいと思っています。

大将と談笑中の土屋さん

「宮崎は芋焼酎文化で、好き嫌い以前に焼酎が当たり前という世界。
僕も幼い頃から周りの大人が飲むのを見て育ちました。
みんな湯のみ茶碗に生のままの焼酎を入れて飲んでいたので、
透明なお茶もあるんだなと思っていました」(土屋さん)

いつもは2杯目から焼酎のロックかお湯割りに移りますが、
「爽やかさが地鶏の炭火焼によく合う」と、今日は何度もレモンサワーをお代わりする土屋さん。
黒木さんは満足げに次の料理を手渡します。

阪神梅田本店〈恋するデパ地下〉に ハート形のステーキやマグロが登場!

「肉の匠いとう」国産黒毛和牛 モモステーキ・ハート型(100g)1,080円

お弁当にいか焼きまで、ハートづくしのデパ地下に!

大阪・梅田の美味しいもの天国・
阪神梅田本店地下1階、阪神食品館に、
バレンタインに向けた〈恋するデパ地下〉が登場。

ハートの形にカットされたステーキやマグロなど、
“ハート型フード”がラインナップ! 
家族みんなが盛り上がること間違いなし! 
期間は2019年2月14日(木)までです。

「阪神髭定」ハートのまぐろ

〈阪神髭定〉ハートのまぐろ(インドマグロ・中トロ/1パック)1,381円

ハートのちびいか焼き

〈阪神名物いか焼き〉ハートのちびいか焼き(冷凍3枚セット)540円 ※限定100セット

阪神梅田本店の名物「いか焼き」もバレンタイン仕様に! 
ハートのちびいか焼きになって、限定100セットで
2月1日(金)から販売されます。
行列店の限定品だけに、スペシャル感は格別!

「古市庵」詰合せ“バレンタイン”

〈古市庵〉詰合せ“バレンタイン”(1人前)756円

ハート型の細巻きがキュートな色鮮やかなお弁当は〈古市庵〉。
2月4日(月)からの販売、各日販売予定数は8セットです。

〈京のおばんざい野村〉はぁーとの舞扇

「京のおばんざい野村」はぁーとの舞扇(6枚入り)501円

こちらは〈京のおばんざい野村〉から。
見た目はチョコレートのようで、実はハート型の昆布の佃煮!
6枚入りで501円です。

〈美噌元〉マゴコロ

〈美噌元〉マゴコロ(1個)303円

〈美噌元〉の、ハート最中に入った
コクのあるオニオンスープ、マゴコロ。1個303円です。

〈TSUJIMOTO COFFEE〉 コーヒー豆本来の風味を よりクリーンに楽しむ焙煎所

大阪南部の和泉市春木町に、
コーヒー豆本来の風味をより、“クリーン”に
味わうコーヒーにこだわった焙煎所
〈TSUJIMOTO COFFEE〉がオープンしました。

〈TSUJIMOTO COFFEE〉は、もともと1899年創業の
日本緑茶店〈辻本製茶〉から、2003年に、
ドリップバッグコーヒー製造業として誕生しました。

焙煎機 スマートロースター

焙煎機 スマートロースター

こだわりの焙煎所〈TSUJIMOTO COFFEE〉では、
“SATAKE”の石抜き機&光選別機を導入。
生産地の選別だけでは難しかった欠点豆の選別除去を
より安定してできるようになり、
再現性の高いクリーンなコーヒーが実現しました。

また、アメリカ・LORING社の焙煎機、スマートロースターを導入。
完全熱風式の焙煎機で、コーヒー豆の表面のみを焦がすことなく
芯までふっくらと熱を伝えることができます。

店頭では、スタッフがお好みを伺って、
お勧めのコーヒー豆や抽出器具の相談にも答えてくれるそう。

大阪・堺の 新名物スイーツ〈はにわぷりん〉に バレンタイン・ホワイトデー 限定バージョンが!

大阪・堺の新名物! はにわ型のカップにプリンを入れてしまった、
あの〈はにわぷりん〉のバレンタイン・ホワイトデーバージョンが、
数量限定で発売されます!

はにわぷりんバレンタイン・ホワイトデーバージョンのイメージカット

価格は2個入りで2,160円。
バレンタイン・ホワイトデー、それぞれ各500セット限定です。

はにわぷりん バレンタインギフト

はにわぷりん バレンタインギフト

バレンタインバージョンは1月24日(木)から2月5日(火)まで
公式サイトにて予約を受付中。

ビターチョコレートを、なめらかプリンの上にあしらった
二層仕立てのチョコレートのムースと、
アーモンドとホワイトチョコ風味のブランマンジェと、
なめらかプリンとの間にオレンジのソースを詰めた
三層仕立ての2種類のテイストです。

はにわぷりん ホワイトデーギフト

はにわぷりん ホワイトデーギフト

ホワイトデーギフトは2月15日(金)から
3月5日(火)まで、同じく公式サイトにて予約を受付。

ミルクチョコレートのムースを、アールグレイ風味の
なめらかプリンの上にあしらった二層仕立てと、
ホワイトチョコレートのムースを、なめらかプリンの上にあしらった
二層仕立ての2種類のテイストです。

ぶっち義理!! 〈ブラックサンダー 義理チョコショップ〉 期間限定でオープン

もうすぐバレンタイン! 
もろもろ賛否が飛び交う「義理チョコ文化」ですが、
あの安くておいしいチョコレート菓子〈ブラックサンダー〉が、
“ぶっち義理!!”をキャッチフレーズにした、
義理チョコ専門店〈ブラックサンダー 義理チョコショップ
期間限定オープンします!

ブラックサンダー 義理チョコショップ

〈ブラックサンダー 義理チョコショップ〉がオープンするのは、
JR東京駅八重洲地下中央口改札出てすぐのところにある、
東京駅一番街 「東京おかしランド」イベントスペースにて。

期間は2019年1月26日(土)から2月14日(木)まで。
レアなブラックサンダー関連商品が集合します!

ブラックサンダー ギリシャヨーグルト

ブラックサンダー ギリシャヨーグルト

限定新商品の〈ブラックサンダー ギリシャヨーグルト〉は、
ブラックサンダー初のヨーグルトフレーバー。

ギリシャヨーグルトを使用した柔らかギリシャヨーグルトケーキを配合し、
パインとレーズンの2種類のフルーツを入れました。
乳酸菌40億個配合というさりげない気遣いも、
義理チョコにぴったりです。

パッケージは、ギリ(シャ)の神から啓示を受けるイメージ。
本気の義理チョコを目指した当ショップのメイン&です。
お値段は、16袋入で1,000円。

東京ブラックサンダー(東京土産)

東京ブラックサンダー(東京土産)

〈東京ブラックサンダー(東京土産)〉は、
東京銘菓〈常盤堂雷おこし〉とブラックサンダーのコラボ。
「雷おこしの素」を配合し、さらにカバーチョコレートが
黒糖風味で和風テイストになっています。
価格は定価500円、標準15個入。

生ブラックサンダーエレガントのパッケージ

生ブラックサンダーエレガント

生ブラックサンダーエレガント

こちらの〈生ブラックサンダーエレガント〉は、
3層構造になっていて、洋酒を使用したフルーティーなジュレ、
生チョコレートのなめらかな味わいと一緒に、
ブラックサンダーの特徴的なザクザク食感が楽しめます。

味はおしゃれなフランボワーズ×カシス(ダークチョコ)と
マンゴー×ライム(ミルクチョコ)の2種類が入っています。
4本入り(2種×各2本)で価格は1,200円。
2019年2月8日(金)~14日(木)の間、毎日100箱限定での販売です。

糸魚川のおいしい卵を使った 洋菓子店〈フェルエッグ〉と 旧写真館の建物〈フェルのはなれ〉

お菓子のための卵〈ピュアエッグ〉でつくる絶品スイーツ

新潟県西部に位置する糸魚川市。
海に近く、魚介類も豊富なこのまちに、
おいしい卵を使った洋菓子のお店〈フェルエッグ〉があります。

人気商品〈たまごやさんのふわふわプリン〉をひと口、口に入れると、
なめらかでとろけるような舌触り、
濃厚な卵とバニラビーンズの風味がふんわり広がります。
こんなにおいしいプリンがあるなんて! 

もうひとつの人気商品がシフォンケーキ。
ふわふわでしっとりしたシフォンケーキは、卵の味がしっかり感じられ、
思わずペロリと平らげてしまう軽やかなおいしさ。

そのおいしさの秘密は、フェルエッグ独自の卵〈ピュアエッグ〉にあります。
実はフェルエッグは、70年ほど続く養鶏場〈渡辺鶏園〉から生まれたお店。
素材を厳選し、工夫された餌によって育てられた鶏から、
生臭みのないすっきりした味わいのピュアエッグをつくることに成功。

現在35000羽ほどいる渡辺鶏園の鶏のうち、
500羽ほどがピュアエッグを産んでいるそう。
その貴重な卵が毎朝お店に運ばれてくるのです。

お菓子をつくるための特別な卵〈ピュアエッグ〉。一部店頭販売もしています。

お菓子をつくるための特別な卵〈ピュアエッグ〉。一部店頭販売もしています。

ところが、店主はもともとお菓子づくりのプロだったわけではないというから驚き。

「最初にパティシエの方のところに卵を持っていって
シフォンケーキを試作してもらったんです。
そのとき、こんなにおいしいものができるんだ、
これなら売れるかもしれないと思って。
そこからひた走りにやってきたという感じです」と笑う、
フェルエッグ代表の渡辺洋子さん。渡辺鶏園の2代目の奥様です。

「ピュアエッグからすべてがスタートしました。お菓子づくりの経験もなく、失敗しながらでしたけど」と話す渡辺洋子さん。

「ピュアエッグからすべてがスタートしました。お菓子づくりの経験もなく、失敗しながらでしたけど」と話す渡辺洋子さん。

きっかけは、2004年の鳥インフルエンザの大流行でした。
卵の価格が暴落し、それに反比例するように餌代が高騰。
赤字が膨らみ、これ以上借金もできないという窮地に立たされたとき、
それでも毎日卵を産んでくれる鶏たちだけはいました。
そこでもう一度、売れるものをつくってみようと立ち上がったのです。

卵を使う料理はさまざまありますが、材料として使う量が多く、
老若男女が一年中食べられる洋菓子をつくることに。
そしてお菓子をつくるための卵、ピュアエッグを開発し、
2006年にフェルエッグがスタートしたのです。

シフォンケーキはホールのほか、買いやすいカットも販売。

シフォンケーキはホールのほか、買いやすいカットも販売。

最初は試行錯誤しながらシュークリームとプリンの2品で始まった
フェルエッグの商品も、現在は先ほど紹介したシフォンケーキやロールケーキのほか、
カステラやパウンドケーキなどの焼菓子、マヨネーズなど多岐にわたります。

〈フェルの台所〉というブランド名でマヨネーズやドレッシングも。ギフトにもおすすめ。

〈フェルの台所〉というブランド名でマヨネーズやドレッシングも。ギフトにもおすすめ。

「いまでこそ6次産業化が叫ばれていますが、
その頃はまだそんな言葉は聞いたこともありませんでした。
そんな商売が成り立つのかと疑問視されましたが、
だからこそ絶対に失敗できない、負けられないという思いがありました。
必ず成功させてやるという、意地ですね(笑)」

ショップにはカフェも併設。

ショップにはカフェも併設。

カフェスペースではフェルエッグのスイーツが食べられるほか、ランチもスタート。
ピュアエッグのおいしさをそのまま味わえる卵かけご飯に小鉢がついた
〈フェルセット〉や、エッグベネディクトなど、卵好きならたまらないメニューが。
また月の前半は糸魚川の地鶏〈翠鶏(みどり)〉を使った親子丼、
後半はオムライスも提供しています。

卵のおいしさが直に味わえる〈フェルセット〉。卵かけご飯にぴったりのお米は同じ糸魚川の〈清耕園ファーム〉のこしひかり〈ひすいの雫〉を使用。

卵のおいしさが直に味わえる〈フェルセット〉。卵かけご飯にぴったりのお米は同じ糸魚川の〈清耕園ファーム〉のこしひかり〈ひすいの雫〉を使用。

お客さんからは、こんなうれしい話も。

「生卵が食べられないというお子さんが、
ピュアエッグの卵かけご飯をおいしいと言って食べてくれて、
お母さんがびっくりしたという話を聞いて、本当にうれしくて。
続けてきてよかったと思いました」

松島を背景に、 〈松華堂菓子店〉で一夜限りの スペシャルなパフォーマンス。 〈松島ロマンチック音楽会〉

松島を代表する歴史的建造物・五大堂の目の前にある
〈松華堂菓子店〉。
松島を代表する歴史的建造物・五大堂の目の前にある〈松華堂菓子店〉。
良質な材料と繊細な手仕事でつくられたカステラが人気で、
景色の良い喫茶室が併設されています。

〈松華堂菓子店〉外観

〈松華堂菓子店〉店内

県内産、新米ミヤコガネの餅を使った冬季限定メニュー

カフェで提供されている、県内産、新米ミヤコガネの餅を使った冬季限定メニュー

この喫茶室を会場に、2019年1月26日(土)、
音楽ライブ〈松島ロマンチック音楽会
Taigen Kawabe(from BO NINGEN) × Takuro Kikuchi〉
が開催されます。

名古屋市内唯一のクラフトビール 〈Y.MARKET BREWING〉が 新醸造所をOPEN

名古屋では珍しい、クラフトビールブルワリー〈Y.MARKET BREWING〉。
名古屋の玄関口「名駅」で醸造を行う彼らが、
タップルームも併設する新しい醸造所を、名古屋市西区にオープンします!

〈Y.MARKET BREWING〉

〈Y.MARKET BREWING〉

新しい醸造所〈Y.MARKET BREWING 名古屋西〉は、
これまでの規模の約3倍の生産キャパシティを有する醸造所になります。

〈Y.MARKET BREWING〉が醸造を開始したのは2014年のこと。
名古屋のクラフトビールとして全国のビアパブで取り扱われるようになり、
生産が追いつかなくなったのが、新しい醸造所を作った理由です。
商品は現在、通販でも購入することができます。

〈Y.MARKET BREWING〉の醸造設備

ドイツ・ブラウコン社の最新醸造設備

設備には、品質の安定や技術の伝承のために
ドイツ・ブラウコン社の最新醸造設備を導入。
今後は缶ビールも生産し、春には、ペールエール、IPA、ゆずエール、
ニューイングランドIPAの4種類を定番ビールとして発売予定とのこと。

〈グリナリウム淡路島〉で 「宙に浮く」いちご狩り& ピクニックを!

〈グリナリウム淡路島〉で楽しむイチゴ狩り&ピクニック

2019年2月1日(金)、淡路島に、
いちご狩りができる施設とフレッシュな素材を使った
カフェ・レストランを併設した
〈GREENARIUM awajishima グリナリウム淡路島〉が誕生!

いちご狩りが体験できるハウスは、世界でも珍しい、
上下に動く可動式タイプのいちごの棚。
まるでいちごが宙に浮いているよう! 
かつてないいちご狩り体験をすることができます。

〈GREENARIUM awajishima〉

〈GREENARIUM awajishima〉

〈グリナリウム淡路島〉があるのは、
神戸から30分、大阪から1時間という、
関西圏からアクセスしやすい北淡路土地改良区。
運営会社である〈淡路の島菜園〉の
「農家が知っているフレッシュで完熟したイチゴやトマトの
美味しさをもっと近くで届けたい」という思いから作られました。

いちご狩りに予約は必要? 料金は?

〈グリナリウム淡路島〉では
栽培スペースの中でゆったりと過ごせる
『いちごピクニック』プランが用意されています。

これは「空飛ぶいちごハウス」の入場券、いちご1パック、
ミニテーブル&チェア+レジャーシートのピクニックアイテムがセットになっており、
大人1名1000円(3歳以下は無料)、予約制となっています。

ちなみに、いちごの収穫体験は別途料金がかかるオプション。
栽培棚のいちごを自由に収穫して、量り売りしてもらうというスタイルになっており、
1パックの収穫で500〜700円という料金設定です。

グリナリウム淡路島の入り口

〈あしぇっと八ヶ岳〉にて 国産「天然黒トリュフ」を使った フレンチ料理フェア開催!

2019年1月30日(水)まで、山梨県北杜市にある
摘み草フレンチレストラン〈あしぇっと八ヶ岳〉にて
国産の「八ヶ岳天然黒トリュフ」を使用したフレンチ料理フェアが開催されています。

こちらが、その黒トリュフ。

八ヶ岳天然トリュフ

八ヶ岳天然トリュフ

〈あしぇっと八ヶ岳〉は地産地消を掲げるレストラン。
マダムの清水由妃子さんは、トリュフハンターとして
犬や豚などに頼らず、独自の感覚のみで、トリュフを採取しているのだそう。

さらに、その天然黒トリュフをフレンチの素材として
使えるまでに熟成させ、その日の朝に採取した野草ともに、
八ヶ岳風の創作フレンチ料理として提供できるようにしたのだとか。

熱海の新名物! 〈熱海温泉 毒饅頭〉に、 ドクダミを減らした二代目が登場!

より「食べやすく」なった熱海の毒まんじゅう!

2018年より発売されている熱海の新名物、
〈熱海温泉 毒饅頭〉をご存知ですか?
なんと、ドクダミが入った温泉漫頭なんです!

その毒饅頭にこのたび、より進化した
新味〈二代目 熱海温泉 毒饅頭〉が登場します!

二代目 熱海温泉毒饅頭

二代目 熱海温泉 毒饅頭

国産のドクダミパウダーと本葛と小豆のみで作られた「毒饅頭」。
〈初代 熱海温泉 毒饅頭〉が発売されたのは、2018年8月のこと。
瞬く間に1日あたり数百個が売れるようになったヒット作です。

2019年1月19日(土)より発売される新味
〈二代目 熱海温泉 毒饅頭〉では、
ドクダミの量を初代の4分の1にして、食べやすくしました。

初代と二代目。色で違いが一目瞭然

上が初代で下が二代目。色で、使われるドクダミの量の違いが一目瞭然。

生地に練り込んだドクダミは、もっとも餡と生地に合った
兵庫県産無農薬栽培のものを使用。
生地には生産量が少なく高価な、
鹿児島県と宮崎県産の本葛を混ぜています。
こし餡は北海道産の小豆餡です。

インパクトのある初代と、食べやすい二代目。
お値段は4個入りで1,389円(税別)。
通販は行っておらず、熱海市の〈伊豆半島合同会社〉のみで購入できます。
営業日は週2日間(毎週土曜と、もう一日はなんと気分次第)ですのでご注意を!

伊豆半島合同会社

販売場所の伊豆半島合同会社

47都道府県の“地元ならではの味”を ポテトチップスで再現。 新作は、紅しょうが天に 焼きまんじゅう、炙り柿の葉すし!

〈カルビー〉が、47都道府県の「地元ならではの味」
にちなんだポテトチップを開発する
〈ラブ ジャパン〉プロジェクトに新作が!

2019年月1月21日(月)より発売されるのは、
大阪の「紅しょうが天味」、青森の「貝焼き味噌味」、
奈良「炙り柿の葉すし味」など、いずれも尖ったラインナップです! 
数量限定・期間限定での販売となります。

大阪府庁公館にて行われた、寄贈式及び商品発表会

大阪府庁公館にて行われた、寄贈式及び商品発表会

大阪の味「ポテトチップス 紅しょうが天味」は、
紅しょうがのさわやかなおいしさと天ぷらの濃厚感を再現。
揚げたしょうがの香ばしい衣の風味や、
梅酢の酸味とピリッとしたしょうがの辛味が効いたポテトチップスです。

インターネット上で地元愛の強い方々から
寄せられた案をもとに試食を重ね、味やパッケージを決定。
他の案には「豚まん」「どて焼き」「いか焼き」などがあったそう。

奈良「炙り柿の葉すし味」

奈良「炙り柿の葉すし味」

奈良は、ネットで「奈良漬け味」や「鹿せんべい味」等の
案が出ましたが、「炙り柿の葉すし味」に決定。

昨年は、柿の葉すし味が発売されたため、今年は「炙り」になりました。
炙り柿の葉すしでは、炙ることによって生まれた
鯖の芳醇な味わいが広がるのが特徴。
この「炙り柿の葉すし味」での、ほんのりと感じる
柿の葉の香りと相まって、食欲をそそる味わいとなっています。

鹿児島「鰹みそ味」

鹿児島「鰹みそ味」

そして鹿児島は「鰹みそ味」。鰹みそとは、鹿児島県民が愛する、
甘口の味噌に、カツオ節を練りこんだ調味料のことです。
甘めの味噌をベースに、カツオ節の風味をしっかりと効かせた、
「鰹」のインパクトを感じるポテトチップスになりました。

「ポテトチップス 鰹みそ味」では、
枕崎産のカツオ節を100%使用。水分を保ったまま燻して作られ、
サラダや煮物にも使われる「なまり節」を使っています。

上勝町のごみまで資源にする
〈RISE & WIN〉のクラフトビール。
山奥に人が集まる斬新なしかけとは?

自然のなかに突然現れる地域密着クラフトビール工場

徳島県の山奥の上勝町に、突如として現れるユニークな形をした建物。
その奇妙さは周囲ののどかな風景にインパクトを与えているが、
よく見ると味のある木材が多く使用されていて、マッチしていないこともない。

特徴的な開口部が印象的なショップ兼ブルワリー。〈中村拓志 & NAP建築設計事務所〉による建築設計だ。

特徴的な開口部が印象的なショップ兼ブルワリー。〈中村拓志 & NAP建築設計事務所〉による建築設計だ。

さらに目を凝らしてみると、使われている木材は窓枠や机のリユースなのだ。
それらは上勝町にあるごみステーションから集められたもの。
まちに沈殿している思い出や歴史を、新しい価値として生まれ変わらせた。

中央の“空き瓶シャンデリア”はもちろん、壁には棚机がそのまま設置されている。

中央の“空き瓶シャンデリア”はもちろん、壁には棚机がそのまま設置されている。

それが〈RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store〉(以下、RISE & WIN)。
店名のとおり、クラフトビールを製造販売し、現在4年目を迎えている。
主力のビールは〈KAMIKATZ LEUVEN WHITE〉だ。
上勝の特産である柚香という柑橘を香りづけに使用している。
しかも果汁が搾られたあとの皮を利用。地産地消であり、無駄もない。
ほかにも〈KAMIKATZ IPA〉は、上勝の名産である乳酸菌発酵の上勝晩茶を
使用するなど、地域性を打ち出したビールを展開している。

〈LEUVEN WHITE〉や〈IPA〉などの定番に加えて、このときに発売していたのは〈Morning Summer〉。

〈LEUVEN WHITE〉や〈IPA〉などの定番に加えて、このときに発売していたのは〈Morning Summer〉。

上勝の野菜や鹿肉、豚肉を練り込んだ自家製ホットドッグのプレートと、ビーフブリスケットサンドプレート。

上勝の野菜や鹿肉、豚肉を練り込んだ自家製ホットドッグのプレートと、ビーフブリスケットサンドプレート。

最近は海外のブルワーが訪れ、ここでビールを仕込んでいくことも多いという。
そのなかには、普段は口にすることがないような変わったビールもある。
徳島の海水から採った塩を大量に利用するゴーゼビールや、
メキシカンチリと上勝の柑橘を使ったビールなど、
地域の原材料と外国人ブルワーの感性が出会うラボのようにもなっているのがおもしろい。
なかには長い時間かかるビールもあったよう。代表の田中達也さんが教えてくれた。

「上勝晩茶を発酵させる使用済みの桶を譲ってもらい、
そこに麦汁を入れて醸すビールをつい先日仕込みました。
ただし2年間かかるらしいです(笑)」

火をおこしながらインタビューに答えてくれた代表の田中達也さん。

火をおこしながらインタビューに答えてくれた代表の田中達也さん。

ほかにもユニークなビールをたくさんつくっている。
さまざまなものを実験的につくってみる気持ちが強いようだ。
そんな遊び心が表れた第2工場も昨年オープンさせた。
〈KAMIKATZ STONEWALL HILL CRAFT & SCIENCE〉と名づけられた工場は、
ターナー賞を受賞したこともあるイギリスの建築集団〈Assemble Studio〉の
手によるものだ。この工場ができて以来、生産能力が飛躍的に増え、卸し業も開始。
上勝産のクラフトビールが全国へと広がっていくことになった。

あえて統一されていないひとつひとつの窓枠がいいアクセント。

あえて統一されていないひとつひとつの窓枠がいいアクセント。

〈あわじ島うにクリーム コロッケバーガー 極〉登場。 うに板1枚を贅沢に載せちゃいます!

兵庫県・淡路島では、絶品の生うにが採れるのをご存知ですか?

このたび、淡路島にある〈うずの丘大鳴門橋記念館〉の
に〈淡路島オニオンキッチン うずの丘店〉にて、
淡路島産の絶品うに板、1枚をまるごと贅沢に載せてしまった
〈あわじ島うにクリームコロッケバーガー 極〉が登場しました!
あわじ島うにクリームコロッケバーガーに、淡路島産生うにのうに板を
1枚まるごと載せたのが〈極〉です。

「特製うにグラスソース」をたっぷりかけます

〈あわじ島うにクリームコロッケバーガー〉は、
淡路島産生うにが入った濃厚うにクリームコロッケに、
「特製うにグラスソース」をたっぷりかけ、
アクセントに淡路島産のりをかけたバーガー。

隠し味に、淡路島産のキッコー酢で漬けこんだシャキシャキきゅうりも! 
こちらの価格は1000円ですが〈極〉はなんと5000円の高級メニューです! 
(いずれも税抜価格)

あわじ島うにクリームコロッケバーガー 極

あわじ島うにクリームコロッケバーガー 極

そもそも淡路島の「うに板」は、あえて腹側を見せるように
盛付されていて、通称「逆さのウニ」と呼ばれています。
保存のためのミョウバン水を使わないで塩水で洗うだけなので、
苦味を感じないのが特徴。

うに板が1枚……!!

うに板が1枚……!!

さらに〈極〉は、玉ねぎ染め風呂敷に包んだ状態でご提供。
風呂敷と中の木箱を開け、うにクリームコロッケの上に別添えの
うにグラスソースをかけます。さらにうに板のうにを、
バターのように贅沢に塗って塗って召しあがれ!

大丸東京店、 今年の恵方巻はタラバ蟹からガレット、 キャンディーまで全150種!

〈札幌かに家〉タラバ脚肉入りズワイ巻 4,860円(2月3日限定販売、限定数30)

お正月の次は恵方巻のシーズン!? 
2月3日の節分に向けて、大丸東京店の地階・ほっぺタウンに、
正統派の豪華系から、タラバ蟹、ガレットなどの変わり種まで、
150種類の恵方巻が揃います!

東京駅に隣接する大丸東京店は、お弁当の種類年間延べ1,000種類、
1日1万食以上のお弁当を販売する、まさにグルメ天国です。
さっそく販売される恵方巻の一部をご紹介します!

〈日本橋 日山〉米沢牛ステーキ巻き

〈日本橋 日山〉米沢牛ステーキ巻き 10,800円(2月3日限定販売、限定数10)

〈牛たん かねざき〉笹かまと牛たんの恵方巻

〈牛たん かねざき〉笹かまと牛たんの恵方巻 1,800円(2月3日限定販売、限定数50)

〈銀座アスター〉アワビふかひれ恵方巻

〈銀座アスター〉アワビふかひれ恵方巻 5,000円(2月3日限定販売、要予約、限定数5)

〈中島水産〉2019年19種の具材の恵方巻き

〈中島水産〉2019年19種の具材の恵方巻き 15,800円(2月3日限定販売、限定数10)

2019年にちなみ、本マグロやフグ、
キャビアなどの豪華食材、19種類を巻き込んだ〈中島水産〉、
米沢牛のサーロインステーキ250グラムを巻き込んだ〈日本橋 日山〉、
海苔のかわりにズワイかにで巻いたかに尽くし恵方巻〈札幌かに家〉、
牛タンも笹かまぼこも味わえる欲張りな〈牛たん かねざき〉など、
バラエティ豊か!

フライング恵方巻きも

〈平島〉具だくさん大名巻

〈平島〉具だくさん大名巻 1,850円(1月9日から販売)

また、事前に試すことができる
“フライング恵方巻き”も1月9日から販売しますので、
気が早い方はぜひお試しになってみては!

茶葉をポン酢で食べる!? 〈東京茶寮〉で希少な 「手もみ茶」を飲んでみよう

東京・三軒茶屋にある、ハンドドリップ日本茶専門店〈東京茶寮〉が、
オープン2周年を迎えました。
2周年記念メニューとして登場したのは、希少な“手もみ茶”! 
飲み終わった茶葉は、ポン酢でいただくのだそう!

東京茶寮

東京茶寮

商品や内装に現代的なエッセンスをプラスして、
日本茶の新たな表現の可能性を模索する東京茶寮。
そこで今回、現在、国内でただ一人だけ残る手もみ茶の永世名人
「住田恵朗(すみだよしろう)」さんを招き、
スタッフ全員で「手もみ茶」づくりを行ったのだそう。

手もみ茶の永世名人・住田恵朗(すみだよしろう)さん

手もみ茶の永世名人・住田恵朗(すみだよしろう)さん

住田さんは、手もみ茶を60年以上作り続けて来られ、
いまなお現役の手もみ茶トップランナー。
手もみ茶は、全行程で約5〜6時間もかかる上に、
出来上がりは数百グラムにしか満たないという大変手間のかかるお茶。

手もみ茶は、江戸中期に蒸し製煎茶法を考案した永谷宗円のときから始まる、
煎茶の歴史のまさに原点ともいえるお茶です。

お茶は乾燥させたものをお湯で戻す飲み物なので「再現性」が大事。
フレッシュな生葉が持っている成分を、
いかに損なわずに乾燥状態の茶葉に閉じ込め、
湯が注がれたときにもとの状態に近いところまで復元するか。
あるいは持っていた成分が湯の中にいかに多く抽出されるか。
ここが肝心。

手もみ茶

手もみ茶の場合、この茶葉の再現性に美学があるんです。
お湯を注げば大きく茶葉が広がり、ヒラリと一枚の葉に戻ります。
まるで、たったいま、そこで摘み取ったかのようです。

手に取った茶葉

温泉街に新たな交流拠点!
空き家リノベ第1号は、
陶芸家とデザイナーと旅館若旦那によるカフェ

内と外がつながるカフェに人が集まる

長門湯本温泉に〈cafe & pottery 音(カフェ・アンド・ポタリィ・おと)〉
という名のカフェが2017年8月に誕生した。
〈長門湯本温泉〉再生プロジェクトによる、
空き家リノベーションの第1号である。温泉街のほぼ中心にあり、
音信(おとずれ)川を望むロケーションだ。

築50年ほどの木造住宅を、地域の有志でカフェにした。
通りからは店伝いに川の気配が感じられ、
外と内がつながっているような空間である。
ガラス戸を開け放していると、時折鳥が迷い込んでくる、
そんなのどかなカフェだ。
店内は漆喰の壁やウッドデッキのテラス、古木を利用した家具をはじめ、
手仕事のぬくもりにあふれている。

〈cafe & pottery 音〉。風が吹き抜ける心地よい空間。

〈cafe & pottery 音〉。風が吹き抜ける心地よい空間。

リノベーションで空き家がカフェ&ギャラリーに。

リノベーションで空き家がカフェ&ギャラリーに。

この場所を交流拠点にしようと考えたのは、
同プロジェクト推進リーダーの泉 英明さん(第4回参照)だ。
空き家の活用に役立つし、何より眺めがいい。
泉さんは長門湯本での活動を始めた2017年春、
長門市役所の松岡裕史さんらに空き家利用を提案した。
その時はまだカフェになるとは決まっていなかった。

松岡さんは以前より、年々増える空き家の調査を徹底する必要性を感じていた。
そこは温泉街に人を呼び込む拠点になるし、
賑わいもお金も生み出せる可能性を秘めた場所だからだ。
とはいえ、空き家の問題はデリケートだ。まず、持ち主の多くは県外にいる。
地元の年配者などに相談を重ねて、件の家主から了承を得ることができた。

異業種6人でカフェを運営する会社を創立

場所の確保はできた。ではどう使うのが最善か。
実は長年、地域の若手を中心にして、とある空間構想があった。
それは〈萩焼深川窯(ふかわがま)〉のサテライトショップだった。
深川窯は長門湯本三之瀬(そうのせ)地区に360年ほど前、
萩藩の御用窯として誕生した萩焼の窯元で現在は5軒の窯元がある。

水と緑豊かな三之瀬の谷に萩焼深川窯の5軒の窯元がある。

水と緑豊かな三之瀬の谷に萩焼深川窯の5軒の窯元がある。

長門湯本温泉・大谷山荘の大谷和弘さん(第5回参照)は、
「世界に誇る伝統の焼き物を、
旅館の外でも気軽に見ていただける場所が地元にあるといいなと思っていました。
できれば萩焼深川窯の器を使ったカフェを併設して、
ここに暮らす私たちも一服できるようだといい。
そういう案はずっと仲間内でありました」と話す。

また旅館〈玉仙閣〉の伊藤就一さんは、
「『温泉街に気軽に休める場所がない』というお声は
お客様からよくいただいておりました。
身内からも、うちの若女将からは長年、『カフェがないのは寂しい。残念だ』
と言われていました」と話す。
大阪から長門に嫁いだ〈玉仙閣〉若女将の伊藤昌代さんは、
バックパッカーとして全国を巡った旅好き。
旅先にあるとうれしいもののアイデアがいろいろと浮かぶそうだ。

外からの訪問者にとって、
カフェはその土地に親しむ入り口のような場所かもしれない。
ひと息ついて地図やスマホを広げて、さてどこを巡ろうかなどプランを練る。
まちにすてきなカフェがあるかは昨今、旅の大事な要素になっている。
特に女性には!

〈cafe & pottery 音〉のロゴマーク。音信川が流れる谷あいの温泉地・長門湯本温泉がモチーフ。

〈cafe & pottery 音〉のロゴマーク。音信川が流れる谷あいの温泉地・長門湯本温泉がモチーフ。

「交流拠点としてのカフェ構想」は随分前からあったものの、
人材不足や運営コストの問題から実現には至らなかった。
しかし官民連携の温泉街再生プロジェクトである。今回は違った。
「これが最後のチャンスかもしれない」と、
関わる者は並々ならぬ決意で取り組んでいる。

行政職員からの激励もあり、先の大谷さんと伊藤さんは
萩焼深川窯の次世代に声をかけた。幸いにもこの10年、
萩焼の若手が外での勉強を経て故郷へ戻っていた。
「温泉街で“器をテーマにしたカフェ”を一緒にやらないか。
そぞろ歩きの拠点になるような場所づくりを、
ひとりひとりが経営者の意識を持って運営していこう」と。

そうして〈cafe & pottery 音〉を営む〈合同会社 おとずれプランニング〉が誕生した。
メンバーは代表者の大谷和弘さん、伊藤就一さんを筆頭に、
萩焼深川窯から〈田原陶兵衛(たはらとうべえ)窯〉の田原崇雄(たかお)さん、
〈坂倉新兵衛(さかくらしんべえ)窯〉の坂倉正紘(まさひろ)さん。
長門市在住のグラフィックデザイナー・白石慎一さんと、
長門市で花屋やカフェを営む山村亨(あきら)さんが後に加わった。

店名に込めた思い〜〈cafe & pottery 音〉

店の最終的な名付け親は白石さんだった。
「音信川沿いなので“音”の漢字を使いたい。
“音カフェ”もいいけど、カフェと同時に
萩焼深川窯のギャラリーとしての役割も重要です。
メンバーで話し合い、〈cafe & pottery 音〉に決まりました」

〈cafe & pottery 音〉。視覚的にデザイン性を感じる。
地元では、親しみを込めて「音(おと)」と呼ばれているのもなんだかいい。

グラフィックデザイナー・白石慎一さん。カフェのテラスで自身のUターンの経緯やプロジェクトへの思いをうかがった。

グラフィックデザイナー・白石慎一さん。カフェのテラスで自身のUターンの経緯やプロジェクトへの思いをうかがった。

「テーブルやカウンター、陳列棚は、
坂倉新兵衛先生と田原陶兵衛先生の工房にあった、
樹齢を重ねた一枚板をご好意でいただきました。
それを萩市の家具職人、中原忠弦さん(中原木材工業)にお願いして、
古材に新たな命を吹き込んでもらいました」と白石さん。

陶芸家の坂倉正紘さんは、
「まさか自分がカフェをやるとは思っていませんでした」と胸の内を語る。「だけどやるからには徹底する」と決心したという。
「長門湯本温泉を再開発するタイミングで、
自分も何か動き出すべきでないかと考えていましたから」

萩焼深川窯の窯元には、作品を展示販売するギャラリーがある。
茶陶として発展した歴史から茶道具が中心で、高価な品が揃う。
工房内にあるため、ふらりと訪ねるにはどこか敷居が高く感じられる。

それを踏まえて〈cafe & pottery 音〉では、
気軽な「日常の食器」をテーマに萩焼深川窯の3人の若手作家が創作に励む。
カフェを運営する田原さんと坂倉さん、
そして坂倉善右衛門窯の坂倉善右衛門さんだ。

「店内の色調や照明、展示台なども、みんなでアイデアを出し合いました」
と坂倉正紘さん。
「山口県でリノベーションを数多く手がける木村大吾さんに相談しながら、
地元大工の池永正成棟梁に専門的な橋渡しをしてもらい、進めていきました」

職人に指導を仰ぎながら、皆で一生懸命漆喰塗をした。

職人に指導を仰ぎながら、皆で一生懸命漆喰塗をした。

木村大吾さんは泉さんのまちづくりの旧友で、
山口県で住宅の新築・改装を行う一級建築士である(金剛住機株式会社)。
カフェのプランニングなどに関わった木村さんは、
「歩道と川を結びたいと思いました。向こう側が見えていると、
店に入りやすくなるんです。オーナー陣から『自分たちで〈DIY〉をしたい。
予算削減につなげたい』と要望があり、
みなさんへの指導も地元の工務店にお願いするかたちをとりました」と話す。

「カフェのリノベーションをきっかけに地域の若手がひとつにまとまった気がする」と、ある行政職員は話す。

「カフェのリノベーションをきっかけに地域の若手がひとつにまとまった気がする」と、ある行政職員は話す。

図面が仕上がり、オープンまでは4か月ほど。
改装は進み、住宅の壁や天井板、畳などが取り払われ、
閉ざされていた和室に外からの光が降り注いだ。
〈cafe & pottery 音〉の当時のFacebookページを見ると、
工事中の写真が並び、空間は人の手でこうも変わっていくのかと感動する。みなさんの充実ぶりが笑顔から伝わる。

世界遺産の島・黒島で、
何を見る? 何を体験する?
黒島を遊びつくす完全ガイド!

長崎県佐世保市本土から、西へ約12キロの沖合いに浮かぶ黒島。
400人余りの島民のうち、約8割がカトリック信者で、
人々の信仰の歴史を物語る「黒島の集落」は、
2018年7月、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の
構成資産のひとつとして、世界文化遺産に登録されました。
しかし、黒島の魅力はそれだけではありません。
釣りやサイクリングを楽しみたくなる、ダイナミックで豊かな自然。
半農半漁で暮らす、昔ながらの営みの風景……。
ガイドブックには載っていない、よりディープな黒島の楽しみをご案内します。

小さな島の大きな自然を、からだいっぱいに感じて

空と海と緑。なんにもないけれど、それだけで美しい風景が、島内のあちこちに広がっています。

空と海と緑。なんにもないけれど、それだけで美しい風景が、島内のあちこちに広がっています。

これまでの連載でもご紹介してきましたが、黒島周辺の海域は、
複雑に入り組んだリアス海岸と島々が織りなすダイナミックな景観が特徴で、
大小208もの島々が点在する〈西海国立公園 九十九島(くじゅうくしま)〉として、
国立公園に指定されています。

黒島は、その九十九島の中で最も大きな島。
樹々が黒々と生い茂る姿から「黒島」と呼ばれるようになったという説もあり、
1周12.5キロほどの小さな島ながらも、
特徴的な地形や地質、動植物が、さまざまな表情を見せてくれます。

黒島の西端、女瀬(めぜ)付近の海辺。

黒島の西端、女瀬(めぜ)付近の海辺。

この透明度の高さ! 岩礁が多く、海水浴には向いているとは言い難いですが、この海の青さには感動を覚えます。

この透明度の高さ! 岩礁が多く、海水浴には向いているとは言い難いですが、この海の青さには感動を覚えます。

火山性のゴツゴツとした岩肌と、澄んだ美しい海。
この豊かな海を求め、遠方から訪ねてくる釣り人も多いそう。
ひじきなどの海藻、貝なども採れます。

ひじき発見!

ひじき発見!

県下最大規模の岩脈で、県の天然記念物にも指定されている串ノ浜岩脈。

県下最大規模の岩脈で、県の天然記念物にも指定されている串ノ浜岩脈。

こちらは黒島西端の海岸部に広がる、串ノ浜岩脈。
岩脈とは、地層や岩石の割れ目にマグマが入り込み、板状に固まったもので、
この串ノ浜岩脈は、800万年前の地殻変動によって形成されたといいます。
干潮時には総全長300メートル以上にも及ぶ岩脈が現れ、
長い年月がつくり出した壮大な自然の造形を間近で見ることができます。

海辺に横たわる巨大な岩も大迫力。火山活動や海の浸食が生み出した自然の彫刻です。

海辺に横たわる巨大な岩も大迫力。火山活動や海の浸食が生み出した自然の彫刻です。

次は、黒島随一の絶景スポット蕨(わらべ)展望所へ!
黒島は島全体が標高100メートル前後の台形状の地形となっており、
南側の海岸線は、高さ50〜100メートルの切り立つ浸食崖となっています。
断崖絶壁の長崎鼻と、その向こうに続く五島灘……。
黒島特産の御影石のベンチに座って眺める景色は、息を飲む雄大さです。

黒島に来たら必ず訪れたい景勝地長崎鼻。天気が良ければ上五島まで見渡せます。

黒島に来たら必ず訪れたい景勝地長崎鼻。天気が良ければ上五島まで見渡せます。

そして、黒島の海の恵みを体感するなら、ぜひ釣りにチャレンジを!
九十九島周辺、なかでも黒島は、
多種多様な魚が釣れることで有名で、全国から釣り人が訪れます。
釣り具を持参しての磯釣りはもちろん、
島内の民宿や漁師さんによる、漁船のチャーターも可能。
島旅ならではの思い出づくりにおすすめです。

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船釣り体験・漁船のチャーターに関する問い合わせ 
黒島ウェルカムハウス

住所:佐世保市黒島町8-4

TEL:0956-56-2311