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posted:2019.2.4 from:和歌山県東牟婁郡古座川町 genre:食・グルメ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2019年2月1日、和歌山県東牟婁郡古座川町の
〈古座川ジビエ〉プロジェクトが
熊野の秘境に育まれたジビエ(狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉)
を手軽に食べられる「こころうたれる」シリーズを発売しました。
〈古座川ジビエ〉は、2015年にスタートしたプロジェクト。
古座川町では年間1,000頭以上の鹿・猪が有害捕獲されており、
その大半が山に捨てられてしまっていたのだそう。
同プロジェクトは、その鹿肉・猪肉を有効活用するために始まりました。
現在では鳥獣食肉加工処理施設〈古座川ジビエ 山の光工房〉で
鹿肉・猪肉を上質なジビエ肉へと加工し、
安全・安心でおいしい「古座川ジビエ」ブランドとして、
東京、大阪の高級飲食店をメインに販路を広げています。
2017年にはこの取り組みが評価され、
内閣官房と農林水産省が選定する〈第4回ディスカバー農山漁村の宝〉の
ジビエグルメ賞を受賞しました。
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この度発売された「こころうたれる」シリーズは、
もっと気軽にジビエ肉を食べてほしいという思いから開発されました。
大きな特徴は、清流・古座川の豊かな自然環境のもとで育った鹿・猪を
捕獲されてから2時間以内に選別し、処理加工していること。
古座川ジビエは驚くほど臭みがなく、
一流シェフからも高い評価を受けているのだとか。
今回は発売されたのは「こころうたれるステーキ(鹿肉/猪肉)」(2枚650円)、
「こころうたれる焼肉(鹿肉/猪肉)」(200g 550円)、
「こころうたれるボロニアソーセージ(鹿肉)」(5枚550円)、
「こころうたれるコロッケ(猪肉)」(5個800円)、
「こころうたれるハンバーグ(鹿肉)」(2個550円)の5つ。
同シリーズは、オンラインストアにて販売中。
このプロジェクトでは、これからも古座川ジビエと
古座川町のプロモーションに力を入れていくそう。
古座川町にも、ぜひ一度いってみたいですね!
information
古座川ジビエ 山の光工房
住所:和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬851
代表者:野崎洋一
事業内容:鹿肉・猪肉の解体処理、販売
設立:2015年4月
電話:0735-72-6006
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