〈山里カフェ Mui〉
猟師である女性オーナーが
自ら猟をするジビエカフェ

年間100頭以上を狩猟し、自ら解体してカフェで提供

木の陰で息をひそめる、その女性が見つめる先には獣道が続く。

「勢子(せこ)と呼ばれる別働隊と猟犬が、追い込んでくる獲物をこうやって待ち伏せて、
通りかかった瞬間に銃で撃つんです」と教えてくれた。

いわゆる「巻き狩り」という伝統的な狩猟法で、
愛知県豊田市の山間部にある足助(あすけ)地区では、
多いときで10数人のハンターが集まり、この猟を行っている。
捕獲した山の恵みは、参加者全員で山分けするのが、昔からの習わしだ。

清水潤子さんは、猟師歴5年目。散弾銃が使える第一種銃猟免許に加えて、
わな猟、網猟免許も持ち、巻き狩りだけでなく単独でも猟を行い、
年間100頭以上の鳥獣を狩猟。
自ら解体、調理を行い、豊田市内の足助地区で営む〈山里カフェMui〉で、
ジビエ料理のランチとして提供している。

この秋から猟に出ることを目指し、現在訓練中の猟犬・ベリー(メス・4か月)と一緒に山へ。

この秋から猟に出ることを目指し、現在訓練中の猟犬・ベリー(メス・4か月)と一緒に山へ。

「イノシシ 捕る 資格」と、検索したのが始まり

「実は、結婚直後に、末期がんと診断されて。
私は新潟県長岡市の田舎育ちなので、
主人が『自然豊かなところで過ごせば、少しでも良くなるのでは』と考え、
間伐体験や米づくり体験など、いろいろな場所へ連れて行ってくれたんです」

最初は、横になって見学しているだけだったが、徐々に病状が回復。

「本当に、奇跡的に良くなったんです! 当時を知る人からは、
久しぶりに会うと『しぶといな~(笑)』ってからかわれます」

この足助地区を訪れたのも、米づくり体験がきっかけだった。
参加するたびに、地元農家の人たちからは、
イノシシによる農業被害について話を聞いていた。
昼食に登場するのも、イノシシ料理が中心。
そんなある日の昼休みに、目の前をイノシシが走り抜けた。

「それを見た農家の方が、『誰かとってくれ!』って口走ったんです。
しかしそこにいたのは、地域外からの参加者ばかり。
私たちのような“よそ者”にまで頼まなければならないほど、深刻な問題なんだと痛感して。
スマホで、『イノシシ 捕る 資格』と検索したら、狩猟免許のことが出てきて、
すぐに主人と、もうひとりの参加者と3人で申し込んだんです」

木の陰などで待ち伏せ、猟犬に追われ獲物が逃げてきたら、銃を構える。

木の陰などで待ち伏せ、猟犬に追われ獲物が逃げてきたら、銃を構える。

こうして、わな猟の免許を取得したのは2014年。
そのことを足助の農家の人たちに伝えると、
すぐに「今、罠にイノシシがかかっているけど来ないか?」という誘いの電話が。
1時間ほど車を走らせ、山の中に到着すると、大きなイノシシがかかっていた。

「最後に、ヤリを喉に突き刺してしとめるのですが、
ワイヤーが切れてこっちに突進してくるんじゃないかという恐怖心と、
返り血を浴びたときの罪悪感は、今でも忘れられません。
大切な命をいただいているのだからこそ、『無駄にしてはいけない』と強く思うのです」

駆除されたイノシシやシカの約9割が、埋設されている

猟友会に参加し、狩猟の現場に出るようになり、あらためて感じた問題がふたつある。
ひとつは、いわゆる鳥獣による農作物被害の深刻さだ。
豊田市では、イノシシやシカなどによる鳥獣被害が、
年間約1.2億円(豊田市産業部農政課「平成29年豊田市鳥獣被害状況調査結果」)に及び、
農家の人たちを悩ませている。

一方で、そういった有害鳥獣として駆除されたイノシシやシカは、
全国平均で約9割も、利用されることなく埋設されている。
ハクビシンやアライグマなどの小動物にいたっては、ほとんどが廃棄されているという。

緑色の大きな屋根の古民家が山里カフェMui。

緑色の大きな屋根の古民家が山里カフェMui。

「有害鳥獣といえど、命の重みに違いはありません。
せめて、最後までおいしく食べてあげたいと、
ちょうど募集中だった『三河の山里起業実践者』という制度に、
ジビエ料理を出すカフェのプランを提出したんです」

「三河の山里起業実践者」とは、愛知県の三河山間地域で起業に挑戦する人を支援し、
移住・定住を促進する県の事業。
清水さんのプランは見事採用となり、
当時暮らしていた愛知県刈谷市から足助地区への移住を決意。
すでに足助で購入してあった築150年の古民家を改装してジビエカフェを開く夢が、
現実のものとして動き出した。

猟師の先輩にもらった、20年前のシカの剥製。角が左右に広がっているのは、山がきれいに手入れされていた証。現在のシカは、角が上に真っ直ぐ伸びているそう。

猟師の先輩にもらった、20年前のシカの剥製。角が左右に広がっているのは、山がきれいに手入れされていた証。現在のシカは、角が上に真っ直ぐ伸びているそう。

東北が誇る美酒と食を、 風土や人の営みとともに感じて楽しむ。 〈東北・美酒と食のテロワージュ〉 が始動! 〈ビールの里〉遠野を巡る

つくり手と参加者がともにテーブルを囲むような旅

2019年8月、ウェブサイト〈東北・美酒と食のテロワージュ〉が公開になりました!

土地の気候や資源を生かし、特色ある美酒を生む酒蔵・ワイナリー・ブルワリーが
数多く存在する東北。

このウェブサイトでは、美酒を軸に東北を巡る、スペシャルな体験を紹介しています。

ツアー訪問地のひとつ、ビールの原料「ホップ」の畑(岩手県遠野市)。産地の風景は、ただその育つ姿や実りを眺めるだけでも美しい。

ツアー訪問地のひとつ、ビールの原料「ホップ」の畑(岩手県遠野市)。産地の風景は、ただその育つ姿や実りを眺めるだけでも美しい。

「テロワージュ」とは、
フランス語で「気候風土と人の営み」を表す「テロワール(terroir)」と、
「食とお酒のペアリング」を表す「マリアージュ(mariage)」を組み合わせた造語です。

提案するのは、美酒と食を味わうことはもちろん、
産地を訪れ、収穫体験や生産者の話を通じ、
産品が育まれた風土や人の営みをも体感する新しい旅のかたち。

産地である東北だからできる、
「つくり手と参加者がともにテーブルを囲むような旅」を目指しています。

「東北を味わい尽くす」イメージでつくられたウェブサイト。テーブルの上に東北6県の名産品が並びます。

「東北を味わい尽くす」イメージでつくられたウェブサイト。テーブルの上に東北6県の名産品が並びます。

ビールの里・遠野を巡るツアー

どんな体験ができるのか、テロワージュを体感するツアーのひとつ、
〈ビールの里・遠野ビアツーリズム〉(岩手県)に参加してきました!

集合場所の遠野駅舎。

集合場所の遠野駅舎は1950年竣工。レトロなたたずまいが印象的。

柳田国男の『遠野物語』や河童伝説などで知られ、
〈民話の里〉とも呼ばれる遠野は、半世紀にわたり続く、
ビールの原料「ホップ」の一大産地。
後継者不足による減産が問題視されていたなか、
「ホップの里からビールの里へ」という理想を掲げ、
行政・民間・生産者が連携したまちづくり〈Brewing Tono〉が成果を上げ、
国内外から注目を集めています。

遠野産のホップを使用した、遠野でしか味わえないビール

まずは駅から徒歩約3分の、マイクロブルワリーパブ〈遠野醸造TAPROOM〉へ向かいます。

東北電力が遠野市内の店にプランターで提供し、グリーンカーテン運動を行なっている。

店頭で栽培されているのはホップ。東北電力が遠野市内の店にプランターで提供し、グリーンカーテン運動を行なっているそう。

店はBrewing Tonoのプロジェクトの一環で、昨年5月にできたばかり。
県外から移住してきた3人が、ホップの産地遠野に、
遠野産ホップを使用したクラフトビールが飲めるブルワリーを誕生させました。

醸造所の見学後、2種類のビールを少しずつ試飲。
この日提供されたのは、イチジクと熟したイチゴのような甘い香りの〈ESB〉 と、
「畑で夏に飲みたいビール」をテーマに、
遠野のホップ農家と一緒にレシピを考え仕込んだ爽やかな〈サンクスセゾン〉。

醸造しているビールは約20種類。
春先にとれる白樺樹液や台風で落ちたりんごなど、
地元生産者から相談を受け企画するビールも多いとか。

ここでしか飲めないビールを味わいながら、
遠野という地で、ブルワリーと地元農家がつながり、
好循環が生まれていることをうかがい知ることができます。

伝承園でENGAWA BEER

ここからは貸切タクシーで〈遠野伝承園〉へ。

人と馬が同居していた「曲り家」などが移築されており、
かつての遠野の暮らしを垣間見ながら、縁側で3種類のビールを楽しみます。

ここにもホップのグリーンカーテンが。

ここにもホップのグリーンカーテンが。

味わえるのは、園内で販売している〈遠野麦酒ZUMONA〉の〈ZUMONAビール〉。
1789年に遠野で創業した建屋酒造店を前身とした〈上閉伊酒造〉が、
清酒の仕込みと同じ超軟水で仕込むビールです。
語り部が、「むか~し、あった“ずもな”~」と始まる遠野物語。
「むか~し、こんなところにおいしいビールがあった“ずもな”~」と
語り継がれるようにと願いを込めて名づけられたそう。

(左から)バナナの香りが楽しめる〈ヴァイツェン〉、「インターナショナル・ビアカップ2018」のKeg(たる)部門で、ライトラガーのカテゴリーチャンピオンを獲得した〈ゴールデンピルスナー〉、岩手県大槌町の大槌復興米を使用した〈TONO BEER GOLDEN ALE〉。

(左から)バナナの香りが楽しめる〈ヴァイツェン〉、「インターナショナル・ビアカップ2018」のKeg(たる)部門で、ライトラガーのカテゴリーチャンピオンを獲得した〈ゴールデンピルスナー〉、岩手県大槌町の大槌復興米を使用した〈TONO BEER GOLDEN ALE〉。

遠野産ホップを使用した〈ホップアイス〉も見つけました。
ホップをより身近に感じてもらうためのアイデア商品を、住民も日々考えているそう。
かつて廃棄されていたホップの蔓でトレーをつくるワークショップや、
蔓の繊維を利用した和紙も開発されています。

ほんのりとホップの香りがしてピリリと後から苦味が。地元小学生と高校生が協力して開発した伝承園限定商品で、ラベルも児童が描いたもの。ホップ産業が根づいていることを実感します。

ほんのりとホップの香りがしてピリリと後から苦味が。地元小学生と高校生が協力して開発した伝承園限定商品で、ラベルも児童が描いたもの。ホップ産業が根づいていることを実感します。

〈COFFEE & SHARESPACE tigris〉 北海道・羊蹄山の麓に町民待望の コーヒースタンドがオープン!

まちの真ん中に、新しい“なにか”が生まれる場所を

2019年5月、北海道虻田郡の喜茂別町(きもべつちょう)に、
〈コーヒーアンドシェアスペース チグリス〉がオープンしました。

国道230号と国道276号が交差するところにある、喜茂別町。
札幌や新千歳空港からニセコや
洞爺湖方面にいく際は、必ず通るまちです。
ところが以前は、まちの中心に喫茶店がなかったのだそう。
そこへ、町民待望のコーヒースタンドがオープン。
早くも人々が集い始めています。

羊蹄山の麓にある喜茂別町(きもべつちょう)。まちの名はアイヌ語「山にある川」を意味する「キム・オ・ペッ」に由来する。その名の通り、まちの8割近くを森林が占め、その森林を源にした多くの清流が流れる。

羊蹄山の麓にある喜茂別町(きもべつちょう)。まちの名はアイヌ語「山にある川」を意味する「キム・オ・ペッ」に由来する。その名の通り、まちの8割近くを森林が占め、その森林を源にした多くの清流が流れる。

店主は、デザイナーの加藤朝彦(ともひこ)さん。
時々店を手伝っているのは、奥さまであり、ライターの仲野聡子さん。

札幌に生まれ育った加藤さんは、上京し東京に暮らしていましたが、
いつかは北海道に帰り「気軽に立ち寄れるコミュニティを
つくりたい」と思っていたところ、帰省中に訪れた喜茂別町にある
〈ソーケシュ製パン×トモエコーヒー〉から見た羊蹄山(ようていざん)に感動し
「毎日この景色を見られるところに住みたい」と、移住を決意。
地域おこし協力隊として喜茂別町に移り住み、
拠点をつくりたいと模索していくなか、
「コーヒーを片手に、そこで知り合った人やものを楽しめる
場所にすればいいのではないか?」と思いたち、チグリスをオープンさせました。

だからこの店には、ゆっくり過ごすための工夫やおいしいもの、
人と人をつなぐきっかけがたくさん。

店内の様子

一押しメニューは、やっぱりコーヒー。
オリジナルブレンドやシングルオリジン、
喜茂別にある〈タカラ牧場〉のミルクを使ったカフェオレを、
〈のそら工房〉や〈HASU〉の焼き菓子などと一緒に楽しめます。

ロゴは仲野さんの同級生のデザイナー/アーティストの大西真平さんが描いてくれたもの。「チグリスの“リス”に引っ掛けてエゾリスモチーフでお願いしたところ、キュートなロゴを作ってくれました。今やファンも多いです」(仲野さん)

ロゴは仲野さんの同級生のデザイナー/アーティストの大西真平さんが描いてくれたもの。「チグリスの“リス”に引っ掛けてエゾリスモチーフでお願いしたところ、キュートなロゴを作ってくれました。今やファンも多いです」(仲野さん)

長野県の白馬に工房を構える〈のそら工房〉の焼き菓子。元々は町内のソーケシュ製パンで、パンを焼いた後の釜の余熱を使って焼き菓子を焼いていたそう。ドーナツは町内にある〈藤田菓子舗〉が製造している定番商品。

長野県の白馬に工房を構える〈のそら工房〉の焼き菓子。元々は町内のソーケシュ製パンで、パンを焼いた後の釜の余熱を使って焼き菓子を焼いていたそう。ドーナツは町内にある〈藤田菓子舗〉が製造している定番商品。

最近では、喜茂別で活動している〈HASU〉の焼き菓子も提供を開始。
にんじんマフィンやごぼうショコラ、生姜ビスコッティなど、
野菜を使った体に優しいお菓子が並びます。

HASU

金〜日曜日は、今年から地域おこし協力隊に着任した
元フレンチシェフがランチを提供。

週替わりのランチ。メインのほかにパン、サラダ、ドリンクつき。

週替わりのランチ。メインのほかにパン、サラダ、ドリンクつき。

カウンターテーブルにはコンセントがあり、Wi-Fiも利用可。
デスクワークをする方も快適に作業できます。
また、イベントやワークショップを行うスペースとしてチグリスを利用することもできるそう。

「チグリスは、“人・もの・情報が集まり、
新しいなにかが生まれる場所”をコンセプトにしています。
“チグリスに行けばなにかおもしろいことがあるかも”と
気軽に立ち寄ってもらい、コミュニケーションの
ハブになれたらと思っています」と、加藤さん。

既に英語レッスンやオーダーメイドの帽子受注会、
町内の団体が会合を行うスペースとして活用されています。

丁寧につくられたものを 一番おいしい状態で届けたい。 仙台で〈量り売りマルシェ〉が 始まっています!

あらゆるロスをなくしてくれる量り売り

量り売りマルシェが開催されていたのは、
「仙台」駅からJRまたは市営地下鉄で約6分の「北仙台」駅にある、
〈紫山のごはん会 分室〉。
ふだんは料理教室が開かれるガラス張りのコンパクトな空間に、
宮城県内でつくられた新鮮野菜や発酵食品が並びます。

開催場所は「北仙台」駅と青葉神社参道入り口を結ぶ細い道路沿い。小さな入口なので、見逃さないように注意。

開催場所は「北仙台」駅と青葉神社参道入り口を結ぶ細い道路沿い。小さな入口なので、見逃さないように注意。

企画したのは、〈旅するイチとニ市〉や〈するめNIGHT〉など、
宮城県内でイベントを企画する〈PLANNING LABORATORY〉の渡辺さんと、
宮城県大崎市岩出山でハムとソーセージを手づくりする〈ジャンボンメゾン〉の高崎さん。

生産者である高崎さんと、生産者とイベントを企画することが多かった渡辺さん。
開封後すぐに捨てられてしまうプラスチック容器と、
必要以上に購入され捨てられる食品のロスを減らしたいという
思いを持っていたふたりが出会い、2019年6月に始まりました。

笑顔が素敵な高崎さんと渡辺さん。出店している店や商品の魅力を気さくに教えてくれます。

笑顔が素敵な高崎さんと渡辺さん。出店している店や商品の魅力を気さくに教えてくれます。

季節のおいしいものを楽しむことからはじめてほしい

量り売りマルシェは、月1回、太陽の動きに合わせて季節を表す
二十四節気に合わせて開催されます。

8月限定の出店者〈FARM OCHI〉のすいか。カットしてくれるので、食べられる分量だけ買うことができます。

8月限定の出店者〈FARM OCHI〉のスイカ。カットしてくれるので、食べられる分量だけ買うことができます。

取材したのは二十四節気の「処暑」にあたる、8月23日。
夏の気配が残るこの日は、山形県尾花沢で
無農薬・無化学肥料のスイカをつくる〈FARM OCHI〉や、
宮城県の農家の朝採れ野菜を販売する〈とうほく食育実践協会〉が出店。

来店者が毎回楽しめるよう、時季に合わせた
旬の商品を定番商品とともに並べるようにしているそう。

〈とうほく食育実践協会〉が販売する野菜。この日は宮城県の秋保や美里の農家の野菜がそろっていました。

〈とうほく食育実践協会〉が販売する野菜。この日は宮城県の秋保や美里の農家の野菜がそろっていました。

「環境保全や食品ロスを前面に押し出すと、構えてしまい、届けたい人に届かない。
まずは旬のものを純粋に楽しんでもらいつつ、
課題を考えるきっかけになってほしい」と渡辺さんは話します。
楽しみながら考えることが、長くつづける秘訣だと思っているからです。

季節のもののほかに、出店者同士のここだけのコラボレーションも楽しみのひとつ。
この日は、手ごねパン〈ecru〉が、
隣で出店する〈aroma-rhythm〉のミックスハーブを使用した
〈ハーブの丸パン〉を販売していました。

国産小麦と白神こだま酵母を使用した〈ecru〉の丸パンとベーグル。お昼時には、〈ジャンボンメゾン〉のハムをサンドして食べる人も。

国産小麦と白神こだま酵母を使用した〈ecru〉の丸パンとベーグル。お昼時には、〈ジャンボンメゾン〉のハムをサンドして食べる人も。

保存容器持参での買い物

主催者の願い通り、ほとんどの人が
エコバックや保存容器を持参して買い物にやってきます。

持参容器に入れてもらった〈ジャンボンメゾン〉の4種類のハム。いろいろな種類を少しずつ試せるのも量り売りの魅力です。

持参容器に入れてもらった〈ジャンボンメゾン〉の4種類のハム。いろいろな種類を少しずつ試せるのも量り売りの魅力です。

会場では、繰り返して使えるラップ〈Beeswax Wrap〉も販売しています。

カラフルでかわいい柄が多いので、選ぶのも使うのも楽しいBeeswax Wrap。

カラフルでかわいい柄が多いので、選ぶのも使うのも楽しいBeeswax Wrap。

Beeswax Wrapは、みつろう・ホホバオイル・松ヤニでできた専用シートを、
コットン素材の布に染み込ませた食品保存用のラップ。
洗って乾かすだけで4~5年繰り返し使うことができます。
みつろうの抗菌作用で、食品の鮮度を長持ちさせてくれるのも魅力です。

ワークショップも開催されているので、好きな布を選んで、自分で作ることもできます。

ワークショップでつくったラップはすぐに使うことができ、
量り売りマルシェで購入した商品を包んで持ち帰ることもできます。

Beeswax Wrapのように、環境にやさしい食品の保存方法も教えてくれるこのイベント。
渡辺さんは、「イベントをやることが目的ではない」
「今の状況が当たり前ではないことに気がついてほしい」と話します。

容器持参で買い物ができるお店が近くにあるのが理想ですが、
毎月イベントに来ることで、エコバックや保存容器を持って買い物に行く理由を考え、
ゴミを減らす習慣を日常の中に落としこんでもらうことが願いです。

地元の人が教える おすすめスイーツ店。 フルーツ王国・岡山で 「食欲の秋」デビューするなら、 この4店で!

〈nid sand〉のスイーツサンド。(左)グレープフルーツカスタード390円、(中)フルーツホイップ390円、(右)シャインマスカットホイップ420円。すべて税込。

夏が過ぎ去りましたが、ブドウを始め岡山におけるフルーツの勢いは衰え知らず。
岡山の民が編み出したフルーツメニューを食べ、秋のスタートを切りましょう。

岡山市中心部〈nid sand〉は断面命!のスイーツサンド専門店

岡山の交通の要・岡山駅に着いたら、まずは〈nid sand(ニ サンド)〉へ。
市民の憩いの場である西川緑道公園沿いにあるお店は、駅から徒歩20分ほど。

天然酵母の素朴なパンを歯切れの良い厚さにカット。一口食べるとフルーツ、パン、クリームの黄金バランスに思わずにんまり、シャインマスカット最高。

天然酵母の素朴なパンを歯切れの良い厚さにカット。一口食べるとフルーツ、パン、クリームの黄金バランスに思わずにんまり、シャインマスカット最高。

このすばらしき断面美。
サンドに使われるフルーツのうち、モモ(7月〜8月中旬頃)、ブドウ(7月〜9月頃)、
イチゴ(12月〜6月上旬頃)は
店主・宮脇直美さんの地元である岡山県赤磐市の農家さんから仕入れているそう。
※その年によって仕入れ時期は異なります

甘さ控えめのシンプルなホイップクリームは絶妙なあんばい。
そのままでもおいしい新鮮なフルーツがさらにおいしく……。
小さい頃からフルーツに慣れ親しんできた人のつくるサンドは美味なわけだと納得します。

常時10〜15種類のスイーツサンドが並びます。岡山県外のフルーツを使ったサンドや〈塩大福〉などの変わり種サンドも魅力的。

常時10〜15種類のスイーツサンドが並びます。岡山県外のフルーツを使ったサンドや〈塩大福〉などの変わり種サンドも魅力的。

素材によってクリームに塩や甘酒を足してみたり、
紅茶やチーズを合わせたり、宮脇さんの試行錯誤に感謝したくなる完成度の高さ。
定期的に繰り出される新商品を制覇すべく、足繁く通う男性のお客様が多いのも頷けます。

information

map

nid sand

住所:岡山県岡山市北区柳町2-9-13

営業時間:12:00〜売切次第終了

定休日:水曜、第一日曜(今後、定休日が増える可能性あり)

Web:https://www.facebook.com/pages/category/Dessert-Shop/nid-sand-205210869867469/

方言すぎる昔話! 鹿児島弁が炸裂する セイカ食品〈南国白くま〉 新Web動画

現地の人も喋れないレベルの鹿児島弁!?

創業116年、株式会社設立100年。
菓子・アイスクリーム・冷凍食品製造卸を生業とする
鹿児島県の〈セイカ食品株式会社〉。

〈ボンタンアメ〉、〈兵六餅〉など、全国展開のあるお菓子やアイスを
多数製造している老舗食品メーカーです。

そのセイカ食品の主力商品とも言えるのが、練乳かき氷〈南国白くま〉。

昭和44年の発売以来長年愛され続ける〈南国白くま〉ですが
この夏、注目の新Web動画『方言すぎる昔話』が発表されました。

このWeb動画、誰もが知っている日本の昔話を
「南国白くま版」としてアレンジしているんです。

動物たちはとってもかわいらしいのですが、
なんとも鹿児島弁の存在感が際立つ仕上がりです。
島根県出身、東京都在住の筆者には、
ぶっちゃけ何を言っているのかほとんどわからない(笑)。
現地の人も、ある年代の人にとっては懐かしさを感じるそうですが、
それより下の年代になるとところどころ理解できるものの
同じようには話せなかったりするんだとか。

〈SAPPORTLANDER’S〉 60周年の友好を記念した、 札幌市とポートランド市による 限定コラボビール

ビール好きが一丸となって考案

札幌市とポートランド市。
両市は2019年の今年、姉妹都市提携60周年を迎えました。

これを記念して先日発売されたのが、限定醸造ブランド
〈SAPPORTLANDERʼS(サッポートランダーズ)〉の缶ビール2種
〈60TH IPA(シックスティース・アイピーエー)〉と、
〈60TH HOPPY WHEAT ALE(シックスティース・ホッピー・ウィート・エール)〉です。

日本国内におけるビール醸造の礎を築いたまちと言われている札幌市。
一方のポートランド市も、人口約65万人ながら、
約70もの小規模醸造所が存在します。

この両市に共通する“ビールのまち”というアイデンティティを活かし、
「60周年の乾杯ビールを自分たちでつくっちゃおう」ということで
スタートした今回のプロジェクト。

ビールを製造している様子

ポートランドにある1996年創業の醸造所〈Lompoc Brewing〉を朝7時に訪れ、ビールを製造している様子。

主に札幌側で構成された市民メンバー60名を1月に募集し、
彼らから資金を集め、4月に札幌の醸造家2名がポートランドの
醸造所2か所で2種類のコラボレーションビールを醸造。

ビールの香りや味の方向性、ラベルデザインなどは
市民メンバーが取り決め、札幌市内の輸入会社2社の協力を得ながら
醸造のレシピ作成や実務をブルワーとブルワリーに
託すかたちで今回の実現に至ったのだとか。

秋田〈いぶりがっこチーズディップ〉。 居酒屋で人気の黄金の組み合わせが、 いつでも手軽に食べられちゃう!

〈いぶりがっこチーズディップ〉税別400円。

チーズ好きにはたまらない、〈いぶりがっこチーズディップ〉が誕生

「チーズ好きが『ああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!』
ってなりそうな商品、新発売でございます!」

という、あきた県産品プラザの触れ込みで
SNSを席巻した〈いぶりがっこチーズディップ〉はもう試しましたか!?

かねてから居酒屋をはじめ家庭でも大人気の、
いぶりがっことチーズの組み合わせ。
ポテトチップスや、いぶりがっこが入ったお饅頭など、
関連する商品も多数生み出されてきました。

今回は、その最強タッグがディップとして巡り会ったのです。

ディップとして

大根をいぶって燻製にし、
米糠にじっくりと漬け込んでできるのが秋田名産のいぶりがっこ。
それを細かく刻み、チーズ風味のソースと和えることでディップとして仕上げました。
独特の風味とかぐわしさは、チーズのまろやかさと相性抜群。
いぶりがっこのパリパリっとした食感もお楽しみください。

野菜につけても

ディップになったことで、これまではシンプルに単品でいただくことの多かった
「いぶりがっこ×チーズ」の組み合わせを幅広く楽しめるように。

クラッカーやパンにつけてもよし、
バーニャカウダの野菜や白身魚のフライなどに合わせてみるのも最高です。
焼いた竹輪やはんぺんにのせれば、ちょうどよい酒の肴にもなりそうな……。
熱々の茹でたてパスタに和えて食べるのもおいしそうですね。
アレンジ自在の、なんとも魅惑的なディップソースができました。

夏休みの自由研究にも!
「藁納豆づくり」から「太陽光発電」
まで田舎暮らしの“DIY”3本立て

こんにちは! 
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

我が家では今まで、暮らしのなかのあらゆるものを
「自分たちでつくってみる」という実験をしてきました。
きな粉、ヨーグルト、椅子、テーブル、小屋、発電機……。

今まで「買う」だけだったものを、手を動かしてつくってみると、
それをつくってくれていた人への感謝の気持ちが生まれたり、
自分でやってみた ! という達成感が、ささやかな自信を持たせてくれます。

糸島の青い海

新しい挑戦をするなら、ぜひ夏休みに!

「DIY、やってみたいけれど、普段は忙しくて」という人でも、
「夏休みならちょっと挑戦してみようかな」と思ってもらえるかな? と思い、
過去に評判がよかった3つの「DIY」をご紹介したいと思います。
夏休みの自由研究に、お子さんと挑戦してみるのもオススメです!

藁からつくる! 天然の納豆菌がいきる「藁苞(わらづと)納豆」

手づくり藁苞納豆!

昔々納豆は、藁によってつくられていたこと、知っていましたか? 
藁とは、田んぼで収穫した稲の、米の部分をとり除いた茎のこと。
藁の中には天然の納豆菌が住んでいるため、
昔の人はその藁を活用して納豆をつくっていました。

納豆ができる仕組みは以下の通り。

(1)稲の藁を使った藁苞に、蒸した大豆を入れる

(2)納豆菌が大豆を餌にして大豆の中で増える

(3)納豆ができる

いとしまシェアハウスの田んぼで収穫した稲藁。

納豆の誕生説は多数ありますが、
「聖徳太子が馬の飼料として残った煮豆を藁で包んでおいたら、できあがった」
「煮豆を藁で包んで保存しておいたら、いい香りがしてきた」など、
どれも藁に付着していた納豆菌による自然発酵がキッカケになっているそうです。

そして実は、藁と大豆には密接な関係がありました。
昔は田んぼで稲を育て、田んぼの畔で大豆を育てるのが一般的だったのです。

これは、大豆が空気中の窒素をかためて地面に流し込む習性があるため。
米の生育には窒素が必要なのですが、この大豆由来の窒素が天然の肥料となり、
田んぼを豊かにしていたんですね。
こうして同じ場所で育ったふたつのものが掛け合わされてできたのが、納豆なのです。

稲刈り時期の風景。

ちなみにスーパーで出回っている納豆は、人工的に培養された納豆菌を使っているので、
天然の納豆菌とはパワーが違います。
藁納豆の濃厚な豆の味わいと、とろける舌触り。
一度食べたら、その力強い味わいにやみつきになるはず! 

昨年、我が家で開催した納豆づくりワークショップでは、
一番下は2歳から、一番上は90歳まで、たくさんの方が参加してくれました!

藁苞納豆づくりワークショップの風景。

「蒸した大豆に納豆菌をふりかけるんですか?」という質問がありましたが、
藁にいる天然の納豆菌を使うので、使う材料は
我が家の田んぼでつくった無農薬無肥料のお米の藁と、無農薬の大豆のみ。

【用意するもの】

・藁(長くて丈夫なもの)

・大豆

・大きな鍋

・ホッカイロまたは湯たんぽ

・紙製の米袋、なければ新聞紙

・毛布

まずは納豆を入れるための「藁苞」をつくります。
藁の中央と端を紐で結んだら、半分に折り返して紐で仮止めします。

藁苞づくりの様子

藁苞には手刈り・天日干しをした丈夫で長い藁が必要です。最近は機械化や高齢化が進み、こういった高品質の藁を手に入れるのも難しくなっていると聞きました。

藁苞ができたら、納豆菌以外の菌を殺菌するために熱湯消毒します。

藁苞を熱湯消毒

納豆菌はほかの雑菌に比べて熱に強く、100度以上でも死滅しないのだとか!

その間に、藁苞に入れる大豆を蒸します。
ひきわり納豆をつくる場合は、蒸しあがった大豆を細かくカット。

藁苞の殺菌と、大豆の下準備が同時に終わるようにし、
蒸し大豆ができたら、熱々のうちに藁苞へ入れます。
もたついて温度が下がると雑菌が発生しやすくなるので、
手早く、ささっと入れるのがポイント。

藁苞に大豆を入れ藁で蓋をするようにして結ぶ

藁苞に大豆を入れたら、折り返した片方の藁で蓋をするようにして結びます。

藁で蓋をしたら、紙製の米袋やタオル、ホッカイロや湯たんぽで
ふた晩保温して、できあがり。

出来た納豆を試食中

食べ比べをして人気があったのが、ひきわり納豆。ひきわりのほうが納豆菌が豆の奥まで食い込んで、より“納豆らしい”味がします。

今はなかなか見ることができなくなってしまった藁苞納豆、楽しくつくってみませんか?
興味のある方は、こちらから納豆づくりキットが購入できますよ。

大豆2種類を食べ比べ! 無農薬大豆の藁苞納豆づくりキット

ブドウ畑のパノラマが望める 湯宿〈カーブドッチ ヴィネスパ〉で 心ゆくままにゆったり過ごす

角田山の麓に広がる〈カーブドッチ ヴィネスパ〉へ

角田山

朝もやに包まれた角田山。

穏やかに波を打つような山容の「角田山」。
新潟県内に自生する大抵の草木が見られる自然豊かな山。

その麓には広大なブドウ畑と5軒の個性豊かなワイナリーからなる
〈新潟ワインコースト〉があり、
その中に、レストランやベーカリーなどからなる、
〈カーブドッチ ワイナリー〉があります。

今回ご紹介する宿は、同ワイナリー内にある雄大な自然を望める
温泉リゾート〈カーブドッチ ヴィネスパ〉。

カーブドッチ ヴィネスパの外観

カーブドッチ ヴィネスパ正面玄関。角田山を彷彿とさせる、なだらかなアーチの屋根が特徴的。

ワイン樽の蓋

ワイン樽の蓋が目印。

ヴィネスパとは“ブドウの湯”という意味。
角田山の緑豊かな風景とブドウ畑に囲まれながら、
ゆったりと天然温泉に浸かることができます。

1階ロビーのテーブル席

1階ロビーの中庭に面した空間。

ひとたび中に足を踏み入れると、
広々としたガラス張りの開放的な大空間に、
思わず心が解きほぐされます。

中庭の池

水の流れを目で追ってしまうほどに、ここは“静”を感じる場所。

手入れの行き届いた緑あふれる中庭には、
ゆるやかに螺旋を描きながら放出される小さな噴水があり、
それを眺めながら静かにやすらぎのひとときを過ごすのも乙。

ロビーは吹き抜け

自然のエネルギーをチャージできそう。

中庭を囲むようにして吹き抜けており、
たっぷりと日差しが差し込んできます。

2階に小さなライブラリーもあるので、そこから好きな一冊を取り出して、
コーヒーでも飲みながらインプットの時間を。

中庭を眺められるシート席

中庭を楽しむための席も。

エリアによって置かれているテーブルやイスのテイストが違うので、
その時の気分に合わせて、自分好みの場所を見つける楽しさも。

たとえ天候が悪くても、雨露が滴る葉やその雨音を感じて、
日常を忘れ、何もしない贅沢な時間を堪能できるでしょう。

京都・西院〈エラマサ〉
宇治抹茶ハイと〈プリプリ中華炒め〉で
至福のカウンター飲み

旅の醍醐味はローカル酒場!
全国おすすめ酒場探訪記 京都編
京の夏の夜に欲しくなるのは、どんな料理にも合うすっきり抹茶ハイ

真剣に語り合うのはちょっと照れ臭い。
うまい酒とアテでお互いの趣味の話をゆるゆると。
そんな時は、おもしろい店主とお客さんが集まる酒場がいい。
粋な京都人たちだけが知っている開けっぴろげの隠れ家へ。

祇園祭の宵々山

今日の舞台は京都市。今年も7月16日に祇園祭の宵々山が行われました。そして、京都といえば伝統と革新がちりばめられたまちで、酒場の激戦区でもあります。

今回のローカル酒場は京都・西院の〈エラマサ〉。
京都観光の中心部で、繁華街のある四条河原町界隈から
阪急電車でわずか3駅と至近ながら、観光ではなかなか訪れない、
住宅地が広がるエリアです。

〈エラマサ〉の入り口

パッと見には昭和の喫茶店。でもポップで明解なメニューが、酒場好きの期待感を高めてくれます。

一緒に楽しんでいただくのは、共に京都の最新&トップカルチャーを知る……、
いえ、そのシーンを牽引するおふたり。

「泊まれる雑誌」をコンセプトに掲げ、町家を改装した体験型宿泊施設
〈マガザンキョウト〉のオーナーである岩崎達也さんと、
「京都喫茶文化遺産」という取り組みを立ち上げ、
古き良き京都の喫茶店を継承した〈喫茶マドラグ〉など、
複数の人気のカフェを営む山崎三四郎裕崇さん。
おふたりは岩崎さんが会社勤めをしていた頃に仕掛けた、
イベントを通じて知り合いました。

そこからの縁で、京都の文化や地域の活性化などを共に牽引する仲に。
普段飲む時にもこうしたことで激論を交わすのでしょうか? と聞くと
岩崎さんは苦笑しながら
「いやぁ、これからの京都をこうしたいとか、そういう話は全然しないです。
なんか同志っていうのも恥ずかしいですし。
とても居心地のいい空気をつくってくださる兄貴感があるんですよ」と岩崎さん。
「〈エラマサ〉の名前は、クリエイターの友人たちから聞いていたので、
どんなお店か気になっていたんです」

さあ、それでは、乾杯といきましょう。
今回は京都ということで、〈寶「宝焼酎の宇治抹茶のお酒」〉を使った抹茶ハイ。
エラマサでもメニューに出して以来、かなりの人気とのこと。

抹茶ハイで乾杯

「この抹茶ハイ、いい色だね~」と言いながら乾杯。多少照れ臭そうですが、1杯飲んだころにはすっかりいつもの調子に。(左・山崎さん 右・岩崎さん)

山崎さんは「見た目は濃厚だけどさっぱりいただけますね。これは食がすすみそう」と感心。
お店を見渡せば壁一面の黒板に、ポップに書かれたメニュー。
これはエラマサのマスター・井上宏幸さんの手書き。
そしてカウンターには大皿・小皿のお惣菜が並びます。
最新のヒップなブルックリンのスタンディングバーのようであり、
田舎の気のいい大衆食堂や小料理屋のようでもあり。

壁一面に手書きのメニュー

壁一面に描かれたマスター手書きのメニュー。最初は圧倒されますが、次第に楽しくなってくるから不思議。描かれているイラストは3名の作家さんの作品。「この店で知り合った人が描いてくれたんですよ」(井上さん)

井上誠耕園・人気の 〈オリーブオイルコンフィ〉シリーズ 新フレーバー 「ブルーベリー&カシス」 再販予定は……?

ヨーロッパの家庭で古くから親しまれてきた、〈オリーブオイルコンフィ〉。
野菜や果実をオリーブオイルに漬け込むことで保存性を上げ、
食材の旨みや栄養の吸収率も増すという、オイルを使った一石二鳥の保存食です。

そうした〈オリーブオイルコンフィ〉を
オリジナル商品として女性向けに展開してきたのが、
香川県小豆郡の〈井上誠耕園〉。
これまでに「木の実とドライ果実」「八朔チーズ」「柑橘ショコラ」などの逸品を
生み出してきましたが、このたび「ブルーベリー&カシス」が新たに仲間入りしました!
すでに人気で8月中は売り切れ。再販は9月になるのだそう。

〈オリーブオイルコンフィ ブルーベリー&カシス〉

〈オリーブオイルコンフィ ブルーベリー&カシス〉税込864円。

6月から登場した〈オリーブオイルコンフィ ブルーベリー&カシス〉は
低糖度に炊き上げてあり、甘すぎない爽やかな風味が魅力。
朝ごはんのパンやヨーグルトに使用するだけでなく、
レアチーズケーキやバニラアイスなどスイーツとの相性も抜群の一品に仕上がりました。

島根県産ブルーベリー。

島根県産ブルーベリー。

〈オリーブオイルコンフィ ブルーベリー&カシス〉は
特に国内産の食材にこだわっているそう。
6〜8月に旬を迎える島根県産ブルーベリーと青森県産カシスを使用しており、
季節のフルーツが一番おいしい状態で漬けこんであります。

青森県産カシス。

青森県産カシス。

出雲大社から徒歩3分。 和洋折衷な新感覚スイーツ 〈いずもちーずけーき〉のお店が誕生

中央の〈いずもちーずけーき ちーず〉税込420円、左奥〈いずもちーずけーき ぜんざい〉税込480円、右奥〈いずもちーずけーき いちご〉税込450円。

和洋折衷なチーズケーキが誕生

5月1日、出雲大社門前神門通りに
チーズケーキとモナカのお店〈いずもちーずけーき本舗〉がオープンしました!

お店の看板商品〈いずもちーずけーき〉は、
「ビンに入ったチーズケーキをモナカにディップして食べる」という新感覚のスイーツ。

〈いずもちーずけーき いちご〉

〈いずもちーずけーき いちご〉。上段が島根県産のいちごを使用したコンフィチュール。中段が生クリームチーズケーキ。下段がベイクドチーズケーキ。

その味の決め手となるのが、2層に分かれた絶品のチーズケーキです。
生クリームをふんだんに使った「生クリームチーズケーキ」は、
ふわふわとろとろで夢見心地な味わい。

厳選したクリームチーズをたっぷりといれた
「ベイクドチーズケーキ」はしっとりしていて濃厚な風味が口の中に広がります。
まるでチーズをそのまま食べているかのような濃さに、
チーズケーキ党のあなたはきっと虜になってしまうはず。

モナカにディップ

モナカにディップするとさらにおいしくなります。

〈いずもちーずけーき ぜんざい〉のフレーバーには小豆の蜜つけを使用

〈いずもちーずけーき ぜんざい〉のフレーバーには小豆の蜜つけを使用。

それぞれの異なる食感、風味を一緒に楽しめるだけでも最高ですが、
ぜひ試してほしいのはサクサクのモナカへのディップ(モナカは別売。1組・税込50円)。
島根を代表するブランド米〈仁多もち米〉でできたモナカは素朴な味わいで、
チーズケーキの良さをぐいっと引き出します。
単品では叶わない、和洋折衷のおいしさを実現しました。

お肉食べ放題! 島根県〈益田松永牛肉まつり〉が 7月27日に開催

島根県益田市のうまいものが大集合!

焼肉、アワビ、鮎の塩焼き、メロンなどなど……。
うまいもの大集合、お肉食べ放題のびっくりイベントが
7月27日(土)に島根県益田市で初めて開催されます。

島根県西部を流れる高津川。
国土交通省の2007年度の水質調査より
全国の一級河川の中で見事第1位に選ばれ、
以後複数回にわたって清流・日本一に輝いています。

そんな高津川流域で行われるのが〈益田松永牛肉まつり〉。
今回はじめての開催となる同イベントですが、
高津川流域のうまいものが大集結するのだとか。

茨城県・穂積家住宅に 夏季限定カフェがオープン。 料理の監修は銀座の名店・六雁

趣向を凝らしたかき氷や冷やうどんが登場

古くは万葉集で「手綱の浜の歌」が詠まれ、
文化や歴史ある都市として栄えてきた茨城県高萩市。

紅葉の名所・花貫(はなぬき)渓谷、
日本の渚百選に選ばれた高戸小浜海岸など
四季折々の美しい自然は多くの人を魅了します。

そんな高萩市にあるのが、茨城県指定文化財にも指定され、
築200年以上の歴史を持つ茅葺古民家「穂積家住宅」。

江戸時代に描かれた屋敷絵図の姿のまま現在まで残っており、
江戸時代中期の豪農住宅を知る上で貴重な文化遺産となっています。

この7月20日(土)から9月1日(日)までの間、
ここ穂積家住宅で地元食材を使った期間限定カフェ・高萩茶寮がオープン。

料理の監修は独自の感性でコンテンポラリーな日本料理を
展開する銀座の名店・六雁の総料理長である秋山能久氏。

お酒、お酢、ワイン!
暮らしに欠かせない
わたしのまちの醸造所

今月のテーマ 「わたしのまちの醸造所」

日々の食卓に欠かせない、味噌、醤油、お酢、日本酒、ワインといった醸造品。
インターネットの普及で、全国の醸造品が気軽に入手できる時代ですが、
もともとは地域で親しまれ、消費されてきたもの。

「これがないと味が決まらない!」「イベントが盛り上がらない!」
そんなふうに地域住民から愛される醸造品をつくるのは、どんな蔵?

今回は、日本各地に暮らすみなさんに、
まちの小さな醸造所を紹介してもらいました。

【岩手県花巻市】 地域を活性させ、生産者の志気をあげるワインづくり

株式会社エーデルワインの外観

岩手県花巻市大迫町(おおはさままち)にある、
昭和37年創業の老舗ワイナリー〈株式会社エーデルワイン〉。
主に大迫産のぶどうを使用したワインづくりを行っています。

大迫町のぶどう栽培の歴史は、昭和25年まで遡ります。
同年、県立の農業試験場大迫葡萄試験地が創設され、
本格的にぶどう栽培がスタート。

昭和37年には、町役場と農協が中心となり、
〈岩手県ぶどう酒醸造合資会社〉(現エーデルワインの前身)が設立され、
ワインづくりが始まったのです。

青々と葉が茂る、ぶどう畑の風景

エーデルワインで醸造したワイン

大迫町の気候は昼夜の温度差が大きく、
弱アルカリ性の石灰岩土壌であることから、ぶどう栽培に適した土地とされています。

2018年には、オーストリア・ウィーンで開催される
国際ワインコンクール〈AWC Vienna〉で、
日本のワイナリーで初めて、ひとつ星を獲得しました。

エーデルワインの直営店〈ワインシャトー大迫〉のテイスティングルームでは、厳選されたワインを有料で試飲できます! 売店にも無料のワイン試飲コーナーが用意されています。

エーデルワインの直営店〈ワインシャトー大迫〉のテイスティングルームでは、厳選されたワインを有料で試飲できます! 売店にも無料のワイン試飲コーナーが用意されています。

また、既存のワインとは別に、ぶどうやワインの品質向上のため、
ぶどう生産者ごとのワイン(通称:個別ワイン)をつくる取り組みも。
小さいタンクでそれぞれつくられ、ボトルには生産者の名前が入ります。

ぶどう生産者の名前が入る個別ワイン。

ぶどう生産者の名前が入る個別ワイン。

自分の名前が入ったワインができると、その年のぶどうのできを自身で確認できるうえに、
ぶどう栽培に対する士気も高まります。
ぶどう農家は日々、品質を確認しながら、おいしいぶどうづくりに励んでいます。

information

map

ワインシャトー大迫

住所:岩手県花巻市大迫町大迫10-18-3

TEL・FAX:0198-48-3200 ※工場見学の予約受付はこちら

開館時間:9:00~16:30

休館日:年末年始(12月31日~1月3日)

入場料:無料

WEB:https://edelwein.co.jp/edel_info/wein_chateau

Facebook:https://www.facebook.com/edelwein.co.jp/

photo & text

鈴木寛太 すずき・かんた

1991年東京都出身。2011年に発生した東日本大震災以降、大学のボランティアプログラムで、繰り返し岩手県を訪れるようになる。一度は就職するも、2015年8月、地域おこし協力隊として花巻市に移住。大迫(おおはさま)地区で、減少が続くぶどう農家の支援やイベントの企画・調整を行っており、2018年5月にぶどう農家となる。2018年7月末、3年間の地域おこし協力隊の任期を終え、本格始動中。

築210年の 京都指定有形文化財をカフェに 〈パンとエスプレッソと嵐山庭園〉

〈パンとエスプレッソと〉京都進出!

行列ができると都内で人気のベーカリーカフェ〈パンとエスプレッソと〉。
パンはもちろん、洗練されたパッケージや空間など
感度の高いグルメ女子の心を掴んで離さない同店ですが、7月7日(日)に、
初の京都店となる〈パンとエスプレッソと嵐山庭園〉がオープンします!

今回オープンする〈パンとエスプレッソと嵐山庭園〉は、
築210年の京都府指定有形文化財の旧小林家住宅をカフェとして改装。
奥行きのある店内で、ゆったりと買い物やカフェを利用することができます。
敷地内には広い庭もあり、全体を通して京都の風情ある雰囲気を楽しめる内容に。

松(ブランティーセット)2,200円(税込)

松(ブランティーセット)2,200円(税込)

ランチには、松・竹・梅と3種類ある嵐山庭園限定ランチセットを用意。
〈合わせ出汁のパニーニ〉や〈ごま油香るフォカッチャ〉などの
創作和風パニーニが登場するのだそう。

尾道〈LOG〉が細川亜衣さん監修の ランチを開始! 瀬戸内の味をまっすぐに頂ける 至福のひととき。

ランチが提供される1階の〈LOG DINING〉(18席)。

窓からの木漏れ日がやさしい〈LOG DINING〉でランチが食べられるように!

昨年末、尾道の山手に誕生した複合宿泊施設〈LOG〉
千光寺につながる坂道の途中にあり、この土地で暮らす人と観光で訪れた人が交差する、
居心地のよい空間を目指しています。

そんな〈LOG〉が、4月からランチ営業をスタートしました!

7月1日から8月31日まで提供されているランチメニュー。2000円(税別)。

7月1日から8月31日まで提供されているランチメニュー。2000円(税別)。

提供されるメニューはもちろん、
〈LOG〉の朝食やディナーを手がける料理家の細川亜衣さんが監修。
尾道の契約農家さんが育てた野菜や瀬戸内の魚をふんだんに使い、
おいしいものをよりおいしく味わえるよう素材の良さを引き出しています。
なお、メニューは季節ごとに変わるそうです。

こうして、今までは気になっていても宿泊しないと食べられなかった
〈LOG〉の食事を誰でも楽しめるようになりました。

仙台で見つけた、福を呼ぶおみやげ 〈仙台四郎パン〉がかわいい!

福の神「仙台四郎」のパンを発見

仙台のパン屋さんで、かわいい四郎さんを見つけました。

仙台では誰もがその名を知る「仙台四郎」。
江戸末期から明治30年ころ仙台に実在した人物で、
彼が抱いた子どもは丈夫に育ち、立ち寄った店が必ず繁盛したことから、
千客万来のシンボルとして人気になりました。
仙台では、今でも彼の色紙や置物を飾るお店がたくさんあります。

店頭に飾られた仙台四郎色紙。東北を旅していると、老舗の和菓子店などで見かけたことがあるのでは?

店頭に飾られた仙台四郎色紙。東北を旅していると、老舗の和菓子店などで見かけたことがあるのでは?

宮城県のパンとお菓子が集まる〈おかしマルシェ®〉

そんな四郎さんをモデルにした〈仙台四郎パン〉を見つけたのは、
JR仙台駅から徒歩約6分、駅前から続くアーケード商店街のひとつ、
クリスロード商店街にある〈おかしマルシェ®〉。
宮城県内の人気のパン屋さん・お菓子屋さんの商品を集めたセレクトショップです。

おかしマルシェがあるのはビルの2階。久世福商店 仙台クリスロード店の左隣の階段を上がります

おかしマルシェ®があるのはビルの2階。久世福商店 仙台クリスロード店の左隣の階段を上がります。

毎朝焼き立てパンが届く

店内には、毎朝県内のベーカリーから集荷してきた焼きたてパンが並びます。
パートナーは現在11店。
青葉区の老舗〈石井屋〉、若林区の〈ジャンヌダルク・フィスエペール〉や、
泉区でここ数年でオープンし、
話題の〈A DEMAIN(アドゥマン)〉、〈日和ベーカリー〉、
店舗を持たず、イベントでしか購入できない〈本沢三丁目 パン工房〉など、
どれも地元で人気のお店ばかりです。

オープンの11時には焼き立てパンがずらりと並びます

オープンの11時には焼き立てパンがずらりと並びます。

惣菜パンや、パイ生地のパン、あんぱんやクリームパンなど種類豊富

惣菜パンや、パイ生地のパン、あんぱんやクリームパンなど種類豊富。

日によって並ぶ店も商品も違うので、毎日通っても楽しいお店です。

今週末開催! 十勝の魅力が詰まったイベント 「十勝大百貨店」

十勝の“おいしい・たのしい・新しい”が一挙集結

現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』の
舞台となっている北海道・十勝。

5色に色が変化する神秘の湖・オンネトーや
マルセイバターサンドで有名な六花亭をはじめ、
豊かな自然とおいしい食べ物が豊富なエリアとして
賑わっているのは、みなさんご存知の通りだと思います。

今週末、そんな十勝の魅力的なもの・ことが集結するイベント「十勝大百貨店」が
二子玉川ライズで開催されます。

7月13日(土)から7月15日(月・祝)の3日間に行われる
この「十勝大百貨店」では、気になるコンテンツがたくさん。

まずひとつに、十勝の“おいしいグルメ”が大集合します。

パルメザン、モッツァレラ、ゴーダ、カマンベール、ラクレットの
5種類の十勝産チーズが入った満寿屋商店の〈とろ~りチーズパン〉や
十勝大麦100%の麦芽でできた、HOTEL NUPKAの〈旅のはじまりのビール〉、
チーズ工房 十勝野フロマージュのアイスなどなど、
東京だと普段なかなか味わうことができないフードが登場。

どれもひと捻り効いたものばかりなので、
ついついあれもこれもと食べちゃいそうです。

6種類の納豆を食べ比べ! 茨城の納豆愛が詰まった 〈いばらき農家の納豆〉

品種はもちろん、生産者や製造方法まで違う!?

粒の小さい早生(わせ)大豆を栽培したことで、
納豆づくりが盛んになっていった茨城県。
今でもたくさんの種類の納豆がつくられています。

そんな茨城で、この1月に納豆愛の詰まった
ユニークな納豆が誕生したのをご存知ですか?
その名も〈いばらき農家の納豆〉。

この〈いばらき農家の納豆〉、
品種はもちろん、地域や畑、生産者まで異なる6種類の貴重な大豆を使い、
日立の納豆職人が大豆ごとの特性に合わせて、それぞれ製造方法を変えるなど、
かなりのこだわりが詰まっているんです。

農家の方の顔が見える素朴なパッケージもポイント。

農家の方の顔が見える素朴なパッケージもポイント。

大手メーカーに真似できない細やかな工夫は、
納豆への愛に溢れているからこそできる技。

どの農家も農薬を使っておらず、
大豆は大地の恵みをしっかりと吸収した、
豆本来の香りが引き立つじんわりと体に染みる味わい。
どうぞ、それぞれの味の違いを確かめながら食べてみてください。

ちなみに、定番のタレとからしで食べるのではなく、
塩やしょうゆ、白だしを足したり、お酒のおつまみにしたりと、
いつもとちょっぴり違う食べ方をするのがおすすめなんだそう。

新宿〈レモンショップ by FRANÇAIS〉 瀬戸内産レモン99%使用の絶品 〈<生>レモンケーキ〉を食べよう!

レモンケーキ好きの楽園ができました

2019年の4月にオープンした
〈レモンショップ by FRANÇAIS 新宿西口店〉にはもう行きましたか!?
(以下、〈レモンショップ〉)

場所はJR新宿駅の西口改札を出てすぐ。
レモン色の外観が目を引くお店では、
とびきりおいしい2種類のレモンケーキを販売しています。

〈<生>レモンケーキ〉3個入

〈<生>レモンケーキ〉3個入 1,296円。毎日数を限定して販売中。閉店前に売り切れてしまうことも。

中でもぜひおすすめしたいのは、〈<生>レモンケーキ〉。
新宿西口店限定の商品で、
爽やかなレモンの風味とチーズの濃厚なコクが絶妙にマッチしたレアチーズケーキです。

ぷるんとしていて、見るからになめらかそうな表面のムースには
デンマーク産の高品質ナチュラルクリームチーズ〈BUKO〉を使用。
コクがありながらすっきりとした後味です。

「シュトロイゼル」というクッキーのガリッとした食感がちょうどよいアクセントに。

「シュトロイゼル」というクッキーのガリッとした食感がちょうどよいアクセントに。

中に入っているのは瀬戸内産レモンと、マスカルポーネの深みのあるレモンクリーム。
〈<生>レモンケーキ〉に使われているレモンのうち、なんと99%が瀬戸内産なんだそう。
海外のものに比べて、瀬戸内のレモンは酸味がやわらかく風味が豊か。
ケーキを口に含んだ時のサッパリとした清涼感を際立たせています。

〈レモンケーキ〉4個入

〈レモンケーキ〉4個入 864円。8個入 1,728円。12個入 2,592円。

定番品となっている〈レモンケーキ〉もぜひお試しを。
レモンピールと蜂蜜を加えてしっとりと焼き上げたスポンジ生地を、
レモン風味のホワイトチョコレートでコーティング。
甘さ控えめなレモンの香りが生かされたかわいらしいケーキは手土産にもぴったりです。

岩手県〈とおの屋 要〉
佐々木要太郎さん
食、どぶろく、風土を味わう
オーベルジュ

訪れる人の約8割が、都心部や海外の料理人、食通、飲食関係者という、
少し風変りなオーベルジュが、岩手県遠野にある。

そこは、「料理人」「米農家」「どぶろく醸造家」「発酵のプロフェッショナル」と
複数の顔を持つ、佐々木要太郎さんが主を務める〈とおの屋 要(よう)〉。

〈とおの屋 要〉の外観。

〈とおの屋 要〉の外観。

ひとつひとつの仕事に、目、鼻、舌、耳、皮膚、すべての感覚を研ぎ澄ませ、
類稀なる感性で、“オリジナル” というべきものに仕立て上げる佐々木さん。
その仕事への情熱と妥協のなさが口コミで広まり、
噂を聞きつけたシェフや飲食関係者が、次々と遠野を訪れるようだ。

〈とおの屋 要〉の玄関にて。

オーベルジュの白い暖簾をくぐるとと、
重厚感のある木戸を構えた、趣のある建物が。
岩手県紫波の豪農宅にあった、築200年前後の「米蔵」を移築再生した建物で、
玄関の左手には米蔵をリノベーションしたダイニングと、右手には新設した宿泊棟。
ささやかながらも存在感を放つ、懐かしの調度品が空間を演出し、
その洗練された雰囲気は、宿泊への期待を一層高めてくれる。

〈とおの屋 要〉のエントランス。

佐々木さんは、ここ遠野で100年以上続く〈民宿とおの〉の4代目。
民宿は現在も営業しているが、「自分の力だけで勝負できる場を」と、
9年前に民宿の隣に米蔵を移築し、オーベルジュの営業がスタートした。

宿泊棟の廊下。

1日ひと組限定で、1棟貸し切り。
和室と洋室のふたつの寝室が用意されており、最大8名まで宿泊可能。

館内には、佐々木さんがこれまで収集してきた、姿の美しい家具、オーディオ、
佐々木家で代々大切に使われてきた暮らしの道具、
山仕事の合間に見つけた植物でつくったというリースやスワッグが、
しっくりと空間にとけこんでいる。

建物の2階は、ダイニング吹き抜けのメゾネットになっており、
広さも、淡い光の差し込み加減も、調度品も、その配置も、すべてが心地いい。
宿泊者が気に入って、寝室ではなくここで寝る人もいるのだそう。

天井には、どっしりとした継ぎ目なしの栗材の梁と、
通常より倍以上も多く使われているという垂木。
ここまで贅沢につくられた米蔵は滅多にないらしく、建築ファンをも喜ばせてくれるはず。

2階のメゾネット。

2階のメゾネット。

このオーベルジュの楽しみはさまざまにあるが、
特に期待が高まるのは夕食タイム。
日本や海外からのシェフが、その味を求めて訪れるという佐々木さんの料理は、
とにかく独創的で、これまで目にも口にもしたことがないようなものばかりが登場するのだ。

佐々木さんが敬愛しているという北欧のデザイナー、ポール・ケアホルムの写真も。

タピるの次はレモネる!? レモンのまち・尾道にレモネード専門店 〈HOK STAND〉が誕生

ノーワックスの「瀬戸内レモン」を使ったレモネード

来たる6月30日(日)に、
レモネードスタンド〈HOK STAND(ホックスタンド)〉が
尾道本通り商店街(広島県尾道市久保1-2-24)にオープンします! 

左・「尾道レモネード」450円。右・「ハンドドリップコーヒー」450円には、中国地方初出店となる〈ONIBUS COFFEE〉の豆を使用。パッケージデザインはオーナーの櫻武さんが担当。

左・「尾道レモネード」450円。右・「ハンドドリップコーヒー」450円には、中国地方初出店となる〈ONIBUS COFFEE〉の豆を使用。パッケージデザインはオーナーの櫻武さんが担当。

〈HOK STAND〉のメニューは「尾道レモネード(450円)」
「ジンジャーレモネード(550円)」「キウイレモネード(550円)」などのレモネードが中心。

使われているレモンは、ノーワックスの「瀬戸内レモン」。
尾道市の向島や瀬戸田の農家さんから直接仕入れています。
そのレモンは香りが良く味に丸みがあるのが特徴で、
渇いた喉にちょうどよく染み渡る爽やかさです。

複数の砂糖をブレンドしてつくった特製シロップと
丁寧に吟味されたスパイスが合わさり、ここ尾道でしか飲めないレモネードになりました。

優しい雰囲気ながらも存在感のあるカウンターは、ベルギーの旧邸館で使われていたアンティークパネルの裏側で出来ているんだそう。

優しい雰囲気ながらも存在感のあるカウンターは、ベルギーの旧邸館で使われていたアンティークパネルの裏側で出来ているんだそう。

パネルには建築当時のものを使用。

パネルには建築当時のものを使用。

また、お店の内装は〈ユナイテッドアローズ〉などの店舗デザインを手がける
〈SMALL CLONE〉の佐々木一也氏が担当。
明治27年に建てられた歴史ある商店をリノベーションし、
建築当時からあった素材を活かしながらインダストリアルな空間に仕上げました。